西垣「できたぞ松本!超絶イケメンになれる薬だ!」 (2)

松本「・・・・?」

西垣「そんなもの何に使うかって?まあ聞いてくれ。うちの中学は女子中だから、
生徒が同年代の男子に対して免疫がない。そこで、松本がこの薬を服用して女子に声
をかけ、ここまで連れてくる。まんまと来てしまった女子生徒には指導を施すという
算段だ!」

松本「・・・・」

西垣「その通り!だから松本には私の家に来てもらった!早速飲んでくれ」

松本「・・・・」ゴクゴク

\ドッカーン!!/

松本「うわあっ!ってあれ?声が出せる・・・」

西垣「その薬はイケメンボイスが出せるようになる副作用付きだ」

松本「久しぶりに出した声が自分の声じゃない」

西垣「そしてこの男子用ブレザーを着て、耳にはこの小型通信機を装着しておいてくれ」

松本「私はどうすれば?」

西垣「指示は私から出すから、その通りに動いてくれ」

松本「でも、七森中に私みたいな男子生徒がうろついてたら目立つ気が・・・」

西垣「そこは、私の甥っ子で学校を見学しているとでも言っておけ。それから、今から
一人称は『俺』にすること」

松本「・・・俺は女子生徒にはどのように接すれば?」

西垣「そこは生徒によっても変わるだろうが、そうだな。後ろから近付いて肩をたたき、
『あっ!すみません、後ろ姿があまりにも美しかったのでつい』でいこう。それ以降は私に
任せてくれ。言ってしまえば、松本には七森中の生徒をナンパし、自分の家に連れてくるという
ふしだらな行為をしてもらう。にもかかわらずそれにホイホイついてきた生徒には、さっきも言ったが
生活指導を行う必要がある。指示は私がこの場所から出すから、女子生徒がついてきそうならば
この家に連れてきてくれ」

松本「概要は把握しました。最初は、誰に声をかければ?」

西垣「ふむ、>>5 はどうだろうか」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom