うずめ「まずいよ…」
まない「ウフフ…」
うずめ「あの…まないさん? 私帰りたいんだけど」
まない「ダメだようずめちゃん。こんな天気の中帰ったら危ないよ…」
うずめ「ぅ…」
うずめ(せ、正論っ!)
まない「でも災難だよねぇ。台風だなんて。もっと早く帰れれば良かったんだけど…」
まない「うずめちゃん部室でぐっすり寝ちゃってたから…つい起こすのを躊躇っちゃって…」
うずめ(きっとお菓子に睡眠薬でも入れたんだ…。ここで足止めするために…)
うずめ「そ、それならデバイスのカードを使って何とかならないかな? ほら鯖みたいな感じでカエルカードー!みたいな」
まない「そうしたいのは山々なんだけど…」
うずめ「けど?」
まない「うずめちゃんが寝ている間に、デバイスなくなっちゃったから」
うずめ「なんで!!?」
私はそのお友達のことをこう呼びます!
\ファンタジスタッドー/
まない「ラフレシアさんがアップデートで持って行っちゃったの。泥対応がどうとかで」
うずめ(嘘だよ! ぜったい嘘だ! 邪魔が入らないように排除しただけだ!)
うずめ(やっばいよぉ…。デバイスはない。つまりささら達もいない。外は台風)
まない「ウフフ…」
うずめ「あ、あはは…」
うずめ(このままじゃ…、確実にヤられる!)
これで邪魔者は消えたわ
まない「うずめちゃん、何だかこういうのってわくわくしない?」
うずめ「わ、わくわく?」
まない「うん。夜の学校で友達と二人っきり、外は台風」
まない「こんな機会って、滅多にないよね」
うずめ(なんの機会なんですかね…)
まない「あ、そうだ! お腹空かない? 三笠さんくれたカップのカレーうどんがあるから一緒に食べましょう!!」
うずめ「あ…うん。食べよう」
うずめ(最後の晩餐ってところかな…)
まない「ふぅ…お腹いっぱい」
うずめ「美味しかったー!」
まない「うずめちゃんたら、顔に麺が付いてるよ。ほら」
うずめ「?」
まない「……」ペロッ
うずめ「ひっ…!ひぃぃ!」
まない「うん! とれたよ。うずめちゃん?」
うずめ「」ガタガタガタガタ
うずめ(はやく…はやく逃げ出さないと…)
あら仲良しさんね
おおう
まない「雨、やまないね」
うずめ「そりゃ台風だもん。やまないよ」
まない「そうだ、うずめちゃ…」
「うわああああん!! あああああああん!」
まない「!」
うずめ「泣き声…?」
「ソネットがぁ!ソネットがぁ!」
うずめ「い、一体だれなんだろ…」
まない「見てくるね!」
うずめ「あ、まない!? 待ってよ!」
ksk
ダジャレなのか…
小町「わああああん!」
まない「小町…さん? ビチョビチョじゃないですか!? と、とりあえず部室の中へ!」
小町「ソネットぉ!あああああ!」
うずめ「まない待ってよ!って小町さん! どうしたんですか!?」
うずめ(やった! 渡りに船ってやつかも! 小町さんがいればまないも手を出せない!」
まない「うずめちゃん! 小町さんを中へ!」
うずめ「う、うん!わかった!」
うずめ(ありがとう小町さん! 小町さん大好き!)
2Pが3Pになっただけだな
うずめ「風でよろけてソネットカード落として」
まない「運悪くそれがトラックに轢かれた?」
うずめ(ソネット…スペランカー気質なのかなぁ)
小町「そうなの…。どうしよう…ねえ、どうしよう…」
小町「せっかくみんなの力で蘇らせたのに…」
まない「前みたいにまたデータを集められないかなあ?」
うずめ「そうだよ!ソネットならきっと!」
小町「うん…プロトゼロはもうネットの世界へ行ってくれたみたい。希望のカードもアンヌが用意してくれてる」
小町「でも、でも、もしデータがうまく集まらなかったら、うまく…わああああん!」
まない「な、泣かないで下さい!」
うずめ「私たちも手伝うよ! 私たちのカードを…ってデバイスは無いんだっけ」
小町「わああああん!」
まない「……っ!」
うずめ「まない! どうしたの!?」
まない「うずめちゃん、これ!」
うずめ「こ、これ!デバイス!どうしてまないが!」
まない「いいから! うきわ!お願い!」
うずめ「わ、わかった! ささら! しめじ!」
まない「私たちのドールも手伝いますから。安心してください」
小町「ありがとう…ありがとう…」
うずめ(やっぱり嘘だった! デバイス隠してた! レズセックスの障害排除してたこわい!)
まないさんは抜かりがないなぁ
ソネットが死んだ!
小町「……ごめんね二人とも。先輩なのにこんな取り乱したところを見せちゃって」
まない「いえ。私も友達がいなくなったらきっと…」
まない「ね、うずめちゃん」
うずめ「……うん」
うずめ(まないこわいまないこわいまないこわい)
まない「うずめちゃん?ん?」
うずめ「ひっ…!」
プロトゼロ「……」
まない「ってプロトゼロちゃん!? いつからそこに!」
プロトゼロ「だれも…きづいてくれなかった…」
小町「プロトゼロ!」
プロトゼロ「あんぬが…わりとなんとかなりそうだから…マスターをよんでって……」
小町「本当!? わかったわ!」
まない「行っちゃったねえ。あの台風の中」
うずめ(出遅れたあ! ソネットが心配とか適当に理由をつけてついて行くんだった!)
うずめ「……ソネット。無事だといいね…」
まない「かがみちゃんにも連絡して手伝ってもらえるように頼んだしきっと大丈夫だよ」
うずめ「うん……」
まない「……」
うずめ「……」
まない「……」
うずめ「あの…」
まない「あのね…」
はよ
うずめ「…まないから言って」
まない「うずめちゃんからいいなよ」
うずめ「……なんでデバイスをもっていたの? アップデートの話は嘘だったの?」
まない「……」
まない「……うん。ごめんね、うずめちゃん。嘘をついて」
うずめ「どうしてそんな嘘を……」
まない「それは…言えない、言えないよ。でも悪いことじゃないの。信じて」
うずめ(それってレズは正義! ノンケこそ悪ってこと!?)
うずめ(狂ってやがる…)
うずめ「……腑に落ちないけど、信じるよ。だってまないは友達だもん」
まない「うずめちゃん!」ダキッ
うずめ「ちょっ!抱きつかないでよー!」
うずめ(やばいやばいやばい!犯される!)
うずめ「そ、そういえばまないのいいたいことって?」
うずめ(話を逸らさないと…)
まない「私のいいたいこと? そうねぇ」
まない「うずめちゃん、好きな人とかいる?」
うずめ(いるっていったらその人殺されそう。いやいないけどさ)
期待してるようにも見える
まない「……もう12時かぁ。お話をしてると時間が経つのって早いね」
うずめ「…う、うん」ガタガタ
まない「うずめちゃん? だ、大丈夫? 寒いよね…ここ暖房もなにもないし…」
うずめ「確かに寒いけど…私は大丈夫」ガタガタガタガタ
まない「大丈夫じゃないよ!そんなに震えて!」
うずめ(半分は恐怖からくる震えー!)
うずめ「…」ガタガタ
まない「こういうとき…一番いいのは…」
まない「は、裸で暖めあうことって…聞いたことが」
うずめ「!?」
支援
う、うわああぁぁガチレズだあああああぁ
サイコレズだああああああああああああああああああああああ
ウキウキ
まない「しょうがないわよねうずめちゃんこれはしょうがないしょうがないこと」
うずめ「大丈夫だよまない!私寒くなんて」
まない「うん大丈夫裸恥ずかしくない大丈夫大丈夫うずめちゃん」
うずめ「ひいい、ひいいいい!」
うずめ「あ、そ、そうだ! デバイス! デバイスのカードを!」
うずめ「ほ、ほら! 布団のカード! これで!」
まない「こ、これは!伝説の羽毛布団!」
うずめ「うん!」
まない「それじゃあ早速寝ましょ、うずめちゃん!」
うずめ「え」
まない「早く暖まらないと風邪をひいちゃうよ?」
うずめ(し、しまったああああ! 自分から狼に餌場を提供しちゃったああああ!)
うずめちゃんの股間に顔をうずめたい
違うよまないさんは純愛だよ
うずめ「……」
まない「……」Zzz
うずめ「ま、まないさーん?」プニプニ
まない「……」Zzz
うずめ「ね…」
うずめ(寝てるー!!)
まない「……うずめちゃん……ムニャムニャ……」Zzz
うずめ「どういうことなの…覚悟はしてたのに…」
うずめ「襲ってこないなんて…」
まない「……」Zzz
うずめ「……」
うずめ「……うん」
まない「んっ! や、やめて!うずめちゃん! どうしてこんなこと!」
うずめ「まないがいけないんだよ! あそこまで思わせぶりなことして!」
うずめ「誘ってたんだよねまない! 寝たふりなんかして!」
まない「そんなことしてな…なにを…あっ…んっ!」
うずめ「ほら気持ちいいの?ん?」
まない「こんなの変だよぉうずめちゃん! 今なら許して…んんっ」
うずめ「だーめ。やめてなんかあげないもん!」
まない「あっ! う、うずめちゃ…やああっ…」
まない「あああああっ!」
おめでとううずめちゃんはうずめさんに進化した
うずめさんもガチレズだった。なんということだ……
チュンチュン
かがみ「先輩方ー? 生きてますかー?」
かがみ「ソネットのデータはもうすぐ集め終わりそう…ひっ!」
うずめ「……」Zzz
まない「……グスッ」Zzz
かがみ「か、完全に事後!」
かがみ「先輩!まない先輩!?」
まない「あ…かがみちゃん?」
かがみ「先輩、何があったんですか! こいつと久々に二人っきりで過ごしたいっていってたのは…」
かがみ「こんなことをするためだったんですか…」
かがみ「私も先輩に協力して昨日はここに来なかった…それがこんなことに協力してただなんて」
まない「ち、違うの。うずめちゃんがいきなり襲ってきて…」
まない「私は、うずめちゃんと二人で恋バナとか…お喋りしたかっただけなのに…」
まない「だから今日はドール達にも出てこないよう頼んだのに…」
まない「それがこんな…こんな…ううっ…」
かがみ「先輩…」
かがみ「っていうかうずめ先輩レズだったんだ…ちょっとひくかな」
まない「だめよ。マスカレードカレーウキウキは心の誓いなんだから…!」
まない「私たちが…受け入れてあげないと…グスッ」
イヴ並みに重くなってるぞ…
まないさん、ノンケだったなんて
うずめ(朝起きるとまないとかがみちゃんの会話が聞こえてきた)
うずめ(そこで自分のしてしまったことの重大さと失ってしまったもの大きさに気づいて)
うずめ(あのとき…裸で暖めあうと言ったときのまないの態度もただ恥ずかしがってただけと気づいて)
うずめ(まないをサイコレズと決めつけたのは自分をごまかしていただけと気づいて)
うずめ(レズレイプをしたのは私だったことに気づいて)
うずめ(布団の中で泣いた)
おしまい
B A D E N D
気まずくなって会話に距離感ができてしまった二人の後日談をはよ
小明参戦はよ
じゃあおまけ
小町「ソネット!もう離さないわ!」
ソネット「うん…!うん!」
プロトゼロ(イイハナシダナー)
小町「ソネッ」
ソネット「小町!あぶない!」
どーん!
小町「なっ…なにが…」
プロトゼロ「隕石…!おちてきた…!」
小町「ソネット…?」
ソネット「わら…べ…はみた…りー…」
小町「ソネットぉぉぉぉぉ!」
ソネットが死んだ!
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`ヽ、i (、i´ノ ´い,, ノ ' |;;;::::::::::::::/ なんで、ソネットすぐ死んでしまうん?
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{ ヽゝ '-'~ノ
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/ ヽ \
寝る
みんなも早く寝るように!うん!
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