羽川「ねぇ、阿良々木くん。性の6時間って知ってる?」(175)

みたいなのを

阿良々木「ななななななんだいそれは聞いたこと無いなあ」ドギマギ
羽川「…怪しい」
阿良々

戦場ヶ原「ねぇ、阿良々木くん。私性の6時間を神原と過ごそうと思うのだけれどどうかしら」

阿良々木「」


みたいなのでもいいよ

忍「お前さん性の6時間について教えてくれんか?」

阿良々木「」

でもいいな

撫子「暦お兄ちゃんと性の6時間を過ごしたいんだけど・・・」
月火「え///」

キョン「長門、性の6時間って知ってるか?」

長門「知らない」

阿良々木「月火ちゃん、性の6時間って知ってるかい?」

神原「おや、こんなところで逢うとは奇遇だな、阿良々木先輩」

暦「どうした神原、お前も参考書を買いに来たのか?」

神原「いや、BL本を買いにだ。私が贔屓にしている作家の新刊が出たのでな」

暦「そ、そうか」

神原「奇遇といえば阿良々木先輩、性の六時間というのを知っているだろうか」

暦「何をどう間違って奇遇という言葉が出たのかは聞かないおいてやる。なんだそれは」

神原「うむ、クリスマスイブ、つまり12月24日の午後9時から25日の3時までが、一年で最もセックスをしている人間が多いらしい。ありていに言ってしっぽりむふふ、ちんちんかもかもという言葉も素晴らしいと思う」

暦「店内で女が堂々とちんちんとか言うんじゃない。で、それがどうかしたか?」

神原「いや、そこで一度阿良々木ハーレムの面々を集めて、6時間耐久セックスマラソンをしてみたらどうかと神からの啓示を受けたのだが、了承いただけないだろうか」

暦「それは神からの啓示ではなくお前のピンク色の脳細胞からだ」

なんで誰も書いてないんだよ続かないよ

では、私が

>>41 がんばってくれ

なぜコピペをカウントしたし

神原「出自などはこの際どうでもいいんだ。問題なのは阿良々木先輩が一つ頷いてくれるかどうか、という点に限る」

暦「んなもん、僕は戦場ヶ原の彼氏なんだ、イエスと言えるわけがないだろう」

神原「そこをなんとか!」

暦「無理なもんは無理だって。第一、俺がガハラさんに殺されるだろ」

ひたぎ「私が、どうかしたかしら」

暦「戦場ヶ原!? どうしてここに」

ひたぎ「あら、阿良々木くん。彼氏のそばに彼女がいて、どこかおかしいところがあるかしら。そんなことより、私が話題にあがっていたようだけれど」

暦「あぁ、すまない。いや、ちょっと、その……」

ひたぎ「なるほど……。神原がそんなことを」

暦「どうやって読み取った!?」

ひたぎ「さて……私としては、神原がいるぐらいなら多めにみなくもないのだけれど。というか、阿良々木くん。何、ハーレムって。小さいのにそんなものを作っていたの?」

暦「身長はこの際関係ないし、ハーレムなんてものも存在ない! そして身長は関係ない」

ひたぎ「何故二度言ったのかしら。別に身長を指していたわけではないのだけれど」

暦「抜かった! 自らボロを出した!」

ひたぎ「阿良々木くんの大きいところなんて、ニュートリノより小さいものを探すこと以上に難しいじゃない。身長だけに絞るなんておこがましいにもほどがあるわ」

暦「凄い勢いで僕の小ささが宇宙規模に!」

ダメだな、普通のSSになるわ。書くとしたら自分でネタ考えてスレ立てる。

暦(羽川が訊いてきたのは下校時刻も過ぎ、校内の生徒も退けた頃だった)

暦(今日は十二月二十四日。二学期は終了した)

暦「聖の六時間?」

羽川「うん。性の六時間。今日の午後九時から明日の午前三時までを俗にそう言うんだって」

暦「まあ、クリスマスだしな」

暦(ホーリーナイトだものな)

羽川「恋人たちの性なる夜、か。私にはちょっと縁がないイベントだけれども。阿良々木くんは今日このあとどうするの?」

暦「家に帰るよ」

羽川「ん? 戦場ヶ原さんと過ごさないの?」

暦「通知表親に渡さなきゃだし。それにたぶん妹達が家でパーティーの用意してるだろうからなー」

暦(母の日を例に出すまでもなく、イベントはしっかりこなす奴らなのだ)

中途半端なことしてすまん。
ネタが出来たら自分でスレ立てて完結までさせるから勘弁してくれ。
最初に「続かない」とか書いておいてこの状況は大分恥ずかしい。

>>60
きた!頑張れ!

羽川「ふうん……」

暦「受験生だしよ、本当はそんなことしてる合間にも勉強したいくらいなんだぜ」

羽川「へー! 阿良々木くんからそんな言葉が聞けるなんて!」

暦(声を大きくする羽川。悪いか)

羽川「うんうん。これは私達二人が頑張った甲斐があったよー。感慨深いよー」

暦(羽川は涙を拭う振りをし、まるで結婚式のお母さんみたいな風だ。いや、わからんけど)

羽川「でも、今日くらい羽目外してもいいんじゃないかな。自分へのご褒美としてね」

暦「ご褒美だったら、僕が合格したときにお前が約束守ってくれれば、それでいいよ」

羽川「あ、しっかり覚えてるんだね……」

暦「お前も馬鹿なことを言ったものだぜ。僕はそのへん容赦ない男だとまだわかってなかったのか」

羽川「阿良々木くん、落ちないかなー」

暦「お前が言うと本当になりそうだからやめて!」

暦(本当に! マジで頼むから!)

羽川「でも実際さ、戦場ヶ原さんとしてはどう? 今日くらい二人っきりで過ごしたいでしょう」

暦(彼女の方を向き、羽川はからかい口調でそう言った)

暦(戦場ヶ原は帰り仕度をしていた。僕達三人以外、教室には誰もいなかった)

羽川「ね?」

ひたぎ「はしたないわよ、羽川さん」

羽川「大丈夫、大丈夫。この男はわかってないから」

暦「あ?」

ひたぎ「それはそれで、困ったものね」

暦「何言ってるんだお前ら?」

暦(なんだろう。聖夜のどこがはしたないというのだ)

暦(いや、またぞろ僕を二人でからかっているのかも。二学期になってから本当に仲よしだからな、この二人)

暦(戦場ヶ原は相変わらず置き勉である)

暦(念のために言っとくと、教科書は全部机に置きっぱなしなのである)

ひたぎ「行きましょうか」

暦(仕度の済むと、僕らにそう言った)

暦(戦場ヶ原は白のダウンジャケットにマフラーという冬のスタイルに身をつつみ、すたすたとドアへ向かう)

暦(やっぱりこいつ、何着ても様になるんだよな。まあ、僕なんかがファッションについて語るのは気が引けるが)

暦(かわいいな、と思う)

暦(教室の暖房は誰かが既に消してしまっていて、教室は外と同じくらい寒くなっていた)

暦(そのせいか、戦場ヶ原は鼻とほっぺたを赤くして、実際はそんなことないだろうに、照れているように見える)

暦(この姿を角川文庫の純文学あたりで表紙に使ってもらいたいものだ)

暦(あ、これはあれだぞ、『恋物語』の表紙がちょうどこんな感じだからとか、そういうんじゃないぞ)

暦(もう、あれ刷っちゃったけど、発禁ギリギリレベルの内容だから! 東京都とかで売れないかもだから!)

暦(みんな、買っちゃダメだぞ! 約束だ!)

翼「ねえねえ、阿良々木くんって十月生まれだっけ?」

暦「悪意を感じる質問だな……」

ひたぎ「私は七月七日よ」

暦「いや、知ってるよ」

暦(下校です。ここは位置的にも中途半端なところにある田舎町だけれど、暑いときは暑く、寒いときは寒い)

暦(沖縄とかこういう時期でも二十度とかなんだっけ? いいよなー)

暦「そういや、戦場ヶ原。今日は親父さん帰ってくるの?」

ひたぎ「年末年始は逆に大忙しのてんてこ舞いよ。まあ、それ以外でも休みなんてないような仕事だけれど」

翼「あれ、そうなんだ」

翼「じゃあ、帰ったら一人なの?」

ひたぎ「そうなるわね。困ったわ、こんな時に抱き枕でもあれば寂しさが紛れるのに。猫耳キャラの抱き枕カバーでも買っておけばよかったわ」

翼「猫耳ね……」

ひたぎ「ここで言っておけば、商品化しないかしら」

翼「私に訊かないで」

暦(ふーむ。それじゃあ……)

翼「じゃあ、今日は阿良々木くん家で過ごせばいいんじゃない?」

暦(僕が言うより早く、羽川はそう言った)

ひたぎ「え、なんでそんなカップルみたいなことしなきゃいけないの?」

暦「いや、僕達付き合ってるじゃん」

ひたぎ「!?」

暦「なんで『嘘でしょ……』みたいな顔してるんだよ」

ひたぎ「…………」

暦「なんで引いてるんだよ!」

暦(あれか!? これまでのいきさつは全て僕の妄想か!? オールフィクション!?)

ひたぎ「はあ。ネタの使い回しだなんて。本当、使えない男ね」

翼「戦場ヶ原さんは言える立場じゃないと思う……」

暦(羽川の突っ込みはともかく、久々の戦場ヶ原の毒舌だった)

暦(いい気はしないが、たまにはピリッとくるものも乙なものだ)

暦(でもあれだな、羽川とか八九寺とかに冷たくされるのは気持ちいいけど、こいつの場合は本当にグサッとくるなー)

翼「まあでも、そうしなって」

ひたぎ「そうね……」

暦「僕は別に構わないぞ。嫌だっていうなら無理には言わないけどな」

ひたぎ「いえ、心遣いはありがたいのよ……、でも」

暦(僕の方を伺い、しばらく言いあぐねる戦場ヶ原)

ひたぎ「妹さん達が、ね」

暦(おや、これは意外。こいつは妹達にどうやら苦手意識を持っているようだ)

翼「前はなんてことなさそうに……まあ、火憐ちゃんはかわいそうだったけど、接していたじゃない」

ひたぎ「火憐さんは好きよ。私のタイプだもの」

翼「タイプ? ああ、あの子は後輩の神原さんと近いかもしれないね」

ひたぎ「なんていうか、ああいう子を見てると、ついからかいたくなっちゃうのよねえ~」

暦(にやにやしながら言う戦場ヶ原。僕の知らないところで二人に何かあったようだ)

ひたぎ「火憐さん、中期阿良々木くんみたいで馬鹿にしたくなるのよ」

暦「中期ってなんだよ!」

ひたぎ「いえ、連載もずいぶんと、だらだらと長引かせてしまったし。あの頃のあなたのキャラが懐かしいわ」

暦「昔の僕を、いや、火憐ちゃん馬鹿にすんな! お前でも火憐ちゃん馬鹿にしたら許さないからな!」

暦(なぜか僕の発言にドン引きの彼女達)

暦(身を寄せ合って、怪物を見るような目でこちらを窺っている)

暦(僕の今の発言に不適切な個所があったか? いや、ない(反語))

暦(小学生を□□□とか言ったわけじゃあるまいに。なあ。セーフだよ、これっくらい。うん)

暦「……いつまで、離れてるつもりだよ。僕だって傷つくぞ」

ひたぎ「自分が傷ついていると思っている人間に限って、他人を傷つけているものよ」

翼「戦場ヶ原さん、やっぱり私がそっちにお邪魔するわ。二人で過ごしましょう」

ひたぎ「あら、嬉しくなるようなこと言ってくれるわね。裸になりたくなるわ」

暦(なあ。今の僕の彼女の方が危ないこと言ってるよな? 僕は別に悪くないよな?)

暦(ここで僕の携帯が鳴った。火憐からだ)

暦「……家からだ」

ひたぎ「きっと妹さんからよ」

翼「シスコンが見栄を張っているのよ」

暦(もうこれから女子と下校はやめよう。あれ、そうすると僕はこれから一人で帰るのか……)

暦「もしもし。火憐ちゃん?」

ひたぎ「火憐ちゃん。ぷっ」

暦「……おう、どうした」

火憐「なあ兄ちゃん、はやく帰ってこいよー。月火ちゃん、ケーキ買いに行っちまったぞー」

暦「わかった……、なあ、火憐ちゃん」

火憐「んにゃ?」

暦「お前は僕の最高の妹、いやさ世界一の妹だよっ! お前なしの兄貴人生なんて考えられないっ! 大好きだ火憐ちゃんっ!」

火憐「え、えう……えぇ?」

暦「兄ちゃんは今からすぐに帰るよ。ジングルベルなんか鳴らしながらな! 僕がお前達のサンタでクリスマスプレゼントだ! ふははははは!」

暦(通話終了。いたって真面目で普段通りで健やかな兄妹の会話であったと自負している)

暦(戦場ヶ原と羽川はもう目も合わせてくれないけど! あは!)

暦「あ、そうだ。結局どうするんだ、戦場ヶ原? 今火憐ちゃんに言うの忘れてたけど、僕の家に来るか?」

ひたぎ「…………」

翼「阿良々木くん、お願い。もう戦場ヶ原さんをいじめないであげて。死んじゃうわ」

暦「この程度で死なれちゃ世話ねーよ」

翼「真面目な話」

暦(と羽川が言い、思わず身を引く僕。今は怖い羽川さんだ)

翼「もう、しょうがないなあ。戦場ヶ原さんは阿良々木くんの家に行く。私もついて行く。これでオッケー?」

暦「ん? そうするのか」

ひたぎ「それで、いいわ」

暦(そう言う戦場ヶ原は本当に青ざめていた。冷えたのかな)

暦「じゃあ、はやくいこーぜ。月火ちゃんが帰ってくる前に」

翼「はあ……」

翼「こうして改めて見ると、いいお家だったんだね」

暦(到着するなり、そう言う羽川。別に普通だと思うが)

暦「ただいまー」

火憐「おかえりっ、兄ちゃんっ!」

暦(玄関のドアを開きくなり、居間から飛び出てきた火憐が僕にサイコクラッシャーをくらわせた)

暦(もちろん比喩だ)

暦(恐らく妹はじゃれつく猫みたいに飛びかかったに過ぎなかったのだろう。しかし、格闘家である火憐のそれは凶器だった)

火憐「おかえりおかえり兄ちゃん! はやかったなはやかったな! でも待ってたぞ! 待っちゃってたんだぞこのこの!」

暦(訂正しよう。狂喜だった)

暦(靴も脱がぬまま、その場に倒れる姿勢になり、火憐は僕を抱きしめていた)

暦(身長が(キングクリムゾンッ、であるので僕の顔は妹の胸に沈む形になった)

暦「ああ、ただいま。火憐ちゃん、ちょっと離してくれないか」

火憐「えーやだー」

暦「お客さんも来てるんだ」

暦(僕の言葉にハッとし、初めて火憐は戦場ヶ原と羽川を認識したようだった)

翼「や、やっほー、火憐ちゃん。お邪魔するねー」

暦(精一杯今の光景をなかったことに、なるべくいつも通り僕の妹に接する羽川。本当にいい奴だと思う)

暦(一方、の――)

ひたぎ「……おじゃましましゅ」

暦(噛んだ)

暦(あの、戦場ヶ原が、噛んでいた)

火憐「んん? 兄ちゃん、翼さんとこの人も呼んだのか?」

暦「おう。人数が多い方が楽しいだろう?」

暦(しかし、僕は大勢でパーティーとか小学生以来経験がないので、そのあたり自信がない)

暦(その小学生のときにしたって、月火とか千石とかとゲームを一緒にやったくらいだ)

火憐「兄ちゃんが言うならそうなんだろうぜ。歓迎するぜえ、お二人さん。今日はクスリマスだからな」

翼「字面だと見逃しそうだけれど、クリスマスね、火憐ちゃん」

ひたぎ「阿良々木くん、あがってもいいかしら。ここじゃ寒いわ」

暦「あ、ああ。とりあえず二人とも荷物は僕の部屋に置いてくれ」

暦(促すと二人は靴を脱ぎ、僕の部屋を目指し、階段へ歩を進めた)

暦(戦場ヶ原は僕と並ぶと、大きな舌打ちをした)

暦(……うーん、本当は火憐が嫌いなのかもしれない)

暦(ていうか、僕が嫌いなのかもしれない)

暦(そして、居間に僕達四人が揃い、それぞれ床やソファーに座った)

暦(リビングは既に妹達によってクリスマス仕様に飾られ、いつもより浮足立った感じがした)

暦(考えたら、こういう日に家族以外といるのは初めてだ)

暦(こういうのも、悪くない)

火憐「もうすぐ月火ちゃん帰ってくると思うから。ピザも頼んでおいたんだ」

暦「……足りないかもしれないな」

暦(この二人は想定外だからな)

火憐「それなら冷蔵庫の中に確かチキンが入ってるぜ。お祖父ちゃんが送ってくれたやつが」

暦「そんなのあったのか」

暦(冷蔵庫の確認のために火憐は立ちあがった)

翼「阿良々木くんのお祖父ちゃんって興味あるなあ」

暦「別によくいるじーさんだと思うぜ」

暦(羽川は慣れているのか、もう家の中でくつろぎ始めていた)

暦(戦場ヶ原はというと、完全にあさっての方を向いていた)

暦(『あー、明日何食べよう』、とかまるでこの場と関係ないことを考えていそうだ)

暦(これから飯を食う場面になるのに)

火憐「兄ちゃん、チキンあった。あったけど生だ」

暦「そりゃ生だろうな」

火憐「あたし、こんなの焼けないぞ。兄ちゃん、やってよ」

暦「ああ? 僕だってこんなやったことねーぞ。しょうがねー、月火ちゃんかママが帰ってくるまで手をつけるな」

暦(今、女子二人が『ママ』なるワードに反応していたようだが、たぶん気のせいだろう)

がはらさんはかわいいなぁ

暦(なんか、あれだ。月火ちゃんが帰ってくるまで間が持ちそうにない)

暦「二人はゲームってやるか?」

翼「ゲームはやらないなあ。ていうか持ってないなあ」

ひたぎ「阿良々木くん、あなたまさか女の子の前でギャルゲーを始める気?」

暦「始めないし、持ってすらいねーよ!」

火憐「あたしなら、卒アルとか見せるな」

暦(ほう。なるほど、卒アルか)

暦「じゃあ、僕の部屋に行こう」

暦(で、僕の部屋まで来たはいいが――)

暦「あ」

暦(たいへんだ。僕は過去を振り返らないという心の掟を守っているがゆえに、卒業アルバムを全て捨ててしまったのだった)

暦(そもそも、あれは人に見せていいものじゃないし、見せられるものじゃない)

暦(誤解がなきよう言っておくが僕が中学生活をなかったことにしたかったとか、そういうんじゃあない)

暦(僕は前しか見ない男なのだ)

暦(とはいえ、それをそのまま二人に報告するのはまずいだろうから(お互い)、ここはひとつ)

暦「あれー、おかしいなー。卒アルないわー」

翼「ない?」

暦「うん。これはしかし困ったなあ。せっかく二人が退屈しないよう、僕の卒業アルバムで楽しんでもらおうとした矢先これだものなあ、いやあ、まいったまいった」

翼「もうっ、過去の記録はちゃんと整理・保管しないとだめじゃない」

暦「きれい好きで定評のある僕としたことが。いや、本当に見せてあげたかったし、申し訳ないと思うんだけれども」

火憐「あ、そういや兄ちゃん、卒アルは前にしょうきゃ」

暦「火憐ちゃん、今日はいつもよりかわいいな!」

火憐「へっ!?」

暦(褒める、だ。うちの妹はとりあえず褒めときゃ思考停止するからな)

火憐「そっ、そうかなーっ! あ、もしかして下ろしたてのこのジャージに気づいた? えへ、えへ」

暦(さて、二人にはこのあとどうしたものか)

ひたぎ「あ、えっちな本だわ」

暦「!?」

Ah,Hな本だわ

翼「えー、どれどれー」

暦(興味深々とばかりの羽川。おい、戦場ヶ原、なんで人のベッドのシーツを剥がしているんだ)

ひたぎ「ほら。これなんか発行日先週よ」

翼「うわー。すごいすごい、本物のえっちな本だー」

暦「しまえよ!」

ひたぎ「後輩がコンセプト……? どうやらかなりマニアックな内容らしいわ」

翼「あ、高校の後輩と中学の後輩でまた違うんだね」

暦「女子が読むものじゃねえよ!」

ひたぎ「! なるほど……交配の手筋をこれで学んでいるというわけね、後輩だけに」

暦「うまくねえし!」

oh...

火憐「えっとねー、まだ他にもあるぞ。確かこっちに――」

暦(と言いつつ、どこかへ消え、またすぐに火憐は帰ってきた)

火憐「これとこれと、あとこれが最近のかなー」

翼「うわ……」

ひたぎ「なに、死体……?」

翼「小学校の先生って……」

ひたぎ「このだぼだぼの……Bガールというのかしら」

暦(火憐が持ってきたその三冊をまじまじと、じわじわと、たじたじと眺める二人)

暦(今、彼女達と築き上げた信頼関係が音を立てて崩れるのを僕は確かに聴いている)

暦(これは罰か。だとしたら何の? この僕が一体何をしたというのだ)

翼「火憐ちゃん、これはどこに?」

火憐「あたし達の部屋だぜー」

暦(ああ、妹よ。なぜお前は正直者なんだ。正直というのは時として悪徳なのだ)

ひたぎ「…………」

暦(目で語る、という言い回しがあるが、これはもう目で刺すって感じだ)

暦(もう、口にしなくても何を言わんとするかわかる)

ひたぎ「我ながら結構な読書家であると思っているけれど、私もこんな本は初めて見たわ」

翼「私もだよ」

暦「あーはいはい! どうせ男は助平ねえとかそういうことが言いたいんだろう!?」

暦(これは男の子の生理現象です! 仕方がないことなんです!)

ひたぎ「阿良々木くん、いえ、これで助平とかそういう次元で考えているとしたら、私は考えを改めざるを得ないわ」

暦「…………」

翼「ひゃー、絶対死んじゃうよこれー」

続きは誰かに『不慮の事故』で押し付けたいと思います

暦「なあ羽川、性の六時間って知ってるか」?

羽川「どうしたの阿良良木?突然だね。
何か良いことあったの?」


SMとか盗撮物レベルなら許してやってください。

ひたぎ「阿良々木くんは、性の六時間という言葉を知っているかしら?」

暦「……ん?」

ひたぎ「別称ではエックスデイとも云うらしいわ。俗に云えばクリスマスなのだけれど」

暦「ああ、その事か。勿論知ってるよ。確か12月24日の午後9時から、翌日25日の午前3時までの時間帯の事だよな。
  一年間で最もセックスする人が多いって聞いた事あるな」

ひたぎ「ふん、知識だけの童貞が」

暦「答えただけで罵倒された!?」


キター

暦「忍野の真似はCCだけでいいんだよ」

羽川「ちょっと気に入っちゃたんだよね」

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ひたぎ「それはともかく阿良々木くん、話が変わるけれども」

暦「おいおい、戦場ヶ原。性の六時間について話すのが、このスレに於ける最低限のルールだと僕は思うぜ」

ひたぎ「はっ。どうして私がルールに縛られなければならないのかしら」

暦「郷に入れば郷に従えって言葉があるだろ? 好き勝手に話すだけじゃ、たんなる自己満足だ」

ひたぎ「自己満足でも結構じゃない。大体、全ての創作活動は自己満足ではないのかしら? 特にこういうスレッドの場合、最早オナニーね」

暦「オナニーって……」

ひたぎ「やだ。もしかして阿良々木くん、私に卑猥な言葉を言わせる為に、さっきの台詞を言ったの?」

暦「断じて違う! 卑猥な言葉を引き出す為の台詞は、女子中学生以下にしか使わない!!」

ひたぎ「そう……阿良々木くん、ところでオナニーって自慰とも云うけれど」

暦「待って下さいガハラさん。無関心なスルーは精神的に辛い」

ひたぎ「セックスはH、そして、HのあとにI、……愛があるというのは有名だけれども、Hの前にはG、自慰があるのよ。アルファベット考えた人って、とても変態なのでは無いかと私は思うのよ」

暦「その発想の方が変態だ」

ひたぎ「でも、変態の彼女が好きなんでしょう? 阿良々木くんは」

暦「答えにくい事を聞くな!」

ひたぎ「でも、変態の妹が好きなんでしょう? 阿良々木くんは」

暦「勿論だよ、戦場ヶ原」

ひたぎ「じゃあ聞くけれど、変態の妹が彼女だった場合、阿良々木くんは一体どういう反応をするのかしら」

暦「まず、その前提がおかしいな」

ひたぎ「と、言いますと」

暦「妹が妹なのは妹だからであって、妹が彼女になれば妹成分が薄れて、それは最早妹では無いんだ。妹と彼女は別物だ。

  戦場ヶ原、萌え属性をミックスする事で、新たな属性が生まれる事はあっても、それで生まれた属性は決して万能ではない。
  最悪、元々あった属性の支持者からは半端者扱いされて、干される可能性だってあるんだぜ。
  僕は一般的な妹好きとして、妹を彼女という属性とミックスさせるのに断固反対する」

ひたぎ「でも待って阿良々木くん。すごくどうでもいいから、話を戻していいかしら?」

暦「話を振り切った!? ……まあ、脱線しっぱなしだったから、話を元に戻すのは構わないよ。妹の話はもっとしたかったけど、致し方ない。で、性の六時間の話だったっけ?」

ひたぎ「いいえ、アルファベットの話よ」

暦「戻り切らなかった!!」

ひたぎ「私が英語を習ったのは随分早かったのだけれども、一般的な子供が英語を習うのって、大抵小学校高学年から、中学校一年ぐらいでしょう?」

暦「ああ――まあそうだな。最近じゃ、もっと早く英語を教えるべきって話もあるけどな」

ひたぎ「学校をサボりがちだった阿良々木くんには解らないだろうけれど、英語の授業では最初、アルファベットを教わるものなの」

暦「待て、戦場ヶ原。僕がサボりがちになったのは高校に入ってからだ。それまでは至って真面目な学生だったんだぜ」

ひたぎ「真面目度チェ――ック。中学一年生、期末試験の保健体育のテストの点数は?」

暦「87点」

ひたぎ「はっ。その頃から知識だけはあったというわけね」

暦「うるせえよ。それで、アルファベットを教わってどうなったんだ?」

ひたぎ「……ちょっと待って阿良々木くん。今あなた、彼女に対してあるまじき暴言を使わなかったかしら?」

暦「それより戦場ヶ原。今の所、話題の数はどんどん増える一方だけど、一つも完結した話題が無いんだぜ。
  とりあえず、一個ずつ消化してから、僕を咎めてくれないか?」

ひたぎ「その前に、御免なさいするべきでは無くて? 〝戦場ヶ原ひたぎ様、この卑しい豚めが、戦場ヶ原様と対等に口を利いて申し訳ありませんでした〟って」

暦「 〝戦場ヶ原ひたぎ様、この卑しい豚めが、戦場ヶ原ひたぎ様と対等に口を利いて申し訳ありませんでした〟」

ひたぎ「だったら話しかけないで」

暦「彼氏に対してあるまじき暴言だ!!」

ひたぎ「え、彼氏って〝かれし〟って読むの? 私ずっと〝彼ウジ〟って読んでた」

暦「酷すぎる!!」

ひたぎ「こよみマゴット」

暦「絶対売れねえ!!」


ID:8qw9kFA50が戻ってくるのを待つんだ……

chu

暦「隠し事は無しにしようぜ、火憐ちゃん」

火憐「どうしたんだ兄ちゃん? あたしは何も隠してないぜ」

暦「いや、隠してるだろ。仮にも僕はお前のお兄ちゃんなんだぜ。隠し事が通用すると思うなよ」

火憐「ああ、――そういう事か」

暦「多分違うだろうけれど、そういう事だよといっておこう」

火憐「あたしの後ろにいると、兄ちゃんが隠れるって事か」

暦「身長の話はしていない!!」

火憐「え? 出来の良い妹なら、兄ちゃんを引き立たせる為にも、常にホフク状態で登場しろって話だったっけ?」

暦「ホフク前進する妹を傍に置いたら、僕が引き立つどころかドンビキされるわ」

火憐「それとも兄ちゃんを立たせたいって話だったか?」

暦「そこはかとなくエロい!!」

火憐「冗談だよ兄ちゃん。月火ちゃんの胸が大きくなったって話だったか」

暦「おっと、期せずして興味深い情報を引き出してしまった」

火憐「それで隠し事って何の事? このあたしが、兄ちゃんに隠し事?」

暦「ああ。僕は火憐ちゃんの兄をやっているわけだが」

火憐「あたしは兄ちゃんの妹をやっているわけだが」

暦「――僕は、火憐ちゃんの〝なか〟を知らない」

火憐「あたしは兄ちゃんの〝なか〟を見た事がある」

暦「聞き捨てならねえよ! お前は一体、僕に何をしたんだ!?」

火憐「何だよ。親愛なる兄ちゃんの全てを知りたいと思うのは、妹としては当然の事だぜ」

暦「つーか、一体どうやって見たっていうんだ」

火憐「え? あたしって兄ちゃんから生まれてきたから、兄ちゃんの妹なんだろ?」

暦「馬鹿全開だー!」


火憐ちゃんの細かい口調が思い出せない……!

火憐「兄ちゃんの中には、あたし以外の女がいたな。月火ちゃんじゃないよ」

暦「へえ。僕って身体の中に女がいたんだ」

火憐「確か金髪幼女」

暦「お前は何で知ってるんだ!」

火憐「何でも知ってるぜ、兄ちゃんの事なら」

暦「――隠し事出来ないのは、僕の方だったって事か」

火憐「真面目な表情で言う兄ちゃんをからかうのも悪いとは思うけど、これ冗談だから」

暦「これが本編なら、間違いなく全国の物語シリーズファンがぶちキレてたぜ」

火憐「それはさておき、兄ちゃんがあたしの〝なか〟を知らないって話だけど」

暦「僕の妹はすぐに本筋に戻ってくれるな。戦場ヶ原にも見習わせたいところだ」

火憐「兄ちゃんはあたしの〝なか〟を知ってるだろ?」

暦「そこまで変態では無い。まだ」

火憐「ぐちゃぐちゃで。ぐちょぐちょで。じるじるして。じゅくじゅくして――」

暦「何だ歯磨きの事か」

火憐「あの流れを『あっ、その程度の事?』ぐらいの感覚で言えちゃう兄ちゃん格好良い」

暦「格好良いも格好悪いも無いよ。あの程度の事、昔は教育テレビでもやってたぜ」

火憐「ああ、兄ちゃんが毎回録画してたやつか」

暦「あれは放送禁止レベルだ。昔は良かったな」

火憐「あれをそういう目で見る視聴者は兄ちゃん以外にいないと思う」


飯食ってこよう。続きは誰かが書く

ひたぎ「今からセックスをします。」

暦「・・・は?」

ひたぎ「違うわね、こうじゃないわ。」

ひたぎ「セックスをして・・・いただけま・・せんか?したらどうな・・ん・・です?」

ひたぎ「セックスをしましょう。阿良々木君。」



暦&ひたぎ「ギャフベロハギャベバブジョハバ」


暦「本当に、NHKは変態テレビ局だよな」

火憐「兄ちゃん、本来ならこの台詞は兄ちゃんが言うべきなんだろうけれど、話を戻していい?」

暦「いいよ」

火憐「兄ちゃんはあたしが〝なか〟を見せてない事を、隠し事って言ってるんだよな?」

暦「ああ。出来の悪い兄としては、出来の良い妹の〝なか〟を全部知りたいんだ」

火憐「そうか……まあ、兄ちゃんの頼みを断れる妹じゃないしな、あたしは」

暦「という事は!」

駿河「やあ阿良々木先輩に火憐ちゃん。兄妹水入らずのところ悪いけれど、私も仲間に混ぜてくれないか?」

暦「ややこしくなりそうだから帰ってくれ、神原」

駿河「ふふ。阿良々木先輩、この私が帰ってくれと言われて素直に帰る女だと思っているのか? 私が帰りたいと思うのは、父親の睾丸内ぐらいだぞ」

暦「帰りすぎだ! なあ神原。僕のパンツをお前の家に持って帰ってくれないか」

駿河「承諾した!」

暦「――神原駿河、その真っ直ぐさは、いずれ身を滅ぼすぜ」

火憐「というか、何で兄ちゃんのパンツの場所を知ってたんだ?」

暦「あ、やべえ。神原のやつ、僕が穿いてるパンツ持って行きやがった」

火憐「流石だ! あたしも見習わないとな!」

暦「いや嘘だよ。火憐ちゃん、間違っても神原みたいにはならないでくれよ」

火憐「いや。兄ちゃんの頼みでもそれだけは断らざるを得ない。あのお方は、あたしに未知の領域を教えてくれるんだ。昨日なんか……あっ///」

暦「何を教えてもらってるんだ!?」

火憐「兄ちゃん、そろそろあたし、限界なんだけど」

暦「ああ、――僕もそう思ってたところだ」

火憐「こうやって兄ちゃんと雑談するのは楽しいっちゃ楽しいけど、性の六時間と何の関係も無いじゃん」

暦「最初は僕が吸血鬼化して、触手とか出して『隠し事は無しだぜ、火憐ちゃん。にゅるにゅる』ってやる予定だったのにな」

火憐「『兄ちゃんの歯ブラシ……あ、あたしの膣を擦ってる!!』」

暦「『火憐ちゃんの膣内、火みたいに熱いぜ。水気は多いのにな』」

火憐「『にいちゃ……ッ!! あっ、あ……そこ、一番奥ッ!』」

暦「『うっ、かれん……火憐ちゃんッ! は、歯磨き粉、奥まで――ああっ!』」

火憐「『んあぁぁぁあああッ!!』」

 ガラッ

月火「…………」

暦「つ、月火ちゃん……!!」

火憐「お、おいおい。千歯扱きなんて持ってどうしたんだ、月火ちゃん?」

月火「お、お兄ちゃん? 火憐ちゃん? 何してるの?」

暦「違うんだ、月火ちゃん。これには深い事情が」

月火「お兄ちゃんの部屋のドアはガラッて開かない所から突っ込んでよぉ――!!」

暦「落ち着け月火ちゃん! まずはその千歯扱きを床に置くんだ!」

火憐「駄目だぜ兄ちゃん……。月火ちゃん、完全に向こう側にいっちゃってる!」

月火「そんなに歯磨きしたいなら、これで私も歯磨きしてやる!!」

暦「月火ちゃんってこんなキャラだったっけ!? おっぱい揉むシーンしか覚えてない!」

火憐「来年のアニメ化前に予習しておかないと!」


 アニメ 偽物語 2012年 1月より放送開始予定。

 
.                      ・ ・ ・ ・
             ――青春は、ほんものになるための戦いだ。

今日はね、これが私の精一杯

あの掛け合いが好きだ
なかなか真似出来ないけど

月火ちゃんの千歯扱き

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