男「....300えーん」ピッピッ

パート(覚える速度が異常だわ....)

パート(これは流石に....人の限界を超えている...)

男「220円がいってーん」ピッピッガシャガシャタｯーン

男「ありがとうございます！230円のお返しです！」

パート(違う....！覚えているわけではない！.....実践の中で成長しているんだ....！)

パート(凄い速度で....！)

~~~第五話！！フリーターよ永遠なれ！~~
店長「パートから話を聞いた」

店長「レジ打ち、すばらしい腕前だったそうじゃないか」

男「いや....あの時は夢中で.....必死だったので....」

男「あまり覚えていないんです.....」

店長「ふむ......」

店長「....君が望むなら」

店長「......この店で『正社員』をやってみないか？」

男「......」

男「....それは、....フリーターを引退しろという事ですか....？」ｷｯ

店長「いや、いや違うんだ....」

店長「.....待遇は今までと変わらない！」

店長「実質フリーターだ！」

店長「君の名前がこの店に欲しいんだ」

男「......それは」

男「そんなのはフリーターじゃないです」

男「俺が憧れたフリーターじゃないです！！」バンっ！！

見てるよ

男「.....失礼しました」ガチャ


店長「.....ふう」

店長「....本当に私の若い頃そっくりだ.....はは」

~~~

男「ついあつくなってしまった」

男「あとで謝らなきゃな」

？？「おーい！」

男「え？」