俺「俺、お前のことが好きだ!」 (11)
俺「俺君/// 実は俺も…、俺君のことが好きなの!///」
俺「俺!」ダキッ
俺「俺君!」ギュッ
俺「今俺とってもうれしいよ…//」
俺「俺も//」
そんなこったろうと
俺「ひゅーひゅー、羨ましいね~おふたりさん!」
俺「俺!」
俺「俺さん!」
俺「あらあら、俺ちゃんはさんなんて堅苦しい言い方しなくていいのよ」
俺「何で俺がここにいるんだよ!」
俺「それはね~、俺のことが好きだからついついて来ちゃったって感じかな?」
俺「え?」
デジャヴ
俺「おい!俺たちは家族なんだぞ!」
俺「そうなんだけどね~、俺ちゃんも俺君を狙ってるからさ~」
俺「え?俺ちゃんも?」
俺「俺もなのか?だって家族じゃないか!そんなのおかしいよ!」
俺「そんなこと言っちゃって、3人から好意を寄せられててモテモテだなぁ~」
俺「あ!俺いた!どこ行ってたのよもぅ~!」
俺「噂をすれば俺ちゃん来たわよ~」
俺「俺ちゃん…」
俺「俺、話は俺から全部聞いた」
俺「え?なんの話?」
俺「俺ちゃんが俺君のことを好きだっていう話だよ~」
俺「え!ええええええ!いやあああああ!」
俺「待ってくれ俺!とりあえず落ちついて話を聞いてくれ」
俺「でも!落ち着いてる場合じゃないわよ!聞くけど!」
俺「まずさっき俺が俺に告ったんだ」
俺「え?俺は俺さんに告ったの?」
わろた
俺「ああ、俺が俺に告ったんだ。そしたら俺も俺のことが好きだったんだ。だからたった今付き合った」
俺「ほんとに俺君告っちゃうなんてやるわね~」
俺「嘘よ!俺が俺さんのことを好きなはずない!」
俺「俺はいつもいつもいつも俺のことだけを見てたんだよ!絶対にそんなはずない!」
俺「ちょっと…俺ちゃん」
俺「わかったわ、俺にそそのかされたんでしょ!だから俺さんに告ったのね!」
何人いるの…?
もうなにがなんだか…
俺「そーなの?俺君」
俺「あっれ~、まさかの急展開かな?」
俺「違う!俺は関係ない!確かに俺とか俺とか俺とかに相談したりしたけど!それでも俺だけは絶対に関係ない!」
俺「そもそも俺こそなんなんだよ!いきなり来て俺のこと好きとかほざいて、俺のこと悪く言って!本当は俺のことの方がすきなんじゃないか!?」
俺「ち、違うもん!俺じゃなくて本当に俺が好きなんだよ!」
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