光の勇者「」クビチョンパー
戦/士「」
魔法使い「」ハラニヤリガカンツー
農民「ねぇ、まだ戦闘始まってから1回も攻撃されてないんだけど」ヒュン
竜人王「なら正々堂々と勝負しやがれ!」
農民「そしたら俺が死んじゃうじゃん」シュン
竜人王「ちょこまかと逃げやがって!」
竜人王(このままでは埒があかなねぇ!あれの周りに出現する黒い穴を攻略しねぇ限り永遠と続いちまう……!)
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農民「勇者には「俺がこの世界で最速の魔王だ!」とか宣言してたのに……」ヒュン
竜人王「あぁん?俺が最速だが文句あんのか!?」ブン!
農民「ありありだよ……。これじゃあウォーミングアップにもならないんだよ……」アラヨット
竜人王「ッ!何処に消えた!?」キョロキョロ
シーン
竜人王「気配も感じない……」
農民「後ろからこんにちは」ドカッ
竜人王「うげっ!?」ズザー
農民「あれ?以外と軽いんだ」
第一次産業の人間は強いから…
竜人王「……またその穴からか」
農民「自称最速(笑)の癖に最初に一発決めたのは俺の方が早かったみたいだね」
竜人王「ワープに勝てるわけがないだろ!?」
農民「いや待て、ワープじゃないんだけど」
竜人王「なら何故最速の俺が間に合わないんだ!」
農民「あれだよ、あんたには足の筋肉が足りてないんだよ。毎日プロテイン飲めばいつかは俺に追いつくかもよ?」
竜人王「プロテイン!?そんな訳の分からん単語を出すと言うことは……!」
農民「あれ、勇者に聞いてなかったっけ?」
竜人王「返事を聞く前にぶっ殺してやった!勿論最速でな」ドヤッ
農民「はいはい、ドヤ顔乙。最速(笑)乙」
竜人王「ぶっ殺してやる!」ギリッ
農民「落ち着いてよ……。まぁ、取り敢えずお察しの通り俺は『第13世界』から来たんだけどね」
竜人王「ノォォォォォォォォォォォォォォ!!!」
農民「だから落ち着いてよ」
竜人王「落ち着いていられるか!俺は今でに何人もの勇者やその仲間たちを殺して来たが、俺に速攻で殺させてくれないお前が『第13世界』の人間だと!?」
農民「事実だからしょうがなくない?」
竜人王「何故か防具も着けずにチャラチャラとした、無駄にカラフルな服を着ているもやし共の世界から来たと信じろと!?」
農民「俺、典型的なもやしじゃね?」
竜人王「確かに」
農民「それに防具どころか俺パーカーじゃん」
竜人王「パーカー?そのフード付きの事か!」
農民「ビンゴ」
竜人王「貴様ぁぁぁぁぁぁぁ!魔王とのしょうぶを舐めているのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
農民「え?お前ごときを本気で相手にすると思ってたの?」
竜人王「」ブッチーン
竜人王「いいだろう……。貴様が本気とやらを出す前に殺してやろうではないか……」ズズズズズズ
農民「お、ようやく本気?」
竜人王「我が最速最強の奥義を持って、貴様がそのワープの穴に入る前に燃やし尽くしてやろう……」
またNOUMINか
ほら、魔王も改心して農家始めるかもしれんし……
一発ネタじゃないことを願う
酉確認したらやる夫関係の話を書いてた人?
農民「ふーん、でも俺もう飽きたよ?」
竜人王「」
農民「最終奥義(笑?でも俺の移動速度には追いつけないよねwww」
竜人王「やらねばわからねぇだろ!」
農民「じゃあ、やらせなきゃいいだけじゃん」
竜人王「何を言っt」
ドスッ
農民「胸にごっつい槍が貫通してるしさ」
竜人王「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?貴様ァ、まだ他におかしな力があったのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
農民「いや、俺の使える職業スキルは1つだけだよ。これだから農民は不便なんだよね」
竜人王「農民だとぉぉぉぉぉぉぉぉ!?そんな虫ケラに俺は負けるのかぁぁぁぁぁa」
ドスッ
農民「うるさいっての」
竜人王「のぉぉぉぉお!!て、良く見たら俺の槍じゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!どこから取ってきやがって!お前は槍なんぞ持っても無かったし、取りに行くモーションもなかった!てか、どこから出してんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
農民「セリフ長いよ……。まぁ、頑張って質問してくれたみたいだし、少し答えてあげるよ」
農民「まずその槍はお前のでだ。で、そのうち1本は後ろに立て掛けてあったやつ。2本目は魔法使いに刺さってたやつな」
竜人王「待て……、その時点で既におかしいだろ!テメェのスキルはテレポートだろ!?まずこの2本を回収できねぇだろ!」ゲホッ
農民「……なぁ、農民がテレポート出来るとか可笑しい話とは思わない?」
竜人王「普通は出来ねぇよ!農民ごときに!!」
農民「だから俺も例外なくテレポートは使えないんだ」
竜人王「だが貴様は現に……!」
農民「そこでこの黒い穴のご登場。なんでこれをテレポート媒介に思ったかは知らないけど、俺の瞬間移動じみた動きはこれを使った応用スキル的な感じだね」
乙でした
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