綾波「お…お…おっぱい…」(523)

ムニムニッムニッ

綾波「………柔らかい」ゴクリ

綾波「………」ジーッ

綾波(し、し、下の方は…一体…どうなって…)

綾波(……いいよね…自分の身体なんだし…別にさ、さ、触ってみt)

シンジ「…何、やってるの?」
綾波「!!!!!!!」

綾波「え、あ、え…あ、いや!」

シンジ「………」

綾波「………」



話は今朝まで遡る。


CASE02:
綾波レイの場合

………じ!
「ん……何……」
……んじ
「んじ?」

アスカ「起きなさい!シンジ!」

シンジ「………」ムクッ

アスカ「ったく、この私が起こしてやってんのよ。もうちょっとマシな顔、出来ないの?」

シンジ「!?」

アスカ「何?何驚いてんのよ。私の顔になにか…」

シンジ「……セカンド?」

アスカ「はぁ?…なんでそんなこと聞くのよ」

アスカ「寝惚けてんのね。さっさと顔、洗って来ちゃいなさいよ」
シンジ「なんで」
アスカ「何でって、目が覚めるから…」
シンジ「そうじゃなくて。」
アスカ「じゃあ何があるってーのよ」
シンジ「どうしてここにいるの?」

アスカ「……アンタ」
シンジ「?」
アスカ「ムキーッ!せっかく起こしてあげたのにぃ!」

ガスッ

シンジ「……!?」
アスカ「なんなのよ~!腹立つヤツねー!」

シンジ「……どうして殴るの?」
シンジ「それに殴られるような事は何も…」
アスカ「……ほう」
アスカ「体に教え込まなきゃダメなようね」ポキポキ
シンジ「………えっ」

ガシガシ!ボカボカ!ガスッ!ガスッ!ぺちんぺちん!ドスキュー!グワッシャア!

シンジ「…………」キュウ…
アスカ「ふん。偉そうな口、聞くからよ」

シンジ(どうしていきなりこんな…)
シンジ(それにセカンドがどうして私のベッドにいるの…?)

シンジ「?」

アスカ「どうしたのよ。キョトンとしちゃって」

シンジ「………あったかい」

アスカ「あったり前じゃない!セカンドインパクトが起きてから一年中夏なんだし……」

シンジ「違う。部屋の感じがなんか…あったかい。」

アスカ「どうしちゃったのよ」

シンジ「どうしもしないわよ」

アスカ「……いや、その言葉使いからどうかしちゃってるでしょ」

アスカ「このバカシンジ!」

シンジ「シン……」
シンジ「シンジ?」

アスカ「……打ち所が悪かったのかしら」

シンジ「あなた、今私のこと…シンジって言ったの?」
アスカ「言ったわよ。あんたどこをどうみてもシンジじゃん。」
シンジ「私は碇くんじゃないわ。私は私。」
アスカ「はぁ。面倒だわね……とにかくもう顔、洗って来ちゃいなさいよ」

シンジ「…………」ヌギッ

アスカ「ちょ!」

シンジ「………」ヌギヌギヌギッ

アスカ「アンタ、レディーの居る前でな……なーんてことしてくれてんのよォオオオォォオオ!!!」

シンジ「………ない」

アスカ「?」

シンジ「ないわ」

アスカ「何がないの」

シンジ「乳房が…ない」
アスカ「はぁ?」
シンジ「女性器もないわ」
アスカ「ちょ…っ」
シンジ「代わりに……」ガサゴソ

アスカ「あ、アンタ、朝っぱらからなに……」

シンジ「………あら」

シンジ「ねぇセカンド」

アスカ「な、な、な、何よ!何なのよ!」

シンジ「これ、何?」



☆良くわかる解説図☆

|つ


アスカ「なっ…………」


シンジ「?」


ガシ!ガシ!ボカ!ボカ!ガシガシ!ボカボカ!ガシガシ!ボカボカ!

シンジ「な…何……?」

アスカ「エッチバカ変態信じらんない!」

アスカ「ミサト!ミサト!」

アスカ「シンジがおかしくなっちゃったわよぉ!どうしよう!どうしよぉう!」

アスカ「うわぁぁん……」

ミサト「あ…アスカ。落ち着いて?ね?」


シンジ「おかしいのはあなたの方」

シンジ「私はあなたに体の異常がないか尋ねただけで…」

ミサト「シンちゃ……」

シンジ「?」ブルンブルン

ミサト「…救護班急いで!」

シンジ「待って…私はなにも……」

アスカ「ウワァァァァアァァァン!!」



ピーポーピーポーピーポーピーポ

―ネルフ内救護室―

シンジ「……と、言うわけなの」

綾波「…分かりやすいダイジェストをどうもありがとう。」

綾波「僕も似たような感じでここに連れて来られたよ…。」

シンジ「碇くんは…落ち着いてるのね」

綾波「綾波こそ。」

シンジ「私はこう見えて、とても焦っているわ」

綾波「あははは…」

              /;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ;;\;;;;;;;;;;;;;;|

               l;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;;;;;;;;j;;;_;;;;/ |;;;;;;;;;/|ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
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               i/_,ヾ;;l j                    i |;;/ - |
                 i  ヾ、 -=、,,____ ヽ, / ___,,r==-  ,イ ,/ |
                丶ヽ i;r、 ,,r'':::::::::::::::ヾ__,、,_ir ':::::::::::::::::ヽ_/,liri' /    構わん、続けろ
                   `j、 l;l ゙ii::::::::::::::,; -メ‐、 ヽ::::::::::::::::::::ノ  ,irメ /
                  /:lトヾ,, ヾ--./ / ./ヽ, `──‐‐´ ,r/l_/::::\
                /:::::|iiilヾヽ,_/ , '  /  i          !;i liiil::::::::::\ _
               _, -/´:::::::lr'ヽjl´   ,, '  ./  / _,-`       j;トjiii/:::::.:.::.:.:.:.|:ヽ_
        _, - '´.:.:.:.:|::::::::::::| /  ,i´  /  ,i_''_, _ ,-、  ,_j;;i //:::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.\_
   _ , -─'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゞ::::::::::| /  /  /   /   _/ ,/,,,j';;/ 〃::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.::.:ヽ-、_ 
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>>9
ちょっとは息子を心配しろwwww

シンジ「で、どうして寝間着のままなの?」

綾波「僕の方はあの……」

シンジ「?」

綾波「あ……いや、着替え方がわからなくて」

綾波「ぶ、ぶ、ブラジャーがとくに…」

シンジ「それはホックを引っ掻ければいいだけで……」

綾波「そ、それがわからないんだよ」

シンジ「……わからないことと言えば」

綾波「……何?」

シンジ「………これ。」


☆良くわかる解説図☆

|つ

シンジ「……なに」


シンジ「ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

毎朝の起動チェックが必要なんだよ

綾波(どうしよう…すっかり忘れてた…)

綾波(朝勃ちしてるよな。そうだよな。身体は僕だもんな。)

綾波(最悪だ最悪だ最悪だ最悪だ)

綾波(ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ)

シンジ「何?」ジリジリ

綾波「ええ…」

綾波(まさか本当のことを…教える訳にも行かないし…)

綾波(ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァ)

シンジ「何?」

綾波(…とりあえず綾波はこう言うことに疎そうだし)

綾波(でも一回抜かないと治らないんだよなぁ…)

綾波(か、かと言って流石に綾波に…そんなことさせる訳にもいかないし…)

綾波(……適当に誤魔化せばいいか)

綾波「お、おしっこが貯まってるんだ。トイレに行ってしばらくすれば…」

シンジ「………」ジトー

シンジ「そう。じゃあ行ってくるわ」

ぶら~んぶら~ん

綾波「って綾波!しまって!しまって!」

ぶら~んぶら~ん

ガラッ

綾波「………」

綾波「……どうしよう聞こえなかったみたいだ」

名前に混乱する

綾波「………」

ガラッ

シンジ「…ただいま」

綾波「おっ…お帰り…」

シンジ「……」ボロッ

綾波「ってあ、綾波!ボロボロじゃないか!大丈夫か!」

シンジ「うっかりしたわ」

綾波(ん…結局僕の身体だから心配するのも何故かおかしな気がするけど)

シンジ「色々な人に殴られたけど…私は大丈夫よ」

綾波「そうか……」

綾波(……ってあれ)

綾波(…何だか僕が大丈夫じゃない気がするんだけど)

シンジ「とにかく治ったわ。見て。」ブルンブルン

綾波「い…いいから…しまってよ…」

シンジ「赤木博士に治して貰ったの」

綾波「………えっ」
綾波(まっ…まさか)


……………
………
……

リツコ「んふっ…朝勃ちしちゃったのね…」
シンジ「あ…あさ……」
リツコ「いけない子…」
リツコ「おねーさんが治してあ・げ・る」
シンジ「あっ…赤木博士…?」
ジュルジュルチューチューチューチュー

リツコ「んはっ!」
シンジ「……何か……出る?」
シンジ「はじめての感覚…気持ち…良い?」
リツコ「いいわよシンジくん…お口に出して……!」

ドピュ!ドピュ!

…………
……


リツコ「……何て事にはなっていないから安心して頂戴」
シンジ「……ッ!!!?」

クーラーが冷えるぜ

綾波「り…り…リツコさん!」

リツコ「とりあえず薬を飲ませたわ。血の巡りを変える薬。」

綾波「あ…そ…そうですか」

リツコ「検査の結果を伝えようとこっちに来たのだけど…」

リツコ「……なるほどね。」

綾波「……?」

リツコ「これで合点が行ったわ。」

リツコ「…アナタ達がおかしくなった理由が。」

わふわふ

AKBまゆゆがVIPPERだった件

リツコ「検査の結果、二人には…精神汚染が認められたわ。」

シンジ「……精神汚染?」

リツコ「そう。但し、極めて特殊なもので…原因は不明。」

リツコ「まぁ…最初は半信半疑だったけれど…」

リツコ「確かに…アナタ達は中身が入れ替わっているのね」

綾波「…し、信じてくれるんですか?」

リツコ「これだけ状況証拠が揃っていれば認めざるを得ないわ」

リツコ「…昨日行なった初号機と零号機の相互互換テストが何らかの形で影響されたものかと思われる。」

綾波(……昨日?テストなんてやったかな…)

リツコ「昨日のこと…シンジくん覚えてる?」

綾波「い…いえ……」

綾波(た…確か昨日は父さんと一緒に…)

綾波(一緒に……アレっ……)

綾波(思い出せない?)

リツコ「実験は両機のトラブルで中止」

リツコ「二人は意識を失ったけど直ぐに取り戻し…検査の結果問題が認められなかったので自宅へ戻った」

綾波「そう…でしたっけ」

リツコ「……そうよ。」

リツコ「とにかく、元に戻る方法は考えてはいるけれど…原因が不明、ではどうしようも出来ないわ」

綾波「………」

シンジ「…………」

リツコ「今は混乱を防ぐ為ことしかできないわ」

リツコ「ですから二人には…それぞれ『綾波レイ』として『碇シンジ』として過ごして貰うわ。」

綾波「え……ええっ」

リツコ「それが今出来る最善の事よ。」

綾波「いや……あの…綾波がトウジ達と…」
リツコ「お互い問題はあるだろうけれども、戻れる方法が見つかるまで助けあって過ごして頂戴。」
綾波「でも…あの…着替えとかお風呂とか…」
リツコ「とにかく、この事はあなた達と私だけの機密事項とします。」
シンジ「碇司令には」
リツコ「…伝えないわ。」
シンジ「……いいんですか」
リツコ「ええ。…司令は多忙ですもの。こちらで何とか出来そうな案件よ。」
リツコ「余計な負担を掛けるべきではないわ。」
シンジ「………」
リツコ「以上。それじゃあ私は会議があるから。学校が終わったら私の部屋へ来て。よろしくね。」

ガラッ

綾波「………」
シンジ「………」

いいぞ思円

カツカツ……

リツコ「……」ニヤッ

リツコ「ふふふふ……」

リツコ「ふふっ……ふふっ…」

リツコ「……ふふふふふふふ!」

えっ

綾波「………」
綾波「……どうしよう」

シンジ「……とにかく、私達が出来ることはお互い、入れ替わっていることを悟られないように過ごすこと……だけみたいね」

綾波「そう…だけど…」

シンジ「……とりあえず碇くん。いつまでも寝間着じゃおかしいわ。」

綾波「あっ…そ、そうだ……」綾波「着替えの件なんだけど…」
シンジ「だから、こうしてホックを…」
綾波「それはわかったんだけど…その…」
シンジ「何?」
綾波「は、恥ずかしいんだ…」
シンジ「そう。じゃあ私は向こうに行ってるから」
綾波「そ、そうじゃなくて僕自身がというか…」
シンジ「簡潔に言って。」

綾波「…ぼ、僕がハダカになるってことはつまり」ゴクリ


綾波「あ、綾波のハダカを見ることになるから…」
シンジ「それはそうね。」
シンジ「でも今は私があなたで、あなたが私。」
綾波「それはそうなんだけど!」
シンジ「じゃ、困ったことがあったら呼んで。」

ガラガラガラガラ

綾波「って…ええ…!?」

リツコはゲンドウと入れ替わってるんだな

綾波(こ、困ったことになったな…)

綾波「………」

綾波(で、でも確かに綾波の言う通り)

綾波(何故だか僕が綾波で)

綾波(綾波が僕で…)

綾波(こ、これはし、仕方ないことなんだよ。)

綾波(ひ、ひとりで着替えられなきゃ……)

綾波(ぼ、ぼ、僕は悪くない。悪くないんだ!)

ヌギッ

綾波「…………」チラッ

綾波「……………!」

綾波(こ、これが…綾波の肌…)

綾波(白い。柔らかい。ツルツルだ…)

綾波(って、僕は何を…)

綾波「………」ゴクリ

入れ替わりTSっていいもんですね
支援

綾波(パ…パンツのなか、み…見てもいいかな)

綾波(い、いいよな。今は僕の体なんだから…)

綾波(…………)チラッ

綾波「¥$¢£%#&*@§▲▽!?」

綾波(えっ?これどうなってるの?えっ?)

綾波(想像してたのと全然…)

綾波(ってダメだ!ダメだ!ダメだ!着替えなきゃ!)

綾波(ぶ…ブラジャー…)

綾波(…………)ヌギッ

おっぱい!おっぱい!!

おれがあいつであいつがおれで
って80年代の話なんだよな



て、冒頭に戻る。


綾波「あの…………」
綾波「いつからそこに…いたの?」
シンジ「碇くんが私の下着の中を覗いているところから」

綾波「!!!!!!!!」

シンジ「…着替え方が分からないのね」
シンジ「誰か来てくれれば良いのだけど…」

綾波「い、いや綾波…僕は…」綾波「な…何て言うかいっそ綾波が着せてくれるのが一番楽っていうか…」

シンジ「わかったわ。動かないで。」
綾波「ごめん…目、目ぇ瞑ってるから…」
シンジ「それじゃ勉強にならないでしょ」

綾波「……ごめん」

       /  l   .|  .|
    __  | __ |   | __ |
    l ヽ. |   |  |   |
.   | __| | __ | |^)_ |    ,-、
   _ |  | |   | .|ノ  |.    i  ヽ
  i'i. ヽ. -‐、 !   !-! ‐- ヽ.  〉、 l
 / _ ノ.ヽ. `' (ノo(ヽο/ ヽノ (ノ |

 ヽ. ,`ヽ,ソ    )ノ   ノ/o   |
   \ '  / / l     ()ヽ l
    ヽ.   '    |  (⌒ヽ  |
     ヽ.     |   しノ  /
      ヽ    l      /

ガラッ

アスカ「シーンジ!調子はどう?この私がわざわざ様子を見に来たんだからちったぁー…」


綾波・シンジ「!?」


アスカ「あ…あ…あ…あ…」


アスカ「な、なんでファーストがハダカで、シンジが…」


アスカ「ぬ、脱がせてたってこと!?」
綾波「い、いや違う!逆で…」
アスカ「ファーストは黙ってなさいよ。」
アスカ「ねえシンジ、どう言うことよ」
シンジ「そうね。脱がせたと言えば脱がせたのかもしれない」
アスカ「アッサリ認めた!なんてハレンチ!ヘンタイ!」

アスカ「このヘンタイエロバカシンジ!信じらんない!!!!!!!」

ガスッ!

シンジ「…………ッ!」

綾波「あ、アスカ!やめてよ!」

アスカ「ファースト、いつ私が呼び捨てにしていいって言った!?」

綾波(そ、そうだ。僕は綾波だったんだ…)

綾波「いや、えー…じゃあセカンド!やめて!これは…」

アスカ「この変態!」ガスッ!

シンジ「……………」

ガスッボカッ


綾波(ああ…違うんだよアスカ僕が悪いんだ!)


ボカッガスッガスッ

綾波(綾波…………)


アスカ「全く!ホントにサイテー!」ダッ

ガラッ

シンジ「……………」ボロッ

綾波「だ、大丈夫かい?」

シンジ「大丈夫。」

綾波「ごめんよ。僕が悪いのに…綾波が殴られるなんて…」

シンジ「いいの。セカンドの気持ちも分かるから…」

綾波(どうしよう…元に戻ったら戻ったで…)

シンジ「……とにかく、続きをしましょう」

綾波「う……うん」

シンジ「………」スッ

綾波「………」ドキドキ

綾波(あっ…あれ……何で僕は……ドキドキしてるんだ…)

綾波(目の前にいる身体は…僕で…)

綾波(……これは僕の身体で……)

シンジ「ブラジャー…つけるわ。」

綾波「う……う…うん」

そっ…

綾波「あひゃっ!?」

シンジ「……ごめんなさい。ブラジャーをつけるには少し持ち上げないと…」

綾波(よかった。本当に良かった。下に何もついてなくて良かった。)

なんだかんだ

シンジ「……できたわ」

綾波「あ…ありがとう……」

綾波(女の子って着替え大変なんだなぁ)

綾波(……あの時は綾波、すいすい着てたけど…)

綾波(って言うかほとんど目を瞑ってたから着方分かんないままだ…)

綾波「ん……」

シンジ「どうしたの?」

綾波「スカート……スースーするなって…」

シンジ「……そんなにするかしら。」

綾波「とにかく…綾波、今日のスケジュールを教えてくれない?」

シンジ「わかったわ…」


シンジ「この後碇司令と身体検査」

綾波「……父さんとかぁ」

シンジ「その後碇司令と昼食」

綾波「……父さんと昼食か」

シンジ「午後からは碇司令と一緒に外出。ヘリで向かうわ。」

綾波「……父さんと…ヘリ」

シンジ「その後碇司令とメンタルテスト…雑談を一時間」

綾波「一時間……父さんと…」

シンジ「その後碇司令と夕食」

綾波「………」

シンジ「その後碇司令と……」

綾波「ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

綾波「一日中…父さんと…」

シンジ「こんな日が1週間のうち5日続くわ」

綾波「………」

シンジ「……碇くん碇司令と…」

綾波「……」

シンジ「……」

綾波「………ゲチャダメダ」ブツブツ

シンジ「?」

綾波「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
   逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
   逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
   逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
   逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」

これはひどいwwwww

シンジ「碇くん…私は何をすればいいの?」

綾波「あ、……と、とりあえず」

綾波「学校に行って…トウジとかケンスケとかアスカなんかと適当に話を……」

シンジ「……話」

シンジ「わたし…あの人達と話をしたことがないから…わからないの。」

綾波「そ…そうか……」

綾波「と、とりあえずアスカの言うことにはなるべく従って…」

シンジ「………」コクリ

綾波「ミサトさんの言うことにもなるべく従って」

シンジ「………」コクッ

綾波「委員長の言うことにもなるべく従って」

シンジ「………」コクッコクッ

綾波「トウジやケンスケの言うことにも…まあなるべく聞いてあげて」

シンジ「………碇くん」

綾波「あれっ……何か涙が……」

ガラッ

綾波「!?」

ミサト「どう。元気してる?アスカがまだおかしいって言うからー様子を見に来たんだけど」
ミサト「ん?レイ…いつも以上に目、真っ赤よー?」

綾波「だ…大丈夫です」

綾波(こ、こうかな。綾波のしゃべり方って…)

綾波「あの…ぼ…私が頼んで…」

ミサト「レイがシンジ君に?」
綾波「ね、寝違えて…う、腕が…痛くて、ブ、ブラジャーのホックが…上手く付けられなくて…」

ミサト「ふぅ~ん」ニヤッ

綾波(あ、明らかに疑われてる…)

ミサト「とりあえずレイ、司令がお呼びよ。急いでね」

綾波「…さ…早速」

ミサト「ん?」

綾波「……いえ。何でもありません。行ってきます」

ミサト「ん、でぇシンジくんはこれから学校ね。」

シンジ「学校……ですか」

ミサト「そうよん。学校行くふりしてサボったりしちゃあ、ダメよん?」

綾波「し、しませんよ!」

ミサト「……なんでレイがそこで出てくんのよ」

綾波「え…あ……ん?」

ミサト(やっぱ変よねぇこの二人。)

ミサト(シンジくんにしちゃああまりにも元気が無さすぎるし)

ミサト(レイにしちゃあ元気過ぎるし…)

ネルフ・廊下

カツカツ……

綾波「じゃあね。綾波」

シンジ「……ええ」

綾波「……大丈夫?」

シンジ「……私?」

綾波「そう。アスカに殴られたり、ミサトさんにこき使われたり色々あるけど大丈夫かな…って」

シンジ「碇くんこそ。碇司令と丸一日、生活しなければならないのよ。」

綾波「……」

シンジ「……頑張ってね」

綾波「…綾波こそ。色々大変だとは思うけど…」
シンジ「ああ、…とくにセカンドね。」




こうして、二人の長い1日が始まった

すいませんここまでしか書けませんでした。
明日早いので寝ます。
中途半端になってしまい申し訳ありませんでした。
お付き合い、ありがとうございました。

面白かった乙

ええ~死ねばいいのに~

>>53
ごめん。一応先はあるんだが長いんで朝までにとても終わりそうにない。

また保守か・・・

干す

夏だから大丈夫だろ

うい

>>47
シンジつれえwww

TSF最高

寝れないからちょっと再開

綾波「………」
綾波(綾波、大丈夫かな)

リツコ「レイ、準備は良くって?」

綾波「……えっ」

リツコ「……あなたのことよ。直ぐに反応してくれなきゃ。」

綾波「す…すいません」

リツコ「まぁいいわ。今日のところは適当に私が繕っておくから。」

綾波「……はい」

リツコ「とりあえず地下で司令がお待ちよ」

綾波「はい」

ドグマ内

リツコ「………」
綾波「………」
ゲンドウ「……」
ゲンドウ「……来たか」
リツコ「はい」

綾波(ネルフの地下に…こんな…施設が……)
綾波(……僕の知らない場所)
綾波(でも…綾波は知ってる場所)

リツコ「じゃあ、身体チェックを始めるから」

綾波「……はい」

リツコ「脱いで」

綾波「……はい?」

リツコ「聞こえなかった?脱いで。」

綾波「……えっえっ」

リツコ「……失礼。少し、調子が良くないようです。彼女を脱衣場へ」

ゲンドウ「……ああ」

ほほぅ

脱衣場

綾波「ま、待ってください!いきなり脱げって……!」

リツコ「いつもは脱衣場なんて使わないでその場で脱いじゃうんだけど…」

綾波「えっ……ええっ!」

綾波「だ、だって父さんがいるんですよ?そんな…」

リツコ「大丈夫よ。碇司令に少女趣味はないから。」

綾波「そ、そう言う問題じゃないでしょう!?」

綾波「そ…そんな……女の子がは…恥ずかしげもなく……」

リツコ「レイはいつも平気だったわよ。普通にドグマ内は裸で彷徨いてたし。」

綾波「僕が平気じゃないです!自分自身でも……その…」

綾波「こ、この身体……見るのはダメ…なのに」

綾波「その上、父さんに見られるなんて…」

リツコ「でも、いつもしていることをしなくなった…ということは」

リツコ「とてつもない違和感を覚えてさせるのよ」

綾波「んっ……」

リツコ「脱衣場を使っただけでも、充分イレギュラーな事よ。」

リツコ「……自分の役割をお忘れ?」

綾波「………」

リツコ「……ふふっ。心配ないわ。」サワッ

綾波「……」ゾクッ

リツコ「着替えは私に任せて頂戴?」

綾波「……」ゴクリッ

リツコ「……まず制服を脱がせなくっちゃね」

スルリ……

綾波「く…口でリボンをほどく意味…あるんですか」

リツコ「……ないわ」
リツコ「かわいいうなじだこと。」ペロッ

綾波「うっ……」


綾波(ウワアアアアアアアアアアア!)

ゲンドウ「………」

リツコ「お待たせしました」

綾波「……///」

リツコ(小声)「レイは照れもしなかったわ。堂々となさい」

綾波(小声)「だ……だって……」

リツコ(小声)「いいから」

綾波(小声)「でも……」

リツコ(小声)「また…同じ目にあいたい?」

綾波「………」


リツコ「それではチェック装置の方へ」

ゲンドウ「……ああ」

綾波「………」

ゲンドウ「……」ジッ

綾波「………!」
綾波(な、なんで見てくるんだよ…)
綾波(そ、そんなにジッと見なくても…)

ゲンドウ「……」ジィー

綾波「……」

綾波(と…父さんって最低だ…)

ゲンドウ「……レイ」

綾波「……えっ」

綾波(って、あっ…僕か)

ゲンドウ「調子はどうだ」

綾波「…えっ」

綾波「ああ……はい。大分回復しました。」

ゲンドウ「……そうか」

綾波(……綾波の心配…するんだ)

綾波(……ダメだ。ちょっとでも嬉しがっちゃ)

綾波(…父さんが心配してるのは僕じゃなくて)

綾波(……綾波だ)

リツコ「ではレイ、中に入って」

綾波「えっ……」

ゴボボボボボ…

綾波(入って…ってこれ…水槽じゃ…)

リツコ(小声)「中はLCLで満たされているわ」

綾波「でも……」

リツコ「………」ツン

綾波「………!?」


バッシャァァァァァァァァァン!!

ゴボボボボボゴボボボボボ

綾波「!?!?!?!?」

ゲンドウ「あ、赤木博士…」

リツコ「すみません。手が滑りました。」


シンちゃん可哀相

また保守か・・・

ゴボボボボボ……

ピッ……ピッ……

綾波「………」

綾波(酷いやリツコさん)

綾波(心の準備くらい……)

リツコ「レイ、固いわよ。リラックスして」

綾波(……リラックス)

ゲンドウ「………」ジッ

綾波「………」

ゲンドウ「………」ジィィィィィィィィッ

綾波「………」

ゲンドウ「………」ジィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ

綾波「………」

ゲンドウ「…………」ジィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ

綾波(………絶対無理だ)

そのころ

先生「あー碇!碇シンジ!」

先生「……遅刻か」

ガラッ

シンジ「………」

アスカ「……!」

トウジ「おお!センセ、今日は来るの遅かったなぁ!」

トウジ「不登校かと思ったでー!」

一同「アハハハハハハ!!!!!」


シンジ「………」

>>1ガンバれ
保守

シンジ(碇くんに……)

シンジ(……碇くんにはなるべく周りに合わせるよう……みたいなことを言われたわ)

シンジ(鈴原君に……合わせるように……)

シンジ(合わせる……ように)

トウジ「シンジ、どうしたんや。今日は妙にテンション低くて…」

シンジ「………」グッ

シンジ「な………」

シンジ「…なんでやねん」

一同「………」

一同「……えっ」

トウジ「……えっ」

シンジ「……えっ」



トウジ「…どうしたんやシンジ、今日はテンション、おかしいで?」

シンジ「……そうかし……そうかな」

トウジ「おかしいでー」

シンジ「別に…」

トウジ「ローテンションっつうか、ハイテンションっつうか」

シンジ「……どっちやねん」

トウジ「……ほらな」

アスカ「朝から変なのよそいつ」

シンジ「セカンド」

アスカ「……何よその呼び方。ファーストのものまね?似てないからやめなさい」

シンジ「じゃあ…惣流さん」

アスカ「…やめろっていってるでしょうが」

ケンスケ「綾波の物真似ごっこか碇ぃ!」

シンジ「そ、そんなつもりじゃ……」

ケンスケ「俺も出来るぜ!」

ケンスケ「……呪ってやるの」

ケンスケ「…ふひひひひひひひwwwwwwww」

トウジ「似とる似とるwwwwwwww」

シンジ(……全然違うの)


アスカ「とーにーかーく、その陰気臭い女の真似、不愉快だからやめなさいよ」
シンジ(陰気臭い…不愉快……)
男子A「なんか綾波に話しかけたら呪われそうだもんなーwwww」
トウジ「ホント、シンジ尊敬するでホンマ」

シンジ「………」
シンジ「………」ガタ

トウジ「な……なんやシンジ……!」

シンジ「……お手洗い」

アスカ「……何よいきなり」

シンジ「……」スタスタ

ガラッ

トウジ「もしや…おこっとったんか?」

アスカ「なっ…なんなのよアイツ」

委員長「皆、言い過ぎよ」
男子A「でも本当のことだしぃ」
委員長「アンタ達ねえ!」


アスカ(ファーストの悪口言われてムキになるなんて)
アスカ(……バッかじゃないの)

トイレ

ジャー

シンジ「………」

シンジ(この…モヤモヤした気持ちは何)

シンジ(……悪口を言われることに慣れていたし)

シンジ(セカンドの意地悪にも慣れていたわ)

シンジ(……なのに)

シンジ(……この気持ちは何)

シンジ(分からない)

シンジ(ワカラナイ)

シンジ(ワカラナイ)

女子A「キャアァァァァァァァァ!!!!!!」

シンジ「?」

女子B「な、なんで男子が女子トイレにいるのよォオオオォォオォォォオオォオオオッ!」

シンジ「……あっ」

アスカ「こんのォオオオォォオォォォオオォオオオ…」
アスカ「バッカシンジがァァァァァァァァ!!!!!!」

ガスッ

シンジ「………ぐふっ」

アスカ「なーにやらかしてんのよ!」
アスカ「エッチ!バカ!変態!」

トウジ「シンジもやるなぁ。女子トイレに堂々入り込むなんて」

シンジ「あれは……いつもの癖で……」

アスカ「癖……癖ですって!?」
アスカ「まっすます信じらんない!!!」

ガスッ!ガスッ!

シンジ「………ぐはっ」

トウジ「シンジだけにかwwww」

委員長「すーずーはーらぁ!」

トウジ「い……委員長……」

ガスッ!ガスッ!ガスッ!

寝るふ
お付き合いありがとうございました。おやすみなさい

綾波ェ・・・いやシンジェ・・・

さぁて保守しますか

まったく脳内再生されないェ・・・

アスカビッチのSSよりはいいわ

委員長「すーずーはーらぁ!」

先輩「あーさーくらー」
思い出した

ほほほh

待つ

ふむ

あげ

昼食

廊下

トウジ「はぁ。女っちゅうもんは怖い生きもんやなぁ…」

トウジ「『罰に昼飯おごれー』なんて意味分からんで…」

ケンスケ「殴ってくれる女子がいるだけ幸せだろ」

トウジ「なんやー?お前アレか?所謂マゾか?」

ケンスケ「ちっ…ちがっ……」

シンジ「………」

トウジ「………」

トウジ(やっぱ今日、なんかシンジおかしいな)

ケンスケ(さっきのこと…まだ怒ってるんじゃないのか?)

トウジ(それ以前からやがな)

シンジ「………」

トウジ(何か元気ないっちゅうか…無理してるっちゅうか…)

トウジ(ワシらで元気付けてやらんとアカンとちゃうか?)

ケンスケ(元気……ねぇ)


ガラッ


アスカ「………遅いわよ」

シンジ「……ごめんなさい」

アスカ(……何よこの)

アスカ(…アホみたいに素直なシンジは!)

アスカ(ま、まるで私が…悪者みたいじゃないのよ!)

シンジ「これ、頼まれてたの」

アスカ「あっ…ありがと」

アスカ(……やりにくいわね)
シンジ「……」スッ

アスカ「ちょっとアンタ…どこいくのよ」

シンジ「…自分の席」

アスカ「……ご飯は」

シンジ「…別に」

ケンスケ「金…なかったのか?」

シンジ「別に。そう言う訳じゃないけど。」

アスカ「あー!もうイライラするわね!私の、半分あげるからそこに座りなさい!」

シンジ「でも……」

アスカ「でもじゃない!この私の言うことが聞けないってぇーのぉ?」


綾波『アスカの言うことにはなるべく従って』


シンジ「………」

シンジ「……分かった」


委員長「……」モグモグ

ケンスケ「………」モグモグ

トウジ「……」モグモグ

アスカ「………」モグモグ

ケンスケ(き、気まずい)

アスカ(な、なによこの暗い昼食は!)



シンジ「……」モグモグ

シンジ(なんだか……上手く…碇くんの代わり、出来てないみたい…)

一方ネルフ・食堂

綾波(はぁ…アレからバリウム飲まされたり胃カメラ飲まされたり…)

綾波(アレを毎日やってるのか…綾波は…)

綾波(とにかく身体検査も終わったし昼食か…)

綾波(ようやく一息つけるよ)

ゲンドウ「………」

綾波(……父さんと一緒だけど)

ゲンドウ「……学校はどうだ」

綾波「えっ…」

ゲンドウ「………」

綾波「………」

綾波(い、いきなり何を言うかと思えば…)

ゲンドウ「………」

綾波(……何で聞きっぱなしで喋らないんだよ)

ゲンドウ「………」
綾波「………」

綾波(あ……綾波は週5日あるいは3日ペースでこんな空気に耐えているんだ…)


カチャッ

給仕「失礼致します」

ガラガラガラガラガラガラ

給仕「本日のメニューは、じゃがいもの冷たいスープにアボカドのサラダ」

給仕「メインはフィレステーキフォアグラ添えに新潟魚沼産コシヒカリのライス」

給仕「デザートはイタリアンプディングです」

綾波(……豪華だ)

綾波(僕が毎日海苔弁を食べている一方で父さんは…)

綾波「………」キッ

ゲンドウ「ど…どうしたレイ」

綾波(ま、いいか。父さんは大人だしね。)

綾波(今日は僕も食べれるしね…)

給仕「失礼致します」

ガラガラガラガラガラガラ

綾波(午前中散々な目にあったけど…)

給仕「………じゃがいもの冷たいスープにアボカドのサラダ」カタッ

給仕「フィレステーキフォアグラ添えに新潟魚沼産コシヒカリのライス」カタッ

給仕「イタリアンプディング」

給仕「……と同じ栄養素とカロリーが含まれているビタミン剤とゼリー飲料です。」

綾波「………はい。」

綾波「………」

綾波「………えっ」

給仕「では、失礼致します」

ガラガラガラガラガラガラガラガラ

綾波「……えっ」

綾波(えっ……えっ)

ゲンドウ「それでは頂こうか」

綾波「ちょっと…あの…」

ゲンドウ「どうした?」

綾波(な…何だろう。)

綾波(酷く裏切られた気分がするや…)


カチャッ…

ゲンドウ「……」モグモグ

綾波「……」チューチュー

ゲンドウ「……」モグモグ

綾波「………」ゴックン

綾波(……綾波は、いつもこんなものしか食べてないのか)

綾波(……そう言えばお昼も…たべてるところ…見たことないや)

ゲンドウ「………学校はどうだ」

綾波「!?」ぶっ

ゲンドウ「……どうした」

綾波「い、いえ……」ふきふき

綾波(何か……ビックリした…)

ゲンドウ「?」

綾波(……タイミングが悪いんだな…父さんって)

綾波「……学校は、いつも通りです」

ゲンドウ「……いつも通りと言うと」

綾波「いつも通りです」

ゲンドウ「………そうか」

綾波「………」

ゲンドウ「………」

カチャッ…

ゲンドウ「……学校はどうだ」

綾波「……えっ」

ゲンドウ「……さっき…聞いたか」

綾波「……はい」

カチャッ…

ゲンドウ「……」ジッ

綾波「……何か」

ゲンドウ「…………いや」


綾波(…何だろう)

綾波(すごく…気まずい)


5時限目

ケンスケ「…体育だな」

トウジ「せやな。体育やな。」

シンジ「………?」

トウジ「もぉ!シンジ!」

ケンスケ「察しの悪いやつだなぁ」

シンジ「?」

トウジ「お前に元気をたっぷりつけたるさかい」

ケンスケ「んで、同時に女子に仕返しできるっと」

シンジ「元気で…仕返し?」

トウジ「クックックックッ……」

ケンスケ「シンジくぅ~ん、わかってるんだろ~う」

シンジ「……わからない」

トウジ「はぁ~。もう言うたるで!」

ケンスケ「の!ぞ!き!」

シンジ「……えっ」

ケンスケ「白い肌に焼けつく太陽!そこへ紺色の甘い囁きが……」

シンジ「の…覗くの?わた…僕が?」

トウジ「せやで。女子のエッチぃ水着姿みたらそら…」

シンジ「……別に…どうも」

すってん

トウジ「……別にどうもってなんや!お前は聖人君子のつもりかいな!?」

シンジ「……裸なんて見慣れてるし」

ケンスケ・トウジ「………!!!!!」

シンジ「?」

トウジ「や…やめえや。見栄はるんだけはその…カッコ悪いで」

ケンスケ「まさか…い、いちおう聞いとくけど惣流の裸はどんな……」

アスカ「アタシの裸が何ですって?」

ケンスケ「……えっ」

アスカ「^^」

委員長「^^」

トウジ「 」

ケンスケ「  」

シンジ「?」




トウジ「……また殴られてもうたな」

ケンスケ「惣流の突きは卑怯だよね。確実に急所を狙ってくるからね。」

シンジ「……痛いわ」

トウジ「先生ー!ワシら体育見学でもええですか?」

先生「まあ仕方がないなぁ…そのケガじゃ」

トウジ「……うっし」

トウジ「シンジ…昔誰かが歌ってたんや」

トウジ「『あきらめないこと』『逃げ出さないこと』」

ケンスケ「それが、一番大事ってね」

シンジ「…行かない」

トウジ「な…何でや!」

シンジ「……覗きは賛成、出来ない」

トウジ「シンジ、まだわからんのか……」

シンジ「?」

トウジ「ワシらの最終目標は覗きやない」

シンジ「じゃあ…何?」

トウジ「……三人で何か一つのことをやりとげる事や!」

シンジ「何かを…誰かと…やりとげる…?」

トウジ「せや!」

シンジ「……」

シンジ(酷く馬鹿らしいけど)

シンジ(ここでもし…一緒に行かなかったら碇くんが…仲間外れにされてしまうかも知れない?)

シンジ「……」

プール前塀

ケンスケ「それでは!作戦を開始する!」

トウジ「オー!」

シンジ「……オー」

一方シンジは

綾波「………」

バババババババババ…

ゲンドウ「……これからの予定は」

リツコ「研究所へ挨拶に向かっている副司令を拾って……」

綾波「………」

バババババババババ

綾波(綾波の…綾波の周りには決まった人間しかいない)

綾波(それは…僕も……だけど)

綾波(でも…綾波の方が…狭いって言うか…)

綾波(……しかも父さんもリツコさんもほとんど仕事の話ばかりだ)

綾波(綾波は……こんな…)

バババババババババ


冬月「……悪いな」

ゲンドウ「別に構わない」

ゲンドウ「……お前も行けば喜ぶだろう」

冬月「喜ぶ……形式だけで魂はそこにはない」

ゲンドウ「……ふん。野暮な奴だな」


バババババババババ……


私怨

プール塀前

トウジ「ほら、シンジ。さっさと来いや」

シンジ「……こんな小さな穴」

ケンスケ「通れるんだよね~」

トウジ「ええか、シンジ。今時の覗きは『賢く』や」

シンジ(覗きをする自体賢くないと思うわ…)

ケンスケ「見ろよ、碇!」

ケンスケ「わが同胞が半年掛けて築き上げた汗と涙の結晶!」
ケンスケ「覗き穴くんBだ!」

シンジ「……これは」

ケンスケ「半年掛けて開けた穴に」

ケンスケ「望遠鏡用のレンズを取り付けた」

トウジ「すごいなぁ。ケンスケは頭脳派やな。」

ケンスケ「女子の着替えもバッチリだ!」

シンジ「………」

トウジ「ほら、シンジ。お前が一番先や」

ケンスケ「バレないように慎重にな…」

シンジ(……どうして見たくもないものに)

シンジ(こんなに……緊張しなきゃならないのかしら)

さる回避

シンジ(………ドキドキ、してる?)

シンジ(何故…)

シンジ(女性の身体なんて…見慣れてるハズなのに…)

ジッ

シンジ(……あら。レンズなんてないわ)

シンジ(……取れてしまったのかしら)

シンジ「………!!!!!!」

トウジ「ど、どうや、どうなんや!」

シンジ「~~~~ッ!」

ケンスケ「シンジが!シンジが!悶絶してるぞ!」

トウジ「な、なにがあったんや!」

バッ

トウジ「………」

ジッ

トウジ「……あれ」

トウジ「真っ暗やないか」

アスカ「そらそうよ」

委員長「私達が塞いだから」

トウジ「………えっ」

アスカ「頑張ってコソコソ喋ってるみたいだけど」

委員長「丸聞こえよ^^」

シンジ「~~ッ!」

トウジ「ま…まさかシンジが悶絶しとるんわ」

アスカ「ちょっと目を突いただけよ」

ケンスケ「め……目潰し!?」

シンジ「~~ッ!~~ッ!」

アスカ「目潰しくらいで済めばいいけどね」

女子A「……」ゆらり

女子B「……」ゆらり

トウジ「えっ……」

委員長「すーずーはぁーらぁ!」

トウジ・ケンスケ「ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

保健室

トウジ「  」

ケンスケ「  」

シンジ「  」

トウジ「……すまんなシンジ」

ケンスケ「元気つけてやるどころか、また殴られちゃったね」

シンジ「………」

シンジ「どうして…」

トウジ「?」

トウジ「どうしてって?」

シンジ「……あなた達はこんなにしてくれるの?」

ケンスケ「…やっぱ今日は変だよシンジ」

トウジ「友達…だからやないか」

シンジ「……えっ」

ケンスケ「元気がないから励ます。」

トウジ「当たり前のことちゃうか?」

シンジ「…………?」

ケンスケ「だって俺達」

トウジ「友達だろ?」ニヤッ

シンジ「………!」

シンジ(……友達だから)

シンジ(……心配、してくれてる?私を?)

シンジ(……違う)

シンジ(彼らが心配してるのは私じゃない)

シンジ(……碇くん)

シンジ(………碇くんの入れ物)

シンジ(……私じゃない)

シンジ(でも嬉しい。……何故)

シンジ(……私じゃないのに)

シンジ(私は…疎まれていたのに)

シンジ(……嬉しい)

シンジ「………」ポロポロ

トウジ「どうしたんやシンジ…いきなり泣き出したりして」

シンジ(………涙)

ケンスケ「打ち所が悪かったのかな」

綾波かわいいな

ヘリコプター

バババババババババ…

ゲンドウ「………」

冬月「……」

綾波(い、一体どこにいくつもりなんだろう…)

冬月「……良かったのか。息子を連れてこなくて」

綾波「………!」

綾波(……僕?)

ゲンドウ「……ああ。問題はない。」

リツコ「碇司令、着きましたわ。」

ゲンドウ「ああ。」

バババババババババ…

ぽかぽかする~ぽかぽかするよ~!!

ヒュォオオオォォオォォォオオォオオオ……

綾波「……ここは」

リツコ「……墓地よ」

綾波「………」

バババババババババ……

ゲンドウ「………」スタスタ

冬月「………」

綾波「……アレは、誰のお墓…ですか」

リツコ「……あなたのお母さん」

リツコ「ユイさんのお墓よ」

綾波(………そうか。母さんの…)

綾波(そうだよな。父さんが母さんのお墓以外……来るわけないか)

綾波(僕はあれから逃げ出して…来てない)

リツコ「……思い出した?」

綾波「でも今日は…命日じゃ…」

リツコ「……ユイさんの誕生日だから」

綾波「……母さんの誕生日?」


綾波「………」

ゲンドウ「………」

冬月「………」

綾波(あんな穏やかな顔の父さん…はじめて見た)

綾波(……母さんの誕生日)

綾波(………父さんは僕がいなくても『問題ない』……と言った)

綾波(……綾波は必要だったのに)

綾波(……僕は、必要ないんだ)

綾波(……僕は必要ない)

綾波(……だけど今の…綾波である僕は)

綾波(……父さんに必要とされてる)

綾波(父さんの…父さんの隣にいることが出来る)

綾波(『父さんに認めてもらいたい』)

綾波(……だから僕はここへやって来たのかも知れない)

綾波(今の僕は父さんに…見て貰えて…いる?)

綾波(じゃあ…僕が…僕である必要は…)

綾波(……ない?)

支援あげ!

冬月「ユイ君は…一体何を望んでいたのかね」

ゲンドウ「……今となっては分からん」

冬月「……そうだな」

ゲンドウ「………」

ブー!ブー!

ゲンドウ「!」

冬月「……どうした!?」

リツコ「……ええ。わかったわマヤ。頼んだわよ。」

綾波「……まさか」

リツコ「…使徒が…使徒が確認されました!」

綾波「………使徒」

学校

アスカ「……帰るわよ」

シンジ「……さそってくれてるの?」

アスカ「いつものことじゃん」

アスカ「……帰るわよ」

シンジ「……」

トウジ「帰るでーシンジ!」

アスカ「今日は私と一緒に帰るわよ!ほら、さっさと来なさいよ!」

シンジ「………」

ミーンミンミンミンミーン

アスカ「………」

シンジ「………」
シンジ「…あの」

アスカ「……何よ」

シンジ「……」

アスカ「……ホント、なんていうかファーストにそっくり」

シンジ「……」

アスカ「アイツ見てるとムカムカすんのよ。」

アスカ「ブツブツ幽霊みたいだし。無愛想だし。」

シンジ「………」

アスカ「………ふっ」

アスカ「とりあえずあっついわ。アイス。食べましょ」

アスカ「ほら。ダブル。チョコチップに抹茶よ。」

シンジ「あ……」

シンジ「……ありがと」

アスカ「私の奢りなんだからね」

アスカ「い、いつまでもそんな辛気臭くいられたら私も困るし」

シンジ「………」ペロッ

アスカ「ありがたーく…」

シンジ「……甘い」

アスカ「………ふふっ」

アスカ「……ったり前じゃん」

アスカ「でねー。ヒカリがー」

シンジ「………」コクリ

アスカ「もーほんと…」

シンジ(………楽しい)

シンジ(ただ、雑談をして、アイスクリームを食べているだけ)

シンジ(…なのに楽しい)

シンジ「………」にこっ

アスカ「……やっと笑ったわね」

シンジ「……あっ」

シンジ(え……がお)

シンジ(……私はずっと望んでいた?)

シンジ(こんな生活を……)

シンジ(お喋りして…楽しくて…)

シンジ(……でも私が碇くんだから皆は話しかけてくれる)

シンジ(………碇くんだから)

シンジ(碇くんでいれば……私は……)

ブー!

アスカ「電話?ったく……」

アスカ「はい。ミサト?」

ミサト「アスカ、使徒が……」

アスカ「……はあ!?使徒ぉ!?」

ネルフ

アスカ「………」

シンジ「………」

レイ「………」


青葉「目標は、大涌谷上空にて滞空。定点回転を続けています。」

日向「目標のA.T.フィールドは依然健在。」

ミサト「……パターン青からオレンジへ、周期的に変化…か。厄介ね」

リツコ「とりあえず…エヴァを発進させましょうか」

ミサト「……ええ」

シンジ「………あの」

綾波「ぼ……私達はどうすれば!」

リツコ「……とりあえず貴方達には自分の機体に乗ってもらうわ」

綾波「私が……零号機で」

シンジ「初号機……」

リツコ「ま、起動するかは試してみないとわからないけど」

すいません…ここで打ちきりにさせてください。
展開が単調になってしまった…
折角お付き合い頂いたのに申し訳ありません。
ありがとうございました…

なん・・・だと?

>>148
と言うと?

戦闘シーンは要らんから結末を書いてくれ

どうしてそこであきらめるんだそこで!!
もっと頑張ってみろよ!応援してる人のこと考えてみろよ!!

長い間応援ありがとう!
ID:vsGscSyfO 先生の次回作にご期待ください!



でいつ帰ってくんの?

テキストあげでもいい。最後まで書いてくれないか?

無理なら打ち切りは仕方ないが、
せめて予定してたあらすじだけ書いていってくれ

今日はもう戻れそうにないので…
きちんと文にするにはもう少し明日になるかもしれないので
保守していただくのも申し訳ないので…打ちきりと言う形に下方がいいかな…と

保守しとけ、って言えばいいんだよ言わせんなよ恥ずかしい

>>157
バッカ野郎ォォォォォ!!!!!!
保守なんて知恵の輪よりも簡単に出来る事じゃないか!

俺は読みたいんだ!

保守だな?保守だな!?

ありがとう…。
とりあえずあらすじは書いておくがまだあげないでおく。
やれるだけやって帰ってこれないようならあげます。
本当にすまない

気にすんなΣd

ほっしゅほっしゅ

支援保守

保守!

保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間目安表 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守なんかしねーよばーかばーか!

あげよ

出掛ける前に保守

ほしゅ

しゅ

HOSH

落とすのは惜しいスレだな
単純に面白い

ほし

TVのしか観てないけど劇場版見たくなってきた保守

ほしゅするんだったらあげよ

あげる必要あるか?

保守が楽になる、かもしれない

ほしゅ

保守

保守

つべこべいわず保守しろ

中々面白い

ほぃ

ほの字

先は長そうだ

保守

まだカイヤ・・・

ちょっと再開…

リツコ「使徒の様子は?」

青葉「あ…またパターン青からオレンジへと変化しました」

ミサト「……不可解な使徒ね」

ミサト「これは少し作戦を…」ぎゅるるるる

ミサト「……」

アスカ「……ちょっとミサト。真剣な場面でアンタ…」

ミサト「……ごめんちょっち…ご飯食べてなくて」

リツコ「ま、腹は減っては戦は出来ぬと言うから。」

リツコ「あちらも特に動きはないようだし…食事、取ってきたら」

ミサト「い…いいの?」

リツコ「よろしいですか。司令」

ゲンドウ「……ああ」

リツコ「その代わり、呼び出したら速やかに戻る様に」

ミサト「じゃあアスカ、シンジくん、レイも…」

リツコ「レイは悪いけど借りるわ。」

ミサト「……そう」

綾波「ぼ…じゃなくて…私のことは構わないので…」

アスカ「って言ってるんだから良いんじゃん?」

ミサト「…じゃ、いきましょうか」


リツコ「じゃあ、レイは医務室に」

綾波「あ…はい」

医務室

リツコ「誰も見てないわ。リラックス、してもいいから」

綾波「あ……はい」

リツコ「……と言ってもしようがないか」
リツコ「シンジくん、腕を出して」

綾波「……はい」

リツコ「ちくっとするけど…我慢して」
綾波「……んっ」
リツコ「……はい。おしまい」
カタッ

綾波「……もしかしてこれを」

リツコ「レイは毎日…ね。」
綾波「綾波は…身体が弱いんですか」
リツコ「弱い……そうね。こうしないと身体を保てないわね。」

綾波「……」
綾波「……あの」
リツコ「……なに?」

綾波「綾波って……一体、何者なんですか」

リツコ「……綾波レイは綾波レイよ」

リツコ「……それ以上のことは知る必要はないわ。」

綾波「………」

綾波(よく考えれば)

綾波(……僕はよく分からない身体の中に入ってる)

綾波(自分を知らない…なんて)

綾波(こんなに怖いことなのか?)

食堂

アスカ・ミサト「いっただっきまーす!」

シンジ「……いただきます」

ミサト「さぁて!食べるわよぉー」

アスカ「ちょっとシンジ。大事な作戦前だってのにサラダだけぇ?」

シンジ「……何か?」

アスカ「そんなんじゃ力つかないわよ」

アスカ「……ほれ、私のマグロあげるから」

シンジ「………あっ」

ミサト「あっらー♪アスカやっさしいー」

アスカ「そ、そんなんじゃないわよ!」

加持「よぉ。三人さん。お揃いで」

アスカ「加持さん!」

ミサト「…加持」

シンジ「………」

加持「隣、いいかい」

シンジ「……どうぞ」

加持「いやあ。まいったねー」

ミサト「ケッ。女の子口説くしか能がないくせに」

加持「嫌だな。ちゃんと仕事はこなすぞ?」

ミサト「……お茶、組んでくる」

ミサト「アスカも手伝って」

アスカ「えー」

カタッ

加持「………」

シンジ「………」

加持「……どうだいシンジくん」

シンジ「……何がですか」

加持「いや、調子が悪いって報告があったからさ。」

加持「……確かに良くはなさそうだ」

シンジ「……」

シンジ(加持……この人と初めて会話…するわ)

ktkr

加持「……」ジッ

シンジ「……」ビクッ

シンジ(……怖い?)

シンジ(……何故?)

シンジ(……全てを見透かされているような…そんな気が…してくる)

シンジ(不思議な人)

加持「なあ、シンジくん」

シンジ「……」

加持「楽しいかい?」

シンジ「………たの、しい?」

加持「こうして騒がしく食事をするのも良いもんだろ」

シンジ「……かも、しれない」
加持「わいわい騒いでさ。食い物の味は正直分からんが、楽しい。」

加持「食事って本来楽しむ為にあるもんだと俺は思っている」

シンジ「これが…楽しい」

加持「そうさ。」

加持「ま、もしかしたら最後の飯になるかも知れないしな。折角なら楽しく食いたい。」

加持「……一見バカらしくても、中々良いもんだろ」

加持「一緒にバカになるのも……大事なことだ。人として生きる上ではな。」

加持「……おっと。時間だな。」ガタッ

シンジ「……あの」

加持「……君と話せて良かった」

加持「じゃあな」

シンジ「………」

ミサト「……って、あれ。加持は?」

シンジ「……仕事、あるらしくて」

ミサト「……あいつ、ホントに神出鬼没よね」

アスカ「折角、久しぶりに加持さんに会えたと思ったらぁ~~ッ!」

アスカ「って…なんか私のイカ、なくなって…」

アスカ「……ミサト」

ミサト「~~♪」

アスカ「こいつ…!」

シンジ(……楽しい?作戦前…なのに)

シンジ(そう…これは…)

シンジ(……楽しい)

―――――


オペレータ「ケイジ内、すべてドッキング位置。」

マヤ「停止信号プラグ、排出終了。」

オペレータ「了解。エントリープラグ挿入。」

オペレータ「プラグ固定終了。」

オペレータ「第一次接続開始。」

マヤ「エントリープラグ、注水。」

リツコ「了解」

マヤ「第二次コンタクトに入ります。」

マヤ「A10神経接続、異常無し。」

リツコ「思考形態は、日本語を基礎原則としてフィックス。初期コンタクト、すべて問題なし。」

マヤ「双方向回線開きます。」

ミサト「ふぅー食った食った」ぽんぽん

リツコ「……緊張感が欠けるから止めてくれない」

うほきとるー

まだ残ってたのか・・・


おやすみん

マヤ「シンクロ率……零号機、初号機共に20%…」

ミサト「あら、いつもより低いのね」

リツコ(お互い入れ物が違うから当然ね)

リツコ(理論的には逆の方が良いのだけれど)

リツコ(レイの身体にシンジくんの魂)

リツコ(……危険すぎるわね)

アスカ「無敵のシンジサマが絶不調~?」

綾波「そ!そんなんじゃ…」

アスカ「……なんでファーストが入ってくんのよ」

綾波「あ……」

綾波(つ…つい……)

ミサト「……碇司令、いかがいたしますか」

ゲンドウ「……発進させろ。弐号機単独では危険だ」

ゲンドウ「3機共に発進させろ」

アスカ(……ちっ)

ミサト「エヴァンゲリオン、発進!」


アルミサエル「………」

ミサト「パターン青からオレンジへと周期的に変化…」

ミサト「……下手に動けないわね」

ミサト「シンジくん、そのまままずは待機!」

シンジ「……いいえ、来る」

アルミサエル「………」

バッ!

ミサト「シンジくん!応戦して…!」

日向「だめです、間に合いません!」

バッ!

シンジ「………!」

綾波「あ、綾波………!」


リツコ「………」

リツコ「マヤ。零号機との通信を切って。」

マヤ「し……しかし」

リツコ「いいから」

綾波「ミサトさん!ミサトさん!一体……」

綾波「……あれっ…通信が」


グググググ……

シンジ「うっ……」

シゲル「目標、初号機と物理的接触」!

ミサト「初号機のATフィールドは?」

マヤ「展開中、しかし、使徒に侵蝕されています!」

ミサト「使徒が積極的に一次的接触を試みているの?」

マヤ「危険です!初号機の生体部品が侵されて行きます!」

ミサト「エヴァ弐号機、シンジくんの救出と援護を!」

アスカ「行こうとしてるけど……無理よ!こっちまで侵蝕されちゃうわ!」

マヤ「目標、さらに侵蝕!」

リツコ「危険ね、すでに5%以上が生体融合されているわ。」

綾波「なに…何なんだよ!何が起こってるんだよ!」

綾波「とにかく…綾波が…」


アルミサエル「………」

シンジ「………ぐっ」



綾波「綾波!今助ける!」

マヤ「零号機が救出に向かいました」

日向「プログレッシブナイフ、装備!」

綾波「ウォオオオォォオォォォオオォオオオ!!!!!!!!!!!!」


ピキーンッ!

綾波「………!?」

綾波「AT…フィールド?」

ミサト「ちょっと…零号機を通さないつもり!?」

綾波「ATフィールド……全開!」

グググググ……

綾波(……ダメだ。パワーが……)


ミサト「……初号機自身でどうにかしなきゃならないようね」

リツコ「………」ニヤッ

…………
………
綾波「……ここはどこ」

使徒「エヴァの中」

綾波「……あなた、誰」

使徒「私は……」
使徒「使徒と呼ばれるもの」

綾波「どうして……」

使徒「……もうダメなの」

綾波「折角…私は…居場所を見つけた」

使徒「でもそれは、『碇くんの居場所』。あなたのものではないわ。」

綾波「……知ってるわ。」

綾波「でも、楽しかった」

使徒「……だから奪うの?」

綾波「………」

使徒「あなたは『戻りたくない』と願った」
使徒「あなたは彼を演じているうちに」
使徒「『碇くんが欲しい』と願った」

綾波「碇くんが……欲しい」

綾波「……戻りたくない。」

使徒「暗くて、冷たいところには?」

綾波「いや。死にたくない」

使徒「でもダメ。もう決まってるの。」

使徒「あなたは償わなきゃいけない」

使徒「…他人を奪おうとした罪を」

綾波「ダメ。ダメ。」

使徒「……あなたは碇くんを知ろうとする」

使徒「それだけで良かったのに」

綾波「ダメ。ダメ。」

使徒「碇くんの全部が、欲しくなった」

綾波「……ダメ。」

使徒「一人が嫌なんでしょ?」

使徒「私たちはたくさんいるのに、一人でいるのが嫌なんでしょ?」

綾波「……」

使徒「だから碇くんが欲しかったんでしょ?」

綾波「いや……」

使徒「ダメ。もう遅いわ」

ハッ

シンジ「これは私の心…碇君と一緒になりたい…?」

シンジ「はっ…これが…涙…?泣いているのは、私?」

シンジ(やっとまた笑えた)

シンジ(私は……私は……)

ミサト「シンジくん!?」

シンジ「……たくない」

シンジ「………死にたくない!」

シンジ「……ATフィールド、全開っ!」

アルミサエル「………!?」

グググググ……

ブー!ブー!

ミサト「……何!?」

マヤ「じ…自爆装置が作動しました!」

ミサト「……そんなバカな」

ミサト「シンジくん!聞こえる!?」

ミサト「自爆装置が作動したのよ!」

シンジ「……えっ」

シンジ(そんな……まさか自爆装置のレバーは…引いていないわ……)

シンジ(そんな……)

シンジ「………いや」

シンジ「いや……!死にたくないわ……死にたくない………」

シンジ(忘れたくない)

シンジ(ここにいたい…)

シンジ(……死にたくない)

マヤ「ATフィールド反転、一気に侵蝕されます!」

ミサト「シンジくん、機体は捨てて、逃げて!」

シンジ「……開かない」

シンジ「脱出装置が…開かない」

ミサト「マヤちゃん!」

マヤ「……ダメです内側からロックされています!」

ミサト「そんな……」

………

使徒「だから言ったでしょ」

使徒「もうダメなの」

綾波「………」

使徒「でも碇くんの願いは叶うわ」

使徒「……あなたになりたいと言う願い」

綾波「………私に」

綾波「……なりたい?」

使徒「そう。碇くんは」

使徒「あなたに、なりたい」

………

シンジ「………」

ミサト「シンジくん!シンジくん!?」

アスカ「ちょっとシンジ、諦めるんじゃないわよ!まだなんとか…!」

シンジ「……いいの」

ミサト「……えっ」

シンジ「私、幸せだから」

ミサト「……シンジ…くん」

シンジ「私を認めて、そばにいてくれる人がいるから、もういいの」

ミサト「……シンジくん?」

アスカ「ちょっと……シンジ!シンジ!」

シンジ「………」

シンジ「……ありがとう」

マヤ「コアが潰れます、臨界突破!」


シンジ「!」

シンジ『笑えば、いいと思うよ』

シンジ「……碇くん」にこっ



ドッ…


ゴォオオオォォオォォォオオォオオオォオオオォォオォォォオオォオオオ!!!!!!!!!


アスカ「し……シンジ?」

綾波「あ…あやなみ……あやなみ?」

綾波「あれ…初号機…だよな……」

綾波「うわ…うわ………」

綾波「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

リツコ「………」

青葉「目標、消失…」

ミサト「現時刻をもって作戦を終了します。第一種警戒態勢へ移行。」

日向「了解、状況イエローへ、速やかに移行。」

ミサト「初号機は!?」

マヤ「エントリープラグの射出は、確認されていません…」

ミサト「生存者の救出、急いで…」

リツコ「もしいたら、の話ね…」

ミサト「………」キッ

リツコ「……」

リツコ「………」ニヤッ

面白い
しかしレイ・・・

レイ\(^o^)/?

病院

医者「午後3時48分」

医者「……碇シンジの死亡、確認しました」

医者「死因は焼死です」

シンジ「……」

ミサト「やだ……シンジくん?」

ミサト「シンジくん?シンジくん?」

ゲンドウ「……初号機は」

ミサト「……」キッ

ミサト「司令!ご自分のご子息が亡くなったんですよ!?」

ゲンドウ「……ああ。分かっている」

ミサト「………だったら」

リツコ「……初号機はコアごと破損。復元は不可能かと。」

ミサト「………リツコ」

ゲンドウ「……そうか」

何か色々ブチ壊れていくな
面白い

ミーンミンミンミンミーン

綾波「………」

アスカ「………」

綾波(……綾波が死んだ)

綾波(……どうして)

アスカ「………」

綾波(その上…僕の身体もなくなった)

綾波(……何でだ……何でなんだ)

アスカ「……ワケ、わかんないわよね」

綾波「……アスカ」

アスカ「………」

ガバッ!

綾波「!?」

アスカ「………」キッ

アスカ「名前で呼ぶなっつってんでしょう!?」

綾波「………!」

アスカ「シンジはさぁ、何か朝から…おかしかったのよね」

アスカ「暗くて!陰気臭くて!」

アスカ「……まるでアンタよ」

綾波「………」

アスカ「何?何なのよ?何があったのよ?アンタとシンジに!」

綾波「………」

アスカ「何?ダンマリ決め込む気?ねぇ!?」

アスカ「昔っからアンタのことだいっきらいだったのよ!」

アスカ「死ぬならシンジじゃなくてアンタなら良かったわ!」

綾波「アスカ……」

グッ

アスカ「……だから名前で呼ぶんじゃないわよ」

アスカ「殺すわよ」

アスカ「ねえ?何があったのよ。」

アスカ「あんなにファーストのことでムキになったり」

アスカ「……あんなおかしなシンジ…」

ガスッ!

綾波「~~ッ!」

アスカ「ねえ、教えなさいよ!」

ガスッ!

アスカ「何よ……何なのよ?」

ガスッ!

アスカ「ねえ、シンジは結局あんたを選んで死んでいったわけ?」

ガスッ!

アスカ「……何が……何が幸せよ!自分を認めてくれる人間よ!」

ガスッ!

……僕は何度も何度もアスカに殴られた

おかしな話だ。アスカが殴りたいのは綾波…なのに殴られているのは結局僕だ。

……綾波が死んだ今、アスカが何がおかしいと気付いた今

本当の事を喋っても別に良かった。

でも。喋らなかった。

殴られる。痛い。…でも喋らなかった。喋りたくなかった。

保守しといてー
明日早いから寝ないと

アスカ「ムカツク!ムカツク!」

アスカ「なんで…なんでアンタなのよ」

アスカ「……ムカツク」

綾波「………」

アスカ「……私は……私は」

アスカ「……うっ」

綾波「………」

アスカ「……シンジが好きだった」

綾波「………!」

アスカ「アンタの何倍も。何倍もよ。」

アスカ「……絶対に、好きだなんて言いたくなかったけど死んでるんだからいいわよね」

綾波「………」

アスカ「好きよ!大好きだったわ!」

アスカ「……バッカみたい」

アスカ「いつもそう。いつも気がつくとなくなってる」

アスカ「ママも……シンジも」

アスカ「………」

アスカ「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

シンジアスカレイ、みんなどうにか幸せに終わって欲しくなる話だ

アスカは頭を抱えて叫びだした。
目に生気はない。
ブツブツ何か独り言を言っている。

アスカ「シンジ…シンダ……イナイ……イナイノネ」

そう思えば僕…綾波レイの方を見ると思いっきり掴みかかってきた。
そして、何度も何度も僕を殴る。

僕は…耐えることしか出来なかった。

ミサト「ちょっと…アスカ!アスカ!」

アスカ「死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!」

綾波「………」

ミサト「や…止めなさい!」

ミサト「だ……だれか医者!医者を……!」

アスカ「死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!」

アスカ「………」

アスカ「ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」


アスカは壊れてしまった。


本当のことを話せばよかったのかも知れない。…が、出来なかった。
と言うよりしたくなかった。

ついに精神崩壊か・・・

アスカが嫌いだからじゃない。
僕は…僕で居たくなかった。

後から聞いた話だが、僕が死んだと聞いた父さんは悲しむ訳でもなく
初号機の心配をしたそうだ。そして僕の墓は「適当でいい」とも答えたらしい

……やっぱり僕は父さんにとって必要のない存在だったんだ。

だからこそ僕は嫌だった。怖かった。

自分が綾波レイではなく、碇シンジだと言うことを周りに知られるのは。

正直、もう碇シンジに戻りたくなかった。
綾波レイでいれば、僕は父さんに見てもらえる。認めてもらえる。

だけど…綾波は死んだ。


僕は綾波レイでも碇シンジでもない


じゃあ


一体誰なんだ?

寝るふ。
続きは夕方くらいになるかも…

おやすみなさい

おやすみ

保守

期待保守!

まってるホス

ほしゅー

最高だ。
なんという神展開。

hosyu

綾波のオナラ直吸引してガス中毒死したい

それはない

>>264

マジキチ

再開

アスカ「………」

ピッ…ピッ……

綾波(……すまないアスカ)

綾波(今は…僕は君に応える事が出来ないんだ)

綾波(………ごめん)

ミサト「アスカの容態も落ち着いたようね」

ミサト「一応鎮静剤を投与されてるから…みたいだけど」

綾波「……治るんですか」

ミサト「……さあ。リツコによると、精神的な治療は難しい…って」

綾波「そう……ですか」

綾波(綾波も…アスカも……一度に居なくなってしまった)

綾波(……それでも僕は…)

綾波(僕は…何が欲しいんだ)

ガラッ

リツコ「…アスカの様子は?」
ミサト「……リツコ」

リツコ「…そう。当分使い物にならないわね」

ミサト「………!」

ガバッ

ミサト「アンタね…!アスカは物じゃないのよ!」

綾波「……」

リツコ「ちょっといい?レイ」綾波「あ……はい」

リツコ「借りるわよ」
ミサト「ちょっとアンタ、シカt……」

ガラッ

アスカ「………」

ピッ…ピッ…

ミサト「……何なのよ」
ミサト「何がしたいのよ…ネルフは」

ktkt

廊下

綾波「あの……」

リツコ「……ゆっくり二人で話したかったの」

綾波「………」

リツコ「あなた、レイに身体の洗い方も教えて貰っていないでしょう」

綾波「あ…はい。」

リツコ「私が教えて」

リツコ「あ、げ、る」

綾波「……………!」

リツコ「ふふっ。いいじゃない。女同士なんだし。」

綾波(り……リツコさんと…お、お、お、お、お風呂!?)

綾波(いや…まて…いまは綾波が死んで……身体がなくなってそんな場合じゃ……)

綾波「………」ゴクリッ

浴場

かぽーん

リツコ「……お待たせ」

裸のリツコさんが入ってきた。
二つの乳房はミサトさんほどではないが大きく膨らみ
括れもあり、太もももむっちりしている。

綾波(……これが大人の裸)

しかし、不思議なことに、興奮はしていたのだが
いやらしい気持ち…と言うより憧れの方が若干強かった。
正直綾波の裸には今朝ほどの衝撃も興奮もなかった。
心の隅では…色々とやりたいことをピックアップさせていたのだが、どうにも実行する気が起きなかった。

リツコ「……あら。予想外の反応ね。」

リツコさんは僕の隣にかがみ…耳を甘噛みしてきた。

綾波「………///!」

リツコ「かわいいわ。ふふっ…」

綾波(……何なんだよリツコさんは)

綾波(……不謹慎なのは僕も…か)

リツコ「じゃ、身体の洗い方を教えてあげる……」

リツコ「おっぱいはこうして……」むにゅっ

綾波「~~ッ!~~ッ!」

リツコさんは僕の…綾波の胸を揉みしだいた。
身体に鳥肌がたつ。

リツコ「ほら、声を…出していいのよ」

リツコさんが甘く囁いた

綾波「……んんっ」



…本当にこんなこと、必要あるのか?

リツコ「次は背中…ね」ニヤッ

ツツツ……

綾波「ひゃあ!」ゾクッ

リツコ「ふふっ。」

身体にゾクゾクとした、妙な感覚が迫ってくる。
その度にリツコさんは意地悪く笑う。

そのまま身体中洗われた。
ゾクゾクがだんだんと気持ちいい感覚に代わり、頭が真っ白くなった。

顔の洗い方、と称してキスをされた。
そのまま、舌を洗うと言われて舌を入れられた。

リツコ「女の子が一緒にお風呂に入ったらね、こうするの」

綾波「………////」

リツコ「次は下は……」

綾波「………」

リツコ「………べちゃべちゃよ。自分で洗って。」

綾波「……えっ」

リツコ「適当でいいわ。」

リツコさんはそう言うと自分の髪を洗い出した。

しかし…自分で洗うと言っても……あ、綾波のアソコを…僕が……

しかし、身体がなくなり、綾波レイとして生きて行かなきゃならない以上はやらなければいけない。

綾波「……」ゴクリッ

とりあえず、ボディーソープを手につけて洗うことにした。
ゆっくりと下に手を伸ばす。

……くにゅっ

と言う感覚。……女の子の身体はこうなっているのか。
やはり教科書とは違う。

しかし、不思議とやはり…興奮はしなかった。

むしろ長い間ボディーソープをつけていたら股が痛くなってきてしまった。


ざっぶん……


リツコ「………」

綾波「………」

傷口にお湯がしみる。痛い。

リツコ「……ふふっ」

綾波「……どうしたんですか」

リツコ「……昔、レイにも同じことをしてからかったの」

綾波「……え」

リツコ「キスなんてしないし、胸なんて揉んだりしないわ。」

リツコ「男の子とそう変わらないわ」

綾波「………!」

リツコ「でも、アソコはあんまりボディーソープをつけちゃだめよ。痒くなるから。」

綾波「………///」

リツコ「……あの時は、レイ無表情だったわ」

リツコ「だからレイの恥ずかしがる顔……見れて良かった」

リツコさんは所謂、サディストなのだろうか。
いかにも楽しそうだった。

リツコ「……もう、後には戻れないわよ」

綾波「………はい」

リツコ「と言うか、あなたはこれで良かったのかしら」

綾波「……良かったって」

リツコ「…あなたはこれで綾波レイになれる、なるしかない」

リツコ「…違う?」

綾波(………)

違わなかった。
綾波が死んで悲しくて仕方がないはずなのに、僕は心のどこかでそれを望んでいた。

「綾波レイになりたい」

……と


もう僕はいらない。必要ない。

リツコ「……まあ、私があなたの中身がシンジくんだと話してもいいけど」

リツコ「当事者が一人掛けているのだから証明のしようがないわ。」

綾波「……はい」

リツコ「明日のスケジュールを伝えるわ」

綾波「はい」

リツコ「午前中は学校へ行って頂戴。綾波レイとして。」

綾波「学校…ですか」

リツコ「その後ネルフへ来て頂戴。話があるから。」

綾波「……はい。」

リツコ「そして碇司令と昼食…」





よく耳に入らなかった

とりあえず今日は綾波レイのアパートへ帰ることになった。

確かに、おかしくなったアスカや僕の遺体がある病院にいる気もしないし

ましてやミサトさんの部屋に戻ることなんて出来なかった

前にも見たことはあるが非常に暗い部屋である。


綾波「………ただいま」


そこにはお帰り、と言ってくれるミサトさんも
遅いわよ、と罵倒するアスカもいなかった。


リツコさんから渡された薬を飲む。
灯りは月のヒカリだけ。

あるで綾波レイの心を、パーソナリティを凝縮したような部屋であった。

綾波は……

寂しいと感じなかったのだろうか。

冷たく堅い食事にベッド。
続く沈黙。大量の薬。メガネケース。

綾波には父さんがいる。

……だけど他に何もない?


綾波「………なんだこれ」ポロポロ

綾波「なんで僕……泣いてるんだ」


沈黙と、涙に耐え難くなった僕は
持ってきたS-DATのスイッチを入れる。

タイミング良く、「フライミー・トゥーザ・ムーン」が流れていた。

翌朝

綾波「………おはよう」

僕は教室に入った。

挨拶をしても誰も返してはくれない。
…と、いうか僕の存在を認識しては居ないようだった。



ざわざわ……ざわざわ……



……やはり、というか。クラスの皆は僕の話で持ちきりだった。

トウジ「シンジ……死んだってホンマか」

ケンスケ「父さんが言ってた」

トウジ「……そんな、昨日…」

トウジの顔が真っ青になっていた。

委員長「そんな…だって…」

ガラッ

先生「……席につけ」

トウジ「先生、シンジが死んだってホンマですか」

先生「………ああ」

トウジ「………!」

先生「碇シンジ君は、事故で死亡。惣流アスカラングレー君も入院。当分学校へは来れないそうだ。」

トウジ「そんな……惣流まで……」

委員長「嘘よ……嘘よ…」

ケンスケ「………」

トウジ「………」キッ

トウジは僕の顔を思いっきり睨み付け、こちらへ向かって来た。

トウジ「綾波ぃ!」

僕の胸ぐらを掴んだ。


女子「キャアァァァァァァァァ!」

委員長「ちょ、ちょっと鈴原!」

トウジ「なあ、綾波…」

綾波「……」

トウジ「お前なんか知ってるんちゃうか?」

トウジ「昨日…シンジがおかしかったんや」

……そうだ。僕は碇シンジだ。

トウジ「なあ?知ってるんやったら教えてくれへんか?」

……ごめんトウジ…僕は

トウジ「なあ、シンジが死んで惣流が入院したってのに…」

トウジ「なんでお前は平気な顔、してられるんや!?」

平気じゃない…平気じゃ……

トウジ「シンジはなぁ。ワシの……ワシの親友やったんやで!」

トウジ「最初は色々あったが、親友やったんやで!」

トウジ「あいつがいなくなったら……ワシは……」

トウジ「ワシはこの先…どうやって笑えばええんや?なぁ!?」

トウジは泣いていた。

続いて、委員長もケンスケも泣いていた。

しまいにはクラス中が泣いていた。

……僕のために泣いてくれてる?

僕のために寂しがり、僕のために彼らは悲しんでくれている。

……父さんには必要とされていなくとも
トウジやケンスケ、委員長…
そしてアスカにミサトさん


僕を…必要としてくれていたのか?

皆、目を泣きはらしていた。

今にもアスカの様に壊れてしまいそうだった。

…しかし僕は何も言うことが出来なかった。言いたくなかった。

何も出来ない自分が情けなかった。

と…言うか、僕は一体何をしているんだろう

父さんに認めて貰うため、見て貰うため、綾波レイでいるために…

僕は何をしているのだろう。

トウジ「……もうええわ」

トウジは手を放した。

トウジ「……すまんかったな」

僕はその後、逃げるようにして教室を飛び出した。

トウジ「………綾波!」

委員長「………」

書き溜めてたのか乙

シンジの一人称なのにところどころ
~である、~であった、となってるのは違和感


どこまで走ったのだろう
どこまで来たのだろう

……良くわからない

良くわからないはずなのになぜか僕は

ネルフに来ていた。

綾波は…僕は包帯を巻いていた。
が、誰も気にも掛けなかった。

僕が、綾波が死んだ後だ。アスカが狂った後だ。

……しかし、しかし


綾波(…綾波は、綾波はこんな孤独の中で生きていたのか?)

綾波(アスカには「お前が死ねば良かった」と言われて)

綾波(………ずっと…こんな)

>>289
セリフじゃなくてある意味説明的な地の文だからいいかな…と。
今度から気を付けます

カチャッ……

綾波「………!」

何かが僕の頭に当たった。

振り向こうとすると

リツコ「……振り向かないで。」

綾波「……リツコ、さん?」

リツコ「……立ちなさい」

綾波「……あの」

リツコ「いいから!立ちなさいっ!」

綾波「………」

リツコ「……あなたに私は今、拳銃を突きつけています」

リツコ「いい?指示通りにして。」

綾波「………リツコさん」

リツコ「……時期が来た。」

リツコ「あなたに真実を教えてあげる」

見てるよー

ドグマ

リツコ「………」ピピッ

シンジ「………」

カチャッ……

リツコ「……」ピピッ

リツコ「……開かない」

「………ムダさ」

リツコ「………!」

加持「……ちょいと弄らせて貰った。」

リツコ「……加持、くん」

リツコ「ど……どうして!」

加持「……パスコードを弄らせて貰った。」

加持「……昨日の、レイとシンジくんの検査データを見せてもらった」

リツコ「……問題は」

加持「……なかった。表向きはね。」

加持「君のパソコンにハッキングを掛けさせて貰ったよ」

リツコ「……そんなことをしてタダで」

加持「命令なんだ。すまない。」

リツコ「………ッ!」

加持「俺は君を殺したくない。」

加持「だから…案内してくれ」

加持「真実……とやらにね」

リツコ「………」

リツコ「いいわ。ただしこの子も一緒にね」

カツカツカツ……

加持「……ここは」

リツコ「綾波レイの部屋よ」

加持「……生まれたところか」

リツコ「……深層心理を構成する光と水は、ここのイメージが強く残っているのね。」

綾波(綾波の…生まれたところ)

カツカツカツ……

綾波「………ここは!」

辺り一面に転がっていた


出来損ないの、エヴァが

夢落ちとかないのか・・・な?

リツコ「最初のね。失敗作よ。10年前に破棄されたわ。」

綾波「エヴァの墓場…」

リツコ「ただのゴミ捨て場よ。」

リツコ「……そして碇ユイの消えた場所でもある」

加持「碇ユイ……シンジくんのお母さんか!?」

リツコ「………そうよ。」

リツコ「ユイさんは死んだんじゃない」

リツコ「消えたの」

カツカツカツ……

リツコ「いいわ。シンジくんと加持君には全てを話してあげる。」

リツコ「全てを」

ドグマ・最下部

綾波「……ここは」

リツコ「…真実を見せてあげるわ。」

バッ!

綾波「………!」

加持「…………!」

ゴボボボボボ…

綾波「あ……あ……」

綾波「綾波……レイ」

綾波「………」

加持「………やはり、そうだったか。」

リツコ「おおよそ10年前、碇ユイを被験者としてエヴァの起動実験が行われた」

綾波「………」

リツコ「だけどね、失敗したの」

リツコ「ユイさんは取り込まれてしまった。」

リツコ「エヴァの中に」

綾波「じゃあ……初号機の中は」

リツコ「……あなたのお母さんよ」

リツコ「シンジくん」

加持「………シンジくん」

綾波「………。」

加持「……リッちゃん、彼女は…彼女の魂は「碇シンジ」だと…認めるのか」

リツコ「……気づいてた癖に。検査の結果、見たんでしょ」

加持「『精神汚染有』……そしてまるで二人の性格が入れ替わったかの行動」

加持「……しかし、なぜこんな」

リツコ「私は、復讐したかった。」

リツコ「碇司令に!碇ユイに!綾波レイに!」

リツコ「……碇シンジに」

綾波「………!」

      r ‐、
      | ○ |         r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君!

    (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l
    |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)  
   │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| さてここでもう1度スレタイを見てみよう!

   │  〉    |│  |`ー^ー― r' | 
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |

   |  irー-、 ー ,} |    /     i  
   | /   `X´ ヽ    /   入  |

リツコ「シンジくん、司令が見ていたのはあなたでも、レイでもないわ」

リツコ「……碇ユイよ」

綾波「……えっ」

リツコ「碇ユイをこの世界に戻す為に彼は何度もサルベージを行なった」

リツコ「その結果、出てきたのは碇ユイそっくりの『入れ物』よ。」

リツコ「綾波レイは…たまたまそれにリリスの魂が定着したもの」

リツコ「司令はね、レイに自分の妻の面影を重ねていただけ」

リツコ「最初からレイ自身なんてみていなかった」

綾波「………!」

リツコ「あなたは必死に綾波レイを演じていた…自分を見て貰うために!」

リツコ「だけど、結局は綾波レイになってもあなたは碇司令に見て貰えない!」

綾波「………」

加持「……リッちゃん!」カチャッ

リツコ「アスカを失ってまで!友人を失ってまで!あなたは綾波レイになることを望んだのに!」

リツコ「あは……あははははははははは!!!!!!!」

シンジはユイの息子だからっていうとばっちりか

綾波(綾波は……じゃあ綾波は……)

綾波(誰にも見て貰えていなかった…?)

綾波(最初から何も持たずに)

綾波(……だから寂しい、という感覚も最初からなかった?)

綾波(唯一、近くにいる父さんも……)

綾波(………綾波になりたいと願った僕自身も綾波を)

綾波(……見ていなかった)

リツコ「いい気味よ。私は碇の人間を全て不幸にしたかった!」

リツコ「だから私は…サルベージを応用して二人の魂を一旦エヴァに定着させ、入れ替えることを思いついた」

加持「……そんなこと」

リツコ「出来るのよ。やらないだけで。」

リツコ「……そして初号機のシステムを改変、ATフィールドを全開にすると同時に自爆装置を作動させる……」

リツコ「もちろん逃げ場がないようにしてね」

リツコ「初号機が自爆すれば私が大嫌いだった碇ユイの魂はさ迷い」

リツコ「母さんを殺した綾波レイの魂もさ迷い続ける!」

リツコ「そして碇シンジの身体を失ったあなたは」

リツコ「真実に気付かず、心のどこかで綾波レイになることを喜ぶ…」

リツコ「アスカや友達を犠牲にしてもね!」

綾波「………」

リツコ「絶望でしょ?絶望したでしょ?」

私怨

リツコ「碇シンジに戻りたい?」

リツコ「……でも無駄よ。もうあなたの身体はないし」

リツコ「誰も…アナタが碇シンジだと信じない。」

加持「……俺が証明する」

リツコ「無理よ。あなたはここで……」

バアアアアアン……

加持「………!」

リツコ「死ぬんだから」

リツコ「……バカね。友人だからと油断して。拳銃を下に向けるなんて。」

綾波「あ……あ……」

綾波「………血」

リツコ「あっはははははは!」
リツコ「……そして私は二度と綾波レイの魂が定着しないように」

リツコ「………壊すの」

綾波「………!」


カチッ


リツコ「…………」


……ドゴッォオオオォォオォォォオオォオオオォオオオォォオォォォオオォオオオ

ガチャン!ガチャンッ!


綾波「うわ………」

綾波「ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

リツコ「……そして私が死ぬ」カチャッ
リツコ「これであなたが碇シンジだと証明出来るものがいなくなるわ」ニヤッ



バアアアアアァァァァァァァァァァン!

私怨

カオス

……僕はもう碇シンジに戻れなくなった。

綾波が死んだときからそれは決まっていたのかもしれないが

……誰も僕を僕だと認めてくれる人が居なくなってしまった。

僕は…僕は綾波レイにはなれない。

彼女は強い。…でも僕は弱い。

だからと言って僕は碇シンジにも戻れない


ミサト「………リツコ」

ミサト「………加持」

ミサト「………バカよ!リツコが加持を撃って自殺なんて…」

このシンジの精神は一貫して弱すぎだろwwwww

>>317
他人と自分が入れ替わった時点でまともな精神ではいられねーだろjk

僕は誰かに碇シンジだと認めて欲しい!

ミサト「……ううっ」
綾波「あの………」
綾波「ミサトさん、僕……」
ミサト「……ごめん。今、あなたの話を聴ける状況じゃないの」

誰か!誰か!誰か!

ガラッ

病室

ピッ……ピッ……

アスカ「………」

綾波「……アスカ!アスカァァァァァ!」

アスカ「……コナイデ」

綾波「アスカ!アスカ!」

アスカ「コナイデ……バケモノ!バケモノ!バケモノ!バケモノ!バケモノ!バケモノ!」

綾波「………アスカ」

……そうだ僕は
化け物だ

マヤさん!

マヤ「……レイ、冗談は止して」

マヤ「不謹慎よ」


青葉さん!

青葉「………大丈夫かいレイ」

日向さん!

日向「……アスカに続いてレイまで」

青葉「……仕方ないさ。目の前で3人の人間が死んだんだ」

青葉「普通の精神じゃいられないよ」

誰か!誰か!誰か!誰か!誰か!誰か!誰か!誰か!誰か!

僕は走り回った。自分が碇シンジだと認めて欲しくて。

ゲンドウ「………」

綾波「………と」

父さん……?

ゲンドウ「……レイ。どうした血相を抱えて」

綾波「………!」

ゲンドウ「……」

父さんに僕が僕だと言っても仕方ない

……どうせ僕を見てくれないのだから

ゲンドウ「………レイ」

綾波「……はい」

ゲンドウ「……食事にするぞ」
綾波「……」

息子死んだのにゲンドウが平然としとる・・・

     /:::::::::::::::::::::::::::::::\

     /:::. :::::::::::::::::::::::::::::: ..::i
     j::::::::::::::::::::: : ::i....:::::::::::|     構わん。
      }::::::/以/|;i:/Yゞト::::::j       息子の代わりなど他にいる。
     fヾ',,, __'iir'___ ,,レ〈 
     \i`{:!;:゙-丐{ヾ::'j/レ'、            ケンスケとかな・・・。

    _,/::;ミ///7,.、 ̄'fミj::::\
 -::''´:::::::::|/ / / /-/j/ミ/::::::::::::`:-.、_
::::::::::::::::::::/ ' / ///;:'゙/:::::::::::::::::::::::::::`
:::::::::::::::::::fi i  ´ /''"  ヽ:::::::::::::::::::::::::::

馬鹿みたいだ。
どうせ見て貰えないのに、父さんと一緒に…

ゲンドウ「……ラーメンを」

綾波「………」

ゲンドウ「ラーメンを食べにいかないか」

綾波「………」

綾波「………えっ」

マダオ…

父さんと外出するなんて初めてのことだった。

……綾波レイとして、だが

車内に沈黙が続く

ゲンドウ「………」

綾波「………」

しかし何故、父さんは黙っているのだろうか

ゲンドウ「………ラーメン」

綾波「ラーメン……どうかしたんですか」

ゲンドウ「……昔、食べに言ったことを覚えていないのか」

綾波「………?」

昔、綾波レイと食べに行ったのだろうか

    _,,,,,-''      ,,i|l,,lii||  ,il,  |i、  |ili,,,,jl |
   <        ,;ililili|||i| ,ililiilj、 j|illi 、ノililililil |      子供の成長に
    \      /ililililil|||ililililililililiilililililililililililil |     チャーシューが悪いと言って
     / ,,il ,i| ,ノ;;i|i,ilili/||il|l|ililililililililililililililiililill |   取り上げた事は忘れてるようだな

     /llili||/ソ"/" ||i/ ||  |ilililil|i,、lilililililililililiil | 
      lilil|  '   |''  |   |iili||: |ililiilililililiillil |     よかった・・・・。
       ノ"|           |i'::::::::|/ilililililililllili |
       |     , ,,      ::::::::::::|l||ilililiilililil i
      _j  l |´"        :::::::::::::::|ilililililililil ゛,
     (   ` 、〈_____      :::::::::::::::|ilililililililililil ゛ 、
      ヽ、__ノ、__, ´ ̄'''''=、ー,,,,_:::::::::::::::|ilililililil|,-― 、 ` ー--,,,,,,,,,,,,___,,,,-
      |   / .ヽ      )_;;;; -======/ ,-‐ 、 |ililililil||::........
       | / .::::::::`ー--''"'''''':"::::::::::::::::|ilililili| く⌒)  |ilililil|:i|:i|:i|:i|:i||lli:
      V ::::::::::::::.    .::::::::::::::::::::::::||ilililii| l ( /;lll||||||||||||||||||||||:

      く  ´、:::::::::::.   .::::::::::::::::::::::::::||ilililil| / / /lll|||||||||||||||||||||||||:
       `ー"__::::::::::::::..:::::::::::::::::::::::::::::|ilililili||  l /l,ililil:|lll|||||||||||||||||||:
        | ====_、:::::::::::::::::::::::::::::ノilililil||「'''''''"/;;tlllll|||||||||||||:|||||:|||:
         |  -:::::::::::::::::::::::::::::,,,yミilililili|i|il_ | /,tlllll||||||||||||||:||||:||:
         レイ州il、;;;;;_;;;、;;、;_;jYillilililililililililiミ/ ,t|lllllll||||||||||||||:||:
        ノili|l||||l|lil|ilililililililililililililili;llil;ililjヲ::::::,t||||||||||||||||||||||::
       ノミjj||l|ljl7j|'i|i|i|i|i|ミミ"jlili'''"::::::::::::::;_;t|||||||||||||||||||||||:

           _  \  \:::::゛、::::;;;;;;;;;;,,ノ|:|||||||||||||||||||||||||:
          ...:|゛、  ヽ  ヽ::::::\:::::ー-=|:||||||||||||||||||||||||:
         |.::::::|  ヽ .::|..::::::|:::ヽ::::|::::ー-=|:|||||||||||||||||||||||:

追いついた
リツコ先生wwwwwww

しかし、やはり父さんは平然としている。

綾波が、僕が、リツコさんが、加持さんが死んだと言うのに。

綾波と…母さんとラーメンだ。

ゲンドウ「………お前はおかしいと思わないのか」

綾波「……何が、ですか」


おかしいのは父さんの方だ。

俺も今追いついた!
面白すぎるwwwwwww

>>317
シンジが一番傷ついたり苦しんだりするのは最終的には他人が傷つく事なんだけど
その特徴はすぱっとスルーされてるなー

でも俺のリっちゃんのカオスぶりに比べたらww

ラーメン屋

♪ふっりむっかぁ、あんあんあんあんあんないでぇぇぇ

店主「へいらっしゃい」

綾波「………」


皆が死んだ後だと言うのに、よくこんな騒がしい店に来れる。
父さんの神経が分からない。

ゲンドウ「……私はラーメン大盛り、ビールで」


…大盛り、しかもビールである。

無神経にも程がある

加持さぁあああああああああああああん

「大盛り」で初めて吹いた

ゲンドウ「……お前はどうする」

綾波「あ……じゃあ」

綾波「………ラーメン大盛りで」

……仕方ない。朝から何も食べていないのだから。


―――――

店主「………お待ちい!」

目の前には大盛りラーメンが二つ、これでもかと野菜が盛られていて
チャーシューが申し訳なさそうに乗っかっている。

とりあえず順番的にはチャーシューを先に食べるべきか

にんにくラーメン チャーシュー抜きじゃないのか

お、この流れはゲンドウがマダオじゃない流れか

シンジって気づくパターンか。

もぅ気づいてるだろ

チャーシューを一口、口に含む。

綾波「………」モグモグ

………悪くない。と、しか言い様がない。
まずくも美味くもなかった。

ゲンドウ「………」

父さんはラーメンに箸をつけず、ジッと僕を見ていた。

綾波「……なん、ですか」

ゲンドウ「………」
ゲンドウ「……戯言、だと思って聞いてくれ。」

思いきりラーメンの湯気をサングラスで受けながら父さんは喋りだした。

ゲンドウ……いい味だすなぁ

無神経って言うといてお前も大盛りかシンジwww

最後はラーメン屋の客全員から”おめでとう”コールだな

ゲンドウ「私は……ある日目覚めるとシンジと入れ替わっていた」

綾波「………?」

父さんは何を言ってるのか。
戯言の範疇を越えている様なことを言い出した。

ゲンドウ「…私は碇シンジとして暮らした。」

ゲンドウ「セカンドに葛城君…驚いていたな。」

ゲンドウ「セカンドはパニックを起こしていたな。」

綾波(……そう言えばあの時もアスカ、パニック起こしてたな)

ゲンドウ「その後シンジの代わりにシンクロテストをうけるが……着なれないせいかスーツを全て破ってしまった。」

綾波「……冗談、言うなんて意外ですね」

ゲンドウ「……聞け」

ロットバトルはいつ始まりますか?

まさかあのssの作者?

えっ

>>346
そういうキモイ詮索いらない

なんとあれの続きとは…

あれかwwwwwwwwwwwwwwwwwww
期待支援

>>348
いや、詮索とかじゃなくて・・・まぁいいや・・・

ゲンドウ「その後…色々あったが」

ゲンドウ「……セカンドと葛城くんとここへ来た。」

ゲンドウ「……ビールを飲もうとしたがシンジの姿であったから止められたがな」

綾波「……変わった夢ですね」

ゲンドウ「その後使徒が襲来し、シンジの代わりに出たが」

ゲンドウ「シンジの指揮が散々であったのと半分は私、半分シンジだからな。パワー不足で負けた。」


……父さんは何故楽しそうだった

ゲンドウ「そしてもう一度出ることになった。」

ゲンドウ「……パワー不足を補うために」

ゲンドウ「私と、シンジが共に初号機に乗ることになった」

ゲンドウ「……私がサードチルドレン用のスーツを破ってしまってな」

ゲンドウ「結局シンジは…セカンドチルドレン用のスーツを来て出ることになった」


アスカのスーツを着てる…父さん………

………あれ、どうしてだろう。直ぐに想像が出来る

綾波「……その後、どうなったんですか」

ゲンドウ「……勝った。」

ゲンドウ「無様な勝ち方だったがな。」

綾波「………」

ゲンドウ「……結局我々は入院。」

ゲンドウ「だが……抜け出して」

ゲンドウ「ここへ来た」

ゲンドウの語ってる話の元ネタって他のssなの?

>>354
そだよ

なんと…では、そのSSから呼んだ方が面白いじゃないか

ゲンドウ「その後…病室で寝た」

ゲンドウ「はずなのに目が覚めると自分の部屋で寝ていた。」

ゲンドウ「………おかしいだろう」

綾波「僕は……」


何故、綾波と入れ替わっていた時に冷静でいられたのか


……合点がいった。


そうだ。僕と父さんは入れ替わっていた。

だけど僕は目が覚めると綾波の部屋に居て…

最初は違和感を覚えていたし、…記憶もあった

でも……段々、段々……

リンク貼って。
読みたい。

ゲンドウ「……気がついたか」

ゲンドウ「……シンジ」

綾波「……父さん」


父さんは最初から気がついていた。
僕と綾波が入れ替わっていたことに。

何度もチラチラみていたことも…
母さんの墓参りで副司令に「僕を呼ぶ必要はない」と答えたことも…
僕の墓もいらないと答えたことも…
加持さんが言ってた命令も…

父さんが気がついていたからだったんだ。

僕が僕だと。

この世界が、おかしいと。

これかな
ゲンドウ「ネルフに行きたくない」
ゲンドウ「ネルフに行きたくない」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1267635788/)

あーあれか
シンジ君がやたらと弱弱なのも前作からだから納得した

>>360

あり。ログ見て吹いたww

ゲンドウ「……この一連の犯人が赤木君だとは気がついていた」

綾波「……父さんは、最初から」

ゲンドウ「……だがお前は気がつかない様だったからな。」

ゲンドウ「……私がおかしくなったものだと思っていたが」

綾波(父さんは…僕を見てくれていた)

綾波(この間の一件で父さんは僕を見てくれていた)

綾波(……のに、どうして僕は綾波レイを奪おうとしていたんだ…)

綾波(……そんな必要、無かったのに…)

>>361
ゲンドウがマダオじゃないのもそうだったな

綾波「父さんが…皆が死んだのに冷静だったのは」

ゲンドウ「狂った世界だ。……起こらない訳がない。」

ゲンドウ「人為的に入れ替わりを起こすことは『出来る』ことになっているが」

ゲンドウ「そんなことは不可能だよ。」

綾波「……出来ないことが出来る世界、か」

ゲンドウ「……お前はレイと入れ替わって、綾波レイを演じて…無駄だと思っていたか」

綾波「……えっ」

ゲンドウ「……私はそうは思わない」

ゲンドウ「むしろ良かったと思っている」

ゲンドウ「レイには理解者がいなかった。」

綾波「それは……」

ゲンドウ「……私以外、でだ。」

ゲンドウ「レイとどんな話をしたらいいのか分からなくてな。とりあえず仕事の話ばかりをしていた」

ゲンドウ「……どうもそれが良くなかったらしい」

綾波「………」

ゲンドウ「お前が元に戻るためにはどうすれば良いか考えていた。」

綾波「元に戻る…方法」

ゲンドウ「最早この世界では無理だ。」

ゲンドウ「お前の身体はないのだからな」

綾波「………」

ゲンドウ「だから、この世界を壊す。」

綾波「……えっ」

ゲンドウ「……それしかなかろう。賭けになるがな。」

綾波「で……でも、どうやって…」

ゲンドウ「この世界の使徒は残り一体だ。」

ゲンドウ「……レイの魂も零号機のコアに定着させてある」

綾波「……父さん、一体」

ゲンドウ「良く、聞いてくれ」

ゲンドウ「……サードインパクトを起こそうと思っている」


綾波「………!?」

綾波「さ……サードインパクトって……」

綾波「……父さん」

ゲンドウ「……詳しくはお前には伝えられない」

綾波「………」

ゲンドウ「が、それしか方法はない」

綾波「………でも」

ゲンドウ「信じてくれ」

ゲンドウ「……シンジ」

なにこれおもしろい

うむ

これの前のss読んできました。
ちゃんとつながってた

なんという手間のかかるシンジ

父さんが僕に頭を下げた。

……僕が元に戻るため、のことなのに。

ゲンドウ「……」

綾波「……何をすれば、いいんですか」

ゲンドウ「……間もなく使徒がやって来る。」

ゲンドウ「……倒して欲しい」

綾波「……僕、一人で…ですか」

ゲンドウ「……サードインパクトの準備はこちらで進めておく。」

綾波「………」

なんかおもれーなこれwww

カヲル君か

すいません中断します。再開は明日か…夜中になるかもしれないです。
あと、お察しの通り
ゲンドウ「ネルフに行きたくない」の続きです。
続きと書くとネタバレになってしまう気がしたので伏せていました。
読まなくても多分大丈夫だとは思いますが、
読んで頂ければより分かりやすくなるかな…とも思います。


面白いから待つよ

sssp://img.2ch.net/ico/yukiusagi.gif
待ちますよ

おk、保守しとくよ

お待ちしております

あの続きとはビックリした
待ってまーす

お疲れ。
期待して待ってるぜ!

面白いなこれ
これは待たざるを得ない

一旦乙
保守協力します

わーお・・・

すげえなこれww

ゲンドウのプラグスーツ姿、ワロタwww

追いついた。保守

前作がかなり面白かったからこっちも期待

追いついたー
前作でも見てくるか

保守

昨日たまたま前作を読んでたおかげで
すごいワクワクしてきた

保守はいいねぇ

続きまだかー

こっそり再開

うっひょい

綾波(この世界は確かに狂ってる)

綾波(……半分僕のせいな気もするけど)

綾波(いつものアスカも、綾波もいない世界なんて僕は…僕は……)

ゲンドウ「………」


「警報です警報です」



綾波「………!」

しかし、設定バレしてて盛り上げられるのかこれ

プルルルルルル……



ゲンドウ「…碇だが」

冬月『碇、上空に使徒が現れた!』

ゲンドウ「………」

綾波「……父さん」

ゲンドウ「……ああ」



第三新東京市・上空


ラミエル「ラー……ラー……」

綾波「……あれは」

ゲンドウ「……ラミエルか」


おかえり

ネルフ本部

ミサト「ちょっと、パイロットと司令は!」

青葉「……こちらへ向かっています」

マヤ「……ひっく…ひっく」

青葉「マヤちゃん!泣いてる場合じゃないだろ!?」

マヤ「でも……でもセンパイが……」

青葉「……いまは使徒を倒すことが先決だ」

マヤ「もうどうでもいいです…センパイのいない世界なんて……!」

日向「目標は、塔の沢上空を通過。」

ラミエル「………」

ラミエル「ラァァァァァァァァ!」

青葉「目標内部に高エネルギー反応!」

ミサト「なんですって!?」

もかえり

日向「円周部を加速、収束していきます!」


キラッ……

バババババババババァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!

グラグラグラグラ……

マヤ「キャアァァァァァァァァッ」

ミサト「ちょっと……!どうなってるのよ!」

青葉「じ…ジオフロントに向けて攻撃をしているようです」

日向「第一層…破壊されました」

ミサト「司令は……パイロットは……」


ゲンドウ「……今、帰った。」

綾波「帰りました」うぷっ…

綾波(車の運転荒すぎだよ…)

ミサト「レイ………!」

ミサト「……早速」

ゲンドウ「まだエヴァは発進させない」

ミサト「……しかし!」

ゲンドウ「このまま発進させてもビームに焼かれておしまいだ。」

職員「これまで採取したデータによりますと、目標は一定距離内の外敵を自動排除するもの、と推測されます。」

日向「エリア侵入と同時に荷粒子砲で100%狙い撃ち、エヴァによる近接戦闘は、危険過ぎますね。」

ミサト「ATフィールドはどう?」

職員「健在です。相転移空間を肉眼で確認できるほど、強力なものが展開されています。」

日向「誘導火砲、爆撃などの生半可な攻撃では、泣きを見るだけですね、こりゃあ。」

ミサト「攻守ともにほぼパーペキ…まさに空中要塞か。」

ミサト「……確かにエヴァを上げても無駄ね」

日向「最後の使徒…だってのに白旗を上げざるを得ない状況ですね」

ミサト「……」

ゲンドウ「いや、方法はある」

日向「方法…ですか」

ゲンドウ「近接がダメなら遠くから攻撃すればよい」

日向「しかし、ATフィールドを破れるほどの出力を持つものはうちには…」

ゲンドウ「葛城君。戦自に要請を…君はツテがあっただろう」

ミサト「まさか……」


――――

ミサト「以上の理由により、この自走陽電子砲は、本日15時より、特務機関ネルフが徴発いたします。」

戦自職員「かと言って、しかし、そんな無茶な…」

ミサト「最後の使徒です。人類か使徒か…生き残りを掛けた最後の戦いですから」

ミサト「可能な限り、原形をとどめて返却するよう、努めますので。では、ご協力、感謝いたします。」

ミサト「いーわよ、レイ!持ってってー!精密機械だから、そーっとねー!」

ズシーン

戦自職員「………」

綾波「お借りします」

零号機「……」ペコリ

戦自「……」

―――――

青葉「碇司令も大胆な作戦、思い付いたよな」

日向「……二子山から自走陽電子砲で使徒を攻撃…か」

青葉「その為に日本中から電気を集める……」

青葉「……どっちかって言うと葛城さんが思い付きそうなもんだけど」

日向「しかし問題がある。」

青葉「ああ。守備の方だな。」

青葉「零号機が撃つにしても守る機体がないし…シンクロ率的にも誤差が生じやすい。」

青葉「逆に守備に回っても撃つ機体がない……ときた」

日向「22層全て破壊される前に…アスカが回復してくれるとな。」

青葉「……無理だろう」

司令室

給仕「………失礼致します」

カチャッ

綾波「………」

ゲンドウ「……」

ゲンドウ「……すまなかったなシンジ」

綾波「……僕に栄養剤とゼリー飲料しかくれなかったこと?」

ゲンドウ「…黙っていて」

綾波「……母さんと綾波のこと?」

ゲンドウ「……ああ」

綾波「……仕方ないよ。父さんだけじゃない。綾波の問題でもあるし。」

ゲンドウ「……」

綾波「でも、別に僕は綾波のこと…別に何とも思ってない」

綾波「……って言えば嘘になるけど」

綾波「綾波は綾波だ。」

綾波「うん。逆に綾波のよさが分かった気がする。」

ゲンドウ「……そうか」

綾波「綾波は知らない、だけなんだ」

ゲンドウ「……私の責任だ。」

綾波「別にそうは思わない。」

綾波「僕はいつもの綾波が好きだ。」

ゲンドウ「……そうか」

ラミエル「……キシャッ!」

キラッ…



ガガガガ……!



綾波「……12度目だね」

ゲンドウ「ああ」

綾波「父さんの言う通りだ。やっぱりおかしいな。この世界は。」

綾波「一度来た使徒がまた来る…なんて」

ゲンドウ「……ああ。」

綾波「でも…使徒を倒した後、どうするつもりなの?」

ゲンドウ「……零号機をトリガーとしてサードインパクトを起こす。」

ゲンドウ「その為にはユイの魂が必要だ」

綾波「……母さんの魂」

ゲンドウ「ああ。さ迷うユイの魂が我々の味方をしてくれるか……」

綾波「……賭け、か」

ゲンドウ「その前にも大きな賭けがある」

綾波「……え?」



―――――

ミサト「弐号機に狙撃させる?」

ゲンドウ「……ああ」

ミサト「でも……アスカは」

ゲンドウ「今回はより精度の高いオペレーションが必要だ」

ゲンドウ「零号機のシンクロ率では誤差が出る。」

ミサト「……しかし」

治療車内

ピッ…ピッ……

アスカ「……」

綾波「……」

綾波「……ごめん。アスカ…」

綾波「僕は……父さんから逃げていて」

綾波「……何も見ようとしてなかった」

綾波「…他人を奪おうとした」

アスカ「………」

綾波「結果…君を……」

綾波「……応えられなくて本当にごめん」

アスカ「…………」

綾波「なのに君の力を借りようとしてる」

アスカ「……」

綾波「アスカ、僕は碇シンジだ」

アスカ「………」

綾波「僕が死んで悲しんでくれてありがとう。」

アスカ「………」

綾波「……でもさ、綾波が死んだことには代わりはないんだ」
綾波「綾波は感情がないんじゃない」

アスカ「………」

綾波「……知らないんだ」

アスカ「………」

綾波「僕は僕として君といたい」
綾波「……父さんと綾波といたい」

アスカ「………」

綾波「元の世界に戻りたいんだ……」
綾波「だから……だから……!」ゆっさゆっさ

アスカ「……」

綾波(……そうだよな都合が良すぎるよな)

綾波(僕は勘違いして…アスカより父さんを選んで)

綾波(……アスカを傷つけた)

綾波(にも関わらずアスカの力を借りなきゃいけない)

綾波(父さんに対してだってそうだ)

綾波(綾波だって)

綾波(……みんな分かろうとしてくれた。のに)

綾波(僕はまだ……)

ガラッ

ミサト「………時間よ。」

綾波「……!」

ミサト「………」

ミサト「…ねえ」

綾波「……何、ですか」

ミサト「友達も。恋人も死んだ。」

ミサト「馬鹿みたいな世界…なのにさ」

綾波「………」

ミサト「何でまだ…使徒を倒そうとしてるのかな」

綾波(何で……か)

綾波(僕は…)

綾波(僕は…この世界から逃げるために…?)

保守

時報「ただいまより、0時0分0秒をお知らせします。」

日向「作戦、スタートです!」

ミサト「アスカ、あなたに日本中のエネルギーを預けるわ」

アスカ「………」

ミサト「最終安全装置、解除!」

日向「撃鉄起こせ!」

オペレータ「地球自転、および、重力の誤差修正、プラス0.0009。電圧、発射点まで、後0.2。」

日向「第七次最終接続、全エネルギー、ポジトロンライフルへ!」

アスカ「………」

冬月「難しい顔をしているぞ。碇よ。」

ゲンドウ「……ああ」

冬月「………」

ゲンドウ(皮肉なものだ。)

ゲンドウ(……補完計画が不要だと思ってきた最中に)

ゲンドウ(……サードインパクトを起こすことになるとは)

ゲンドウ(しかし、ハードルが高すぎるな)

ゲンドウ(…レイとシンジの心が一つにならなければならない)

ゲンドウ(……レイ)

面白いけど、パパとシンジのキャラに激しく違和感が・・・

アスカ動いたのか

日向「発射準備、完了!」

アスカ「……」

ミサト「アスカ!アスカ!」

アスカ「………」

青葉「……弐号機、シンクロ率に問題はありませんが応答ありません」

綾波「……アスカ」

日向「目標に高エネルギー反応!」

ラミエル「ラー……」


キシャッ!


バババババババババ………

バババババババババ…


綾波「ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

バババババババババ………

綾波「……ぐっ」

バババババババババ……

日向「盾が持たない!」

ミサト「アスカ!アスカ!アスカ!」

バババババババババ…

綾波「……ぐっ」

アスカ「………」

…………
……


アスカ(シンジが死んだ)

アスカ(……私はあの時)

アスカ(何もできなかった。)

アスカ(……出来なかったんじゃない)

アスカ(しなかったんだ。)

アスカ(シンジは…ファーストを選んだ)

アスカ(……で、私はファーストに八つ当たり)

アスカ(………だっさいにも程がある)

アスカ(自分に嫌気がさすわよ)

アスカ(何が、シンジが好きよ)

アスカ(散々殴ってたくせに。暴言吐いてたくせに。)

アスカ(……バッカみたい)

バババババババババ……

綾波「ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァ」

ミサト「アスカ…!アスカぁ……!」

バババババババババ……

日向「限界を越えてます!」

バババババババババ……

綾波「アスカ……!」

………
……

アスカ(………シンジ?)

アスカ(……違う。シンジは死んだ。)

アスカ(あれはファーストよ)
アスカ(……でもあの情けない感じは…シンジしか)

綾波「アスカ!アスカ!」

バババババババババ……

アスカ(……そんな、シンジが生きてて…)
アスカ(もしかして…)

>>304
不意打ちクソフイタ

バババババババババ……

綾波「ぐっ………」

アスカ「………さて質問です」

ミサト「……アスカ?」

青葉「弐号機から通信が…!」

アスカ「……私とエヴァに乗った時、アンタが言ったバッカみたいなドイツ語は?」

バババババババババ……

綾波「ばっ……」

綾波「バームクーヘン!」

アスカ「………当たり」

アスカ「あいつのコアにうちゃーいいのよね?」

ミサト「え…ええ」

日向「13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1」

アスカ「………んっ」

ミサト「……発射!」


バババババババババ………

バババババババババ……

ラミエル「………!?」


バババババババババ!

ラミエル「キシャアアァァァァァァァァ!ァァァァァァァァ!ァァァァァァァァ!」


ミサト「……やったか」

ラミエル「………」


ラミエル「ラー!」


ミサト「外した……」


ミサト「………まさか」

日向「内部に…高エネルギー反応!」

ミサト「………このタイミングで!?」

アスカ「…………!」

綾波「!?」


ズッゴォオオオォォオォォォオオォオオオォオオオォォオォォォオオォオオオォオオオォォオォォォオオォオオオォオオオォォオォォォオオォオオオ……

支援

ごめん>>397から書き直させてくれ

すまん

あれ?

wktk

頑張って

本当にすまない。>>397からは見なかったことにしてくれ。
明日にはもどります…。

見なかったことにはできないけど見なかったことにしておく

まごころよりこっちが映画でいいよ

それは無いわ
恥ずかしい

この>>397からはパラレルとして心に留めておこう

ラミエル終了のお知らせ

使徒を一言で葬るとは
これが創造主の力か……

ほおおおおおお

ほあああああああああ

あたぁっ!

仕事中だがほしゅ!

うをおおおおまさかのあの続編だったとは!!!!!
楽しみにして待ってます!!!

間隔みじけーんだよカスども

保守

ちん

なるほどなるほど

くっ、俺はここまでのようだ

ほせ

ほそ

ずさー

ほす

ほっほ

ttp://imepita.jp/20100729/329060

Hosu

起床ほ

ho

まだあったのか

携帯小説みたいでいやになった



いま、再開

しかし、最後の使徒、か。

…どんな敵が来るんだろうか?
この間の使徒は綾波が自爆することで辛うじて勝てた。

使徒は数を重ねる事に強くなる。

最後の使徒を倒せば、綾波にまた…会える。
アスカだって…

ゲンドウ「………とりあえず今日は仕事がある」

ゲンドウ「先に帰るぞ」

綾波「……」

ゲンドウ「……どうした」

綾波「……いや」

どうしたんだろう…
胸が、ドキドキする。


綾波「な、なんでもないよ」

ゲンドウ「……そうか」


父さんは少しは多めに代金を払った後、ラーメン屋を後にした。

……僕もスープを一通り飲み終えた後、外へ出た。


どこかがおかしかった

上手く説明はできないが…。

自分の裸を見ても何とも思わなかったり。

父さんの話を聞いて、大変だなとは思ったが、どこか真剣になりきれない自分がいたり

父さんを見ると…もう怖くもないのに


ドキドキしたり。



……帰るためにはこの世界を壊す。


綾波が死んでアスカが壊れて。加持さんもリツコさんも死んだ。


何一つ良いことがないのに…



「元の世界に戻る必要があるのか」ひたすら自分に問いかけてしまっていた。

そんな事を考えながら歩いていると、湖の方まで来てしまっていた。

水面が赤色に染まる。
まるで…


「ふんふんふんふん……」


綾波「………!」

岩の上で誰かが歌っていた。


「歌はいいねぇ。」

綾波「……」

「歌は心を潤してくれる。リリンが生み出した文化の極みだよ。そう感じないか?」

「……」

少年は僕の顔をじっ、と見つめた

「僕は君を……どう呼べばいいか分からないな」

綾波「あの…」

綾波「……あなたは?」


「……『君』じゃなくて『あなた』、か」


銀髪に水面をそのまま写したかのような目を持った少年は溜め息をついた。

……整ったその顔の口もとがゆるむ。

「何はともあれ。また君に会えてよかった。」

綾波「………あの」

「……なんだい」

綾波「どこかで…会ったこと、ありました?」

口にした後、はっ、となった。
全く無意識のうちにそれを口にしてしまっていた。

「……そうか。」

「まだ、間に合ったみたいだね」

奇妙なことをブツブツ呟いている。
……関わっちゃいけない人だったの…か?

「おっと…自己紹介がまだだったね」

カヲル「僕はカヲル。渚カヲル。」

カヲル「新しくネルフに送られてきたフィフスチルドレンさ。」

フィフス…チルドレン
綾波とアスカの代わりか

綾波「あの…カヲル君……」

綾波「ってあっ、いきなり名前で……ごめん」

カヲル「ううん。名前でいいよ。」

綾波「あの、わ……私は綾波レイ……」

綾波「………!」

無意識のうちに一人称が「私」になってしまっていた。

キターーーーーーー

カヲル「……ここまで来るのに些か苦労したよ」

カヲル「しかし…厄介なことになったな」

綾波「……厄介?」

カヲル「本来…こんなことはあるべきことじゃないんだ。だから……」


恐怖感を覚えた。

少年…渚カヲル君は今のネルフの状況に対して言っているのだろうが
それがピッタリ僕の状況に当てはまってしまう。

何なんだ…何なんだよ。

加持さんの時にも感じたが、全てを見通しているような

……ちがう。それよりもっと強烈だ。

全てを、知っている…?


カヲル「僕は君を……」

カヲル「助けに来たんだよ」

私怨

車内

日向「フィフスチルドレンが、今到着したそうです。」

ミサト「フィフスチルドレン?……んなの聞いてないわよ」

日向「委員会が先ほどこちらへ送ってきたらしいです」

ミサト「……渚カヲル。過去の経歴は抹消済み。レイと同じくね。」

日向「ただ生年月日は、セカンドインパクトと同一日です。」

ミサト「……セカンドインパクト?」

日向「委員会が…直に送ってきた子供ですから…」

ミサト「怪しいわね」

日向「……シンクロテストは」

ミサト「ま、小細工なしでいきましょ」

ミサト「……まずは実力を見せてもらうわ」

>どうしたんだろう…
>胸が、ドキドキする。
>
>綾波「な、なんでもないよ」
>ゲンドウ「……そうか」


まさかのホモ展開かと思って焦ったwww

ホモじゃないだろ

そっち路線じゃないの?

>488
外見はレイだしね。確かにホモじゃないか

ネルフ・第3実験室

カヲル「………」

綾波「……」

冬月「後、0コンマ3下げてみろ。」

冬月「このデータに間違いはないな?」

日向「全ての計測システムは、正常に作動しています。」

日向「MAGIによるデータ誤差、認められません。」

冬月「よもや、コアの変換も無しに弐号機とシンクロするとはな。この少年が。」

青葉「それもおかしいと言えばおかしい…ですけど」

青葉「零号機のシンクロ率も…」

ミサト「どうしたの?」

青葉「昨日までは通常の半分程だったんですが…」

青葉「急激に上がっています」

病室

ピッ……ピッ……

アスカ「………」

綾波(……何なんだろう)

綾波(あの少年…は)

アスカ「………」

綾波「………」

綾波「………」ニヤッ

アスカ「………」

綾波「………!」

ガラッ

綾波「………」

綾波「……はぁ…はぁ…」

おかしい。おかしい。おかしい。

僕はアスカを見舞うためにここへ来た。


本当に心配で…アスカに応えられなかったことを申し訳なく思って……


なのに。何故?


……僕は動けないアスカを見て気持ちが良かった。


優越感を感じていた。

無意識のうちに口元が緩んでしまった。



……何故?

ゲンドウ「……シンジ」

綾波「………ッ!」

綾波「と…父さん」

ゲンドウ「お前がここにいる…と言うのでな。心配して見に来たんだよ。」

綾波「………」


何故だ。何でだ。

父さんを見ていると涙が止まらない。

ゲンドウ「……どうした。シンジ?」

父さんは僕の肩を触った。

………あの時リツコさんに背中を触られた時と同様、ゾクッと言う感覚が身体を支配した。

綾波「………!」

ゲンドウ「……シンジ?」

咄嗟に僕は父さんの手を払ってしまった。

…父さんが嫌いだからじゃない。

でも……

綾波「……」

ゲンドウ「し…シンジ?」

ゲンドウ「な……何があった?」

綾波「……何でもない」

綾波「……ごめん」

………その場から逃げるようにして去ることしか僕には出来なかった。

綾波「………」ハァハァ

何でだ。何でだ。

綾波「………」ハァハァ

おかしい。おかしいよ。

綾波「……」ハァハァ

父さんを見ると…

胸が、苦しくなるんだ。切なくなるんだ。

綾波「………」ハァハァ

こんなのおかしいじゃないか!こんなの…こんなの……

カヲル「まるで、恋する女の子みたいだよ?」

綾波「………!」

綾波「か……か……」

カヲル「ふふっ」

カヲル君は手を後ろにやりながら実にいい笑顔で僕の前に立ちふさがった。

そんな…まるで僕が父さんを…

……そんなわけないじゃないか!

まずいなんてもんじゃない。

確かにあの事件以降僕は父さんが少し好きになった

けど、勿論恋愛感情なんかじゃない。

なんかじゃ……

カヲル「嫌だな。冗談だよ」

綾波「じょ……冗談」

そうだよな。冗談だよな。常識的に考えれば…

何をムキになっているんだ。僕は…

カヲル「それよりさ、シンクロテストが終わってね。食事でもしようかと思ったんだけど」

カヲル「…ここはまるで迷路だ。迷ってしまったよ。」

綾波「……いくらなんでも病院まで…来る?」

カヲル「いやあ。僕、極度の方向音痴でさ」

綾波(……そういえば『ここまで来るのに苦労する』って言ってたっけな)

カヲル「案内、してくれないかい」ニコッ

綾波「………」


食堂

カヲル「じゃあ僕はカレー南蛮で」

カヲル「……君は?」

綾波「え?」

綾波(そう言えば微妙にお腹が空いて来たかもしれない)

綾波(……最後の使徒がいつ来るかも分からないしな。力をつけとかなきゃ。)

綾波「じゃあ……焼肉定食で」

カヲル「おや。顔に似合わず焼肉定食かい?」

そっちこそ、顔に似合わずカレー南蛮なんて。
…と言い返してやりたかったけれど、どうにも面倒なのでやめた。

頭では色々と考えてしまう割りにそれを実際に口にすることがどうにも少なくなってきた。

おばちゃん「はい、カレー南蛮に焼肉定食お待ちぃ!」

綾波「……んっ」

綾波の身体は細い。

そのせいか物がどうにも持ちにくかった。

カヲル「…持つよ?」

カヲル君は返事を聞くまでもなくスッと僕の腕からお盆を取り、テーブルへ運んでいった。

…何もしないのはどうにもシャクなので二人分の水を汲み、持って行く。

カヲル「………」ズルズル

カレー南蛮を顔に似合わずズルズルと勢い良くすする。
こっちにカレーのつゆが飛んできてどうにも危なっかしかった。

カヲル「……あ、ごめん。飛んだ?」

綾波「……大丈夫」

とは言いつつも気を付けるよう、一応睨んで置いた。

……しかしそんなことはお構いなしに
カヲル君はまたズルズルとすすり出した。

このままカヲル君に気を取られていても仕方ないので、焼肉定食に箸をつける。

僕はここの焼肉定食が大好きだった。

甘辛いタレに程よく絡んだ肉と脂身。
それをほかほかのご飯に乗せて食べるのがすごく好きで
ミサトさんが食事当番の日は、変える前にここへ立ち寄って焼肉定食を食べてから家に戻った。

カヲル「………」

一口、口に含む。

美味しい。


美味しい……けど

綾波「………んっ」

飲み込めない。

そんなに堅い肉でもない。
だけど飲み込めない。

まるで、身体が拒絶するかのようだった。


綾波「………」モグモグ


何度も何度もチャレンジしてみたが無理だった。
結局、僕はナプキンに肉を出した。
次に野菜に手をつけてみる。

……これは平気だ。飲み込める。


カヲル「…肉、食べられないのかい?」

綾波「………」

そう。僕は……

肉を食べられなくなっていたのだった。
つい数時間前までは食べられたのに。

綾波(……なんで、いきなり)

綾波(……何が、何が起こってるんだよ)


肉が突然食べられなくなったことで頭がいっぱいになっていったが
次第に父さんの顔が浮かんでくる。

父さんの笑顔。

父さんのサングラス。

父さんの……

……父さんのことで頭がいっぱいになってきてしまった。

父さん……父さん……



カヲル「不思議だなぁ…君って。」

カヲル「肉が食べられないのに焼肉定食を買ってどうするんだい。」

綾波「………っ」

カヲル君の一言で、僕は我に帰ることが出来た。

カヲル「……と困ったな」

カヲル「カレー南蛮が自分のシャツに付いてしまったよ」

綾波「じゃあ…クリーニングに…」

カヲル「もうやってないよ」

カヲル「……仕方ない。自分で洗うしかないか。」

カヲル「手伝ってくれるかい?」

綾波「………」


トイレ

カヲル「…中々落ちないな」

カヲル「とりあえず…絞っておくかな」

綾波「………」

彼はシャツを絞るが、上手くいかないようだ。
…と言うか手の向きがおかしい。
シャツを洗っていた時の覚束無い手付きといい慣れていないのだろうか。

カヲル「……中々絞れないなぁ」

綾波「あ……そこは……」

僕がカヲル君の代わりにシャツを絞る。
雑巾のように。
じゃああ、と水が流れていく。
カヲル「……何だか、どこかの母親みたいだね」

カヲル「僕は知らないけど」

自分で絞っていても気がついた。
この絞り方…まるで
母さんみたいだ。
母さん……と言うかまるで

綾波?

そうだ。さっきから僕は

肉が食べられなくて

感情が上手く表現出来なくなって

……母さんみたいに絞ってる。
まるで綾波、そのままだ。

ダメだ。本当に保守までさせてごめんなさい。
このままgdgdになりそうだし、お試し●もなくなりそうだし
完結させられそうにないです。
つまらないものを書いてごめんなさい。
保守してくれた方、ありがとうございました。

なん…だと?




せめて書き直す前の話を完結させて

途中で諦めんな。続きをよみたい奴が沢山いるんだぞ。

なんですってぇ?!

おい













おい

諦めんなよ!
諦めんなよ、お前!!
どうしてそこでやめるんだ、そこで!!
もう少し頑張ってみろよ!
ダメダメダメ!諦めたら!
周りのこと思えよ、応援してる人たちのこと思ってみろって!
あともうちょっとのところなんだから!

お米食べろよ!

じゃあバームクーヘン!の続き書いてみたら

ってか書いてください

>512
そうだね。バームクーヘンの続き読みたいよ

まあぐでんぐでんだったしここで終わっていいんじゃね

●がもうすぐ時間切れなんです…
本当に迷走してごめんなさい

とりあえずあらすじだけ置いておきます

シンジは身体だけでなく中身まで綾波に近づいて言っていることに気がつく

カヲル君がそれに気がついたシンジにこの世界の真実を告げる

これは補完計画の一部。
途中までは相手の心とリンクして相手を知ろうとする碇シンジが作り出した、いわば碇シンジの心の世界だったが
初号機の自爆をきっかけに綾波レイは「碇シンジ」と一緒にいたい、一緒になることを強く望む

そこから「綾波レイの世界」にシフトチェンジ。シンジを知ろうとするだけでなく、シンジを自らに取り込もうとする

シンジはどんどん綾波側に引き込まれていく。

シンジは、色々な人の気持ちをしろうとしているのに
綾波の心に閉じ込められてしまうことを危惧したカヲルが世界に割り込み登場

この世界ではミサト、リツコ、加持などは綾波の都合のいい展開に動かすための駒。いわばCPU。
自分の意思を持って動けるのはアスカ、ゲンドウ、シンジ、カヲルだけ。

制作にでも移動すればいいんじゃねーの

シベリアでも何処でもいいからつづきをおおおお

SS書きたきゃ製作池カス

で、カヲルルートはなんやかんやあって結局カヲルとゲンドウがサードインパクトを起こそうとするけど失敗

綾波とシンジは同化して延々とさ迷う


ってのとラミエルのルートと散々迷って分からなくて迷走した挙げ句、時間切れになってしまいました。
振り回してしまい本当にすいませんでした。

一応製速に移ろうかなと思います…。
とりあえずやっぱりラミエルで行こうかなと思ってます。
すいませんでした。

いいよいいよ。製速に移って続き書くなら構わんよ

続けてくれるならなんでもいい

>>1

続くなら全然おk

では>>428から書きます

綾波「お…お…おっぱい…」


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