美希「社畜のくせに生意気なの」 (55)
P「そんなこと言うなよ。もうずっと休んでなくてしんどいんだ」
美希「買ってきてくれないと明日のお仕事休んじゃおうかなー」
P「はぁ…わかったよ」
伊織「ついでにオレンジジュースもお願いね」
美希「言われたら走って買ってくるの」
P「わかりました」
美希「あはっ、本当に走っているの」
伊織「もう1か月も休んでいないのによく走れるわね」
美希「きっと疲れたふりしているだけなの」
伊織「仮病ね」
真「あ、プロデューサーごめんなさい」
P「うわっ」ドンガラガッシャーン
美希「足ひっかけられてこけてるの」
真「プロデューサー、しっかりしてくださいよ~」ニヤニヤ
P「メガネが…」
真「へぇ~これがプロデューサーのメガネですか」
P「真、拾ってくれてありがとう」
真「うわっ汚いっ」
律子「ちょっと投げないでよ」
真「ごめんなさーい」ニヤニヤ
美希「あははっプロデューサー四つん這いになって情けないの」
P「ちょっ、美希蹴らないでくれ」
伊織「社畜ってなんて鳴くのかしらね」
美希「ミキも興味あるなー」
真「プロデューサー!社畜ってなんて鳴くんですか?」
P「……」
伊織「黙っていたらわからないわよ」
P「……たい…」
真「?」
P「死にたい……」ボソッ
美希「……」
真「……」
伊織「……」
P「はぁ…楽に死にたい…」
美希「ご、ごめんなさいなの!!」
伊織「ちょっ!死ぬことないわよ!!」
真「プロデューサー!もっといい子にするからそんなこと言わないでください!!」
P「はぁ…楽に死ねる方法ないかな…」
美希「はっハニー!!そんなこと言わないでよっ!」
真「ぼ、僕たち本当はプロデューサーのこと大好きですからっ!」
伊織「そ、そうよ!あんたには本当に感謝しているんだからっ!」
P「本当か?」
美希&真&伊織「」コクコク
P「そっか…じゃあ頑張るよ…」
亜美「社畜は”死にたい”と鳴くと」
千早「何しているの?」
真美「観察日記だよ。備考欄、社畜は優しくされるのに弱いと」カキカキ
千早「そうなの?」
真美「亜美、次は婚期を逃したアラサ―を観察しに行こう」
亜美「りょ→かい」
P「みんなが応援してくれるなら頑張るぞー!!」
美希「おーなの」
真「頑張りますよー」
伊織「この伊織ちゃんに不可能はないわ」
亜美「それじゃあ兄ちゃん、台本通りにお願いね」
P「ほんとにいいのかなぁ…」
真美「もしものときは真美たちが助けに入るから」
小鳥「はぁ…」
P「音無さん、どうかしましたか?」
小鳥「いえ、この季節になると外を歩いているカップルを見ると、ちょっと」
P「あー確かにイラッとくるものがありますね」
小鳥「わかりますか?」
P「はい」
小鳥「もう、今日は電車でキスをしていたカップルを見て、殴ってやろうかと」
P「それはちょっとまずいんじゃ」
小鳥「今夜はヤケ酒です」
P「ご一緒してもいいですか?」
小鳥「えぇっ?」
P「近くにいいお店を見つけたのですが、一人だと入りづらくて」
小鳥「(オーケー、落ち着くのよ…ここでがっついたらダメよ)いいお店を見つけても、一人だと入りづらいってあるあるですねー」
P「そうなんですよ」
小鳥「それじゃあ私も近場のお店を開拓したいので、一緒していいですか?」
P「はい。今夜7時に行きましょうか」
小鳥「はい(えへへ…えへへ…)」
律子「仕事してください」
P「これでよかったのか?」
亜美「完璧だYO!」
真美「あとの流れは打ち合わせ通りにお願いね」
@居酒屋
小鳥「ほんと、親が早く結婚しろ―ってうるさくて」
P「僕もうるさく言われて困っているんですよ」
小鳥「(いい感じになってきたけれど、ここで結婚しませんかーなんて言ったら…)」
P『結婚しちゃいますかー』
小鳥『しちゃいますかーあはははは』
小鳥「(って鈍感なプロデューサーさんは冗談でしか受け取らない…)」
P「音無さーん、大丈夫ですかー?」
小鳥「はっ大丈夫ですよ!それでお見合いなんて言われても相手がーって」
P「俺もそんなことありましたよー」
小鳥「そのお見合いはどうしたのですか?」
P「断っちゃいましたよー」
小鳥「どうしてですか?」
P「好きな人がいるから断ったと…」
小鳥「えー!?」
小鳥「言い訳に嘘をついたんじゃなくて?」
P「はい」
小鳥「プロデューサーさん、もしかして担当の子ですか?」
P「いえいえ」
小鳥「あっ!わかりました(この空気いいわ~いいわ~)律子さんですね」
P「ちょっと惜しいかなって」
小鳥「え?(来た?)それじゃあ誰ですか?」
P「律子の隣に座っている事務員さん…」
小鳥「……(キタッー)」
P「その、やっぱり今のなしで!!」
小鳥「わ、わたしも…プロデューサーさんの事が好きです…よ」ボソボソ
P「え?」
小鳥「女の子から言わせるんですか?もう一度、ちゃんと言ってくれないと嫌ですよ」
P「は、はい。音無さん、僕。音無さんのことが好きです。結婚を前提に付き合ってください(ウソ)」
小鳥「は、はい…///(ホンキ)」
ホテル街
P「すみません、居酒屋で告白なんて…お酒の勢いを借りないと勇気がなくて」
小鳥「いいですよっ。私もきっと答えることできませんでしたし(ホテル街に連れてきたってことは…そういうことよね)」
P「はぁ…ちょっと飲みすぎましたね」
小鳥「そうですね。あの後二人して”二人のための乾杯~”とかはしゃぎすぎましたね
(もうそろそろホテル街が終わる…なにをしているんですか!プロデューサーさん!!)」
P「あはは…」
小鳥「(仕方がない。ここは年上のお姉さん風に…)プロデューサーさん、休憩していきませんか」
P「きゅっ、休憩ですか?」
小鳥「その、そこで」つ一泊4000円
P「いやぁ…休憩は、大丈夫です」
小鳥「(イラッ、女の子から誘っているのにどうして?ここは強く押してっ)いいじゃないですか。付き合っている仲ですし」
P「でも、付き合ったばっかりで…」
小鳥「」イライライライラ
小鳥「いいじゃないですか~」グイグイ
P「ちょっと引っ張らないで、くださいっ!!」ドンッ
小鳥「きゃっ…」
P「音無さんがそんなはしたない人と思いませんでした…すみません。別れてください」ダッ
小鳥「え…プロデューサーさん?」
小鳥「……そんな…グスッ…どうしてっ」ポロポロッ
小鳥「あれだけ焦らないようにしておいたのに…っ!既成事実欲しさに…なんてことをっ…!!」
小鳥「アーーーーーーーーー!」
亜美「婚期を逃したアラサ―は、甲子園開始時のサイレンのように鳴くっと」
真美「備考、既成事実欲しさに早くヤろうとするっと」
P「本当に大丈夫かなー」
亜美「大丈夫。あれだけ飲めば忘れているから」
真美「そうそう。そのための居酒屋だから」
翌日
小鳥「頭いたい…」
P「音無さん、大丈夫ですか?」
小鳥「え?ここってプロデューサーさんの家ですか?」
P「はい。居酒屋でぐったりしていたので」
小鳥「あ~、すみません(よく覚えていないけれどラッキー)」
P「いいんですよ。それより昨夜のこと覚えていますか?」
小鳥「え?昨夜なにかあったのですか?」
P「いえ特には」
小鳥「ちょっと待って下さい…なにかすごく嬉しいことと悲しいことがあったような気がしますが…思い出せません…」
P「早く用意しないと遅刻しますよ~」
小鳥「あぁっ!ちょっと待ってくださいよ~」
おわり
亜美「次は貧乳はなんて鳴くか?」
真美「それは”くっ”って答え出てるよ~」
亜美「ん~それじゃあバリバリのキャリアウーマン。でも独り身で寂しい!たまには優しくされたい!
それじゃあ優しくされたときなんて鳴く?はどっかな?」
真美「それいいね。兄ちゃん殺されそうだけれど」
亜美「別に異性じゃなくてもいいと思うYO!」
真美「なるほど。いつも迷惑かけている真美たちが優しくしたときなんて鳴くか!!」
亜美「それじゃあいってみよ~」
真美「んっふっふ~(最悪怒られるときは亜美だけだしいいや)」
亜美「もし律っちゃんに怒られるときは真美の腕を死んでも離さないからね」
真美「さすが双子!!真美の心を読むなんて!!」
亜美「当り前でしょー」
@事務所
律子「はぁ~疲れた。いまから書類整理しないといけないわね」
小鳥「律子さん、最近独り言多くなってませんか?」
律子「疲れですよ…はぁって」
律子「こらっー!あんたたち!また私の椅子に変なクッション置いたでしょ!」
真美「置いたけれど、変なクッションじゃないよ!」
亜美「そうだよ!」
律子「え?」
真美「よく見て、真美と」
亜美「亜美が~」
真美「二人で律っちゃんのために腰が痛くなくなる」
真美「クッション買ったんだよ~」
律子「あ、よく見たら本当ね。低反発のクッション…すごく高そう」
真美「いいから座ってよー」
亜美「ちゃんとパパに聞いて医療用の選んだんだよー」
亜美「どうどう~?」
真美「いいでしょ~」
律子「すごく快適だわ」
亜美「やったね!」
真美「やったよ!」
律子「どうして私に?」
亜美「律っちゃん、いつもありがと」ダキッ
真美「いつもいたずらしてごめんね」ダキッ
律子「ちょっ、え?なになに?」
小鳥「よかったじゃないですか~」ニヤニヤ
亜美「律っちゃんのためにいーっぱい頑張るから」
真美「真美ができることは少ないかもしれないけれど、真美も律っちゃんのために頑張るから」
律子「二人とも…グスッ…ありがと…」
亜美「えへへ→」
真美「んふっふっふ~」
律子「私も貴方たちの事大好きよ」チュッ
亜美「///」
真美「///」
律子「それじゃあお仕事頑張るわよー!!」
真美&亜美「なるほど」
律子「どうかしたの?」
亜美「優しくしてくれた人に”大好き”と求愛をした後に」
真美「備考、キスをするっと」
律子「えーと、一体どういうことかしら?」
小鳥「実は……」
律子「あ、あんたたち~っ」
小鳥「見事な瞬間沸騰ですね~顔が真っ赤ですよ~えぇとカメラカメラ」
亜美「真美、逃げろっー!!」
律子「逃がさないわ!!」
真美「亜美隊員あとは任せた!!」
律子「真美はあとでプロデューサー殿に説教してもらえばいいわ。亜美~」
亜美「あ…」ガクガクブルブル
律子「おしおきが必要だわ。レッスンを3倍に増やしてあげる」
亜美「ちょっ!真美と半分ずっこで1.5倍じゃないの!?」
P「真美には俺からお仕置きしておく」
伊織「ちょっ!律子、それって私たちも巻き添えじゃない!」
あずさ「あらあら~」
おわり2
とりあえずここまで考えていた
次なにがいいか>>50
高音
貴音が思いつかないから後で
やよい「ちょっとどいてほしいかなーって」
P「ご、ごめん」
やよい「どうしてタメ口ですか?プロデューサーとアイドルならアイドルの方が立場は上かなーって思います」
P「そ、そうだよな」
やよい「むっー」
P「ごめんなさい」
やよい「次から気を付けてくれれば、別にいいですよ」
P「(クズマスになってもやよいは天使だった)」
答え→書けない
このSSまとめへのコメント
アイドル達をボコボコにするとこまで書いてたら星5個だったわ