春香「千早ちゃんはかわいいなぁ」(375)

春香「千早ちゃん」

千早「なぁに、春香」

春香「ふふっ。なんでもなーい」

千早「もう…一体どうしたのよ…」

春香「千早ちゃんはかわいいなぁと思って」

千早「っ!春香最近そればっかり…//」

春香「照れてる千早ちゃんもかーわいいっ」

千早「………//」

オツカレサマデシター

春香「ふあぁ…疲れたぁ~!」

千早「今日のレッスン厳しかったわね」

春香「もうくたくたで動けないよー。千早ちゃあん」ギュッ

千早「ちょ、春香っ?//」

春香「うぅー…。ちょっと千早ちゃん分補給させてー」

千早「こんな所誰かに見られたらっ…//」

春香「女の子が女の子に抱きついてたって誰も何とも思わないよー」クンカクンカ

千早「ひゃあ!は、春香っ…恥ずかしいから匂いなんてかがないでっ//」

春香「えへへっ。千早ちゃんまた照れてる。かわいい」

千早「春香ぁ…//」カァァ

春香「あぁー。このまま動きたくなくなっちゃうなぁ」ギュッ

千早「…………」ギュッ

春香「………星が綺麗だねー…」

千早「……そうね…」

春香「……………」

千早「……春香、うちに来る?」

春香「やだ千早ちゃんったらだいたーん!」

千早「ちがっ、そういう意味じゃなくて!//」

千早「春香疲れてるみたいだし、今から家に帰るの大変そうだからと思っただけで…!」

春香「大丈夫、ちゃんと分かってるよ~。…でも今日は帰るね」

春香「明日も学校あるし、千早ちゃんも疲れてるのにお世話になるわけにはいかないから」

千早「私は別に…」

春香「ふふっ…ありがとう、千早ちゃん。また今度お邪魔するね」

千早「えぇ。い、いつでもきてくれて構わないから…//」

春香「うん」ニッコリ

~翌日~

春香「いーまー、この恋愛感情の~♪」

千早「ふふっ。春香、機嫌よさそうね」

春香「えへへー。どうしてかわかる?」

千早「……どうして?」

春香「千早ちゃんといるからだよー」

千早「…っ!//」

春香「私もう千早ちゃんと芋があれば生きていけるよー」モグモグ

春香「千早ちゃん、土曜日の午後からオフだよね?」

千早「えぇ。春香は?」

春香「私もだよー。ね、ね、久しぶりにデートしようよデート!」

千早「で、でーと?//」

春香「うん!あのね、この前千早ちゃんに似合いそうな服見つけたんだぁ。行こうよ~!」

千早「別にいいわよ…他に予定もないし…//」

春香「わーい!じゃあ決定だね!」

土曜日

春香「千早ちゃーん!おまたせー」タタッ

千早「春香っ、お疲れさま」

春香「千早ちゃんもお疲れさまっ。ごめんね、待たせちゃった?撮影長引いちゃって…」

千早「いいえ、今来たばかりよ」ニコッ

春香「………」

ギュッ

千早「春香っ?//」

春香「うそつきー。すっごく手冷たいよ?」ニギニギ

千早「これは…もともと冷たいだけでっ…」アセアセ

春香「ごめんね千早ちゃん…温めてあげるね」ギュウ

千早「………//」カァァ

春香「千早ちゃん、千早ちゃん!この服着てみてー!」ファサッ

千早「ええっ?こんな服、私には似合わないわ…//」

春香「絶対かわいいって!さぁさぁ、入って入って!」グイグイ

千早「ちょっ…!わかったから!一人で着替えられるから!//」

春香「遠慮しないで!私が着せてあげる!」ガチャ

千早「は、はるかぁ//恥ずかしいから出てって//」カァァ

春香「ほら、ばんざいして、千早ちゃん!」

千早「ううっ…春香のばか…//」グスン

春香「千早ちゃん!次はこれ着てみてー♪」

千早「春香…いったい何着目なの…」ハァ

春香「これで最後だから!お願い!」

千早「最後って…春香一着も着ていないじゃない」

春香「私はいいの!かわいい千早ちゃんが見たいだけだから!」キリッ

千早「……私だって…」ボソッ

春香「ん、なぁに?」

千早「な、なんでもないわ…着替えるわね」ヌギヌギ

千早(……私だって春香のかわいいとこ見たいのに…)

春香「ふぅ。楽しかったね~。千早ちゃん何着てもかわいいんだもん」

千早(結局春香に言われるままに買ってしまった…)

春香「それ、ちゃんと着なきゃだめだよ?すっごく似合ってたから!」

千早「えぇ。ありがとう、春香」ホッコリ

春香「えへへー。あっ、千早ちゃん!クレープ食べようよ!あそこのクレープ美味しいって有名なんだよ!」

千早「春香、どれにするか決まった?」

春香「うーん…ストロベリーにしようかな!千早ちゃんは?」

千早「じゃあ私も春香と一緒ので…」

春香「だめだよ!それじゃあ私はこっちにする!」

千早「えっ…春香…?」ウルウル

春香「あぁ!別に変な意味じゃなくて!……別々のにしなきゃ食べさせ合えないなーと思って」

千早「…そう//」ホッ

春香「すみませーん!これとこれください!」

千早「………//」テレテレ

春香「はい、千早ちゃん。あーん」

千早「んっ…」アーン

春香「ふふっ。千早ちゃん、おいしい?」

千早「もう…春香さっきから全然食べてないじゃない//」

春香「だって上目づかいでこっち見ながら食べる千早ちゃんがかわいいんだもん」キャッキャ

千早「……私なんかより、春香の方がずっとかわいいわ…」

春香「えぇ~、ほっぺにクリームつけてる千早ちゃんとってもかわいいよ」ニヤニヤ

千早「なっ…!//」フキフキ

春香「千早ちゃんもっと自信持って大丈夫だよ。千早ちゃんはすっごくかわいいんだから」

千早「…ありがとう…//」

千早が春香に友達料払ってる展開だけはやめてください><

春香「じゃあ、そろそろ帰ろっか」

千早「…………」

春香「そんな顔しないでよー。帰りたくなくなっちゃう」

千早「だって…帰りたくないもの…」シュン

春香「はうぅ!!かわいい!!」ガバッ

千早「ちょ、春香っ…!//」

春香「千早ちゃん、私以外にそんなこと言っちゃだめだよ?」ムギュー

千早「春香も…私以外にこんなことしないで…//」ギュッ

春香「当たり前だよ!はぁ…千早ちゃんだいすき…」スリスリ

千早「………//」


春香「でね、千早ちゃんったらすっごくかわいいんだよ~」

春香母「はいはい。ほんとに千早ちゃんと仲がいいのね」

春香「うん!結婚するの!」

アオイートリー モシーシーアーワセー

春香「あっ、千早ちゃんからメールだ」ピッ


From:千早ちゃん

本文:
春香、今日はありがとう。すごく楽しかったわ。
また誘ってね。


春香「ふふっ。千早ちゃんらしい簡潔なメールだなぁ」

春香「私も楽しかったよ。千早ちゃんのかわいいとこいっぱい見れて」ピッピッ

春香「送信っと」ピッ

From:千早ちゃん

本文:
もう、春香ったら。
今何してるの?
春香の顔、見たい…。


春香「ぐはっ!ち、千早ちゃんなにこれずるい」

春香「お風呂上がりの私のセクシーショットでもつけてやろう」ピッピッ

春香「送信っと」ピッ

From:千早ちゃん

本文
ふふっ。春香の顔、おもしろいわ。
写真って、どんな風に撮ればいい…?


春香「えぇっ!?結構本気で撮ったのにー」ムー

春香「どんな風にかぁ…ふふっ…服脱いで撮ってみてっと…」ピッピッ

春香「だめだ、本気にしそう…」ピッピッ

春香「中学校の頃の制服姿がみたいなぁ~っと」ピッ

春香「変態くさいかな…まぁたぶん『バカなこと言わないで』とかって返ってくるんだろうなぁ」フフッ

From:千早ちゃん

本文:
着てみたけど、やっぱり少し小さかったわ。
制服が見たいなんて、春香変わってるわね。


春香「うわぁぁああ!!かわいい!!ていうかほんとに着てくれた!!!」

春香「いい感じに制服が小さくってえろいよ!でも胸まわりは余裕そう(笑)」ハァハァ

春香(今夜のおかずにしよう)ワクワク

千早「おはよう、春香」

春香「ひゃっ!お、おはよう、千早ちゃん」

千早「?どうかしたの…?」

春香「ううん!なんでもないよ!」アセアセ

春香(昨日の夜一人で盛り上がりすぎて千早ちゃんの顔見ると罪悪感が…)フゥ

千早「あ、そういえば春香。これ持ってきたわ」スッ

春香「へっ?…これ、昨日の制服?」キョトン

春香「千早ちゃ~ん」ギュ
千早「ちょ、ちょっと春香///」
春香「千早ちゃんいいにおーい」クンカクンカ
千早「も、もうやめ…ピピピピピピピピ
バッ
春香「はい、今月の友達期間終了ですよ!終了!それじゃ!」
千早「ま、待って!!」
春香「なんですか?」
千早「その…今日で最後だって知ってたから…はい」サツタバ
春香「えー……まぁいいや今0;46分だから1月17日の0:46分までね」
千早「ええ、今月は甘々じゃなくてちょっとDV多めでお願いするわ」

千早「春香、すごく喜んでいたから欲しいのかと思って…よかったらあげるわ」

春香「いや…私別に制服マニアじゃ…ハッ!!」

千早「?」

春香「こ、ここここれ、洗った!?」

千早「!?い、いえ…昨日一瞬着ただけだから…。ごめんなさい、洗って持ってくるわね」スッ

春香「だめぇえええ!今すぐ星井!!!」ガバッ

千早「わ、わかったわ…」ビクッ

春香「ありがとう~!千早ちゃん」ホクホク

千早「喜んでもらえてうれしいわ」ホッ

~翌日~

千早「お疲れさまです」

小鳥「あら千早ちゃん、お疲れさま。今から雑誌の取材だったかしら?」

千早「はい。あの、はる…みんなは?」

小鳥「春香ちゃんならダンスレッスンに行ってるわよ~」ニヤニヤ

千早「…ありがとうございます…//」


小鳥「うふふっ…千早ちゃん、いろんな表情するようになったわねぇ」

千早「そうでしょうか…?」

小鳥「えぇ。これも春香ちゃんのおかげかしら?」

千早「そうかもしれません…。今の私は、春香がいての私ですから」

小鳥(キマシタワー)

~レッスンスタジオ~

千早「春香、レッスン終わった?」

春香「千早ちゃん!いま終わった所だよ。わざわざ来てくれたの?」

千早「えぇ。さっき取材が終わって寄ってみたの。お疲れさま」

春香「そっか~。千早ちゃんもお疲れさま」

春香「えと…何か私に用があったりした?」

千早「? いいえ。特にそういうわけでは…」

春香「………」

ま、まさかお友達期限が!?

千早「………」

春香「……………」ジー

千早「…………あの…春香…?」オロオロ

千早「ごめんなさい……迷惑だったかしら…。春香の、顔が見たくて…私…」ウルウル

春香「っ…!!千早ちゃんかわいすぎ!!」ギュゥウ

千早「は、春香っ…//」

春香「もう千早ちゃん勘弁してよ…これ以上かわいくなられると私どうしていいかわからないよ…」ハァハァ

千早「そんなこと…//」


春香(やばい…千早ちゃんかわいすぎて少しいじめてしまった)

ちーちゃんはドMだからな

春香「千早ちゃん、久しぶりに早く終わったし、ご飯行こっか!あ、また二人でお料理する?」

千早「いいの?じゃあ二人で作りたい…」

春香「いいにきまってるよ!あ、こっちこそお邪魔しちゃって大丈夫?」

千早「えぇ…春香に来てほしい…//」

春香「えへへっ。それじゃあいこっか」ナデナデ

千早「…………//」コクン

この前見たはるちはSSはアイドル達順番に殺して食べていく話だった

春香「千早ちゃーん。野菜切れたー?」

千早「えぇ。もういれてもいいかしら?」

春香「おねがーい」

グツグツ

千早「おいしそうね」

春香「ねー!冬はやっぱりお鍋だよ~」

千早「……私、こういう料理食べるの久しぶりなの。一人で食べるようなものじゃないし、親と暮らしてる時も一緒に食べることなんてなかったから…」

春香「……………」

千早「あ、ごめんなさい春香…。こんな暗い話…」

春香「千早ちゃん」ギュッ

春香「これからは私がずっとそばにいるからね。二人でいろんなお料理作って食べよ?」ナデナデ

千早「春香っ…」ギュウ

「ごちそうさまでしたー」

春香「あーおいしかったぁ」

千早「…春香、この後どうするの?」

春香「んー、もう遅くなるしそろそろ帰ろうかなぁ」

千早「…そうね…」ショボン

春香「千早ちゃん、そんな顔されたら私ほんといろいろやばいから」

千早「…?」

春香「……(あーかわいい。キスしたい)」ジー

千早「あの、春香…?」

春香「はっ!あ、うん、なんでもない!」アタフタ

この千早からはるるんを奪いたい

千早「それじゃ、気をつけて…」ドンヨリ

春香「千早ちゃん…ほんとは私も帰りたくないんだよ…」

千早「うん……」

春香「…でもね、千早ちゃん。もし千早ちゃんが寂しいときはいつでもそばにきてって言ってね」

千早「うん……」

春香「私、すぐに飛んでいくから!あ、流石にアメリカとかは無理かもだけど」エヘヘ

千早「ふふっ…」クスッ

春香「それじゃあね」

千早「ん…」

翌日

千早「春香、今日仕事のあと会える?」

春香「うーん。ちょっと遅くなるかもしれないよ?いつもこの収録長引いちゃうから…」

千早「かなわないわ。その、家で待ってるから来てほしい…」

春香「ふえっ」

千早「だめかしら…」

春香「ふふっ。わかった。終わったら連絡するね!」

千早「えぇ」ニコッ

~収録スタジオ~

春香(どうしよう…もう21時まわったのに、収録終わんないよ…)

春香「ちょっと千早ちゃんに電話を…」スッ

アマミサーン シュウロクサイカイシマース!

春香「あっ、はーい!(どうしよう…)」

春香(千早ちゃん…怒ってるかなぁ)ハァ

オツカレサマデシター

春香「もう22時半だよっ…こんなに遅くなるなんて…!」

春香「と、とにかく謝らなきゃ…」スッ

春香「………!!」

春香「着信40件にメール32件って…」ビクビク

春香「……流石に全部千早ちゃんじゃないけどこれは……」

春香「…………」

春香「あの、もしもし、千早ちゃん!?」

千早「……は、るか…」

春香「っ!!ごめんね、千早ちゃん。こんなに遅くなるなんて」

千早「…仕事だから仕方ないわ…大丈夫よ」

春香「ほんとにごめん…」

千早「本当に気にしてないわ。…それより、今から来れる?」

春香「えっ?い、今から?」

千早「……春香に会いたい…だめ?」

春香「えーっと。ごめんねっ。電車が間に合わなくなっちゃうから今日は…」

自殺してそう

~翌日~

春香「プロデューサーさーーん…」

P「なんだよ今忙しいんだよ。お前のノロケに付き合ってる暇ねーんだよ」

春香「ちょ、ひどいです!それに今日はノロケじゃないです!」

P「そうか千早の話じゃないのか」

春香「いや…千早ちゃんの話ですけど…」

P「帰れ」

春香「そんな!今日はまじめな相談があるんです!」

P「はぁ…しょうがないな」

春香「最近、千早ちゃんがすごく私にべったりというか…依存してしまってる気がするんです…」

P「……………」

春香「別にそれが嫌なわけじゃなくて、むしろ私は嬉しいんです。もともと、誰かに頼られるのは大好きですし」

春香「でも私たちこのままでいいのかって考えてしまって…今の状態が悪化するかもって考えたらなかなか手も出せなくて…」

P「ちょっと待て!お前まだ千早とヤッてなかったのか!?」

春香「下品な言い方はやめて下さい!えっちどころかキスもまだですよー…」

P「まじかよ!それは流石に考えすぎじゃないか!?…お前がそんな我慢できるとは思ってなかった…」

春香「ほんと、正直やばいんですよ。千早ちゃん日に日にかわいくなっていくし、何回押し倒したくなったか」

はぁはぁ

春香「でも千早ちゃんはあんまりそういうことには興味なさそうというか、ただ一緒にいるだけで満足してるような感じなんです」

春香「キスしたいとか思ってるのって私だけなのかなぁ。プロデューサーさん、私って変態なのでしょうか…」

P「普通だろ。女同士ってこと以外は」

P「たぶん千早は、したいとかしたくない以前に知らないんじゃないか?そういうことする喜びを」

P「一度その味を覚えたら、毎日でもねだってきそうだな。千早の場合」

春香「ほら!プロデューサーさんでもそう思いますよね!?絶対よくないですよ…」

P「いいじゃん。お前もしたいんだろ」

春香「だからですよ!私もそれに流されて、二人ともダメになってしまいそうで怖いんです」

春香「私どうしたらいいですか…」

P「千早って扱いにくいからなぁ」

春香「ふふっ…千早ちゃんを乗りこなせるのは私だけですから」エッヘン

P「それが問題なのかもな。お前しかいないから、お前に依存するんだろ」

P「もっといろんなやつと仲良くさせた方がいいんじゃないか?」

春香「…千早ちゃんに友達つくれなんて言うんですか?嫌ですよ…。千早ちゃんには私だけいればいいんです」

P(だめだこいつら…)

春香に依存してる千早を無人島に置いてけぼりにしたい

P「とにかく、千早はしっかりしてるしそんなに悩まなくても大丈夫だろ」

春香「……………」

P「本当に千早のこと好きなのな」

春香「あたりまえですよ!」

春香「確かに千早ちゃんは他人から見ればそっけないとこあるし、歌に関してはわがままだし、胸は小さいし…」

春香「すっごくめんどくさいです!!」

春香「でもそんな所が私は―…」

P「おい春香…!」

春香「大す…………へっ?」

千早「は、はるか……」

春香「ち、千早ちゃん!?」

うわああああああああああああそんな展開やだああああああああ

春香「千早ちゃん…今の、聞いて…」

千早「…………」

春香「違うよ千早ちゃん!?何か勘違いしてないかな!?」

P(これはきつい…)

千早「………っ…」フルフル

春香「千早ちゃんの全部が好きって言いたかっただけなの!ほんとだよ!?」

千早「…………いやっ…」ポロポロ

春香「千早ちゃ…」

千早「…………て…ないで…」

千早「捨てないでっ…捨てないで捨てないでっ…」ポロポロ

春香「…………!!」

最後まで言わせてあげろよ
ダメなPだな・・・アァ?オレジャネェヨ?

千早「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ……!!もうわがまま言わないから…春香に迷惑かけないから…私のこと捨てないでっ…!!」

春香「千早ちゃん!!大丈夫だから…ずっと一緒にいるから…!」ギュッ

千早「は…るかっ…グスッ……わたし…春香がいないとっ…わたしっ」

春香「うんっ!千早ちゃんのこと大好きだから…。もっとわがままいってもいいの…!そういうとこが大好きだって言いたかっただけだから…」

千早「…グスッ…ううっ…」

春香「お願い信じて…今の千早ちゃんの全部が好きなの…何も変わらなくていいの…!」

千早「……春香が、そういうなら…っ…信じるっ…」グスッ

春香「ごめんね、紛らわしいこと言って…ほんとに、ほんとに大好きだからね」

千早「ありが、とう…わたしもっ…春香が好き…」ギュッ

春香「ん…」ナデナデ

P「……………」

春香「千早ちゃん、家着いたよ。もう落ち着いた…?」

千早「ん……ごめんなさい…春香…」

春香「何も謝らなくていいの。ほら、靴脱いで?」

千早「……………」

春香「もう…私の腕離さないと、ブーツ脱げないでしょ?」フフッ

千早「……………」ギュッ

春香「…じゃあ私が脱がせてあげるから、ちょっとだけ腕離して?ねっ?」

千早「…どこにも行かない?」

春香「行かないよ」

春香→俺に脳内変換していい??

>>127
俺は逆に千早⇒俺

春香「千早ちゃん、この後どうしよっか」

千早「春香……帰る…?」

春香「帰らないよ。千早ちゃんといたい」

千早「………嬉しい…」

春香「……………」

春香「…ねぇ、千早ちゃんはこれから私とどうなりたい?」

千早「……?」

春香「ずっとこのまま、千早ちゃんが私のそばにいてくれて、私も千早ちゃんのそばにいて…それだけでいい?」

千早「…私…言っている意味がよく―…」

春香「私は…」スッ

ドサッ

千早「春香…?」

春香「千早ちゃん……キス、してもいい?」

帰らないよ。千早ちゃんとしたい

に見えた

>>132
同志よ

千早「……………」

春香「…いや?怖い?」

千早「…………」フルフル

春香「しても、いい?」

千早「…………」コクン

春香「ん…千早ちゃん、大好き…」チュッ

千早「…………っ…んんっ…」

春香「…ちゅ…んっ…………ぷはっ…」

千早「…はぁっ…………は、るか…//」


春香「…えへへっ…千早ちゃん顔真っ赤…」

千早「は、春香だって…!//」

春香「だって嬉しいんだもん」

千早「春香…」ギュッ

春香「千早ちゃん…」ギュウ

千早「……………」

春香「……………」

千早「………春香」

春香「…んー?」

千早「その…もういっかい…」

春香「うん…」

チュッ

>>129
つまり俺×俺か

翌日

春香「おっはよーございまーす!」

P「元気そうで安心したぜ」

春香「えっへへー。ついに!千早ちゃんとちゅーしちゃいました。朝まで!」

P「そうかい」

春香「驚かないんですね。私もう唇腫れちゃっていたいれふ」イーッ

P「…………」

春香「まぁ幸せなんですけど」ニヤニヤ

P「……俺が甘かった。まさか千早があそこまでお前に依存してたとは…」

>春香「…んー?」
萌え死んだ



>>137
やめて

春香「……………」

P「正直異常だぞ。怖かったわ…」

春香「いいんです。千早ちゃんは何も悪いことしてないんですから。あと、」

春香「一緒に住むことにしました。千早ちゃんちで。もうさみしい思いはさせません」

P「……………」

春香「…私、間違ってますか」

P「いや……頼むから千早の身に何か起こるようなマネはしないでくれよ…。たぶんあいつはもうお前なしじゃ生きられない…」

春香「……はい」

犬千早

春香「あ、もしもし千早ちゃん?…うん、今帰り。ご飯何食べたい?」

春香「うん、わかった。じゃあ待ってるねー。お仕事頑張って」

ピッ

春香「ふふっ…新婚さんみたい」

春香「早く会いたいなー…」ボーッ


やよい「春香さん?」

やよい「うっうー!やっぱり春香さんですぅ」

春香「やよい~!偶然だねっ!やよいもここのスーパー使ってたんだ」

やよい「いえー。今日はここの特売だと聞いたのでたまたまです~」

春香「そっか」


(「もっといろんなやつと仲良くさせた方がいいんじゃないか?」)


春香「…………やよい、良かったら今日晩ご飯一緒にたべない?」

やよい「えぇー!?いいんですかぁ?」

春香「うん。千早ちゃんちで食べるんだけど、やよいも是非!」

やよい「今日はお母さんたちもお休みなので大丈夫だと思いますぅ!」

春香「じゃあ決定ね!」

やよいちゃんを鍋の具にして食べるんか

この展開・・・
ちーちゃんにとっては
普通の家庭で家に愛人連れ帰ってるようなもの
そう思っても不思議じゃない

千早「ただいまー」

春香「おかえりなさい!千早ちゃん」

やよい「うっうー!千早さん、お邪魔してますぅ」

千早「高槻さんっ!?」

春香「たまたまスーパーで会ったから誘ったの~。勝手に入れちゃってごめんね」

千早「いえ…もう二人の家でしょう?許可なんていらないわ」

春香「うん…//」

やよい「うっうー!できましたぁ!」

「いただきまーす!」

やよい「千早さん、おいしいですかぁ?これ、私が味付けしたんですよぉ~」

千早「えぇ、とっても。高槻さんは料理が上手なのね」ニコッ

やよい「えっへへー。毎日家族のために作ってあげてますからー!」

春香(…空気を読まずに盛り上げてくれるやよいを連れてきたのは正解だったかな)

やよい「あはっ。千早さん、ご飯つぶついてますよぉ~!とってあげますねぇ!」

春香「…………」

春香(次は伊織あたりにしとこう…)

やよいちゃんかわいいよぉ

やよい「お邪魔しましたぁ~!今度は二人とも、ぜひうちにいらしてくださいねっ!」

春香「うん!今日は来てくれてありがとね、やよい」

千早「気をつけて帰ってね、高槻さん」

やよい「はぁい!おやすみなさい~!」

バタン


春香「ふぅ…楽しかったね、千早ちゃ―…」

千早「はるかぁ…!」ガバッ

春香「ひゃっ!ち、千早ちゃん?//」

ギュゥウ

春香「どうしたの?急に…//」ナデナデ

千早「春香……キス、したい…」

春香「ち、千早ちゃん……//」カァァ

千早「やっぱり高槻さんのほうが可愛いわね」

>>157
いいねそれ

千早「だめ…?もう、我慢できないの…」ウルウル

春香「だ、ダメなわけないよっ!!(やばい、かわいすぎるよ千早ちゃん!)」

千早「んっ…はるか、はやく…」

春香「うん……ちゅっ…」

千早「んんっ……ん…ちゅ…//」


春香(やばい…溶けそうっ…//あーもう!この先いってもいいですよねっ!?プロデューサーさん!)

春香「んんっ…ちは、やちゃ…ちょっと、腕離して…」モゾモゾ

千早「ふあっ…んっ……は、るか…?なにを…」

春香「千早ちゃん…千早ちゃんっ…」ハァハァ

ピンポーン

春香・千早「!?」ビクッ

やよい「うっうー!忘れ物しちゃいましたぁ~」

春香・千早「………」ボーゼン

やよい「!?」ビクッ

やよい「あのぉ、なんかすみません…。すぐに帰りますからぁ」プルプル

春香「いやいや!違うんだよ、やよい?急にインターホンなったからびっくりしただけ!」

千早「そ、そうよ?私たち別に怒っているわけじゃないから!」アタフタ

やよい「ならよかったですー。では、今度こそおやすみなさーい!」

バタン

春香・千早「………」



春香「………そ、そろそろ寝よっか?」

千早「そ、そうね…」

春香「というわけで、千早ちゃんとはまたしてもキス以上に進めなかったわけです」

P「はあ」

春香「あの、聞いてました?私の話」

P「すっげえ聞いてた。よかったな、春香」

春香「嬉しい話はしてません!」プンプン

春香「はぁ…でもやっぱり、千早ちゃんはそういうことに無頓着なんですよ」

春香「もしかして、セックスは子作りのためにするものです!とかって思ってるのかな」

P「まぁ、間違ってないが」

春香「どうしましょうプロデューサーさん!!これから一生できないとしたら私、耐えられません!」

P「アイドルの性事情聞かされてる俺の方が耐えられないわけだが」

P「まぁ、俺は千早が意外と落ち着いてるみたいで安心したよ」

春香「それは……どうなんでしょう…」

P「やよいが来ても楽しそうだったんだろ?いいことじゃないか。ん、やよいだからか?」

春香「ちょっとそれどういう意味ですか!」

P「いや、だって千早やよい好きじゃん」

春香(忘れてた…)

春香と千早の子供楽しみだなぁ

P「やよいも案外千早のこと好きだったりしてな」ニヤッ

春香「べつに千早ちゃんはやよいのこと恋愛対象として好きだったわけじゃありません!やよいは初恋もまだな純情ちゃんなんです!」

P「はいはい」

春香「千早ちゃんが好きなのは私だけなんです…」

P「………とにかく、これからも定期的に誰かを家によべ。わかったな?」

春香「わかってますよー」

春香(やよいはもうよべないな…)

数日後

春香「千早ちゃん。今日はだれか暇な人誘おうと思ってるんだけど、誰がいい?」

千早「私は別に誰でも……春香がいてくれたらそれでいいから…」ギュー

春香「えへへ…私もっ」ギュゥー

千早「……春香…その…//」

春香「ん……」

チュッ

春香(……ハッ!だめだ、このままじゃ…最近ずっとこの調子だったし、そろそろ調整しなきゃ…!)

春香(プロデューサーさんの言いつけは守ってた方がいいからなぁ)ピッピッ

春香「もしもし、伊織?今ひま?」

伊織「暇なわけないじゃない!何か用!?」

春香「えっと…今晩千早ちゃんちでたこパしない?」

伊織「たこパ?」イライラ

春香「たこやきパーティーの略だよ!!」

伊織「そんなのわかるはずないじゃない!」

伊織「…ま、まぁ…考えとくわ//」


春香「もしもし真?今日の夜暇?うん、雪歩も誘ってあげて…うん、よろしくねー」

春香「というわけで千早ちゃん!買い物に行くよ!」

千早「買い物…?」

春香「うん!まずはたこ焼き器買わないと。この家にないでしょ?」

千早「たこ焼き器って家にあるものなの?」

春香「今は一家に一台ある時代なのだよ、千早ちゃん」フフン

千早「ふふっ…。なら買わないとね」

今度は触手プレイか

春香「千早ちゃん、たこ焼きに何入れる?あっ、ねぇねぇ!チョコとか入れてみようよー」サッ

千早「春香…たこ焼きってタコを入れるものじゃ…」

春香「タコはもちろんだけど、お菓子とか果物とか入れてみても楽しいんだよ~」

春香「前にグミ入れたら、すっごくまずかったんだぁ。あっ、チーズも買わなきゃ」サッ

千早「おいしそうには思えないけど…」

春香「ふっふー。なら期待しててね、千早ちゃん!」グッ

千早「くすっ…えぇ」

春香さんは大天使

ワイワイ

春香「みんな、今日は来てくれてありがとうー!」

伊織「それにしても、よくこんなに集まれたわね」

真「そういう伊織だって。もしかして仕事ないの?」

伊織「なっ!この伊織ちゃんが暇なわけないでしょーー!春香に頼まれたから、わざわざスケジュールを…」

真「はいはい」

雪歩「うぅ~。二人とも、喧嘩はよくないですぅ」

真美「千早お姉ちゃ→ん、ソースとって→」

千早「はい、どうぞ」スッ

響「うわっ!なんだこれ!たこ焼きの中からドロドロしたものがでてきたぞっ」

貴音「面妖な…」

春香「あぁ、それたぶんバナナだよー。」

千早「バナナまで入れる必要あったの?」

春香「バナナまで入れる…千早ちゃん、今のもう一回…」

伊織「やめなさいよ変態!!」

響「千早って、休みの日とかなにしてるんだー?」モグモグ

千早「えっ?」

響「やっぱり、音楽聴いたり、CDショップ巡りとかしてるのか?」モグモグ

千早「えぇ。でも最近は、春香と過ごすことの方が多いかしら」

真美「千早お姉ちゃんとはるるん、ラブラブだもんねっ」

千早「ラブラブって…そんなこと…//」テレテレ

真美「んっふっふ~。お二人さん、実際どこまでいってるんですかなぁ~?」

貴音「真美、人のプライベートを探るのはよくないことでしてよ…」モグモグモグモグ

雪歩「し、四条さん。ほっぺたがすごいことになってますぅ~」

響「なぁ千早!今度、自分と一緒に遊ぶさー!自分、もっと千早と仲良くなりたいんだ!」

春香「……!」ピクッ

千早「えぇ、いいわよ。ぜひ…」

春香(響ちゃんも×っと…)

真「まさか千早の家にお邪魔できる日がくるなんておもってなかったよ」

伊織「ほんと。かわったわねぇ、あんた」

千早「そ、そうかしら…。でもこの前は高槻さんも来てたのよ」

伊織「そうなの!?じゃあ次からはやよいも誘ってくるわね!」ニヒヒッ

春香「……!!」ピクッ

春香(伊織も×っと……)

おい

オジャマシマシター

春香「ふぅー…。楽しかったね、千早ちゃん…」

千早「えぇ。たまにはこうやってみんなで集まるのもいいわね」

春香「………」イラッ


春香(おかしいな…どうしちゃったんだろう…)

春香(千早ちゃんがみんなと仲良くなるのはいいことなのに、それがつらいなんてっ…)グスッ

千早「春香っ…どうしたの…?な、泣いているの…?」オロオロ

春香「…っ……!!だ、大丈夫だよ、千早ちゃん…」グスッ

千早「春香……」ウルウル

春香「ごめんね、ちはやちゃ…なんでもないの…」

春香(もうやだよっ…どうして私、こんなに嫌な子なのっ…!?)ポロポロ

千早「……春香、私、春香みたいに器用じゃないから、誰かが悲しんでいるときに、どうしていいかわからない…」

春香「んっ…ほんとに、大丈夫だから、ちはやちゃ…」ポロポロ

千早「でもっ…それが春香なら、私はこうしてそばにいてあげることだけは、できるから…」ギュッ

春香「…っ……グスッ…もぉ…千早ちゃん…優しいんだから…」

千早「春香……私には春香しかいないんだから…私を置いて悲しまないで…」

春香「ん……」グスッ

千早「はるか……」ウルウル

春香「えへへ…今日の千早ちゃんの手、あったかいね」ギュッ

千早「………」ギュウ

春香「…このまま寝てもいい?」

千早「えぇ…ずっと、離さないから」

寝る
このまま終わってもいいけど、一応もうちょっと先まで考えてある
朝残ってたら続き書く

見てくれてた人ありがとう

翌朝

春香「……ん…」パチ

千早「おはよう、春香…」

ナデナデ

春香「千早ちゃん…おはよ…」

千早「春香の寝顔って、すっごくかわいいのね…。春香ったらいつも早起きだから、気づかなかったわ」

春香「……!!//」キューン

千早「ふふっ…今日はどうしたい?」

春香「へっ…?//」

千早「春香のために、今日は二人ともオフにしてもらうようプロデューサーに頼んだの」

千早「今日はずーっと一緒にいるから」ナデナデ

春香「千早ちゃん……//」

春香「あの、千早ちゃん。今日って千早ちゃん、あの歌番組の収録だったはずじゃ…」

千早「え?…あぁ、そうね」

春香「そうねじゃないよ…!千早ちゃん、すごく楽しみにしてたじゃない。この仕事は歌を続けていくうえでとっても大事なお仕事だって―…!!」

千早「もう、春香…。私にとって歌と春香、どっちが大切かくらいわかっているでしょう?」

春香「そんな…そんなの…わからないよ…」

千早「はぁ…春香、目とじて」ズイッ

春香「ふえっ!?…だっ、だめだめ!!//」

千早「…春香?」

春香「だって…千早ちゃ…キスするつもりでしょっ…!?//」カァァ

千早「他に何があるというの」

春香「絶対だめ!!//はずかし―…」ハッ


春香(そっか…今まで千早ちゃんからされたことなかったんだ…!!)

これ互いに依存しすぎてるな
春香もやヴぁい状態だな
もともとだけど

千早「もう。変な春香っ」

春香「………//」モジモジ

千早「それじゃあ着がえましょうか。春香、服脱いで?」ウワメヅカイ

春香「…っ――!?//」カァ

千早「手伝ってあげるから、ばんざいして?」グイッ

春香「ひゃあ!//ち、ちはやちゃあん…//」ウルウル

千早「はい、これ着て。次は下も脱がすわよ」テキパキ

春香「ふえぇ…はずかしっ…//」ギュッ

千早「あ、目とじた」チラ

春香「へっ?」

グイッ

千早「…んんっ……」チュッ

春香「…っ――!!?//」カァァ

千早「んぁ…はぁ………ふふっ…春香、すきだらけよ?」

春香(きょ、今日の千早ちゃん絶対おかしいよぅ…//)

久々に来たら面白いことになってんなw

総得票数をグラフにしてくれてるサイトで公開されてる過去のデータのlog.txtって、
エクセルみたいにグラフにできる方法ってあんの?
ないならツールを自作してみようかと思うんだが。

>>233

「ごちそうさまでしたー」

春香「千早ちゃんの朝ご飯、すっごくおいしかったよ!」キラキラ

千早「ありがとう…いつも春香が作ってくれてるの思い出して作ってみたの」

千早「さて…せっかくのお休みがもったいないわ。春香、出かけましょう」スッ

春香「ふえっ?出かけるってどこに…?」

千早「もぅ…二人で出かけるって言ったらデートに決まっているでしょ?」

春香「……!//」

千早「ほら、早く?」

春香「う…うん!//」モジモジ


春香(うわーうわー!今日の千早ちゃん、王子様みたい…//)キャー

トコトコ

春香「こうやって明るい街を二人で歩くの、なんか久しぶりだね」フフッ

千早「そうね…いつもは、夜が多いから…」

春香「…………」テクテク

千早「…………」テクテク

春香「…………あのっ、千早ちゃん…」ピタッ

千早「なに?春香」

春香「手……つなぎたい…//」

千早「……ふふっ…私も言おうとしたとこ…」

ギュッ

春香「………//」ホッコリ

春香(これが本当にあの千早ちゃんなのっ?//)

春香(いつもははずかしがって真っ赤になる千早ちゃんが…こんなに引っ張ってくれるなんて…)

春香「………//」モジモジ

千早「春香、どうしたの?」

春香「ふぇっ…!?」ビクッ

千早「ずっとうつむいているし…今日の春香変よ?」

ズイッ

春香「ひゃっ…!//」

春香(顔、ちかっ……またくるっ…//)ギュッ

千早「ふふっ…春香ったら…。こんなとこでキスなんてしないわよ」クスッ

春香「へっ…?…っ――!?//だ、だって、こんなに近づかれたらするのかなって思うじゃん!!//」カァァ

千早「またあとでしてあげるわ。さ、電車に乗りましょう?」

春香「う、うん…」カァァ

ガタンゴトン

春香「やっぱり人多いねー。満員だよー…」ギュウギュウ

千早「休日だから仕方ないわ…。春香、こっち来て…」グイッ

春香「う、うん。ありがとう…//」

千早「…私以外に、体をさわらせないで」

春香「うん…//」

春香(なにこれなにこれ!)カァ

千早「さ、春香。顔あげて」

春香「ふえっ?」サッ

チュゥウ

春香「!!?///」

千早「んっ……」

春香「…んんっ……ふ、あ……ち、千早ちゃん…!?急に、なにっ…///」カァァ

千早「あとでしてあげるって言ったでしょう?」

春香「こんなとこでするなんて思わないよ…//」モジモジ

千早「ふふっ…いつもいじわるするお返し」

春香「えぇっ!?わ、私いじわるなんてしてないよ~!」

千早「うそばっかり…。いつもあの手この手で私のこといじめてくるでしょ?」

春香(なるほど…今日はその仕返しだったわけか…)

春香「やだなぁ千早ちゃん。千早ちゃんがかわいいから、ついついいじめたくなっちゃうんだよー」

千早「ほら…いつもおそんなことばっかり言って―…っ!?」ピクッ

春香「千早ちゃん、声出しちゃだめだよ…」サワサワ

千早「はるかっ…!//どこさわって…!!//」

春香「さぁ、どこでしょう?」ニヤニヤ

千早「っ…!//ずるい春香!今日はそういうのなしっ!//」カァァ

千早「はぁ…着いたわよ」グッタリ

春香「千早ちゃん声出しすぎだよー。千早ちゃんの声特徴的なんだから、バレちゃってたかもしれないよ?」

千早「なっ…!春香が変なとこさわるからでしょ…!?//」

春香「言い訳なんか聞きたくないわ~♪」

千早「くっ…あとでおぼえておきなさい、春香…」

春香「……くすっ」

千早「………ふふっ…」

春香「もー、千早ちゃん。なんで笑ってるの?」クスクス

千早「春香こそっ…ふふっ…」クスクス

春香「もう…やっぱり今日の千早ちゃんおかしいよっ」

千早「ほら、もう行きましょう?」ギュッ

春香「うん…!」ギュッ

春香「わぁーーー!海だぁー!すっごく綺麗!」パァァ

千早「ちょっとこの時期は寒いけど…私たちのこと誰も知らないとこに来たかったの」

春香「確かに人少ないねー。これなら大丈夫そう」

千早「ちょっとここ座ってて?飲み物買ってくるから」スッ

春香「えっ……やだよ…」ギュッ

千早「春香…?」

春香「ひ、一人にしないで…//」

千早「…ん…じゃあ一緒に行きましょう」ニコッ

春香(私からこんなセリフがでるなんてっ…!!あーもう…千早ちゃんが好きすぎておかしくなってるよ…//)カァァ

春香「ふー。あったまるねー」ゴクゴク

千早「春香、寒くない?」

春香「平気だよー。千早ちゃんとくっついてたらあったかい」エヘヘ

千早「…春香、私の前に来て」

春香「えっ?…ここ…?」モゾモゾ

千早「そう…私に背中向けて…ん、それでいいわ」

春香「千早ちゃ…?」

千早「後ろから暖めてあげる…」ギュゥウ

春香「……!!//」カァァ

千早「どう?もっと暖かくなったでしょ?」ギュー

春香「うん……//」モジモジ

千早「…まるで、世界が私と春香だけになったみたいね」

春香「……そうなればいいのに」ギュッ

千早「春香…」

春香「………私、昨日千早ちゃんのこと、困らせちゃったよね…?」

春香「あれね、千早ちゃんが私以外と仲良くしているの見て嫉妬しちゃったんだ」

千早「…………」

春香「私がみんなを呼んだのに、おかしいよね…こんなの…」

千早「…………」

春香「私、千早ちゃんはもっと私以外の人と仲良くした方がいいって思って、みんなを誘ってたの」

千早「…………」

春香「でも実際は、千早ちゃんはちゃんとみんなと仲良くできてるし…それ見てたら、私千早ちゃんのことどんな風に思ってたのかわからなくなっちゃって」

春香「私だけを見てくれる、私だけを求めてくれるんだって思い込んでて…」

春香「私すっごくバカみたい…」

千早「春香…こっち向いて……?」ギュッ

春香「……ん…」グスッ

千早「…春香にそんなに思ってもらえて、私嬉しいわ…」

春香「ちがうよ千早ちゃん…そうじゃないんだよ…」

春香「ほんとに千早ちゃんのこと思ってるなら、みんなと仲良くしてる千早ちゃんを見て、嫉妬なんかしちゃいけないの…!」ポロッ

春香「でも…やっぱりこれが私の本心なんだと思う…千早ちゃんに、私だけを見てほしいって…」ポロポロ

千早「そう…じゃあおなじね」

春香「えっ…」

千早「私も、春香に私以外を見てほしくない」

千早「どうしてプロデューサーに相談したの?どうして高槻さんを家によんだの?」

千早「…私も、春香に嫌われたくなくてずっと言えなかったけど」

千早「あなたがほかの人に笑いかけるたびに、心が張り裂けそうな思いだったのよ」

春香「千早ちゃ…」グスッ

千早「春香、私がどれだけあなたを好きか、まだわかっていないの?」

春香「んっ……グスッ…ちはや、ちゃん…」

千早「春香、もう泣かないで。春香が悲しんでいたら、いったい誰が私を照らしてくれるの?」

春香「うぅっ……だ、だってぇ…!」ポロポロ

春香「わたしっ……千早ちゃんがこんなに思ってくれてるのに…何にもわかってなくて、なさけないよぉっ…!」


千早「…じゃあ私の恥ずかしい話でもしてあげる」クスッ

春香「………?」グスン

千早「私、春香宛てのファンレター、こっそり持って帰って隠してあるの」

春香「うそっ…!?」

千早「家に帰ったら見せてあげるわ……あんまりひどいのはもう捨ててしまったけど」

春香「………」

千早「びっくりするでしょ。私、あなたのファンにまで嫉妬していたのよ」

春香「…………」

千早「春香、私のこと嫌いになった?…嫌いになったとしても、離してあげないわよ」

春香「………わたしも…」

春香「……私も千早ちゃんのファンレター、いっぱい隠してる…実家に…」

ちょっと怖いな

千早「春香も?」

春香「うん…ごめんね、千早ちゃん」

千早「ふふっ…なんで謝るの?お互い様だから…私こそごめんなさい」

春香「……これからもしちゃうかも…」

千早「いいわよ、別に。春香がいいと思ったのだけ見せて」

春香「うん……」

千早「あと…もうひとつ」

春香「なぁに?」

千早「春香とプロデューサーの話、何度か盗み聞きしてたことあるの」

春香「…っ――!!?」

春香「えっと…ど、どの辺の話を…」アワアワ

千早「そんなに詳しくは覚えてないわ。私、春香がプロデューサーに振り向かないか心配で聞いてただけだから」

春香「なっ…そんなことありえないよ!」

千早「そうみたいね…だって春香、いつもプロデューサーと私の話ばかりしているんだもの」

春香「…まぁ…それは…そうですよ…//」モゴモゴ

千早「だから私、もう安心しているから最近はそんなことしていないわよ」

春香「そうなんだ!いや、かまわないけどねっ!聞かれて困るような話は、し、してないし?」アセアセ

千早「春香、私とセックスしたかったのね」

春香「…ッ!?」ギクッ

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

春香「そ、そんなこと言ったことも…あったかなぁ~?ちょっとあんまり思い出せないけど…」ノノワ

千早「私が聞いた話の大半は、その手の話題だったのだけれど」

春香「くっ!」

千早「私の真似しても無駄よ、春香」

春香「ご、ごめんなさい千早ちゃあん……千早ちゃんとえっちしたいです…」

千早「……っ…!!」カァァ

千早「や、やっぱり面と向かって言われると、はずかしいわね…//」

春香「ちょっ…千早ちゃん!ここまで来て『恥ずかしくてできません』なんて許されないよ!」

千早「…偉そうに言ったけど、私そういうこと詳しくなくて…//」カァァ

春香「(かわいい…!)わかってるよ千早ちゃん!保健の教科書程度の知識しかないんだねっ。ちゃんとわかってるから大丈夫だよ~」ニヤニヤ

千早「あの…春香…」

春香「そうと決まればさっそく帰ろっか。千早ちゃん、今日こそいっぱいかわいがってあげるよ~」

千早「春香っ……今日、そこのホテル予約してあるの…だから、その…」

春香「」ズキューン

春香「………」

千早「………」

春香(…どうしよう…ホテルに来たはいいものの、この先どうすればいいかわからない…)

千早「…………//」モジモジ

春香(まさか千早ちゃんがホテルまで取ってたなんて予想外すぎて動揺しちゃったよ…)

春香(い、いきなりはじめちゃっていいの?すっごく気まずいのですが…)

春香(よし、まず第一声は「千早ちゃん、するよ?怖がらなくても大丈夫…。全部私に任せて…」で…)


千早(春香ったらあんなに張り切っていたのにどうしちゃったのかしら…//)

春香(ハッ!そうか、まずはお風呂にはいらなきゃ!)


春香「千早ちゃ~ん、一緒にお風呂はいろっ?」

千早「えぇっ!?お、お風呂…い、一緒に…?//」

春香「うん!千早ちゃん、私が体の隅々まで洗ってあげるよ~」フッフッフー

千早「いっ、いやっ!//そんなの恥ずかしい…//」カァァ

春香「さっ、入るよー!脱いで脱いで!」グイグイ

千早「やっ…ちょ、はるかぁ…!!//」


春香「ちはやちゃーん、タオル取ってくれないと洗えないよ~」ムー

千早「あっ、洗わなくていいから!//」

春香「今更恥ずかしがらなくても、裸なら見たことあるじゃん」

千早「それはっ…みんなも一緒だったし…」

春香「むー…みんなはよくて、私はダメなんだ?」

千早「そういうことじゃなくてっ…//」フルフル

春香「私のこと、嫌い…?」

千早「…っ…!!すき…だいすき…//」

春香「じゃあ私だけに見せてほしいなぁ」ニコッ

千早「はるかっ…ずるい…//」カァァ

千早「春香…恥ずかしいから、あんまり見ないでっ…//」

春香「わー…千早ちゃんすっごく細い…。うらやましいなぁー」ジー

千早「やっ…//」

春香「胸隠したら見えないよー」

千早「だって…小さいからっ…春香、がっかりするでしょ…?//」カァァ

春香「千早ちゃん、わかってないなぁ~。千早ちゃんの胸だったら、大きくても小さくても私は好きだよ」

春香「というわけで見せてもらいます!」グイッ

千早「ひゃあ!//や、やだぁ…春香ぁ…//」

春香「おぉ……(やばいめっちゃかわいい…)」

千早「も…いいでしょ?腕離してっ…!//」グスン

春香「えへへ…ありがとね、千早ちゃん」

千早「うぅー…//」

春香「じゃあ髪洗ってあげるね~」

ジャー

千早「………//」

春香「千早ちゃん、かゆいとこない?大丈夫?」ゴシゴシ

千早「えぇ…気持ちいいわ、春香…//」

春香「千早ちゃん髪の毛サラサラだね~。細くてすっごく綺麗…」ゴシゴシ

千早「ありがとう…//」テレテレ

千早「…………」

春香「どうかした?千早ちゃん」

千早「いえ……こうして誰かに洗ってもらうなんて、何十年ぶりかしら…」

春香「………」


春香「千早ちゃん!これからは、たまにはこうして洗いっこしようね」ゴシゴシ

千早「えっ…?//」

春香「千早ちゃんの幸せな思い出、二人でいっぱい作っていこうよ!」

千早「うん…そうね…//」

春香「よーし、流すよー!」ジャーッ



千早「じゃ、じゃあ次は私の番ね…」

春香「うん!おねがーい」エヘヘ

数分後

春香「そ、それじゃあ…いくよ?千早ちゃん…//」

千早「ん……は、るか…おねがい…//」カァァ

春香「千早ちゃん……だいすきだからっ…ずっとそばにいるからっ……」チュゥウ

千早「はる、か…っ……んんっ…!//」



~翌朝~

春香「んっ……」パチ

春香「……………」ボー

春香「なんだ夢か……」

千早「夢じゃないわよ」

春香「ひゃっ!千早ちゃん!?//」ビクッ

千早「はぁ……これだけ私に痕残しておいて、忘れたとは言わさないわよ」サッ

春香「よっ……よかったぁ!夢じゃないんだね!私千早ちゃんと最後までしたんだねっ!」

千早「まぁ…そういうことになるわね…//」

春香「あぁもう!千早ちゃん大好きだよっ…!!」ガバッ

千早「ちょ、ちょっと春香…//それ、昨日もさんざん聞いたわ…//」カァァ

春香「何回言っても言い足りないよーー!!千早ちゃん、好き好きっ…」スリスリ

千早「もう…春香ったら…」

春香「ねっ、千早ちゃんも私に言って?」

千早「へっ…?//」

春香「ねぇねぇ、はやくはやくぅ」ワクワク




千早「……愛してるわ、春香。ほかの誰も、私の瞳に映らないくらいに」


春香「…………なにそれずるいっ…//」


おわれ

倒産の人じゃないよー
ていうかSSとか2年ぶりくらい

読んでくれた人ありがとう
次はもっとほのぼのなはるちは書くよ

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