ハセヲ「あれが……巨人……!」 (111)

.hack//G.U. × 進撃の巨人
まったり更新
揺光はハセヲの嫁……になるかも


西暦2007年、クリスマスイヴに発売された『The World』は瞬く間に流行し、全世界で2000万人以上のプレイヤーを抱えるに至った。

しかし2015年、運営するサイバーコネクト社の社屋で火災が発生。
サーバールームが焼け落ちた為に、急遽サービス中止を発表。

そして、今までの顧客だけでなく、新規層を取り込もうと発売に至ったのが『The World Revision 2』である。
戦闘システムや世界観を一新、今までのファンからは一部批判もあったが、プレイヤー規模は1200万人と上々の滑り出しであった。

そこで、サイバーコネクト社が打った策が、

The World R:2
Attack on Titan Event

である。

友人「んでさー、今度新しいイベントがあるんだけどよー」

亮「……へー、The Worldって、あの人気ゲームだよな……」

友人「お、三崎も興味ある? やろうぜ!」

亮「……そう、だな。よし、今日買うわ!」

友人「いいね! 最初の街で待っとくから、インストール終わったらLINEしてくれよ」

亮「ああ、わかった!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394060511


亮「……キャラ名は……ハセヲでいっか」

亮「ジョブは……へー、いろいろあるんだな」

・斬刀士(ブレイド)
・撃剣士(ブランディッシュ)
・魔道士(ウォーロック)
・呪療士(ハーヴェスト)
・重槍士(パルチザン)
・双剣士(ツインソード)
・拳術士(グラップラー)
・鎌闘士(フリッカー)
・妖扇士(ダンスマカブル)
・銃戦士(スチームガンナー)
・錬装士(マルチウェポン)

亮「多すぎてワケわかんねーよ……」

亮「マルチウェポンって、3つの武器を使えるようになるのか……。よし、コレにしよ」


亮『キャラ作った! 今からログインする』

友人『りょ!』


──Δサーバ 悠久の古都 マク・アヌ

フィィーン

ハセヲ「……わぁ……すっげぇ……」

友人「よう!」

ハセヲ「ぁ、待っててくれたんだ」

友人「当たり前だろ! 俺が冒険の手ほどきをしてやるよ、行こうぜ」

ピロンッ
友人 の メンバーアドレスを手に入れた。

友人「こうやって仲間を増やすんだ」

ハセヲ「へぇ……」

ピロンッ
友人 から パーティーに招待されました。

ハセヲ「はい、っと……」

友人「よっしゃ、いくぞー!」

ハセヲ「ぉ、おー!」


フィィィーン


──Δ 勇み行く 初陣の 夢の果て

友人「さぁ、ここが草原フィールドだ!」

ハセヲ「すげぇ……! これが……『世界』……!」

友人「まずは走り回ってみるといいぜ。ついていくよ」

ハセヲ「わかった!」

タッタッタッタッ……



Iyoten「……あれか」

アスタ「ふふ、なかなか……"可愛らしい"……ヒヨっ子でござるな」

Iyoten「なかなかに、な」


──獣神殿前

友人「各エリアには獣神殿があって、ここにある宝箱をあけるのが目的になるんだ」

ハセヲ「んで、これがその獣神殿、か」

友人「そういうこと。さ、いこう!」


コツ、コツ、コツ……


友人「さ、開けろよ」

ハセヲ「い、いいのか?」

友人「当たり前だろ! 餞別ってやつだよ……」

Iyoten「新米への、な」

アスタ「ふふ、可愛い坊やでござるなぁ」

ハセヲ「ぇ……誰……? ……ぇ?」


Iyoten「ったく、待たせやがって……」

友人「へへ、すいませんね」

アスタ「ほら、これは報酬でござるよ」

友人「……毎度」


ハセヲ「ぇ……え……?」


友人「……と、まぁ、そういうワケなんだわ」

ハセヲ「いやいやいや……意味わかんねーし……」

友人「……うるせーな」

ハセヲ「へ?」


バキッ!


ハセヲ「うぁっ!?」

友人「お前は黙って、ヤられてりゃイイんだよ……!」

アスタ「そういう……コトっ!」

ブォンッ!

ハセヲ「ぐああっ!!」


Iyoten「へへ、ブランディッシュの一撃は重てーだろォ?」

アスタ「身を持って体験したでござるな」

ハセヲ「うぅ……どうして……こんな……」

友人「は? ……金の為に決まってんだろ?」

ハセヲ「……か……ね……?」




ザンッ!



あーあ、呆気なかったな。

お主の一撃が鋭すぎでござるよ!

うるせー、まさか一発で首撥ねさすとは思わなかったんだよ!





 なんだよ……コレ……

 グルだったんだ、最初から……

 もう、やめよう……


コツ、コツ、コツ……

??「チッ、のたれ死んでやがる……」

??「また、被害者か……」

??「……リプメイン!」


ピカッ!

ハセヲ「……あれ……?」


リヴァイ「PKされたのか?」

ハセヲ「PK?」

エルヴィン「プレイヤーキル、の略称だ。プレイヤー同士の戦闘による死を意味する」

ハセヲ「ぁ……そ、そう! アスタとIyotenってヤツに……」

エルヴィン「またヤツらか……」

リヴァイ「チッ、これで何件目だろうな」

オーヴァン「数え切れんな……」

ハセヲ「ぁ、あの! ……ありがとう……ございます……」

エルヴィン「! あぁ、どういたしまして」


オーヴァン「Welcome to the world……」

エルヴィン「『この世界』へようこそ。君の誕生を歓迎するよ」

なんかこんな感じ。
強引にエルヴィンリヴァイ捻じこんだね。

ここから『進撃の巨人』の世界観にどうつながるか、俺もわからないね。

ちまちま書いていくからたまに読んでほしいね。


──Δサーバ 悠久の古都マク・アヌ

エルヴィン「──と、いうことなんだ」

リヴァイ「つまり俺達は、『あるかどうかわからないモノを調査し続けるバカの集まり』ってことだ」

ハセヲ「でもそれって」

オーヴァン「ロマンがある、だろう?」

ハセヲ「うん!」

エルヴィン「君が嫌じゃなければ、是非我々のギルド『黄昏の旅団』に加わってほしい」

オーヴァン「これが門を開く鍵だ。いつでも来るといい」

リヴァイ「じゃあな、俺達も暇じゃない」

ハセヲ「あ、はい! ありがとうございました!」


ハセヲ「へぇ、悪いヤツだけじゃないんだな……もう少し、続けてみよう……」


──1ヶ月後、黄昏の旅団 @HOME

志乃「やっほー!」

タビー「にゃっ! やっほー!」

ハセヲ「あ、志乃! 今日はログインすんの早いんだな」

志乃「ふふ、今日は特別」

タビー「何それ気になる~!」

志乃「ひーみーつーw」

ハセヲ「なんだよそれーw」

志乃「女の子は秘密が多い方が魅力的でしょ?」

タビー「なるほどぉ……」

ハセヲ「いやいや、なるほどじゃねーし!w」

>>5

──Δサーバ 悠久の古都 マク・アヌ

フィィーン

ハセヲ「……わぁ……すっげぇ……」

友人「よう!」

ハセヲ「ぁ、待っててくれたんだ」

友人「当たり前だろww 俺が冒険の手ほどきをしてやるよ、行こうぜ」

ピロンッ
友人 の メンバーアドレスを手に入れた。

友人「こうやって仲間を増やすんだぜ。俺のメンバーアドレスやるから、パーティーに誘ってくれ」

ハセヲ「わ、わかった……こうか?」

友人「……ヨシ、オッケー」

ハセヲ「おぇ」

友人「よっしゃ、いくぞ。そこのカオスゲートを選んで、『Δ勇み行く 初陣の 夢の果て』っていうエリア名を作成するんだ」

ハセヲ「こ、こうかな……」

友人「できたか? なら、いくぞ!」

ハセヲ「お、おー!」


フィィィーン

>>6

──Δ 勇み行く 初陣の 夢の果て

友人「さぁ、ここが草原フィールドだ!」

ハセヲ「すげぇ……! これが……『世界』……!」

友人「wwww まずは走り回ってみるといいぜ。ついていくよw」

ハセヲ「わかった!」

タッタッタッタッ……



Iyoten「……あれか~」

アスタ「ふふ、なかなか可愛らしいヒヨっ子でござるな」

Iyoten「なかなかに、な……」

>>7

──獣神殿前

友人「各エリアには獣神殿があって、ここにある宝箱をあけるのが目的になるんだ」

ハセヲ「んで、これがその獣神殿、か」

友人「そういうこと。さ、いこう!」


コツ、コツ、コツ……


友人「さ、開けろよw」

ハセヲ「い、いいのか?」

友人「当たり前だろ! 餞別ってやつだよ……」

Iyoten「冥途の土産、かもなww」

アスタ「ふふ、可愛い坊やでござるなぁ」

ハセヲ「ぇ……誰……? ……ぇ?」


Iyoten「ったく、待たせやがって……」

友人「へへ、すいませんね~w」

アスタ「ほら、これは報酬でござるよ」

友人「毎度w」


ハセヲ「ぇ……え……?」

>>8

友人「……と、まぁ、そういうワケなんだわww」

ハセヲ「いやいやいや……意味わかんねーし……」

友人「……うぜー」

ハセヲ「へ?」


バキッ!


ハセヲ「うぁっ!?」

友人「お前は黙って、ヤられてりゃイイんだよ……!」

アスタ「そういう……コトっ!」

ブォンッ!

ハセヲ「ぐああっ!!」


Iyoten「へへ、ブランディッシュの一撃は重てーだろォ?w」

アスタ「身を持って体験したでござるなぁww」

ハセヲ「うぅ……どうして……こんな……」

友人「は?ww ……金の為に決まってんだろwww」

ハセヲ「……か……ね……?」




ザンッ!



あーあ、呆気なかったな~。

お主の一撃が鋭すぎでござるよw

うるせー、まさか一発で首撥ねさすとは思わなかったんだよw



「wwww」を使えるの忘れてたので修正

またちょっとずつ書くので、読んでくれたら嬉しいね。

>>14の続きからぼちぼち書く


ハセヲ「そういや志乃。明日からAttack on Titanイベントだけど」

志乃「あっ、忘れてた! 明日も早めにログインするね」

ハセヲ「ん、わかった。タビーは早くレベルあげねーとなw」

タビー「ハセヲのくせに生意気!」

ハセヲ「へへん、悪かったな!」

志乃「こらこら(笑)」


オーヴァン「む、みんな早いな」

志乃「あら、寝ぼすけさんだね」

オーヴァン「仕事終わりだよ……。よし、行くか」

ハセヲ「おう!」


 この1ヶ月、俺は黄昏の旅団に所属して遊んでいた。
 待ちに待ったAttack on Titanイベントが始まる。
 もうじきジョブ・エクステンドも控えた俺は、高陽していた。

ごめん、>>23-24はなかったことにしよう。


ハセヲ「しっかし……オーヴァンのやつ、もう2週間にもなるぞ」

タビー「仕事忙しいのかなぁ?」

志乃「わかんない……最近メールの返事もないし……」

ハセヲ「え……まさか、病気とか、かな?」

志乃「何かしらの連絡があるまではどうしようもないね……」

タビー「リヴァイとエルヴィンも来なくなっちゃったし……どうなっちゃうんだろ……」


ハセヲ(オーヴァンが急に音信不通になって、2週間)

ハセヲ(俺達は必死に不安を押し隠していた)

ハセヲ(オーヴァンのリアルを知っているのは志乃だけ)

ハセヲ(しかし、その志乃さえもオーヴァンとは連絡がつかないという)

ハセヲ(俺達は、どうなっちまうんだろう)



ポーン!

ハセヲ「うぉっ」

志乃「?」

ハセヲ「悪い、ショートメールの着信にビックリしただけだ」

タビー「ビビリハセヲ~!」

ハセヲ「るっせぇ!」

タビー「にゃ~ん、怖い~w」


ハセヲ(差出人は……オーヴァン?)

──ハセヲ、久しいな。

──5日後、誰にも言わずに『Δ隠されし 禁断の 聖域』に来て欲しい。

──誰にも、言わずに。

ハセヲ(……なんだ、これ)


ハセヲ「……とりあえず今日は寝るわ……お先。おやすみ」

志乃「あ、うん……おやすみ!」

タビー「おやすー」


ログアウトしました


亮「なんだよ、オーヴァンのヤツ……みんながどれだけ心配してると……」


亮「……まぁ、いいや。寝よ……」






ピロンッ
新着メッセージ 1件
『これ#上、&ー%ァンに関*るな』


──翌朝

亮「ふぁぁ……あー、学校いかねぇとな……」

未読メッセージがあります

亮「ン、メッセージ? ……うわっ、なんだこれ、文字化けメッセージだ。消そ……」

削除しました


「亮ー、ご飯できてるわよー」

亮「はーい……今行く」


──5日後、『Δ隠されし禁断の聖域』グリーマ・レーヴ大聖堂 <天隠すもの>

ギィ……ガチャッ


 オーヴァンの言いつけ通り、『Δ隠されし禁断の聖域』にやってきた俺の目に飛び込んできたのは──


ハセヲ「志乃ッ!?」

志乃「ハセ……ヲ……」

ハセヲ「ど、どうして……志乃が、ここに」


 志乃のPCボディには、三つの傷が走り、ポリゴンが剥離していくのをただただ眺めるしかできない。


志乃「ハセヲ……彼を……オーヴァンを、助けて……」

ハセヲ「えっ……オイ……」

パキパキ……パリィンッ!

志乃「うっ……」

ハセヲ「志乃! 志乃!」

志乃「……こら、泣かないの。……男の子、でしょ?」

パァァァンッ!

ハセヲ「志乃ォーッ!」

志乃のPCモデルが、離散した。
光の残滓は消えていき、彼女と俺の繋がりは、なくなった。


 それから俺は、廃人のように街を彷徨いた。

 この地獄から、どうやって逃げればいいのかわからなかった。

 ヘッドマウントディスプレイを外せばいいと気付いたのは、数時間が経ってからだった。

亮「意味……わかんねーし……」


ピロンッ
新着メッセージ 1件


亮「……誰から……ッ!!」

差出人:オーヴァン


内容
『ハセヲ。志乃をヤったのは、三爪痕というプレイヤーキラーだ。気をつけろ』


亮「三爪痕……?」


『俺は暫く消える。ギルドはお前に任せた』


『ヤツを、三爪痕を斃してくれ』


『そうすれば、志乃もきっと……頼む』

亮「……わかったよ、オーヴァン……」



亮「俺が、三爪痕を斃して、志乃を助ける……!」


──3ヶ月後

ボルドー「あっひゃひゃ! アタシらに楯突こうなんて、百年は早いのさ!」

ネギ丸「そーだそーだ!」

男「ひ、ひぃ……だ、誰か」


「連ッ撃!!!」


グリン「ぐっ!?」

ネギ丸「ぎゃぁっ!!?」

ボルドー「ヒッ、な、なんだ!?」



ハセヲ「アンタ、プレイヤーキラーだな……」

ネギ丸「ゲ、ゲェーッ! ありゃ、まさか……」


ハセヲ「三爪痕を、知ってるか?」

ネギ丸「ま、間違いねェーッ! 『死の恐怖』PKKのハセヲだァーッ!! 姐さん、逃げましょうぜェーッ!!」

グリン「戦術的撤退……!」

ボルドー「ちょ、アンタら! 待ちな! あっあぁぁ……!!」

ハセヲ「逃げ遅れちまったなァ……オイ」

ボルドー「くっ……」

ハセヲ「……三爪痕を、知ってるか?」

ボルドー「し、知らないよ……本当だって!」


ハセヲ「チッ……使えねぇな」


ギャリギャリギャリギャリッッ!!

大剣についたチェーンソウが、ボルドーの首を拐った。


 あれから3ヶ月。
 三爪痕にPKされた志乃が意識不明になっていると聞いた。
 伝説のPK『三爪痕』の話題は少なく、よもやまBBSでもあまり触れられないほどだ。

 三爪痕に勝つ力を求めた俺は、期間限定イベント『痛みの森』に通い、ジョブ・エクステンド 3rd フォームになった。
 痛みの森の仕様なのか、当初設定したデザインより禍々しい姿になっていたが、俺はそれさえも気に入っていた。


 力はついた。次は情報だ。
 PKのことはPKに聞くのが早いと考え、俺はPK狩りを始めた。



原作と一緒だから飛ばすね(´・ω・`)

やっぱ書くね(´・ω・`)
飛ばすとワケわかんないわ。
進撃の巨人世界が割り込むのは>>50くらいになりそうです。


──Δ 悠久の古都マク・アヌ

フィィーン

ハセヲ「……ハァ、いつになったら、三爪痕に……」


ザワザワ

「あれ、ハセヲじゃね……」

「うわ、やべーってあれ……」

「痛みの森クリアしたらしいぜ」

「マジか、さすが死の恐怖……」


ハセヲ「…………」


榊「おや、まるで死臭が漂うようだな、死の恐怖」

ハセヲ「チッ……『月の樹』か」

榊「ほう、覚えていてくれたかね」

 「月の樹」。プレイヤー同士の融和を説く、いわゆる自治厨ギルドだ。

ハセヲ「ウゼーよ、アンタら」

アトリ「そ、そんな言い方はないでしょうっ!」

ハセヲ「あァ!? ッ…………志乃……?」

アトリ「え?」

榊「……彼女の名はアトリだ。君ほどのヘビーユーザーなら、同タイプのPCがいることくらいわかっているハズだが?」

ハセヲ「……わかってる、一々うるせーんだよ、アンタらは……」

ドンッ

アトリ「あっ……」

榊「ほうっておけ。……ヤツは『ケストレル』よりも質が悪い」

アトリ「……はい……」


ピロンッ
新着メッセージ 1件

ハセヲ「なんだ……?」


『今日、ヤツが来る。あの忌々しき場所に』

『from オーヴァン』


ハセヲ「ヤツ……三爪痕……か?」

ハセヲ「忌々しき場所……グリーマ・レーヴ大聖堂……ッ!!」


──Δ隠されし禁断の聖域 グリーマ・レーヴ大聖堂 <天隠すもの>


バァンッ!

ハセヲ「……いない、か」



コーンッ


ハセヲ「……ん? 今の音……?」


ボッ……


蒼い焔が、一面を焼く。

そしてヤツは、唐突に現れた。

原作基準だったらそこまで飛ばせよ


「アァァァ……」


焔色の衣。
蒼い髪。
ツギハギの歪なPCボディ。
そして、三又の双剣。

間違いない──コイツだ。


ハセヲ「コイツが……志乃を……」


ハセヲ「てんめェェェェェェーッ!!!!」

三爪痕「ァァァ……」

ガキィンッ!

俺の大剣の一撃を難なく受け止めたヤツは、あろうことかそのまま押し退けてきた。
俺は衝撃波に吹き飛ばされたが、聖堂の入口で何とか踏み止まる。


そしてヤツは俺に向かって右手を翳し、光の矢を放った。

ギュオォォ……

ハセヲ「はぅぁっ!? が、はぁっ……?」

放たれた光の奔流は俺の胴体を穿ち、光の残滓となって霧散する。

ハセヲ「なんだ……コレ……俺……負け……?」

キュピィーンッ


薄れ行く意識の中で俺の目に映ったのは、水色の衣のスチームガンナーだった。

そして『俺』は、『この世』から消えた。



   .hack//G.U. <<Attack on Titan>>

>>40
ごめんな、どうしてもタイトルコールしたかってん。ごめんな。


亮「ッ、はァっ……俺、記憶が……三爪痕と戦って……アレ……?」


ULTIMATE OS 初期化が完了しました。


亮「初期化……? イヤ、そんなことした覚えはないが……?」


全データ削除完了。
システム、正常に再起動しました。


亮「全データ……削除ォ?」

亮「ハッ、メール……! 志乃から、志乃からもらったメールは……!?」


受信トレイにデータがありません。


亮「……全部、消えた? ……保存してたエロ画像やら何やらはまぁいいとして……メールやメンバーアドレス……ぁ、まさか……The Worldのデータも?」


セーブデータがありません。


亮「マジ……かよ……」


ピロンッ
新着メッセージ 1件


亮「! メール!」


差出人:オーヴァン
『今、お前の前には2つの道がある』

『1つ、虚偽の安寧を求める道。The Worldのことなど忘れ、平穏に生きる道』

『もう1つは、苦難の道だ。The Worldを続け、真理を求める道』

『断言しよう。後者の道は、お前の肉体と精神を疲弊させ、二度と普通の生活には戻れる保証のない道だ』

『それでもお前がその道を歩むというならば、俺達は再び「世界」で会い見えることだろう』

『そのときは、もう一度言わせてもらうよ』

『Welcome to 「The World」──と 』


亮「んなモン、決まってンだろ……」

▽ The World R:2

亮「俺は『あの世界』に戻って、志乃を取り返すッ!」


──Δ悠久の古都マク・アヌ

ハセヲ「……ハァ、やっぱりレベル1からか……」


女「ねー、今のヒト見た?」

ネカマ「見た見たー、変なPCだったわねw」

女「ね、あの腕w」


ハセヲ(腕……オーヴァン!!)


ハセヲ(いやいや冷静になれ。変な腕したPCってだけでオーヴァンだって早とちりするのは……)

ハセヲ(……まぁ、確認しよう)


ハセヲ「あの、さっき言ってた変なPCって、どこいったか分からないか?」

ネカマ「何よアンタ!」

女「あぁ、あの人なら、そこの橋を噴水の方に歩いていったよー」

ネカマ「……」

ハセヲ「ん、ありがとう!」

女「いえいえ^^」


ハセヲ「ハァッ、ハァッ……どこ、いった……?」


男「なぁ、今のPC……」

ジジイ「うむ、仕様外に見えたのう」

ハセヲ「な、なぁ、その仕様外っぽいPCって、どっちにいった?」

ジジイ「ム? 港区の方に向かっていったと思うがの (翁)ノ」

ハセヲ「そっか、ありがとう! じゃ!」


ジジイ「ほっほっほっ、若いのう」

男「お前小学生だろーが……」

ジジイ「しーっ! 言うなよバカ兄貴」


ハセヲ「ゼェッ、ハァ……」


ポニテ「今通った丸メガネのヒトかっこよかったねぇ」

獣人「そうかぁ? 俺は不気味だと思ったが……(´・ω・`)」

ポニテ「ミステリアスでステキ……」

獣人「お前あーゆーのが好きなん……?(´・ω・`)」

ポニテ「ん? 嫉妬か? うひひ、嫉妬か?」

ハセヲ「ごめん、そのミステリアスな丸メガネのヤツ、どこいったかな?」

獣人「ん、あっちのほう行ったぜ(´・ω・`)」

ハセヲ「ありがとう!」


獣人「忙しねーなー(´・ω・`)」

ポニテ「ねーねー嫉妬? ねーってば!」

獣人「うっせーよ(´・ω・`)」


ハセヲ「……はぁ、見失っちまったな」

ハセヲ「とりあえずレベル上げるか……」



「あっ、危ない!」


ハセヲ「えっ」


黒髪「うおっ!」

ハセヲ「うおっ……いてーな、どこ見て走ってんだよ」

金髪「ごめんね。エレン、ちゃんと前見て歩かないとダメだよ」

エレン「うっせーなーアルミン、わかってるってそんくらい」

黒髪の女「まずは謝る」

エレン「そうだった。 悪かったな、前見てなくてよ」

ハセヲ「あ、あぁ、まぁ気にはしてないさ」

アルミン「よかった。……あれ、もしかして、君、初心者?」

ハセヲ「……いや、初心者ではない」

エレン「でもレベル1じゃん」

アルミン「あ、ホントだ」

黒髪の女「エレン! いい加減にしなさい」

エレン「でもよぉミカサ……」

ミカサ「ごめんなさい、連れが迷惑を」

ハセヲ「いや、気にしてねーって……」

アルミン「お詫びも兼ねて、良かったら僕達と一緒に遊んでくれないかな?」

エレン「それいいな!」

ハセヲ(何をどう考えたらそれがお詫びになるんだよ。罰ゲームじゃねぇか……)

ハセヲ「いや、気にしてないから──」

アルミン「でも、迷惑をかけてしまったし……」

ハセヲ(現在進行系でな!)

エレン「アンタ、もう諦めろよ。こうなった時のアルミンは頑固だぜ」

ハセヲ(……めんどくせぇ……)

こんな感じでちまちま書いてく。
原作うろ覚えだからハセヲのキャラがちょっと美化されてる。

アトリ好きじゃないからメインキャラにはならないかも。
碑文使いなのに。

あと、パイやクーンが出るか怪しい。
もし好きな方いたらごめん。

貴重な.hackのSSだ
自由に好き勝手書いてくれ
楽しませてもらうよ

あの電波女奴(アトリ)か…そりゃわしでも好きじゃないさ

君ノオモフ声(>>1の好みで自由ように書くといい…)


──Δ麗なる 若人の 巣立ち

ミカサ「本当にごめんなさい、彼らは一度言い出したら歯止めが聞かなくて、あの……」

ハセヲ「いいって。気にしてねーから……」

ハセヲ(コイツはまだ話が通じる、か)

アルミン「さぁ、行こうよ、ハセヲ!」

エレン「俺達が、初心者のお前に冒険の手ほどきってヤツをしてやる!」

ハセヲ「初心者じゃねーって」

アルミン「でもレベル1だよ?」

ハセヲ「俺は! 死の恐怖のハセヲだ!」

ミカサ「!!!」

エレン「……なんだそれ? アルミン、知ってる?」

アルミン「聞いたことがある。──伝説のPK『三爪痕』を探し回る最強のPKKだ、って……」

エレン「……でも」

アルミン「レベル1じゃねぇ……w」

ミカサ「ぁゎゎ……」

ハセヲ「~~っ、話にならねぇ……」

ミカサ「ぁ、本当に、ごめんなさい……」

ハセヲ「はぁ~、アンタだけは話が通じそうで助かる……」

エレン「待てよアルミンwwww」

ハセヲ「……はぁ……草生やしすぎだっつの……」


アルミン「あ、僕達のロールを教えてなかった!」

ハセヲ「いや、メンバーアドレス交換した時点でわかってるし……」

エレン「初心者は遠慮すんなよ!」

ハセヲ「だーかーらー……」

ミカサ「あぁぁ……」

エレン「俺はブランディッシュだ。大剣かっけーだろ?」

アルミン「僕はハーヴェスト。戦闘があまり得意じゃなくてね……」

ミカサ「……私は、ダンスマカブル」

ハセヲ(レベル3が2人と、ミカサはレベル5か……ガチ初心者じゃねーか……)

ハセヲ「まぁ、乗りかかった船だ。よろしくな」

エレン「オラァーッ、不意打ちッ!!!」

ハセヲ「聞・け・よッ!!」

ミカサ「……はぁ……」

ハセヲ「……アンタ、苦労してんな……」

ミカサ「ありがとう……」

>>53 修正


アルミン「あ、僕達のロールを教えてなかった!」

ハセヲ「いや、メンバーアドレス交換した時点でわかってるし……」

エレン「初心者は遠慮すんなよ!」

ハセヲ「だーかーらー……」

ミカサ「あぁぁ……」

エレン「俺はブランディッシュだ。大剣かっけーだろ?」

アルミン「僕はハーヴェスト。戦闘があまり得意じゃなくてね……」

ミカサ「……私は、あなたと同じ、マルチウェポン」

ハセヲ(レベル3が2人と、ミカサはレベル5か……ガチ初心者じゃねーか……)

ハセヲ「まぁ、乗りかかった船だ。よろしくな」

エレン「オラァーッ、不意打ちッ!!!」

ハセヲ「聞・け・よッ!!」

ミカサ「……はぁ……」

ハセヲ「……アンタ、苦労してんな……」

ミカサ「ありがとう……」


アルミン「さぁ、最深部にある獣神像を目指していこう!」

エレン「おー!!」

ミカサ「……おー」

ハセヲ「……おー」


アルミン「! 敵だ!」

エレン「ッ!」

ミカサ「そうだね」

ハセヲ「そうだな」

エレン「オラァーッ、不意打ちッ!」

アルミン「不意打ちできてないよエレンっ! リプス!」

ハセヲ「……はぁ」

ミカサ「(´・ω・`)」

アルミン「あ、ハセヲ! 不意打ちっていうのは──」

ハセヲ「取説読んだから知ってるって。さぁ行こうぜ」

アルミン「ちょ、待ってよー!」


ハセヲ「そういやミカサは、なんでマルチウェポンに?」

ミカサ「色々な武器を使えて──カッコいいから?」

ハセヲ「へー、俺と一緒だな」

ミカサ「そうなの? 意外だった」

ハセヲ「意外も何も、それ以外でマルチウェポン選ぶヤツなんて、よっぽどのマゾだぜ」

ミカサ「えっ」

ハセヲ「レベルが上がらないとジョブ・エクステンドできねーから、器用貧乏ジョブなのに器用貧乏にすらなれねーんだよな」

ミカサ「なんという……」

アルミン「へー、ハセヲ詳しいんだね! エアプってやつ?」

エレン「なんだそれ?」

アルミン「エアプレイ。つまりプレイしたことがないのに、あたかもしたことがあるような──」

エレン「なるほど、ハセヲは知ったかか!」

ハセヲ「あのなぁ……」

ミカサ「ごめんなさい……本当に……」


ミカサ「ハセヲはどういう組み合わせに?」

ハセヲ「双剣・大剣・大鎌だ」

ミカサ「なるほど……確かに4ポイント以内」

ハセヲ「この間5ポイントになったんだっけ? ミカサは何を選んでるんだよ」

ミカサ「私は、刀剣・妖扇・双剣」

ハセヲ「へー、妖扇か。アレも使いこなすのは難しいって聞いたな」

ミカサ「なんと……」

エレン「ハセヲー、知ったかはやめろよー」

ハセヲ「だー、わかったわかった。ほらいくぞ」

ミカサ(そういえばハセヲは、まだほとんど本気で戦ってないように見える……計り知れない)


???「あっれぇ~? アンタもしかしてハセヲ? すっごい偶然~」

ハセヲ「ん? ……げぇっ!? この前の──」

ボルドー「そうさァ! このボルドー様のこと!」

ネギ丸「忘れたとは言わせねェーぜッ!?」

ハセヲ「PK集団!」

グリン「街で偶然見かけた……」

ボルドー「んで、追っかけてきちゃった~w」

ネギ丸「ってワケよォーッ!」

ハセヲ「んで?」

ボルドー「アタシってばさぁ、アンタにハ・ゲ・シ・く、された日のコトが忘れられなくってさ……だ・か・らぁ~」

ジャキンッ

ボルドー「ズタズタにッ、愛してあげるッ!!!」

ミカサ「くっ……」

エレン「なんだよてめーら、邪魔なんだよ!」

アルミン「まずいよエレン!」

エレン「うるせぇ、アルミンは下がってろ!」

ボルドー「しかしだぁーいぶ変わっちゃったわねぇ? 最初誰かと思ったわよ……」


ボルドー「『死の恐怖』……PKKのハセヲ様が、レベル1になっちゃってるなぁんて」

ニヤァ

ボルドー「夢にも思わなくってサ!」


アルミン「え、まさか、本物!?」

エレン「え?」

ボルドー「きゃはっ、お仲間にも気付いてもらえなかったの? カワイソー」

ネギ丸「まァよォ……」

グリン「大人しく……」

ボルドー「アタシらに、ヤられちまいなッ!」


エレン「お前ら……さっきから人が黙ってりゃ……」

ネギ丸(黙ってたか?)

エレン「話を勝手に進めやがって!」

ボルドー「まぁアンタにはあまり関係ない話さ。そのまま黙ってりゃアンタはキルしないであげるよ」

エレン「は?」

ボルドー「へ?」

エレン「いや意味わかんねーよ。初心者のハセヲをヤろうってんなら、まずは周りを倒してみろよ!」

ジャキンッ


ボルドー「ハッ、言うじゃないか……なら、アンタもズタズタにシてやろうじゃないさァ!」


アルミン「か、彼女はレベル27だ、無理だよエレン!」

エレン「んなもん、やってみなきゃ、わかんねーだろ!」


ボルドー「じゃあ行くわよォ……ッダラアッ!!!」

エレン「ぐぉっ!」

ボルドー「どうしたどうしたァ? さっきまでの威勢はさァー!? オラオラオラァ!!!」

ネギ丸「うっひョー! 姐さんカッケェーッス!!!」

グリン「見事な猛打だ……そして!」

ボルドー「行くわよォ、坊やッ!」

エレン「づぁ……!?」

ボルドー「連ッ撃!!! 流影閃ッ!!!」


ガキィンッ!!!


ネギ丸「あ、姐さんの連撃を、止めたァーッ!!?」

グリン「あいつ……できる……!」


ボルドー「おや、カレシを守る王子サマかい……ッ?」

ミカサ「アナタは調子に乗りすぎた」


ハセヲ(あいつ、レベル差がある相手の連撃を受け止めた……! なんてプレイヤースキルだ)


エレン「ぇ、ミカサ……?」

ミカサ「ハセヲ! あなたならやれるはず!」


ハセヲ「……チッ、仕方ねえな……」


ネギ丸「はっ、レベル1に何ができるンだよ?」


ハセヲ「ホントに何もできないって、思ってンのか?」

バキャッ!

ネギ丸「ンノホォーーーッ!!?」

アルミン「ツインソードが吹き飛んだ!?」


ハセヲ「テメェの目の前にいるヤツが、何者なのか──忘れたわけじゃあるまいな?」

ネギ丸「し、『死の恐怖』のハセヲ様ですゥ……」

ハセヲ「大正解だ、ネギ頭ッ! 疾風双刃ッ!!!」

ネギ丸「ギャボォーーーッッッ!!!!」

グリン「ま、まさか……あの強さは……」

ハセヲ「レベル133だから強いわけじゃねーんだよ……」

グリン「全てプレイヤースキルによるものだと、いうのか……!?」

アルミン「あ、あれが──」


ハセヲ「だから言ってんだろ? 俺サマは、最強マルチウェポン、『死の恐怖』……ハセヲだってな」


ボルドー「マ、マジかよ……」


ボルドー「……いやいや、相手はレベル1のマルチウェポン……ネギ丸は油断し過ぎたんだ……グリン! 挟み撃ちだ!」


グリン「お、おう!」

ガキンッ

グリン「……ッ!? 貴様……」

ミカサ「邪魔は、させない。あなたの相手は私」

グリン「チッ……! 虎乱襲!!」

ミカサ「当たらなければ──」

バッ

グリン「!? 翔ん──」

ザンッ!

ミカサ「どうということはない」

グリン「ぐ、は……ぁ……」

ドサッ


ボルドー「……いやいや、相手はレベル1のマルチウェポン……ネギ丸は油断し過ぎたんだ……グリン! 挟み撃ちだ!」


グリン「お、おう!」

ガキンッ

グリン「……ッ!? 貴様……」

ミカサ「邪魔は、させない。あなたの相手は私」


ハセヲ「助かる、ミカサ!」

ボルドー「チィッ……」

ハセヲ「今、負けを認めて降参するなら、見逃してやるよ」

ボルドー「このボルドー様の辞書にィ!」

ブンッ

ボルドー「『敗北』の言葉はァ!」

スカッ

ボルドー「載ってないんだよォッ!」

ガキンッ

ハセヲ「残念だが、負けは認めろよな」

ボルドー「ヒィッ……」

ハセヲ「疾風双刃ッ!」

ヒュンヒュンヒュンッ、ザンッ!

ボルドー「ウソ……だろ……」

ドシャッ

ハセヲ「ウソなワケあるかよ……ったく」


ミカサ「エレン、大丈夫? 怖かったよね、もう大丈夫だよ」

ギュ

エレン「う、うっせぇ! 大丈夫だよ!!」

アルミン「…………」

ハセヲ「……アルミン、大丈夫か?」

アルミン「ぁ……ハセヲ……君って……」

ハセヲ「……あー、怖がらせちまった……か」

アルミン「君って……カッコイイね!!!!」



ハセヲ「……は?(゚Д゚)」

ミカサ「……彼は、少し変わった人なの(´・ω・`)」

ハセヲ「……はぁ……」


──Δ悠久の古都 マク・アヌ

フィィーン

エレン「っはー、疲れたなー!」

アルミン「まさか本物だったなんて……ごめんなさい」

ミカサ「あなたは本当に強い。もしよかったら、今度稽古をつけてほしい」

ハセヲ「俺が? ……まぁ、いいけど」

ミカサ「本当? ありがとう」

エレン「いやいや、レベル3の初心者に何を教わるってんだよww」

ミカサ「ハセヲは本物の『死の恐怖』。これは間違いない」

エレン「え?」

アルミン「エレン……君って本当に……人の話を聞かないよね……」

エレン「え? お、おう?」

ハセヲ「ったく、やれやれだな」

ミカサ「じゃあ、また今度」

アルミン「今日はありがとう!」

エレン「んじゃーなー」

ハセヲ「おう。またな!」

パーティーを解散しました



ハセヲ「またな、か……」

とりあえずここまで。
のんびりリアルタイム更新でした。

いつになったらAttack on Titanイベント始まるんだ。

また夜に書くかも。
シラバスとガスパーとパイがさっそく出てないけど、まぁどうにかなるよね。

あとハセヲさんは初期装備で無双してたから相当強かったんだと思うの。

エレンの世界へ飛ばされた話かなと思ったらハセヲの世界だったか…巨人って…アイツしか…



──Δ悠久の古都 マク・アヌ

フィィーン

ハセヲ(三爪痕の手がかりを──ん?)

アトリ「~♪」

ハセヲ(……さ、探しちゃおっかなァ~(汗))

アトリ「あっ、ハセヲさんだ!」

ハセヲ(げぇっ!)

ハセヲ「ア、アンタ、どこかで……?」

アトリ「私ですよぅ。『月の樹』の~」

ハセヲ「……あっ、あぁ、あぁー、あの時の!」

アトリ「……じーっ」

ハセヲ「……なんだよ」

アトリ「イメチェン、しました?」

ハセヲ「…………へっ?」

アトリ「雰囲気変わったなぁ、って」

ハセヲ「雰……囲気……?」

アトリ「はい! 前は、なんていうか……トゲトゲしてましたよね」

ハセヲ(3rdフォームだったからじゃないッスかねそれ……)

アトリ「あ、いや、見た目じゃなくてですよ!?」

ハセヲ(コイツっ、心を──!?)

アトリ「なんか、わかっちゃうんです、私」

ハセヲ「……わかるって、何が」

アトリ「人の気持ち、感情……におい」

ハセヲ「におい!? ネトゲだぞコレ!」

アトリ「はい。……でも、感じちゃうんです。なんだか、そういうの」

ハセヲ「そう──なんだ?」


ハセヲ(……意味、わっかんねぇ……アブねぇヤツじゃん……)


アトリ「あの、ハセヲさん」

ハセヲ「あん?」

アトリ「よかったら、お出かけしませんか♪」

ハセヲ「お出……かけ?」

アトリ「はいっ♪」

ハセヲ「……まぁ、レベル上げねぇといけないしな……仕方ねぇ、付き合ってやるよ」

アトリ「わーい! 早速いきましょう!」

アトリのメンバーアドレスを手に入れた

ハセヲ「経験値稼がせてくれよな」

アトリ「はいっ♪」


──Δ従順なる 怒涛の 万妖

フィィーン……

アトリ「……うわぁ……月が綺麗~……」

ハセヲ「オイ……何度も言うが、ネトゲだぞ」

アトリ「わかってますよぉ!」

ハセヲ「グラフィックはいつも変わらないだろうが」

アトリ「でも、ハセヲさんと一緒だと、景色が変わって見えるんです♪」

ハセヲ「……意味わかんね……」

アトリ「ふふ、よく言われます!」


ハセヲ「ちっ、いくぞ」

アトリ「ま、まってくださいよぉ~(汗)」




エルヴィン「ム……あれは、ハセヲ……?」

リヴァイ「! チッ、アイツ何してやがる……!」


──獣神殿

アトリ「審判の神……フォルセト様」

ハセヲ「様って……」

アトリ「私とハセヲさんの相性はどうなんでしょうか……!」

ハセヲ「審判! 審判の神だっつってんだろ!」

アトリ「へっ? ……あ、ホントだ……」

ハセヲ「はは……お前バカだろ……」

アトリ「!」

ハセヲ「ん?」

アトリ「ハセヲさん、初めて笑った!」

ハセヲ「……あ」

アトリ「うふふ、素直じゃないんですね、ハセヲさん♪」

ハセヲ「……チッ」

アトリ「あ、どこ行くんですか!」

ハセヲ「帰るんだよ……ほら、置いてくぞ」

アトリ「あ~ん、待ってくださいよぉ!」


コーン♪

アトリ「え? 今の音……」

ハセヲ「あ?」

アトリ「ハ長調ラ音……?」

ハセヲ「は? なんだよ? なんか聞こえたのか?」

アトリ「ざわざわする……あっちです、いきましょう!」

ダッ!

ハセヲ「ちょ、おい! 待てよ! ~~ったく!!」

また夕方にでも。
チムチム書いていく。


──獣神殿 裏

アトリ「こっちこっち!」

ハセヲ「待てって! ……!!」

アトリ「な、なにこれ……」


壁に刻まれた、三爪痕……。
赤く疼くそれは──


アトリ「……ぁ、呼んでる……」

ハセヲ「えっ!? おい待て、近寄るな!」

アトリ「でも、呼ばれてるんです」

ハセヲ「何言ってんだこの電波女っ!! んなわけ……」

アトリ「あ……」

フィィーン……

ハセヲ「~~っアトリ!!? はっ、しまっ──」

フィィーン……


──Δ閉ざされし 虚構の 残酷世界 <嘆きの壁> ウォール・マリア

ガヤガヤ……


フィィーン


ハセヲ「……っは、なんだ、ココ……?」

アトリ「……大きな……壁?」

ハセヲ「こんなマップ、あったか?」

アトリ「ロストグラウンド……ですかねぇ?」

ハセヲ「見たこと、ねぇよな……」


コーン♪

アトリ「!」

ハセヲ「今の音……!?」

アトリ「ハ長調ラ音ですっ」

ハセヲ「だから何だよっ」

アトリ「ざわつく、嫌な感じ……」

ハセヲ「……何か、来る?」


ビシャァァァァンッ!!!!


響き渡る雷鳴──

聳え立つ巨壁の向こうに立ち上がる爆炎──

そして──

その炎の向こうから──

ヤツは……俺達を『視て』いた。


超大型巨人「…………」



ザワッ


「なんだ、あれ……」

「モンスター……? なんかのイベントか?」

「Attack on Titanイベントじゃね?」

「あぁ、なるほど、巨人ってことかw」

「あれ倒すのかな」

「R1の『ザワン・シン討伐イベント』みたいだな~」

「有名PCも紛れてんのかなぁ」

「!! ……オイ」

「アイツ……!!」

「……動くぞ……!?」


『巨人』が体を傾けた。
壁の『内側』であるここからは、ヤツが何をしようとしているのかは、さっぱりわからない。

しかし、その直後。

俺達は思い知る──


ドゴォォーンッ!!


「か、壁が、破られた……!?」

「は、破片が飛んでくるぞ!」

「に、に、逃げろぉ!!」


──ヤツらの脅威を。


<嘆きの壁>は突き崩された。

そして亀裂から姿を顕す、『巨人』。


巨人「…………」


ハセヲ「あれが……巨人……!」

アトリ「Attack on Titan……『進撃の巨人』……」

ハセヲ「ハハ……なるほど……まさに巨人の大進撃だ……」


「うわぁぁ!!」

「助けてぇー!」


ハセヲ「はは……阿鼻叫喚、ってヤツだな、こりゃ……」

アトリ「ハセヲさん何やってるんですか、逃げましょ!?」

ハセヲ「……わかってるって。行くぞ!」

アトリ「はい!」

おはよう
今日もチムチム書いてくから、たまにレスしてくれるとハセヲさんかミカサさんがデレる


 通常、The World R:2には、『巨人種』というモンスターが存在している。

 だが、『巨人種』は体高にして4mほど。

 対して、『ヤツら』は体高10mを越す個体も存在しているようだった。


 『巨人の進撃』は、まさしく今始まった。


「クソ、エリアから出られないぞ!」

「ログアウトできねぇ!」

「……なんだよ、これ……」


 そして、俺達は気付いてしまう。


「おま、おまえら……コントローラーの感触、あ、ある……?」

「え?」

「……う、うそだろ……」

「じゃあ、俺達は……『一体、どこにいる』んだ……?」


 俺達は、『世界』の中に居る、と。


──そのときはもう一度言わせてもらうよ、「Welcome to 『The world』」と──


ハセヲ「……オーヴァン……そういうことかよ……。……アンタは一体、何を知っているんだ……」


 揉み合う人垣の中を、アトリの手を引いて走る。

 肺が空っぽになり、心臓がバクバクと脈打つ。

 『ハセヲ』にリアルを感じ、背筋が凍る。

ハセヲ「ぜぇっ……はっ……はぁっ……っはぁ!」

アトリ「ハセ……ヲさん……待って……はぁ、はぁ……待って……きゃぁっ!」

 足がもつれて転けたアトリが人ごみに飲み込まれる。


「大丈夫か、アンタ!」

「気をつけたほうがいい」

アトリ「ぁ……ありがとうございます」

「連れは、いるの?」

アトリ「はい、すぐそこに……ハセヲさぁんっ!」

エレン「ン? ハセヲ?」

ミカサ「!」

アルミン「ハセヲと一緒だったのか!」

アトリ「え? みなさんハセヲさんのお友達ですか?」


ハセヲ「ま、そんなところだな。助かったぜ3人とも」

エレン「おうっ!」


ミカサ「ハセヲ、こっちに」

ハセヲ「?」

ミカサ「内側への門がある。急いで」

ハセヲ「わかった、行くぞアトリ!」

アトリ「はいっ」


──ウォール・マリア <嘆きの壁> 居住区門

「おい、通せよ!」

ネギ丸「やだねェーッ!」

グリン「この門をくぐりたければ、通行料を払え!」

ボルドー「もしくは、死んじまいな!」


「外道め!」

「だめだ、ケストレルのやつらに何言ったって通用しねぇ!」

「誰かアイツを倒せるヤツは……」

「はふぅ~ん……困ったなぁ……どうしよ~」

「く……、死にたくない……」


ハセヲ「なァ……。……アイツらさァ……何回『ヤ』りゃ学習すんのかなァァ……?」ヒクヒク

ミカサ「」ビクッ


スパァンッ

ハセヲ「このッ」

ネギ丸「あでっ」


スパァンッ

ハセヲ「スカタンッ」

グリン「ぐえっ」


スパァンッ

ハセヲ「どもがッ」

ボルドー「ひぃんっ!?」


ハセヲ「道を開けやがれ!」

ボルドー「ゲェ~ッ、ハセヲ!」

ミカサ「…………」

ゴゴゴゴゴ……

ボルドー「ゲッ、この間の黒髪もいるじゃないのよ!!」


ネギ丸「……姐さん」

グリン「……姐御」

ボルドー「……よしっ」



三人「覚えてろよ、死の恐怖~っ!」


ハセヲ「よしっ、じゃねーよ」



「おぉー」

「あ、死の恐怖だったのか」

「ありがとう死の恐怖」

「さすがPKKだな」



ハセヲ(うぜぇ……)


 ボルドー一味を退治し、その場にいた全員が門を抜けようとしている時だった。



ズシンズシンズシンッ!!


巨人「…………」

ハセヲ「チッ……ミカサ!」

ミカサ「わかってる!」

 無表情に走ってくる10mほどある巨人に向かって、ミカサが突撃する。

ミカサ「ハッ!!」

巨人「…………?」

ズズーン……

ミカサ「……とりあえず、足の腱を切ったけど……」

ハセヲ「足止めにゃ十分……だ……?」


巨人「…………」


ハセヲ「……なんだよこいつ……」

 何事もなかったように起き上がる巨人。
 その姿は全裸で、ゲームだからか性器はない。

ニタァ……


 ゲームにしては『リアルすぎる』にやけ顔。

ミカサ「……ぁ…………」

 俺達は、恐怖した。


「お前ら! これはゲームだろ、負けっぱなしでいいのかよ!?」

 群衆を支配できるのは、一人の英傑ではない。


「あんたさ。俺ら、感覚あるんだぜ……?」

「武器の重みを感じるよな」

「……はは、この世界って、案外空気マズいよな」

「……戦え、だって?」

「お前一人でやれよ……」

「俺達は死にたくないんだ」


 群衆を支配しているのは、純粋な恐怖だけだった。


「お前達は……お前達は、家畜だ! 豚小屋で屠殺を待つ、家畜以下の人間だよ!」

「だからどうした!」

「今死ななけりゃいいんだよ!」


「クソ、腰抜けどもめ! 俺だけでも……!」

 そうして無謀を冒した英傑は──

「いくぞ、バクドーン!」

チュドンッ!



モクモク……

シュゥウウウ…………


巨人「…………」

ニヤァ……


「えっ……」


ヒョイ、パクッ


「あぁぁぁぁあぁあああッッ!!!?」


パキッ、ゴキャッ


 奴等に喰われ──


ゴリッ、メキョッ


「痛いッ、痛い、やめ、やめて……お母さ──」


ゴクン。


巨人「…………」



ハセヲ「おい、ミカサ……退くぞ」

ミカサ「……それがいい……と、思う」

ハセヲ「コイツら、バグモンスターだ……」


巨人「…………」

ニヤァ


ハセヲ「……っ、は、走れェッ! 逃げるんだよ!!」

ザワッ

「やべぇよ、やべぇって!」

「死にたくない死にたくない死にたくない……」

「かあちゃぁぁん!!」

 狭い門には群衆が殺到し、もはや通路としての意味を成さない。

 巨人は嘲るように、ゆっくり、ゆっくりと歩みを進める。


 恐慌に陥った人々は、散り散りに逃げ始めた。


ハセヲ「くそ!」

ミカサ「こっち!」


 ミカサが指さしたのは、運河。

アルミン「なるほど……! でも、みんなが泳げるのが前提になるよ!」

ミカサ「そうだった。ハセヲ、アトリ、エレン、泳げる?」

エレン「お、俺は大丈夫だ!」

ハセヲ「俺も大丈夫だが……」

アトリ「私もっ、大丈夫ですっ!」

ミカサ「なら、行こう!」

エレン「っし、飛び込め!」

アルミン「う、うああああっ!」


ドボォーン!

ゴポゴポ……

ミカサ「っぷぁっ!」

ハセヲ「ぶはぁ!」

アルミン「っは!」

アトリ「っはぁっ」



ハセヲ「オイ、エレンはどうした?」

ミカサ「……やっぱり、カナヅチだったのね」

アトリ「えぇっ!?」

ハセヲ「助けねーと…… いくぞ、ミカサ」

ミカサ「ごめんなさい」

ハセヲ「仲間だろ、謝んな!」

ザプンッ

方向性がブレてるけど見捨てないでほしいね。
The World感ないね。
どうしようね。


──約二時間後(The World内)

エレン「……ん……」

アルミン「ん?」

ミカサ「ぁ……目が覚めた……!」

ハセヲ「!」

エレン「あ、れ……ここ……みかさ……」

ハセヲ「壁の内側だ」

ガバッ!

エレン「そ、そうだ、アイツらは、巨人は!!」

ハセヲ「あの壁には魔法の有効判定があるらしくてな、強化系の魔法をみんなが交代で張り続けてる状態だ」

アルミン「ぼくたちは間違いなく、後退している。この世界がどういう地形なのかもわからない以上、迂闊に動くこともできない……」

エレン「オレ達は──人類は、負けたのか」

アルミン「負けては、いない。ただ、どうしようもなくなってしまった」

ミカサ「巨人は、今のわたし達では倒せない」

ハセヲ「ただ、本来は公式のイベントがバグってこうなってるようだし、何らかのクリア方法はあるハズなんだ」

エレン「ハッ……どうするってんだよ」

ハセヲ「俺が、探る」

エレン「……なにを」

ハセヲ「俺達が──人類が、助かる方法を」

エレン「……乗った」

ミカサ「あなたならそういうと思った」

アルミン「君が気を失っている間に、話はもう決まってたんだ」

ハセヲ「さて、話は決まったが、移動手段が必要だな。蒸気バイクはなさそうだし……」

ミカサ「さっき、馬を見た」

アルミン「馬?」

エレン「馬って……あの馬かよ?」

ミカサ「そう。その馬」

エレン「ヒヒィーン、のかよ?」

ミカサ「そう。その馬」

アルミン「それ……採用っ!」

ハセヲ「よっしゃ、決定だな!」


ハセヲ「おーい!」

エレン「誰か馬詳しいヤツいないかー?」

ミカサ「私達は腕には自信がある。ので、偵察をするつもり」

アルミン「そんなわけで、馬を乗用に手なずけられる人と、馬に乗れて自分も参加するって人、いないかな?」

ハセヲ「何なら俺達に乗り方を教えてくれるだけでいいんだが」


ザワザワ…


「あ、あの……」


金髪の女「わ、わたし、馬……乗れます」

坊主の男「オレも乗れるぜ」

茶髪の女「私も乗れます!」

エレン「おぉ!?」

アルミン「本当に!?」

ミカサ「助かる」


コニー「俺はコニーだ、よろしく」

サシャ「わたしはサシャです」

クリスタ「私は、クリスタといいます」

エレン「ありがてぇ、よろしくな!」

ハセヲ「俺はハセヲだ。『死の恐怖』っていえば伝わるか?」

ミカサ「私は──」

そばかす女「いい、『死の恐怖』ハセヲ様の取り巻きっつったら有名だからな」

クリスタ「ユミル!」

ユミル「『死にたがり』エレン、『神殺し』ミカサ、『策士』アルミン。話題のヒーロー様じゃないか、くくくっ」

クリスタ「ユミルってば!」



ミカサ「か、神殺し……?」

アルミン「まぁ……ピッタリだよ、うん……」


ユミル「んで? どうするんだよ、『死の恐怖』さんよw」

ハセヲ「引っかかる言い方だな……。馬がどうやら群生してるエリアがある、らしい。クリスタたちの協力があれば、乗用にできそうだろ?」

アルミン「それで、広い範囲で状況の偵察に、ということさ」

ユミル「なるほどな。乗った! 私も手伝ってやろう」

エレン「おう、ありがとな!」

ハセヲ「まぁまずは馬の確保だな。みんなにも何かしらの形で協力してもらえると助かる!」

アトリ「私はそういうのはちょっと自信がないので、あまり期待はしないでください、ハセヲさん……」

ハセヲ「……まぁ、お前には期待してないよ……」

アトリ「あれー?^^;」


クリスタ「でも、どうするの?」

ミカサ「先ほど周囲を散策していた際に馬の群れを見かけた。おそらくこの一帯が分布地なんだと思う」

コニー「なるほど! お前頭いいな!」

ハセヲ(マジかよ)

ユミル「んじゃ、準備がいるな」

クリスタ「鞍と手綱は必要だよ」

アルミン「今はあるもので代用しよう。縄くらいならそこら中にあるし、鞍も革を重ねるなりで用意できるさ」

ユミル「……なら、決まりだな」

アルミン「ああ」

ユミル「馬を調達したら、辺りを散策……まぁまずは一晩越せるか、だな」

ハセヲ「その辺を含めて、俺達は『この世界』をもっと理解する必要がある」

アトリ「まだ、何もわからないですもんね……」

エレン「……まずは馬だ馬! いくぞ!」

コニー「おー!」


──平原

クリスタ「──よしよし、うん、いい子いい子……」

エレン「すげえな」

アルミン(天女だ)

ユミル「さすが私のクリスタだ!」

アルミン「!?」バッ

ユミル「あ? なんだよ?w」ニヤニヤ

アルミン「い、いや、なんでもないよ」

ハセヲ「5頭か……十分だな」

アトリ「そうですね。お馬さんがいれば荷運びもできますし、まずは落ち着かないと……」

ユミル「デンパちゃんのくせにいいこと言うじゃねーか」

アトリ「でんぱ? 」

クリスタ「ユミル!!」

ユミル「へいへい」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月02日 (土) 17:46:29   ID: hlCqZy9f

ちょっと未完多過ぎね?

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