智子「暇だ……学校に入学したはいいものを……いや、ぼっちじゃないけどさ……」

ｶﾞﾁｬｯ ﾀﾀﾞｲﾏｰ

智子「うわっ……嫌な奴が帰ってきた……」

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

智貴「姉ちゃん！ウイイレやろうぜ！！」

智子「ごめん、そういう気分じゃない」

智貴「良いからさ！なっ！？」

智子「あー……分かったよ……」

智子「（ここまでなら普通の仲が良い姉弟……いや、コイツ嫌いだし仲は良くないな）」

智子「（だがコイツはおかしい……明らかに他の弟とな）」

数時間後

智貴「おっ！もう風呂の時間か！姉ちゃん入ろうぜ！」

智子「いや、一人で入るから」

智貴「なぁ、良いだろう？姉弟なんだしさっ！」

智子「姉弟だろうが年頃だろうが、入ってくんなよ」

智子「（何故かシスコンの度が過ぎてる……）」

お風呂場

智子「（流石に乱入しては来ないか）」

智子「はぁ……何なんだアイツは……」

智子「明日、優ちゃん来るけどどうしよう」

智子「いや、アイツは明日部活のはずだ、安心安心」

智子「ふう、さっぱりした」ｶﾞﾁｬｯ

智貴「おう姉ちゃん！ウイイレやろうぜ！！」

智子「出ていけ」

智貴「いやいや、ウイイレやろうぜ！！」

智子「うぜぇ！！」ﾊﾞｷｯ

智貴「おうっ！？」

智子「……」

智子「……何なの、マジで」

智子「アイツ今年受験らしいけど、ウチの学校には来て欲しくないな……」

次の日

智子「はははー、でさー」

優「ホントに？」

ｶﾞﾁｬｯ

智貴「姉ちゃん！ウイイレやろうぜ！！」

智子「おい！？部活はどうした！？」

智貴「今日は休みだぜ！ウイイレやろうぜ！！」

智子「いや、優ちゃん来てるしやらないから」

智貴「そうか……ところで」ﾁﾗｯ

優「ん？」

智貴「おっぱい揉ませて！」

優「えっ」

智子「死ね！」ﾊﾞｷｯ

智貴「おうふっ！」

ﾊﾞﾀﾝ

智子「あ、あはは……」

優「面白い弟さんだね」

智子「あ、うん」