佐天「モノの死が視える能力かぁ」(510)
授業中
先生「ん、佐天は今日は休みか」
先生「おい初春、お前なんか知らないか?」
初春「いえ、何も聞いてないです」
先生「そうか、悪いんだが放課後にでもプリント持って行ってくれや」
初春「はい」
ピンポーン
初春「佐天さーん、いますか?」
初春「おかしいなぁ」
初春「…」
ガチャ
初春「あれ、鍵があいてる…」
初春(もしかしてなにか犯罪に巻き込まれたんじゃ!)
初春「佐天さん!」
ほう
これは変化球でデスノから死神の目の流れ
眼鏡の佐天さんとか最高
魔眼殺しなしで、肉体も普通の人間ときたらそのうち死ぬよなサテンサン
_i⌒)-、
( _,O 、.ノ
./廴人__)ヽ
i⌒/ ,ォ ≠ミ '/⌒i
i.ノ {_ヒri}゙ / | _/\/\/\/|_
.,'  ̄´ ノ \ /
..i {ニニニィ i < サテンサン!! >
l ∨ } i / \
.i . ゙こ三/ ,i  ̄|/\/\/\/ ̄
.i /
乂_ _ ノ
ヽ / \ /
ヽノ
佐天「あ…」
初春「佐天さん!」
佐天「初春?」
初春「ど、どうしたんですかこの部屋!?」
佐天「えっと……」
初春「顔も真っ青ですよ…ひょっとして強盗かなにかですか……?」
佐天「私ね」
佐天「能力者になっちゃったみたい」
空の境界思い出した
レベルいくつ相当なんだろう
生物死で3
無機物死で4
概念死で5
とかかな
初春「そ、そうなんですか?」
佐天「うん、多分ね」
初春「この部屋の割れた机とかカップとかも能力でなっちゃったんですか?」
佐天「そうだよ、私がやったんだ」
初春「佐天さん」
佐天「なに?」
初春「どうして、ずっと目を閉じてるんですか?」
アウターゾーンか
>>10
概念死ってもはやレベル6じゃね?
佐天「初春…」
初春「お部屋をお持ちします」
佐天「なんかね、黒い線が視えるんだ」
初春「黒い線ですか?」
佐天「世の中のモノが全部継ぎ接ぎに見えて」
初春「…」
佐天「そこにナイフを通したらなんでも斬れちゃんだ」
初春「…この机をその小さなナイフで?」
佐天「ずっと見てると頭が痛くなって…」
佐天「世界が継ぎ接ぎだらけの本当に脆いモノだって理解しちゃって…」
佐天「怖いよ初春…」
佐天さんが強い能力持った場合って、大暴れするかヒーローになるかの二択だよな
ギュッ
佐天「初春…?」
初春「大丈夫ですよ」
佐天「…」
初春「病院に行って調べてもらいましょう」
佐天「…うん」
初春「私は佐天さんの友達で、ジャッジメントなんですから」
佐天「うん」
初春「絶対に解決します。だから、目を開けてください」
佐天「・・・」
佐天「……やっぱり初春も…ツギハギだらけだ」
カエル顔の先生が何故か魔眼殺しくれるんですね
空の境界か
期待
自分の目を抉らないだけマシ
カエル「承知ッ!」パチン
カエル「くっコイツは倒せないな…」
型月とか俺得すぎる
支援
期待
佐天さんが蟲師になるのとかアルカイザーになるのが面白かったな
あと第四波動の
空の境界とクロスSSと思ったら設定だけか
しえん
病院
ゲコ太先生「それで、この子が目を開けてくれなくなったんだね?」
佐天「…」
初春「そうなんです」
ゲコ太先生「にわかには信じがたいことだけど、こんな綺麗に割れたカップを見せられちゃね?」
初春「あの」
ゲコ太先生「なんだい?」
初春「佐天さん、よくなるんでしょうか?」
佐天「…」
ゲコ太先生「そうだね、僕は割と顔が広いから色々と口を聞いてみるよ」
初春「お願いします」
佐天「…はい」
ゲコ太先生「君は今日は病院に泊まっていくといいね?」
佐天「…分かりました」
やっぱゆとりはつまんねぇなぁ 発想が
翌日~病室
佐天「…やっぱり黒い線が消えてない」
ズキ
佐天「…いったぁ」
佐天「また、目を閉じてよう」
カラカラ
看護婦「佐天さん、具合はどうかしら?」
佐天「変わらず、といった感じです」
看護婦「…そう、検温させてもらうわね」
佐天「はい」
>>25
たしか蟲師と第四波動って同じ人が書いてたんだよな
>>30
第四波動って二種類あるよな?
どっちのほう?
ガラッ
初春「佐天さん!」
佐天「あ、初春?」
美琴「こんにちは、佐天さん」
黒子「お邪魔いたしますわ」
佐天「みんなで来てくれたんですね」
美琴「具合はどう?」
佐天「相変わらずです」
美琴「そっか」
黒子「それにしても、物の継ぎ目が視える能力…」
初春「今までにない能力ですよね」
黒子「ええ、見えない物を見る能力でしたら固法先輩のものが近いですけれど…」
黒子(しかし…)
おもしろい
支援
美琴「それじゃ、またね」
佐天「はい。今日は嬉しかったです」
初春「元気出してくださいね」
黒子「きっとすぐに演算して制御できるようになりますわ」
佐天「いやー、そうだといいんですけど。あはは」
美琴「佐天さん」
ギュッ
佐天「…」
美琴「佐天さんにはちょっと似合わない能力かもだけど、でもおめでとう」
美琴「また来るから、元気出してね」
佐天「…はい」
>>31
第四波動って二種類もあったっけ?
とりあえず俺が知ってるのは佐天さんin左天さんで暗部落ちした一方通行を助ける為に色々無茶やったり
延長戦で一方通行といちゃいちゃしたりやってた方
直死て見えなくてももともと死の線自体は存在する設定なの?
直死無い奴でも偶然死の線さわっちゃったりすんの?
それとも死の線を見ながらなぞった場合のみ発動する超能力扱い?
1週間後
佐天「うん」
佐天「黒い線から意識をずらせば、薄目でなら物を見れるようになってきたかな」
佐天「でも…」
ガラガラ
看護婦「検温の時間ですよ」
佐天「あっ、はい!」
佐天(でも人の線はすごく気持ち悪い…)
看護婦「そうそう、この後あなたに面会の人がやってくるの」
佐天「面会?私の友達ですか?」
看護婦「なんでも先生のお知り合いらしいわよ」
佐天「そうですか…」
佐天(誰だろう…)
第四波動ぉおおおおおおおおおおお
上条さんか?
支援
コンコン
佐天「はい」
女性「お邪魔しまーす」
佐天「…」
女性「へぇー。可愛い女の子なんだ」
佐天「えっと、先生のお知り合いですか?」
女性「そうね、ちょっとした馴染みってとこ」
佐天「あの私の目の事、なにかご存知ですか?」
女性「うん」
佐天「それじゃ、治し方なんかは…」
女性「その前に、見せてくれる?」
女性「……君の『魔眼』の力を」
青子先生の喋り方忘れた
>>36
万物には綻びが有る
それを死の線として見えてしまうのが直死の魔眼
またそれをなぞる事によってつながりを切ってしまう事もできる
実は2種類有って効用違うんだけどな
上条さんを見た場合死の線は見えないのか
それとも右手以外なら死の線見えるのか
佐天「…どうですか?」
女性「すごいすごい、本物だわ」
佐天「…」
女性「君の眼はね」
佐天「はい」
女性「本当は見えない物を無理やり見てるの」
女性「だから、時々する頭痛もそのせいね」
女性「君、なにか大きな事故にでもあった?」
佐天「いいえ」
女性「ふぅん、学園都市のカリキュラムのせいかな…」
佐天「…あの」
女性「あ、ごめんごめん。これかけてみてくれる?」
佐天「えっと……眼鏡ですか?」
女性「そうよ、それも特別製のね」
上条さんでも良かったなぁ、でもキュインしたらどうなるのか
>>42
青子さんそんな感じでおk
もうあれほぼミサトさん
佐天「かけました」
女性「よしっそれじゃ、眼あけてみて」
佐天「……」
女性「大丈夫、それは特別いい眼鏡だから」
佐天「…はい」
佐天「あ!」
赤髪の女性「どう?」
佐天「すごい!あの黒い線が消えました!」
赤髪の女性「その眼鏡があれば、かけている間だけは線を見ずに暮らしていけるわ」
佐天「ありがとうございます!」
赤髪の女性「それと1つだけ注意点」
佐天「なんですか?」
赤髪の女性「君の能力はとても危ういものよ、決して乱りに使ったりしないで」
佐天「…はい」
>>43
へー見えなくても線は有るのか
それじゃあ別に直死無くても偶然綻びに当たれば鉄の塊がスパッと切れることが有る世界なんだな
しかし型月とクロスしたら空気さんの吸血鬼殺し凄すぎてワロタ
>>44
右手以外見えそうだけどな
でも切った瞬間右手で抑えたらつながりそう
右手の仕様がよくわからんからなー
超能力から生じたエネルギーの慣性まで消せるとか意味わかんないぜ
>>48
それちゃう、綻びは魔眼越しでしか触れない。だからそれはない
まあ間違ってもあーぱーとは顔合わせちゃいけないな
テスト
赤髪の女性「それじゃ、私はもう行くわね」
佐天「あの」
赤髪の女性「うん?」
佐天「お名前、聞いてもいいですか?」
赤髪の女性「青子、蒼崎青子」
佐天「青子さんですね」
青子「そ、でももう会うこともないかな」
佐天「…そうですか」
取り敢えずはここまで、ほのぼのでいくか死徒出しちゃうか…
>>48
死の線は常に流動していて見ないで切ることは不可能だそうな
シリアスいけよ
ただし使徒はやめて禁書内で戦ってくれ
第四波動のSSってどこかに置いてある?
>>52
しとだそーぜ
第九の好きな赤ザコ工場長は出番ありますか?
>>44
能力が強ければ右手にも線が見えるんじゃないの
眼鏡っ娘佐天さん
型月×禁書とか厨二病の奴は血が騒ぐどころか沸騰するんじゃね?
だっさい丸眼鏡の佐天さん可愛い
志貴は?
さたん「直視とどう向き合ったら…」
↓
魔術師か科学サイドの敵表れ、さたんが巻き込まれる
↓
敵「なんだその力は…!」
↓
さたんTUEEEEEEEE
な展開希望
禁書は分からんけど支援
>>58
多分見えない
レベル上がって「幻想殺し」の死が見えるようになっても
それが右手にあるなら能力で見えないんじゃねーかな
別に見えなくてもナイフで切りゃ痛いんだがな
>>44
ただ見るだけの能力にどこまで干渉できるかだよな
干渉できたとして、上条さんも式も「神様だって殺してみせる」発言してるしなぁ
超電磁砲サイドで死徒と戦う感じでいいですかね
初春「へぇー!それがその眼鏡ですか!」
佐天「そうよー、知的に見える?」
初春「うーん、無しの佐天さんを見慣れてるから伊達でかけてるようにしか…」
佐天「なにー!初春ー?」
初春「ひゃっ、スカートはやめてくださいよ!」
佐天「えへへ」
初春「でも、本当に戻ってきてくれて良かったです」
佐天「…うん」
初春「…まだ、それを外したら見えるんですか?」
佐天「そうだね、しばらくはお医者さん通いして様子を見ようってなったよ」
>>1の好きなようにやればいい
支援
おいここで眼鏡渡したってことはまた橙子さん眼鏡強奪されたのかよ
>>68
そして行われる姉妹死闘
他作品はやめようよ
直視のあれなら一通さんのベクトルも殺せそう
>>68
作後の志貴はメガネ外して行動してるし、返してもらったんじゃね?
先生は下の名前で呼ばれるのを嫌がります!
あおあおっていうなあああああああああああああ
>>71
反射は殺せそうだけど
攻撃用のベクトルは殺せないぜ
>>75
反射というか超能力殺せるだろう藤乃さんがされたみたいに
佐天さん謎の体術なんてないから直接バトルじゃ直死は死にスキルとしか
せっかく吸血鬼が学園都市に来るのに空気さんは相変わらず活躍できねーなwwwww
キーンコーン
初春「佐天さん、放課後時間ありますか?」
佐天「うん、あるけど。どうしたの?」
初春「これから御坂さんと白井さんも呼んで佐天さんの快気祝いパーティを開こうかと思って」
佐天「初春…ありがとう!」
初春「いえいえ、場所はいつものファミレスでいいですか?」
佐天「問題ないよー!」
初春「了解です」
おい…さっちん の役は……誰が
ちなみに式と志貴の能力は厳密には違うぞ
>>80
式のほうの寄りなんじゃねえ?佐天に浄眼はないだろう
>>79
さっちん本人しかいないだろ
サテンさん、脳の耐久力は高そうだな
>>81
志貴じゃなくて?
>>81
じゃあ点とかはないわけか
頭痛は志貴の設定だけどさたんは式程直視を扱う才能がないとみた
某ファミレス
黒子「えー、それでは」
黒子「佐天さんの快気を祝いまして」
黒子「皆様乾杯!」
美琴・初春・佐天「乾杯!」
ワイワイ
美琴「おめでとう、佐天さん」
佐天「いやー、ありがとうございます!」
黒子「その眼鏡も中々似合ってましてよ」
佐天「そうですか?」 チャキッ
初春「おおっ、ちょっと知的ですね!」
佐天「えへへ」
式は「」に近いからじゃなかったっけ
ごめん、間違った
まあ書き手の解釈でいいか
型月SS系は珍しいから是非完結してほしい
>>85
あっても身体能力がアレだからなあ
式は太極の理解に死が結びついた
志貴は浄眼+死の理解で殺す事に特化した
式の魔眼は四季(ロア)の方の魔眼だったんじゃねーの
ロアのはまがいもんだろ、何せアレが奪うのは生命力だからな
似てはいるが全くの別物なはず
>>91
直死の格としては
式>>志貴>四季だろ
うんロアは直死じゃないな
美琴「さ、どんどん飲んで!今日はあたしと黒子が奢るから」
初春「ええっ!」
佐天「さすがお嬢様ですねぇ!」
黒子「はぁ、オレンジジュースとは色気がありませんわね…」
ワイワイ
初春「そういえば、またあの行方不明事件の被害者が出たみたいですね」
佐天「行方不明?」
黒子「ええ、今月に入ってもう3件目。アンチスキルの方々も不眠不休であたっていますわ」
佐天「そんな事があったんですか…」
初春「そういえば佐天さんは入院してたから知らないんですよね」
美琴「うちの学生も1人いなくなってるわ」
マジで死徒ルートなのな死援
ところで誰かアルトルージュの設定について知ってる奴いないか?
どこ探しても見つからん
>>96
アルクの妹で死徒のトップでぜる爺と殺し合って月を落としたお茶目さん
だった気がする
アリガトウゴザイマシター
佐天「今日は私の為にわざわざお祝いしてくれてありがとうございました!」
美琴「うん、これからもよろしくね」
初春「あはは、水くさいことはいいっこなしですよ。佐天さん」
黒子「そうですわね」
初春「私達はこのままジャッジメント本部に向かいますね」
美琴「私はこのままコンビニでも寄って立ち読みしてこっかな」
黒子「お姉様…」
佐天「あははっ、それじゃ!」
黒子「あ、夜道には気をつけてくださいな」
佐天「大丈夫ですよ、すぐ近くですから」
帰り道
佐天「ふぅ…」
佐天「うーん、やっと日常に戻ってこれたって感じかなー」
佐天(この眼鏡を除けば、だけど…)
佐天「…あれ?」
女生徒「……」
サラリーマン風の男「……」
佐天「あれ、うちの制服だ」
佐天「2人で路地裏に入って行く…」
佐天「ひょっとして、あれか」
佐天「…」 カァッ
佐天「帰ろ」
サラリーマン可愛いよサラリーマン
翌日
ザワザワ
佐天「おはよー!」
初春「あ、佐天さん!大変なんですよ!」
佐天「うん?どうしたの?」
初春「また出たんですよ、行方不明者!」
佐天「そうなんだ」
初春「それも、うちの学校からなんです」
佐天「…ええっ!?」
初春「はぁ…厳戒態勢を引いていたのに…」
佐天「…そういうこともあるよ、ね」
初春「…はい」
全校集会
校長「ええ、○○さんの家族から先日の夜連絡があり――」
校長「物騒な事件が多発していることも踏まえ――」
校長「もし見かけた場合は――」
佐天(あ、写真…)
佐天(あれ?この子って)
佐天(昨日町で見かけた子だ…)
佐天(もしかしてあの後、あの男の人に…)
サラリーマンんんんんんんんんんn
通りすがりのサラリーマン!?
佐天さんが攻撃されてメガネが吹っ飛ばされる
↓
佐天さん線見えちゃう
↓
覚醒
死徒ルートでアルク寄りかカレー寄りか……
教室
初春「ええっ!?昨日あの後会ったんですか?」
佐天「うーん、正確には見かけたっていうか」
初春「どのあたりですか?」
佐天「えっと、帰り道の繁華街の十字路近くの路地裏に」
初春「はい」
佐天「紺色のスーツを着た男の人…と一緒に入っていくとこを見たんだけど」
初春「おおっ、それすごい情報ですよ佐天さん!」
初春「これで犯人が一気に絞れるかもしれません、さっそくアンチスキルに連絡を入れてきます!」
佐天「うん」
佐天(もし、私があの時声かけていたら行方不明にならずに済んだのかな…)
>>92,93,94
ロアのは命の綻びを見てるって理解したんだが
その線でいくと式のは物事の綻びが見えてるってことで同型かなと
純度が桁違いなだけで
根拠は死の点が見えないってだけなんだけどさ
そろそろスレチなきがして来たから控える
姫神「おい。私を早く出して。」
上条「姫神!!頼むから暴れるなって!!お前が出たら、そこで話が終わっちまうだろ!!」
姫神「(上条くんが私に抱きついて抑えてる…これはこれで///)」
夜
佐天「はぁ……眠れない」
佐天「…」
――
女生徒「……」
――
佐天「あの子すごく顔色悪かったなぁ…」
佐天「あの後攫われたのかな…」
佐天「…」
佐天「はぁ」
佐天「ちょっとだけ、コンビニまで行ってこよう」
>>111
姫神って誰?
これの元ネタって何ー?
>>110
公式で式のが本当の意味の直死の魔眼で
志貴のはあり得ないものを見る目が事故のせいで死を見られるようになっただけ
的な解説があったと思う
志貴とロアの違いは作中であった気がするが細かいことは忘れた
夜の道
佐天「うわ、誰も歩いてないよ…」
佐天「そうだよね、こんな時だし…」
佐天「失敗したかなぁ」
佐天「……」
佐天「やっぱり帰ろう」
―――・・・
佐天(あれ、自販機のところに人が…)
男「……」
佐天(不気味だ…)
男「……」 クル
佐天(うわあぁ、こっち見た)
あ、雑談してくれるくらいのほうが気楽に書けるので
ズルッ
男「……」
佐天「…ゴクリ」
ズルッ
男「……」
佐天(なんだか歩き方おかしいっていうか)
ズルッ
男「……」
佐天「あ、あの」
男「……」
ダッ
佐天「ひっ、ひぇぇぇ!」
>>114
月姫
10年くらいまでのエロゲだよ
琥珀さんは俺の家政婦
>>115
ロアは生き物が生きてるとこを見てるだけだからモノの死は見えない
志貴は死を見てるから物の点を覚醒して突くことが出来てそれが二人の勝敗を分けた
琥珀さんって今の萌えキャラの基準からしたら超絶ビッチだよね
あ、エロゲだからいいのか
四季には元々遠野の血で不死の力が有った
で、ロアの転生体として覚醒反転
アルクルートだとそのままロアとして顕現
屋敷ルートだとロアの力は殆どなく四季としての意志で動いてる
おおざっぱに言うとこんな感じ
因みに四季にある魔眼は生命力が線や点で見える
志貴の魔眼は生きているならだいたい殺せる(概念的な物も)
ただ死の無い物は殺せない(月夜のアルクとか)
>>120
当時からビッチ扱いだぞw
それでも非処女萌えとして人気が出たのが琥珀さん
>>118じゃあ、翡翠は貰って行きます
タッタッタッ
佐天「はぁっ…はぁっ…う、うそ」
タタタッ
男「……」
タッタッタッ
佐天(誰もいない道……おっかけてくる男、これじゃホラー映画だって!)
佐天(はぁっ…足がもつれて…)
ガツッ
佐天「ああっ!」
ドサッ
佐天「い、いったぁ……」 チラッ
男「……」 ジリッ
佐天「うわぁ!」
佐天さんは身体能力原作と変わらずです、
学園都市の能力開発を受けたせいでたまたま魔眼が見えるようになったとかそういう感じで
>>120
ビッチなのに人気なのが琥珀さん何だよ!!
正直琥珀と翡翠両方可愛すぎる
>>123
絶対に許さん
佐天さんレイプされる三秒前だな
佐天「あ、あああ」
男「……」 ズオッ
佐天(万事休す!せめて目を瞑って……!)
――ザクッ!
佐天「‥…っ!」
佐天「……」
佐天「……あれ?」
佐天「なんともない…」
男「グググ……」
佐天「えっ?」
佐天「黒い剣が…背中から生えて…」
「――危ないところでしたね」
なんかこのスレカレー臭くなってきたな
直死の魔眼が驚異的なのは使い手が人外の技術使えるからなのに
茶店さん駄目だなこりゃ
琥珀さんが一番可愛いビッチでも可愛い
シュッ ストッ
???「いけませんね、女の子が1人でこんなところにいちゃ」
佐天「えっと、誰ですか?それに今電柱から…」
???「あれ、忘れちゃったんですか?」
佐天「すみません…知り合いでした?」
???「そうですね、私の目を見れば思い出しますよ」
佐天「目を?」
キィン
佐天「あ、シエル……先輩」
シエル「よくできました」
佐天「あれっ、どうして忘れちゃってたんだろう…」
シエル「いいんですよ、忘れちゃっても。ついでに今起こった事も忘れちゃいましょうか」
佐天「今起こった事も?」
おいインド帰れよカレーさん
>>129
先輩www
カリー・ド・マルシェ誕生秘話と友情崩壊の危機は最高に笑った覚えがある
先輩また暗示頼りかよww
ひぐらしにでてきやがって!
月姫混ぜんな死ね
遠野さん所の志貴君は死の線だけじゃ無く、死の点も見えるんじゃなかったっけ?
何か世界を殺してアルクの再生能力を無効にしてたような気もするし。
なんかカレー臭いな
上条「いいぜ、モノの死が視えるっていうなら――まずはその幻想をぶち殺す!!」
佐天「―――教えてあげる。これがモノを殺すってコトなんだ」
>118
月姫の前からこういう能力はフィクションに時々登場していたよ。
例えばブギーポップとか。
チュン・・・チュン…
佐天「あれ……」
佐天「私――何してたんだっけ」
―――
佐天「おはよー!初春!」
初春「おはようございます…」
佐天「あれ?なんだか元気ないね」
初春「昨日はあれから調べ物やらモニタに向かいっぱなしで…」
佐天「肩揉んであげよっか!」
初春「い、いいですよそんなの」
佐天「まぁまぁ、そう言わずに!一般生徒からの感謝の気持ち」
初春「はぁ…」
>>141
あれは殺すじゃないけどね
ほぼ同じだけど
>>140
あれ?
ナイフ持ってる時点で佐天さん勝てそうじゃね?
>>140
というかアレだよね幻想殺しだとどういようもないよね
見えるものは見えるんだし
お昼 食堂
佐天「初春ー何食べる?」
初春「あ、私はAランチで」
佐天「じゃ日替わりにしよっと」
―――・・・
佐天「それ一個もらったー!」
初春「あっ!ダメですよ!」
佐天「ごめんごめん、代わりに私の春巻きあげるからさ」
「隣、いいですか?」
佐天「あ、はい」
シエル「ふふっ失礼しますね」
初春「あ、シエル先輩。こんにちは!」
>>118
サンクス
面白そう
インドさんどこいってもやることかわんねーなwww
シエル「ごめんね。お邪魔しちゃって」
初春「いえ、とんでもないです!」
佐天「ご飯はみんなで食べたほうが楽しいですからね」
シエル「ありがと」
佐天「先輩は特盛りカレーですか」
初春「カロリーがすごそうですねぇ…」
シエル「成長期ですからね、このくらい食べないと」
シエル「ところで、行方不明事件のほうはどうです?」
シエル的には禁書の教会共はどう言う感じなんだろう
シエルは埋葬機関だから魔術に面識有るわけで
教会が魔術仕切ってるとかわけわからんよな
初春「うーん、あまり大きな進展はないですね」
初春「ジャッジメントに送られてくる報告もなんだかとりとめもないようなものばかりで」
シエル「例えばどんな?」
初春「そうですね、一連の事件は吸血鬼の仕業だーとか」
シエル「……」
初春「町でゾンビを見かけた、とかそういった類ですね」
佐天「へぇ~。オカルトだね」
シエル「なるほど、いい話を聞かせてもらいました」
初春「そうですか?」
シエル「ええ、ちょっと用事がありますのでここで失礼しますね」
佐天「はーい」
初春「あの量のカレーをもう食べたんですね」
佐天「そういえば…」
佐天さんが死徒とやりあう様子が浮かんでこない…ワンパンで負けそう
月箱を中古で13800円で買ってアルクルートやったけど微妙過ぎワロエナイ
それ以来ずっと手をつけてない
しかも買った後に調べたら不正コピーとやらが出回ってるらしいし
俺アホすぎワロタ
インドとか美琴とかと協力すれば?
そんで止めは覚醒サタンみたいな
>>152
今度13000より遥かに安い値段でリメイクされるんだぜ!
リメイクいつ出るんだよ…
>>151
そう言う方面に持って行くのは辛そうだな
学園都市でそんな能力持っててもモルモットになる未来しか見えない
静物破壊ならなんとかなりそうなんだよな
入り口の無いビルに忍び込むか
型月が出すって言った作品が数年で出るとでも思ってるの
気長に10年ぐらい待てよ
誰かHEROESとクロスさせてくれよ
高校生でもギリギリなのに中学生に偽装するエレイシアさん
そういえば歪曲の魔眼を持った
佐天さんのssもあったな
>>160
あれもよかった
ラストは流石上条さんマジパねえっすってとこも
シエルside
シエル「お久しぶりですね」
土御門「ああ」
シエル「お変わりありませんか?」
土御門「なんとかな、それで今回侵入した吸血鬼の特定はできているのか?」
シエル「ええ、死徒二十七祖の一人、私達は『ネロ・カオス』と呼んでいます」
土御門「…」
シエル「その身に666の獣の因子を宿し、まさに混沌としているところから付けられた名前です」
土御門「それで、目的は」
シエル「この学園都市の『超能力者』に興味があるのでしょう。あわよくば取り込んで力にする気かもしれませんね」
土御門「なるほどな」
シエル「我々埋葬機関は彼が滅びるのであれば、一切の手段は問いません。」
土御門「分かった、こちらからもできる限り支援させてもらう」
土御門真面目モード
インドさん…ぶれなくていいよな
大人の(笑)女(笑)
佐天さーん
あれ?
ネロっちって志貴だから倒せたんだよな
相性悪くね?
てか、ネロは使徒作らないんだぜw
佐天に教授は荷が重すぎだろ
黒子side ~夜~
黒子「はぁ…今日も空振りでしたわね」
トボトボ
黒子「……」
黒子「そういえば」
黒子「まだこの公園は調べてませんでしたの」
コートの大男「……」
黒子(この初夏にあんなものを着込んで……これはどう考えても不審人物ですわ)
黒子「ちょっと、そこのあなた」
コートの大男「……」
黒子「ジャッジメントですの、少しお話を」
教授とか大物すぎワロタ
ロアぐらいじゃないと勝てないだろう
上条さんの死の線は見えないんじゃね?
「上条」と言う存在全体に掛かる異能はキャンセルされるはず
コートの大男「…食事の時間だ」
黒子「はい?」
バサッ
鰐「…」 ズルッ
黒子(コートから鰐が……!)
黒子「あなた、能力者ですの?」
コートの大男「……」
鰐「……」 ズルッ
黒子(これは、幻覚?)
黒子「はぁ、動物をいたぶる趣味はないのですけれど」
黒子「……」 チャキッ
黒子(演算……転移!)
ロアのほうが良かったかな、教授のラスボスっぽさは異常
>>169
見るだけの能力がキャンセルされるかという問題と
直死の格次第では世界や概念すら殺せるという問題の二点がある
この辺り、結局はどっちの作品を勝たせたいかになると思うけど
まあサタンさんをいかに使うかが重要になったな
ロア助のが難易度は低かった。頑張れ
ロアは死ににくいだけで戦闘力は作中でも低い方だしな
志貴とネロの戦い読んで思ったけどやっぱ主人公補正?とやらが強いね
メルティブラッドではネロばっか使うけどね
いっそワラキアさんにしとけばいろいろ無茶できたのに
夢オチが許されるキャラとかぱねーだろ
鰐「グ……」
黒子「さぁ、大人しく拘束を」
コートの大男「これはいい」
黒子「なんですの?」
コートの大男「貴様、高位の超能力者か」
黒子「……」
コートの大男「喜べ、貴様も我が因子にしてやろう」
バサッ
ライオン「グルル」
大鷲「……」 バサバサッ
象「ブルル」
鹿「……」
黒子(な、なんですのこの数は…!)
コートの大男「行け」
黒子「――っ!」
これだけで見ると教授が変態にしか見えない助けてよ遠野君
>>160
kwsk
>>178
2書館かなんかで探してみ
設定だけ貰った上佐のSSあるから
シュン トスッ
黒子「はぁ……はぁ」
黒子「も、もう一度」
シュン ドサッ
OL風「ちょ、ちょっとあなた血だらけじゃない」
黒子(ここまでくれば……)
黒子「はぁっ…ジャジメント…ですの」
OL風「…救急車呼ぼうか?」
黒子「ええ、お願いいたします…」
黒子(あれは…いったい…)
バタッ
この口調は…
翌朝 病室
黒子「はぁ……乙女の柔肌が」
バーン!
美琴「黒子っ!」
黒子「あらお姉様、そんなに荒々しく…はしたない」
美琴「ばかl!何言ってんのよ!傷は大丈夫なの?」
黒子「擦り傷ばかりですので…全治2週間だそうですの」
美琴「…無茶ばっかりして」
黒子「お姉様……」
美琴「心配したんだからね」
ギュッ
黒子「お、お姉様…!」
黒子(こ、これはお姉様とのめくるめく熱きベーゼも……!)
死徒二十七祖の十位以上は化物揃い
十位の教授だって普通の方法では殺せないしな
>>171
「上条」と言う存在は幸福を打ち消す(らしい)から世界の理も打ち消せそうだけどな
つまり、無い理(打ち消された理)を「殺す」事は出来ないって解釈
まぁ書き手次第だってのは同意だ
すいませんちょっとこのペースだと何日かかるか分からんので、
いっぺん落として練ってから書きためてまたスレ建ててもいいですか
>>185
保守しとくがどうだ
好きにせい
ここにか?
やる夫系じゃないと見つけるのが難儀する
>>186
おもいつきで書きまくったので、結構細かい設定がボロボロなもんで一回練り直したいです
>>184
幸福が人単位なら上条と言う人に与えられた幸福を右手がキャンセルしちゃうんだろ
黒子がテレポートさせられないのと同じ理由だろ
アルクルートは漫画版が良い出来
SS速報は?
人が少ないのがやだってなら別だけど
んじゃあまあ仕方ないか
志貴は七夜の血筋と才能に直死があったから勝てたわけだしなぁ
サテンサンは誰かと共闘しないといかんな
>>98
アルクの妹で死徒の実質トップまではあってるけどゼルさんと殺しあったのは紅い月の方だろ
月厨だけど佐天ってとある何とかのキャラなの?
全てのものは生まれた瞬間から死を内包していてそれを視てしまうのが直死とかだった気がするから上条さんにも線視えそう
いくら右手が異能を打ち消しても上条さんの寿命と共に死んでしまうからその終わりを視てしまう的な
でもやっぱガチったらそげぶされそう
>>193
200レス分超えるようならSS速報でやってみます
キャラマテにある月姫2の志貴の中二設定きもすぐるだろ
キングダムハーツといい中二は何故目に包帯なのか
>>200
あれがキモいならお前型月に向いてないよ
仏舎利バリアや魔眼殺しの程度で見えなくなるような線なんだぜ
イナズマもこんな能力じゃなかったっけ?
>>204
また懐かしい名前だな
まだ終わってないんだっけブキ-ポップ
>>203
メガネも本気になればすけて見えるだろうけどな
仏舎利とかアルクとかは死の概念を打ち消す方向で効いてるからな
仏舎利でも眼鏡でも視えるのを抑えてるだけで頑張って見えないことはない
確かに眼鏡の死って視えてないな
なんか眼鏡越しに死の線視えてた時あった気がしたけどあれはかなり頭痛伴ってた時だっけ?
忘れたけど無理すれば視える…のか?
志貴の直死の魔眼ってオルトには通じない。
何故通じないかと言うと死の概念が無い。
なのでオルトを倒すには物理的に破壊するしかない→物理的に破壊出来れば倒せる。
モノを殺せる志貴が今更なにを言ってるのか。
単純に力が及ばず視れない事にすればいいのに糞設定丸出し。
キャラマテは糞。
佐天「私、人を殺しちゃった…」
上条「それでも俺はお前を――信じてる!」
みたいなのを妄想具現化した
どうしよう
能力の暴走状態
殺人貴状態なら魔眼殺し有っても見える時もあるっぽい
>>209
いや志貴じゃ倒せないってことだろ?何いってんの?
>>209
死の点が見えないんじゃね
破壊が可能なら線は見えるってことじゃね
>>213
タタリみたいな感じじゃないの?死の概念がないって
というかオルトは完全に地球産じゃないから死とかの概念が違ったりするんじゃね?と思いついた
>>209
なんも矛盾してないが
式は、モノの死は見えないんだよね?
>>216
そうだね
オルトは地球とは死の概念が違うって茸も言ってたと思うけど、
そもそもモノを殺せる志貴相手に地球と概念違いとか言われてもな。
どうせなら物理的破壊の記述いらないと思う
>>218
え?モノも地球のものじゃん?一応…
地球人だから地球の物の死を理解するのが限界なんだろ
所詮は人間の脳味噌に依存する能力だからな
>>216
視えるよ
昏睡から目覚めたときにベッドの脇に置いてあった花瓶と花に死が見えてたでしょ
要は製品の規格(仕様)が違うからバラしかたがわからんつーことだな
>>222
凄く納得したよすげえな
熱い議論中でしたか
こうやって元気に議論を交わす姿を見ると
ああ、月厨ってまだ生きてたんだなって思う
うれしいようなそうでもないような。全盛期ほどの痛さも勢いもないが…
>>222
例え上手いなおい
地球の製品ならバラせないこともないけど複雑だとその製品を理解するのに頭痛くなる
他の製品だと完全に違って無理って言う感じの考え方だろうか
熱いかな?
>>225
全盛期はもっと凄かったのか
ネロカオスどうやって倒すんだろ
佐天さんじゃ無理だろうしシエルでも勝ち目薄いし
一方通行か上条なら倒せるだろうけど普通過ぎるし
一方でも出来るのは結局通常物理攻撃だから無理じゃね?
佐天「くっそれでも私は――」
目の前の敵(群体)を睨む。
敵は以前不敵な笑みを浮かべ、私を見ている。
私がこれ以上立ち上がれないと判断しているのか、先程の威圧感を放ってはいなかった。
そこが、どこか勘に触った。
確かに私は立ち上がれない。
もう指先を動かすのも敵わない。
敗北は、既に決まっているようなものだ。
――――だが、それでも
佐天「(約束、したんだ…!)」
あの、少年と
だから指が折れようが足がもげようが私は負ける訳にはいかなかった。
理屈なんていらないんだ
ただ、目の前の敵を私は――――
解体し尽くすのみだ。
すまん、妄想具現化が暴走した
後悔はしていない
>>231
長編なら図に乗る→敗北→挫折→修行→勝利
でいける気がするが一般人レベルのナイフ裁きで動体の線が切れる気がしねー
>>231
カッケー…
>>233
俺的にはインドと美琴、まああとそげぶさんなりと協力してネロアさん倒せれば無理も無いかと思ったんだが
まあなんにせよ地の文は時間掛かりすぎるよ、俺なんて書き手として半人前だからクオリティも低いしな
たしかに線は切りにくそうだなあ・・・
常人じゃむりそうだよなあ
ならいっそのこと点の方が見やすいとか設定付ければいけるかなあ・・・
佐天さんの場合まずは体術を修得するところから始めなきゃだな
一通さんと一緒に鍛えるか
あ、やべえ物凄く書きたくなってきた
でも明日仕事仕事仕事まずいまずいまずい
自分が信じた道を行けよ
キミの道は死線みたいに歪んでやしないだろう?
真っすぐ歩くんだ…
wktk
>>240
おおう………
でも流石に前の設定貰っちゃ今度さっきの書き手が書けなくなるから
、設定変えて半人前なりに書いてみようかな
>>235
そげぶさん出したらネロタッチしただけで生身の人間に戻りそうだぞ
あの人魔術で不死化してるから
ただのインテリマッチョになっちゃうぜ
>>243
補正としてネロの不死化は消えないが弱体化するくらいでちょうどいいかもね
>>242
書いてくれるのなら全力で支援するまでだ
だが無理をして仕事に支障をきたさないようにな
スマホからなんで、かなり遅めなんですがいいですかね?今書き溜め中です
>>246
期待してる
まず目の前に映った色は、赤だった
「―――、」
意識がハッキリとしない
そればかりかどんどん遠ざかっていくような気がする。
一体何なんだろうと頭を働かせようとするが、全然頭は言うことを聞いてくれない。
「――んさん!し――だ―い!さ――ん!」
声が聞こえる、必死に私に呼び掛ける声
なんだろうと耳を傾けるも、やはり聞こえず。
やがて意識は遠退いていった。
映るのは赤のままで、聞こえる音は聞き取れない。
この日私は――――死んだのだ
'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.iい、
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:_:_j V^!
/.:.:.:'.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.i:.:.!:.:.:.:.:.:.:{___,(_}〈:.:,
. .. ..! .!:.:i:.:.:.:.:.:.i:.:.!、:.:.:.:.:.:.:.:{ }し:.:′
i:.:.:.:.i:.:.:.:!:.:|:i:.l:.:.:.:i:._|厶:.:.:、:.:.:.:∨:!:.:.:.!
|:.:.:.:.i:!:.:_!j_|:i_j:.:.:.:{:.:jハ{\|∨.:.|:.:h:.:.|
|:.:.:.:.i:!:.!从{:j厶:.:.:.V i介弌Vi:.:.:|:.:「l:.:.|
|川:.:!|:.i:.iY弐い\{ 弋J}「:.:.:.|//:.:.:|
i:.:|:.:.|:.i:从弋J} ´^'|:.:ル1':i:.:.:.|
i:.:|:.:.|:.i:.:|ヽ´^′} |/ /|:.:|:.:.:.|、
|八/|:.i:.:|:.∧ -rー'} |:.:|:.:.:.l:.\
{ `|:.i:.:|:.|:.:.i`ト.. __`¨´ / ,:.:.:!\_:.:、:\
|:.i:.:|:.|:.:.|丨{;/^i下\ /.:.:.:|/;⌒7^'^iぅ
|:.i:.:|:.|:i:.|丨{/ / ;{\ 〉.:.:.:.:.{ ; _;ヅ _;ツ
|:.i:.:|:.|:リ .}/ /{ ;{ /.:.:./.:.:; _;ヅ _;ヅ
|:.i:.:|:./ '^ '¬、;V.:.:./.:.,1!ヅ _;ヅ
{:.{:.:/ '二Z‘′.:'.:./ !「 _,;ヅ
、V /{乂; j:.:.:.i:.:{__j:|;ヅ {
} /} , `^1:.i:.|i:.|フ/′ 、
/{{ '{∨ , ,ハ !:.l:.|i:l|/ \
{ `7⌒^}/ / /{ い:|i:l{ . 、
http://vipquality.sakura.ne.jp/town/start.htm
【列島Wiki】http://www21.atwiki.jp/viprettou/pages/1.html
【紹介フラッシュ】http://vipquality.sakura.ne.jp/town/flash/viprettou.swf
少女――初春飾利は病院のベンチに、死んだような表情を浮かべて腰を掛けていた。
原因は一つ、先程救急車に運ばれ、今も生死の狭間で戦っている佐天涙子の事だ。
「(一体、何が……)」
何時ものように学校にやってきて、気だるそうに授業を受けてから鬱憤を晴らす勢いで佐天は初春を弄る。
そんな普通の1日だったのだ
それから買い物に行くことになり、色々と学区を回っていたのだが気付けば佐天がいなくなっていたのに初春は気付いた。
どうせ私を驚かすために隠れているんだろうと思った彼女が佐天を探して見ると
血塗れで倒れた佐天の姿を発見したのだ
これが、今までの経緯である
まだ読んでないけど佐天使援
期待
支援
読んでてちょっと痕も思い出したり
支援
佐天さんが能力に目覚める系で面白いやつあります?
出来れば、御坂イジメとかそんなのなくて、普通に仲良い感じのがいいんですが…
黒子「初春!」
そう呼ばれて横を向くと、風紀委員で同僚の白井黒子と学園都市で7人しかいないレベル5――その3位の実力を持つ御坂美琴がこちらに走ってきていた。
表情はどこか慌てた様子だ。
初春「白井さん、御坂さん…」
黒子「初春!大丈夫ですの!?先程固法先輩から連絡があったので急いでこちらに向かってきたのですが……!」
初春「白井さん、もう私何が何だかわからなくて…」
美琴「ちょっと黒子!いきなりそうまくし立てられても答えづらいでしょうが!」
白井「しかし…佐天さんが…いえ、すみません取り乱しましたわ」
美琴「ごめんね初春さん、私たちまだ佐天さんが事故にあったとしか聞いてないからさ、話せるなら詳しく聞いてもいいかな?」
初春はまた思い出して少し涙が出そうになるが、それを堪え、なんとか美琴と黒子に自分の知る限りを二人に伝えた――
あ、ちなみにTM関連の雑談でもしててもらえると俺のテンションが上がります
論争にならないぐらいの丁度いい話題がないのだよ
やっぱりT.M.のINVOKEはカッコいいよな
最近のATMマジやベーよ
ボディがハンパねー
あれか?まほよはいつ?とかDDDいつ?とか?
DDDって萌えキャラが主人公の妹しかいないじゃん(´・ω・`)
そいつもキチガイだし(´・ω・`)
DDDは見た事無いから三巻でたら買おうと思ってる
直死の能力者に上条が触れるとさ、脳味噌はじけ飛ぶんじゃねえの?
>>264
それはないだろ
>>262
とまとちゃんの魅力がわからないとは人生損してるぞ
おっとこんな時間に誰かきたようだ
いってくる
月姫ってアニメ面白い?
>>268
おいやめろ
>>266
いやあ買うことは決定だよ
ただ続き出て保身だよ
>>271
2巻までで十分面白いから行っとけ。どうせ3巻は出ない
>>272
なんだと…ずっと何年も信じているんだ7…
―――――
美琴「ってことは、初春さんも佐天さんが事故に巻き込まれたのを見ていない訳か…」
初春「すみません…お役に立てなくて…」
あ、いやそういう意味じゃなくてと少し慌てる美琴
彼女はどうも人の気持ちの機微に疎い所があると知ったのは初春にとってごく最近の事だった。
なのでそういう意味で言っている訳ではないのを知っているので初春は気にしなかった。
初春「でも御坂さん、佐天さんは事故に合うまでずっと私といたんですよ、それが少し目を離しただけでこんな…。一体何が……」
美琴「落ち着いて初春さん、とりあえず今は佐天さんの無事を祈ることにしましょ?追求はそれからでも遅くないわ」
その言葉に初春は頷き、再び顔をうつむけてしまった。
黒子も友人の突然の事故にまだ動揺が隠せないのか、何も言葉を発することはなかった。
美琴はそんな空気に少し気まずさを感じてしまい、ちょっと席外すわね
と言い少し外の空気に当たることにした。
とはいえいつまでもこの状態の彼女らを放っとく訳にもいかないので少しの間だけだが。
なんてことのない1日になるはずだったものが、音を立てて崩れ去ろうとしていた―――。
てか2巻出てたのか
買ってねえや
日常が終わって異常の幕開けだ
>>273
俺だって信じて待ち続けるけど、きのこはきっと今日もゲームしてる
>>277
たしかにな…
>>275
おう、超能力野球が泣けるから今すぐ買ってこい^^
『発売日:そのうち、いつか、きのこの気が向いたら』は仕様
月姫2とか何年待ってると思って(ry
――事の始まりは、なんてことなかった。
「はぁ、はぁ……!!」
何時ものように学校に行き、正直受けたくもない授業を受け
そのあと鬱憤晴らしに初春をからかうようなそんな1日だった。
「な、んで……!」
だと言うのに、非日常はごく当たり前かのように私に振りかかった。
望んでもないのにそれはやってきたのだ
走る、逃げるように
走る、アレが追ってこれないぐらいに
路地裏に走り込み、そのまま突き進むと行き止まりに当たった
運すらも今日の私にはないのかと少し自嘲気味に笑いながら、その場にへたれこんだ。
もう足は一歩も動かない
最早、人型かも怪しい月姫2のカレンちゃん罵られながら嬲りたい
これは眼は式タイプの眼がいい
まほよはいつ出るの?ねぇ(´・ω・`)
あ、やべ
そこへ
「やあ、もう鬼ごっこは終わりかな?そろそろ幕を引きたいんだが」
「―――ッ!」
声がした方向に近くにあった石を投げつける。
しかし声の主はまるで気にしないかのようにそれを無視する。
とある商店街の路地裏
小さな少女の悲鳴が上がる
やべえこれよく考えたら佐天さん死徒になっちゃうなどうしよう
襲ってきたのが教授なら死徒にはならんな
まず死ぬけど
恵方巻きに首をちぎられる先輩
さてんさん→さてんちん→さてちん→さっちん
あとはわかるな?
stnsn
stn
佐天さんの声がルリルリになるんですねわかります
さっちんルートの章タイトルがもう何とも言えずさっちんな展開を想起させる
――――
美琴は病院の中にある少し広めの中央広場に出た。
ここからなら何かあればすぐ戻れるし、何より風も通っていて涼しいので少し休むにはうってつけの場所だ。
自販機で飲み物を買い、ベンチに腰かける。
美琴「佐天さん……」
初春にはああ言ったものの、美琴自身友達が事故にあってショックを隠しきれないのは彼女と同じだった。
美琴がかろうじて平静を保っていられたのは、単に場数の違いからだったのだ。
絶対能力進化計画――。
数々の自身のクローンの死を見てきたからこそ、彼女は他の人間よりは正気でいられた。
無論、何度経験しようが慣れないのは当たり前だが。
美琴「(でも、だからこそ――!)」
唇を噛み締める。
美琴は今回の事は事故なんて思っていなかった。
むしろ初春の話を聞いてより真実味が出てきたとさえ思う。
これは、誰かが起こした歴とした事件だと。
誰かが、佐天さんを襲ったのだと。
美琴は誓った。
美琴「(佐天さん、待ってて。私が貴女を襲った犯人を見つけ出して必ず、やっつけてみせるから)」
そう意気込む彼女の目は、かつての実験を一人で中止させようとしたそれと、同じものだった―――――。
すいません今日はとりあえず寝ます
明日は書き溜めてからこようと思いますので昼頃にでも
駄文ですがこれからよろしくお願いしますー。では!
さっちん可愛いよさっちん
666と融合しちゃったていとくん
地の文使うのは大変だろうが頑張ってくれ
あと途中、頭休めるのも必要だっぜ
>>298
うん、書きすぎると自分今何書いてるかわかんなくなるとき多々あるからねwww
大変だけども需要ある限り頑張りたいと思う
あ、というか保守お願いしてもらっていいですか?
今のVIPわりと落ちやすいみたいで
禁書の元ネタとのクロスか
どうなるか期待
月「俺と組もうぜwwwwww」
どのくらいで落ちるの?
保守
ほすう
人いないのか?
居るときもある
居ないときもある
落ちそうだなここwwww
>>243
禁書の超能力者は上条に触られても無能力者に戻ったりしないだろ
その間混沌が出せないとかならまだしも
志貴との戦闘みたいな感じじゃね?
使い魔は殴れば消える
ネロを殴っても命が一つ消えるだけみたいな
>>308
ネロは魔術によって666体の獣を体内に内包して不死を体現してる
その魔術をキャンセルされる事で、一時的にでも生身の人間に戻る
再度おなじ魔術を行えば戻るとはおもうが
その間はただのインテリマッチョ
むしろ不死性解除された瞬間老衰する可能性もある
保守間隔が
20分毎なら安全
30分毎なら微妙
40分毎ならボーダー
50分毎はアウト
なら結局無理か
混沌殺しは一度に全部殺さなきゃならんみたいだし
俺はイノケンティウスみたいに消せるけど混沌に戻るだけで無限に再生するってイメージ
そうすれば佐天さんの直死も活かせるし
ネロは魔術師上がりの吸血鬼であって、
吸血鬼であることと魔術それ自体は関係ないはず
>>310
魔術の果てに死徒になったものだろ
魔術が掛かってるから吸血鬼になってるわけじゃない
もう変化したものなのに戻せると言うのなら他の超能力者達もそげぶしたらその後は普通の人間にならないとおかしい
ネロ、魔術師の成れの果てだからなぁ
それにしても概念死させないと耐久性有り得ないしな
つか、多分獣王の巣が常時展開型ってことから曲解してるんだな
>>312
火炎放射機で炙り続ければ死ぬのかな?
理屈としてはで実際可能かどうかは置いておいて
ネロを幻想殺しで触ると固有結界が解除されるから多分獣全部出てくるんじゃね
>>318
一度に殺さなきゃいけないから、一瞬で666の命を消滅させるエネルギー出せないと意味無い
改めてこの討論見ると、いかに志貴がイレギュラーなのかがよくわかるな
>>317
獣王の巣が一瞬でそげぶされたら
当たりが生命の泥だらけになりそうだwww
>>318
普通に殺しても泥に戻るだけみたいだから
普通の火炎放射器じゃ無理かなと?
洗礼された銀の銃弾とかなら効きそう
じゃあネロの出した動物はそげぶできる?
原初の土は?
俺は両方できると思ってんだが
原初の土はいわゆる方向性の決まってない命の塊
使い魔は泥に戻せても命は消せないんじゃね?
眼鏡もってるのも造ったのも、
橙子さんな
青子さんは「月姫」の時みたいに魔眼殺し持ってる可能性はあっても、先生としては現れないと思うわ
幻想殺しで竜脈は殺せない
そういうことだろう
異界のルールが適用できるかは置いといて、
そもそもの話、幻想殺し自体の適用範囲が良くわからんので何とも言えない。俺、向こうは原作を途中までしか読んでないし
超能力に物理的に説明が付けられるあの世界で、何で幻想殺しの適用範囲に含まれるのかが良くわからん
上条がそれを「幻想」だとイメージしたなら何でも、ってことならいけるんじゃねえの
レールガンはコインなのに消えるもんな
でも銃は消せないもんな
()1x
P()
LFsssal
幻想殺しは禁書の世界でも幅振りが激しいからwwww
テレポートとテレパシーが効かない
かと思いきや記憶操作は効く(頭を右手で触ったら治った)
>>320ー322
一つ潰してもすぐにまた復活するってこと?
石川賢のキャラみたく全部取り込むか火力で磨り潰すとか世界のルールを変えるとかじゃないと厳しい訳ね
まあ書き手次第でどうとでもなるだろ
上条さんがいかに扱い難しいかはあっちもわかってるだろうし、俺らは気長に待とうや
支援
上条さんがジョーカー過ぎるんだよなぁ
最近じゃ右腕を再構成してたからなwww
>>334
あれは逆になえたよね
>>324
原初の土は使徒になってから覚えた魔術だった気がしたんだが
体内の固有結界に獣の生命を取り込む事で不死性を得て使徒になったんじゃなかったか
やがて獣の群体としての方向に魂が吸い寄せられて個が薄まって
獣としての本能として食らうだけの存在になりかけてたんじゃなかったっけ?
コストと補給の方法からして半永久的に固有結界を持続できることが使徒としての条件な気がするから
そげぶで解体されるもんだと
>>336
> 使徒になってから覚えた
それ創世の土
その下は完全に妄想。フォアブロロワインとしての個が殆ど消えかけてるのは確かだけど、
命題の探求が第一目的なのは変わってないし消えてない
死徒としての条件の意味もわからない
保守
月姫本編だと何か混沌に成り下がるのも面白いみたいに言ってたな
何を魔術で補ってるにしても
ネロとしての本能が生きてる限りは原初の土はまた命として再生するんじゃない?
ネロ本体が使用してる魔術を無効化するとしても
ネロ→泥→使い魔→ネロ→泥(ry
無限ループって怖くね?ってなりそうwww
保守
携帯の充電終わらない。
>>622
そうだね。元々物理法則とかねじ曲げるキャラみたいだし、地球外のオルトの死の概念を理解出来ないとかならいい。
それを物理破壊できるが死の概念が無いとか言われてもな
死援
こういうスレですぐレベル6とか言うやついるけど、最低でもヘタ錬のヘタレ無しがレベル6だってことを理解してるんだろうか
>>327
原作一巻も読んでないじゃねえかお前
スレのためになりそうな話だと
ネロは三大魔術協会の一つ彷徨海出身の人で、ロワイン時代に永遠性を得るため肉体を混沌の海に変え、後に吸血鬼となる。
みたいな記載がある。続いて、
肉体の内側に独自の結界を形成し、そこに666の獣の因子を宿している。
とある。この結界がロアが助力した創世の土と見ていいんだろう。
保守
>>344
>ロワイン時代に永遠性を得るため肉体を混沌の海に変え、後に吸血鬼となる。
>みたいな記載がある。
ここどこに載ってるか教えて、ちょっと記憶にないか確認したい
TMwikiとかじゃないか?
>>346
そんなレスが付くと思ったぜ。
これはFateのコンプリートマテリアル3の記載。
3だけはけっこう面白い。
>>348
3か、買ったまま積んでたわ
ありがとちょっと読んでくる
保守
保守
保守
保守
上条さん扱いづらいけど他の禁書勢だと単純に物理的に壊すのばっかりだから殺しきれない気もする
魔術サイドなら対策あるんだろうけど似た立場のシエル先輩でもあんま活躍したイメージないしな
支援
保守
支援
人INEEEEEEEEEEEE
保守してくれた人ありがとう
仕事前にちょいと投下していくよー
そしてそこから、完全下校時間もとうに過ぎたので一旦帰ろうと言う話になった。
初春は最後まで嫌がったのだが、黒子の「初春が倒れたら佐天さんが喜ばない」という一言により、それも渋々了承したのだった。
そして、夜
学生の多いこの街は、消灯時間も自然と早くなる。
日を跨ぐ頃にはほとんどの人間は寝静まっているようなそんな時間に、
彼女はいた。
風に打たれながら、それでも凛とした表情を崩さない彼女は、普通から見れば何もかもがおかしかった。
まず居る場所。
彼女は地面には足をつけておらず人のいない殺風景とした景色のなか、そこに立っている電柱に足をつけているのだ。
更に彼女は、この科学技術の最先端――学園都市において最も異端なものであるはずのオカルト、その象徴であるシスターの衣装を身に纏っている。
学園都市において異端中の異端。
それがこの女性だった。
「…………」
依然として、無言。
街を見下ろせるようなこの場所で、彼女は静かに視線を下に向けている。
と、それもしばらく不意に彼女は言った。
「――もうすぐ」
その声が表す感情は、無感情。
彼女は言葉を続けた。
「もうすぐ、この街も死徒に侵される…」
「そうなる前に早めに見つけ出し、始末せねば……」
無感情から、やがて焦りの感情が漏れだしてくる。
それだけ言うと彼女は、夜の闇へ飛んでいった―――。
少しずつ、物語は展開されていく
こーゆーSS好きだ
支援
>>362
ありがとう、そういってもらえるとやる気出る
てか本当人いないな…これから仕事だけど下手したら帰ったとき落ちてるぞこれww
だれか保守しててくれないかなー(チラッ
ん?呼んだ?
保守神様現る!
よろしければ私が仕事している間保守なんかしていただければ幸いというか昼までには帰ってくるんでおねがいしてもいいでしょうかはい
月姫の漫画は最高に良かったなぁ
漫画は
一応保守するが
落ちたらすまん
本当に必要なら同じスレタイで建てるから
もし落ちた場合、何時に建てて欲しいか言ってもらえると助かる
アニメ化マダカナー
>>367
アンタ最高だぜぇ!
まあ元々俺のスレじゃないんだけど、前の人見てたら許してくれ
落ちたら昼の12時くらいに頼む、その時なら確実にいるからさ
つのだ
☆
ひろ
スレタイの希望があれば聞くがどうする?
個人的には変えた方が>>1に対しても気が楽だと思う
リメイク月姫及び2はまだかよ
>>371
あーどうしようか…
佐天「直死の魔眼?」とかどうだ
佐天SS系じゃちょっと亜流なタイトルだけども
それでおねがいしてもいいか?
いいよー
12時になるまでには建てるわ
ほ
よろしく頼む
まあ保守してくれたら一番だけどさwww
保守
保守
ほ
保守
月姫かよ
会社から保守
結局オルトさんに勝てるやついんの?
保守
書き手が自分で保守するほど惨めなものはない
>>385
この時間帯でそんなに保守する必要ないから保守してないだけ
30分間隔でも充分すぎる
>>386
ありゃそうなの?もっとシビアなものだとばかり…
保守サンクスww
読んでないけど、俺の琥珀さんと桜とふじのんは出ているのかい?
>>145
右手で掴んで直死の魔眼を封じながら殴る
掴む前に切り裂けば魔眼の勝ち
掴めれば幻想殺しの勝ち
ブギーポップかと思ったら違うのか
>>388
出てないよ、そのキャラ達は立場上出づらいんだ
あと琥珀さんは俺の家政婦
rーィへ个ヘ、
_ノ ヽ ! ノ ノ^ゝ
__ ゞ/´ ̄ ̄`ヽ/、ヽ
__/ ̄ \ // // ハ、ヽl | | 保守
「 / 「 r , ハヽ ヽヽ ヽ!-H‐ト、|ヤH l| |
」{三| | メ、/リレX7ノ } | TU Uフ| || |
//{ニ| |/ > < {lノ ヽ|、 -- ノレリ ノ
7 | (|⊂つ ( ̄)rぅ | r〈>ハ</⌒ヽ、
\,| l、\| `ーr、<ノ リ / /に{_}こ} }
>そ ! ̄\ |l`〈´ヌ / 〈 くハゝ〉 ノ
{/ て{__Y_,ノ ノ } ヽ、ゝ / /、
/ rへ、 /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ハ\
/ /\ノ / / ̄ /レ/ / / / V / l ヽ
〈 ´ >___/ / ̄ / / レ' / </⌒> |/
 ̄ ̄ ̄ ̄ └┴―――――┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>391
そうか
じゃあ俺は琥珀さんの家政婦になるわ
禁書や型月のSSの考察レスの多さは異常wwww
④
予想より早く仕事おわった…
んじゃあ予定早めて投下ぼちぼちしていきますよー
保守してくれた人達ありがとう!お前らのおかげでスレがあるんだぜ!
>>393
家政婦に仕える、だと…?
その発想はなかった
>>394
そうなんだよなあ
でも俺のSSがつまらなくても考察で盛り上がってくれるならそれで嬉しい
2,3時間で終わる仕事ってなんだよwww
ssの展開より気になるんだが
バイト戦士だろ
つかSSスレ臭すぎて笑えないから死んでください
>>397
あー詳しくは控えるが土曜だけ仕事早い職種なんだ
知ってる人は知ってるはず
あとssよりもとか言うな、泣くぞ
佐天の目が覚めたのは、それから1週間が経ってからだった。
「ん……」
目を覚まして、最初に目にしたのは落書きのような黒が書かれた天井だった。
「ここ、どこ…?」
私は起きて辺りを見回した。
酷く身体が重かったりするがなんとか動かす。
見たところ、病院みたいだ。
私が寝ている白いベッドを始め、白い天井に殺風景な部屋
そして私に付けられている器具やこの病院独特の匂いからして、間違いはないだろう。
ただ
「(なに…ここ、普通の病室じゃない…)」
おかしいのだ。
普通の病室に比べ余りにも黒が多すぎる。
天井にも、私のいるベッドにも、果ては窓や扉まで黒の線のようなものが、描かれている。
なんだかその黒を見ていると変に頭が痛くなってくる
そして私はふと目に移った鏡を見た。
「(う、そ……?)」
鏡に映った私を見て言葉を失った。
何故ならおかしいのは部屋だけではなく、私自身もだったからだ
全身くまなく黒い線が見えて―――
「い、いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
そして暴れ狂う私が落ち着いたのは、その後入ってきたお医者さんに注射を打たれたしばらく後の事だった。
「大分、落ち着いたね?」
「……はい、すいませんでした」
お医者さんに訪ねられ、私は謝った。
私は暴れ疲れ、今はなんだか眠気に襲われながら再びベッドについて横で椅子に座るお医者さんと話をしていた。
「それにしても驚きだね?ただでさえ生死をさ迷う怪我をして今も絶対安静間違いないのにあんな風に暴れられるなんて」
「はぁ…」
「僕も長い間医者をやってるけどこんな元気な子はそうそう――いや、一人いたかな。ツンツン頭の少年なんだけど。幸い今はここに居ないけどね?」
何やらその少年を思い出して苦い笑いを浮かべるお医者さん。
余程手を焼いているのだろうかその表情はどこか息子を心配する父親のようだった。
なんだかそれに私も釣られて笑ってしまう。
と、そこへ
「ところで、君のさっき言っていた黒い線の事なんだけど――よかったら詳しく話してみてくれないかな?」
不意に、お医者さんは思い出したくない事を私にさらりと言ってきた。
「えっと、あの…」
不意をくらったのか、なかなか言葉が出ない。
そもそも、言ったところでこのお医者さんは信じてくれるのだろうか。
どうやらそんな言い回しをするということはこの人には見えてないみたいだ。
キチガイだと思われるかもしれない。
なんていうことを私が考えていると。
「大丈夫話してごらん、私もにわかには信じがたい話だけど…患者は僕の子供達でもある。君の力になりたんだ」
私の気持ちを察してか、そんな事をお医者さんは言ってくれた。
これでカエルのような顔をしていなければ、私は確実に惚れていたに違いない。
私は少し気持ちが楽になったので、思いきって言ってみることにした。
すまんかった
ちょっと気になっただけなんだ
展開に期待しながら読んでる
あと志貴は浄眼と直死の魔眼持ってたからモノの死の『点』が見えたってことは佐天さんはモノの死の点までは見えない?
ネタ潰しとかにならないなら答えて欲しい
点についてはどれだけ死を理解できるかで視える視えないが決まるんじゃないかな
浄眼持ってたから点が視えるではなかったはず
>>404
あれ、志貴が点見えるのは式より深く死について理解してるからじゃなかったか?
悪いがこの佐天さん、点が見えるぞ
といってもかなり集中しないと見えないようにさせてあるが
―――――――
「なるほどね…黒い線か…」
説明を終え一息つく。
しどろもどろだったがなんとか伝わったようだ、なにせ自分ですらよくわからない状態なのだ
説明できた時点でよくやれたと思う。
「はい、そうなんです。実は今も見えていて…私、視覚障害なんですか…?」
おそるおそる訪ねてみる。
これで肯定されたらどうしよう…。
が、お医者さんは私の問いにすぐには答えず、唸って黙ってしまった。
そ、そんな重症なの私!?
「現時点じゃ何も言えないね?とりあえず知り合いのカウンセラーでも呼んでみるから、しばらく入院していなさい。あ、あと入院中は面会謝絶だからそこのところよろしくね?」
と、流されると同時にさらりと面会謝絶等と言われ、ぎょっとする私。
初春や御坂さん達に会いたかったのになあ…残念。
そして話も終わったようで、お医者さんは椅子から立ち上がり扉に向かう。
しばらくは大人しくしていようと、布団を被る。このまま少し…
「君のそれは、ここ学園都市じゃ説明できない…オカルト的なものなのかもしれないね…」
眠れるはずもなく、去り際に言われたお医者さんの言葉を考えながら、私は目を瞑っていた―――――。
式と志貴では方向性は違うのものの式のが死について理解深いと思うぞ
志貴が根源と繋がったのに対して式は根源そのものなんだし
勘違いしてたみたいだ
回答サンクス
>>408
となると点が見える見えないの差ってなんなんだろうか
制御できるかできないかの差かな?
病院。夜
「あぁ、ああ。そういう話なんだ、だから近日中にこっち来てくれると助かるんだがね?」
「……君の性質は充分知っている。だからこそ頼んでいるんだ、あいにく僕は科学側の人間だからね?こういう話は魔術側である君に向いてると思うんだね」
先程の医者は何やら真剣な表情で電話の向こうの相手と会話をしていた。
この科学の街、学園都市で魔術なんて言葉を平然と使っている辺り、この男の特異性が知れる。
>>410
ぶっちゃけらっきょと月姫での設定の差だと思う
だからその辺は好きにすればいいんじゃないかな
式が概念特化で志貴が生物特化みたいに佐天さんも他の方向に特化してると面白いと思います
やがて、電話も一段落ついたのか、彼は携帯電話閉じ椅子に腰かけた。
「(あの少女の目…どうなっているんだろうね)」
別に視覚障害が珍しいというわけではない。
ただあの少女の目は普通のそれとはどこか違う気がした。
何がそう思わせるかはわからない。
ただあの目を見ていると、どこか恐怖を覚えるのだ。
――次の瞬間。殺されそうな恐怖を
――何もかも、あの目に奪われてしまうような恐怖を
「…………」
その異常性を感じたからこそ、彼は彼女を呼んだのだ。
自分のように科学の人間ではなく、こういうオカルトに詳しい"青崎橙子"を
少女の非日常は、終わることを知らない―――――。
>>412
特化か…いいなそれ
ありがとう是非参考にするよ!
てかさるくらっちゃったけど一回投下控えた方がいいかな
あと4,5ぐらいあるんだけど
式の魔眼の方が志貴より数段上ってのを今知った
>>415
らしいな、式は色々とチートすぎるwwwww
少なくとも、らっきょの中じゃほぼ無敵だと思う
「はあい、元気ー?…あら、意外と元気そうねえ、もっと暗いものを想像していたんだけども」
入院してから数日が経ち、そろそろ一日中呆けているのにも飽きを感じていた頃
面会謝絶の私の元に奇妙な女の人がやってきた。
後ろで束ねた燃えるような赤い髪と、豊満なボディが印象的な彼女は、私の姿をまじまじと見て初対面ながらそんな失礼な事を言って述べた。掛けている眼鏡がより豊満さを強調している気がする。
「…悪かったですね。思ったよりも元気そうで」
毒を吐く。
「あーいやいやそういう意味で言ったんじゃないのよ。気を悪くしたらごめんなさいね」
と、悪びれた様子もなく謝る女性。
つい悪態を、ついたけどこの人誰なんだろう…。
と、私のそんな気持ちを察したのか
「あぁ、はじめまして。
私は青崎燈子という者よ。
ここの医者の指名であなたのカウンセリングに来たカウンセラーってわけ。よろしくね?」
青崎燈子、彼女はそう名乗ると大人の余裕のような柔らかい笑顔を浮かべた。
月姫読本から抜粋
志貴の眼は元々『ありえざるモノを視る』ためのもの。それが二度の臨死体験によって(根源)と繋がってしまい、脳が死を理解できるようになってしまった。直視の魔眼は志貴の脳髄とセットという事である。
志貴→浄眼をベースとした直視の魔眼ということか
>>418
昼食べてた
その話は型月wikiでも聞いたことあるな…志貴の直死は本当の本当に偶然の産物であるとか
どこまでイレギュラーなんだよアイツwwww
しかし人いないな…進めようにも進められないぞ
支援
青崎橙子と名乗った女性は、どこか胡散臭い空気を纏った女性だった。
カウンセラーというには余りに軽薄な様子であり、かといって私を騙しているにしては余りに言葉に嘘がない気がした。
そんな彼女に私はどう対応すればいいかわからず、戸惑う一方だった。
そして何気ないやりとりが続いた後、いきなり橙子さんは私に尋ねてきた。
「その目、黒い線が見えてるんだって?」
その時、橙子さんの空気が変わった。
そして理解した、今までの胡散臭さの正体を。
これが、この人の本性なんだと
そして私は、しぶしぶながら黒い線について説明した
――今のところ、目に映るものには全て線が見えるということ
――そして、最近には線上に何か大きな点のようなものが見えてきたということ
――それを見ていると、何か恐怖を覚えてしまうことすら話した。
橙子さんは、私が話しているのを真剣に聞き取り、何度も頷きながら相槌を打っていた。
変な顔をされないのは、唯一の救いだった。
そして話終え、しばらく無言に徹する橙子さんに若干怯えを感じていると
橙子さんは一言、ぽつりと呟いた
「直死の魔眼、か」
とりあえず書きためた分はここまで
需要ないかな…結構頑張ったんだが
ある
少なくとも俺は見てるから
ぜひ続けてください
実はそれなりに読んでる
上条さんが出てないからな
自分は型月詳しくないからあまり発言しないが
ずっと見てたぜ
お、お前ら……
感動した。頑張る。
上条さんは今回中盤から出てくるよ、美琴とイチャイチャする機械にする予定
当然戦うけどね
あるね
http://www30.atwiki.jp/niconicomugen/pages/1225.html
Mugenwikiだけどかなり充実してて詳しいからオススメ
そして今見ててくれてた超絶イケメン達に聞きたいんだけど禁書でも型月でもいいからどうしても出してほしいキャラっている?
今のうち聞いときたい
超電磁砲の四人か、それは大丈夫
ちゃんと見せ場作ってあるよ
他は?今なら割りと無理な設定でも頑張って組み込んでやるぜ!
なるべく禁書キャラだけで書いてほしい
佐天さんが直死を持ってどういう物語になるのかが興味あったので
>>434
そうか…
でも残念だがやっぱり型月キャラも出てくるかなあ
ストーリーの要になってるし
期待に添えられなくてすまん…
いやお気にせずに、かってに想像してただけだし
月姫のメインクラスを出すならやっぱり上条さんとの絡みがほしいね
特にみんな気になってる幻想殺しとの絡みはあったらうれしい
という訳で少しまた書き貯めてきます
落ちてないことを祈るがwww
次は5時頃にきたいと思うんでよろしくですにゃー
吸血殺しは さ い きょ う
誰それ?
☆ミ
>>439
■■さんこんな所にまで来て何やってるんですか
■■はアルクに勝てるのだろうか
亀だけど死の線とか点は魔眼なしで刺しても意味ないってアラヤがいってたな
※
ほ
型月しらねえとさっぱりわからねえなこれ
保守
期待保守
月姫は漫画読んだりとかメルブラちょっとやったくらいなんで全然わからん
原作やるべき?
っていうかまだ売ってるとこあるのかな
空の境界しか知らない俺もよく分からん
が、期待値大なので全力保守
>>450
今度リメイク(と行っても何年後か分からん)が出るからそれを待つべき
今原作買ったら高すぎ
>>452
おk
気長に待つわ
期待して読んでみたけど
アナルカレー先輩が出てきたところで止めた
>>453
マンガで良いんじゃない?レベル高いし
リメイクはさっちん√できるのかな
>>450
言えることは一つ
アニメ化なんてなかった
なかったんだよぉおお!
>>141
お前はよくわかっている
月姫やりたいならお前らお得意の違法ダウンロードでも使えよ
俺みたいに中古で馬鹿高いやつ買って後悔することもないんだろ?
>>459
何言ってんだお前
>>456
奈須はやるっていってたはず
どこで見たか忘れたが雑誌
>>383
一巻の内容すら把握してないレスをしてるのは何故だ?
ほし
>>461
マジかよ、いい情報を聞けた
ほしゅほしゅ
月姫は制作者に金が行く訳じゃないし割れば。
それとは別に月箱いま中古で一万くらいだけど
取り合えず何でもいいから17の肉片にしろや
ほ
し
ゅ
fateSS書きのレベルの高さは異常
Fate in Britainの人とか、そこに男はいないとか
普通に今のラノベ書きがカスに見えるくらいの書き手がゴロゴロしてる
型月でアニメ最後までみたのフェイトだけだわ
やっぱ月姫のアニメ最後まで見てみるか
あっはっは
月姫はアニメ化なんてしてないよ
漫画化はしてるけど
月姫がアニメになるならOVAかなwww
ヘルシングもアニメはOVAだけだしな!
スパゲッティとか認めん
許さぬ
ほ
ただいまー。
謎の姉襲撃のせいでそこまで書き溜められなかった…。
とりあえずきりのいいところまで投下してそのあとはぽつぽつ書いていきたいと思います
保守の人達まいどありがとうございます
アニメなんてなかった。
アニメなんてなかった
支援
そんなに酷いのか
ちょくしのまがん…?
聞きなれない単語に、私は首を傾げた。どことなくその言葉が物騒な響きを持っていたからかもしれない
橙子さんはそんな私を見てくっくと笑った。
「あぁ、すまんね。どうやら一から説明する必要があるようだ。しかしまあ、なんという、私はこの目につくづく縁があるな…!」
そう言って笑う橙子さんにはどこか狂気じみたものがあった。
私はそれにすっかり怖じ気づいてしまい、黙って橙子さんの話を聞くことしかできなかった。
アニメなんてなかった
――――――
話を聞いて、私は耳でもイカれたんじゃないかと思った。
――なんだ?この黒い線の正体が万物にある綻びで、よく集中して見える点のようなものは、"死"そのものだって?
加えてこれは本来見てはいけない物で、このままだと私の脳はパンクしてしまうって―――。
さっぱり意味がわからない。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!?いきなり何が何だか…!もし仮にその話が本当だとして、何で私なんかに!?」
「恐らく先の事故…ふむ、君は事故前後の記憶が曖昧なんだったけか。まあいい。その時の生死をさ迷う経験が原因なんだろうな、その時に脳が根源と繋がってしまったのだろうよ」
あぁもう、根源だか知らない単語ぽんぽん出して…!
こっちは相変わらずさっぱり意味がわからない。
「まあ要するにだね、君は事故によって物の死が見れるようになってしまっているんだよ。
ほら、信じがたいのなら試しにそこにあるカレンダーで試してみるといい。当然無機物にも見えているんだろ?」
そういって壁紙タイプのカレンダーを指差す橙子さん。
だが、にわかに信じがたいはずの話ではあるしこの線には見えて以来、気味が悪くて一度も触ったことないこともある。
事実を直視するためにも、一度やってみたほうがいいのかもしれない。
そう思い私はカレンダーになぞられた黒い線を―――なぞる。
アニメの何がそんな悪かったの?
ネタバレにならない範囲で教えて
「う、そ…!?」
恐ろしい光景を見た。
黒い線を指でなぞると、その途端カレンダーはざっくり真っ二つに分かれ、そしてバサリと荒々しい音を立てて地に落ちる光景を。
橙子さんの言っている事は、本当だったのだ。
「橙子、さん…これ……」
「あぁ、上出来じゃないか。間違いなく直死の魔眼だよ、それは」
ニッコリと笑う橙子さんに私は曖昧な笑みを浮かべ、それに対応する。
「私はね、ここに来る前からちゃんと君が直死の魔眼を持ってしまった事も予想をつけていた。あの冥土帰しに頼まれたときにね、ピンと来たの。
私がここに来た本当の目的はね、君にその眼の使い方を教えてもらおうと思ってやってきたのよ」
…驚いた。まさか最初から検討がついていたとは。
やはりこの女性、どこまでいっても油断ならない。
「あ、あの橙子さん…」
「ん?何だね佐天涙子、安心しろ。この眼を扱うのは二度目――」
「橙子さんって、何者なんですか?」
――静まる、空気。
私は何か間違えたことを言ったと思い、慌てて訂正しようとする、
が
「…私か?ふっ思ったよりも勘がいいんだな君は。前にも似たような病室で同じような問いをされた気がする」
と、何やら独り言めいた発言をし、ひと呼吸おくと彼女は言った。
「あぁ、そうだよ佐天涙子。私はカウンセラーなんかじゃない。本業は魔法使いなんだ」
改めて私、佐天涙子は思った。
謎の事故、直死の魔眼、そして魔法使いを名乗る女性
私は既に、非日常に身を置いてしまっていると――――。
一旦ここまでです
ここから死徒ルートに入るんですが前振り長すぎでしたね。超反省
ちなみに話題になってる上条VS直死なんですが、ちゃんと俺なりに解釈して書いていきたいと思います。
次からは場面が変わり美琴に映りますよはい。ようやく上条のターンです
支援
俺も月箱中古で買ったクチだけど
値段相応の価値は……………なかったな
そして場面は少し移り、こことある学区。
佐天涙子が直死の魔眼の説明を受けているそのほぼ同時刻、そろそろ日付が変わりそうだというそんな時刻に、その戦いは行われていた―――
「逃がさないわよッ!」
逃げ惑う数人の男達を視認し、そこに威力を抑えた雷撃を走らせる。
数は三。既にかわせるレベルの速度ではない。
三つの雷撃は小さな男達の悲鳴を持って、その光を散らした。
どさりと倒れる音が聞こえるが、いちいち確認はしていられない。
「(まだいるわね…。1,2,3,…あぁもう、面倒くさからいっそこの辺全部潰してしまおうかしら!)」
大胆な発想すらも超能力者たる彼女らしい発想だが、今はその発想も無意味なものでしかなかった。
…何せ今彼女がいるこことある学区は、脆い建物が非常に多いのだ。
早い話、ここで雷撃など見境無く放てば自分すらもどうなるかわかったものではない。
故にこうして敵を見つけては、こうして気絶させる程度の電撃を放っていくしかなかったのだ。
「ッ!?」
次の手をどうするか決めあぐねていた矢先、斜め方向から空気弾のようなものが美琴に襲いかかり、かろうじて彼女は無きを得る。
恐らくは風力使いの仕業か――。
ならば遠距離戦はやや不利だと感じた美琴は、そのまま空気弾が飛んできた方向へと向かっていく。
「やってくれるわね…風力使い系統じゃ知り合いが一人いるんだけどね……アンタはそれ以下だっつうの!!」
と、ある程度まで距離を詰めた美琴は空気弾の飛んできた方向を正確に思いだし、そこに目掛けて雷撃を一つ飛ばした。
が、手応えはない。
恐らくはかわされたのを見て場所を変えられたのだろう。
ならばそのまま追い込んで確実に仕留めようと思い、彼女はそのまま進み少し開けた場所に着いた。
支援
支援
スカーレットさんって本気で戦った描写ない気がするんだけど
型月の中じゃどの辺の強さなんだろうね
「よお超能力者さま…常盤台のお嬢様ともあろうものが、夜遊びなんてしてていいのかい?」
広場に出ると、そこにはやや細身の長身の男がいた。
数は一人からすると、こいつが風力使いと見ていいだろう。
「生憎ね、今時はお嬢様といえどコンビニで立ち読みだってする時代なのよ。女の子に対して夢見んなよ?」
その買い言葉に男はそうかそうかとそれは楽しそうに笑った。
「いやあ、俺達スキルアウトは男だらけの野蛮な集団だからなぁ。つい夢みちまうもんなんだよ、そこは勘弁してくれ」
と、しばらく会話のやり取りを続ける二人。
端から見ればこの状態は異常でしかないだろう。
彼女は狩る側の人間で男は狩られる側の人間。
その二人がこの状況でまともに会話しているなど、本来ありえないのだから
と、そんな空気の中不意に美琴は言った。
「私がアンタらを狙う理由は一つ。
1週間前に起こった女生徒通り魔事件。あの時の事について知っている事を聞きたいからよ、だから何か知っていれば答えなさい」
月姫やりたくなってきた
ぐあー疲れた…
読みづらくとかないですかね?
平気
はやく続き
いま来たけど元の>>1が書いてるの?
どのIDを追えばいいのか分からん
よし、とりあえず支援しておく
がんばれ
冥土返しってミンチ状態でも生きてればたすけてくれるの?
メルブラの式は青子限定状況限定だけどコンボにラストアーク絡められるんだよな
家庭版のストーリーモードでも姫アルクを殺しうる存在として世界に喚ばれたり半端無い
せやな
そして静寂。
男は意外そうな目で美琴を見ると、それから笑った。
「なんだ?そんな事のために俺らスキルアウトをここ最近潰し回ってたっていうのか?ははっこりゃ傑作だなオイ!」
そう、ここ1週間で美琴は実に5ものスキルアウト集団を壊滅させている。
スキルアウト内じゃ超能力者による無能力者狩り、なんて噂も立っていた程だったのだが、真相はなんて事のない情報の探索だったというのだ。
まあ実際の所、喧嘩を吹っ掛ける、又は色目を使ってくる連中を返り討ちにしただけ――なんていう話でもあるのだが、何せ美琴がことごとくを再起不能にしているためにそれが伝わることはない。
「そうよ、あの時襲われたのは私の友人なの。だから襲った人間を知りたい…。んでアンタは知ってるの?知らないの?返答次第じゃ焼くけど」
掌から電撃を出して、彼女は男を脅す。
男もその余りの気迫に押されてか、両手を上げ降参の意思を見せた。
支援
すんません夜ご飯&書き溜めで一時間程消えます
なんか感想とかあったらばんばん書いてってね!(迫真
みてるから
>>506
お前淫夢厨かよぉ!?(ドン引き)
>>508
淫夢中ってなんぞ?
カレーウマー
今更だが地の文有りは大変そうだな
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