男「いきなり出ていけはないでしょう!?」
村長「掟じゃ。外の者をずっとここに置いておくわけにはいかぬ」
男「足の怪我が治るまででいいんです!」
男「今ほっぽり出されて、私一人でこのジャングルを抜けられるはずがない!」
村長「ここに居続けることもできるが」
男「本当ですか!?」
村長「ただし、村の娘と結ばれるのが条件じゃ」
村長「そして、そうなれば村から出るのはまかりならん」
男「そんな……」
男「私には国に婚約者がいるのです!」
村長「ならば決死で帰られよ」
はよ
血も涙もない村長だな
村長にお願いしたい所存
現地妻
どのこに、しようかな
まあエルフ娘にも選ぶ権利はあるわけで
誰も一夫一婦制とは言ってない
村長マジ尊重
>>9
おまえマジ自重
何かダークエルフにはちんぽ生えてるイメージがある
村長「ここに居る気になったなら、七日後まで伴侶を決めるがよい」
村長「もしいなければどうあっても出ていってもらうぞ」
男「決めると言われても……相手の方にも、意思があるでしょう。一週間でそんな」
村長「これを」
男「これは……なんて綺麗な羽根だ」
村長「わしらの村の守り神さまのものじゃ。本来は魔除けじゃが、これは魔力をもたぬ者がもてば、十日かからず色褪せる」
男「これがなにか?」
村長「それを持ちし者の願いを、村人は可能な限り断ってはならぬ。それが掟じゃ」
村長「決めた娘にその羽根を見せれば、あとは察することであろう」
男「……足が治るまでいさせてください」
村長「それは掟に反するから無理じゃな」
村長「まあ、どうするかはお前さんが決めるがよい」
男(そういって、>>4見た目は豊かな髭をたくわえた老人だが、やたら屈強なダークエルフの村長は私の部屋を後にした……)
男「ああ、いったいどうすればいいんだ……」
男(愛しい婚約者よ……もしかすれば、私はもうお前には会えぬかもしれぬ……)
コンコン
男「はい、どなたか」
ハーフダークエルフ「私です」
男「君か。入ってくれたまえ」
ハーフ「はい」
ハーフ「食事をお持ちしましたよ」
男「ありがとう」
男(この娘は、私がこの村に運び込まれた時から私の世話をしてくれている)
男(他のダークエルフたちよりも耳が短く、顔立ちもどこか違うと思っていたら)
男(自分の母親もまた、昔外からやってきた人間だったと話してくれた)
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