向日葵「ど、どういうことですの…?」
櫻子「バスケでも負けて、テストも負けて、おまけに掃除でも負けて、おまけにおっぱいでも撒けてさ…」
向日葵「…?」
櫻子「私になんか、向日葵に勝てることなんて最初から1つもなかったんだよ…」
向日葵「え、ちょっと…櫻子…?」
櫻子「もういいや 向日葵と競うのやめた じゃあね」
向日葵「そんな! ま、待ちなさい櫻子!」
いいぞ!
実際その通りだよな
おっぱい撒けでクスッと
櫻子「勝負しないって気楽だなぁ 怠けそう」
あかり「櫻子ちゃん おはよう」
櫻子「おっはよーあかりちゃん!」
ちなつ「向日葵ちゃんと一緒じゃないの?」
櫻子「ああうん もう向日葵と勝負とかするのやめたから どうせ勝てないし」
あかり「え…?」
櫻子「いいじゃんいいじゃん 私なんて相手にしない方が向日葵も気楽だよきっと」
ちなつ「京子先輩にからまれなくなる感じかな… た、確かに気楽かも…」
あかり「ちょっとちなつちゃん!」
向日葵(そんなことないですわ…)
期待しちゃうけどいいの?
櫻子「さーて1時間目寝よーっと 2時間目も寝ちゃおうかな」
向日葵「櫻子、今日はあなた順番からして指されますわよ…」
櫻子「あー 適当にごまかすよ 別にもう関係ないから教えてくれなくていいからね」
向日葵「…ちょっとあなた… 自棄になっているにしたって、少し変ですわよ…」
櫻子「いいじゃんうっさいなー 向日葵は1人で頑張れ」
向日葵「あなたが頑張りなさい…」
ちなつ「向日葵ちゃんに覇気がないね」
あかり「いつもと逆みたいな感じになってるかも…」
-数時間後-
櫻子「あぐぁ!? ホントに寝ちゃった! 今何時!?」
あかり「お昼ご飯だよ…?」
櫻子「おお… じゃあ午後から本気出す」
ちなつ「向日葵ちゃんが代わりに解答してくれてたよ…? お礼、言ったら?」
向日葵「……」
櫻子「あ、そうなの? ありがと」
向日葵(そんなすぐに認めてお礼を言うなんて… 櫻子らしくない…)
あかり「数学はテストやるみたいだから寝ちゃダメだよー」
櫻子「うわぁ… ま、まぁ…赤点ってやつじゃなければいいや」
ちなつ「ホントにやる気なくしてるね…」
支援だよぉ
櫻子「うまーい ちくわの磯部あげー」
あかり「なんか最近よく出るよね、磯部あげ…」
櫻子「おいしいからおっけー!」
向日葵「あなたね… 学校は給食だけ食べに来てるんじゃないないんだから…」
櫻子「え 違うの?」
ちなつ「さすがに違うでしょ…櫻子ちゃん…」
向日葵「とにかく午後からの授業はやる気を出してちゃんとやること わかった?」
櫻子「…はいはい…」
あかり「ええっ!? テストって聞いてたけど、問題いっぱいって!?」
ちなつ「良く見えないけど…50問くらいあるね… 授業時間全部使うって、もう普通のテストだよね…」
櫻子「最初の方の簡単なのからやろう あとは寝る」
向日葵「そのやり方はあっているけど、最後まで頑張りなさい…」
あかり「うぅ、見てて辛いね…」
ちなつ「向日葵ちゃんが寂しそう」
向日葵「なっ、ばっ… そ、そんなことないですわ!ないですから!」
あかり「顔赤いよぉ?」
櫻子「ほれー テスト周ってきたよちなつちゃん」
ちなつ「あ…うん…」
テスト終了
櫻子「終わったぁ! よし帰る!」
向日葵「櫻子! 生徒会は行かないんですの!?」
櫻子「行かないって 生徒会副会長とかもういいし 向日葵なら出来るよ」
向日葵「……」
あかり「さ、櫻子ちゃん 続けないの…?」
櫻子「だってこのまま選挙やってもさ 向日葵に決まるよ」
ちなつ「そんなことないよ… 櫻子ちゃんに投票する子だってたくさんいるよ?」
向日葵「あなたいい加減にしてよ… そんなに簡単に諦める子じゃないでしょう? 櫻子は…」
櫻子「向日葵だからこそ分かるだろー こんだけ勝負して私が勝ったことあったっけ?」
向日葵「う……」
櫻子「ほら ない! んじゃね!帰るから」
向日葵「待って櫻子… 私も今日は帰りますわ…」
良いぞ
櫻子「なんで帰るの? 杉浦先輩たち困ってるかもよ?」
向日葵「今はあなたの問題の方が重大ですから…」
櫻子「え なんか言った?」
向日葵「なんでも…」
櫻子「うっし向日葵! 今日はゲームやろう!うちにカモン!」
向日葵「明日国語と社会のテストだけど… やらないの…?」
櫻子「何度も言わせんなっ やんない!」
向日葵「…あっそ… じゃあ好きにすれば…?」
櫻子「するもーんだ」
向日葵「ふん! 櫻子のバカ!」
櫻子「バカだもーん」
向日葵が泣いちゃうまでやるといい
マジなきする向日葵をよしよししたい
向日葵が泣くとか・・・胸熱。どうぞどんどん泣かしちゃってください
-後日-
櫻子「今日はテストだけだから午前中で終わるね! やったー!」
あかり「中学のテストってちょっと難しくなったから、あかりは早く帰れても嫌だなぁ…」
ちなつ「少し難しくなったよね 小学校までは授業聞いてるだけで100点取れたのに…」
櫻子「えっ」
あかり「どうしたの?」
櫻子「100点ってあまりとったことない」
向日葵「…そういえばあなたほとんど50点とかでしたわね…」
櫻子「あの頃はあまり競うって気持ちもあまりなかったからかも」
向日葵「今も点数よくはないですわ…」
櫻子「確かに悪いね!」
あかり「あ…テスト、始まるよ…? 社会からだね」
櫻子「睡眠時間キター!」
向日葵「………バカ」
数日後…
あかり「今日はテスト返却だね? 怖いなぁ」
ちなつ「私もあまり自信ないかも…」
櫻子「私は出来ていないと確信しています!」
ちなつ「そんな確信しても仕方ないよ櫻子ちゃん…」
向日葵(今回は私も少し自信ない…)
あかり「あかり88点だったよぉ!ちなつちゃんも結構できたんじゃない?」
ちなつ「私85点… あかりちゃんにギリギリ負けちゃったぁ」
櫻子「見よ! 33点! イイ感じのゾロ目!」ドドン
櫻子「…向日葵はどうせ98点とか取ってるんだろうね!」
向日葵「………」
あかり「え…あの 向日葵ちゃん…?」
しえん
櫻子「向日葵も自慢しろよー フェアじゃないぞっ」
向日葵「………」スッ
ちなつ「うわ!すご…って …53点…?」
あかり「ええっ! あの向日葵ちゃんが 半分…?」
向日葵「私としたことが… 恥ずかしい…」
櫻子(向日葵が53点なんて… い、今まであったかな…?)
あかり「ご、ごめんね! 調子悪い日もあるよね! しまってしまって!」
向日葵「ええ…」サッ
ちなつ「どうしたの? 数学、得意だったよね…」
向日葵「わからないんですの… 勉強に、どうも身が入らなくって…」
4
支援だよぉ
うああ
あかり「ま、まさかだけど…」
ちなつ「うん?」
あかり「櫻子ちゃんと競わなくなったことで、いつもの力が出なかったんじゃないかな…」
ちなつ「それはないんじゃない…?」
櫻子「そうなの? 向日葵?」
向日葵「ち、違いますわ そんなわけ…」
櫻子「まあそうだよねー! むしろ私がいないほうが勉強も捗るよ」
向日葵「別にそんなこともないけど…」
あかり&ちなつ(素直じゃないなぁ…)
櫻子「いえい 5教科で200点ぴったり!」
あかり「うう、数学と理科以外は結構痛かったかも…」
ちなつ「私はギリギリ400点に乗れたよー」
向日葵「う… わ、私は今回は聞かないでください」
櫻子「うおっ!ちなつちゃん私の2倍じゃん! すごい!」
ちなつ「そんなことないよー」
向日葵「…今日は生徒会に出ないと… で、では…」
櫻子「なんか向日葵、弱ってたね」
あかり「櫻子ちゃん… (櫻子ちゃんのせいだよ…)」
4
生徒会
向日葵「先輩、すみません 昨日は無断で休んでしまって…」
綾乃「ああいいのよ 本来は私と千歳と会長で切り盛りしないといけないんだから」
向日葵「それで、あの 櫻子は今日は来ないと思うので…」
綾乃「そうなの? まぁいいわ じゃあちょっと名簿整理手伝ってくれる?」
向日葵「はい、任せてください…」
千歳「なんか、落ち込んでる? 古谷さん?」
向日葵「え… いえ、そんなことは…」
千歳「いつもみたいな感じやあらへんし… 今日は自信がなさそうな目をしとるよ?」
向日葵「あ… やっぱりそうでしょうか…」
しえん
綾乃「……? ちょ、ちょっと古谷さん! リストが全部、大室櫻子になってるわよ!」
向日葵「…… はっ! す、すみません!///」アセアセ
千歳「やっぱりおかしいわぁ なんかあったんやない? 相談、乗れそうやったら乗るで?」
向日葵「…あ、あの 実は… 最近、櫻子が私と勝負してくれなくなったんです…」
綾乃「ん… それが関係あるの…?」
千歳「綾乃ちゃん、歳納さんに勝負しかけてスルーされたときの気持ちになってみるとええよ」
綾乃「…! な、なるほど」
向日葵「それで何をやっても身が入らなくて… どうすればいいか…」ウルウル
千歳「な、泣かんといてー? 大室さんにまた勝負してもらうしかないなぁ…」
綾乃「大室さんはなんで勝負してくれなくなったの?」
向日葵「言いにくいんですけど… 私と、なにで勝負しても勝てないからと…」
綾乃「ああ… ま、まぁ基礎スペックが高くはないものね、大室さん…」
向日葵「…櫻子を悪く言わないでください」キッ
綾乃「ご、ごめんなさい… (怖い…)」
千歳「なんか負けてあげればええんとちゃう? そうすればやる気を取り戻しそうやけど…」
向日葵「でもあの子、わざと負けられたりするのが大嫌いなんです…」
綾乃「確かに わざと負けられることほど腹が立つことはないわね」
千歳「じゃあ本当に負けそうな内容で勝負をしかけるとかどう?」
向日葵「す、少し検討してみますわ… ありがとうございます」
④
素晴らしい
後日
向日葵(これしかないですわ…!)
向日葵「櫻子っ! 勝負ですわ!」
櫻子「なんの?」
向日葵「…可愛さ勝負」
櫻子「え…? ちょ、ちょっと向日葵 正気か?」
向日葵「ええ 正気ですけど」
櫻子「よ、よっし これ最後の勝負な!」
向日葵「いいですわよ!」
ようやくベッタベタであまあまなひまさくが始まるんですよね!
櫻子「ところで具体的にどう勝負するの?」
向日葵「お互いに相手の可愛いと思うところを言っていき… 言えなくなった方が勝ちですわ」
櫻子「な、なにその勝負… おかしくない? 最初から言わなければ勝ちじゃん」
向日葵「ふっ それは「逃げ」ですわよ」
櫻子「ぐぬぬ… う、受けて立つ!」
向日葵「では私が先攻! 櫻子は明るくて可愛いですわ」
櫻子「どうしちゃったんだよ… ひ、向日葵はおっぱいでかくて可愛い」
向日葵「さ、櫻子は…勉強できないところも含めて可愛いですわ!」
櫻子「…向日葵は… 料理もできるしいい奥さんになりそう可愛い!」
向日葵「櫻子は 小さい頃から可愛い!」
櫻子(ん? なんかこれ可愛さ勝負じゃなくない…?)
おバカさんのくせに気付くのが早い
櫻子「向日葵は猛烈に可愛い!」
向日葵「櫻子は絶対的に可愛いですわ!」
櫻子「向日葵はただひたすらに可愛い!」
向日葵「櫻子はダイナミック可愛いですの!」
櫻子「ねえ これ勝負じゃなくない? すげー照れくさいよ…///」
向日葵「はい!櫻子言えなくなりましたわね! 櫻子の勝ち! 櫻子の方が可愛い!」
櫻子「ちょっと待て待て! …向日葵、どうしたの?」
向日葵「……あ…///」
櫻子「…///」
ああ 負けないもんねー!
きらいじゃないもーんwwwwwwwww
しえん
向日葵「いえその… 久しぶりに勝負したくなったというか… ですわ…」
櫻子「…そっか なんか久しぶりに勝った気がする もはや勝負じゃないけど…」
向日葵「私… 櫻子と毎日、勝負したいの」
櫻子「え…」
向日葵「だって… 櫻子が突っかかってこないと、全部空回りしてしまいますの…」
櫻子「…そ、そうなの…? てっきり邪魔してると思ってたけど…」
向日葵「邪魔だなんて… 邪魔だったら、一緒に行動しませんわ」
櫻子「…へへ なんだ そっか!」
向日葵「それに… 恐らく、毎日構ってもらっていたのは私の方ですわ…」
櫻子「い、いやそれはさすがに私だろ!」
向日葵「だって櫻子、クラスのほとんどの子と友達なのに 毎日私と話してくれるでしょう」
櫻子「そりゃまぁ… あ、せ、席も近いし!?」
向日葵「本当にそれだけ?」
櫻子「…うぐぐ…」
向日葵「………」
櫻子「ち、小さいころから一緒にいるから… 1人でぽつんとしてたらどうしても気になっちゃうだろ…」
向日葵「…!」
櫻子「か、勘違いすんなっ! 可哀そうだから話しかけてやってるんだぞ!」
向日葵「ふふ ええ、それでいいですわ…」
櫻子「なんか今日の向日葵こわい」
向日葵「それでいいですわ」
み
お前はいいよなぁ…どうせ俺なんて…
おっぱいとちっぱいが重なり合う
これがグランドクロスか…
4円
らー
寝起きからええもん見せてもろうたわー
学校
あかり「向日葵ちゃん、櫻子ちゃん、おはよう!」
ちなつ「あっ2人ともおはよー」
向日葵「おはようございます♪」
櫻子「おはーっ!」
あかり「向日葵ちゃんに♪が見える… なにかあったの?」
櫻子「…ま、まあね… へへ…」
ちなつ「よかったね なんかいつも通りっぽいかも?」
あかり「そうだね よかった!」
向日葵「ほら櫻子!今日は日直でしょう、日誌を取りに行きなさいな」
櫻子「行くってばー 向日葵は、委員長っぽい可愛い!」
向日葵「えっ! その勝負まだやってるの…?」
櫻子「はい向日葵の勝ち」
向日葵「ず、ずるいですわ!」
あかり&ちなつ「?」
いいね
ゆるゆりのSSは皆ほのぼのしてた方がいいな
アリさんはキメラアント可愛い!
うーですわ!
支援
考えてみれば向日葵と櫻子って普通に行けば高校別々になるよな
それとも櫻子が向日葵と離れたくないからって死に物狂いで勉強するか…
老人ホームまでエスカレーター式の学校だから大丈夫だよ
サザエ時空だしな!
櫻子「あっぶねー 取ってこれた」
向日葵「普通は登校したらすぐに取りにいくものですわ… まったく、櫻子はいつもギリギリ可愛い」
櫻子「だって普通忘れるじゃん…日直なんて 向日葵はちゃんと覚えてる可愛い」
あかり「え… あかり、2人か何を言ってるのか分からないよ…」
ちなつ「あれは 褒め合い… 極まった2人のカップルだけが使える技術だよ…」
あかり「ちなつちゃん詳しい!」
向日葵「ほら 次のテストは頑張りますわよ 櫻子はなんだかんだで勉強してる可愛い」
櫻子「向日葵はなんだかんだで教えてくれる可愛い!」
放課後
あかり「あかり、なんだか疲れちゃったよ…」
ちなつ「あんなに極まってるなんて… あそこまで行くと常にのろけ話を聞いてる感じだよね」
向日葵「櫻子!生徒会室に行きますわよ 櫻子は置いていかれる可愛い!」
櫻子「あーん待ってよぉ! 向日葵はそういいつつも待っててくれる可愛い!」
あかり「部室、いこっか…」
ちなつ「そうだね…」
櫻子「あれ? 2人とも行っちゃった… 向日葵、どうするの可愛い」
向日葵「もはや意味不明ですわ可愛い」
生徒会室
櫻子「先輩方!すみませんでした!」
綾乃「大室さん… 来たってことは…やったのね古谷さん」
向日葵「はい! あの、ありがとうございました…」
千歳「ええのええの、方法を考えたのは古谷さんやしな?」
櫻子「何の話ですか?」
向日葵「櫻子は知らない可愛いですわ」
櫻子「向日葵はなにかを秘密にする可愛い!」
綾乃「あれ…?」
千歳「予想をはるかに超えて仲良くなっとるね…」
支援だよぉ
キャラスレのスレタイみたいになってる可愛い
しえんぬ
綾乃「今日はちょっと掃除を頼みたいんだけど、大丈夫?」
向日葵「ええ 問題ありませんわ どちらのお掃除です?」
千歳「あのな、まずこの部屋… ここはうちと綾乃ちゃんと会長でどうにかするから2人には隣の倉庫を任せたいんよ」
櫻子「あの倉庫って蜘蛛の巣とかすごいところですよね…」
千歳「そやね 狭いから2人ならわりとすぐ終わると思うでー 中のものは綺麗にしてくれればどこになに置いてもええらしいから」
綾乃「え いいんですか? 会長?」
りせ「……」コクリ
向日葵「了解しました 櫻子、どちらが雑巾を汚せるか勝負ですわ」
櫻子「むっ 負けられない!」
綾乃(古谷さんから勝負振ってる… このくらいの積極性が必要よね)
気になる人と倉庫に閉じ込められるオススメの呪いがあるんだが
>>65
てめぇさては藤林…!
向日葵「うわ…予想外にすごい… きゃっ!」ビクッ
櫻子「ただの蜘蛛の巣だって…さっき言ったじゃん 向日葵は意外とビビリ可愛い」
向日葵「く、くぅ…油断しましたわ…///」
櫻子「おぉっ!なんかいい感じの剣があるよ!可愛い! まちがえた、かっこいい!」シャキン
向日葵「ああ 確か演劇で使ったとかどうとか… ところで私の雑巾はもうこんなに汚れましたわ」
櫻子「あーっ!ずるいぞ向日葵! 向日葵は抜け駆け可愛い!」
向日葵「それもうやめない…? 恥ずかしいから…」
櫻子「え、結構ノってたじゃん…」
ドカーーン!!
向日葵「え!な、なに!?」
櫻子「爆発…? また西垣先生じゃない?」
実は鬱になるんじゃないかとビクビクしてたんだ
もっとやれ
超を超えるしえんぬ
櫻子「のわっ!ど、ドアあかない!」ガチャガチャ
向日葵「嘘!? ほ、本当… 今の爆発で歪んだ…?」
櫻子「ぬおーっ!」ガシガシ
向日葵「櫻子、やめておきなさい… 窓から先輩たちを呼びましょう」
櫻子「あ、そっか」
ガララ…
櫻子「せんぱーい!聞こえますか―!」
ガララ…
千歳「あれ?大室さん どうしたん?」
櫻子「今の爆発って先生ですか?」
千歳「そうやね 特に問題ないで― それだけー?」
向日葵「どきなさい… 実はドアが歪んでしまったらしくて開かないんです―」
千歳「ほ、ホンマに? わかった ちょっと待って、先生に言うてくるよー」
向日葵「ありがとうございます!」
櫻子「うぐぐ… とんだ災難だよ!」
向日葵「まあ仕方ありませんわ… 掃除を終わらせて、待ってるのが一番ですの」
櫻子「うーん 思ったより早く終わった」
向日葵「珍しく櫻子が真面目にやったからですわ こう普段からやってくれれば…」ブツブツ
櫻子「真面目にやっただけ偉いっ! 現代の子は褒められて伸びるんだぞっ」
向日葵「はいはい… 偉いですわ…」
櫻子「……ヒマだね向日葵」
向日葵「ダジャレなら無視しますわ」
櫻子「ダジャレじゃないよ」
向日葵「じゃあ…なにか話す?」
櫻子「えー 何話すんだよー」
向日葵「やっぱりやめましたわ」イラッ
櫻子「は、話そう! 可愛さ勝負でもしよう!」
向日葵「櫻子、気に入ってますの…」
櫻子「向日葵は時期生徒会副会長可愛い」
向日葵「なっ… なら櫻子は時期生徒会副会長補佐兼書記可愛い」
櫻子「なに言ってるのかわからないよ」
向日葵「櫻子はバカ可愛いですわ」
櫻子「なんだとーっ! 向日葵は頭いい可愛い!」
向日葵「…お互いにこれだけ褒めていると、どれだけ見ているかわかりますわね…」
櫻子「ま、まーね…」
向日葵「櫻子は、どうなんですの」
櫻子「なにがだよー」
向日葵「私のことどう思ってますの? その、本当に可愛い?」
櫻子「うぐぐ… な、なんだよそれ!」
向日葵「嫌なら答えなくてもいいけど…」
ひまちゃんきゃわわ
櫻子「ま、まぁ… 可愛いんじゃないの…」
向日葵「えっ!」
櫻子「2回はいわねーよ!!///」
向日葵「ふふ…そ、そう…そうなんですの…」キュン
櫻子「にやにやすんな!」
向日葵「いえ、嬉しくて勝手に顔が…ふふ…」
櫻子「じゃあ向日葵はどうなんだよっ」
向日葵「…え」ピタッ
櫻子「私のことをどう思うの?」
向日葵「…う… そ、その…」
櫻子「わ、私は言ったのに言わないのはずるいよ!」
4
キマシ
キマ
向日葵「櫻子は…可愛いですわ …でも、それ以上に一緒にいたいんですの、私は…」
櫻子「ま、マジか!」
向日葵「ええ… ま、マジですわ」
櫻子「なんだ!じゃあお互いに可愛いって思ってるんじゃん!なんだなんだぁ!」
向日葵「うぐぐ… ちょ、調子に乗るなですわ!」バシン
櫻子「あいたーっ!」
ガララ
千歳「こっちも開いたでー」
櫻子「あ、今のはそっちの開いたじゃなくて…」
④
カワイイデスワ……
④
SIENN
キマワリ!
キ
綾乃「ごめんなさいね、先生には私から注意しておくから…」
向日葵「どちらが先生かわかりませんの…」
櫻子「ま、まぁでもおかげでちょっと色々わかりました」
千歳「へぇ…よかったなぁ?」
向日葵「余計なこと言わないの、ですわ」
櫻子「あ、そういえば掃除終わりましたよ」
綾乃「ありがとう 今日はそれだけでいいわよ お疲れさまー」
向日葵「分かりました お疲れ様です」
千歳「気ぃつけて帰るんやで~」
櫻子「うへへ…さっきの、マジなんだよね」
向日葵「櫻子こそ…本当でしょうね…」
櫻子「…ホントだよ 向日葵にならなんでもできるよ」
向日葵「…う、じゃ、じゃあ… ハグ…」
櫻子「ハグ!? ハグってなに?」
向日葵「抱っこですわ…///」
櫻子「抱っこ!いいよ」ギュッ
向日葵「あぁ…」キュン
櫻子「じゃあ、私からはお願いなんだけど」
向日葵「な、なに!?」キッ
櫻子「今日の夕飯作ってください」
向日葵「あなた!それ面倒くさいだけでしょう!」ポカッ
櫻子「またぶったー」
向日葵「あいのむちですわ」
~おわり~
~つづく~
一部乙二部はよ
なんか最近続きそうで続かないのが多い気がする
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません