波平「カツオ、今日という今日は許さんぞ! お前は磯野家の長男でありながらなんだその腑抜けた態度は!」
カツオ「ご、ごめんよ……」
波平「徹底的に鍛え直してやる!」
今日もまたはじまる。
眠れない夜が……。
ほもすれ
下らねえからやめろ
続きはあるの?
はやく
朝。
僕の身体は顔以外の部分は出血し、腫れあがっていた。
父さんは服で隠れるところしか殴らない。
波平「飯は抜きだ。帰ってきたら続きをする」
狂っている。
僕はもう限界だった。
でも……
タラオ「カツオ兄ちゃん大丈夫ですか? こっそりおにぎり持ってきたです。おじいちゃんには秘密にして下さい」
この家で僕の味方はタラちゃんとマスオ兄さんだけだった。
マスオ「鍛えてますから シュッ!」
タラオがいい子
仮面ライダーかと
イクラちゃんにたらちゃんが殺される場面まで読んだ
やべぇ
おもろいww
タラオ…
タラヲなにか企んでるだろ
タラオが味方なわけがない
でも僕には耐え切れない。
二人とも波平の能力の前には無力だ。
一度、マスオ兄さんが僕を庇って父さんと一戦交えたことがある。
でも、「拳骨の波平」の前ではB級のマスオ兄さんさえ瞬殺だった。
僕はもう限界だった。
このことを警察にリークすると誓って僕は家を出た。
タラヲ「いらいらするんです…」
龍騎かと思った
きっと最後はミラーワールドでみんな消滅するよ
マスオ「おーい、カツオ君!」
カツオ「マスオ兄さん、どうしたの?」
家を出て少し離れたところでマスオ兄さんが声をかけてきた。
マスオ「大丈夫かいカツオ君? 力になれなくて本当にすまない」
カツオ「仕方ないよ……。マスオ兄さんのせいじゃない」
マスオ「……カツオ君、僕と一緒にあの家から逃げないか?」
カツオ「えっ……?」
マスオ「僕ももう限界なんだ! カツオ君もだろう? 二人で逃げよう!」
カツオ「でもそれならタラちゃんも……」
マスオ「タラちゃんは波平のお気に入りだから大丈夫さ。それにタラちゃんの能力は強力だけどまだ子供だ。足がつきやすくなる」
支援するから完結してくれ
本物の闇を経験した俺からしたらおままごとにしか思えん
こういうのは俺らみたいな闇系に任せてのほほん日常書いとけばいいと思う
圧倒的に暗い経験がたりない ガソリンの味とか知らんだろ?
石油の味
結局、はっきりとした返事をしないまま僕は学校へ来た。
中島「どうしたんだよ磯野? いつもにもまして顔色が悪いぞ」
カツオ「へ、平気だよ」
中島「何かあったら相談しろよな。そうだ! 放課後、野球しないか?」
カツオ「ごめん、今日は……」
中島「磯野……」
悪い中島。
僕は今日でお前に二度と会えなくなるかもしれない。
放課後、僕の足は警察署に向かっていた。
マスオ兄さんに迷惑はかけられないし、逃げても根本的な解決にはならない。
きっと父さんは地の果てまで僕らを追ってくるだろう。
ワカメ「あら? お兄ちゃん、どこ行くの?」
ファイナルベント
ワカメ「勝手な行動しちゃ駄目じゃない」
カツオ「あ、ああ……」
身体が動かない。
ワカメの能力が発動する……。
マスオ「伏せろ! カツオ君!」
突然の突風がワカメを襲った。
だが、ワカメは警戒なみのこなしでそれを避ける。
マスオ「気付かれた! 逃げるぞ! カツオ君!」
フネ「あら誰から逃げるんですか? 『疾風のマスオ』さん?」
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