アニ「LINE?」(220)

※進撃中学の話です
※文明等は深く考えないでください

クリスタ「そう。アニはLINEやって無いの?」

アニ「やってない。」

クリスタ「へえ、今時珍しい」

アニ(珍しい物なのかな……?私の中では当たり前になってたんだけど。)

クリスタ「じゃあ、また放課後アニをLINEに招待しておくね」

アニ「えっ、そんなの別に……」

クリスタ「だって、私アニと一杯お話したいから。ね?」

アニ「仕方ないな……」ハァ

クリスタ「えへへ、有難うアニ!」

――放課後

アニ「?メールが来てる。
   クリスタからだ。」

クリスタ『じゃあ、LINEの招待状送っておくね』

アニ「……」ハァ

アニ「」パチパチ

アニ「名前は、アニ、っと……。」パチパチ

アニ「ステータスメッセージ?
  ……解んないから空白でいいか」

アニ「ID?これは適当いいかな……」

アニ「Reonheartっと……」パチパチ

アニ「『利用規約に同意しますか?』利用規約利用規約……」
アニ「」ジー

アニ「」ジー

アニ「……大丈夫だね。」

アニ「登録っと……」

アニ「これでいいのかな?」

アニ「早速クリスタにLINEをやってみるか」

アニ「……」

アニ「……?」

アニ「どうやって送るんだろう?」

アニ「メールで聞いてみよう」

アニ「」パチパチ

『LINEに登録した。どうやったらクリスタとLINEが出来る?』

ブーッブーッブーッ

アニ「クリスタからだ」

クリスタ『アニのLINEID教えてくれる?』

アニ「」パチパチ

アニ『Reonheart』

アニ「送信」

ブーッブーッブーッ

クリスタ『LINEにメッセージを送ったから、見てみてくれる?』

アニ「もう送ったの?早い……
   参加中のトークでいいのかな?」

アニ「」パチパチ

アニ「あ、さっきは無かった何かが今度はある」

アニ「『クリスタ』……。これか」

クリスタ《どう?入れた?》

アニ「」パチパチ

アニ《多分》

アニ「送信」

アニ「」

アニ「……」

アニ「………」

アニ「返信、まだかな……」

――数分後

アニ「……」

アニ「いつものメールなら、もう返信が来てる筈なのに……。」

アニ「……そういえば、この右端の矢印はなんだろう」パチッ

アニ「あっ、携帯が読み込み始めた!」

クリスタ《送れてるから大丈夫だよ》

アニ「……画面が変わって、クリスタの新しいメッセージが書き込まれてる」

アニ「ここで画面を更新させるのか……成る程ね」

クリスタ「うーん、本当にアニ大丈夫かなぁ……」

ピコピコッ

クリスタ「あっ、新しいメッセージ」

アニ《送れて良かった》

クリスタ「送るのに手間取ってたのかな?」

クリスタ「でも出来るみたいだし良かった」

――次の日

アニ(あの後、色々クリスタと話してあんまり勉強が出来なかったな)

アニ(今度から規制しないと)

ライナー「オッス」

ベルトルト「おはよう、アニ」

アニ「ライナー、ベルトルト、おはよう」

ベルトルト「あれ、なんだかちょっと疲れてる?」

アニ「昨日遅くまで携帯触ってて」

ライナー「アニが?珍しいな」

アニ「クリスタと遅くまでLINEしてたんだ。」

ライベル「「!!」」

ベルトルト(そっか、あのアニも友達と……。良かった。)

ライナー(クリスタとLINEなんて羨ましい)

ベルトルト「アニもLINE始めたんだね」

アニ「うん」

ベルトルト「じゃあまた後でアニのアカウント教えてよ」

アニ「解った」コクリ

ライナー「俺もアニ(といつかクリスタ)のアカウント教えてくれ」

アニ「うん」コクリ

アニ「ていうか、二人ともLINEやってたんだね……」

ライナー「まあな」

クリスタ「おはよう、アニ」

ユミル「よぉ」

アニ「おはよう」

クリスタ「昨日は遅くまでLINEしちゃったね。
  次からは時間を決めてやらないと」

アニ「うん」

ユミル「なんだ?アニ、LINEなんかしてんのか」

アニ「何か悪い事でもある?」

ユミル「いや、らしくないなって思っただけだよ」

アニ「そういうアンタはやってないのかい?」

ユミル「あぁ。」

クリスタ「ユミル、『最近の色々は解んねぇ』って言ってLINEに登録してくれないんだ…」

アニ「ユミルはおばあちゃんか何かな訳?」

ユミル「何でも言ってくれ」

キャッキャッ

ライベル「「……」」

ベルトルト「まさか、あのアニもSNSに手を出すなんてね」

ライナー「ああ……まったくだ」

ベルトルト「時代の流れってやつかな。」

ライナー「かもな」

ライナー「それより、また後で3人のグループ作ろうぜ」

ベルトルト「うん」

――放課後

アニ「参加中のトークにはクリスタ、と……」

アニ「新しく登録したベルトルト。あとは兄貴って書いてあるライナー」

アニ「早速どっちかにLINEを送ってみよう。」

アニ「じゃあベルトルトから」パチパチ

ベルトルト《LINEデビューおめでとう!》

アニ《有難う、祝って貰えるほどのものじゃ無いけどね》

アニ「昨日で、更新もばっちり」パチ

アニ「……まだ返信は来てないみたい。
  ライナーにも送ってみよう」パチパチ

ライナー《アニがまさかLINEするとはな》

アニ《クリスタに勧められたんだよ》

アニ「こんなものでいいかな」

ベルトルト「あ、アニからLINEが来てる」

ベルトルト「何々……」

ベルトルト「……あはは、アニらしいや」

ベルトルト《でも本当に珍しくて。
     アニってLINEとかに疎いイメージがあるから》

アニ「ベルトルトから」

アニ「疎いって……」

アニ「普段どんなイメージなんだろう」

アニ「まあいいか」

アニ《そうなの?
  たまにはいいじゃない》


ベルトルト《うん。僕もアニとLINEが出来て嬉しいしね》

アニ《私も、こうやって話すのが新鮮》

ライナー「おっ、アニからメッセージが来てる」

ライナー「……クリスタからかー、あー羨ましい」

ライナー「またいつか教えて貰お」

ライナー《クリスタからなのか。
    アニもいい友人を持ったな》

アニ「ライナーの方も見てみよう」パチパチ

アニ「ゆ、友人って……!」

アニ「く、クリスタと私は友人……なのか、な……?」パチパチ


アニ《私とクリスタは友人?》

ライナー《俺はそうだと思う》

ライナー《裏山》

アニ「裏山?」

ライナー「あ、本音が漏れた」

今日はここまで
支援有難うございます

イメージとしては
アニ→ガラケー
クリスタ→スマホ
ライベルはどっちだろう…

よく考えたら進撃中で3人が幼馴染みみたいな場面が無かった気が…

>>24
最新話で小さい頃の三人が遊んでる絵があったよ

コメント等ありがとうございます
確かにユミルはよく解らない家電とか使ってそう

記入漏れですが、原作(進撃中学)程度のCP表現が出てくるので注意です

>>29 そうなんですか!
単行本派なので確認漏れしてました
情報有難うございます

ライナー「でも本当にいいよな、アニ……」ハァ

ピコピコッ

ライナー「ん?ベルトルトからか」

ベルトルト《アニとLINE繋がった?》

ライナー《ああ。そっちは?》

ベルトルト《繋がったよ》

ベルトルト《そっか、良かった》

ベルトルト《じゃあ、朝言ってたように3人でグループ作ろうよ!》

ライナー「そういや、そうだったな」

ライナー《解った。俺が作ってお前らを招待するから》

ベルトルト《了解》

アニ「LINEって、ライナーはライナーだけに、ベルトルトはベルトルトだけにしかメッセージ送れないのかな」

アニ「だったらあんまり、普通のメールと変わらないな」

アニ「ん?」

アニ「『グループに招待されてます』?
  グループって?」

アニ「ベルトルトに聞いてみよう」パチパチ

アニ《グループに招待されてるって来てるんだけど、何か解る?》


ベルトルト「アニ、グループって解んないのか…」

ベルトルト《一対一じゃなくて、沢山の人とLINEが出来る機能だよ。》

ベルトルト《アニとライナーと僕が3人一気に話せるようにグループ作ったから。》

アニ《解った》

グループ「三人衆」


ライナー《アニ、遅いな》

ベルトルト《どうやらグループが解らなかったみたい。》

ベルトルト《僕がアニから説明したから》

ライナー《おう、ありがとよ》

(アニが参加しました)

ベルトルト《きたよ》

アニ《こんにちは》

ライナー《俺さ、前のテストの時に『あっ、また二人と週末のテスト勉強をする約束忘れちまった』って何回も思った事があったんだ》

ライナー《でも、学校に来たら忘れて、家にかえってまた思い出して…って事があってさ》

ベルトルト《あー、あるある》

ライナー《でもメールだったらやり取りしづらいから、ずっと悶々してたんだ》

ライナー《これならいつでも連絡が取り合えるな!》

アニ《うん》


アニ(LINEって思ったよりも楽しい…)

グループトークならクリスタと会話出来るじゃん

やったねライナー♪

――また次の日

アニ「」ハァ

アニ(また遅くまでやってて、勉強あんまり出来てない)

アニ(LINEは楽しい反面、時間食うな……)

ライナー「オッス、アニ」

アニ「おはよう、ライナー、ベルトルト」

ベルトルト「おはよう」

ベルトルト「昨日もLINE、9時くらいまでやっちゃったね……」

ライナー「話が弾み過ぎたな」

アニ「またあんまり勉強出来てない…」

ベルトルト「僕も」

ライナー「俺もやったうちに入んねえわ…」

アニ「せめて、時間を決めてやらないと」

ベルトルト「そうだね」

ライナー「じゃあ1時間だけってのはどうだ?」

ベルトルト「うん、せめてそれくらいじゃないと」

アニ「ちょっと多い気がするけど、LINEしてたらあっという間に過ぎるからね」

ライナー「じゃあそれで決まりな」

ベルトルト「了解」

アニ「解った」

アニ「あ、クリスタにユミル」

クリスタ「おはよう、アニ」

ユミル「おはよ。またクリスタとLINE漬けだったのか?」

クリスタ「ううん、全然」

アニ「ライナーやベルトルトとやってた」

クリスタ「そっか。小さい頃からの付き合いだったっけ」

アニ「」コクリ

ユミル「可哀想に、クリスタは放置されてたのか……」

クリスタ「いや、そんな訳じゃないけど……」

アニ「そんな事言うなら、ユミルもやったら?」

ユミル「いや、私はな、最近のは全然解んないんだって本当に」

クリスタ「たまに、ユミルが本当に同い年か解んなくなる……」

――――――
――――
数日後

ヒッチ「~♪~♪♪」

ヒッチ「誰かLINEで知り合いるかな~」

ヒッチ「!?」

ヒッチ「アニ……まさか、あの女もLINEを……!?」

ヒッチ「に、似合わない……」

――生徒会

ヒッチ「アニ!」

アニ「何?」

ヒッチ「あんた、まさかLINEやってたとはねー」

アニ「おかしい?」

ヒッチ「いや、あんたみたいな堅物が、LINEなんてなんか合わないなあって思っただけよ」

アニ「……て、なんで私がLINEやってるなんて解るの?」

ヒッチ「そりゃ、アンタのメアドが携帯に入ってるからよ」

アニ「?」

ヒッチ「えっ、知らないの!?あり得な~い」

ヒッチ「電話帳に登録しているLINEユーザーは、お互いにLINE出来るのよ」

ヒッチ「あぁあ、これだから初心者は……」

アニ「し、知ってるけど、それくらい」

アニ(利用規約しか読んでなかった、また家に帰って確認してみよう)

――――――
――――

クリスタ「さて、夕飯も食べたし、宿題しようっと」

ピコピコ

クリスタ「?誰からだろう?」

アニ《電話帳に登録しているLINEユーザーとLINE出来るって本当?》

クリスタ「アニ、知らなかったの……」

クリスタ「まあ、私ともIDのやりとりだったしね」

クリスタ《出来るよ》

アニ《どうやってするの?》

クリスタ《確か、追加って所だったと思う》

アニ《有難う、早速やってみる》

クリスタ《いえいえ~》


アニ「追加、これかな」パチッ

アニ「『知り合いかも』、か…。
  ベルトルトにライナー、あとクリスタ」

アニ「他には……生徒会関係でメールアドレスを交換した人とか
  『巨人ちゃん』?誰だろう、これ」

アニ「あ、確かにヒッチもやってる。」

アニ「……マルロも居た」

アニ(昨日ブロックの仕方を教わったんだっけ)

アニ「ブロックしておこうかな」パチパチ

アニ「そういえば、あの4組のチーハン野郎……エレンはやってんのかな……」

アニ「メールアドレスは知らないし……」

アニ「……」

アニ「」ハッ

アニ「何考えてたんだ!さっさと理科の宿題しよう!!」

>>39
クリスタと話せるよ!やったねライちゃん!


今日はここまで
コメント有難うございます

ヒッチちゃんの口調難しい…
アニも口調が迷子気味で申し訳無いです








アニがLINEにはまる中、とある所にもLINEの手が迫っていた……




.

ジャン「お前らさ、LINEやってねえの?」

アルミン「え?」

エレン「ライナー?」

ジャン「んな事言ってねえよ」

ジャン「まさか、エレン、お前、LINE知らねえのかよ」

エレン「ああ。」

ジャン「」ブフォオォ

ジャン「マジかよwあり得ねえw
   流石チーハン野郎なだけあるわww」

アルミン「あんまり、笑いすぎるのわどうかと」

ジャン「いや、だってよ」

>>57


×:アルミン「あんまり、笑いすぎるのわどうかと」
○:アルミン「あんまり、笑いすぎるのはどうかと」

アルミンがギャルになった…

ミカサ「」ゲシッ

ジャン「」ヒデブッ

アルミン「突然のミカサ!」

ミカサ「エレンを笑うなんて許さない」

アルミン「ほらね」

ジャン「おう……」

ミカサ「どうしたのエレン?ジャンに苛められたの?貶されたの?いけずされたの?悪口言われたの?何されたの?」

アルミン(わぁ…)

エレン「いや、LINEやってるかって聞かれて
   なあミカサ、LINEってなんだ?」

ミカサ「……!」

ミカサ「エレン、貴方、LINEを知らないの……?」

エレン「な、なんだよ悪いか…」

ミカサ「ううん。」ヨコフリ

ミカサ「エレンはLINEなんかやらなくても大丈夫。
   LINEをやらなくたって私達の関係は変わらない」

エレン「お、おう……」

エレン「なあアルミン、LINEってなんだ?」

アルミン「LINEって言うのは所謂簡易チャットみたいなものだよ
     携帯を使って一対一でやりとりしたり、沢山の人と連絡を取り合ったり出来るんだ」

エレン「へえ……」

エレン「まあ、ミカサの言った通り、俺にはLINEなんて使わなくても、学校来たりしてアルミンと話せるからな。
    俺にはいらねえな。」

アルミン「エレン……」グスッ

エレン「?アルミン?」

アルミン「いや、大丈夫だよ
    そうだね、LINEなんかしなくても」

ハンジ「ところがどっこい、私達的にはみんなにLINEをして欲しい!!」ニュッ

ジャン「うおわっ!」

アルミン「先輩!」

ハンジ「やあやあ諸君」

リヴァイ「ごちゃごちゃ騒がしい」

ミカサ「それに部長」

ハンジ「一部始終は聞かせて貰ったよ。」ニコニコ

エレン「なんで俺達にLINEを薦めるんですか?」

ハンジ「メールより、LINEの方が遠征とかの連絡をとりやすいんだ。
   無かったら無かったで、どんなに不便か……」

アルミン「?
   ハンジ先輩はLINEをやって無いんですか?」

ハンジ「いや、私はやってるよ。でもやってないのは……」チラリ

リヴァイ「俺だ」

アルミン(部長なんだ……)

ミカサ(部長なのに)

リヴァイ「んなもんやらなくても連絡は回る」

ハンジ「それは私達が一年の時でしょ
   去年オルオ達に連絡が回らなくて大変な目にあったじゃない。」

ハンジ「それに今年は沢山部員が入ったんだしさー……」

ジャン「それでも部長はLINEをやらないんですか?」

ハンジ「やらないんじゃなくて出来ないんだ」

ジャン「は?」

リヴァイ「俺はPHSだ」スッ

PHS「」ヤァ

エレン「」

ジャン「」

ミカサ(うわっ…)

アルミン(使ってる人初めて見た)

ハンジ「ほら、みんなドン引きだよ」

リヴァイ「この良さが解んねえのかよ」

ハンジ「良さって何だ、原作の30代設定ならともかくさ……」

ハンジ「ま、取り敢えずLINE宜しくね
   この中でLINEやってる人は?」

ジャン「あ、はい」

ハンジ「私のメアド登録してるよね?」

ジャン「してます」

ハンジ「じゃあ多分友達追加の所で、私のアカウントがあると思うから
部員皆がLINE登録したら、私と皆でグループ作ってね」

ジャン「解りました」

エレン「今の先輩の言葉の意味解ったか?」

ミカサ「解らない」

ジャン「サシャ達はLINEやってんのかな」

アルミン「さあ、聞いてみたら?」

ジャン「そうするか」

エレン「LINE登録しなきゃ駄目か?」

アルミン「先輩命令だしね」

ミカサ「別にしなくても……」

ミカサ(でもよく考えたら、学校だけじゃなくても、エレンと離れてても、話せる。
   エレンが何をし、何を見、何をして生きてるか解る)

ミカサ「ふふ……」

エレン「」ゾクッ

サシャ「らいんですか?」

エレン「そう。 先輩の指示でやれと。
   お前らはやってるか?」

コニー「いや、やってない」

サシャ「右に同じくです
   別にLINEなんかやらなくても、電話の連絡網で連絡を回せばいいじゃないですか」

アルミン「だから先輩命令なんだって……」

コニー「携帯ゲームより俺はPSP派かな
   一削ぎやろうぜ!」

アルミン「うん、LINEは携帯ゲームじゃないからね。」

ジャン「じゃあ今日家帰ったら5人に招待状送っとくわ」

サシャ「え~
   別にいいって言ってるじゃありませんかー……」

ミカサ「文句言わない。」

サシャ「ぶーぶー」

ミカサ「ジャン」

ジャン「なんだ?」

ミカサ「私は早くLINEをしたい。ので私とエレンに、招待状を真っ先に送って欲しい。」

ジャン「わ、解った」

ジャン(エレンもか?)

―――――――
――――
~放課後~

ミカサ「」パチッ ←携帯を開ける音

ミカサ「」パタン

ミカサ「」ハァ

ミカサ(ジャン、凄く遅い。
あんなに真っ先に送って欲しいと言ったのに、なんで送ってくれないの)イライラ

ミカサ(あと五分で来なかったら、明日カッターで削ぐ)イライラ

ミカサ「」パチッ

ミカサ「」パタン

ジャン「」ブルッ

ジャン(殺気……?)

ジャン「あっ、そうだそうだ、招待状送るの忘れてた」

ジャン「えっと……ミカサにチーハン野郎のっと」

ジャン「送信
   あとは残りの3人のも送って……」

ジャン「あー、危なかった、忘れる所だったぜ。」

ジャン(しかしあの殺気は何だったんだ……?)

ソンナノカンケーネエ
ハイ オッパッピー♪

ミカサ「来た。」パチッ

ミカサ「流石ジャン。あと少し遅かったら、ジャンの項は無かった」

ミカサ「でも、これでエレンとお話できる」パチパチ

ミカサ「名前は勿論みかりん」パチパチ

ミカサ「IDもmikarinにしよう」パチパチ

ミカサ「登録完了」

ミカサ「でも、これからどうすればいいの?」クビカシゲ

ミカサ「友達追加、これかも知れない」パチリ

ミカサ「……いっぱい人が出てきた。
   でもミカサやアルミンは登録してないみたい」

ミカサ「仕方ない、ジャンに聞こう」

ピコピコ

ミカサ《登録した》

ジャン《早いな》

ミカサ《まだみんなとは話せないの?》

ジャン《登録して無いんだろ》

ミカサ《そう》


ミカサ(まだなの、エレン)

ブェッキシ

エレン「おー、寒」

エレン「ん?メールが届いてら」パチッ

エレン「ジャンからかよ」

エレン「まああいつの事だからそんな大事なメールじゃねえだろ」

エレン「ご飯まで寝るか」ファアア

エレン「」zZ

ミカサ《エレンが来ない》

ミカサ《どうして》

ミカサ《なんで》

ピコピコッ ピコピコッ
ミカサ 未読53

ジャン(うわぁ…)

ピコピコッ ピコピコッ

ジャン(マジうぜえ…)

ジャン「ん?」

アルミン《登録したよ》

ジャン(救世主)

ジャン《アルミン、凄く待ってました》

アルミン《えっ、もしかして登録してないのって僕だけだったの?》

ジャン《いや、お前とミカサだけしか登録してないみたいなんだが》

ジャン《エレン厨のミカサがエレンエレン煩くて》

アルミン(うわぁ)

ジャン《ったく、早く登録してくんねーかな》

ミカサ《まだ?》

ジャン《おい、ミカサ》

ミカサ《何》

ジャン《アルミンも登録したみたいだから、話かけてみたらどうだ?》

ミカサ《アルミンも?》

ミカサ《解った》


ジャン「た、助かった……」

ジャン(すまんアルミン)

ミカサ《アルミン》

アルミン《ミカサ》

ミカサ《アルミンは登録したの》

アルミン《そうだよ。》

アルミン《エレンはまだなのかな》

ミカサ《解らない》

ミカサ《もしかすると登録の仕方に困っているのかもしれない》

アルミン《それはありそう》


エレン「…むにゃ…くちくしてやる……」zZ

アルミン《まだサシャやコニーも登録してないみたいだね》

ミカサ《そうなの?》

アルミン《何やってるんだろう》

ミカサ《さあ》


サシャ「えっ、知らないアドレスからメールが来てます……
内容読む前に削除ですよ削除!!」パチパチ

サシャ「……そういえばジャンのメール遅いですね、ちょっとメール送って聞いてみましょう」

サシャ「キルシュタインキルシュタイン……
あれ? ジャンのメールアドレスありません」


コニー「一削ぎするぜぇえ!」ピコピコ

ジャン「しかしあの三人登録遅え
仕方ねえな、今の奴らでグループ作るか」

ミカサ《?グループの招待状?》

アルミン《皆登録したのかな?》

ミカサ《とりあえず、入ってみる》


グループ「1-4調査部」

(アルミンが参加しました)

(ミカサが参加しました)

ジャン《きたきた》

アルミン《やあジャン》

ミカサ《もう皆は参加したの?》

ジャン《いや、まだだが、あとから追加できるから一応この面子とハンジ先輩と》



私も不快にさせてしまい申し訳無いです。
ちょっとやり過ぎましたね…

あと寄り道してしまい、更新スピードが遅かったですが多分元に戻ると思います

一応今日はここまで

アルミン《残りの三人は何してるんだろう?》

ジャン《さあな》

ミカサ《はやく》

アルミン《確かに来て欲しいね》

ジャン《だな》

アルジャン((主にエレンが))

(ハンジが参加しました)

ハンジ《いや~ 遅くなってごめんね~》

ジャン《先輩》

アルミン《僕たちも今来た所なので大丈夫です》

ハンジ《そっかそっか!》

ハンジ《で、クラスのメンバーは皆揃ってる?》

アルミン《いえ、エレン、サシャ、コニーがまだです》

ハンジ《あれ?ミカサは?》

ミカサ《います》

ハンジ《うおぅ、本当だ!》

ミカサ《びっくりする事ですか?》

ハンジ《いや、いるならいていいんだけどね》

ハンジ(突然反応来たし)

ハンジ《しかし、登録したメンバーだけでもこうやって揃うのも運がいいね》

ジャン《でもアルミンやミカサはさっき登録したばかりですし》

アルミン《だから偶々って訳じゃ無いんですけどね》

ハンジ《ふんふん、成る程ね!》

ハンジ《確かLINEの招待したのってジャンだったよね?》

ジャン《はい》

ハンジ《本当に送信した?》

ジャン《しましたよ!!》

アルミン《心配ならもう一度送ってみたら?》

ハンジ《そうしてみよう ナイスアルミン!》

ジャン《解りました》

ミカサ《すみません》

ハンジ《なに?》

ミカサ《エレンは私から招待しなおしてもいいでしょうか?》

アルミン《ミカサが?》

ミカサ《早くエレンとLINEしたい》

ハンジ《だってよ、ジャン。 それでいい?》

ジャン《全然オッケーです!!》


ジャン「ミカサが送ればエレンだって反応するかもしれねえしな
……それにあのしつこい催促からも解放されるかもしれないし……」

ミカサ「思い立ったが吉日」

ミカサ「早速送ろう」パチパチ

ミカサ「」パチパチ

ミカサ「送信」


ミカサ「」チラッ

ミカサ「まだ来てない
ので、送る」パチパチ

ミカサ「送信」


ミカサ「……まだ来てない……」

ミカサ「もう一度」パチパチ

エレン「」zZ

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「」ピクッ

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「……ん」

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「……一体何事なんだ……」

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「うるせぇな……」

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「メールか……、多すぎだろ」

エレン「イタメか何かか?」パチリ

メール 未読23

エレン「!!?」

エレン「え、なんだこれ……」

「ミカサさんがLINE(ライン)に招待しています。 」×23

エレン「……」

エレン「えっ、全部これか……?」

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「」ビクッ

エレン「こ、これは登録したほうがいいのだろうか……
   確かハンジ先輩もそんな事を……」

エレン「……」

エレン「ここはアルミンだな」

~er ist an Sieg♪

アルミン「電話だ」パチリ

アルミン「って、エレンからだ! なんだろう…」

アルミン「もしもし」

エレン『助けてくれ!!』

アルミン「エレン……!?どうしたの!?」

エレン『さっきからさっきから……!!』

アルミン(この電話越しからでも解るエレンの逼迫さ……)ゴクリ

アルミン「エレン、一体君に何が!?」

エレン『メールが……』

アルミン「メールが?」

エレン『ミカサからのLINE招待のメールの受信が止まらねえ……』

アルミン「……ああ……」

アルミン(君ってやつは……)

アルミン「取り敢えず、LINEに登録してミカサにかまってあげなよ…」

エレン『嫌だ!!』

アルミン「」

アルミン「な、何で……?」

エレン『だって怖ぇよ……
   この電話の最中にも5件は届いてる!』

アルミン「ご、5件って……そんなに……!?」

エレン『ああ! それに電話かけるまで25件も受信してんだよ……』

エレン『俺なんだかLINEが怖くなってきた……
助けてくれ、アルミン……』

アルミン「……」

アルミン(登録しないエレンに非があるとは思ったけど
    これはミカサの方にも原因がありそうだなあ……)

今日は短いですがここまで
週末に更新宣言しときつつ、週明け更新でごめんなさい

因みに着信音はどちらもLinked Horizonより

ミカサ「」ジッ

ミカサ(来る気配が無い…)

ハイ オッパッピー♪

ミカサ「エレン!?」バッ

受信:アルミン

ミカサ「? アルミンから?
   一体なんだろう」

『あんまりエレンを脅さないであげて欲しい』

ミカサ「脅す? エレンを?」

ワカッタゼ ヒトトシテ ムクワレヌ ソノワケ♪

アルミン「」パチン

受信:ミカサ

アルミン(ミカサからの返事が来た)

アルミン「何々……」

『私はエレンを脅した覚えは無い。
 ただ早く、LINEに登録して欲しいだけ。』

アルミン(それが脅しって言うんだよ……)

エレン「アルミン、ミカサは何て?」

アルミン『登録するしか無いみたい。
    脅してるって自覚は無いみたいだ。』

エレン「何それ怖え」

エレン「仕方ねえな、登録するか……」

アルミン「うん。頑張って」

エレン(一体何が頑張ってなんだ……)

ミカサ「」ジーッ

ミカサ「やっと来た」ガタッ

ミカサ「エレン、なんで遅かったんだろう
登録方法が解らなかったの、それとも気がつかなかったの」

ミカサ「でも登録してくれただけでも嬉しい」

ミカサ「早速、早速エレンに送ろう」

エレン「うーん」

エレン「ここからどうするんだ……?」

エレン「……」

エレン「わかんね」

エレン ゴハンヨ-

エレン「おっ、母さんが呼んでる 下に下りるか」

パタパタ

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》………


ミカサ「返信が来ない」

ミカサ「もしかして、無視されてる……?」ハッ

ミカサ「ううん」フルフル

ミカサ「エレンに限ってそんな事はない。 きっと気がついてないだけ」

ミカサ「ので、根気よくやれば大丈夫」

ミカサ「諦めたらそこで試合は終了」グッ

ミカサ「」パチパチ

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》

……

エレン「は~」

エレン「やっぱり母さんが作ったチーハンは最高だな!」マンゾク

ケイタイ<チカッ チカッ

エレン「ん? メールが来てるな アルミンからか?」

『LINEに新しいメッセージが届いてます!』

エレン「」ゲッ

エレン「またLINEかよ!!」

エレン(LINEってあれなのか……?イタズラメールの部類なのか……?)ガタガタ

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「ひぃ!!」ガタッ

エレン「」ガタガタ

エレン「そ、そうか……!」

パチパチ

エレン「電源を切っていい話だったんじゃねえか……」フゥ


ミカサ「」パチパチ

――――
―――――――

~次の日~

アルミン(昨日結局調査部のグループに入ったのはジャンにミカサに僕に先輩だけ)

アルミン(エレンも登録した事はしたみたいだけど、メッセージを送っても音沙汰無し。)

アルミン(どうしたんだろうなあ……)

ミカサ「おはよう、アルミン……」ボー

アルミン「おはようミカサ、って……えぇえ!?」

アルミン「ちょ、ちょっとどうしたの!?その目の下の隈!!」

ミカサ「エレンに……ずっとLINE送ってた」

ミカサ「全然反応が無かったから、ずっと反応が来るまで送ってて」

ミカサ「気がついたら窓の外が明るくなってた」

アルミン「へ、へえ……」

アルミン(なにこれミカサこわい)

ミカサ「どうしてエレンは反応が無かったんだろう」

アルミン「さ、さあ……?」

アルミン(なんとなく理由は解るけれど)

エレン「よう、ミカサ、アルミン」

アルミン「あ、エレン」

アルミン(噂をすればなんとやらだね)

ミカサ「エレン!」

エレン「」ビクッ

ミカサ「どうして昨日はメッセージの返信くれなかったの?」

エレン「えっ!?」

エレン(やっぱりあれはミカサのせいだったのか!!)

エレン「……そ、それは……」チラッ

ミカサ「」ゴゴゴゴゴ

エレン(ひぃいい……!!)

エレン(これは『電源切ってた』なんて言ったら削がれる感じか!?)

エレン(だが、本当に怖かったんだ!!)

エレン(しかし、現在進行形でも怖い!!)ガタガタ

エレン(助けてくれ、アルミン!)チラッ

アルミン「」メソラシ

エレン「」

アルミン(ごめんエレン)ガタガタ

ミカサ「どうして?」ゴゴゴゴ

エレン「」ガタガタガタ

エレン(そうか……!)ハッ

エレン「ほ、ほらミカサ、今日は英語の小テストがあるだろ!」

エレン「だからその勉強をしてたんだ……!」

ミカサ「英語の……?」

エレン「」コクンコクン

ミカサ「」ジー

エレン「」ガタガタ

ミカサ「……なら仕方ない」

エレン「おう……」

エレン(た、助かった……)ヒヤアセダラダラ

アルミン「ミカサ!」

ミカサ「何?」

アルミン「ミカサもLINEは控えた方がいいと思うよ!」

ミカサ「……どうして?」

アルミン「ほ、ほら……!四六時中LINEやってたらミカサも勉強出来ないし」

アルミン「それに、寝不足になって授業中に寝たらダメだからね!」

エレン「そ、そうだなアルミン!」

エレン「お前も前、比例が解んねえって言ってたのに、数学の時間に寝たら意味ねえしな!」

ミカサ「……確かに、そうかもしれない」

ミカサ「今晩から控える」

アルミン「うんうん、その方が絶対いいよ!」

エレン「アルミン、ナイス」ボソボソ

アルミン「ううん、大丈夫だよ」ボソボソ

アルミン「せっかく連絡用に登録したのに、使わなくなったら元も子もないからね」ボソボソ

――学校

ジャン「おい、サシャにコニー!」

サシャ「なんでしょう?」

コニー「そんなにカリカリしたらエルヴィン先生みたいにハゲるぞ」

ジャン「あぁ、実は俺も……じゃねえ!!」

サシャ「おお、怖い怖い」

ジャン「怒らせてるのはお前らだ!!」

サシャ「なんですか、一体……」

コニー「朝から騒がしいな」

ジャン「昨日なんでお前らLINEを登録してねえんだよ!!」

マルコ「ジャン……まあ落ち着いて……」

サシャ「LINEですか
   メールなんか来ませんでしたけど」

ジャン「なっ……!ちゃんと俺は送ったぞ……!」

サシャ「……そういえば知らないアドレスからメールが来てましたね……」

ジャン「それだよ!!」

サシャ「やっぱりそれでしたか!!」

ジャン「それでしたかってお前……!」

サシャ「いや、知らないアドレスからだったんで直ぐに消したんですけど」

マルコ「それはいい心がけだね」

サシャ「でしょうでしょう?
   ですが、後からLINEの招待メールかと思って、ジャンに尋ねようとしたら、ジャンのメアドが登録されてなかったんですよ…!」

ジャン「本当か?」

サシャ「はい」

ジャン「……なんで俺のメアド登録してないんだよ……」ハァ

サシャ「こ、今晩登録しますから~!」

ジャン「コニーのほうはどうなんだよ?」チラリ

コニー「俺か?」

コニー「うーん……
   昨日はタイタンハンターで1日潰したから、携帯見てねえや!」ハハハ

ジャン「そうか……」

ジャン(コニーの中では俺のメール<タイタンハンターなのか……)

マルコ(コニー、今日は英語の小テストがあるのに、また勉強してないのかな……)

今日はここまで
長々続いてますが正月までに完成したらいいな…

乙!
正月までってそんなに長く続ける気ないん?
楽しいからできるだけ長く続いて欲しいわ

――――――
―――
――1年3組付近

ハンジ「――……てな訳で、君たち3組のみんなにもLINEをして貰いたいんだ!」

ライナー「……はあ」

ハンジ「4組の人には昨日言ったんだけどね。まだ皆登録してないんだ
    まったく、やることが遅くて困っちゃうよ!」

ハンジ「そんな事が無いように3組の君達には期待してるね」ニカッ

ベルトルト「でも、僕やライナーはLINEやってるし、クリスタも登録してるよね?」

クリスタ「うん。
    登録してないのは……」チラッ

ベルトルト「」チラッ

ハンジ「」チラッ

ユミル「……なんだよ」

クリスタ「ううん、この四人だとユミルだけ登録してないなあって」

ユミル「なんだよ、悪いかよ」

リヴァイ「悪かねえ。
    俺だって登録してない」

ハンジ「リヴァイは登録『してない』じゃなくて『できない』でしょ」

ベルトルト「『できない』? なんでですか?」

クリスタ「今だったらガラケーだって出来ますし…」

ハンジ「ガラケーでもスマートフォンでもないんだ」

ベルユミクリ「「「えっ?」」」

ユミル「登録できないって、部長、アンタまさか……!」

リヴァイ「ほう?お前もなのか……?」

ハンジ「え?何々? まさか同じ理由?」

クリスタ「え? ユミルもガラケーとかスマホじゃないの?
    だったら何使ってるの?」

ユミル「嫌、私は……」

リヴァイ「まさかこんな所でPHSを使ってる奴を見つけるとはな……」

ユミル「……は?PHSだと?」

ユミル「私PHSなんてそんな古いもの使ってませんけど」

リヴァイ「何だと?」

リヴァイ「どうしてこの使いやすさ解らねえんだ」チッ

ハンジ「いや、メッセージ貰うこっちは読みづらいけどね」

ベルトルト(PHSか……なんか凄いな……)

クリスタ「ぴー、えいちえす?
    って……?」

リヴァイ「お前、知らないのか……?」

ユミル「しゃあねえだろ、中1の私達にとってPHSが普及してた頃はまだ幼かったんだからよ…」

ハンジ「私達も普及してた頃は十分若かったけどね」

リヴァイ「今だって若ぇよ」

ハンジ「まあまあ」

ベルトルト「ユミル、君もLINEに登録出来ない理由があるの?」

ユミル「」ギクッ

ユミル「ま、まあな……」

クリスタ「でもPHSじゃないんでしょう? だったら何なの?」

ベルトルト「子ども閲覧制限的な何かがついてたりして」

ハンジ「いや、LINEは閲覧制限クリアするよ」

クリスタ「ねえユミル、やっぱり出来ないの?」

ユミル「ああ……」

クリスタ「なんなの?教えてよユミル」

ユミル「笑わ無いか?」

クリスタ「」コクン

ユミル「実は私の携帯は

   らく●くホンなんだ……」スッ

参考:http://k-tai.impress.co.jp/cda/static/image/2005/10/03/d880sss.jpg

ベルトルト「」

ハンジ「」

リヴァイ「」

クリスタ「」

クリスタ「その……、ごめんねユミル……」

ユミル「おう……」

ハンジ「だ、だったら仕方ないね!
   クリスタ!」

クリスタ「はい!」

ハンジ「LINEで回ってきた連絡をユミルにメールする役割を担って欲しいんだけど」

クリスタ「解りました」

ユミル「なんかスマン」

クリスタ「ううん、いいよ」

ハンジ「じゃあ、グループ作成宜しくね~」バイバイ


クリスタ「ユミルが登録しない理由はそんな事があったんだね」

ユミル「ああ。黙っていて本当にスマン。
   笑われるかと思ってずっとはぐらかしてたんだ」

クリスタ「ううん、先輩も言ってた通りらく●くホンなら仕方ないし
    そんな事で笑わったりしないわ」ニコッ

ユミル「クリスタ……」

ベルトルト(ううん、美しい友情だね。
     それに比べて……)

ライナー「クリスタとLINEができる……」ブツブツ

ベルトルト(さっきから反応が無いと思ってたけどこの様だよ…)ハァ

今日はここまで

>>157
正月まで『続く』と言うより正月まで『かかる』という表現のほうが正しいですかね…
更新頻度が低い且つ一回の更新が短いので話の割りには時間がかかるという事です

こんなにだらだら続く話を読んでくださり有難うございます
完結まで何卒お付き合いください

――帰路

アニ「はぁ…」トボトボ

アニ(なんかマルロに凄く言われた… 『ブロックしてるだろ!』って…)

アニ(だってマルロと話す事無いし)

アニ(まあヒッチもだけど…)

アニ「はぁ…」

ライナー「ようアニ!今帰りか?」

アニ「ライナー、ベルトルト」

ベルトルト「生徒会お疲れ様」

アニ「そっちこそ、部活お疲れ」

ライナー「いや、今日は正規の部活には行ってない」

アニ「え?
   ……ああ」

ベルトルト「ちょっと色々、用事があってね」

アニ「掛け持ちは大変だね
   …まあ一つは部活として認めて無いけど」ギロッ

ベルトルト「べ、別に睨まなくても」

ライナー「あれもあれで面白いんだ
    アニも入れば良かったのにな」

アニ「私はいいよ」

ベルトルト「で、どうしたの?」

アニ「何が?」

ベルトルト「さっきため息ついてたから…」

アニ「ああ
   ちょっと、ね」

ライナー「なんだ?生徒会でいざこざか?」

アニ「生徒会メンバーのマルロのLINEをブロックしたら今日凄く怒られた」

アニ「ブロックしようがしまいが、私の勝手なのにさ…」ハァ

ベルトルト「そ、それは御愁傷様…」

ライナー「まあ気を落とすな、アニ
     人生諦めなければいい事だってあるんだ!
     そうだろ、ベルトルト!」

ベルトルト「はは…」

アニ「どうしたのアイツ、なんか何時に無くテンション高い」

ベルトルト「ライナーはライナーなりにいい事があったんだよ」

アニ「というと?」

ライナー「クリスタと!LINEが!出来るんだ!!」

アニ「ああ…」

ベルトルト「ね…」

ライナー「ついに俺にも春が来たんだよ…」

ベルトルト「それは良かったね」

アニ「でもなんでクリスタのLINEのアカウントを知ってるの?」

ベルトルト「LINEで、3組の調査部三人と、先輩で連絡取り合う為に教えあったんだ」

アニ「ん?三人?
   あんたと、ライナーと、クリスタと… ユミルは?」

ベルトルト「諸事情によりLINE登録不可なんだ」

アニ「ふうん…」

アニ(諸事情ってなんだろう… 親とか?)

アニ「あのさライナー」

ライナー「ん?なんだ?」

アニ「そんなにクリスタのアカウント知りたかったら、前々からクリスタに直接聞いたら良かったのに」

ライナー「それはダメだ、恥ずかしい」

アニ(あんたみたいな大男が恥ずかしがってる姿なんか、見てるこっちが恥ずかしいよ)

アニ「じゃあ私に聞いときゃ良かったのに」

ライナー「そういう故意的なのは駄目だ!」

ライナー「やっぱり、たまたま知ってこその醍醐味だろ……!!」

アニ「ごめん解んないし、解りたくない」

ベルトルト「右に同じ」


すまん もっと更新したいが 強制終了4回になった
今日はここまで

てな訳で今年の更新もここまで
結局年を跨いでしまいました…
読んでくださる方、コメントくださる方有り難うございます


それではよいお年を!

アニ(そうだ)

アニ「ね、ねえ…」

ライナー「ん?なんだ?」

アニ「…その、部活のLINEは他のクラスの部員とも繋がる予定なの?」

ベルトルト「多分そうじゃないかな…」

ベルトルト「まだ4組でLINEに入ってない人が居るとは言ってたけど
     最終的には皆やるんだと思うよ」

アニ「…そう」

アニ(だったらチーハン野郎も…)

ライナー「なんでそんな事聞くんだ?」

アニ「え?」

ライナー「まさか…生徒会の権力で調査部のLINEを取り締まるんだな…?」

アニ「いや、そんな権力無いし…」

ライナー「やめてくれよな…やっとクリスタとLINEが出来るんだ…
     俺を止めるなよ…」

アニ「止める気もしないよ…」

ベルトルト「あのさアニ」コソッ

アニ「何?」

ベルトルト「ライナー、ああ言う風に意気込んでるけど
     いざとなったら照れて出来ないタイプだよね…」

アニ「」ジッ

アニ「確かに…
  青春中の中学生かっての…」

ベルトルト「アニ、この世界では皆中学生だよ…」

――レオンハート家

アニ「」ハァ

アニ(今日も疲れたな…)

アニ「」パカッ

アニ(あ、LINE来てる
  誰からだろう…)

クリスタ《今日は体育疲れたねー(´・ω・)》

アニ(ああ… 確か今日は男女混合で持久走をやったんだ)パチパチ

アニ《そう? 私は大丈夫だったけど》

クリスタ《そりゃ、アニはうちのクラスの女子でぶっちぎって速かったもの!》

クリスタ《私ももっと体力があればなあ…》

アニ「クリスタは、運動部じゃなかった筈
   確か……吹奏楽部」

アニ《でも、吹奏楽部も筋トレとかあって大変じゃないの?》

クリスタ《うん もう、大変!》

クリスタ《でも、入部した時よりは腕立て伏せもできるようになったよ!》

アニ《そう》

クリスタ(ふふ、アニってばクラスでは寡黙だけど
    こうやって話合うと意外と話すなあ…)

アニ《そういえば 調査部でLINEをやったんでしょ?》

クリスタ《うん、そうよ》

クリスタ(誰から聞いたんだろう…
    アニはライナーやベルトルトと仲がいいみたいだから、そこからかしら…)

アニ《気をつけてね》

クリスタ「?」

クリスタ(気をつけて…?)

クリスタ《うん、解った》

クリスタ(何にかしら…?)

アニ(忠告はした
  あとは、相手次第)


ライナー「あああ、クリスタになんて話そうか…」

ライナー《なあベルトルト、どうすりゃいい!?》

ベルトルト《知らないよ》

――ブラウス家

サシャ「ふふふ…」

サシャ「ちゃんとLINEに入会しましたよ…
   これで明日ジャンに大目玉食らいませんね!」

サシャ「さて、早速誰かにメッセージを送ってみましょう」

サシャ「うーん… ジャン…アルミン…エレン… コニーはありませんね…」

サシャ「やっぱり、ここは同性のミカサに送ってみましょうか」パチパチ

ミカサ「」モクモク...

ハイ オッパッピー

ミカサ「メール」パカッ

ミカサ「LINEから…」

サシャ《LINEに登録しましたー!》

サシャ《早速ミカサに送ってみましたよー!》

ミカサ(サシャもやっと登録したみたい)ホッ

ミカサ《宜しく》

サシャ《ふふ、なんかLINEってチャットみたいですねー》

ミカサ《チャットはしたことない》

ミカサ《ので、解らない》

サシャ《そうですか…》

サシャ《そういえばなんでコニーはまだ登録してないんでしょうね?》

ミカサ《さあ》

サシャ(まだ一削ぎしてるんでしょうかねえ…)

ミカサ《そういえば》

サシャ《なんでしょう》

ミカサ《エレンにはもう送った?》

サシャ《いえ、まだです》

ミカサ《極力送らなくてもいい》

ミカサ《エレンは忙しい ので、反応しないかも知れないから》

サシャ「は、はあ…」

サシャ(なんでしょうか…
   画面から狂気染みた何かを感じます)

サシャ《解りました》

ミカサ《それでいい》

ミカサ《エレンには送らなくてもいいから》

サシャ(大切な事なので二回言ったパターンですね)

サシャ《解ってますよ~》

サシャ(こ、この狂気染みたミカサから離れましょう)

サシャ《あっ、私まだジャンに登録した事伝えて無いので、言いに行ってきます~》

ミカサ《解った》

サシャ「…」

サシャ「…き、極力ミカサともLINEは避けましょう」

今日はここまで
久々更新になってすまん

ミカサ《それでいい》
ミカサ《エレンには送らなくてもいいから》
サシャ(大切な事なので二回言ったパターンですね)
サシャ《解ってますよ~》
サシャ(こ、この狂気染みたミカサから離れましょう)
サシャ《あっ、私まだジャンに登録した事伝えて無いので、言いに行ってきます~》
ミカサ《解った》
サシャ「…」

>>1です
>>199-200は>>1じゃないので悪しからず

言い訳ですが、ずっと更新しなかった理由はもう落ちてしまっていたからだと思っていたからです
ロクに調べてもいないのに決めつけてしまってごめんなさい

今まで保守age有り難うございます
少しですが再開

ジャン「あーあ…
    ったくまだ連絡来ないのかよ…」

ピコピコッ

ジャン「…誰からだ?」

サシャ《こんばんは》

ジャン「あいつか…
    やっと登録してくれたっていうか、なんていうか…」

ジャン《よう、サシャ》

サシャ《登録遅くなり、ごめんなさい!》

ジャン(本当だぜ全く…)

ジャン《取り敢えず、4組の調査部のグループに招待するな》

サシャ《了解です》

サシャ「おっ 招待されてます!」

サシャ「えーっと…こうして…」パチパチ

グループ「1-4調査部」

(サシャが参加しました)

サシャ《サシャです》

サシャ《宜しくお願いします!》

アルミン「あ、サシャだ」

アルミン《宜しくね、サシャ》

サシャ《アルミンじゃないですか!》

アルミン「全く、今日登録したサシャはもうグループに入ったのに
なんでエレンは入らないのかな…」

サシャ《ここを部活の連絡に使ったらいいんですよね?》

アルミン《うん、そうだね》

サシャ《アルミンと個々にお話したかったらちゃんとできますよね?》

アルミン「えっ!?」

アルミン「個々にお話って…!」

アルミン「いやいや、そんな下心を持つな、アルミン・アルレルト…!」

サシャ《わあい!》

サシャ《だったらお話しましょうね》

アルミン《うん、解った》

アルミン「LINEで話すだけっていうのになんでこんなに照れるんだろう…」


ジャン(共通のLINEでそんな話題すんなよ
    むなしくなるだろ)


ハンジ「ふうむ、これが青春ってやつだね!」

サシャ「ふふふ…」

サシャ「これで、いつでもアルミンに解らない問題聞けますね…」フフフフ

ライナー《そういえば》

ライナー《まだ3組のグループ作って無いよな》

ベルトルト《だね》

ベルトルト《じゃあ僕が作るよ》

ライナー《待て、ベルトルト》

ベルトルト《え?》

ライナー《俺が作る》

ベルトルト《別にいいけど》

ライナー《俺が作って俺がクリスタを招待させる》

ベルトルト《別に僕が作って君がクリスタを招待しても》

ライナー《いいや俺がする》

ライナー《隠れてお前が先にクリスタを招待したらいやだからな》

ベルトルト「する訳ないだろ」

ベルトルト「……というか僕信じられてないのかな……」

グループ「3組調査部」

(ベルトルトが参加しました)

ライナー《まあ先ずはお前からだな》

ベルトルト《うん》

ライナー「さて、と…」

ライナー《クリスタを招待していいか?》

ベルトルト《いいよ》

ベルトルト《先輩も忘れないでよ》

ライナー《あ》

ベルトルト「……」

ピコピコッ

クリスタ「?
     誰からかしら」

クリスタ「3組調査部…」

クリスタ「今日ハンジ先輩が言ってたグループね」


(クリスタが参加しました)

ライナー「来たぁああぁああ!!」

クリスタ《宜しくね、ライナー、ベルトルト》

ベルトルト《こちらこそ》

ピコピコッ

ライナー「っしゃあぁあああ!」

ピコピコッ

ライナー「…ん?」

ライナー「……」

ライナー「……ベルトルトに先に返事された……」

ベルトルト(あっ ヤバイ
      ライナーより先に返事してしまった)

クリスタ《まだハンジ先輩は来てないの?》

ライナー《いや、招待はしたが…》

クリスタ《なら、まだ来てないだけね》

ライナー《みたいだな》

ライナー「よし」

ライナー「念願のクリスタとのLINEができた…」ハァ

クリスタ(ライナー返信早いなあ…)

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