ほむら「ついカッとなって一巡目の世界にループしちまった・・・」(159)

ほむら「鹿目まどかとは契約をさせない」

QB「鹿目まどか?あぁ、彼女もそれなりに素質を持った少女だね」

ほむら「・・・え?」

QB「ん、どうしたんだい?それよりも、僕は君と契約した覚えがないのに
何故君は魔法少女に・・・?」

ほむら「どういうことよ」

QB「それはこっちの台詞だよ」

ほむら「・・・」ヒュン

QB「あれ、消えてしまった・・・まぁいっか。僕は契約を必要としている子を探しに行かないと」

2

ほむら「一体何がどうなって・・・」

ほむら「いつもなら、挑発的な態度でまどかとの契約の有意性を語るあいつが・・・」

ほむら「・・・」

ほむら「仕方ないわ」

ほむら「魔法少女まどか☆マギカのDVDorBDを見て今現状を整理しましょう・・・」

ほむら「もしかしたら、私はとんでもない事に巻き込まれているかもしれないわ・・・」

期待

wktk

ほむら「整理した結果、もしかしたら私は一巡目の世界に来てしまったという仮説が建てられた」

ほむら「・・・まさか、こんな事が起こりうるだなんて・・・」

ほむら「・・・鹿目さん」

ほむら「・・・まぁ良いわ。私のする事は変わらない。いつもどおり、彼女を護り、魔法少女にしない事」

ほむら「それが私のたった一つの、道しるべ」


まどか「ハシャイジャッテwww」

ほむら「なんてこったい」

ほむら「鹿目さん・・・貴方もしかして、魔法少女に・・・」

まどか「え?いきなり秘密がばれちゃったね!クラスの皆には、内緒だよ☆」

ほむら「/(^o^)\」

フッジサーン

ほむら「現状の考察の為に一週間を使って、まどかの契約阻止を失念していた・・・」

まどか「あれ?魔法少女の事を知っているってことは、もしかして暁美さんも魔法少女!?
うっはぁ!すっごい偶然だね!」

ほむら「そ・・・そうね・・・」

まどか「あ、そうだ!それじゃぁこれから一緒にこの街を護ろうよ!わたしの先輩も紹介するからさ!
三人一緒になればワルプルギスの夜だって倒せちゃう!ねぇ、どうかな!?」

ほむら「・・・」

ほむら「(この一巡目の世界では、特別な困難など無かった。ただ、人手が足りなかったというだけ・・・
巴マミ、そしてまどかの二人の犠牲でようやくワルプルギスの夜が倒せたけれど・・・もしも、あそこに私が、
今の加わっていたら・・・きっと二人は・・・)」

ほむら「(それに、佐倉杏子・・・DVDorBD五巻の特典ドラマCDで知った・・・彼女と巴マミの過去・・・
これを利用しない手はない・・・)」

ほむら「(・・・あの日の約束を反故にしてしまったけれど・・・それでも、せめてこの世界の貴方を
護りきってみせる)」

まどか「駄目・・・かな?」

ほむら「・・・いいえ、私からも是非お願い出来るかしら」

まどか「本当!?じゃぁ、これからはほむらちゃんって呼んで良いかな!?わたしの事も、まどかって呼んで!
よろしくね、ほむらちゃん!」

ほむら「えぇ・・・よろしく、まどか」

マミ「そう、貴女も魔法少女なのね」

ほむら「はい。暁美ほむらと言います」

マミ「わたしは巴マミ。縁在って、鹿目さんのコーチをしているの。これからよろしく」

まどか「ウェヒヒwwwマミさんはすっごいんだよ!ベテランってだけじゃなくて、戦い方とか、必殺技まで在って!
こうね、ティロ・フィナーレって!」

マミ「か、鹿目さん・・・もう・・・こんなところでその話はしないで・・・」

まどか「え?どうしてですか?かっこいいのに!」

マミ「お願いよ・・・戦っている時と御茶を飲んでいる時は違うわたしで居たいの」

まどか「あ、それなんか出来る女みたいでかっこいいですね!」

マミ「そ、そう・・・?」

まどか「はい!ONOFFの切り替えが出来る女は良い女だってママも言ってましたし!」

マミ「そ、そうかしら・・・えへへ」

ほむら「・・・」

ほむら「来い!黑鐵」

|  |, -─-、
|  |マミ-─-'、
|  |*(ノノ`ヽ)
|_| ゝ ゚ ヮ゚ノξ そ~~・・・

|巴|つc□0
| ̄|―u'
""""""""""

|  |, -─-、
|  |マミ-─-'、
|  |*(ノノ`ヽ)
|_| ゝ ゚ ヮ゚ノξ

|巴|o   ヾ
| ̄|―u'   c□ <コトッ
""""""""""""""""


|  |
|_|  ピャッ!
|巴| ミ
| ̄|     c□
""""""""""""""""

ほむら「・・・」

マミ「あ、暁美さん・・・その、紅茶とか大丈夫?何か他の物用意しましょうか?」

ほむら「え・・・いえ、頂きます」

ほむら「とても、美味しいです」

まどか「マミさんの紅茶も、お菓子も美味しいんだよ!ほむらちゃん、食べてみてよ!」

マミ「鹿目さん、あまり急かすものじゃないわ」

まどか「あ、そ、そうですよね・・・ウェヒヒ・・・ごめんね、ほむらちゃん。でも、本当にマミさんの御茶は美味しいんだよ!」

マミ「もう・・・まるで後輩が出来たみたいなはしゃぎようね、鹿目さん」

まどか「そ、そんなことないですよぉ!」

マミ「そうかしら?」クスクス

つ④

まどか「もぉー!マミさんの意地悪・・・あ、ところでほむらちゃんはいつ魔法少女になったの?
わたしはまだ成ってから一週間だけど・・・ほむらちゃんは?」

ほむら「・・・私は」

ほむら「・・・もう、忘れてしまったわ」

ほむら「・・・一体、何度戦い続けたのか・・・もう・・・」

まどか「え・・・?」

マミ「忘れてしまうほど・・・昔に?もしかしたら、わたしなんかよりもずっとベテランとか・・・?」

ほむら「・・・さぁ、解かりません・・・でも」

ほむ

ほむ

ほむら「私は・・・このままが良いです。あんまり、固くならないで下さい、巴さん。
少なくとも、貴方は私よりも年上なんですから」

マミ「え、えぇ・・・まぁ、貴女がそう言うのなら・・・」

まどか「あの、じゃぁもしかしてほむらちゃんって私よりもずっとベテランさんなの?」

ほむら「そうね。それは間違いなく、貴方よりはずっとね」

マミ「ふふっ。残念だったわね、鹿目さん」

まどか「べ、別に残念とかじゃないですけど・・・」

ほむら「困ったときは、巴さんだけでなく私にも頼ってくれても良いのよ、まどか」

マミ「ですって」クスクス

まどか「・・・ぶー。二人して何さっ。どうせわたしは魔法少女歴一週間の新米ですよー・・・」

ほむら「・・・ふふっ」

マミ「ふふふ」

まどか「・・・」ツーン

ほむ

デブさんってまんこに人の頭入りそう

sssp://img.2ch.net/ico/gikoneko2.gif
>>20
あ?

ほむら「ところで巴さん」

マミ「ふふっ・・・え、何かしら、暁美さん?」

ほむら「隣町のかざみのに・・・魔法少女が一人居ますよね。それも、強力な力を持った」

まどか「・・・?」

マミ「・・・」

マミ「どうして、貴女が彼女の事を・・・?」

ほむら「・・・率直に言わせてもらいます」

ほむら「今から一ヵ月後、この街にワルプルギスの夜が来ます・・・その為に、彼女を仲間に引き入れたい」

マミ「・・・ワルプルギスの夜が、この街に・・・?」

まどか「それ、マミさんが前に言っていた魔女だよね・・・?すっごい強いって・・・」

マミ「えぇ・・・わたしも戦った事はないけれど、魔法少女の伝承の中で語り継がれている最悪の魔女・・・
ワルプルギスの夜が、この街に・・・」

ほむら「奴を倒すのに、私と、巴さん、そして鹿目さんだけで充分かもしれない」

ξ(✿❛‿❛)ξ<良スレ支援

すまん、>>22は取り消して

わかった

マミ「それじゃぁこの後二人は用事ある?」

まどか「魔女狩りですか?わたし行きます!」

マミ「あらあら、随分と元気ね、鹿目さん。さっきまで拗ねていたのに」

まどか「別に拗ねてしません!」

マミ「はいはい。それで、暁美さんは?」

ほむら「二人さえ良ければ、私も、一緒に行かせてもらいます」

まどか「寧ろ一緒に来てよ、ほむらちゃん!・・・ウェヒヒ」

マミ「わたしも是非とも一緒に来てもらいたいけれど・・・鹿目さん。あんまり調子に乗り過ぎないことね」

まどか「うぇっ!?別に調子になんか乗ってません!」

マミ「暁美さんにかっこいいところ見せようと張り切って、足元掬われないようにね?」

まどか「だーかーらー!」

マミ「ふふっ。それじゃぁ、魔女退治。張り切って行きましょうか」

ほむら「はい」

まどか「ぶー・・・」

プッチ神父のスレかと思ったけど全くそんなことは無かった

まどか「グリーフシードどどんがどーん!」

マミ「お見事だったわ、鹿目さん」

まどか「ウェヒヒwwwそうですかwww」

ほむら「私達が付け入る暇が無かったわ」

まどか「ウェヒヒwww」

マミ「もう一人前ね。ふふっ。でも残念。折角暁美さんと力比べするチャンスだったのに」

ほむら「えぇ・・・私も、実力を見せられなくて、とても残念でした」

マミ「ふふっ」

ほむら「・・・」

まどか「・・・あ、もしかしてマミさんほむらちゃんが自分よりベテランかもって焦って・・・」

マミ「鹿目さん」

まどか「はひっ!?」

マミ「早く、グリーフシードでソウルジェムを浄化した方が良いわ。大分濁っているわよ」

まどか「は、はい!よいしょっと」コンッ

まどか「あ、まだ使えそうだけど・・・二人は?」

ほむら「それは貴方が一人で取った物よ。持っていなさい」

マミ「わたしたちは、ストックがあるから」

まどか「あ、えっと、良いの、かな」

まどか「ティヒヒ・・・!」

ほむら「それからも私は魔女狩りをして、時には巴マミの家でお茶会をして、
怪我をしていない上条恭介と円満である美樹さやかと親しくなって、着実に周囲と
融和し、日々を過ごした。そしてあと二週間ほどでワルプルギスの夜が来るという時、
私はマミと二人で話すことにした」

ほむら「他でもない・・・彼女の元弟子、佐倉杏子の事だ」


まどか「それじゃぁ、わたしたち、そろそろ帰りますね」

ほむら「お邪魔しました」

マミ「えぇ、またいらっしゃいな」

マミ「・・・」

マミ「ふふっ、鹿目さんも大分上達してきたし、何より暁美さんがあんなにも強力な魔法少女だったなんて・・・
きっとワルプルギスの夜が来ても、怖いもの無しね」

ほむら「それはどうかしら?」

マミ「・・・え?」

マミ「暁美さん・・・?貴女、鹿目さんと帰ったはずじゃ・・・」

ほむら「巴さん。貴方に少し、話があるの・・・良いかしら?」

マミ「え・・・えぇ・・・それじゃぁ、これからわたしの家にでも・・・」

ほむら「失礼するわ」

ほむら「それからも私は魔女狩りをして、時には巴マミの家でお茶会をして、
怪我をしていない上条恭介と円満である美樹さやかと親しくなって、着実に周囲と
融和し、日々を過ごした。そしてあと二週間ほどでワルプルギスの夜が来るという時、
私はマミと二人で話すことにした」

ほむら「他でもない・・・彼女の元弟子、佐倉杏子の事だ」


まどか「それじゃぁ、わたしたち、そろそろ帰りますね」

ほむら「お邪魔しました」

マミ「えぇ、またいらっしゃいな」

マミ「・・・」

マミ「ふふっ、鹿目さんも大分上達してきたし、何より暁美さんがあんなにも強力な魔法少女だったなんて・・・
きっとワルプルギスの夜が来ても、怖いもの無しね」

ほむら「それはどうかしら?」

マミ「・・・え?」

マミ「暁美さん・・・?貴女、鹿目さんと帰ったはずじゃ・・・」

ほむら「巴さん。貴方に少し、話があるの・・・良いかしら?」

マミ「え・・・えぇ・・・それじゃぁ、中にでも・・・」

ほむら「失礼するわ」

ほむっ

マミ「それで・・・話って何?」

ほむら「二週間後、ワルプルギスの夜が来る」

マミ「・・・え?

ほむら「貴方も名前くらいは知っているでしょう?超弩級の魔女よ」

マミ「・・・どうして、ワルプルギスの夜が来るなんて・・・」

ほむら「ただの統計よ。でも、重要なのはそれではないわ」

ほむら「それまでに、佐倉杏子を仲間に入れたい」

マミ「!? ど、どうして貴女が佐倉さんの事を!?」

ほむら「そうね、DVDorBD五巻特典のドラマCDをおさえた私に死角などない、とだけ言っておきましょうか」

マミ「はい・・・?」

ほむら「そんな事はどうでも良いのよ。ただ、私は貴女が過去に佐倉杏子と師弟の関係であった事を知っている。
それ故にお願いがあるの」

ほむら「ワルプルギスの夜との戦いまでに、佐倉杏子を仲間に引き入れたい。
貴方は知っているでしょう?彼女がどれだけ強力な魔法少女か・・・私達のチームに
彼女が入れば、ワルプルギスの夜を誰一人の犠牲もなく倒すのも、難しくないでしょうね」

マミ「・・・確かに、佐倉さんが居れば・・・心強いし、戦力もぐんと上がるでしょう・・・」

マミ「・・・でも、彼女は・・・」

ほむら「彼女は今も、変わってなんか居ないわ」

マミ「・・・嘘よ、あれから一年しか経っていない・・・!」

ほむら「一年前から、彼女は何一つ、変わってなんかいなかった」

マミ「貴女が彼女の何を知って!!」ドンッ

ほむら「知っているわよ・・・彼女だけじゃない・・・私は貴女の事も、知っているわ」

マミ「暁美さん・・・貴方は・・・一体・・・?」

ほむら「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵」

ほむら「貴方はどちらだと思う?巴マミ」

マミ「・・・」

マミ「・・・ごめんなさい・・・少し、落ち着きたいの・・・今日は、帰ってくれるかしら・・・」

ほむら「・・・お邪魔しました」

ほむほむ

杏子「いい加減、姿を見せたらどうなんだよ、鼠野郎」

ほむら「・・・」

杏子「あたしに一体何の用だ?縄張り争いを吹っ掛けようったぁ訳じゃねーんだろ?
なら、もっと早くに寝首でも掻いてるはずだからな。てめぇ、一体何者だ」

ほむら「・・・二週間後、ワルプルギスの夜が見滝原に現れる。貴方には、その手伝いをしてほしい」

杏子「見滝原に・・・?へぇ。それで、報酬はなんだよ?あの街をあたしにくれるのかい?」

ほむら「いいえ・・・もっと素敵な物を貴方にあげるわ」

杏子「素敵な物・・・?わりぃけど、ワルプルギスの夜が落とすグリーフシードはあたしが――」

ほむら「『家族』・・・を、貴方にプレゼントしてあげる」シュン

 ほむらは後ろにさがった。ほむらの居た場所に、杏子の槍が突き刺さる。

杏子「冗談きついぜ・・・おい・・・」

ほむら「それとも最後に愛と勇気が勝つストーリーが良いかしら・・・?」シュンッ

杏子「その減らず口を閉じろ・・・殺すぞ?」

ほむら「巴マミを貴方にあげると言っているのよ、佐倉杏子」

杏子「・・・!」ポキッ

杏子「畜生、何処行きやがった!!人の事舐めた態度とりやがって野郎・・・ぜってぇ殺すっ!!」

杏子「・・・何が家族だ、何が愛と勇気が勝つストーリーだ・・・笑わせるな」

杏子「そんなもん、何処にもありゃしねーんだよ・・・くそったれ」

杏子「・・・」

杏子「・・・今更どの面提げてあの人に会って言うんだよ・・・」

あんあん……

マミ杏!!マミ杏!!

いやいや
ほむマミ・まど杏
これだろ

一巡目の世界ってどういうことだ

どの世界も起点は同じじゃないの

細けぇ(ry

まどか「ほむらちゃん、マミさん!今日も魔女退治頑張りましょうね!」

マミ「えぇ・・・」

ほむら「・・・」


まどか「あ、こっちだ!これは・・・魔女じゃなくて使い魔かな、二人とも!わたし一人で十分だよ!」

マミ「鹿目さんたら・・・」

ほむら「油断は禁物よ、まどか――危ないっ!」

まどか「大丈夫だって――えっ」ダキッ

まどか「ほ、ほむらちゃ」ジャキッ

まどか「え・・・?」

マミ「この槍は・・・」

ほむら「・・・杏子」

杏子「ちょっとちょっとー。何やってんのさ、あんた。あれ使い魔だよ?グリーフシード持っている訳ないじゃん」

まどか「え・・・誰・・・?」

マミ「・・・佐倉さん」

起点が同じだったら1話の時点でまどかが契約しちゃってるでしょ
もちろん3週目以降が気合と魔法で入院期間ずらした結果の可能性もあるけど
詳しい人そのへんどうなの

杏子「後四、五人食わせればグリーフシード孕むのにさぁ・・・卵産む前の鶏締めてどうすんの?」

マミ「佐倉さん!!」

杏子「・・・よぉ、久しぶりだね、巴マミ・・・相変わらず、甘いことやってるね、あんたも」

マミ「くっ!」バンッ

杏子「やらせないって」キンッ

マミ「どきなさい!」

杏子「どかねーよ。てめーこそ、さっさと帰れっつーの・・・食物連鎖って言葉くらい、知ってるだろ、あんたも?」バンッ

杏子「ん・・・?」

京子まじ聖女とか言ってる人
「あと4・5人食わせれば~」
このくだりの説明よろ

十話の病院のカレンダー見たら
退院から転校まで一週間ほどの差異が在った
その差異の間にまどかが契約したと
「先週魔法少女なったばかりだし」とも発言していて
十話では決意したほむらが転校以前にQB狩っているシーンもありんす
一巡目は一巡目としか言えん
本来ありえないほむらがまどかに掛けてしまっていた因果の糸が解けた状態としか

ラムレーズンだから

>>47
劇場版ジャイアンの法則

ほむら「使い魔は狩ったわ、さぁ帰るわよ、巴さん、まどか」

まどか「あれ・・・ほむらちゃん・・・え?」

マミ「暁美さん・・・」

ほむら「・・・」ファサッ

杏子「・・・うぜぇ――超うぜぇ!!」ビュンッ

ほむら「・・・」シュン

杏子「てんめぇ、またちょこまかと!!」

ほむら「諦めなさい、佐倉杏子。貴方では私には勝てないわ」

杏子「くっ・・・やってやるよ!!」

>>45
俺は巻戻った日の夕方契約したのかなって思ってた…

ほら
暗い中ほむらちゃんボロボロになったQB持ったまままどかに契約してたじゃん?

>>47
ブルーレイかDVD買って1話から見直せ

>>50
なにこの無駄な説得力の高さ

ほむら「悪いけれど、無駄な争いをしたがる馬鹿に構っている暇はないのよ・・・行きましょう、巴さん、まどか」

まどか「ほむらちゃん・・・」

マミ「暁美さん・・・」チラッ

杏子「ちっ・・・!」ギロッ

マミ「・・・」フイッ

ほむら「手に捕まって、逃げるわ」

まどか「あ、時間停止?」ギュッ

マミ「・・・」ギュッ

ほむら「・・・気になる?」

マミ「え?・・・」

まどか「どうして・・・あの人あんな酷い事・・・」

ほむら「彼女にも、色々あるのよ・・・ねぇ、巴さん?」

マミ「・・・」


杏子「ちっくしょぉ!!またっ!また逃がした!!あー!うがぁー!!」

>>55
何このあんこちゃん超可愛いwww

さやかちゃんを探してるんだけどどこにもいない

突然だけどほむらが関わらなければ毎回同じ出来事がおこるってわけじゃないんだよね?

五巻のドラマCDの出来事があったらおりこマギカ時のあんこちゃんとマミさんの関係になるのも難しいし

ほむら「魔女や使い魔を狩る道すがら、五回も佐倉杏子と遭遇したわね」

まどか「ウェヒヒ・・・なんだか、ちょっと可愛そうに思えてきたよ・・・
ほむらちゃん、容赦なく見つけたらさっさと魔女とか倒して逃げようって言うんだもん・・・」

ほむら「仕方が無いでしょう?無駄な争いは、好きではないんだもの」

まどか「ウェヒヒ・・・」

マミ「・・・」

ほむら「随分と、思い詰めた顔をしているわね、巴さん」

マミ「・・・そうかしら」ニコッ

まどか「マミさん・・・あの、どうしたんですか?辛い事があったら、わたしやほむらちゃんに相談してください!
力になりますから、ねっ!?」

ほむら「えぇ・・・その通りよ、巴さん」

マミ「・・・」

マミ「・・・二人に、聞いてもらいたい事が・・・あるの」

さやかちゃんが不幸でもヘイトでも無くて安心なのになにか悲しい

出番もないから

萠え

関係ないけど神父が完全に一巡させる手前でエンポリオにやられた世界なら
全員がワルプルギスが来るとかの情報を持った状態になるんだろうか

マミ「・・・一年程前、わたしには一人の後輩が居たわ・・・
勇気があって、優しくて、純粋で、誰よりも家族の事を大切に思っていて・・・
お父さんが多くの人を救うために頑張っているから、自分も魔法少女として人々を救うために頑張りたい、
その為に強くなりたいと・・・わたしに志願してきた。わたしは彼女の思いに応えて、しばらく一緒に
魔女退治をするようになった・・・彼女はめざましく強くなっていって、魔法もとても強力なものになっていった。
わたしの家で一緒にお菓子を食べたり、彼女のご家族と一緒にご飯を食べて、魔女を退治して・・・わたしたちは順風満帆
だった・・・そんなある日」

マミ「彼女は変わってしまった・・・わたしを拒絶し、嘲笑い、自分さえも、罵った」

まどか「どうして・・・」

マミ「彼女の祈りが全てを壊してしまった・・・」

まどか「え・・・?」

マミ「後で知ったわ・・・彼女のお父様は無理心中を計って、結果彼女だけが行方知れずという事になっている。
わたしは・・・あの子を救うことが出来なかった・・・あのとき遠ざかるあの子の手を必死で握り締めて、引きとめていたら
もしかしたら・・・あの子はきっと今頃あんな風には――」バリンッ

まどか「きゃっ!?」

杏子「てめぇ・・・何ごちゃごちゃ言ってんだよ・・・!」

魂が経験したってだけだから詳しいことはわからないんじゃね

>>65
そうか
やっぱその瞬間にちらっと思い出すくらいだろうな

>>11
結婚してくれ

ほむら「盗み聞きとは、いい趣味をしているわね、佐倉杏子」

杏子「またてめぇか・・・畜生、一体てめぇなんなんだ!何がしてぇんだよ畜生!!」

ほむら「言ったでしょう?私は貴方に家族を上げるし、愛と勇気が勝つストーリーをあげる。つまり」

ほむら「巴マミをあげると言っているのよ」

マミ「は・・・?暁美、さん・・・何言って・・・?」

杏子「・・・おい、てめぇ外出ろ。そんなにあたしとやりあいたいっていうんなら受けて立ってやるよ」

まどか「あ、あの・・・!」

杏子「あっ?」ギロッ

まどか「ひっ!?あ、あの・・・そ、そういうの・・・いけないと、思います・・・わたしたち魔法少女同士が争ったって・・・
何の意味もなっ――」シュンッ

 まどかの首に刺さろうとする杏子の刃を、ほむらが掴み、離した。まどかは床に座りこんだ。

ほむら「この子には・・・触れさせない」

杏子「・・・へぇ、てめぇでも、そうやって怒ったりすんのか。悪かったよ、実は人形なんじゃねーかって思ってたわ」

ほむら「そう」

杏子「・・・うぜぇ」

マミ「佐倉さん・・・」

杏子「・・・」

マミ「・・・わたしたち、もう一度、やり直せないかしら・・・?
・・・今度こそ必ず、貴方を見捨てたりなんかしない・・・絶対に、
だから――」

杏子「いい加減にしろよ!!あんたのそういうところ見てると、腹立つんだよ!
甘っちょろくて、馬鹿で間抜けで!頭どっかいかれてんじゃねーのか!?
何が見捨てないだ!やり直せるわけねーだろ!もう!もうっ!!もう・・・何もかも
無くなっちまったんだよ・・・無理なんだよ・・・もう、あんたとあたしは、一緒には
居られないんだよ・・・」

マミ「・・・佐倉さん・・・」

ほむら「・・・はぁ。それならどうして、貴方はもう一度見滝原に来たのかしら、佐倉杏子?」

杏子「・・・!」

あんあん!

あんこ!

ほむっ!

>>67
でも能力的には薔薇輝だよねほむほむ

それはともかくマミ杏!

ほむら「本当は、心配だったのではないのかしら?」

杏子「違う・・・」

ほむら「それとも、久しぶりに思いだして、急に会いたくなったとか?」

杏子「違う・・・!」

ほむら「でも素直になれないから、あんな風に登場しか出来なかった」

杏子「違う!」

ほむら「本当はあのときのようにロッソ・ファンタズマ叫びたいんじゃ」

杏子「違う!!」

杏子「ちげぇつってんだろ!しつけえんだよ!!もうっ!」タッ

シュルッ

杏子「んな!?」

マミ「・・・離さない・・・離さないから・・・今度こそ・・・絶対に・・・」

杏子「・・・離せ」

マミ「離さないわ・・・」

杏子「離せ!」

マミ「ごめんなさい・・・佐倉さん・・・今までごめんなさい・・・」

杏子「離せよ・・・止めろよ・・・触るんじゃねぇ・・・殺すぞ・・・」

マミ「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

杏子「・・・っ」

杏子「・・・なんで」

杏子「なんであんたは・・・そんなに・・・」

マミ「・・・ごめんなさい・・・佐倉さん・・・」

杏子「なんであんたが謝るんだ・・・全部あたしの自業自得なんだ・・・あんたは何もわるかねーだろが・・・
ざっけんなよ・・・畜生・・・!」

最後のは心の叫びだな

>ほむら「本当はあのときのようにロッソ・ファンタズマ叫びたいんじゃ」

これだけは本当に違う気がする

まみまみあんあん!

>>77
ああ、置いてけ堀にキョトン砲を撃たれた気分だ

まどか「良いの・・・かな?勝手に帰っちゃって・・・」

ほむら「問題無いでしょう。牙を抜けれた山猫には、何も出来ないわ」

まどか「ウェヒヒ・・・」

まどか「・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・わたしって、得意な学科とか、何もないし」

ほむら「・・・」

まどか「鈍臭いし、何の取り得も無いし、それが・・・嫌で仕方なかった」

ほむら「・・・そう」

まどか「だから、魔法少女になって誰かの役に立てるなら、それだけで幸せだったんだ・・・」

まどか「・・・だから」

まどか「魔法少女って、そういうものだと思っていた・・・」

まどか「・・・馬鹿なんだね、わたしって」

ほむら「・・・否定しないわ」

まどか「ティヒヒ・・・それはちょっと酷いな・・・」

ほむら「・・・だって貴方、いつだって自分を犠牲にして・・・!」

まどか「え・・・?」

ほむら「貴方が傷付いて、それを悲しむ人が居ることを考えない・・・!」

まどか「ほ、ほむらちゃん・・・?」

ほむら「いい加減にしてよ!!」

まどか「は、はいっ!」

ほむら「・・・」

ほむら「ごめんなさい・・・つい、溜まっていた鬱憤が出てしまったの・・・気にしないで。いや、やっぱり気にしなさい」

まどか「え、えぇと・・・どっち?」

ほむら「気にしなさい」

まどか「は、はいぃ・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・ウェヒヒ」

児戯じゃのうお前さん

ほむら「・・・何?」

まどか「い、いや・・・なんかほむらちゃんがそうやってムキになっているところ見るのって初めてだなーって・・・
あ、いや違うよね・・・あの、言うの忘れていたけど、ありがとう。ほむらちゃんに、二回も助けられちゃったね」

ほむら「・・・気にしないで。あれは、私がしたくてしたことだから」

まどか「あ、なんかそういうのかっこいいねぇ!」

ほむら「え?」

まどか「良いなー、わたしもいつかそういうの、言ってみたいなぁ」

ほむら「・・・まどか」

まどか「ほ・・・ほむらちゃん・・・?目が怖いよ・・・?」

ほむら「まどか、貴方は私が言った事を理解していないの?私の嘆きは貴方には届かないの?
・・・愚か者が相手なら、私は容赦をしないわよ?」

まどか「ご、ごめんなさい・・・で、でもね!?」

ほむら「・・・何かしら、鹿目まどか」

まどか「ご・・・ごめんなさい・・・」

まどかが一番可愛いわ








ほむむ

ほむほむ

ほむら「それから一週間が流れた。佐倉杏子は殊更に共闘はしないけれども、それでも
前のように敵対関係を取っているわけではない。もっとも私は随分と彼女に嫌われているが。
しかしまだ・・・まだ足りない。佐倉杏子はもっと強いのだろう・・・彼女の魔法の力を、どうにか
して呼び覚ませないだろうか・・・そんなとき、ある転機が訪れた」

ほむら「巴マミのクラスメイトが、授業中に魔女化したのだ」


まどか『ほむらちゃん、この気配!』

ほむら『えぇ、魔女でしょうね・・・それも、この学校から』

まどか『急がないと――魔女に皆を傷付けられる前に!!』

ほむら『えぇ』

ほむら「なんとか犠牲者0で魔女は排除したわね」

まどか「こんなところに・・・それもこんな時間魔女が出るなんて・・・どうして・・・」

ほむら「・・・それは」

マミ「・・・あの子、ソウルジェムを持っていたわ」

まどか「え・・・?」

ほむら「・・・!」

マミ「きっと・・・魔法少女だったんでしょうね・・・」

ほむら「――」カシャッ

ほむら「くっ、まさか・・・此処でこんなイレギュラーに遭遇するだなんて!」カシャッ

マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら、皆死ぬしかないじゃない!!」ガシッ

ほむら「落ち着いて、巴マミ!」

まどか「マミさん、ほむらちゃん、どうしてマミさんを羽交い絞めに、え?マミさん、え?」

ほむら「まどか、貴方は逃げなさい!!」

マミ「離して!!」

まどか「マミさん・・・?」

ほむら「早く逃げなさい、まどか!!」

まどか「・・・うっ、ごめん!」

マミ「離してよぉ!!皆、皆死ぬしかないのよぉ!!だってわたしたちは、わたしたちは!!」

ほむら「そうよ、ソウルジェムが穢れを溜め込み過ぎれば魔法少女は魔女になる。でも、それは今日明日明後日の事じゃ!」

マミ「誰かを傷付けてしまう!!」

さやか「支援だな?貴様。まぁ、空気で構わんがな」

ほむら「・・・っ!」

マミ「もしも今日明日明後日、わたし達が魔女になって・・・嫌、貴方を鹿目さんを、杏子を・・・わたしは傷付けてしまうかもしれない。
いや・・・わたしは、魔女になった貴方達とも戦いたくない・・・!だから・・・だから今っ!!」

ほむら「(まさか、わたしたちに愛着を覚えた巴マミがそんな論法を持っているだなんて。これじゃぁ、生半可な説得じゃどうしようもない。
もとよりまどかをワルプルギスから救い出したら、遠くで果てようとしていた私には・・・とても、彼女を否定出来ない・・・!
・・・巴さん・・・こんなときになんだけれど、貴方は・・・最高の先輩です・・・
・・・いっそ、私が、この手で・・・)」

杏子「マミ!!」

マミ「杏子・・・!!」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「まどか・・・」

まみあんがタッグ組んだらさやか10人相手でも楽勝だろうな

まどか「マミさん、杏子ちゃんですよ!?ほら、落ち着いてください!」

杏子「マミ・・・まどかから事情は聞いたよ・・・驚いたよ・・・まさかあたしら、騙されてたなんてな・・・
ははっ・・・」

まどか「わ、わたしもびっくりしました!!」

マミ「・・・それなら解かるでしょ・・・もう・・・皆死ぬしかないのよ・・・もう・・・あなたも・・・わたしも・・・!」

杏子「・・・マミ」

杏子「・・・ほむら、離してやってくれ」

ほむら「でもっ!!」

杏子「お前は時間停止を使って、まどかとどっか遠くに行ってろ・・・こいつはあたしが面倒を見るからさ」

ほむら「!?馬鹿言わないで!!そんな勝手な事、許されると思っているの!?」

杏子「大丈夫だよ・・・ワルプルギスの夜は必ず倒す。それこそ魔女に成ったってな・・・だから、頼む。此処はあたしに任せてくれないか?」

ほむら「・・・解かったわ。但し、下手を打ったら、私は貴方を決して許さない」

杏子「あぁ・・・」

カシャッ

杏子「さてと、それじゃぁ邪魔者が消えた訳だ・・・どうだよ、マミ。大勢よりも、二人っきりの方が落ち着くだろ」

>>91

        \  ヽ      |     /
     \    ヽ   ヽ       /    /       /
マミさんと杏子に鍛えてもらえばあら不思議!遠近共に隙のないパーフェクトさやかちゃんに!

        \          |        /   /
                        ,イ
 ̄ --  = _           / |              --'''''''
          ,,,     ,r‐、λノ  ゙i、_,、ノゝ     -  ̄
              i      __,,  ヽ
              ゙l.   , '´   ヽ   ゙、_  -  ̄   ̄
              .j´ . {ノハ、,从k, }  (.
    ─   _  ─ {    リ゚ヮ ゚*リiレ   /─   _     ─
               ).  c/   ,つz||ニニニニニフ
              ´y  { ,、 {    <
               ゝ   lノ ヽ,)   ,

マミ「杏子・・・わたしたち・・・騙されていたのね、QBに・・・」

杏子「あぁ・・・」

マミ「魔女は人間の害悪だと思って、それを倒す魔法少女というヒーローである事が、わたしの生き甲斐だった・・・
でも、中身はそうじゃなかった・・・わたしたちが、魔女だったのよね・・・」

杏子「・・・そうだな。結果的に、あたしらは魔女になっちまう・・・あたしの方が、正解だったって訳だ」

マミ「そうね・・・杏子の方が正しかった・・・わたしたちは人間に害を与える魔女の卵・・・
わたしなんて――結局――!!」パシン

杏子「・・・てめぇ・・・本気でそんなこと、思ってんのかよ・・・」

マミ「――だってそうじゃない!!わたしたち魔法少女は魔女を産むのよ!!皆、皆死ぬしかないじゃない!!」

杏子「そうかい・・・言っても解からねぇぶっ叩いても解からねぇ馬鹿となりゃ」

杏子「後は殺しちゃうしかないよねぇ!!」

ちょっと考えりゃ「魂の宝石」なんて名前なんだからばれるも何もって感じだけどね。

さやか「あー、なんか杏子をボコボコにしたいわぁ。え?ほんとにやるかって?ははっ、私じゃ返り討ちだよ」

シエン

マミ「良いわ、貴女を殺して、暁美さんも鹿目さんも殺して!わたしも死ぬ!!」

杏子「やってみなよ、あんたに出来るかな!」

マミ「舐めないでよ!経験は、貴女よりもずっと上なんだから!!」

杏子「そうかい――つってもあんたは一度あたしに負けているけどなぁ!!」

マミ「あの時のようにはいかないわ・・・今度こそ、今度は、今度は!!」

杏子「・・・ちっ!!」

マミ『わたしだけは、貴女を傷付けたりしない・・・!』

杏子「――そうかよ!!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

杏子「ぐっ!!」

杏子「・・・あんた言ってたじゃないか。その力で、誰かを救えるんだって・・・」

マミ「・・・あんなことになるなんて知っていたら――こんな力なんて、要らなかった・・・!!」

マミ「もう・・・終わりにしましょう・・・何もかも・・・」

杏子「・・・へっ。聞き分けがねーにもほどがあるぜ・・・マミさん」

杏子「・・・・・・ロッソ・ファンタズマ」

ほむら「・・・マミは?」

杏子「眠ってるよ・・・」

ほむら「・・・そう」

まどか「杏子ちゃん、マミさんは大丈夫なの・・・?」

杏子「あぁ・・・それよりも、お前らはどうなんだ?」

ほむら「私は平気よ」

まどか「わ、わたしも・・・」

杏子「・・・忘れたくなったらすぐにあたしに言えよ・・・」

杏子「んなくそったれな現実・・・直ぐに忘れさせてやるからさ」

ほむぅ…

ほむら「それから、一週間が何事もなく過ぎていった。強いて言うのなら、杏子の性格が途轍もなく柔和になったことだろうか。
巴マミは本当にあの日のことを忘れて居るようだ。以前と何も変わらない。杏子も、あの現実に対してそれほど絶望してはいない。
だが、彼女がいざとなったらマミと心中しようとしているのは、私の邪推ではないだろう。
・・・まどかは、どうなのだろうか。まだ魔法少女になって一ヶ月も経っていない彼女。
それも、魔法少女として正義の味方であることに自身を持っていた彼女は、あのとき杏子の記憶封鎖を拒絶した・・・
素直に掛かっていれば、落ち着くだろうに、どうして・・・。
いよいよ明日ワルプルギス戦の本番というとき、私はまどかの訪問を受けた」


まどか「いよいよ、明日だね」

ほむら「そうね」

まどか「勝てるかな」

ほむら「えぇ、必ず」

まどか「自身満々だね」

ほむら「負ける気がしない。それに、負けられない。この街には、私の大切な人たちが居て、大切な人たちの大切な人たちが居る。
負けられる訳がないのよ」

まどか「そうだよね・・・ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「何かしら」

まどか「ほむらちゃんって、何者なの?」

ほむら「・・・」

まどか「今までずっと訊けなかったけど、こういう時だから、良いよね?
・・・ほむらちゃんは、どうして杏子ちゃんの事やマミさんの過去、
それに明日、ワルプルギスの夜が来る事を知っていて、ワルプルギスの夜への
対策が、こんなに在るの?・・・今更ほむらちゃんを疑うなんてこと、出来ないから
教えてほしいなって」

ほむら「・・・ちょっと、待っていてくれるかしら」

まどか「・・・うん」

まどか「・・・」

まどか「・・・」

「お待たせ」

まどか「あ、うん・・・うん?」

まどか「ほむらちゃん・・・それ・・・」

メガほむ「鹿目さん・・・これがね、本当の私なんだよ・・・?」

猿に気をつけて
支援

まどか「本当の・・・ほむらちゃん・・・?」

メガほむ「・・・あのとき貴方に助けられて、それから、何度も時間を繰り返していくうちに私は・・・
変わっていった。弱い自分を投げ捨てて、強くあろうと、そして貴方を救うために戦い続けた・・・
何度も貴方の死ぬ姿見ながら、必死に、戦い続けてきたの・・・」

メガほむ「訳解かんないよね・・・気持ち悪いよね・・・」

まどか「ううん、そんなことない・・・そっか、そうだったんだね、ほむらちゃん・・・」ダキッ

メガほむ「鹿目さん・・・!」ギュゥ

まどか「ウェヒヒ、まどかって、呼んでよ」

メガほむ「まどか・・・!」

まどか「なぁに、ほむらちゃん」

メガほむ「・・・必ず貴方を救ってみせる。あのとき果たせなかった想いを、此処で必ず遂げてみせる」

メガほむ「だからお願い・・・私に貴方を護らせて・・・!」

まどか「・・・それは出来ない相談だよ、ほむらちゃん」

BD5巻まで見せれば良いじゃん

キャラに限らず「そうかよ」ってセリフが好きなんだが、杏子ちゃんが言うとすごくかっこいい

メガほむ「どうして・・・!」

まどか「あなたにわたしは護らせない。そんなの、わたしが許さない。
一緒に戦うんだよ、ほむらちゃん。わたしたちは、一緒に。護るとかじゃないの、戦うの。
大切な人たちや、過ごした場所の為に、一緒に戦おう。攻撃は最大の防御、ってね!」

メガほむ「・・・まどかぁ」

まどか「ウェヒヒwwwそれにしても、メガネでみつあみのほむらちゃんって、案外可愛いなぁ!
髪解いてメガネしてないほむらちゃんはかっこいい感じだけど、これはこれで案外・・・」

メガほむ「ま、まどか?」

まどか「ウェヒヒwwwそうだほむらちゃん!このリボン、付けて見てよ!あ、わたし、そのメガネちょっと掛けてみたいな」

ほむら「構わない・・・けれど」

まどか「あ、口調、少し戻ったね」

ほむら「そうかしら?」

まどか「ウェヒヒwwwほむらちゃんって、面白いね!」

ほむら「そ、そう・・・?」

マドカァー

>>108
アストラル「そのタクティクスは悪くない」

まどか「楽しかったね」

ほむら「そうね」

まどか「明日がワルプルギスの夜との戦いだなんて嘘みたい」

ほむら「そうね。でも、嘘じゃないわ・・・」

まどか「・・・ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「・・・何、まどか」

まどか「手、握ってもいい?」

ほむら「・・・」

ギュッ

まどか「ありがとう」

ほむら「・・・怖いの?」

まどか「怖いよ。すっごく怖い。・・・どうして、ワルプルギスの夜なんてあるんだろう。魔女なんて居るんだろう。
わたしたち魔法少女なんて、あるんだろうね」

ほむら「・・・そうね」

まどか「神様は、なんとも思っていないのかな?魔女になる魔法少女を見ても、何も感じないのかな?」

ほむら「・・・家畜に神は、居ないのよ」

まどか「・・・ほむらちゃん、冷たい・・・」

ほむら「そう・・・きっともう、人間じゃなくなって、長いからでしょうね・・・」

まどか「でも、わたしはその方が良いかも」

ほむら「え?」

まどか「だって、ほむらちゃんの心が冷たいと、こうして手が温かいから」

まどか「手を繋いでいたら、安心して、眠れそうなんだ」

ほむら「・・・まどか」

まどか「ウェヒヒwwwそれじゃぁおやすみ、ほむらちゃん。明日は、絶対に勝とうね」

ほむら「えぇ、絶対に」

家畜に神はいないッ!!

ほむら「・・・来る」

杏子「いよいよか」

マミ「えぇ・・・」

まどか「勝とうね、絶対に」

ほ・マ・杏「「「えぇ(おう)!!」」











ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

ほむほむ

そういえばまどかのFFTなSSは結局どうなったんだ

>>116
まどか
アルテマ
大団円

カウントダウンに3が付いてるとは

おもしろい

ほむら「先ずは手順どおり、此処からの総攻撃で奴の外殻を疲弊させる。杏子、結界を」

杏子「おうよ!」

ほむら「マミ、まどか、遠慮はいらないわ、好きに撃ちなさい」

マミ「オーケー!」

まどか「うん!」

ほむら「私も・・・」

 マミの機関銃、まどかの三矢、ほむらの迫撃砲、各々がワルプルギスの夜へと総攻撃をする。ワルプルギスの夜は、杏子の作った檻の中でそれを一身に受け続ける。
やがて、ワルプルギスは哄笑を上げながら、杏子の檻を破った。

杏子「くっ、すまえねぇ!」

ほむら「構わないわ・・・攻撃、止め。しばらく休んでいて・・・奴がデッドゾーンに入り次第、私が総攻撃繰り出すから」

 ほむらは事前に備えていたタンクローリーに跳び乗ると、それを操作し、欄干へと向かう。
タンクローリーをワルプルギスの夜に突撃させ、川に飛び込むと、沈ませていたクラスター機体を浮かばせ、ワルプルギスの夜へと
一斉発射させた。

 しかし尚もワルプルギスの夜は健在だ。鉄塔を起爆させ、ワルプルギスの夜に倒しても、傷一つ付いていないように、哄笑を上げ続ける。

ほむら「くっ・・・!三人とも、お願い!!」

まどか「うん!」
マミ「えぇ!」
杏子「おうっ!」

支援!!支援!!!

マミ「ティロ・フィナーレ!!」
まどか「えいっ!!」

マミの大砲、まどかの弦を限界まで搾った一矢がワルプルギスの夜へと発射される。
しかしそれらが到達しても、ワルプルギスの夜にはまるで利いていない。

杏子「そうやって笑ってられるのも――今の内だぜ!!」

 巨大化した杏子の槍が身を解き、空中を縦横無尽駆け巡り、ワルプルギスの夜を捕らえる。

杏子「マミ、まどか、もう一度だ!!」

 今度はほむらも迫撃砲を構え、ワルプルギスの夜へと発射した。

何度でも支援してみせる

オクタヴィア「貴様らには支援が似合いだ」

 だが、それらはワルプルギスの夜の一撃に呑まれてしまう。

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

 哂うワルプルギスの夜を囲むように、八筋の黒炎が放たれた。

まどか「え?」
マミ「え?」

 二人の射撃を辿り、黒炎は、宙を這って、食らい付く。

 だが、黒炎が二人に届く事はなかった。

杏子「ロッソ・ファンタズマ!!」

 杏子の作り出したマミとまどかの幻影によって、黒炎は行き場を迷い、やがて無能に川へと落ちる。

杏子「駄目元だったが利くんだな・・・ほら、あんたらもちんたらしてんなよ、死ぬぞ!!」

 杏子が分身する、かのように見える。ビルをの頂上を伝って、ワルプルギスの夜へと、持ち前の戦闘スキルを
使って、突撃する。

ほむら「杏子、槍を!」

 杏子は躊躇い無くほむらへと槍を渡し、ほむらの分身を幾つか作った。

杏子「ぐっ・・・これはちょっと・・・きっついかな・・・」

ほむら「無理はしないで!!」

マミ「――貴方達、離れなさい!!」

まどか「いっくよー!!」

マ・ま「「ティロ・フィナーレ!!」」

ほむ

フルパワーあんこちゃんは優秀だなあ

ま、まどかのティロフィナーレだと・・・・

 マミとまどかの一撃が混ざり合い、ワルプルギスの夜へと到達する。間近でそれを見ていた二人は、その一撃が、ワルプルギスの外殻に皹を生じさせたのを見止めた。

杏子「ほむら、槍を投げろ!!」

ほむら「言われなくても!!」

 互いの槍が、皹へと投じられる――


 パリンッ


ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

なんかもう一人いたような気もするけど
原作名はマギカカルテットなんだから四人で何の問題も無いな

ほむ

あの子は魔法少女に成らないなら成らない方が幸せだから良いのです

マドカァーって言う人は?

クラスで魔女化したやつがさやかだろ

 まどかが次に目を開いたとき、真っ先に見たのは黒髪の少女だった。そして右には紅の少女、そして左には金色の少女。
何が起きたのか、一体自分に何が起こっているのか解からない・・・しかし、すぐに景色があからかとなる。金色の少女が膝を着き、
紅の少女が膝を着くと、最後に黒髪の少女が倒れた・・・その奥で、正位置のワルプルギスの夜が回っていた。

まどか「マミさん!」

まどか「杏子ちゃん!」

まどか「ほむらちゃん!!」

マミ「はぁ・・・はぁ・・・大丈夫よ、鹿目さん・・・」

杏子「心配すんな・・・ちょっと、疲れただけだ・・・大丈夫だよ、にしても、こりゃやばいな・・・」

マミ「そうね・・・地表が、ワルプルギスの夜に向かって剥がれていく・・・とてもじゃないけれど、あまり長くは掛けられそうにないわね」

マミ「いっその事・・・わたしが魔女になって結界にでも閉じ込めてやろうかしら?」

まどか「!?マミさん!?」

杏子「マミ・・・お前・・・!」

マミ「不意に思い出したのよ、そんなこと。でも、今はどうだって良い・・・それよりも、あいつをどうにかしてやらないと気が済まないわ・・・
よくもわたしの大事な後輩達を・・・こんなにも・・・!」

まどか「・・・マミさんが、魔女になる必要なんて、ありません」

マミ「・・・え?」

杏子「・・・まどか?お前、一体何を言って・・・!」

まどか「わたしが、魔女になりますから」

>>135
そんな…あんまりだよ。こんなのってないよ

まどかが魔女ったら…

>>137
らめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

おいおい、さやかは最後に来るもんだろ?
      ヒーロー   

マミ「鹿目さん、貴方!」

まどか「ずっと考えていたんです。どうしたら良いのかって。本当に、マミさんが言ったように皆死んだ方が良いのかなって。
でも、それはちょっと怖いから・・・それでもわたしは、正義の味方で居たいなって、思ってたんです。
確かに魔女は悪い奴で、いちゃいけないと思います・・・だけど、大好きな人たちを救うために、自分よりも強い魔女に立ち向かう魔女っていうのも
カッコ良いんじゃないかって、ウェヒヒ」

マミ「馬鹿言わないで――ほら、さっさとグリーフシードを使いなさい!!」

まどか「ごめんなさい、マミさん・・・わたしのグリーフシードを使うのは、この人に・・・」

ほむら「」シュゥゥゥン

まどか「ごめんね、ほむらちゃん・・・盾、壊れちゃったね。わたしの所為だよね、わたしが弱かったからだよね・・・ごめんね・・・ごめんね・・・」

杏子「ふざけんな・・・てめぇ、そんな祈りで誰かを救えると思ってるのか!?あたしも、マミも!何よりこいつが!!
一番救われねーじゃねーか!!」

まどか「ごめんね・・・杏子ちゃん・・・でも、これ以上皆が傷付く方が、わたしは嫌なんだ、だから、ごめん。
わたし、魔女になる」

まどか「不束な後輩でごめんなさい。こんなこというのなんですけど、魔女になったわたしの後始末、お願いします――」パリンッ

後始末てあんた
どう対処するんだよ

こんなのあんまりだよ

最初のループだから因果律がまどかに集まってないんじゃないの

シュゥゥンン

ほむら「勝手なこと・・・しようとしてんじゃないわよ・・・」

まどか「ほむら・・・ちゃん・・・?」

ほむら「貴方達も、いつまでお座りしているつもり?これ使って、さっさと準備しなさい」

まどか「ほむらちゃん――でも――!!」パシンッ

ほむら「・・・良いから、貴方は弓を構えて・・・杏子、マミ――1度きりで良い。
あいつを止めて。その間に、特大の一発をお見舞いしてやるわ・・・」

マミ「――えぇ!!」

杏子「しゃぁねぇな!!」

まどか「ほむらちゃん・・・」

ほむら「貴方の所為で、もう二度と時間停止も時間遡行も出来ないの・・・だから、その責任を取りなさい」

ほむら「私を貴方と一緒に、戦わせて」

まどか「・・・」

まどか「・・・うん・・・ごめんね・・・ごめんね・・・」

ほむほむきたー!!!!

まどまど魔女化したらワルプルより強いから結界出来ないんじゃね?

>>131
それ、製作陣のチーム名じゃね?

ほむーーーーーーーーー!! ほむほむほむほむほむ!!!

 まどかが手に持った弓を、手を重ねて、ほむらが後ろから握る。右手を合わせ、矢を引く。強く、限界よりも強く。
やがて桃色の矢は、暗紫を纏っていく。まどかはこんなときに、ほむらの手が、温かいと思った。かじかんだ自分ひとりだったら、
こんなに強く引けない。

 ほむらはただ、まどかの手を強く握った。この手を決して離さない。二度と、必ず。
あのとき差し伸べられた手は、こんなにも小さくて、震えている。だからこそ、強く握り締めた。


 紅と、金色の光がワルプルギスの夜へと伸びていく。暴風の中に紛れたそれの中で裂かれながらも、
幾度と無く帯となって、ワルプルギスの夜を捕らえた。

杏・マ「「今だ!!」」

 二人の呼びかけに、ほむらとまどかは叫ぶ。強く、二人なら出来ると信じて。


ほ・ま「「ティロ・フィナーレ!!」」

ほむっほむっ

MagiaのCDのアレか

これで終わります
後十分でバイト行かなきゃならなくてちょっと駆け脚になってしまった、申し訳無い
なんとなく、Agedum!Puella Magical!という同人CDの茶太さんが歌うほむソングを聞きながら書いてました
それと、最後にはネタバレという憶測が飛び込んだMAGIAのカバーデザインを使ってみました。
後日談はやりたい人やって良いよ

乙乙

面白かった

お前らの目の前のハコはただの箱か
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2018112.png

乙乙乙

乙ホムラチャン!

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