エレン「巨人を駆逐するですわ!」(39)
ヒュウウウゥゥウゥ…
ミカサ「起きて、起きてエレン」
エレン「はっ!」ガバッ
ミカサ「やっと起きてくれた…」
エレン「あらミカサ。ご機嫌よう」ゴシゴシ
ミカサ「ご機嫌よう…」
♂なのか♀なのかによって見方も変わるw
ミカサ「エレン…随分長く寝ていたみたい」
エレン「きゃあ!わたくしのスカートが汚れてますわ!」
ミカサ「…」
エレン「折角お父様に買っていただいたスカートなのに!!」
ミカサ「木に寄りかかって寝てたから…」
エレン「ムキーーッ!!この土汚れ落ちませんわ!」パッバッ
ミカサ「エレン、どうして泣いてるの?」
エレン「スカートが汚れたからよ!!」
ミカサ「…」
…………
……
エレン「うっ…薪が重いですわ…」ヨロヨロ
ミカサ「…」スタスタ
エレン「ミカサ!わたくしの薪を持ちなさい!」
ミカサ「エレン、人に頼ってばかりでは
エレン「わたくしの言う事が聞けないって言うの!?」
エレン「あなた、わたくしの為なら何でもするって約束したわよねぇ?」
ミカサ「…」
とんでもねえお転婆娘だな
エレン「帰りましたわお父様!お母様!」ガチャ
ミカサ「ただいま…」
カルラ「あら、お帰りなさい」
グリシャ「あら、お帰りなさい」
エレン「お父さま~、折角お父様が買ってくださったスカートが汚れてしまいましたわ」
グリシャ「まぁエレンったら、いつも大切に扱いなさいって言ってるザマスよねぇ」
エレン「申し訳ありません!お父様!」
グリシャがこれじゃあ、エレンも…
人類の反撃はこれからだ!
なんだこれw
ミカサ「…」カランカラン
カルラ「ミカサ?またエレンに薪を持たされたの?」
ミカサ「ち……違う、私から持つって…
カルラ「こらエレン!またミカサに薪を持たせたわね!」
エレン「ちっ!?違いますわよ!ミカサから持つって言ったきましたの!」
エレン「そうよねミカサ!?」
ミカサ「う……うん…」
グリシャ「だめザマスよエレン、人に頼ってばかりでは立派な男の子になれないザマス」
ミカサ「もういいよおじさん、おばさん…私が持つって言ったの!本当!」
エレン「見てください!ミカサもこう言ってますわ!信じて下さい!」
カルラ「…」
グリシャ「……はぁ」
エレン「…」ニヤリ
カルラ「!!」
カルラ「エレン!今の不適な笑みはなに!?」
エレン「!?い……いぇ別に…」
カルラ「貴方、嘘付いてるでしょ?」
エレン「嘘なんか付いておりません!」
ミカサ「…」
カルラ「正直に言いなさい!」
エレン「もうお母様なんて大嫌い!」ダッ
カルラ「!!!」
ガチャ
バタン
ミカサ「待ってエレン!」タタタタ
ガチャ
バタン
カルラ「…」
グリシャ「…」
カルラ「はぁ…あの子はもう……」
グリシャ「大丈夫ザマスよカルラ、あの子もいつか自分の愚かさに気付いてくれるザマス」
カルラ「…」
グリシャ「では、わたくしはそろそろ出かけるザマス」ガタッ
カルラ「いい加減その喋り方やめてよ」
その頃
悪ガキA「どうした異端者、悔しかったら殴り返してみろよ!」
アルミン「それじゃお前らと(略」
悪ガキA「なんだと!?」
アルミン「僕が言ったことを(略」
悪ガキA「くっ…」
アルミン「それは僕に降参したってことじゃないか!」
悪ガキA「うるせーぞこの屁理屈野郎!」
エレン「お待ちなさい!」
ガキ共「!!?」
エレン「アルミンを離しなさい!」
悪ガキA「おい、エレンじゃねーか!」
悪ガキB「男なのにスカートなんか穿いてるオカマ野郎だ!」
悪ガキC「一人で死にに来たのか!?」
エレン「ミカサ!やっておしまい!!」
ミカサ「御意」シュンッ!!
ガキ共「うわああああああああああああ!!!!!!!」ダダダダダ
やっぱオカマだったのかwwwwwww
オカマ確定かよwww
おお、このエレンにも男気が…と思ったらミカサ任せww
エレン「オーッホッホッホ!!薄汚いネズミ共は皆逃げてしまいましたわ!」
ミカサ「アルミン、怪我はない?
アルミン「大丈夫だよ、ありがとう…」
エレン「あら?わたくしにお礼は?」
アルミン「うん…ありがとう…」
エレン「よろしい…何か困った事があったらわたくしをお呼びなさい、何時でもミカサが助けに参りますわ」
ミカサ「…」
アルミン「…」
ドォン!!
3人「!!?」
エレン「何の音ですの!?」
キャーキャー
アルミン「エレン!あれ!」
ズゴゴゴゴ…
エレン「あれは…」
エレン「巨人ですわ!?」
アルミン「バカな…あの壁は50mだぞ!」
ズドオオオオン!!!!
ヒュルルルルル…
エレン「危ないですわ!!」
ドッカーン!!
アルミン「うわああああああ!破片が飛んできた!」
エレン「…」
エレン「お母様…」
ダッ
エレン「ミカサ!行きますわよ!」
ミカサ「エレン!」ダッ
エレン(お母様…どうか無事でいてください!)タッタッタ
ミカサ「待ってエレン、女の子走りじゃスピードが出ない、もっと腕を振って」
エレン「あら?誰に向かって大口を叩いてなさるの?」
ミカサ「」
エレン(あの角を曲がれば…いつもの家がある筈ですわ)タッタッタ
ザッ
エレン「そんな!家が!」
エレン「お母さま~~~!!!」タッタッタ
ミカサ「おばさん!」ダダダダ
カルラ「エレン……ミカサ……!?」
エレン「ミカサ!早く助けますわよ!」
ミカサ「うん!」
エレン「んぐおおおお…ぐぎぎ……」グググ
ミカサ「…」グググ
カルラ「無理よ…母さんは家の下敷きになって助かっても足が動かないから…」
カルラ「貴方達だけで逃げなさい!」
エレン「何を言ってなさるのお母様!ミカサが担いで逃げますから!」
ミカサ「」
エレン「よっこいしょおおおお!!」グググ
ミカサ「…」グググ
カルラ「無理よ!早く逃げなさい!巨人が来る!」
エレン「お母様を置いて行けません!!」
巨人「」ズシン
ハンネス「…」キュイイィィィ
スタッ
カルラ「ハンネス!2人を連れて逃げて!」
ハンネス「ちょっと馬鹿にしないでよ、あたしだってやるときはやるわよ」シャキン
ハンネス「3人共助けてあげるから心配しないで」ダッ
カルラ「待って!戦ってはダメ!」
ハンネスまで感染してんのかよ
さあ、アルミンちゃん、あなたも言葉遣いを改める時がきたようですわよ
アルミンはそうなっても違和感ないザマスね
女エレンで再生するとしっくりくるんだがなぁ…
だんだん読者にまで感染拡大しておりますわよ
ハンネス「確かに2人だけなら助ける事は出来るけど…」タッタッタ
ハンネス「あたしは、あたしなりの恩返しを通す!」タッタッタ
ザザーッ
巨人「」ニヤッ
ハンネス「…」
ハンネス「やっぱり2人だけ助けるわ!」クルッ
ガシッ
エレン「!?」
ミカサ「え!?」
カルラ「ありがとう…ハンネス……」
エレン「コラ!離しなさいハンネス!お母様を置いて行けない!」
ハンネス「…」タッタッタ
エレン「降ろしなさい!!わたくしの命令に逆らうって言うの!?」
カルラ「エレン…ミカサ……生き延びるのよ……」
エレン「この飲んだくれオカマ急ぎ野郎!!離せって言ってんだろうがッ!!!」ドカッ!!
巨人「」ズシン
ミカサ「だめ……」
エレン「あ………あぁ…」
エレン「お母さまああああああああああああああ!!!!」
なんかクロマティ高校で皆が女?になってる話思い出しましたわ
避難船
エレン「お母様…お母様…」グスッ
ミカサ「…」グスッ
アルミン「2人共…」
エレン「弱い人は…泣くしか無いのか……」
アルミン「エレン…」
エレン「巨人共…絶対に許しませんわ…」ムクッ
エレン「今度はわたくしが…」ザッザッ
アルミン「エレン、危な
ピシャッ!!
アルミン「」
エレン「駆逐してやりますわ…」
エレン「この世から…一匹残らずッ!!!」
終わり
記念すべき10作目
過去書いたやつ
イアン「二人の目線が怖い…」
ジャン「気持ち悪いって思ってたけど」アルミン「降りろ」
エレン「進撃のお漏らし」
リヴァイ「全員耳を塞げ」
エレン「ちょっと黙っててくださいよ!!」
リヴァイ「じゃがりこ買いに行くか」
アルミン「僕のパンツが無い…」
勝俣「えっwwwアッコさん調査兵団に入るんすか?wwww」
ユミル「アナリスク」
おつでした
アッコにじゃがりことは・・・
お前がそうだったのか
104期訓練生の殿方がどのような口調でいらっしゃたも見とうございましたわ
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