キノ「巨乳の国」 (8)
街の入口にいた女がキノの胸に紐のようなものを巻きつけ、何かを測っていた。
キノ「これが入国審査なんですか?」
「はい」
キノは両手を挙げたまま訝しげに首をかしげた。
「結果が出るまで10分程お待ちください」
そう言うと、女は街の入口付近にある小屋へと入って行った。
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キノ「行こうかエルメス」
エルメス「入国審査は?」
キノ「落ちちゃったよ」
エルメス「どうしてさ」
キノ「さあね」
キノは走り去る時ポツリと一言呟いた
「こういう事もあるさ」
悲しい
キノは俺の嫁
でしょうね
それがいいのに
しょうがないね
むしろ測る前に気付け
泣いた
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