モノクマ「……苗木君は何を言っているのかな?」
モノクマ「この部屋を出て右に進んだ個室に【江ノ島さんなら居る】じゃないか」
\B R E A K ! !/
苗木「それは違うよ」
苗木「まず匂いだ、江ノ島さんの髪の匂いはもっと甘い……例えるなら桃のようだ」
モノクマ「は?香水変えたんじゃないの?」
苗木「そして顔だよ……あんなにプリティな顔にソバカスなんて無かった」
モノクマ「ほ、ほら……フォトショで……」
苗木「そしてあの胸!ちょっと小さすぎるよ!江ノ島さんはもっと大きい!事故で顔を埋めたこともある!」
モノクマ「う、うるさい!!いい加減にしろよお前!!なんで記憶無いのにわかるんだよ!?」
苗木「あの可愛らしい声!つぶらな瞳!プールの時にはみ出たピンクの色をした乳首!ブーツの中の匂い!」
苗木「僕は一瞬たりとも忘れた事は無いぞ……モノクマ!これが僕の…希望だ!!」
はよ
モノクマ(こいつ……)
苗木「……」
モノクマ「……ぷ」
苗木「ぷ?」
モノクマ「ぎゃーっはっはっは!!そうです苗木君!!君の推理は大正解です!!」
モノクマ「本物の江ノ島盾子は僕にとって都合が悪いので、僕が捕らえています!!」
苗木「やっぱりか!」
モノクマ「なんで苗木君が本物の江ノ島盾子を覚えていたのかはわかりませんが……」
モノクマ「今、ここには【本物の江ノ島盾子は居ません】!!」
苗木「それは違うよ」
\B R E A K ! !/
なんだこれ…
期待
モノクマ「な、なんで?」
苗木「この学園にはまだ江ノ島さんの匂いが微かだけどほんのり残ってるんだ……」
モノクマ「!?」
苗木「だから、江ノ島さんがこの学園に居ないという事は……ありえないんだ!!」
モノクマ「ま、待ってよ!苗木君、君の嗅覚はどうなっているんだい?」
苗木「それは僕が三日三晩江ノ島さんのパンツを被って江ノ島さんの制服を着ていた時期があるからだよ」
モノクマ「……なんだか嫌なことを聞いちゃったよ」
苗木「モノクマ……さあ、早く僕を江ノ島さん会わせるんだ!」
モノクマ「そ、そんなの証拠になるわけ無いだろ!?学園長のボクもこれにはお怒りですからね!」
苗木「さあ!さあさあさあさあ!!」
モノクマ「ぐぬぬ……」
モノクマ「……わかった、そこまで言うなら君に江ノ島さんを会わせてあげる」
モノクマ「大浴場を開けておくから、皆が寝た深夜に一人で来ること!」
モノクマ「いいね?」
苗木「……わかった、誰にも言わないって約束するよ」
モノクマ「まったく……こんなサービス、本当なら誰にもやらないんだからな!」
苗木「恩に着るよ、モノクマ」
モノクマ「ふんっ!じゃあ僕は他の皆の様子を見てくるから!!」
バタン
ピンポンパンポーン
モノクマ『えー、大変不本意ですが……緊急により大浴場が開放されました』
期待
激しく期待
絶望的に期待
残姉ちゃんも可愛いだろ!
― 深夜 1時 ―
苗木「……そろそろ約束の時間だ」
苗木「大浴場に行かないと……」
―――――
―――
―
江ノ島「……」イライライライラ
苗木「あ……江ノ島さん!」
江ノ島「な、苗木だったの!?モノクマが会わせたい奴が居るって…」
苗木「うおおおおおお!!江ノ島さんの胸だあああああああ!!!」スリスリ
江ノ島「って、ちょ!!てめ…苗木っ!なにしてんのよ!!」
苗木「ご、ごめん…つい嬉しくてさ」
苗木「……ッ!!」
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