男の娘「三次の男の娘なんて邪道だよ!」(6)

男の娘「男の娘というジャンルはニ次だからこそ成立するのであって!現実でいたらただのオカマだよ!そう思わないかい!?」

男「うーん…まあ大体は同意だが」

男の娘「?」

男「お前が言うな」

男の娘「な、なに!?」

男「鏡見たことあるか?」

男の娘「ぼくがオカマって言いたいの!?」

男「いや…オカマってか容姿完璧に女…」

男の娘「ぼくは男の顔だよ!失礼だなもう!」

男「ほれ、鏡」スッ

男の娘「…」パリン

男「割るなこわい」

男の娘「ぼくは断じて男の娘なんかじゃない!れっきとした男だ!」

男「あの…言いづらいんだが」

男の娘「あ?」

男「お前、みんなから女だと思われてるからな」

男の娘「…」

男「…」

男の娘「…」

男「…」

男(なんだこの空気…)

いいと思います

男の娘「…ぼくってそんなに女の顔かな…」ムニムニ

男「美女といわれても問題ないレベル」

男の娘「……はぁ…なんでこんな顔になったんだろう」

男「まあ、性格とかは男なんだからそんなに気にするなよ」

男の娘「…」

男の娘「あ、そうだ。ねえ男」

男「ん?」

男の娘「今日ぼくの部屋に来ない?新しいフィギュア買ったんだ!」

男「…どんな?」

男の娘「ふふ…R-15のちょっと大人なフィギュアさ…」ククク

男「……」

男の娘「哀れむような目で見ないでくれない?」

男「この容姿でこの性格…か…」

男「惜しい」チッ

男の娘「うるさい」

わっふるわっふる

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