翌日

モブ「１０４期の子は優秀ですね、ほとんどが合格ラインですよ」

キース「ほとんど....じゃ駄目だ全員でなければならん」

モブ「あぁ.........例外の二人ですね」


キース「エレン・イェーガー及びアニ・レオンハート」

キース「この二人は音痴という言葉では説明できない酷さだ」

エレン「え！？教官が俺を呼んでる？」

アルミン「うん、何か悪い事したの？」

エレン「いや、多分昨日の歌の訓練だよ.....俺すげー音痴なんだよなぁ」

アルミン「じゃあ歌のレッスンさせられるんだね」

エレン「多分な、どうせなら立体機動訓練のがマシだぜ」

アルミン「兵団は規律と伝統を大事にしてるからね」

エレン「面倒くさいけど行ってくるよ...」ﾀﾀﾀ

アニ「教官が私を？何で？」

ベルトルト「やっぱり自分でわかってなかったか.....」

ライナー「相変わらず重症だなお前は......」

アニ「？」

ライナー「お前はガキの頃から天性の音痴なんだよ」

ベルトルト「昨日合唱訓練やるって教官が言った時からずっと僕達心配してたんだ」

ライナー「そしたら案の定お前は呼び出しをくらった、その意味がわかるか？」

アニ「....私は音痴じゃないし昨日は普通に歌っただけさ.....まぁとにかく行ってくるよ」

キースの部屋

キース「.......二人共揃ったな、何故呼び出されたかわかるか？」

エレン「ハッ！昨日の歌の件であります！！」

キース「そうだ！貴様等の歌はあまりにも酷い！！酷過ぎるのだ！！！」

キース「だが自分を音痴とわかっている分救いがある、努力で治せるだろう....」

エレン「ありがとうございます！」

キース「真の問題はレオンハート訓練兵........貴様だ」ｷﾞﾛ

アニ（............え？）

期待

はよん

発想が好き
支援

キース「貴様自分がどれほどの音痴かわかってないな？」

アニ「音.....痴....ですか？」

キース「そうだ！それも私が今まで聞いた中で一番だ！！」

アニ「........」

キース「イェーガー訓練兵はまだ歌だとわかる！！」

キース「だが貴様は不気味な朗読だ！何の歌か全くわからんのだ！！」

アニ（.....まぁ成績の点数に関係しないだろうからいっか）

男子寮

ベルトルト「アニが憲兵団に入れない可能性だって！？」

ライナー「そうだ」

ベルトルト「たしかに悪魔の末裔レベルの音痴だけど....歌唱力なんて成績に反映されないんじゃ...」

ライナー「たしかにそうだが、限度ってのがあるだろ？」

ライナー「多少下手でも歌だってわかれば良いんだ....要は無難にやってりゃいい」

ベルトルト「そうか...アニの歌は歌じゃないからもし憲兵団に入団したら...」

ライナー「そうだ、ある情報によれば憲兵団の入団式で新兵達は王の前で合唱するらしい」

ベルトルト「アニ無理じゃないか」

ライナー「アニ無理なんだよ！」

ライナー「今後何が起こるかわからんからな、憲兵団行きの権利は3人共獲得しときたい」

ベルトルト「僕とライナーは１０番以内は堅いから大丈夫だけど.....アニはどうするの？」

ライナー「音痴さえ克服すれば大丈夫だ、それが難しいんだがな」

ベルトルト「そうだよ...僕達は歌は下手じゃないけど教えられる程上手くないし.......あ！」

ベルトルト「ミカサだ！ミカサは上手いよ！！」

ライナー「ミカサか........あいつはエレンのコーチで忙しいだろ」

ベルトルト「そういえばエレンも呼び出し組だったね、でもそれは３人でやればいいんじゃないかな？」

ライナー「.........あの３人でか」

ベルトルト「.............」

エレン「ただいまー」ガチャ

アルミン「おかえり、やっぱり歌の事だった？」

エレン「おう、一週間以内に歌唱力を人並にしろってさ」

ミカサ「エレン！私が教える！まずは腹筋をやろう！」

エレン「....ま、ミカサが教えてくれれば問題無いか」

ライナー「ミカサ、エレン....」

ミカサ「？」

ライナー「頼みがある」

なんだエレアニか？
そーだったら帰る

ライナー「アニにも歌を教えてやってほしいんだ」

エレン「あーたしかアニも教官に怒られてな」

ミカサ「何故私がアニにも教えなくていけないの？ライナーが教えれば済む話」

エレン「別にいいだろミカサ？お前の生徒が一人増えるだけだぜ」

ミカサ「.......でも」

ライナー（エレンの入浴写真やるよ）ヒソヒソ

ミカサ「私は有能、すごく有能、ので二人共完璧に音痴を克服させる事ができる」

ライナー「すまんなミカサ」

>>13
すまんな

カップリングに拘りがある人にとって残念なｓｓなんだ

女子寮

ミカサ「アニ・オンチハート、話がある」

アニ「.....アンタそれで挑発したつもりかい？」

ミカサ「歌い方を教えてあげる...ので...明日の夕食後倉庫に来てほしい」

アニ「別にいいよ、私は立体機動さえできればそれで良いんだよ」

ミカサ「アニ級音痴のままだと憲兵団に行けない......ってライナーから伝言があった」

アニ「はいはい.......は？」

ミカサ「ベルトルトも同じ事言っていた....それでも流すつもり？」

アニ「憲兵団は.....絶対にいかなくちゃダメなんだ.....」

ミカサ「じゃあ私に従う.....従え」

>>15
触れちゃいかんよ

アニはとあるSSの影響で
歌が上手いイメージだったんだが
音痴と言われればそんな気もするな(笑)
もしくは恥ずかしくて人前で歌えないとか

ともかく期待

ミカサどうゆう風に音痴を治すのかな。期待。

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