ID:Xg+rTk6A0 後は任せた
杏子「なあなあほむら!ほら、お前のためにポッキー買ってきたんだ・・・んっ・・・食うかい?」
ほむら「そのお菓子は普通口にくわえながら上目遣いで差し出すものではないわ、佐倉杏子」
杏子「固いこと言うなって!その・・・私とほむらの仲だろ?///」
ほむら「・・・あなたとそこまで親密になった覚えはないわ」
さやか「もーっ、杏子なんかほっといてさあ、私と喫茶店でお話でもしようよ、ほむほむ!」
ほむら「美樹さやか、あなたと話すことは今のところないのだけど」
さやか「私にはいっぱいあるよ!今度の日曜日にほむほむと二人っきりでどこに遊びに行くのかとかぁ!」
ほむら「生憎だけど、休みの日は用があるわ。・・・あとそのほむほむっていうのはよしてもらえないかしら」
さやか「くぅ~、ほむほむはクールだねえ!まあそんなところも魅力的なんだけど!」
杏子「お前は平日ず~っと学校でほむらと一緒にいるんだから休みの日くらい私に譲れよな!」
さやか「嫌ですよーだ!恋に遠慮は無用なんですよーだ!べー」
ほむら「(・・・おかしい)」
ほむら「(どうしてこの時間軸の美樹さやかと佐倉杏子はこんなにも馴れ馴れしいのかしら・・・)」
ほむほむ
ほむら「あれよあれよと言ってる間に喫茶店に連れ込まれてしまったわ」
さやか「ねえほむほむ!日曜日にはどこに行きたい?やっぱり服見に行くのがいいかな」
杏子「ほむら、近くにボウリング場ができたらしいから一緒に遊びに行こうぜ!」
まどか「あはは・・・モテモテだねほむらちゃん」
ほむら「うれしくないわ・・・」
マミ「あら?みんな、こんなところで会うなんて奇遇ね」
さやか「あ、マミさん!一人なんですか?喫茶店で」
マミ「ええ、一緒にお茶を飲もうとしてた友達が急にダメになっちゃって」
さやか「じゃあよかったら私たちとお喋りしませんか?」
マミ「あら、いいのかしら」
さやか「もちろんですよ!どうぞー」
まどかがスレタイにいねぇぞ!
マミ「じゃあお邪魔しちゃうわね。よいしょっと」
ほむら「・・・」
さやか「マミさんなんでほむほむの膝の上に座ってんですか!」
マミ「あ、あら!ご、ごめんなさいね気づかなかったわアハハ!」
杏子「さっすがにそれはねーよ!どんなボケだよ!」
ほむら「(嫌がらせなのかしら・・・)」
マミ「(や、やったわ!ドジっ子のふりして暁美さんに自然にボディタッチできたわ!うふふ)」
ほむら「(大丈夫だと思っていた巴マミの様子も最近なんだかおかしい)」
ほむら「(そもそもなぜこんなことになったのかしら・・・)」
ほわんほわんほわん
回想はじまり
しえん
とある25日
ほむら「暁美ほむらです。よろしくおねがいします」
先生「えーと・・・暁美さん・・・ね。みんな、仲良くしてあげてね」
ほむら「(今度こそ・・・あなたを助け出してみせる。鹿目まどか・・・)」
まどか「・・・」
さやか「ちょっと・・・あの転校生の子すっごいカッコいいんだけど!ねぇまどか!」
まどか「え?・・・う、うん、そうだね。さやかちゃん」
さやか「ねーねー、暁美さん!学食行かない?一緒にお昼ごはん食べようよ」
まどか「どうして?」
さやか「どうしてって!そりゃ転校生だし・・・まだ学校のことよくわかんないでしょ?」
さやか「それに・・・ほら、わたしの友達を紹介したいな~って!ほら行こ?」
まどか「・・・気を遣ってもらわなくてもいいわ。わたしは一人で食べるから」
さやか「一人で食べるよりみんなで食べたほうが絶対おいしいってば!」
さやか「それに、気を遣ってなんかないよ。わたし、暁美さんと友達になりたいんだよ」
まどか「・・・ごめんなさい。わたし、昼食前に薬を飲まないといけないから保健室に行かせてもらうわ」
さやか「あっ・・・ちょっと!学食で待ってるからね!席取っとくからー!」
ほむら「・・・保健委員はあなたね?鹿目まどかさん」
まどか「え・・・そ、そうだよ、暁美ほむらちゃん」
ほむら「私のことはほむらでいいわ。保健室まで案内してくれるかしら」
まどか「わかったよ、ほむらちゃん」
ほむら「・・・」
まどか「ねえ、ほむらちゃん・・・」
ほむら「なに?」
まどか「・・・いや。やっぱり何でもないよ」
ほむら「?」
まどか「ここだよ、ほむらちゃん」
ほむら「ええ、ありがとう」
新感覚
とってもいいづらいんだが・・・まどかとほむらが入れ替わっちゃってるよ・・・がんばれwww
このまどかは記憶を受け継いで…
>>9ごめん訂正これで
さやか「ねーねー、暁美さん!学食行かない?一緒にお昼ごはん食べようよ」
ほむら「どうして?」
さやか「どうしてって!そりゃ転校生だし・・・まだ学校のことよくわかんないでしょ?」
さやか「それに・・・ほら、わたしの友達を紹介したいな~って!ほら行こ?」
ほむら「・・・気を遣ってもらわなくてもいいわ。わたしは一人で食べるから」
さやか「一人で食べるよりみんなで食べたほうが絶対おいしいってば!」
さやか「それに、気を遣ってなんかないよ。わたし、暁美さんと友達になりたいんだよ」
ほむら「・・・ごめんなさい。わたし、昼食前に薬を飲まないといけないから保健室に行かせてもらうわ」
さやか「あっ・・・ちょっと!学食で待ってるからね!席取っとくからー!」
さやか「へへー♪」
まどか「ご機嫌だね、さやかちゃん」
さやか「まあねー。さっき暁美さんとお喋りできたしね!はぁー・・・クールでカッコよかったなぁ」
仁美「あらあら、さやかさんったら暁美さんにお熱なんですの?」
さやか「あはは、お熱って!まあ早く仲良くなって一緒に遊んだりしたいなぁ」
仁美「一緒に遊ぶとはまさか、あんなことやこんなことを!?さやかさん、それは許されない遊びですのよー!」
さやか「ちょっと仁美どんなこと想像してんのよ!?」
まどか「あはは・・・」
まどか「結局来てくれなかったね、ほむらちゃん」
さやか「そうだね・・・でも明日もあるし、まだまだこれから・・・って、『ほむらちゃん』!?」
まどか「?どうかしたの?」
さやか「な・・・なんで下の名前で呼んでるの!?まどかぁ!」
まどか「えっとね、保健室に連れて行ってあげたときにほむらでいいって」
さやか「くぅ・・・わたしも保健委員してればよかった・・・」
まどか「あはは・・・」
さやか「他には?どんなこと話したの?」
まどか「えっと・・・ほむらちゃんって無口でね・・・」
---
ほむら「しまった・・・キュゥべえを追跡するのを忘れてた」
ほむら「でもあのCDショップには魔女がいる・・・」
ほむら「巴マミがいるから大丈夫だとは思うけど・・・とりあえず様子見ね」
期待
グニャアアアアア
さやか「ちょっと!ここどこなの!?何なのよ、これぇ!」
まどか「ううん・・・わたしにもわかんないよ」
さやか「まどか、なんでこんな地下みたいなところにいたのよ!?もうわけわかんない!」
まどか「さやかちゃんこそ、どうしてわたしがここにいるってわかったの?」
さやか「そ、それは・・・なんかあたし、名前を呼ばれた気がして・・・それでここに、って!」
魔女「カタカタカタカタ」
まどか「・・・何かいる、ね」
さやか「もう何なのよ一体・・・悪い夢でも見てるんだよね・・・私たち」
カッ
マミ「危ないところだったわね」
マミ「あなたたち、見滝原中学の生徒ね?もう大丈夫よ」
さやか「あの・・・あなたは」
マミ「話は後よ。まずはアレを片付けないと」
ガタッ
マミ「!?・・・誰?」
ほむら「(・・・しまった)」
マミ「あ・・・あなたは!・・・ふん・・・大方グリーフシードでも狙いにきたのでしょう?」
マミ「でもあなたの出番はないわよ。そこで指をくわえて見てなさい」
ほむら「・・・」
マミ「(あ~っ・・・もう・・・どうしてこんな風にしか口きけないの!私のバカバカ!)」
マミ「(暁美さんに危険がないように言ったのに・・・これじゃ誤解されちゃうよぉ・・・)」
マミ「っく!このっ!」
マミ「(暁美さんに見られてると思うと緊張してうまく戦えない・・・)」
さやか「ああっ!あの人やられちゃうよ!」
まどか「・・・マミさん!」
ほむら「(・・・巴マミの戦いぶりが普段とはまるで違う・・・体調でも悪いのかしら)」
スッ
ドガアアアアン
さやか「おー!やった!」
マミ「!?・・・どうして・・・」
ほむら「ただの気まぐれよ」
マミ「ふん・・・余計なお節介ね」
マミ「(うう・・・暁美さんにカッコ悪いところ見られちゃったよぉ・・・)」
マミ「(・・・でも私のこと助けてくれた・・・うれしい///)」
ほむら「(この時間軸でも巴マミはいつもどおりみたいね)」
ほむ
QB「マミ!無事だったかい?」
マミ「QB、ええ、平気よ」
さやか「あっ!この声・・・アンタが私を呼んだの?ってかアンタ何者!?犬・・・じゃないよね。てか喋ってるし!」
QB「そうだよ、美樹さやか。それに、鹿目まどか」
さやか「なんで私の名前知ってるのー!?」
マミ「色々と説明する必要があるみたいね・・・私は巴マミ。見滝原の3年で魔法少女よ」
マミ「もしよかったらこれから私のうちに来ない?ケーキくらいしか出せないけど」
ほむら「それには及ばないわ。鹿目まどか、そいつから離れなさい」
QB「君はこの場で僕を始末するつもりかい?彼女たちの興味は僕にいってるっていうのに」
ほむら「(くっ・・・確かにここでこいつを蜂の巣にしても私の心象が悪くなるだけ・・・)」
ほむら「(でも巴マミが私を家に入れるはずが・・・)」
マミ「その・・・あなたも一緒に来たいというなら、うちに上げてあげないこともないわよ?」
ほむら「・・・!いいのかしら」
マミ「ふふ・・・一応同じ魔法少女だし、仕方ないわ」
マミ「(やった、やった、暁美さんをおうちに呼んじゃったわ!どの紅茶でおもてなししようかしら♪)」
マミ「私の方が先輩なのに、あなたたちにはカッコ悪いところ見せちゃったわね」
さやか「そんなことないですよ!最後どっかーんって追い払ってくれたじゃないですか」
マミ「(あっ・・・暁美さんが爆弾を使ったの、この子達には見えてなかったのね)」
ほむら「・・・ぐっ」(親指を立てる)
マミ「(暁美さん///)」
QB「早く家に入ってくれないかな」
さやか「お邪魔しまーす!」
マミさんの家
QB「・・・というわけなんだ。僕と契約して魔法少女になってよ!」
さやか「願い事をなんでも・・・かぁ。それって自分以外の人のためでもいいの?」
QB「差し支えないよ」
まどか「・・・」
QB「まどか、さっきCDショップで君も呼んだんだけど・・・気づかなかったかな?」
まどか「えっと・・・ごめんね」
QB「別に構わないよ」
マミ「ねえ暁美さん、紅茶おいしい?」
ほむら「ええ」
マミ「ふふ」
ほむら「私はどちらかというとコーヒーの方が好みだけど」
マミ「うぐぅ・・・」
ワイワイペチャクチャ
まどか「わ、もう外真っ暗だよ」
さやか「ほんとだ。魔法少女のことも聞いたし・・・そろそろ帰らないとね。マミさんお邪魔しました!」
マミ「ええ、またいつでも遊びにきてね」
帰り道
ほむら「鹿目まどか、あなたには魔法少女にならないでほしいの」
まどか「どうして?」
ほむら「今は詳しくは言えない・・・でも、必ずあなたは悲しむことになる。だからお願い」
まどか「・・・ふーん。わかったよ、ほむらちゃん」
ほむら「・・・ありがとう」
ほむら「それから・・・美樹さやか」
さやか「は、はいっ!何でしょうか暁美さん!」
ほむら「あなたも・・・できれば魔法少女にはならないでほしい」
さやか「それって、私にもなっちゃいけない理由は言えないの?」
いいよーいいよー
ほむら「・・・ごめんなさい」
さやか「うーん・・・わかった。あと、わたしのことはさやかでいいから!代わりにほむらって呼んでいい?」
ほむら「構わないわ」
さやか「いや!むしろもうあだ名で呼んじゃおうか!?うーん・・・そうだなぁ・・・ほむほむってのはどう?」
ほむら「それは遠慮願いたいわ」
さやか「いいじゃん!ねえほむほむ!」
ほむら「あなた人前でその・・・ほむほむと呼ぶつもり?恥ずかしいからやめて頂戴」
まどか「わたしはかわいいと思うけどなぁ、ほむほむ♪」
ほむら「美樹さやか、許可するわ」
ほむほむ!ほむほむほむほむ!!
さやか「よっしゃ!一歩前進!」
さやか「あ、わたしこっちだから!じゃあまた明日、まどか、ほむほむ!」
ほむら「わたしはこっちね。さよなら、まどか」
まどか「さやかちゃん、ほむらちゃん、ばいばい」
ほむら「え」
まどか「?」
ほむら「まどかはその・・・ほむほむって呼ばないの?」
まどか「えっと・・・ちょっと恥ずかしいかなって・・・」
ほむら「・・・」ホムーン
ほむほむぅ
杏子「ったく・・・なんなんだよ?わざわざ隣町にまで魔女と魔法少女がやりあってるのを見に来いだぁ?」
QB「(暁美ほむらはイレギュラーな存在だ・・・ひょっとするとワルプルギスの夜を倒してしまうかもしれない)」
杏子「めずらしくテメーがグリーフシードなんか差し入れてきたから仕方なくついて来てやったけど・・・」
QB「(彼女は佐倉杏子も戦力に入れかねない。となれば佐倉杏子のほうからこの町の近辺から消えてもらおう)」
杏子「おっ、やってるやってる。っておいおい・・・バカみてーに強い魔女じゃねえか・・・こんな奴あたしでも勝てっかどうか・・・」
QB「(暁美ほむらの強さを見れば佐倉杏子は必ずこの辺りから去る。彼女は利己的な魔法少女だからね)」
杏子「こりゃ、私の同業者の死に戦だな・・・どれどれ、どんなツラの奴が・・・!?」
ボッカアアアアアン!!
ドガガガガッガガ!!!!
魔女「ギャアアアアアアアアアアアア!!!!!」
ほむら「・・・ふぅ」
QB「見たかい?彼女はとても強い。こんな魔法少女が近くにいるということは、君も近いうちに食いっぱぐれるようになるよ」
杏子「・・・・・」
QB「だから君に忠告しにきてあげたんだよ。君は僕の大切なパートナーだからね・・・悪いことは言わない。早いうちにこの周辺から・・・」
杏子「・・・か・・・」
QB「か?」
杏子「かっけえ・・・///」
QB「え」
杏子「おい、お前すげーつえーな!いつから魔法少女やってんだ?」
ほむら「・・・」
杏子「あー、まあ答えたくなかったらいいんだけどさ、あたしも魔法少女なんだよ。名前は」
ほむら「佐倉杏子。あなたのテリトリーはここじゃないでしょう?何の用かしら」
杏子「あたしを知ってんのか!?・・・どこかで会ったか?」
ほむら「・・・」
杏子「まただんまりってわけかい・・・まあいい。暁美ほむらだっけ?話なんだが、あたしとコンビ組まないかい?」
ほむら「・・・理由は?」
杏子「え・・・っとだな、そりゃあ同じ魔法少女同士協力して魔女を倒した方が・・・」
ほむら「あなたの今までの行動からは考えられない意見ね」
杏子「!そ、そりゃあ確かにあたしは今まで自分のためだけに力を使ってきたけど」
ほむら「なにを企んでいるのか知らないけど、あなたとコンビを組むつもりはないわ。それじゃ」
杏子「なっ・・・あたしたちは魔法少女なんだぞ!」
杏子「ほかに同類なんかいないんだぞぉ!」
杏子「行っちまった・・・うう・・・」
杏子「なんだよ・・・なんであんなに冷たいんだよ・・・」
杏子「あたしの名前知ってるってことは・・・やっぱどこかで会ってたんだよな・・・」
杏子「あたしが忘れてたから怒ってたのかな・・・やっぱりそうだよなー・・・」
杏子「ん~・・・んんんんん・・・ん~~~・・・ダメだ、思い出せん!」
杏子「一回見たら忘れないハズなんだけどな・・・あんな強くて・・・か、カッコいい奴・・・///」
杏子「あたしは諦めねーぞ!暁美ほむら!」
QB「あんな風に言われてまだ追いかけるつもりかい?君らしくない」
杏子「おう!それに・・・アイツに冷たくされると・・・な、なんか・・・ドキドキするんだ///」
QB「うわぁ」
ほむらハーレムか
>>35
しかし本命のまどかがなんかそっけないぞ
全力支援
回想おわり
ほむら「(ということでなんだかんだ言ってるうちにいつものメンバーが集まってしまったわ)」
ほむら「(でもこれはいい機会だわ。このルートなら・・・みんなに話しても多分大丈夫)」
ほむら「・・・突然だけど、あなたたちに話があるの。1週間後、この町にワルプルギスの夜がくる」
マミ「なんですって・・・」
杏子「なぜわかる」
ほむら「それは・・・秘密」
ほむら「でもこの町には今、私と杏子に加え巴マミもいる・・・これならワルプルギスの夜にも勝てる可能性が」
さやか「あーっ!マミさんなんでほむほむのパフェ食べてるのー!」
マミ「あら!間違えちゃったわ!」
マミ「(ドジっ子のフリして間接キッス作戦成功よ!もう何も怖くない!)」
杏子「(あ、あたしがねろねろした後さりげなく交換したさくらんぼがマミの口に・・・ちくしょおおおお)」
ほむら「話を聞きなさい」
>>36
難易度が高いんだろwww
まだほむほむのレベルが足りてないってことか・・・
まどかちゃんレベルたけぇ・・・
夜
さやか「はぁ~今日も楽しかったなぁ・・・ほむほむともいっぱい喋れたし・・・えへへ・・・」
さやか「・・・ほむほむはワルプルギスの夜ってのを倒すのが目標だって言ってたよね・・・」
さやか「自分以外の人のための願い事でもOK、かぁ・・・それなら私がワルプルギスの夜を」
さやか「・・・でも・・・わたしはほむほむにありがとうって言われたいだけなのかな・・・」
さやか「違う。それ以上の関係になりたい・・・」
さやか「それじゃあ、ほむほむがわたしのこと好きになるようにお願いする?」
さやか「そんな方法で手に入れた愛なんて・・・本物じゃないよ・・・」
さやか「わたし、嫌な子だ・・・・・」
ほむら厨はほむらをモテモテにしたいんだろうけど
少なくともマミとさやかはほむらのこと大嫌いだしねw
まどっちはやはり特別だな
杏子「何ブルーになってんのさボンクラ」
さやか「・・・あんたか。何か用?」
杏子「いーや別に。たださぁ、アンタほむらに魔法少女になるなって言われたんだろ?だったらその約束守ってやりなよ」
さやか「・・・」
杏子「それとも何か?自分は人間だから・・・ほむらとは対等じゃない体だから退け目感じてんのか」
さやか「・・・!」
杏子「やっぱなぁ。ほむらはゾンビみたいな体になって辛い思いして魔女と戦ってるのに、見てるだけの自分なんか愛してくれない・・・そう思ってるんだろ」
さやか「そんな・・わたしは・・・」
杏子「でも!ほむらはさぁ、アンタのことが大切だから人間でいろ、って言ってくれてんだよ」
杏子「人間のままだとか魔法少女になっちまった奴とかでほむらは差別しねーよ」
杏子「アンタだってがんばりゃほむらは振り向いてくれるぜ?」ニカッ
さやか「杏子・・・」
杏子「そもそもあたしなんか同じ魔法少女なのにボロクソに言われてるし」
さやか「それはあんたが喜んでるからでしょ?」
杏子「おう」キリッ
さやか「うわあ」
さやか「あはは・・・あんたと話したらなんか楽になった。サンキュ」
杏子「おう。ライバルがそんな調子じゃこっちの調子もくるっちまうからな」
さやか「ライバル・・・」
杏子「んじゃ、とっとと帰って寝ろよな。じゃ」
さやか「うん、またね」
---
杏子「もう日付変わってるじゃねーか・・・アタシも家に・・・!?」
グワアアアアアアアアアアアアアアン
ほむ
杏子「っち・・・こんな時に魔女かよ・・・さっさと片付けて・・・!?」
魔女「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
ザシュウウウ!!
杏子「がはっ・・・!!なんだよ・・・コイツめちゃくちゃつええ・・・!」
QB「大丈夫かい?杏子」
杏子「キュゥべえ・・・なんだよコイツ!こんな奴の気配ぜんぜんしなかったぞ!どうなってんだよ!」
QB「僕にも何が起きたかわからない、この魔女は突然変異的な存在だよ。僕にはどうすることもできない」
杏子「こんな時間じゃほむらもマミもこねえか・・・!ぐああっ!!」
杏子「いてえよ・・・こんな奴・・・勝てねえよ・・・アタシここで死ぬのか・・・」
QB「(佐倉杏子、悪いけど君にはここで死んでもらうよ。さすがにワルプルギスの夜を攻略されるのは厄介なんだ)」
QB「(怨むなら暁美ほむら、彼女を怨めばいい。さよなら、佐倉杏子)」
杏子「はは・・・つまんねー人生だったな・・・最後までひとりぼっちか、よ・・・ごめん・・・みんな・・・ほむ・・・ら」
?「キュゥべえ!契約!!願い事は、杏子を助けたい!!!」
全てを理解してなおもさやかは魔法少女になることを望むのか…
このさやかは熱いな
QB「え」
パアアアアアアア
さやか「ふん!やあああああああああああああああっ!!」
ズバババババババババババ!!!!!!
魔女「ウガアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
ドシャアアア!!!!!
さやか「ふう・・・一丁あがり!」
杏子「な・・・お前なんで・・・」
さやか「いやー・・・なんていうかコレしかない!って感じで。なはは・・・」
さやかちゃんマジ主人公。
杏子「お前バカかよ・・・ほむらとの約束破ってまでアタシなんかのために・・・」
さやか「魔法少女も人間も関係ないって教えてくれたのは杏子だよ。ちゃんと話せばほむほむも納得してくれると思う」
さやか「それに・・・わたし、杏子のために魔法少女になれてよかったって思ってるんだ」
さやか「だって杏子は大切な友達だもん!」
杏子「友達・・・」
さやか「あ、でもほむほむは譲らないからね!」
杏子「へへっ・・・ありがとな、さやか」
さやか「苦しゅうない!」
杏子「(あたしはひとりぼっちなんかじゃなかったよ)」
さや杏はジャスティス
杏子は受な
後日
ほむら「まったく・・・あなたたちって本物の馬鹿だったのね」
杏子「友達が絶体絶命だったってのにいきなりそれかよ!あたしは罵られて嬉しいけど!」
まどか「(うわぁ・・・)」
ほむら「そんな時間に出歩かれると助けたくても助けられないでしょう?」
杏子「え・・・お、おう・・・///」
ほむら「さやか・・・あなたはやがて魔女になってしまう運命を背負ってしまったわ。後悔してる?」
さやか「うーん・・・別に。それに、わたし今すごく充実した気分なんだ。魔女になりそうな気なんて全然しないよ」
これは・・・
収まるべき所に収まるか!?
>>42
マミは1週目2週目だと割と仲よさげだったけどな
ルートによるんだろ
さやかはどうしようもなさそうだが
このさやかちゃんにはパンチできない
ほむら「・・・そう。ならいいわ」
ほむら「そこで話があるのだけど、私と一緒にワルプルギスの夜を倒すのに協力してくれないかしら」
さやか「もち!この正義の魔法少女さやかちゃんにまっかせなさい」
ほむら「ありがとう。これであなたとも一蓮托生ね」
さやか「わたしはずっとほむほむと一心同体のつもりだけどね!」
杏子「なっ!ほむらと一心同体なのはあたしだぞ!」
さやか「聞こえませーん、ほむほむは私の嫁になーるーのーだぁー!」
杏子「(うわうぜえ)」
ほむら「それで今日集まってもらったのは、いよいよ3日後にくるワルプルギスの夜を倒す作戦会議を」
マミ「ねえ、それより明日みんなで遊園地に行かない?ちょうど日曜日だし」
ほむら「え?」
さやか「うわ、それいい!行こうよ遊園地!最近遊んでなかったから楽しみ!」
ほむら「待ちなさい、そんな遊んでるような暇は」
マミ「いいえ、遊びじゃないわ。日曜日の遊園地・・・ここには人がたくさん集まってくるわ」
マミ「魔女は人の多い場所を狙ってやってくる。つまり魔女にとって格好の狩場というわけよ」
ほむら「・・・なるほどね」
マミ「それに速すぎるジェットコースターやリアルなお化け屋敷は人の心を怯えさせて弱らせてしまうかもしれない!」
さやか「人気アトラクションの待ち時間が長すぎてイライラする心の隙を魔女に狙われてしまうかもしれない!」
杏子「アイスクリームを落っことした子供の悲痛な叫びが魔女の耳に届いてしまうかもしれねー・・・」
マミ「つまり私たちは遊園地を調べる必要があるわけ。魔法少女として、ね」
ほむら「珍しく真面目なこと言ったと思った私がバカだったわ」
ああ…魔女とか魔法少女とか、そんなものがない世界に連れてってあげたいな
でもそれじゃ温い日常系アニメになってしまうか
杏子「しっかし遊園地なんて行くのいつ以来だろ・・・すっげえワクワクしてきたぞ」
ほむら「もはや遊びたいのを隠そうとはしないのね」
さやか「あそこの遊園地リニューアルしたらしいし、どんな乗り物増えてるか楽しみだなー」
ほむら「人の話を」
マミ「私たちは今までもこれからも魔女と戦い続けてきた。こういう休息もたまには入れないとね。そう思わない?」
ほむら「・・・だけど」
まどか「わー、日曜日にはパレードがあるんだ。私パレード見たいなぁ」
ほむら「たまには息抜きも必要ね」
>>61
一度辛い目にあって平凡な日常の大切さを知るってやつだねあんこちゃん!
日曜日
まどか「あっ、さやかちゃんおはよう、遅刻だよー?」
さやか「いやーごめんごめん!おっ、なになに?杏子あんた可愛い服持ってんじゃん」
杏子「な・・・うっせーな!ほっとけよ」
さやか「ほらーほむほむ、見てあげてよこの服!」
ほむら「ええ、かわいいわね」
杏子「!!!ほ・・・ホントか?」
ほむら「嘘はつかないわ」
杏子「へへ・・・そっか・・・えっへへ・・・///」
ほむら「さやかの服も素敵よ」
さやか「えっ・・・またまたぁ~お世辞がうまいですなぁほむほむは!」
まどか「わたしはどうかなほむらちゃん?」
ほむら「最高だわああああああああああまどかあああああああああああ(ええ、よく似合ってるわよ)」
あれ、魔女になるってカミングアウトしてたっけ?
>>64
本音と建て前入れ替わっとるw
杏子「よーしじゃあ入るぞ」
さやか「うひゃー日曜だから人いっぱいだね・・・」
マミ「何から乗ろうかしら?」
さやか「ジェットコースターにしようよ!ここってジェットコースターが名物だから早く行かないと込むんだよね」
杏子「い、いきなりジェットコースターかよ!」
さやか「なによ杏子あんたもしかして怖いのー?」
杏子「はっ、魔法少女なめんなっつーの。ぜ、全然ここ怖くないし」
ほむら「わたしはかまわないわ」
まどか「わたしもー」
マミ「決まりね!」
>>65
魔女になるとさらっと宣告されてもほむほむと一緒にいられるならOK・・・
そんな連中だと脳内で補完してくれww
---
マミ「このジェットコースター前列が2人乗りで後列が3人乗りなのね」
さやか「じゃあわたしはほむほむと前に乗るー!」
杏子「はぁ!?なんでお前がほむらの隣なんだよ!そこはあたしの場所だ!」
まどか「後ろに3人で座ればいいんじゃないかな・・・」
ほむら「もう座ってるし今から後ろに移動するのはめんどくさいわ」キッパリ
さやか「ほらー、ほむほむだってわたしと乗りたいって言ってるぞぉー」
杏子「なんだその前向きな解釈!ジャンケンだ!ジャンケンで勝った方がほむらの隣!」
さやか「よっしゃー受けて立つ!じゃーんけーんほい!」
杏子「ほい!」
...-::ー―‐:::.....
,..::::´::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、 /ミメ
/::::::::::::::::::::'メ 二二二ニミヽ:.、 ._, - ‐- ._{:::::::}} , r=
../:::::::::::::::::::::::::l/::::::::::::::::::::::::::::ヽゝ, ト、/::Y ´ ∨::::》≪:::::/
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|:::::::::::::!:::::::::::::l:::∧:l/ヽ::::ィ::|:::::l:::l::::!::!´ ,' \ Y、 ト、::ヽ ヽ、__
|::::::::::::|::::::::::::::|/}`ミト 、l/l !::ト!/j:::!:::}::j . / j!乂 r…トミ、l Yノ ハ:::::\ Yミ>
.;::::::::::r!::::::::::::::!行ぅx l` j/ j-.レ'::/::;} / レ'´!i 乂\ハヽヽ} ハ ノリ:::::::::ヽリ/
..;::::::::{ !::::::::::::::!ヒ;:_ソ` 行`'}/:::ノl.' 仆、r!i_ ゝ f r'ハヽ} }少l|:::::::/}"
. Y::::::`V ::::::::::!''' ` '-',,,/:::/ ノ ...从 f:tハ 弋;;;タ ,リ / } ||‐"!}ノリ
. }:::::::/_v:::::::l{{ _ _ ' 人:{_.`{{从小、弋リ , ゙'゙'゙ /イ レ' ,リ }jノ'ノノ
j:::::::/^`v:_::个 _ _ ....<:::〃 ヽ 仆ド ゙'゙'゙ 、__,フ ,イ リ≦_
. ;:::::::j ._,r┴‐-`v´-‐j-、__ , -‐-、_r┴─'ー‐チト バルス!!
/ ̄/:.:.:.:| ̄ ̄`T ̄´|:.:.:.:l´ `ヽ / ヽ ̄`ー-‐'´`''''⌒ヽ
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l:.:.:.:.:.:.l | l:.:.:l / 人〈〈〈〈 ' ' ' /っ l l
マミ「あら、勝っちゃったわ♪」
さやか「なんでマミさん参加してるんですか!?」
杏子「しかもあたしら負けてるし!」
マミ「だって私も暁美さんのお隣に座りたかったんだもの。それじゃあ暁美さん、よろしくね」
ほむら「あなたがくるとは意外だったわ」
さやか・杏子「ぐぬぬぅ・・・」
まどか「あはは・・・二人とも残念だったね」
さやか「こうなったらジェットコースター動いてる途中に後ろからほむほむにいたずらしてやるー!」
ほむら「危ないからやめて割とマジで」
キャーワー
マミ「きゃああああ!暁美さん怖いわ!!」ギュウウ
ほむら「巴マミ・・・あなたは魔女討伐でこういうのは慣れてるハズ」
マミ「いやーん♪急降下なんて落ちたらどうしましょうー!」
ほむら「聞いちゃいないわ・・・もしかして乗り物は苦手なのかしら」
マミ「(ふふ、ふふふふふ!ジェットコースターを怖がる女の子のふりで暁美さんに抱きつく作戦大成功!)」
ほむら「(おっぱいが当たってるわ・・・妬ましいわ・・・)」
さやか「妬ましいわ・・・」
杏子「コワクナイコワクナイジェットコースターナンテコワクナイ」
まどか「きょ、杏子ちゃん大丈夫?」
マミ「いやー楽しかったわね。流石に名物なだけあるわ!」テカテカ
杏子「イヤータノシカッタナー、モウニドトノリタクネーナー」
まどか「杏子ちゃんが抜け殻のようになってる・・・」
さやか「やっぱ怖かったんじゃん、情けないなー杏子はー」
マミ「可哀相だけど・・・彼女はここに置いていくしかないわ。はっきりいってこれからのアトラクションにはついていけそうもないし」
さやか「そんなぁ、冷たいよ。それならわたしが看病・・・はっ!」
さやか「(ここでほむマミを一緒にさせればまたマミさんにリードされてしまう!)」
mしえn
Z戦士のノリで置いていかれようとしてるw
マミ「どうかしたの?ふふ・・・」
さやか「杏子・・・あんたの尊い犠牲は忘れない!」
ほむら「それならこの子を休憩用のベンチに寝かせてあげないとね。よいしょっと」
まどか「そんな・・・ひどいよ、みんな・・・そんなのってないよ・・・」
さやか「魔法少女は辛い目に遭う運命なのさ・・・」
まどか「うう・・・あ!わたしあのアトラクションがとっても素敵だなって」
マミ「(この子も意外とあっさりしてるわね)」
平和が一番
さやか「お化け屋敷?」
まどか「実はわたしお化け屋敷大好きなんだー」
マミ「それはまた意外ね・・・」
さやか「んじゃー入りますか。このお化け屋敷も確か2人セットだったはず・・・!」
さやか「マミさん!さっきほむほむと一緒だったんだから次はわたしでいいですよね!?」
マミ「仕方ないわね・・・いいわよ」
さやか「よしきた!」
ほむら「・・・・・」
さやか「ほむほむどうしたー?行くよー」
ほむら「ええ・・・」
さやか「暗いねー怖いねー」
さやか「(ふっふっふ・・・さっきのマミさんみたいに怖がるふりしてほむほむに抱きついちゃおーっと♪)」
ゾンビ「ギョエアー」
さやか「(お、きたきt)」
ほむら「きゃあああああああああああ!!」ガバッ
さやか「え?え!?ちょ、ほむほむ!?」
ほむら「・・・と、取り乱したわ」
ミイラ「ウボァー」
ほむら「っきゃああああああぁああああああああぁあああああ!!!!」ダキッ
さやか「(え・・・なにこれ・・・可愛すぎるんですけど・・・!!)」
さやか「もしかしなくても怖いの?」
ほむら「怖くなんかないわ」フルフル
さやか「(涙目で震えながら言っても全然説得力ないんですけどー)」
ギャイイイイイイイイイイイイン
ほむら「ひゃあああああああああああ!!」
さやか「(音だけでこれとか・・・や、やばい・・・鼻血が・・・)」ダラダラ
ほむら「うぅ・・・グス・・・出口はまだなの・・・」
さやか「しょうがないなー、先歩いてあげるよ」
ほむら「あっ・・・」
ガシッ
ほむら「その・・・離れないで・・・」
さやか「萌ええええええええええええ!!!!!」ブシュウウウ
そのころ
杏子「・・・・・はっ」
杏子「ここ・・・どこだ・・・?」
ペラッ
杏子「あん?」
私たちは他のアトラクションで遊んでます。すぐ戻ってくるから安静にしててね! byさやか
杏子「・・・のけ者かよ!」
ほむほむの可愛さでさやかがヤバい。
ほむぅ
杏子「ったくなんだってんだよ・・・ジュースでも買いに行くか」
杏子「ん?」
幼女「ふ・・・ふええええええええええん!!」
杏子「おーい、どうしたんだチビッコ」
幼女「うえーん・・・ぐす・・・ふーせん・・・」
杏子「風船?あー、木に引っ掛かっちゃったのか」
杏子「よっと!」
パシッ!
杏子「ほらよ、もう手ぇ離すんじゃねえぞ」
幼女「わぁ・・・ありがとう、おねーちゃん!」
杏子「おう!」
杏子ちゃんが良いお姉ちゃん過ぎて胸熱
しえ
幼女「・・・あ、あのね・・・」
杏子「あん?まだ何か用か?」
幼女「おかーさん、いないの・・・」
杏子「迷子ってわけかい・・・やれやれ」
杏子「ほれ!探してやるから、手ぇ出しな」
ギュッ
幼女「いいの?おねーちゃん」
杏子「任しとけ」
幼女「あっ!おかーさん!」
幼母「あっ!こんなところに・・・見つかってよかったわ」
幼女「あのね、このねーちゃんがさがしてくれたの!」
幼母「ご迷惑をおかけしました!」
杏子「迷惑なんていいから、子供のことしっかり見ててやれよな」
幼母「本当にありがとうございました」
幼女「おねーちゃん、ありがとう!ばいばーい!」フリフリ
杏子「おう、ばいばーい」フリフリ
しえん
ザッ
ほむら「良いところあるのね」
杏子「うお、なんだ見てたのかよ?てかなんか目赤いぞ?大丈夫か」
ほむら「問題ないわ。あなたが子供好きだったとは意外だわ」
杏子「別にそういうわけじゃねーよ。なんつーかさぁ」
杏子「妹とダブって見えて・・・ほっとけなかった。それだけだ」
ほむら「いいえ。あなたは間違いなく子供好きよ。あなたの、あの女の子を見るときの瞳は・・・」
ほむら「紛れもなくロリコンのそれだったわ」
杏子「なんでそうなる!」
幼母…
素敵な響きだな…
しえ
杏子ちゃん、俺と同じ性癖だったんだね…
---
まどか「わぁ、遊んでたらもうお昼だよ」
マミ「それじゃ、ここらへんでランチタイムにしましょうか?実はわたしサンドイッチを作ってきたの」
さやか「マミさんすごい!」
杏子「おいおい、ジェットコースターやら乗ってるときはそれどこに置いて・・・」
マミ「細かいことを気にしたら負けよ。さあ召し上がれ」
さやか「すごい、これ売り物みたいだよ!」
まどか「わぁ・・・食べるのがもったいないね」
杏子「ん・・・うめーな」
マミ「ふふ、口に合ってよかったわ。暁美さんも味はどうかしら」
ほむら「卵の甘み、黄身と白身の混ざり具合どれも絶妙ね。好きな味だわ」
マミ「え!?『マミ、君と生身で混ざり合いたい!好きだ!』ですって!?きゃー、暁美さんって大胆だわ///」
杏子「どんな耳してんだあんた!」
あ
しえん
さやか「はー、たくさん食べたー」
まどか「もう次のアトラクションいこっか?」
杏子「食べてすぐはキツくねーか?」
さやか「じゃあトランプでババ抜きでもやりますか!」
杏子「対戦相手の手札がまるで見えないとあっちゃねえ」
まどか「いや、普通見えないよ・・・」
マミ「それじゃあ次に乗る乗り物でも話し合いましょう」
さやか「まだまだ乗りたいのいっぱいあるしね!」
杏子「まぁまだ時間はいっぱいあるしな」
さやか「今日は遊び尽くすぞー!」
ワイワイ
>>92
そんな汚らわしいものじゃないだろwww
---
さやか「いやあ、楽しかったなー」
杏子「まさか全アトラクション遊ぶことになるとはな・・・お前はどんだけパワフルなんだよ・・・」
さやか「でも楽しかったでしょ?」
杏子「まあ、それは認める」
マミ「ええ、こんなに楽しかったの私はじめてかも知れないわ」
ほむら「私もよ」
さやか「私が提案して最後にみんなで乗った観覧車、感動だったでしょ?」
杏子「自分で言うかよ」
マミ「うふふ」
まどか「・・・」
まどか「・・・・・」
まどか「ねえ、みんなにお願いがあるの」
し
ほ
杏子「どーした、まどか?まだ何か乗りたいのあったか?」
まどか「私とほむらちゃんの二人でもう一度観覧車に乗らせてほしいの」
ほむら「!」
杏子「え?なんでだ?」
さやか「はっはーん、今日一日ほむほむと二人っきりになれなかったから最後に譲ってほしいというわけですな?」
まどか「うん・・・いいかな?みんな」
マミ「私はもちろんいいわよ」
杏子「ま、別にいいけど」
さやか「しょーがないなぁ!」
まどか「みんな、ありがとう・・・。ほむらちゃんは・・・?」
ほむら「聞くまでもないわ」
まどか「ありがと、ほむらちゃん」
ほむら「(まどかと二人きり!え!?何これって告白!?告白なの!?)」
まどか「・・・」
ほむら「・・・」
まどか「・・・」
ほむら「(な、なんだか空気が重いわ・・・)」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「な、何かしら?まどか」
まどか「私が魔法少女になっちゃダメなのはどうしてなの?」
ほむら「え?」
まどか「答えて」
ほむら「・・・それは、前にも言ったように魔法少女は魔女になってしまうからよ。私はあなたを魔女にはしたくないわ」
し
まどか「それだけじゃないでしょ?」
ほむら「・・・何か知っているの?」
まどか「・・・」
ほむら「・・・」
まどか「・・・やっぱり教えてくれないんだね」
ほむら「・・・・・」
まどか「・・・うぅ・・・グスッ・・・うあ・・・」
ほむら「(泣いてる・・・?)」
まどか「わ、たし・・・私知ってるんだよ?私が・・・すっごく強い力持ってて、この世界を滅ぼしちゃう魔女になること・・・」
ほむら「!?」
むほっ
むほっむほっ
まどか「ワルプルギスの夜に苦戦するほむらちゃんを助けて・・・魔法少女になった私がやがてこの世界を滅ぼす・・・そうでしょ?」
ほむら「・・・どうして、それを」
まどか「私ね、多分だけどほむらちゃんと同じ、記憶があるんだ。何回もこの世界をループしてる・・・あってる?」
ほむら「そんな・・・どうしてまどかに記憶が!?」
まどか「えへへ・・・最後に時間移動したとき、ほむらちゃん私の手を握ってくれてたでしょ?」
まどか「ほむらちゃんの能力は・・・触れてる相手以外の時間を止める。だから私もほむらちゃんと一緒の記憶を持って時間移動しちゃったんだ」
まどか「不思議だよね・・・今までこんなことなかった。ほむらちゃんの記憶にもない・・・でしょ?
ほむら「ええ・・・そうだったの・・・気がつかなかったわ」
まどか「私・・・待ってたんだよ?ほむらちゃんが私にこのこと話してくれるの・・・」
ほむら「・・・」
まどか「でも・・・グスッ・・・ほむらちゃんは優しいから・・・優しすぎるから、私に黙ってた。ずっと・・・」
ほむら「わたしは・・・優しくなんかないわ」
まどか「優しいよ・・・こんな、私なんかとの、約束守って・・・うぅ・・・あんな、つらい思い何回も何回も・・・」
ほむら「まどか・・・」
まどか「うっ・・・うううう・・・うわああああああ・・・・ひっく・・・ひっく・・・」
まどか「ごめんね・・・ほむらちゃん・・・ぐすっ・・・あ゙やま゙っでも・・・あ゙やまり゙・・・きれ゙ない゙けど・・・」
ほむら「わたしが勝手にしたことよ。気にしないで」
ほむら「まどか。聞いて」
ほむら「この時間軸は・・・巴マミ、佐倉杏子、そして美樹さやかも・・・今までにないほどいい形でみんな集まってくれたわ」
ほむら「みんなが力を合わせれば・・・ワルプルギスの夜をきっと倒せる」
ほむら「だから、これでループも終わるのよ。ようやくあなたとの約束を果たせる・・・」
まどか「うん・・・そうかも。でもね、ほむらちゃん」
まどか「私、そんなの・・・ちっとも嬉しくない」
ほむら「!?」
まどか「私ね、今日みんなで楽しく遊んでようやくわかったんだ。私は逃げてただけだって」
まどか「冗談言ってみんなに笑顔をくれるさやかちゃん、ぶっきらぼうだけど優しさであふれてる杏子ちゃん」
まどか「みんなをお母さんみたいな優しい瞳で見守るマミさん、そして幸せそうに笑うほむらちゃん・・・」
まどか「誰一人欠けちゃいけない、大切な仲間だって・・・!」
しえ
しえん
まどか「そんな仲間が傷つきながら戦ってるのに、私は見てるだけだった」
まどか「ほむらちゃんとの約束を言い訳に・・・ほむらちゃんのために魔法少女にならない、なんて思ってた」
まどか「でもそれは間違いで・・・結局ほむらちゃん一人にすべてを背負わせることになっちゃったんだ」
まどか「・・・私、もうみんなが傷つくのは見たくない。ほむらちゃんが苦しむのを見たくない!」
まどか「私・・・魔法少女になってみんなと一緒に戦いたい」
ほむら「そんな!あなたが魔法少女になってしまったら・・・また同じことの繰り返しなのよ?」
ほむら「あなたとの約束のために・・・あなたのためだけに戦ってきた・・・それを全部無駄にしろって言うの・・・・・?」
まどか「無駄なんかじゃないよ。ほむらちゃん」
まどか「わたしとしてくれた約束・・・覚えてる?」
ほむら「ええ、もちろんよ。魔法少女になってしまうまどかを止める・・・それがあなたと交わした約束」
まどか「あはは・・・少し違うよ。『キュゥべえに騙されて魔法少女になっちゃう私を止めて』・・・だよ」
まどか「魔女になってしまうのは、ソウルジェムに穢れが生まれるから。でもね、今の私なら・・・ソウルジェムが穢れることなんてないと思うんだ」
まどか「キュゥべえに騙されてた頃の私とは違う。こんなに満ち足りた気持ちで魔法少女になるなんて、はじめて」
まどか「私・・・大切な仲間を・・・なによりもほむらちゃんを守るために、戦いたい」
ほむら「まどか・・・うっ・・・」
ほむら「わ、わたし・・・あなたのその言葉が・・・一番聞きたかったのかもしれないわ・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・泣かないでよぉ・・・うえぇ・・・うわあああん・・・」
ほむら「うっ・・・うわあああん・・・まどかぁ・・・まどかぁ・・・」
まどか「泣いたらすっきりしちゃった」
ほむら「そうね」
まどか「でも・・・ほむらちゃんもけっこうヒドいよね・・・」
ほむら「何のことかしら」
まどか「時間を止められるのをいいことに、わ、私のリコーダーとかパンツ・・・///とかに、あ、あんなこと///」
ほむら「!??!!!?!?!??!!??」
超展開1
ほむほむはどこにいっても変態だ!
さすがほむほむ
さすがほむほむだな
ペロペロしていただと…
まどか「それからわたしの写真を部屋中に貼ったり、ま、まどかのえっちな画像ください・・・とか掲示板に///」
ほむら「ああああああああああああああああ」
まどか「ほむらちゃんのえっち!変態!」
ほむら「(まどか、それはご褒美よ)」
まどか「その癖にここではさやかちゃんや杏子ちゃんといちゃいちゃして・・・ほむらちゃんの浮気者!」
ほむら「まどか!それは誤解よ!わたしはあなた一筋なのよ!」
まどか「ほんとー・・・?」
ほむら「ええ!わたしの目を見て!」
まどか「くすっ、わかったよほむらちゃん。じゃあ今度の日曜日は一緒にお買い物に行こうね?二人っきりで」
ほむら「え?」
まどか「ほむらちゃんがわたしのことすっごく大切に思ってくれてるってことは・・・すごく嬉しいし・・・」
まどか「その・・・え、えっちなこととかは恥ずかしいしまだダメだけど・・・デートとかならいっぱいしたいなって・・・///」
ほむら「(やっぱまどか最高だわ)」
え?
---
杏子「おりゃ!フォーカードだぞー、参ったか!」
マミ「それならわたしはティロ・フィナーレよ!」
さやか「マミさんそんな役ないですよ!」
杏子「・・・おっ、降りてきた見たいだぜ」
まどか「お待たせ、みんな」
さやか「いい顔してるね、二人とも」
ほむら「ふへへ~」デレーン
杏子「いや、こいつ明らかにおかしくなってるだろ!」
しえ
ほむほむ(^ω^ )
しえn
このほむらはあれだな
藍華で脳内再生した方がいいな
ほむほむ
マミ「なるほど・・・じゃあ鹿目さんも一緒に戦うのね」
杏子「しっかしほむらは何回も私たちに会ってるってことになんのか」
さやか「まあ、どこの世界でもわたしとほむほむはラブラブだったよね!」
ほむら「あなたの好感度はいつでもどん底だったわ」
さやか「えー、そんなこと言うんだったらお化け屋敷でのことみんなに言っちゃおうかな?」
ほむら「そ、それはダメっ!」
まどか「くすくす・・・」
ほむら「・・・みんな」
ほむら「この世界では・・・みんながこんな形で集まってくれて、とてもよかったと思ってるわ」
ほむら「ワルプルギスの夜は強い。もしかしたら命を落とすかもしれない・・・」
ほむら「それでも・・・一緒に来てくれるかしら」
俺でよければ
ホムーン
>>129
おまえ誰だよ
さやか「今さらだなぁ、ほむほむー!私はずっとほむほむと一緒にいるつもりだよ」
杏子「へっ・・・何水くさいこと言ってんだよ。死ぬときもお前と一緒だよ、ほむら!」
マミ「うふふ、覚悟はできてるわ。暁美さん!」
ほむら「みんな・・・ありがとう」
ほむら「・・・まどか。願い事ごとは決めたの?魔法少女になるときの」
まどか「・・・うん。わたし、この仲間たちとずっと一緒にいたい。それがわたしの願いごと!」
まどかの魔法少女化を許容するんだったら夜は倒せるんだからグリーフシード貯めておけば済むよね
その後、5人の魔法少女はワルプルギスの夜を見事倒した。
彼女たちは、グリーフシードを必要としなかった。なぜならソウルジェムが穢れることを知らないからである。
彼女たちを魔法少女として支えているのは・・・
いつかグリーフシードが切れて魔女になるという不安ではなく、一生魔女と戦い続けなければならない絶望でもなく
ずっと仲間と一緒にいたいという絆だからである。
QB「(やれやれ・・・まさかワルプルギスの夜を倒された挙句、グリーフシード無しでの生存方法を編み出されるなんてね)」
QB「(まどかが魔法少女になりたいって言ってきたときは、『勝った!』と思ったんだけどなあ)」
QB「(どこで間違えたのか知らないけど、この星は失敗だね。また上司に怒られるよ)」
その後5人は、世界中で戦う魔法少女たちと絆を深める旅に出るが、またそれは別の話。
END
もしかしたら、兄貴分なまどか書いたのと同じ人?
乙ほむ
え?
終わり?
/. ノ、i.|i 、、 ヽ
i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ |
| i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;―'彡-i |
i ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' / .|
iイ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)" c ミ i.
.i i.| ' ,|| i| ._ _-i ||:i | r-、 ヽ、 / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_
丿 `| (( _゛_i__`' (( ; ノ// i |ヽi. _/| _/| / | | ― / \/ | ―――
/ i || i` - -、` i ノノ 'i /ヽ | ヽ | | / | 丿 _/ / 丿
'ノ .. i )) '--、_`7 (( , 'i ノノ ヽ
ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ
ノヽ、 ノノ _/ i \
/ヽ ヽヽ、___,;//--'";;" ,/ヽ、 ヾヽ
(・ω・`)乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんだからね!
乙なんだよ!
こんな平和な世界であってほしかった
乙なんだよ!
乙なんだぜ!
乙乙
乙あんあん
おつおつ
>>135
いや、まどかSSはじめて書いたよ
もっとほむほむハーレムみたいなの書こうとしたけどシリアス一直線になっちゃった
読んでくれてありがとね!書いてて楽しかった!あとID:gI+61BBs0代理スレ建てサンキュー!
乙でした!
乙!
また書いてくれたらとっても嬉しいなって
乙、ほっこりした
乙です
乙
こんなほむほむラブの中でも申し訳程度に杏さやが入ってる事にちょっと感動
支援
>まどか「えへへ・・・最後に時間移動したとき、ほむらちゃん私の手を握ってくれてたでしょ?」
戦慄した
乙
もうこれが本家でいいよ
何だ本編か
やっと追いついた乙
11話でもこういう逆転劇が見たい
このSSまとめへのコメント
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