アレクサンドロス「進撃の巨人?」(16)
その日、アレクサンドロスはいつも通りオリンポス山の頂で皆とチェスをやっていた。
カエサル「相変わらずつえーな!完敗だ」
アレクサンドロス「運が良かっただけだ、次やったらわからん」
ガニメデス「あー、楽しんでいるとこ悪いんだが」
アレクサンドロス「何だ、手短に頼む」
ガニュメデス「ゼウス様が来てくれって……」
アレクサンドロス「またか……」
相も変わらずゼウスの私室はティッシュだらけで、今はGBAをやっていた。
アレクサンドロス「今日も全裸かよ……で、用件は何だ」
ゼウス「いやー、最近新しい世界作ったんだけど、バランス調整に失敗しちゃってさwww(ピコピコ」
アレクサンドロス「(うぜえ……)で? ボナパルトと将棋やりたいんだけど」
ゼウス「話聞いてよ! だからお前にちょっと調整してきてほしくてさ」
アレクサンドロス「やなこった(クルッ」
ゼウス「……インド」
アレクサンドロス「任せろ」
ゼウス「(ちょろいぜ)」
アレクサンドロス「任務の内容を教えろ」
ゼウス「端的に言うと、人間増えすぎたから対抗する種族を作ったんだけど、INT0にしてSTRと体格に全振りしたら予想以上に強くなっちゃってねwww」
アレクサンドロス「それをぶっ殺して来いと」
ゼウス「そういうこt…あっ福留ホームラン!」
アレクサンドロス「自分で雷おとせよ……」
ゼウス「あれ肩こるからさー。ま、とりあえず、どこでもドアー(ゲロォ」
アレクサンドロス「腹からひみつ道具出すのやめろ!きたねえ!」
ゼウス「んじゃよろしくー、年齢とかは適当にレンダリングするからダイジョブダイジョブ」
アレクサンドロス「死ね」
彼は胃液でドロドロの扉を開き、勢いよく飛び込んでいった。
アレクサンドロス「くそっ! 冠にあいつのゲロがつきやがった!」
キース「ただ今を以って第104期訓練兵団の入団試験をしめきr……」
アレクサンドロス「落下してんな……あいつの転送は上手くいった試しがねえ。この体は14歳ってところか(ヒュー」
大きな衝撃音と共に彼は試験受付の前に着陸した。
アレクサンドロス「俺も試験受けるわ」
…………
アレクサンドロス「とりあえず試験には首尾よく合格と。つっても巨人がどんな奴か分からねえと話にならんな。おい!」
ジャン「あ? 誰だよお前」
アレクサンドロス「俺はアレクサンドロス。ちょっと巨人について教えてくれ」
ジャン「ぶわははは! お前巨人のことも知らずに訓練兵団に入ったのか。開拓地行った方がよかったんじゃねえの」
アレクサンドロス「……まあいいや、自分で調べる」
アレクサンドロス「ざっと本は読んだけど、実際に見んことにはわからんな。次の座学サボろ」
メガネ教官「一人足りませんね」
ジャン「(あいつだ……)」
そういやGOWと進撃のクロスはないんかね?間違いなく無双ものだけど
アレクサンドロス「流石に50mの壁をハーケンなしで登るのは骨だったな。あー、あの全裸のやつらが巨人か。……ゼウスに似てんな」
駐屯兵「おい君!何してるんだ!」
アレクサンドロス「(丁度いいや)サーセン刀一本借ります(ヒョイ」
駐屯兵「え、あ、おい!」
アレクサンドロス「さて行くか(ピョン」
>>9
自分の関知するところだとまだ見たことはないですね。
アレクサンドロス「着地成功っと。とりあえず目の前の奴を狩るか。跳べば項は届くだろ」
8m級巨人(ニタァ)
アレクサンドロス「(笑うと益々あいつに似てんな)死ね!ゼウス!(ピョン」
駐屯兵「へ、跳……いや飛んだ!?」
8m級巨人「」バタッ
アレクサンドロス「よわっ!ってかこの世界重力低すぎやろ」
ざわざわ……
アレクサンドロス「何か注目されてんな……そろそろ帰ろ。そこに居る15mくらいの奴を踏み台にすればいいか」
アレクサンドロス「どっこらせっと。あ、刀ありがとうございました」
駐屯兵「え、はあ」
アレクサンドロス「失礼しまーす(ピョン」
駐屯兵「(夢を見てるのか俺は?)」
マイティ・ソー呼んで来い
…………
キース「本日を以て訓練兵を卒業する諸君らには三つの……」
アレクサンドロス「何だかんだ三年こいつら見てきたが、こりゃ勝てねーわ。ゼウスがどんなベースを使ったんだか知らねえが、人間弱すぎ」
ジャン「何ブツブツ言ってんだよ。そういやお前はどこに行くんだ?」
アレクサンドロス「しらね、テキトーだよテキトー」
ほう
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