アカギ「ここが雛見沢村か・・・」(418)
「あついな・・・」
バスをおりると一面緑に囲まれた大地だった
そののどかな田舎の一角に男は居た
ひぐらしがなくのどかな田舎には似つかわしくない何か狂気のようなものをはらませていた
「東京から来た人よ・・・帰りなさい」
バス停に座っていた少女が凛とした声で言う
「あんた・・・ただのガキじゃないな」
見た目は幼い少女なのにその雰囲気はどこか達観したものさえ感じられた。
「今すぐ帰りなさい」
「何者か知らないけど、はいそうですかとすぐに帰るわけには行かないな
そうだな、ゲームをしよう」
「ゲーム?」
「あぁ、これからジャンケンをしよう。ただのジャンケンじゃ面白くない。
指定ジャンケン。ルールは簡単、3点先取のジャンケンだ。
ただし攻撃側と防御側に別れてやる。
攻撃側は予め出す手を指定しておく。
その手で勝ったり負けたりしたら勝った方は+1点とることができる。
アイコだった場合は点の移動は無し。
指定した手以外で攻撃側が勝った場合も+1点。
ただし、攻撃側が指定した手以外で負けた場合は防御側は+3点得ることができる
指定した手以外でアイコだった場合は防御側が+1点で攻守交替になるゲームだ」
「・・・わかりましたわ」
指定ジャンケンスタート
④
「じゃあ、先攻はお前からでいいよ」
「それじゃあ私はグーを出すわ」
(この男・・・何か底しれないものを感じさせる。100年の時を生きてきた私の直感が告げている
まずは様子見・・・いきなりゲーム終了にしてしまってはもとも子もない。ここはグーを出す)
「「ジャン・ケン・ポン」」
梨花:グー
アカギ:パー
「俺の勝ちだな。じゃあ次は俺の番。俺はグーを出す。」
(このゲーム、どこで攻撃側が嘘をつくかがキーになる。いきなり嘘をついて負ければ全てが終わってしまう。
それよりもギリギリまで粘って最後に嘘をつくのが定石となってくるはず。
故に最初は宣言通りに出してくる確率が高いはず。故に私が出すべきはパー
・・・と普通の人なら考えるでしょうね。
でもこの人は普通じゃない気がする。それすら読んでくる気がする。
ならば私がすべきことはパーを殺すチョキ・・・それを殺すグーを出すべきだ。
これならば仮にこの男が宣言通り出してきたとしてもアイコで痛み分けとなるはず)
支援
「じゃあ、行くぞ」
「「ジャン・ケン・ポン!」」
梨花:グー
アカギ:パー
「な・・・!!?」
「くくく・・・まるで白痴だな。殺すか殺されるかのゲームで理に走る。理はお前を縛り、殺す枷にしかならないのにな。くくく」
(な・・・私は間違っていないはず・・・今のは偶然だ)
「わ、私の攻撃ね。次はグーを出すわ」
「じゃあ俺はパーを出そう」
「!!?な・・・!?」
(防御側は宣言の必要などない・・・それをあえて言うなんて。いや、惑わされるな。既に私は2敗している。故に何を出して負けても結局は負けになる。
逆に言えば何を出してもいいと言うこと。ならば確率は3分の1のはず。どれを出しても同じなら・・・)
「「ジャン・ケン・ポン」」
梨花:グー
アカギ:パー
ザワ・・・ザワ・・・
NONOキミをさらいたい
読むならともかく、一回聞いただけでルールを把握できるこのガキはなかなかやる
「くくく。俺の勝ちだな」
「何故!?なんでわかったの!?私がどれを出すかなんてわからないはず。それともこれは勘に任せた偶然だっていうの!?」
「偶然?いや、必然だね。これまでの2戦でわかった。これまでお前は理に頼って出す手を決めていた。
しかし3戦目にはその理なんてものはない。初めて運に頼って戦わなければならなくなったお前は狼狽える。
そして何かに縋ろうとする。お前は縋ってしまったんだ。自分の宣言した言葉という、理でもなんでもないものに。
人間は弱いから、それがなんでもないものだとしても頼ってしまう」
「そ、そんなことで・・・参ったわ。無限の時をさまよう私がこんなガキにいいように遊ばれるとわね・・・」
幼子の容姿をした魔女。その魔女からふっと力が抜ける。
「にぱー。ぼくの負けなのです。雛見沢村にようこそ。僕は古手梨花。あなたのお名前は?」
「俺か?・・・俺の名前は─」
─アカギ
雛見沢村にアカギがやってきたようです
ふーん
次の日
「転校生の赤木しげるです。よろしく」
担任の先生に付き添われてその男はこの学校にやってきた。
休み時間、アカギの周りには何人かの女の子が囲んでいた。
「私は魅音、この学校のクラス委員長をやってるんだ。よろしくな」
「はうー。私はレナ。よろしくね」
「沙都子ですわ。小さいからって馬鹿にしてたら痛い目にあいますことよ。おーっほっほっほ
ほら、梨花も自己紹介をなさいなさい」
「みー。僕はもうアカギとはお友達なのですよ。みー」
「あら、あなたたち知り合いだったのですの?梨花の友達は私の友達ですのよ。宜しくお願いしますね」
和気藹々と話しかける一同だが
アカギはどことなくつまらなそうに窓の外を眺めるだけだった。
それになんとなく気をよくしなかったのか
「こらー。いきなり私たちを無視してくれちゃって、これは我が部活への挑戦と受け取るよ!」
「部活・・・?」
初めてアカギが少しを興味を示す
なんかで動画を見た様な稀ガス
「そうさ。我が部活は雛見沢最強の部活さ。放課後部活メンバーとゲームで勝負するから残ってるんだよ。
・・・もちろん、負けたやつにはきっつーーーい罰ゲームが待ち受けてるからね」
「はうー、罰ゲーム。アカギ君にあーんな服装やあーんな服装を。ぐふふ。はうー」
「・・・レナ、涎を拭きなさい涎を」
そして放課後がやってくる
「みんな油断しないことなのですよ。アカギは昨日僕にゲームで勝った男なのですよ。にぱー」
「へー、それは油断できないね。でもこのゲームで私たち部活メンバーの負けは絶対にないよ。
やるのはジジ抜きさ。最下位になったやつ1名が罰ゲームな」
そしてゲームは始まった
快調に手札を減らす部活メンバー。
何かがあると思ったが、ゲームは圧倒的な差で部活メンバーが枚数を減らしていき
レナがまずトップで上がる。
そしてそれに続くように梨花も上がる。
現在
アカギ:2枚
魅音:2枚
沙都子:1枚
そう、このゲームに使われているカードをよく知る部活メンバーは
誰が何のカードを持っているのか半分以上把握していた
故にそれを知ることができないアカギは絶対的に不利な状況でゲームを進めなければならなかった
(おーっほっほっほ。一番左はスペードの9。私の持ってるハートの9と合わせてあがりですわ)
沙都子はアカギの持っている一番左のカードをとる。
スペードの9
「あがりですわ!ほーっほっほっほ。大したことないですわね」
アカギ:1枚
魅音:2枚
「くっくっく。俺はただ一人、あんたを狩ることだけを考えてた。今回のゲーム、罰を受けるのは最下位だけらしいからな。
罰を受けてもらうのは一番偉そうにしてるあんたにやってもらいたかっただけさ」
ざわ…ざわ…
ざわ?ざわ?
「へ。悪いけどそう簡単に負ける魅音様じゃないんだよね」
(私が持ってるのはスペードのKとハートのJ。ジジに選ばれているカードは私の知る目印のついたカードでダイヤのJのはず。
ならば今回のジジであるハートのJを引かせることができれば私は勝てる・・・ならば)
「じゃあ、引くぞ」
アカギが手を伸ばしてくる
「ちょっと待った!」
アカギが手を止める
ダン!と机を叩き、魅音はカードを机に2枚伏せる。
「まぁ演出ってやつさ、さぁどっちのカードを引く?」
(ちょっと強引だったけど、この状態なら絶対に負けない)
魅音はカードを伏せた状態なら誰にも気づかれることなくすり替える技術を持っていた。
一種のマジックである。
通常のジジ抜きではジジが何かわからないから有効に使うことができないこのトリック。
故にアカギは無警戒になる。
しかし現実は違う。
魅音はジジを知っているのだからすり替えることで100%アカギにジジをつかませることができるのだ。
部活崩壊
>>18
IDなんかスゲーな
アカギ物は安心して読める
「くくく、まぁいい」
アカギは指差す。
右のカード。
それはスペードのKだった。
アカギ、類まれな感性で本来ならジジを回避していた
(危なかった~、実力勝負してたらあやうく負けるところだったよ)
一瞬のできごと
誰にも気づかれることなく魅音はすり替えを行った
右のカードはその一瞬でハートのJになる
アカギの方を見る
静かに魅音を射抜く目
(ヤバイ、気づかれたか・・・)
しかし何も言わない
(ビビらせやがって、おじさんちょっとドキっとしたよ)
魅音はカードをアカギに渡す
「くくく。・・・お前は自らの首を今絞めた」
─あがりだ
「え?」
ザワ・・・ザワ・・・
アカギの持っていたカードはダイヤのJ。魅音のハートのJと合わせてペアになっていた。
「な、それはジ・・・」
ジジのはずだ・・・なんて言えない
魅音が全神経を集中してすり替えを行っていたその瞬間
皆が魅音のカードに注目していたその時
アカギはゆうゆうとジジとして伏せられていたカードと自分の手札を入れ替えていた
アカギ、無法の入れ替え
ざわ・・・ざわ・・・
アカギSSは好きだから支援
これは支援
つまるところアカギは全て看破していたのだ
魅音の不自然な動きからしてなんらかのイカサマをおこなうというのはある程度勘が冴える人間なら気づく
しかし、凡人はそこまで
魅音のマジックは決して凡人に見切られるような代物ではない
故に無敵
凡人ならばそこで袋小路
しかしアカギは凡人ではなかった
イカサマを見抜くという通常の思考の外
それを利用したイカサマを用いるという人外の思考により勝ちを得た
(す、すごい・・・これまで圭一がやってこないカケラはいくつかあった。
けど、アカギがやってくるカケラなんてなかった。
もしかしたらこの男が私をこの無限の牢獄から開放してくれる男なのかもしれないのです)
結局勝負は魅音の負けとなり超マイクロビキニ姿で雛見沢村を一周する魅音の姿を村の人たちが目撃することになった
支援
支援
帰り道
「いやぁやられちゃったなー。まさか部長の私が部活素人のあんたにいきなり負けちゃうとはね。
おじさんビックリしたよ」
「あんたたちもいい線行ってたよ。とても普通の子供とは思えない。下手なギャンブラーより強いんじゃないかと思うほどにな」
「みー。アカギ、ちょっといいですか?」
梨花はアカギを呼び出す。
「話があるのです」
そこにはとてもマジメな顔で語る少女がいた
「今から僕は突拍子もない話をします。きっとアカギは何を言ってるんだと思うかもしれません。
でもこれは真実なのです。どうか信じて欲しいのです。」
梨花はアカギに全てを話す。
何故話す気になったのか。それはアカギこそが自分を救ってくれる人かもしれないと直感したからであった。
連続怪死事件のこと、レナの親のこと、沙都子の義父のこと
そして昭和58年6月、綿流しの祭りの後に富竹という男が死ぬこと。そして鷹野という女が消えること。
そして
「─そして、その後、7月を迎える前に私は何者かに殺されてしまいます」
「どうか、僕を、僕たちを助けてください」
つか、死を恐れない天才アカギだから絶対ホラーにならんなww
というかデフォでL5だろあの人ww
>>25
> 結局勝負は魅音の負けとなり超マイクロビキニ姿で雛見沢村を一周する魅音の姿を村の人たちが目撃することになった
ひぐらし知らんから美心とかで想像しちまうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
アカギはそれを信じたのかどうかはわかりません。
変わらない顔色のまま
「今回のジジ抜き、俺は全員に勝つ予定だった。しかしそう簡単には行かなかった。
俺はあの結果、俺の負けだと思ってる。俺が決めたルールに負けた。ならば敗者は勝者に従わなければいけないかな」
「まぁ、いい暇つぶしにはなりそうだ」
ただそれだけを言って帰っていった
ひぐらしの鳴き声だけがその場に残っていた
>>30
想像シたがなwwwwwww
おまい氏ねwwwww
数日後
異変は起こった
沙都子の姿が学校になかった
沙都子の義父が雛見沢村に帰ってきたと言う噂はあっという間に村じゅうに広まった
「でもどうしようもないじゃないか!前に役所の人間に頼んでどうなったからレナも知ってるだろ」
「・・・」
レナと魅音がなにやら言い争いをしている
ガタッ
席を立つアカギ
「先生、悪いが早退させてもらうぜ」
「ちょっと、アカギ君!」
先生の静止を聞かずに帰っていくアカギ
「アカギ・・・」
心配そうに、そして何かを期待するように梨花は去っていく背中を見つめていた
麻雀で決着付けるのか
>>34
あるあr・・・ねーよwwwwwwwwwwww
放課後
魅音、レナ、梨花の三人は園崎家当主、園崎お魎の前に居た
魅音たちはそれが無茶な頼みであるとわかっていた
しかし、頼まずにはいられなかった
仲間のために何かをやりたかった
かつて役所の人間は沙都子を救ってくれなかった
それは自分たちが弱い子供だったからだ
だから役所は本気で動いてくれなかった
そう考えていた
しかし園崎お魎が動けば状況は変わってくる
雛見沢村で絶大な力を誇る園崎お魎が北条沙都子を救えと役所に圧力をかけさえしてくれれば状況は一変する
しかし問題はあった
ひとつは園崎お魎は北条家を簡単に救うことができない浅からぬ因縁があったこと
ひとつは園崎お魎が簡単に曲げることができない信念を持っていたことだ
「なんでこの園崎お魎がそっだら北条のせがれなんぞの為に動かなあかんのかい!」
物凄い怒気を孕んだ声が響き渡る
「婆ちゃん、私からのお願いだよ。沙都子をどうか助けて!」
「せからしい!そっだらこと役所の人間にでも頼んでればよかろうも!」
「そんなぁ、役所の人間が沙都子を救えないことは婆ちゃんもよく知ってるじゃないか・・・」
魅音の声は半分泣きそうになっていた
「だめなもんは駄目だ!園崎家当主が北条家のガキの為にただ働きしたなんて噂がたったら園崎家のメンツが丸つぶれじゃわ!」
ガラッ
「だったら、タダじゃなければいいのか?婆さん」
「誰じゃ!」
壁にもたれかかって園崎お魎を見据える白髪の青年、アカギがそこにたっていた
眠いのに・・・
支援
お魎さんの寿命が縮むぞ
「いくらだ?」
「あぁん。すっだら舐めた口誰に聞いとるんか!」
「いいから答えろよ。それとも耳が遠くなったか婆さん。いくらだ?」
「・・・1000万。・・・それだけの額を出せるっちゅうなら考えてやる」
「そんな婆ちゃん!1000万なんてそんな大金、中学生が用意できるわけないよ!」
「黙っとれダアホ!払えんのならさっさと帰れガキが!」
「なあに払うさ」
「ほらさっさと帰れダボが!・・・は?」
「払うと言ったんだ。耳が遠くなったのか婆さん?」
「安岡さん、入ってください」
「やれやれ・・・昔馴染みのデカの大石に会いに有給使ってきたってのにとんでもない男に再開しちまったぜ」
安岡と呼ばれた40代くらいの男が入ってくる
麻雀で決着つける気か?
パパ登場ww
安岡ァ!!!
くそwwwwwアカギいくつだwwwwwwwwwwwwwwwww
「なんじゃお前は!」
「まぁまぁそういきりたちなさんな。俺はアカギのダチで安岡っていうもんだ」
「ほらお前らもとっとと来い!」
安岡という男の影になって見えなかったがどうやらその後ろにまだ人が何人かいるようだ
パンチパーマの人相の悪そうな男、それに水商売系の出で立ちを思わせる若い女が続いて入ってきた
どこかその二人は顔色が悪く、震えているように見えた
「あんたたちは!」
「リナさん!!?」
魅音とレナがその2人に反応を示す
男の方は今回の事件の元凶、沙都子の義父である北条鉄平であった
そしてもう一人の女は鉄平の恋人であり、詐欺師、レナの父親を誑かし金をくすめようとしていたその人であった
アカギホントに学生かよwwwwwwwwwwwww
朝まで墜ちずに残ってるに45組の全ペリカを賭ける!
もうむり寝る
ククク
「安岡さん、連絡はつきましたか?」
「あぁ、ばっちりだ。ただ条件として"人"の他に今度行われる裏麻雀の代打ちとして出てくれるなら1500万まで出すそうだ」
「くくく、あの人もガメツイ人だ。そこの"人"だけで十分代価としてはいいだろうに。まぁいい。その条件呑むと伝えてください」
安岡とのやり取りにイラだちを感じた園崎お魎は
「だぁら!なんの話をしとるんじゃ!」
「まぁ婆さん聞けよ、俺はその後ろの二人とある賭けを行った。安岡さんはその保証人だ。
圧倒的にあちらさんが有利な条件のギャンブルだったんだが・・・それが俺が大勝しちまってな。
きっかり1000万円分勝たせてもらった。
無論、こんな凡愚にそんな返済能力なんか期待しちゃいねえが、この安岡さんはちょっと裏の世界に顔が知れてる人でさ
あるヤクザの大親分と知り合いで、まぁ人身御供というか、この2人を担保に金を貸してくれるように交渉してたわけさ。
そして今話はまとまった。
1000万円払おう。なんなら、その親分に確認でもとってみるかい?」
「葛西!」
「はっ!」
葛西と呼ばれた男はすぐに立ち上がり安岡とともに電話口に向かう
しばらくして
「た、確かに・・・あの巨大ヤクザの大親分が確かに金は払うと言っています」
「・・・く」
ざわ・・・ざわ・・・
まだだ・・・まだ終わらせない・・・!!倍プッシュだ・・・!!
セッティングパパと大石か・・・腹黒い警察コンビだなw
「婆さん、任侠の世界に二言はねえよな?」
「せからしか!・・・わあっとるわ!・・・と言うても諸悪の根源がヤクザに売られて行くってのに助けるもなんもなかろうが」
「だとよ。委員長さん」
魅音に目線を向ける
事の成り行きについていけずにポカンとしていた魅音が意識を取り戻す
「だったら婆ちゃん、園崎家が北条家のことを許すということを村のみんなに宣言してよ!」
「・・・そったらこと・・・。えぇい!わあったわ。それくらいで1000万手に入るって言うならいくらでも言ってやるわ!
園崎家はこれまでのことを全て水に流し北条家との因縁を全て許す!」
「婆ちゃん・・・」
「くくく・・・これでとりあえずのことは片付いたな。じゃあな。あぁそうそう安岡さん、親分からもらえる1500万の残りの500万円は安岡さんにあげますよ。残りのことはよろしくお願いします」
「お、おぃ、いいのかよ!ひゃっほ~。・・・ほら来い貴様ら!」
嵐のようにやってきた男は嵐のように帰っていった
(す、すごいです。こんなに早く全ての問題を解決するなんて・・・圭一が数多の奇跡を出し続けても到底叶わない神域にあの男はいる。
今なら確信できる。あの男こそが全ての因縁から私を開放してくれる人だ)
静かになった一室
さきほどまでないていなかったひぐらしが再び鳴き始めていた
「アカギか・・・なかなか骨のある男みたいじゃないか」
園崎お魎と呼ばれた鬼は、一人の女性のような優しげな顔でそっとそう呟き、去っていく青年の姿をずっと目で見送っていた
鉄平宅指まみれルートだと思ったのに
すまん・・・
途中で申し訳ないがあまりの眠さにさっきから書き込み規制時間中に何回も意識が飛んでしまって・・・
スレ立てたときは余裕とか思ってたんですが
朝になってもスレが残っていたら残りを投下します
支援する
任せろ…っ!
了解しました
☆
よし、保守だ
休めっ・・・!
ほ
しゅ
ほっしゅ
面白いわ
カナ・・・
カナ・・・
保守・・・
保守・・・
突く突く奉仕!突く突く奉仕!とっても良いよぉ!とっても良いよぉ!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!
ho
ひなみざわ…ひなみざわ…
天のアカギが好きなんだけどなぁ
保守
朝建ていよ
保守
ほ
ほ
※このSSは大石との麻雀勝負編で10年ほど連載が続きます
おもしれーじゃねぇか
ほ
ムッシュかまやつ
ほ
天のアカギは祠とかで昼寝してそう
ありそうでなかったのがついに・・・
保守
ホッシュホッシュ
ちょっとさとこの件は残念だった。
今後に期待ほす
アカギは中2から物語の表舞台に躍り出るからその直後の設定か。と野暮な考察。
保守
アカギが負ける姿が想像付かん
>>85
負けは無いけど漫画版の中2時代で何回か焦ってた・・・
かわいかった・・・
支援
hohohoho
むしれるだけむしる…!
おい、まだか 待ちくたびれたぞ
貼りついたように動かない支援VIPPER
数を増やしていくレス数
この符号が意味するものは一つーーー!
支援支援
もう待ちすぎてしかたないからチンコしまったよ
支援ー
その日もアカギは麻雀に明け暮れていた。
突然腹痛を訴える、面子の1人である初老の男性。
代打に代わったのだが、
その男には、さすがのアカギも驚きを隠せなかった。
アカギ「赤坂・・・か・・・。」
そう、その男の名は赤坂。
過去に烈戦の果て、アカギが辛勝した男。
赤坂「久しぶりだな。ここ最近名を聞かないと思ったが、まさかこんな所にいるなんてな。」
んなわけがない。
そーいやひぐらし内でも熱い麻雀やってたな
アカギならゲーム全勝だろー
だれか彼にモーニングコールとやらをかけてみてはくれんかね?
ほ
保守・・・
これは半ば保守・・・
だが半ばおまじない・・・
ほす
ほしゅ
まだ墜ちてなかったか
☆
保守っ…!圧倒的保守っ…!
ほしゅ!
ほ
すいません、今起きました
早速投下します
そして綿流しの祭りの日がやってきた
アカギは相変わらずで学校にも来り来なかったり
の割に部活にはちょくちょく顔を出したりする毎日を送っていた
水鉄砲勝負やお料理勝負では何度か敗北をしたアカギであったが
こと運や知能で戦うゲームにおいては一度も負けることがないという異常な強さを誇っていた
「おーいレナー」
委員長の魅音が呼びかける
「あ、魅音ちゃん。こっちだよ~」
「魅音、早くくるのですよ。にぱー」
「魅音さんは遅刻の罰として私にたこ焼きを奢るべきですわおーっほっほっほ」
「ごめんごめん・・・と、やっぱりアカギは」
「うん・・・」
その場に、あの青年の姿はなかった
同日、同時刻
大石と呼ばれている男
「いや~、参りましたねぇ、私今日は綿流しの祭りの警護をしなくちゃいけないんですがねぇ」
アカギはその日、この大石と呼ばれる男とともに雀荘にやってきていた
大石とは安岡とのつながりで知り合いになっていた
大石も安岡から凄腕の代打ちということで話は聞いており
腕に自信のあった大石はアカギに一勝負しないかと持ちかけていた
「条件・・・なんでしたっけね?」
「くくく、すっとぼけんなよ。俺が一度でも半荘でトップをとれなかったら俺の負け。100万円を払う。
トップをとれなかった場合は─」
「フリーのカメラマンの富竹という男を今日一日見張っておけ・・・でしたっけ?解せませんねぇ
理由も目的もさっぱりだ・・・」
これはアカギに絶対不利な条件であった
ゲームは今朝からずっと行われておりかれこれ8度の半荘でアカギは大石という老練な打ち手相手にトップをとらなければならなかった
が、アカギ凌ぐ
しかし徐々に半荘終了時の大石とアカギの点差が詰まっていっていた
そしてたった今アカギは直撃を食らい逆転を許してしまっていた
現在アカギ2位のまま南4局に突入する
「まぁ、ただの気まぐれさ。どうせ警護する場所なんて適当なんだろ。それくらい融通効かせてくれよ」
「ふむぅ、ただし大事件が起きればそちらに急行させてもらいますよ。大事件が・・・そう、例えば殺人事件とかね」
一瞬、場が凍りついた
大石は半ば確信していた、この祭りの後に殺人事件が起きるかもしれないことを
「なぁに安心しな・・・もし起きるとすればあんたが見ている前で起きるだろうよ」
その言葉に眉をひそめる大石
意図を測りかねているようだった
kt
「ふむ。ならば早期に決着をつけねばなりませんな。今現在南4局で親は私、アカギさんは2位です。
この半荘をラストにしましょう。オーラスです。
あと一つ頼みがあるんですが、私の代わりに私の友人を卓に加えてもらってもいいでしょうか?」
「あぁ。構わない」
「さすがアカギ君話がわかる。おーい、赤坂くん入ってきたまえ」
大石が一瞬ニヤリと笑ったのをアカギは見逃さなかった
赤坂と呼ばれた男が入ってくる
長身でガッシリとした身体つき、大石のメタボな体型とは裏腹にアスリートのような男が歩み寄ってくる
「もう大石さん、急に連休とって雛見沢村に来いっていうから何かと思ったら麻雀ですか」
男は苦笑いだった
「それじゃ、始めましょうか」
アカギ:31000
赤坂:45000
安岡:18000
ダメギ:6000
ゲームスタート
赤木の笑いはくくくじゃなくてクククだろ
おいダメギwwww
富竹よりも死にそうな奴じゃあねーかww
配牌
裏から赤坂の手を覗く大石はほくそ笑む
(赤坂くんは私以上の凄腕、さらにただ早く上がるだけでいい状況。かたやアカギ君はある程度の手を作りつつ赤坂くんより早く上がらなくてはいけない。
問題があるとすれば配牌が悪い場合だったが、運はこちらに来ている3シャンテンの軽そうな手だ)
─ポン
静かだが通る声が響いた
(白のポンだと・・・?14000点差があるのわかってるのか・・・!?
大三元狙いかドラの暗刻か明刻狙い?それは無理ってもんですよ。赤坂君が既に中を3枚、ドラを2枚手牌に入れている。
仮に2枚ドラを持っていたとしても白、ドラ2、トイトイがいいところ。これでは直撃じゃないとうち取れない。
トイトイ気配を読み取れないような赤坂くんではないですよムッフッフ。アカギ君、最後の最後で読み違えましたね)
─ポン
再びアカギの鳴き
(やはりトイトイ狙いか。アカギ君惜しかったですね)
赤坂の手牌は既にテンパイだったトイトイに振込まないよう回しつつ、テンパイに持ち込んでいた
待ちはソーズの2,8,5の3面待ち
絶好の待ちだった
─ポン
アカギ発を鳴く
(大三元狙いだったみたいですね。しかし中は出ない。
これで高目でトイトイ、白、発、ドラドラですかね。ツモでは満貫で足りませんよ。むっふっふ)
次巡
─カン
「な!」
─カン
「ま、まさか・・・」
─カン
ざわ・・・ざわ・・・
アカギ異端の連続カン
アカギがお料理勝負…ゴクリ
「カンドラは・・・乗ってないか。残念だ。くくく」
アカギは残念そうな素振りも見せ場に静かに笑う
(こいつ狙ってやがった・・・息を殺して蘇るのを・・・)
アカギ、初期の手牌はチートイツのなりそこないであった
その手を一気に化けさせた
(これで3カンツ、トイトイ、白、発、ドラドラでハネ満の可能性が出てきやがった・・・!)
ハネ満ならツモアガリでも逆転
最後の最後で起死回生の一打を打つ
赤坂、これは警戒しないわけにはいかない
(あと3巡回せばこの局は流れる・・・トイトイ狙いなら待ちは良くないはず。
まず引くことはない。危険牌を引いたら迷わず降りよう)
赤坂ベタ降りを決意
ここからは簡単、現物を切っていく赤坂
(あと一巡回せば流れるっていうのに・・・現物が手牌にない・・・)
赤坂のツモ北
(な!!?北だって!?これはドラだ・・・ってことはアカギ君はまだドラを頭にしていない!!?)
ざわ・・・ざわ・・・
(いや、ドラはブラフか・・・だが何か気味が悪い。ここは頭を崩して様子見をしよう。
序盤に1枚切れ、手牌に2枚入っていた西を切る。まず安牌だろう)
西を打とうとした赤坂の手が止まる
(いや待て・・・嫌な予感がする・・・なんだこの悪寒は。この異常な打ち筋、やり兼ねない
ツモアガリを放棄し僕からの振り込みだけを期待する異端の地獄待ち・・・だめだこれは切れない)
赤坂、牌を戻す
「くくく、死ねば助かるのに・・・」
ざわ・・・ざわ・・・
(いや、ここはこれだ)
赤坂が出したのは1ピン
現物ではなかったが場に3枚切れていた、また4ピンに至ってはアカギがカンしていたので既になくなっている
赤坂は麻雀の腕がたった
アカギとの勝負に熱中するだけでなく、周りからの倍満以上の手を振込まないことをきちんと気を付けていた
その点、4ピンはアカギがカンし、残り1枚しか残っていない1ピンは役に組み込みづらいものになり
まさに鉄壁の牌となっていた
「アカギ君、連続カンで僕を動揺させようとしても無駄だよ。次局で君をきっちり捕る」
─ロン
「ベタ降りは決して恥ずかしいことじゃないからね。・・・・え?」
─3カンツ、白、発の満貫だ
ぐにゃあ~~~
支援
「123ピンの順子だって!?そんなバカな!」
「くくく。あんた腕が立つんだろ。地獄待ちじゃあんたは殺せない。」
「な!?2ピンも3ピンもアカギ君の河には序盤で捨てられている・・・
なのに23ピンで一枚しか残っていない1ピンを待っていたと言うのか!?」
「直感・・・ってやつさ。理に縛られているあんたたちにはきっと分からない。
連続カンで引いてきた2ピン、3ピン。俺はこの牌に何かを感じたんだ。
一度捨てた牌が戻ってきた、これには何か意味があると。」
「そんなオカルトな・・・」
(しかし、その無茶に身を投げることができますか・・・?普通はできない。
アカギ君の捨牌を見ると明らかにリャンメン待ちのいい待ちも作れていた。
その理という誘惑を振りほどき、そんな目に見えないオカルトを信じて打ち続ける・・・
私には無理ですねムッフッフ)
「いや~参った参った。私の負けです富竹さんでしたっけ?の警護は任せてください。そりゃ~ストーカーもびっくりなくらい張り付いてあげますよ。
あ~、ついでに赤坂くんも私の手伝いをしてもらいましょうかね。むっふっふ」
「そんな~、僕、有給で来てるんですよ~」
「あの、大石さんいいかな?赤坂さんには別の人の警護をしてもらいたいんだ」
─鷹野三四
「うーん、まぁ負けた手前だし、やることもないからいいんだけど、なんでその人達を警護するんだい?」
「それは・・・秘密ということでお願いしますよ。ふふ」
そして綿流しの祭りの夜が始まった
惨劇の始まりの夜が・・・
先程まで聞こえていたひぐらしのなき声はもう聞こえない
すいません。書きため分はここまでです。
これから書いてスレが残っていたら夜残りを投下します。
乙頑張れ
>>116
トイトイ、白、発、ドラドラ
6飜はハネ満じゃね…?
ツモれば足りねえか?
アカギって面白い?
カイジは好きなんだけど
対→2
ドラドラ→2
白発→2
ツモで普通に逆転可能です
やっちまった・・・数え間違えだ・・・
なんかいろいろ脳内補完して読んでください・・・orz
やべえ面白い
支援である
点差でも訂正すれば大丈夫だろ
期待してるから、頑張って
>>782
うるさいくらいに張り裂けそうな鼓動のたかーなーりー
すまん誤爆、けど支援
ちょいおもろいぞww
1はかなりひぐらしアカギ好きやな
宣言ジャンケンを少し聞いただけで
理解する梨花ちゃまぱねえww
梨花はわかりましたわとか言わない
ほ
「フサイチ」馬主の関口氏に5億円支払い命令 競合禁止義務違反で [01/25]http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1265704328
保守
ふふっ、倍ホッシュだ
ほ
魅音「おっと、おじさんにその牌は通らないよ~?
リーチ一発保守ドラ1、バンバン付いて満貫だね!」
>>143
アカギ「・・・・・・たか・・・?」
魅音「・・・・・・え?」
アカギ「聞こえなかったか・・・?園崎魅音・・・!」
安岡「・・・保守、頭ハネだ・・・」パタリ
魅音「・・・ッッッ!!!」ぐにゃあ~
>>128
麻雀のルールを把握してれば面白い
でも読みが高度すぎて何を言ってるのか俺にはよくわからん
ほす
キ // /::::://O/,| / これは……
ュ / |'''' |::::://O//| / 半ば おまじない
.ッ \ |‐┐ |::://O/ ノ ヾ、/
: |__」 |/ヾ. / / だが 半ば……
ヽ /\ ヽ___ノ / . へ、,/ 照準…!
/ × / { く /
く /_ \ !、.ノ `ー''"
/\ ''" //
| \/、/ ゙′
|\ /|\ ̄
保守
☆
御無礼
平山なんの役にも立ってないな
ゆきおって名前のやつはみんな役立たずさ
星逃田
( ^ω^)勝つお
>>151
沢田ユキオ
>>151
ノ´⌒ヽ,,
γ⌒´ ヽ,
// ""⌒⌒\ )
i / ⌒ ⌒ ヽ )
!゙ (・ )` ´( ・) i/
| (__人_) |
\ `ー' /
/ .\
クククだけ直してほしい
マジで
④
>>154
未だにやってるからすげぇ
常時L5のアカギさんかっけー
>>158
まだやってるのあの人
すげえな
>>154
役立たず・・・?
なんだ、終わったって聞いてたけど続いてるのかよかった
久々に買ってみるか
ほす
>>151
岡部さんディスってんの?
ホス
まだ書き終わってないが途中まで投下します
っていうか、もう矛盾とか穴がありまくりで書いてて恥ずかしい・・・
ひぐらしの設定が超展開すぎて整合性持たせるの無理すぎる・・・
沢田ユキオとか久々に聞いたわw
「で、私たちは何をしているんでしょうねえ」
「えぇ、鷹野さんと富竹さんが入江診療所に帰ってもう20分が経ちますよ」
「こりゃ~二人でにゃにゃんでもしてるんじゃないですかねえ。アカギ君は私たちに情事の見張りでもしてほしかったのかな。むっふっふ」
「あれ?人が出てくるみたいですよ。あれは・・・鷹野さん?それに数人の男がいますね。暗くて見えませんが何か荷物のようなものを車の後部に入れているみたいです」
「ん~、何か臭いますねぇ。こんな真夜中に引越し・・・なーんてオチは勘弁してくださいよ。赤坂君、つけますよ」
「はい!」
車が田んぼ道の真ん中で止まる
「あんな何も無いところでとまるなんていよいよもってキナ臭くなってきましたねぇ」
大石たちはバンから死角になる位置に車を止めて様子を伺う
鷹野と思われる女性がバンを開けると中から男が一人転がり落ちてくる
暗くて断定はできないが富竹に体格は似ている気がした
どうやら両手を縛られているようだ
鷹野はその男を解放する
「あれは何をしているんでしょうねえ。男は死体じゃないみたいですし、縛りもほどいて解放したみたいですし。
もしかして何かのプレイ・・・なんでしょうかねえ?」
さるさんにならないようにだけ気をつけてね
投下スピード遅めでいいから
「あ、男を放置してバンが出ますよ」
「今度は放置プレイですか?・・・やれやれ、私もう帰ってもいいですかねえ?」
立ち上がり男に近づいていこうとする大石
しかし数秒後男の挙動が不審になっていく様子に気づき
「赤坂君!あの男を取り押さえてください!!」
突如錯乱しだす男
自らのクビに手を当て、そして引っかく
「どりゃあああああぁぁあああぁぁあ!!」
赤坂の体当たり、そして馬乗りになって男の手を固定する
その手は既にうっすらと赤くなっていた
「ふぅ・・・なんとか間に合ったみたいですね。突然クビを掻きむしるなんて。プレイ・・・では片付けられませんよねムッフッフ」
救急車のサイレンとともに麻酔を撃たれた富竹が去っていく
「で、アカギ君。これはどういうことなんでしょうかね。むっふっふ」
「なぁに気にすることはない。今晩中に全ての片はつけますよ」
「ちょっと片をつけるって!?おい!アカギ君!・・・くそ!切れた・・・」
「どこ!出てきなさい!」
鷹野三四は薄暗い廃屋に居た
「くくく、ここだよ」
「あんた何者なのよ!あの電話は一体・・・」
支援
だめだくくくが気になる
30分前
富竹を降ろした鷹野は診療所に戻ってきていた
そこにタイミング良く電話が鳴った
「もしもし入江診療所ですが急患でしょうか?」
いつもの仕事のトーンで話す
「─今から指定した場所に来い。くくく・・・そうだな"組織"の連中は抜きでだ。あんた一人で来い」
("組織"・・・?まさか"東京"のことを言っているの?)
「な、なんのことかしら。イタズラ電話ならやめなさい。もう切るわよ」
「くくく・・・いいのかな?古手梨花を拉致監禁している」
ざわ・・・ざわ・・・
くくくェ・・・
(何を言っているの?古手梨花を・・・?)
電話口から待機していた山狗に急いで指示を出す
「祭り後学友の一人と古手梨花が廃屋に入っていったことを護衛の山狗一名が確認しています」
(ってことは、この電話主は学友のアカギか・・・)
山狗にアカギの素性を持ってくるように指示を出しつつ電話の受け答えをする
「あなた、アカギ君でしょ。冗談はやめましょう」
「冗談?まぁそう思うのは勝手さ、朝になれば俺は古手梨花を殺す」
ざわ・・・ざわ・・・
大石はアカギをさん付けすると思う
山狗が資料を持ってくる
話しながら資料に目を通す
(なに・・・?チキンランに裏麻雀・・・あの大ヤクザ組と繋がりもある・・・。なんなのこの子)
「く、何が目的なの?」
「なぁにただの暇つぶしさ。ただあんたらとしては困るんだろ?古手梨花を勝手に殺されては。"組織"としてはさ」
「ど、どこまで知ってるの?」
「さあてね。俺はただの中学生ですよ。くくく
それでは待っていますよ。くれぐれも妙な動きをしないように。確認次第古手梨花を殺しますよ」
ガチャン、ツーツー
「俺たち山狗で突入しましょうか?」
「・・・やめなさい。古手梨花にもしもの事があってはだめなのよ!私の・・・おじいちゃんの研究の鍵となる人物。
準備ができていない今殺されては全てが無駄になってしまう。・・・私が神になれない!」
そして現在に戻ってくる
「で、あんたの目的はなんなのよ?」
「さあてな。強いていうなら一番の目的は暇つぶし・・・かな」
「冗談じゃないわよ!あんたの暇潰しなんかで私の、私とお爺ちゃんの全てを無為になんかにさせない!」
「くくく・・・まるで白痴。自分の状況がまるでわかっていない。あんたは今、半ば詰んでいる状況だっていうのになんで気づかない?」
ギリっと歯をくいしばる音が聞こえるほど鷹野の顔は急変していった
「私が・・・詰んでいるですって?」
「あぁ、そうか。富竹さんは入江診療所じゃなくて興宮市の病院に運ばれたんですね」
「え・・・?」
「知らなかったんですか?くくく。
富竹さんは死んでませんよ。それに大石さんたちはあなたが富竹さんを捨てるのを見ている。いずれ"組織"に辿り着くのも時間の問題でしょう。
おっと、その前に意識を戻した富竹さんが全てを話しちゃうかもしれませんがね」
「くっ!」
踵を返す
(今ならまだ間に合う!富竹が目を覚ます前に殺す、私の存在に勘付いた大石たちを殺す
たったそれだけのこと。今までと何も変わらない。邪魔者は消せばいい。まだ間に合う)
④
「おっと、ただで帰すと思ってるんですか?殺しますよ。古手梨花を」
鷹野の足が止まる
(それはマズイ・・・古手梨花を殺されては元も子もない・・・糞!こんあガキに私の計画が・・・)
「だが、俺だって鬼じゃない。そうだな、ゲームをしよう」
「ゲーム?」
「あぁ、あんたが勝った場合は古手梨花を解放しよう。それに払おう。100億円を」
「ひゃ・・・百億!?馬鹿言ってんじゃないわよ!」
「銀さん」
薄暗くて気付かなかったが廃屋の奥にひとりの男がいた
「俺は平井銀二だ。金ならある」
ライターに火をつける
するとこれまで見えなかった廃屋の壁に何かが浮かび上がる
「札束の山!?」
「100億の山だ」
まさかの平井銀二
(百億ですって!?最近は"東京"の出資も少なくなってきたところにこの大金は・・・これさえあればもう研究資金に困ることはない・・・)
「で、私が負けた場合は?」
「まぁ、これは銀さんの頼みでね。というか、今回いろいろと裏で動きまわってもらったのはこの人だから半ば恩返しという奴なんだけど」
「これからは俺が話そう。実はあんたの所属してる政治組織・・・こいつが俺にはちょいと邪魔でね。
スキャンダルをずっと狙ってたんだ。あんたが持ってるその34号文書。それを渡してくれればいい」
(何者なの・・・この男・・・?でも今この状況では・・・)
「ふん!いいわ。・・・というよりゲームに乗る以外に選択肢なんてないんだから。
富竹が目を覚ます前に決着をつけないといけないんだから早くしましょう」
「あぁ。じゃあ、ルールを説明する。今回やるゲームは─」
─3カードハイ&ロー
紫煙
銀さん出てくるとは思わんかった
3カードハイ&ロー
・使われるのは通常のトランプ(ただしジョーカーはなし)
・先攻を決める
・お互いに山から3枚のカードを引く
・お互いに3枚のカードから1枚選択して裏向きで場に出す
・ここで攻撃側がハイorローorイーブンを宣言する
・ハイ(orロー)を宣言した場合、カードをオープンしてその差分だけ点数を加算する
例:鷹野がハイを宣言した場合
鷹野:8 アカギ:4
鷹野は4ポイントを獲得する
例:鷹野がローを宣言した場合
鷹野:4 アカギ:8
鷹野は4ポイント獲得する
無論、ハイを宣言したのに防御側のほうが高かった場合などは攻撃側はマイナスの点数を得ることになる
・イーブンを宣言した場合、攻撃側はもし相手が同じ数字を出してこなかった場合差分の点数が引かれるが
もしもお互いが同じ数字を出していた場合その数字の10倍の点数を得ることができる
例:鷹野がイーブンを宣言した場合
鷹野:K アカギ:K
鷹野は130ポイントを獲得する
「ルールは理解できたか?」
「えぇ大丈夫よ」
「それじゃあゲームスタートだ」
>>186
すいません。ルール追加。
・1回勝負終わるごとに残った2枚のカードは捨て新たに3枚カードを引き攻守を交代する
・全10回戦を行い終了時点の点数で勝敗を決する
すいません、今見返したら重大なミスが発覚したので
一旦ここで投下ストップします
>>187
勝負どうやって終わるのかが謎だったけどそういうことね
当時の百億は今の(ry
岡部 ユキオ と いうたら シンッボリルドルフや
ワシズも出してくれ
「札束の山!?」
「100億の山だ」
なんかちょっとわろた
>>192
言われてみると不自然だなwww
>>192
なんかね
紫煙
ノースダコタは田舎
こまけぇこたぁ
試演
3枚×2人×10回戦=60
トランプは52枚……
/)
///)
/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____ 細けぇ事はいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
____
/ \
/ \ , , /\
/ (●) (●) \ 皇成!早く早くお!
| ⌒(__人__)⌒ |
\ ∈∋ ,/
. /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ
| ,___゙___、rヾイソ⊃
| `l ̄
使わなかった2枚をまた戻して切るんじゃね
ほ
久々にVIPにきたら、なんという良スレ…
まだ読み初めだが面白すぎる
>>199
うぎゃああああぁぁ
投下しようと思ったらまたミスだあああぁああ
しかも根本に関わるミスだ
ちょっと訂正してきます
今日中に投下できないかもしれないので一応トリつけときます
トランプ2セット用意すればなんとか
てかノリで読んでるから矛盾があってもきづかないんだが・・・
なんということでしょう
MTGなら60枚だから数字をマナコストにおきかえてできるぜwwwwwww俺天才wwwwwwwwwwwwww
まぁ土地がないからどうにもならないんだがな
>>209
俺バベルなんだけど
>>209
MTGは上限なくね?
とりあえず、その発想にカウンタースペル
落ちそうだからageて☆
まさかの銀さん登場とはww
支援
しえn
私怨
歯炎
支援
話が完結しても明日の夜まで落とさないで欲しい。
仕事から帰ってきて読むから。
支援は二度刺す・・・!
しえぬ
これかなり面白いぞwww
こういうのはやっぱどっちも知ってないと読むの難しいな
頭吹き飛んできたwwwwwwwwwww
続きはまだかな
スクリプト嵐がきているみたいだから気をつけよう
④
>>186
ルールの変更をします
×イーブンの場合その数字の10倍の点数を得ることができる
→○イーブンの場合その数字の3倍の点数を得ることができる
×全10回戦
→○全6回戦
>>1
キターーーーーーーーーーーーーー
先攻はアカギ
「セット」
アカギ迷わず一枚のカードを選択して置く
(く・・・いきなり勝負に行くのは危ういかしら・・・まずは無難なところから)
「セット。いいわよ」
「じゃあ、宣言するぜ。ハイだ。オープン」
1回戦 攻:アカギ
アカギ:ハートのQ
鷹野:スペードの9
アカギ:3点 鷹野:0点
(よし!3点で抑えることができれば上出来ね)
次に鷹野が引いてきたカードはハートのA、スペードのQ、スペードの10
(ついてる!)
鷹野は思わず笑みを漏らしそうになる
(このゲーム、攻撃側にとって一番の武器になるAとK。このどちらかを引けるか引けないかで勝敗が決すると言ってもいいわ。
出せばほぼ必ず勝てるカード。相手も同じAを出さない限りドローにもならない最強のカードよ)
「行くわよ。セット。宣言するわ。ロー」
鷹野が出したのはもちろんハートのA
アカギは・・・
2回戦 攻:鷹野
アカギ:ダイヤのK
鷹野:ハートのA
アカギ:3点 鷹野:12点
ざわ・・・ざわ・・・
「アーッハッハッハッハ。笑わせるわ。いきなり大勝負に来てるけど失敗しちゃって。
所詮ただの中学生だったってわけね。神様は私を見放していなかったわ。アーッハッハッハッハ」
「なあに、まだあと5回戦も残ってるんだぜ」
「あーはっはっは。今の私には神がついている。いいえ、私こそが神なのよ。負けるはずがないわ」
「ふ、じゃあ行くぜ。セット。ハイ」
(いきなり大勢が決した。あとは無難なカードを出していけばいい。最悪なのは防御時に両極端のカードしかなく大敗してしまうこと。
しかし流れはいい。今来たカードはスペードの5、ダイヤのQ、クラブの3。最高とは言えないけど、スペードの5は悪くないはず)
3回戦 攻:アカギ
アカギ:ダイヤの2
鷹野:スペードの5
アカギ:6点 鷹野:12点
「ふ。ざまぁないわね。さぁ日が昇る前にさっさと勝負をつけるわよ」
流れがおかしいのを感じた銀さんはアカギに近寄っていく
(ちっ、流れが悪いな。アカギの運も実力も全て信じてはいるが・・・これは・・・)
アカギの持ち札、クラブのQ、ハートのK、スペードのK
(カードがかたよっちまってる・・・。後は相手がハイを宣言してくれることを祈るしかねえか・・・)
が、ダメ!
鷹野はローを宣言
4回戦 攻:鷹野
アカギ:クラブのQ
鷹野:ダイヤのA
アカギ:6点 鷹野:23点
アカギ、残り2ゲームで絶望的点差!!
ざわ・・・ざわ・・・
>>231
ローじゃない?
>>233
すまん、ミス
ローです
>>231
ハイを宣言したアカギのほうが数字が小さいのに、
どうしてアカギに点数が入ってるんだろ?
____
/ \
/ \ , , /\
/ (●) (●) \ 細(ry
| ⌒(__人__)⌒ |
\ ∈∋ ,/
. /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ
| ,___゙___、rヾイソ⊃
| `l ̄
「勝った!勝ったわ!!あーっはっはっはっは!!」
この点差、アカギが勝つにはドローを当てる以外難しくなった
(ドローはなんて当たるはずが無い。ただでさえ当てる確率は10%にも満たない・・・
更にドローには3倍点しか設定されていない。故に今の点差でアカギが欲しいのは6、7以上のドローに限られてくるわ
ということは、5以下が私の手札に来た時点で私の勝ちは確定するわ)
が、ここで流れが悪くなる
(く・・・ハートの8、ハートのJ、スペードのK・・・アカギはほぼ確実に高目のカードを出してイーブンを宣言するはず・・・)
じわりと汗をかくのを感じる
─私が負ける・・・?
想像もしていなかった。
圧倒的大差だったゆえに気付かなかった。
負けた場合のプレッシャー
それが今鷹野にジワリと押し寄せてきていた
(負けれない!絶対に負けれないのよ!!)
カードを握る手に力が入る
(なんでこの3枚なのよ!よりによって!!)
「・・・悪いな。あんたが長考するから便所に行きたくなった
銀さん、俺が出すカードはこれだ。宣言はイーブン、あんたに渡しとくから鷹野の出すカードが決まったらやっててくれ」
「!!?」
突然のアカギの退席に動揺する
イーブンを宣言するのはいい。それ以外に考えられないのだから。
しかし大事なカードの行方を他人に任せるなんて。
「お、おいアカギ。このカードは!」
「ふ、いいのさそれで。蛇には・・・」
─蛇には毒を飲んでもらう
ざわ・・・ざわ・・・
(馬鹿馬鹿場か!あーっはっはっは。しかも、肝心の銀二とかいう男まで私から目を離している。馬鹿だ馬鹿ばかり!あーっはっはっは!!
1回戦アカギが出したハートのQ、2、3回戦で使いはしなかったが私の手札に入ってきていたスペードのQ、ダイヤのQ、
4回戦にアカギが使用したクラブのQ。
そう、Qは既に全て切れている。この捨札のQを拾ってきて・・・)
鷹野はほくそ笑んだ
(使われたカード、捨札の位置まで全て記憶していた私の勝ちね。そうでもなければこの一瞬でこの考えには至らない。すぐには交換できない
勝った!私が優秀だから!まさかカードを全て記憶しているなんて思わなかった?そうでしょうね~。
私以外なら不可能だったかしらね。あーひゃっはっはあひゃひゃ!)
鷹野、自分の手札を確認する
ハートの8、スペードのK、そして・・・ダイヤのQ
銀二、不安な素振りを見せるも席に着く
鷹野その前に既にすり替えを済ませていた
おいす
「ひゃひゃひゃひゃははははあ!待てない待てない!勝負を始めるわよ!セットセットセットセットセトセトセト!」
(こいつ狂ってやがる・・・アカギ、本当にこのカードでいいんだろうな)
「・・・セットだ。イーブン」
「ひゃはああああぁぁ、オープン!私はQ、あなたは!?あなたはあああぁぁ!?」
─オープン
──ハートのQだ
「ひゃははああ・・・は・・・へ・・・?ハートのQ?」
5回戦 攻:アカギ
アカギ:ハートのQ
鷹野:ダイヤのQ
アカギ:42点 鷹野:23点
アカギならやると思ったwwww
120Pじゃない?
「イカサマよ!ハートのQはあなた1回戦で使ってたじゃない!」
「知らないなぁ。それにあんたは俺が捨札から拾ってきたみたいに言ってるけどその瞬間を見たのかい?」
「使ったのは間違いないわ!認めないわよ!」
「やれやれ、飛んだアバレ馬の姉ちゃんだ。自分もイカサマしたってのにいい面の皮だな」
アカギ、帰ってくる
(!!?)
「おや、カマをかけただけだったのに当たっていたかな?くくく」
「な、何を!とにかくこんなイカサマ絶対に認めないんだから!」
アカギはめんどくさそうに煙草に火をつけ煙を吐きながら
「やれやれ、仕方ないですね。確かにあなたの言うことも一理ある。それではやり直しと行きましょう」
「・・・わかったわ」
(・・・認めないわよあんなイカサマ!)
アカギ、深く煙を吸い一服した後
「銀さん、このカードをイーブンで。後は適当にお願いします」
アカギは席を立つ
「ちょっとどこに行くのよ!」
「後はこの銀さんがやってくれる、俺は代打ちの用事があるんでね。じゃあ」
「じゃあってあんた!」
この時、鷹野の手札、ダイヤの9、ダイヤの10、クラブのJ
セット
5回戦(再試合) 攻:アカギ
アカギ:ダイヤのJ
鷹野:クラブのJ
アカギ:39点 鷹野:23点
ざわ・・・ざわ・・・
>>245
スマソ
13歳・・・タバコ・・・これいかに・・・!!
「ひゃはあああああああああああ」
鷹野、もはや泥沼に引きずり込まれる車の如く、沈む・・・ただ沈んで行く・・・
この光景にカードを託された銀さんも衝撃を覚える
「な、なんて野郎だ・・・」
「なんで・・・なんでよ。なんで私のカードを当てることができるのよ・・・何かイカサマがあるんでしょ!ねえ!」
「いや・・・多分ねえよ。そんなもん」
どこか寂しげに銀さんが言う
(アカギ・・・お前は俺とは違うものがきっと見えてるんだろうな。俺もいつかそれを見てみたいもんだ)
「アカギはお前がイカサマさえ使わなければイーブンを当てることができるとふんだんだ。
絶対の感性で。それは理屈なんかじゃねえ。理屈なんかとは最も縁遠いところにいるのがアカギなんだ。
きっとアカギは5回戦の最初でお前が長考しているのを見て何かイカサマをする気配を感じたんだろうな
だからあえて隙を見せることで単純なイカサマをしやすくさせそれを看破する。
看破さえできればもうお前はイカサマできない。縛られる。
最初のイカサマ返しは勝つためじゃないお前のイカサマを縛るための一手だったんだ」
「な・・・」
「アカギは持ち前の奇跡とも言える感性で貴様を討ったんだ」
ざわ・・・ざわ・・・
「なあにまだ負けてないさ。あと1回戦残ってる」
─お前がイーブンをあてればまだわからないぜ
が、ダメ
当然イーブンなど簡単に当たるわけはない
結局アカギ大勝で勝負は決する
銀さんはやっぱかっこいいな
すいません。
明日朝早くからバイトなんでここでとめておきます。
物語はだいたいここでおしまいです。
後は残りのエピローグを10レス程度にまとめたものなので無くても問題はないものです。
もしも夜帰ってきてもスレが残っていたらエピローグ投下して終わりたいと思います
長々となってしまいましてどうもすいません
それでは
これは面白いw支援
みんな保守よろ
俺はもう限界だ
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
もし暇潰しになればと思い
この作品、約2年ぶりの作品なんですが(実は半年くらいまえに書いたが規制にあって落ちた作品があるが)
以前書いて、コピペブログさんに載せてもらった作品があるのでそちらもよければ読んで暇潰しでもしてもらえば幸いです
出木杉英才のなく頃に
http://blog.livedoor.jp/siam_junkie/archives/50838716.html
剛田武の憂鬱
http://hebiya.blog40.fc2.com/?mode=m&no=2861
最終兵器ジャイ子
http://kanasoku.blog82.fc2.com/blog-entry-1252.html
それではおやすみなさい
>>255
三本とも読みてえ…
おやすみ
保守
橋本崇載
寝る
>>255
とりあえず全部読んでみたけど最後まで纏められてるのは真ん中だけなんだな…
出来杉の奴はかなり続きが気になってたんだが…
寝る前の最後の保守
ほしゅ
鷹野のしたいかさまって?
そういやひぐらしも現代麻雀で麻雀やってんだっけ?
ほ
よく見たら誤字ってたな
×現代
○近代
ほしゅ
エロゲ中断してまで全部読んでしまった
保守
ククク・・・保守
保守・・・
保守・・・
ほす
hoshu
ho
保守☆
ほし
ほ
今から仕事保守
夜まで頼む
捕手
キ // /::::://O/,| / これは……
ュ / |'''' |::::://O//| / 半ば 糞スレ
.ッ \ |‐┐ |::://O/ ノ ヾ、/
: |__」 |/ヾ. / / だが 半ば……
ヽ /\ ヽ___ノ / . へ、,/ 良スレ…!
/ × / { く /
く /_ \ !、.ノ `ー''"
/\ ''" //
| \/、/ ゙′
|\ /|\ ̄
ざわざわ・・・
ざわざわ・・・
アカギ「倍ホッシュだ・・・!」
「支援」は「保守」に勝ち
「保守」は「荒らし」に勝ち
「荒らし」は「支援」に勝つ
そしてカイジ二枚目のカードは「保守」・・・・!
倍ホッシュ
カイジverも見てみたいな
>>281
どう考えても最後に足元掬われて
バッドエンドになるカケラしか見えないのは俺だけか保守
零って確か同年齢ぐらいだっけ?
零verの方が見てみたい
カイジは一回コケるからな
ほ
カイジは一回死んでループ後の世界で逆転するタイプ
>>287
何その燃える展開
一度・・・二度でなく・・・それこそ何度も・・・・死亡っ・・・・!
修羅場で死んできた・・・・という・・・その・・・・逆転の気質っ・・・!
>>259
ラーメン大好きの人と一悶着あって話は終了だたかな
ほ
ほす
ホシュギ・・・保守木ホシュゲル・・・
>>281
あるよ
ほ
>>294
教えてくれ
>>296
違う人のだけど
普通に雛見沢とカイジでぐぐれば出てくる
黒沢さんが雛見沢に行ったらどうなるの…っと
>>300
少なくとも2回は警察にお世話になる
黒見沢に改名される
黒沢と鉄平が戦うシーンが福本絵で再生される
ひなみざわ…………
…………ひなみざわ………
……ざわっ……ざわっ……
ひなみざわっ……
くくく・・・
ばっちゃの口調頑張ったなwww
ほ
ほしゅ
ダホ!
. ,.、wャW婿嬲嬲嬲嬲蝨iww、、
,:i禽嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲禽ix、
,.:i禽嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲||禽i:、
,:禽嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲禽i,
;禽嬲嬲嬲'" ヾ囁嬲嬲,
'嬲嬲嬲ケ '嬲嬲|ll
. 嬲嬲嬲' ',嬲嬲
. 嬲嬲嬲 ,, 、、、、、、、 ,.、、、、、、、 lll嬲
. 嬲嬲嬲 _, '′ `゙::、. ,.:''  ̄ ゙̄`ミ、 ',嬲
>气嬲-・'" ! .,zャ嶮戞ミ、::i .;'::::,:ャ嶮戞ミ、 ', |「
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', di、ヾ ゝ、__,. :' ヾ::、__,/::;'′
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,i嬲i: `:、: : : :`:~:~:~:ス㍍盆嬲嬲嬲嬲liiim、、
_, xmil嬲嬲嬲嬲i:、 ` 、: : : : ,.:㍍盆嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲!'
ヾl嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲ii::、 ` フ盆嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲㌢'"
゙ヾ囁嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲iii嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲嬲㌢"
ほ
ほっしゅ
ほ
も
さ
バイトから帰ってきました
昔のトリップ思い出したのでトリ変えます
っていうかスレ残ってて感激してるんですが
ちょっと部活の先輩のお別れ会があるみたいなんで投下は夜遅くになるかもしれません
どうもすいません
>>259
出木杉英才のなく頃にその2
http://blog.livedoor.jp/siam_junkie/archives/50838722.html
出木杉英才のなく頃にその3
http://blog.livedoor.jp/siam_junkie/archives/50838723.html
書いたけど記憶からすっぽり抜け落ちてた作品
(トリップで検索してたら見つかって俺自身少し笑ったw)
キョン「が、GANTZ・・・?」
それではまた夜にでも
本当に保守してくれてるかた、わざわざこんな駄文のためにありがとうございます
ほ
ほす
ほ
ほ
ほ
あんま保守ばっか言ってるとスクリプトが来るぞ
ざわ・・・
ざわざわ・・・
ざわざわ・・・
わざ…わざ…
ひなみ・・・
>>1
がアカギとひぐらしのどっちが好きかによって今後の展開が変わってくる
ほ
ほ
雰囲気がてらどちらかお好きなのをどうぞ
アカギ http://www.youtube.com/watch?v=W774blibppU
ひぐらしhttp://www.youtube.com/watch?v=YNyu_Gqihck
ほ
てs
ほ
madakana
早くぅ
ほ し
今日はやんないのかな
だが保守・・・!
が、駄目ッ!
しかし、再び保守・・・!
が、駄目ッ!
, ‐ァ
-=ニ _ ̄Y´ ´ ̄≧
, '' ´ ヽ
∠-ァ ゝ 保守っ‥‥!
/ i
,' / ∧ l
/ '.i´ 人 ヽ.∧Nヽ r‐、l 保守っ‥‥!
l /l /\バ/∠ !ヒl l ヽ 保守っ‥‥!
|' l/|,ヘ >〉 ~ij~ノ ゙l,ノ^ト ≧‐- 、_
ヘ~/ _ 、 -‐、 | l ヽ 保守っ‥‥!
, ‐〉<ニ-‐0 ̄l/ヽ 、} } 保守っ‥‥!
,. ' ol ヘヒニニフ ,l. ,'. / 保守っ‥‥!
イ l \ ´/ /l / /
/ .', 0ヽ < `´ヽ l l/|ノ
/ ヽ ヽ \0 〉 |/|' _,, -‐ '" 保ぉー―守っ‥‥‥‥‥!
/ヽ ヘ. 0 `iヘ/ V| 「
/ \ ト -- ―l ヽol ! 保ぉー―守っ‥‥‥‥‥!
/ ヽ ', l ',ノ | _,,
/`、 人 ! Ц l-‐''' ´
/ ヽ、_ / lヽ、 _.l ! 保ぉ~~守っ‥‥‥‥‥!
,', -‐- 、 ソ ', !ヽ ヽ 保ぉ~~守っ‥‥‥‥‥!
{ _ `く ヽ | ヽ ヽ_,, -
゙` ''‐- 、,,_! / _ノ^'^\、 l ヽl \ ヽ , 保ぉ~~守っ‥‥‥‥‥!
V ,ノ 、ヽヽ 、 | 〉、 ヽ r'⌒
`l 、\ ヽ」ノ ゙̄` ''‐- 、,,_ /⌒⌒  ̄`ヽ
\\\ )、_} / /´// ,ィ ノ
` ‐`^ `´ /_/_//ノ´
しかし>>1意外にも27日をスルー
そのとき>>1に電流走る・・・ッ!
ズギュ――z__ン
なぜ角を取らない…!
ほ
なんかこの流れ楽しいね
三四に勝ったら次は誰と戦うんだ?
野村
東京
オセロしようぜ
もちろん指をかけてな・・・・!
ざわ・・・
ざわ・・・
福本スレは保守の流れが秀逸
アカギ「ククク・・・まだだ、保守を倍プッシュだ・・・ッ!」
ざわ・・・
ざわ・・・
>>35
アカギ「保守が・・・できていないぜ・・・!」
ざわ・・・
ざわ・・・
>>356
ここでアカギ痛恨のミス
>>357
ミスった
アカギはそんな事言わない
ダメギか
少ししか読んでないけど岸辺露伴は動かない-雛見沢-思い出した
さて全部読むか
>>361
あれ面白かったよな
あれはマジで名作
だよね
保守
>>317
わざわざありがとう…その3が探して見つからなかったんだ
そして露伴verもあるのか…結構あるんだなひぐらし×他作品キャラシリーズ
保守っ・・・至福の保守っ
保守し続けて増えたものは不安・・・年・・・そして腹
保守
支援してやろう
おせぇな
ほ
追いついた!
ほしう
保守
星逃田
>>373
何でカツラ野郎が出てくるんだ?
小学生の文章だな
ひどすぎ
ククク・・・ 小学生並の感想だな・・・
すいません。
遅くなりました。
まさか、2次会の後にカラオケまであるとは・・・
今から投下します
きたきた
寝ようと思った矢先のこの仕打ち
ひどいぜ
「むっふっふー。アカギさんあなた一体何者なんですか?」
「なあに、俺はただの中学生さ」
「ただの中学生があの大物政治組織のスキャンダルを暴いたってんだからなぁ。いや、それ言うなら雛見沢村を救った英雄ですかね。むっふっふー」
あの後、鷹野から取り上げた34文書は銀さんの手によって世間に知れ渡ることになる。
それと同時に雛見沢村で計画されていた滅菌作戦、終末作戦なども公のものになりそれを指導していた大物政治家連中の尻尾切りが今も行われていた。
「そうそう、富竹さん一命を取り留めましたよ。鷹野さんは─何があったのかは知りませんが─廃人のようになって今は病院に入院中です。
富竹さん、鷹野さんに殺されそうになったのに、今は自分が支えるんだとか言ってるらしいですよ。
それから富竹さんからの伝言です『会ったこともない青年へ、僕の命を救ってくれてありがとう・・・そして鷹野三四の暴走を止めてくれてありがとう』だそうです。
富竹さんにとってまさにあなたは英雄みたいなものなんでしょうな。むっふっふ」
「俺は英雄でもなんでもない、ただの一人の人間。俺は俺でしかない」
「私もいつか言ってみたい言葉ですなあ」
kita-
「じゃあ、俺はもう行くぜ」
「送りましょうか?」
「そんな赤ランプのついた乗り物で送られたら人目について行けないや。それに大石さんのことだ、目的地じゃなくて俺を雀荘に送り届けちまうかもしれないしな」
「むっふっふ。いやーこれは一本とられましたな。でも残念。私が連れていこうとしたのはエンジェルモートだったりして。むっふっふ」
「エンジェルモート?」
「えぇ、そうエンジェルモートと言えば物凄いかわいい女の子たちがきわどい衣装で接客していて、いやパフェもこれがまたおいしいんですが女の子たちもおいしいというか
口で楽しんで目でも楽しんで二度美味しいと言うか、いやそれはもう天ry・・・って居ないし。
・・・まぁ、こうして突然消えて行くのもアカギさんらしいということですかね」
「・・・アカギさん、あなたのおかげで心残りなく退職出来そうですよ。ありがとう」
もう見えない背中に向けて大石はそっとつぶやいた。
疲れてるなら寝たほうがいいんじゃない?
無理はしないでね
「アカギ!」
「なんだ、委員長か」
「なんだとはひどい言い草だねぇ。おじさん傷ついちゃうよ。
・・・ってそんなことより、アカギが転校するって聞いたけど本当なの!?」
「あぁ、今から東京に帰る」
「どうしてさ!どうして黙って・・・どうして。
まだちゃんとお礼も言えてなかったのに・・・やっぱり雛見沢村は田舎だから退屈だったかな・・・?」
「そんなことはないさ。あっちでもなかなか体験できないような刺激にあふれた村だったぜ」
「だ、だったら!もしあんたさえ良ければ私の家にきてもいいから!・・・って私何言ってるんだろう。そうじゃなくて・・・」
「ほらよ」
「え?これは・・・?」
「餞別だ」
それは、かわいらしいクマのぬいぐるみだった
「なんだか知らねえけど、これは渡さないといけないような気がしたんでね」
─よく似合ってるぜ。じゃあな。
そして振り返ることなくアカギは去っていく
魅音はもう呼び止めることさえできなかった
今何か声を出そうとすれば泣いてしまうから
だから魅音は心の中で何度も何度も
何度もありがとうと言い
何度もさようならと言い
そして何度も大好きだったよと言った
電車が出る
窓の外をぼんやりと眺める
「くくく、あいつら・・・」
窓の外にはいつもの部活メンバーが居た
魅音にレナに沙都子に梨花ちゃん
それぞれが大きな文字が1文字ずつ書いてあるカードを持っていた
ま
た
来
い
たった4文字だったが
思いは確かに届いたはずだ
アカギは深く息をついて目を閉じる
その口元はうっすらとだが、確かに笑っているように見えた
─それから数年後
雛見沢村某所
にぎやかな喧騒が聞こえる
「やったー部活メンバー完全勝利だよ!」
「おーほっほっほ、腕がなまったんじゃないですの?」
「はうー、罰ゲーム何にしようかな。かな」
「部活メンバーは日々成長していたのですよ、にぱー」
女の子特有の高い声、そしてひぐらしたちの大合唱に囲まれ
その中心に居るのは─
fin
乙!
楽しかった
乙
乙!
その中心は間違いなく俺だな
おいついた
おいこした
乙
乙カレー
没設定
「あんたたり!私の偽装死体につかう死体は見つかったの!?」
怒声が響く。鷹野三四のもとに山狗がかけよってくる
「鷹野三四の偽装死体になりそうな男が見つかりました
先程雀荘から出てきたんですが、年も同じ頃、背丈も似たような感じだったので確保しておきました」
銀髪の負のオーラ漂う男がそこにいた
「出せえええぇ助けてくれええええぇぇぇ」」
スパーン
山狗の一人を叩く小気味良いスリッパの音が響く
「あんたたいは、馬・鹿・な・の?あれは男じゃないの!さすがに男と女じゃ骨格が違いすぎてバレちゃうでしょうが!」
「やはりダメでしょうか?」
「ダメにきまってるでしょ!」
「わかりました。死体は別で。とりあえずこいつは処分しておきます」
何かに閃いたように鷹野
「あ、そうだ。ただ殺すだけじゃもったいなから血液を抜いて殺しましょう。
売れば研究資金の足しになるわ。その後でミイラになったこいつは山にでも捨てておいて」
綿流しの祭り、最初の犠牲者は血を抜かれた凡夫であった
「なんでだああああぁぁああああぁぁぁ」
偽アカギ、ダメギ、本名 平山幸雄
断末魔の叫びも凡夫のそれであったという
以上、長々と付き合って下さりありがとうございました
SS何度か書いてきたけどこれまでで一番挫けそうだった・・・
何が挫けそうかって
ひぐらしのなく頃によく知らないまま書こうとしてたからもう挫けそうだった・・・
っていうか、鬼隠し編の体験版、飛び飛びでアニメ、まとめWikiでしか知らないし
それも数年前に見たっきりだから設定とか口調とかもう適当すぎたわw
作中出したけど
34号文書とか鷹野三四の目的とか滅菌作戦とか終末作戦とか
ぶっちゃけ名前だけでよくわからないまま出しちゃいましたw
L5絡めようと思ったけど発動条件とかわかんないし絡めさせれなかったw
まぁそんなこんなの設定デタラメな文章でしたが
楽しんでいただけたなら幸いです
それではまた何かネタが浮かんだらその時にでも
それではありがとうございました
ほしゅ
ダメギさん……(´;ω;`)ウッ
お疲れ様! 面白かったよ
また何かアカギでSS立てておくれ
乙
面白かった
>>397
次会福本作品扱うなら最強伝説黒沢あたりがいいかな
アカギやってわかつたけどオリジナルでギャンブル展開考えたりするのかなり労力がいるわ
少し考えてるのとしては
黒沢がけいおん!の部員になる話とか
らきすたの学校に黒沢が転校してくるのとかですかね
乙
乙でしたー
乙
終わってた
乙ですよ
乙
乙です
両方中途半端に知らなかったけど楽しかったよ
乙!!
楽しかった!
乙
おちゅ
ひなみざわ…ひなみざわ…
これは乙と言わざるを得ない
乙!
機会があれば赤木の方でも何か書いてもらいたいな
乙っした!
帰ってきたら終わってた乙
おつ
ここで俺起床・・・ッ!
乙でした
乙っした!!
乙みざわ
アカギっぽくなかった
まあ乙
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