キョン「突然どうしたんだ?」
ハルヒ「何かむなしくなったのよ、SOS団とか高校生にもなってバカみたいだって思って」
古泉「…残念です、みんなと過ごすこの時間はとても好きだったのに」
長門「…やめないで欲しい」
ハルヒ「ごめんね、でももう決めたことなのよ、みんな今まで私のわがままに付き合ってくれてありがとう」
キョン「止めようと思ったきかっけってなんだ?」
ハルヒ「…やっぱりみくるちゃんが死んだ事かな、あれ以来何をやっても楽しくないのよ」
キョン「あれは事故だったと言っただろ、お前の責任じゃない!」
ハルヒ「でも…私が山に登るとか言わなければあんなことにはならなかったのよ」
キョン「あそこは普通の登山道だ、自分を責めるなよ!」
ハルヒ「でも…でも…」
SOS団が解散して1週間
キョン「ハルヒ、今日も行かないのか?」
ハルヒ「もう解散したんだもん、あそこにはもう行かないわ」
キョン「待ってるからな」
ハルヒ「…」
ガチャッ
長門「…」
キョン「古泉はまだ来ないのか」
長門「昨日もおとといも来なかった、おそらくもうここには来ないと思われる」
キョン「そうか…ハルヒの力ってやつももう戻る事無いのか?」
長門「それはわからない、しかしこのまま普通の人間のままいる可能性の方がきわめて高い」
キョン「そうか…」
1カ月後
キョン「なぁハルヒ」
ハルヒ「…」
キョン「待ってるからな…」
ハルヒ(キョン…)
ガチャッ
長門「…」
キョン「今日もお前だけか」
長門「そう」
キョン「最近お前と二人っきりだな」
長門「そう」
キョン「…退屈じゃないか?」
長門「私は本を読んでいるので退屈はしていない」
キョン「そういえばそうだな、以前からお前の習慣は変わってないもんな」
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