ミカサ「………」

エレン「イアン班長死んじゃったよな…」

ミカサ「うん…」

エレン「なあ」
ミカサ「ねえ」

エレン「え、何だよ」

ミカサ「いえ、エレンから先に言っていい。何？」

エレン「今日、昼飯どうする？」

ミカサ「その辺の露店で何か買えばいい」

エレン「そうだけどさ。お前、どの露店がいい？」

ミカサ「別に。どこでも」

エレン「何か希望は？」

ミカサ「特にない。エレンが好きなところに行っていい」

エレン「…そうかよ」

ミカサ「うん」

エレン「で？お前、さっき何言いかけたんだ？」

ミカサ「…イアン班長に恋人と間違われて…」

エレン「で？」

ミカサ「あの…もう少しくっついて座ってもいい？」

エレン「ああ、別に…」

ミカサ「うん」ｽｽ…

エレン「で？続きは」

ミカサ「その後、本当に恋人になれて嬉しかったと…言いたかった」

エレン「………」

ミカサ「…イアン班長がきっと天国から応援してくれてた、と思う…」ﾋﾟﾄ…

通行人A「お、見ろよあそこwwwこの暑い中べったりくっついてwwwバカップルwww」

エレン「………」ｲﾗｯ

通行人B「お前が言ってもひがみにしか聞こえねえからwww」

通行人A「うるせえwあー俺も恋人欲しいわwww」

エレン「恋人じゃねえし…」ﾎﾞｿｯ

ちょっと中断します。

イアンはいい人だよな。エレンやミカサの味方してたし

そういう人から死んでいくけどな

>>6あたりから、じゃあなんなの？⇒腹筋て流れかと思ったｗｗｗ

期待

新しいゆるさだな
期待

ミカサ「…良いじゃない。今日一日恋人で」

エレン「………」

ミカサ「だめ？」

エレン「別に…」

ミカサ「ありがとう。うれしい」

エレン「そうかよ」

ミカサ「じゃあ…キスして。恋人として。今、ここで」

エレン「え、やだよ周り人いるだろ…そろそろ飯買いに行こうぜ」

ミカサ「………」ﾌﾞｽｰｯ

エレン「一番近い露店でいいか？」

ミカサ「別に…構わない」ﾌﾞｽｯ

エレン「じゃあ、あそこだな。ほら立て」

ミカサ「キスしてくれたら立つ」

エレン「立てよ」ｸﾞｲｯ

ミカサ「いや。キス」ｸﾞｲｯ

エレン「………」ﾁｭｯ

ミカサ「あ」

エレン「ほら立て」

ミカサ「ずるい。ほっぺなんて」

エレン「良いだろ。行くぞ」///ｸﾞｲｯ

ミカサ「うん…」///

ミカサ「あそこは何屋さん？」ﾃｸﾃｸ

エレン「さあ？行けばわかるだろ」ﾃｸﾃｸ

ミカサ「………ふふ」ﾃｸﾃｸ

エレン「何だよ」ﾃｸﾃｸ

ミカサ「デート、楽しい」ﾃｸﾃｸ

エレン「…デートじゃねえし」ﾃｸﾃｸ

ミカサ「でも楽しい」ﾃｸﾃｸ

エレン「そうかよ」ﾃｸﾃｸ

ミカサ「着いた」ﾋﾟﾀｯ

エレン「ああ」

ミカサ「サンドイッチ屋さん？」

エレン「だな」

ミカサ「私、たまごがいい」

エレン「じゃ、俺ハムがいい」

ミカサ「わかった。買ってくる」ﾀﾀｯ

エレン「ああ。サンキュ」

エレン「……………」

ﾀﾀﾀｯ

ミカサ「おまたせ。はい、どうぞ」ｽｯ

エレン「いちいち走るなよ。こけたら危ないだろ」

ミカサ「あ、うん」

エレン「どこで食う？」

ミカサ「さっきの公園は？」

エレン「えー。さっきうるせえやついたからやだ」

ミカサ「なら川沿いの土手」

エレン「わかった。行こうぜ」ｸﾞｲｯ

ミカサ「うん」

―土手―

エレン「今日、買わなきゃいけないのは食料と他になにかあったっけ？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ミカサ「あとは…服を買いたい」ﾓｸﾞ…

エレン「え、こないだの服もう入らないのか」ﾓｸﾞ

ミカサ「うん、最近よく食べるから。ついでに私のおっぱいも大きくなった」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

エレン「いや、それは…違うだr」

ミカサ「大きくなった」

エレン「ああ。…他は？」ﾓｸﾞ…

ミカサ「あとアルミンにお菓子でも…」

エレン「ああ、そうだな」

ミカサ「うん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

エレン「じゃあさっさと買い出し終わらせるぞ」

ミカサ「うん」

―夕方―

エレン「この辺だよな。アルミンはまだか？」

ミカサ「うん。少し早く来過ぎたと思う」

エレン「アルミンが来るまでその辺の店でも見てるか」ｷｮﾛ…

ミカサ「うん。あ、あの露店、刺繍糸売ってる」

エレン「見てみるか？」

ミカサ「ええ。赤がそろそろなくなるから」

露店商人「いらっしゃい」

ミカサ「あの、赤の糸は今出てる分だけですか？」

露店商人「ええ、そうですよ。ゆっくり見てってください。」

ミカサ「ええ」

露店商人「…お二人さん、恋人？」

ミカサ「あ、いえ」

子ども「お父さーん、お母さーん」ﾀﾀｯ

エレン「お、来た来た。いい子にしてたか？今日はお前の服買ったぞ」ﾀﾞｷｯ

アルミン「今日一日おりこうさんだったよ。ミカサの経過はどう？」

エレン「ああ、順調だ。今朝病院で聞いたら今8週目だってよ」

アルミン「そっか。良かった」

露店商人「ああ、恋人じゃなくて」

ミカサ「ええ」

ミカサ「家族です」



―おわり―

短いけど終わりです。
読んでくれてありがとうございました。

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ！！！！！！

良作

乙
ほのぼのでよかった
以前腹筋スレを立てちゃった自分が恥ずかしい…

乙！
良いものを読ませてもらいました。

おつ
過去の作品とか教えてくれると嬉しい

>>26
ミカサ「新婚」
エレン（9）「ままごとしようぜ！」
エレン「ミカサに夜這いかける！」
というのを書きました。
ミカサ「新婚」は、かなりエロ注意です。

新婚の人だったのか！
次回も楽しみにしてます

あなただったかいつも楽しませてもらってます

乙です
最近>>1のエレミカが生き甲斐だわ

ままごとはあれだよな。エレンはミカサの為にやったと考えていた

>>27
ID変わったけどありがとう
やはり新婚の方でしたか、次回も楽しみに待ってます

あんたか
良いエレミカであった乙

ほのぼのしててめっちゃ良かった。乙！

色々レスありがとうございます。

>>31
一応、ミカサのために行動するエレンとアルミンだと思って書きましたが
エレンがベタベタお世話する図が浮かばなかったので、雑でわかりにくい感じになってしまいました…。


むしゃくしゃしたらまたスレ立てるかもしれません。ﾉｼ

あなた様でしたか。いつも良作ありがとうございます

新婚カナリ良かったです！ありがとう

１です
若干スレチなこと聞きますが、「新婚」の続きって需要ありますか？
子ども生まれるあたりまでの

>>38
需要ありますとも
あの２人かわいすぎました

読みたい、ぜひ頼む

おお、マジですか
ちょっと考えてみたのですが

※あんまりほのぼのしてない
※台本形式でやりにくいので地の文書きたいですが１の国語力では難しい→間をとって（？）ミカサの独り言みたいになるかも
※多分あんまりエロくない
※ミカサがマタニティブルーっぽくなりそう

前回とムードが変わりそうです
それでも良ければ近いうちにスレ立てます

>>1のエレミカ作品は好きなんで、頑張ってくれ

いい作品ばっかり書き過ぎィ！

楽しみにしてる！

楽しみにしています！

レスありがとうございます！

ある程度書き溜め出来たらスレ立てます
その時はまたこのスレから誘導させてください

1の作品すきだから楽しみ

１です。
「ミカサ『十月十日』」で新婚の続きスレ立てました。

さっき読んだ
面白かったよ

乙！