このSSは男「おいでよ、妖怪の森」の続きです
前回のあらすじ
メイドは悪魔などの人外を狙うグループ、教会に命を狙われたが、シスターが改心して一件落着
メイドがヒロインなのになぜかシスターがヒロインっぽい
メイド「当主様」
男「なんだ?」
メイド「お知らせが」
男「ん?」
メイド「教会と戦うなら新しい力をつけたほうがいいと思い、これを作りました」
男「これは、式神用の竹筒?」
メイド「の改良版です。一時的ですが、例の空間の式神を宿すことが出来ます」
男「それはいいな」
メイド「あともう一つ」
男「なんだ?」
メイド「空間がある程度安定したので妖怪の開放ができるようになりました」
男「ならあいつ等を呼び戻しても」
メイド「ただし、一日に一回。それも一日たったら、例の空間に送り込まなければいけません」
男「………そうか」
メイド「当主様の力を見る限り、例の空間に侵入することが可能なのではないのでしょうか。もちろん訓練しだいですが」
男「出来るかなぁ」
メイド「もちろん危険なのですが」
男「止めないのか?」
メイド「………当主様は私が思ってるよりもずっと強いですので」
男「そうか」
メイド「それではさっそくしましょう」
男「あぁ」
誰を解放する?
>>4
レッドさぁぁぁん!
超期待
メイド「解放はしないのですか?」
男「あぁ、なんとなくレッドに会いたくなった」
メイド「しかし、連れてくるには負担が」
男「そこは頑張るよ」
メイド「分かりました。一応補助はします」
男「おう。……………見つけた」
男「空間座標、解析終了。空間指定、掌握、転移。ぐっ、あっ」
メイド「転移術式完了しました」
シュンッ
レッド「……………あれ?w」
男「久しぶりだな。レッド」ズキズキ
レッド「旦那?wwww」
男「よう」
レッド「なんでだ?wwww」
男「空間魔術を使えるようになったからだ」
レッド「すげぇ!wwwww」
男「まぁ、一日限定なんだけどさ」
レッド「それでもすげぇwwww」
シスター「男さン」ガラッ
レッド「うはwwww 金髪美少女来たコレwwwww」
シスター「なんかどこかで見た気ガ」
レッド「うはこりゃやるっきゃないとwwww」キラリラリン
④
そしていちおう前スレ貼っておこう
男「おいでよ、妖怪の森」
男「おいでよ、妖怪の森」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1346663843/)
男「またか!」
シスター「どうしたんデスか? 男さン」
男「近づくなぁあ!! 近づくんじゃあないっ!!」
シスター「え?」ガーン
レッド「むだだぜ旦那www 俺の能力はすでに『完成』しているwwwww」
男「なっ」
先輩「男くーん」ドンッ
シスター「あ」フラッ
ズキュゥゥウン!!
シスター「な!///」
男「!?」
先輩「男くん、私たちには出来ないことをあっさりとしてのける、そこにしびれる」
レッド「おこがれるゥwwww」
男「おまえらのせいだろ!!!」
シスター「///」ポー
レッド「どうすんだよwww シスターだぞ?www」
男「おまえのせいじゃん!!」
シスター「わ、私の体はしゅ」
シスター「主のものなのでスぅううぅううう!!」ダダダダダッ
男「おい! 面倒なことになったぞ!!」
先輩「女の子のこと面倒とかいうのはどうかと思うな」
レッド「これだから、女の子なれしてない奴は」
男「ちくしょうぅううぅうう!!」ダダダダダッ
男「シスター!! シスター!!」
シスター「男さンのバカァああぁあアァああアァ!!」ダダダダダッ
男「うおっ!! はえぇ!! 縮地!!」シュンッ
ガシッ
シスター「きゃアァああぁア!!」ブンッ
男「いっぽんぜおっ」
ゴツッ
男「きゅう………」
シスター「あっ、男さァン!!」
男「てて、なんでだからこうなる」
レッド「すまんwww」ズタボロ
シスター「すみまセン。話は聞きまシタ」
レッド「ちょっとこのこなんなんwwww 超強いwwww」
男「対人外訓練積んでるシスター」
レッド「こえぇwwww」
先輩「まぁ、自業自得じゃないかな」
レッド「まぁなwwww」
先輩「かけるんなら、私に得になるようにかけてくれないかな」ボソッ
レッド「効果はランダムだから仕方ないwww」ボソッ
先輩(その割になにかの意思を感じるけど)
男じゃなくて先輩にかけよう
男「今日一日だけどなんかしたいことあるか?」
レッド「んwww そうだなwwww 正直俺の出番終わった気がするんだけどwww」
男「は?」
レッド「じゃあ皆で遊びに行こうぜwww」
男「いいぞ」
先輩「構わないよ」
メイド「付いて参ります」
シスター「むぅ」
レッド「もう悪さしませんからwwww」
シスター「………信じマス」
レッド「おっしゃ」
レッド(まぁ、男には悪さしないんですけどねwwwww)
レッド「ふひひwww」キラリラリン
男「なにやってんだ。行くぞ」
レッド「了解wwww」
男「あ、忘れてた」ポンッ
はた「外は賑やかで寂しかったぞ」
レッド「ちわっすwwww」
はた「久しぶりだな」
キャーカッコイー
男「俺、おまえと並んで歩くの嫌だわ」
レッド「酷いこというなよwwww」
レッド「ん? ちょっと知り合い居たから会って来るwwww ファミレスで待っててwwww」
男「ん? あぁ、分かった」
レッド「んじゃwww」
レッド(さてwww 楽しみ楽しみwww)
先輩「おっと」ポロッ
はた「拾おう」
先輩「ありがt」
はた「むっ、真っ暗だ」
先輩「それは私のスカートの中だ///」
はた「なにっ!! すまない!!」バッ
先輩「そんな勢い良く出ると」
男「ミテナイデスヨー」
先輩「見たね!?」
先輩「うぅ/// 慣れないスカートなんか履くんじゃなかった///」
先輩「人前でとんだ赤っ恥だよ」
男「不幸ですねぇ」
先輩「君にとっては幸運だっただろうね」
男「え? なんでです?」
先輩「息の根が止まってしまえ!!」
男「えぇ!?」
シスター「それにシテも不自然な」
メイド「おそらく」
男「レッドの仕業だろうなぁ」
レッド(やべばれた)
立て乙
期待してますぜ
またここからか
よし
男「まぁ、とりあえずファミレス行くか」
シスター「やりまシタ!!」
男「お金あったかな」
メイド「持ってきております」
先輩「さて、レッドくんは一体どこに、いるかな」
イラッシャイマセ-
レッド「こっちこっち、こっちだぜ旦那wwww」
先輩「やぁ、レッドくん」
レッド「なんですか先輩さんwwwww」
先輩「ラッキースケベなんか起き無かったよ?」
レッド「げっ、ばれてるwwww」
先輩「どころかとんだ赤っ恥だよ。この責任、どうするんだい?」
レッド「いやだから効果ランダムwwww」
先輩「気合でなんとかしたまえ」
レッド「無理だぜwwwww」
そりゃ満足するまでチャレンジし続けるしかないな
先輩「むぅ、結局何も起きなかった」
レッド「知らんがなwwww」
先輩「まさか、私のヒロイン力が足りないというのか………っ」
レッド「うんwwww」
先輩「な、なんという事だ………」
男「恥じらいを持ってください」
シスター「美味しいデス」モキュモキュ
先輩「もしかしてあの口いっぱいにほお張っている少女よりも私の女子力が低い、だと!?」
男「シスターは小動物枠だからいいんですよ」
先輩「私は」
レッド「ヒロイン枠、だったwww」
先輩「!?」
だった、ならしかたない先輩は貰っていこう
俺はぬりかべをもらおう
俺はかわいい女の子をprprできればだれでも
支援あげ
先輩「そういえばレッド君は今日一杯が限度なんだったね」
レッド「残念ながらwwww」
男「こいつみたいなん、一生出て込んでいいと思うけどなぁ」
レッド「ツンデレ乙wwww」
男「戻すぞ?」
レッド「ちょwwww ごめっwwww」
レッド「ってか、そんなことよりあれいいの?wwww」
シスター「もきゅもきゅ」
男「目視だいたい30皿前後か」
先輩「さっきから店員がここと厨房をシャトルランしてるね」
男「うち持久走でした」
店員「お会計は34500円となります」
男「カードで」
先輩「ファミレスでこの値段は初めてみるよ」
シスター「満足デス」
先輩「これだから外国製は燃費が悪い」
シスター「?」
レッド「嫉妬乙www」
先輩「そ、そんな私だけヒロイン枠じゃないから、アダルティーな力を使って主役の座を勝ち取ろうなんて思ってないんだからねっ! タイトルを 先輩「ふふっ、ここがいいのかい?」メイド「あぁ/// 先輩様っ///」に変えようだなんて思ってないんだからねっ!!」
男「おいやめろ、やめてください」
メイド「すみません。同性愛は否定はしないのですが、そういう気はないので」
先輩「………悪魔って同性愛推進派じゃなかったかな?」
シスター「同性愛駄目デスよ!!」
先輩「………百合、駄目か」
レッド「薔薇は?www」
男「こっちみんな」
メイド「私は異性恋愛が好きです」
はた「私もだ」
メイド「でも天使でも同性愛推進派はいます」
シスター「知りたくなかった事実デス」
先輩「私は両方いけるけどね」
男「なんか先輩が言うと、妙に説得力が」
先輩「事実だが」
男「え?」
先輩「え?」
男「え、先輩ってそういう趣味が」
先輩「あぁ、そうだが」
シスター「近づかないでくだサイ」
先輩「………」サッ
はた「男ぉ………」ギュッ
先輩「待てっ 待つんだ!! それは差別というものだ!! そもそも私は処女だ!!」
男「そんな事街中で叫ばないでください」
レッド「衝撃的な事実www」
先輩「人より愛が多いだけじゃないか………」
レッド「人は愛ゆえに苦しまねばならぬwwww」
先輩「なんだ、じゃあ君は可愛らしい女の子を見て萌えないのか!?」
男「いや萌えますけど」
先輩「ではかっこいい男をみてかっこいいとか思わないのかい!?」
男「思いますけどね」
先輩「ほら君もじゃないか」
男「それはおかしい」
先輩「私はそれが人一倍強いだけで」
男「いや、差別とか嫌いになったりしませんからさっさと行きましょうよ」
先輩「そ、そうか」キュンッ
男「というか他の奴も冗談だろ?」
シスター「私は本気デスよ」
男「シスターちょっと黙ろうか。たい焼き買ってあげるから」
シスター「わーいデス」
先輩「ぐすん」
みんな可愛い 支援
男「あれ? そういえばここシスターがいた教会があったような」
先輩「数日前に火事で燃えたらしいよ」
男「へぇ。手始めにここを倒しに行こうかと思ってたんですけど」
先輩「二人ほど死んだとか」
レッド「ちょwww 心霊スポットwww」
男「人外が何を言いやがる」
レッド「差別www」
はた「私は、怖く、ないぞ?」マッサオ
先輩「幽霊は切れないからねぇ」
男「はたもんばは怖いなら守ってやるぞ」
レッド「ちょっと待て」
先輩「素に戻ってる。そんなショックかい?」
レッド「のけ者はやだwwww」
男「おまえ、女だったらなぁ」
レッド「存在www 否定wwww やめてwwww」
男「まぁ、冗談です」
レッド「本当に良かった」
先輩「素に戻ってる」
レッド「しまったwwww」
メイド「レッド様は寂しがりやなのですね」
レッド「はぁ!?wwww んなことねーしwww 孤高の一匹狼だしwwww」
先輩「はいはい」
レッド「流されたwww」
男「ん? あれ?」
レッド「どった?wwww」
男「すげぇがたいが良い神父がいる」
がたいが良い神父「………」ペラペラ
男「敵、か?」
メイド「いえ、まだ分かりません」
乙?
がたいの良い神父「それから死も黄泉も火の海へ投げ込まれた。今頃そこにあった教会の神父は二度目の死を体験してるんじゃないのかい?」
シスター「彼らは信徒デス。地獄に行くはずが無いデス」
男「知り合いか?」
良い神父「同僚さぁ」
シスター「男さん。下がってください」
いい神父「そんな殺気を飛ばさなくてもいいじゃないの」
はた「ここは私が」
いい神父「悲しいじゃないの。男が二人もいるのに女の子に守ってもらってるなんて」
男「………あぁ、そうだな。格好が悪いよな」
シスター「男さン!?」
いい神父「嬉しいじゃないの。誘いに乗ってくれるなんて」
男「で、何のようだ?」
いい男「分かってると思うが、言っておこうじゃないの。俺の名前はいい男。そこの嬢ちゃんを殺しに来た。だがその前に」
いい男「や ら な い か」
男「上等だ」
名前www
上等だキリッ
大丈夫か?ケツ的な意味で
いい男「ところでこれを見てくれ。どう思う?」ボロンッ
レッド「すごく…大きいです………www」
男「あぁ、凄いデカイ槍だな。でもいいのかそんなにホイホイ出しちまって。ここは街中だぜ?」
いい男「なぁに。すでに手は打ってある」
ズンッ
男「空間を歪ませたのか」
いい男「すぐに分かるなんてなかなかじゃないの」
メイド「お気をつけて」
男「あぁ、心配すんな。軽く倒してやるよ」
いい男「泣かせるじゃないのでも」
いい男「ケツの穴のしまりはきつくしておいたほうがいいぜ?」
先輩が妖怪を攻略してく話はよ
破ァッ!
男(さて、啖呵を切ったのはいいものの、勝算があるのかどうか。見た限り、凄い筋肉だし、殴り合いになったら負ける。これは距離をとって弓で攻撃するしかないか)
男「アルテミスの弓ッ、&結界の矢!!」パシュンッ
いい男「おっと、結界を武器にするなんてなかなか面白い戦いかたするじゃないの。でも、まだ俺の間合いだぜ?」
男「は?」
いい男「そらっ!!」シュッ
レッド「旦那後ろォ!!」
男「!?」ゴロゴロ
いい男「奇遇だが、俺も結界を武器に使うんだ」
男「空間転移か」
いい男「俺はいい男だから秘密は隠さずに言っておく。この空間転移で槍の穂先の空間を相手の近くに繋げる。これでどこからでも登場する槍の出来上がりだ。距離は大体半径100Mほど」
男「説明御丁寧にどうもありがとうよ」
いい男「さぁ、続きをはじめようじゃないの」
いい男「そらそらそらっ」シュッ シュッ シュッ
男「転移 転移 転移ッ!!」シュンッ シュンッ シュンッ
いい男「おいおい、男なら真っ向から挑もうぜ」
男「死ぬわっ!!」
レッド「俺蚊帳の外だなぁwwww」
いい男「終わったら相手してあげようじゃないの」
レッド「まじかよwww」
男「すきありっ!!」パシュンッ
いい男「おっと危ないじゃないのっ」パシンッ
レッド「空間転移同士の戦いとか、わかんねwwww これがヤムチャ視点かwww」
男(埒があかないな。決定打にかけるのは向こうもだが)
いい男「考え事とは余裕あるじゃないのっ!」シュッ
男「っ!! イージスッ!!」パキーンッ
いい男「っ!?」
男(防げたのはいいが、槍じゃあなぁ)
続き乙
支援あげ
支援上げ
良い男「良い男ってのは勝負を長引かせないもんだ。じゃあ奥義みてぇなの、行くぜ?」
男(いきなりかよっ。これじゃあ策を練る暇もねぇ。どうすればいい)
良い男「八重っ!!」
男「強化結界、アイギスッ!!」
カキーンッ
男「ぎっっ!!」
レッド「旦那ぁ!?」
良い男「結界を通じて八本に増やされた、同一の槍。そのうち6本を防ぐだなんてやるじゃないの」
男「くっ、やばいな」
レッド「旦那っ!! もういい、俺がやるっ!!」
男「いや、大丈夫だ。お前より、俺のほうが強いからな」ニカッ
レッド「でもさ旦那血が出てるぜ!?」
男「大丈夫だって、ほら結界で止血できる」
良い男「ったく、結界使いってのは厄介だな」
良い男「知ってるかい。対消滅って」
男「あ? たしか同じものが存在すると、消えちまうってやつだろ」
良い男「そうだそれだよ。まぁつまりだ、今の奥義」
パキンッ
良い男「一回きりってことなんだ」
男「槍が折れた………。降参か?」
良い男「まさか」
男「素手で勝てると思ってるのか?」
良い男「まさか。だから使わせてもらおうじゃないの。切り札ってやつを」
スッ
男「うぇ、人の手?」
良い男「我に危害あるもの全て消えうせ、我の正義、防ぐことあたわず。さすれば我に栄光あらん」
良い男「栄光の手」
ボッ
男「手に、火がついた?」
男(なんだ、何が起きる)
良い男「行くぜ」
ブンッ
男「イージスっ!!」
ゴッ
男「がはっ」
良い男「もう一発いくぜ」
男「アイギスっ!!」
ガツッ
男「っ!! かはっ!」
男(なんでだ、なんで防げない)
レッド(栄光の手? それってたしかどこかで聞いた事のあるような)
男「ぐっ」
レッド(早く、さっさと思い出せ俺っ)
レッド(あぁ、そうだ)
レッド「旦那ぁ!! 牛乳だ牛乳。栄光の手は牛乳をかければ消える!!」
男「牛乳!? そんなもんねぇよ!!」
レッド「………それもそうだぁ!!」
良い男「弱点を知ってるなんて驚くじゃないの。まぁでも使えないんなら意味は無いよなぁ」
男「くっ。どうすればいい」
レッド(………でも良い男は旦那を倒した後、栄光の手をどうするつもりなんだ? 消す手段は持っているはず。それはどこに?)
レッド(そういえば、こいつなんだかさっきから言ってることがなんだかホモくさいよな。だとするとwww)
レッド「ラッキースケベマジックwwwwwww」
男「はぁ!? お前ふざけんのか。(ブンッ)うおっあぶなっ」
レッド「真面目真面目www 超真面目www がんば旦那www 栄光の手殴って壊せwww」
男「は!? 無理じゃねぇの!?」
レッド「男は度胸www なんでも試してみるもんだってwwww」
男「あぁ、畜生。死んだら枕元にでてやる!!」ダダダッ
良い男「意味無いとは思うが、阻止しようじゃないの」ダダダッ
男「うわあっ!!」
良い男「捕まえた――――!?」ツルッ
ビシャッ
男「うえ、なんだこれ白い液体………牛乳?」
ジュッ
男「あ、火が消えた」
良い男「………………」
男「………………」
レッド「………………wwww」
良い男「………………え?」
男「イージスッ!!」
良い男「げふっ」
男「イージスイージスイージスイージスイージスイージスイージスイージスイージスイージスイージスッ!!!!」
良い男「ちょ。まっ。やめっ。げふっ!」
男「おらぁ!!」
良い男「ぐはっ」バタッ
レッド「第三部完!!」
男「………これでいいのか?」
こっそり来てたwwwwww
乙
ウホッ 乙
栄光の手ってゴーストスイーパー美神?で、横島が使ってたような。
はよ
おもしれぇwwww
イージスッ!
シスター「あ、男さン!」
男「戻ったか」
レッド「ただいまーwwww」
メイド「勝ったのですね」
男「余裕だぜ」
先輩「その割りには服が汚れているようだが」
男「ぐっ」
いい男「けほっ。げほっ」
男「あ。目覚ましたか。タフだなこいつ」
メイド「どうしましょうか」
シスター「やりまショウか?」
男「いや、ほっとこう」
メイド「なぜですか?」
男「次来たらかえりうちにすればいいだけだ」
レッド「絶対無理wwwwww」
男「できるって」
メイド「しかし無意味な危険性を伴うよりは」
男「でもさ。殺さないことができるんならそのほうがいいんじゃないか?」
レッド「だってさwwww」
いい男「分かった。もう襲わないさ。負けは負けだ。素直に認めようじゃないの」
シスター「誓約で縛りまショウか?」
いい男「一度言ったことは守るさ。なぜなら俺はいい男だからな」
レッド「信用できるのかできないのかwwww」
男「じゃあ帰るか」
先輩「男君は甘いね。でもそこがいい」
シスター「やれヤれ。これデハ私が男さンを守らなケレばいけませんネ」ぐー
先輩「お腹がすいているのに守れるのかい?」
シスター「守れマスよ!!」
男「ははは。じゃあ飯食べに行くか」
シスター「美味しかったデス」
男「次から回転すしはやめよう」
レッド「シスターのところで流れが止まるからなwww」
先輩「圧巻だったねあれは」
メイド「周りの皆様が困ってましたね」
男「視線が怖かった」
シスター「でもおスシ美味しいデス」
男「出前頼むか」
レッド「よっ。ふとっぱらwwww」
男「じゃ、帰るか」
レッド「おうっwwwww」
ガラガラ
男「ただいまー」
いい男「おかえり」
男「………え?」
シスター「くっ!」
いい男「おいおい。そんな焦らなくていいじゃないの」
メイド「なぜ貴方がここにいるのです」
いい男「命を救ってもらったお礼にお仲間に加わろうと思ってな。つまりホモの恩返しっていうことさ」
シスター「じゃあ危険はないようですね」
メイド「嘘は………ついてませんね」
先輩「メイドくんは本当に有能だね」
レッド「よかったな旦那www 心強い仲間が増えたぞwww」
男「待ってみんな。命じゃないまた別のところに身の危険を感じる」
いい男「旦那。ちょっといいかい?」
男「ひっ」
いい男「大丈夫だ。俺はノンケでもほいほい食っちまうが、恩返しとなったら話は別だからな」
男「そ、それでなんのようだ」
いい男「メイドちゃんから大体の話は聞いたが、専門って訳じゃあないが旦那よりも結界使用暦が長い俺がちょっと協力しようと思ってな」
男「どういうことだ?」
いい男「まぁ、いままではあっちの空間から妖怪をつれてくるのに時間がかかった。が、この式をこっちに書き換えるとあら不思議すぐに、しかもさらに他の妖怪を向こうに送れるようになったじゃないの」
男「つまり今までより簡単に妖怪を開放したり召還したりができるようになるってことだな」
いい男「そういうことだ。それに数人ならはたもんばちゃんみたいに召還したままでいられる」
男「まじでか」
いい男「机上の空論だけじゃ分からないことだってあるのさぁ」
男「お前が仲間になってくれてよかったよ」
いい男「お、嬉しいこといってくれるじゃないの。どうだい今晩」くいっくいっ
男「前言撤回するわ。その腰の動きをやめろ」
いい男「冗談さぁ」
男「よし、じゃあ召還を始めるか」
レッド「おうwww」
男「あれ。なんでお前いるの?」
レッド「術式変換したから帰らなかったんだよwww」
男「あぁ。そうなのか。お前とはたもんばで二枠か。お前返していいか?」
レッド「ちょwwww 冗談きついwwww」
男「まぁその話はおいといて」
レッド「え、冗談じゃないの」
男「>>67!! 開放!!」
ぬりかべ
てか過去に召喚した妖怪のリストが欲しかったり
・バックベアード(女性) ・件(姉弟) ・レッドキャップ(男性)
・ケサランパサラン(女性) ・ぬりかべ(女性) ・ティンダロスの猟犬(親娘)
・レヴィアタン(女性) ・九尾の狐(女性) ・バアル(男性)
・リャナンシー(女性) ・はたもんば(女性) ・だいだらぼっち(女性)
・クトゥルフ(女性) ・猫又(女性) ・座敷童子(女性)
・すねこすり(ネコ)・オーディン(男性)・人魚(女性)
・濡れ女(女性)・バフォメット(女性)・日忌(女性)
・がしゃどくろ(女性)・一反木綿(男性)
です。
開放なんでこれ以外からお願いします。
安価下
犬娘
九尾の狐
犬神なのか狛犬なのか
どろんっ
男「おぉ。久しぶりだなこれ」
レッド「ですなーwww」
狛犬「問おう! 貴方がわたしの主様ですますか?」
レッド「白くせッ毛でもふもふ犬少女だと!?www」
男「なぜか順調に獣系が増えて行く」
レッド「旦那の趣味www」
狛犬「あの。もしかして主様ではないのですますか?」
男「呼び出したのは俺だが」
狛犬「主様! ご命令はなんですますか!?」
男「>>74だ」
メイドが満足するまでモフられてくる
狛犬「了解ですますっ!」タッタッタ
レッド「旦那も悪よのうwww」
男「メイドには世話になってるからなぁ」
レッド「もっふもふーwww」
男「見に行ってみるか」
レッド「よし来たwww」
狛犬「わふー!!」
メイド「!」
狛犬「わたしはこまいn」
ガシッ
メイド「もふもふ。もふもふ」
なでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなで
狛犬「わふっ!?」
メイド「くせっ毛。耳」
なでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなで
狛犬「にゃー!!」
レッド「メイドさんがすっごい幸せそうな顔をしてるwww」
男「狛犬は抜け出そうとあがいてるけどな」
レッド「知らないのかwww メイドからは逃げられないwwww」
男「今のはもふもふではない。なでなでだ」
レッド「なん、だとwwww」
メイド「かみふわふわ」
とんっ
狛犬「わふんっ」どたっ
レッド「押し倒したぞwww」
男「始まるぞ。もふもふが」
メイド「幸せ」
もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ
狛犬「やめてくださいですますっ!! くすぐったいですますっ!! そ、そこは」
メイド「もふもふ。もふもふ」
狛犬「わふぅううううん///」
メイド「満足です」ツヤツヤ
狛犬「わ。わふぅ///」
レッド「13分KO勝ちですwww」
男「さて迎えに行くか」
レッド「インタビューwww」
狛犬「ひどいですますひどいですますっ!!」
男「すまなかった。おわびといってはなんだが」
狛犬「ごほうびですますか!?」じゅるり
男「耳かきをしてやろう」
狛犬「!?」
狛犬「わふぅ///」とろーん
レッド「すさまじいwww」
男「他の奴に見られたらやばい気がする」
レッド「でも耳かきじゃんwww」
男「まぁ、そうなんだが」
はた「……………」
男「おぅ………」
はた「離脱っ!!」
男「おいっ!! まてっ!!」
はた「くっ。恩義があるゆえい断罪ができぬ。だから自首を勧めるぞっ」
男「断る。別に犯罪じゃないからな」
はた「まさか妖怪だから法律違反ではないぜぐへへとか言うつもりなのか!?」
男「違うっ。ただ単に耳かきをしただけだ」
はた「耳かき………本当なのか?」
男「俺の目を見てくれ」じー
はた「………………///」
男「これが嘘をついてる目に見えるか?」
はた「見えないから見つめるのをやめてくれっ」
レッド「これにて一件落着ですなwww」
男「いたなら説明してくれよ」
レッド「ごめん持病の筋肉痛がwwww」
男「封印」
レッド「やーなかーんじーwwww」しゅぽんっ
そんなことしたら嫌がらせにラッキースケベされるぞwww
らき☆すけ
レッドすきだわー
追い付いたぞおおおおおおおお!
何この楽園。続き超期待してる
続きマダー?
男「さてはて、どうしたものか」
シスター「どうしまシタか?」
男「打倒協会をかかげたはいいものの、まずどうすればいいのか」
シスター「私、いい男が倒さレタので、向こうから来ると思いマスよ」
男「え、まじで?」
シスター「私序列4位デスから」
男「え、マジ?」
シスター「むー。信じてまセンね?」
男「にわかには信じがたい」
シスター「今あたらシイ人形つくってマスので、それが出来たら戦いまショウ」
男「お、おぉう。お手柔らかに」
シスター「10倍返しデス!!」
男「ドラマみてんのな」
アニメ化決定
待ってたぜ
支援
支援
狛犬「あうあう、なのですます」
男「お、回復したか」
狛犬「死んじゃうかと思ったのですます」
男「すまない。日ごろ疲れているあいつに恩返しをしたかったんだ」
狛犬「恩返しですますか! それはとてもいいことですます!!」
男「だから納得してくれるな?」
狛犬「納得したですますよ!」
男(ちょろい)
男「じゃあ。向こうの世界に送るが」
狛犬「また呼び出してくださいですます!!」
男「うん」
男「もうすぐ夕飯かなぁ」
いい男「正解だ。良い体内時計もってるじゃないの」
男「どうも」
いい男「つれないじゃないの」
男「いやだってホモだし」
いい男「ホモ差別。悲しいね」
男「差別はしない。手を出してこないかぎりな」
いい男「ホモは辛いね」
レッド『だしてーwwww 腹減った旦那wwww』
はた「む。レッドが出たいようだが」
男「すっかり忘れてたな」ポンッ
レッド「おなかと背中が融合するかと思ったぜwwww」
男「なにその人外生命体。人じゃねぇけど」
いい男「この食卓は賑やかじゃないの」
先輩「7人もいるからね」
シスター「うーまーいーゾー!!」ゴゴゴゴゴッ
いい男「危ない。ご飯が美味しすぎる性でシスターの魔力が暴走しようとしてるじゃないの」
男「味皇か」
メイド「私が止めておきます」
レッド「っていうか皆規格外じゃんwww 俺だけしょぼいwwww」
先輩「私だって一般人に毛がはえた程度さ」
男「いーい湯ーだーなー」
レッド「はははんwww」
男「………なんでお前がいるんだろうなぁ」
レッド「え?www 一緒に入るっていったじゃんwww」
男「いったけどさ、いやな」
いい男「ふぅ」
男「なんでこいつまで入ってんの!?」
いい男「小さいことを気にしてるようじゃ大きくなれないぜ?」
レッド「まぁまぁwww 風呂広いしいいじゃんwww」
男「なにかあったらレッド。お前いけにえにするからな」
レッド「よしお前でてけw」
いい男「信用がないね」
レッド「なぁなぁ旦那www」
男「なんだ?」
レッド「背中流してwww」
男「美少女になってから出直せ」
レッド「ひでえwwww」
いい男「次体洗っていいかい?」
男「おー」
レッド「旦那ー。泳いでいい?www」
男「静かに入れ。というか泳げるほど広くねぇ」
レッド「改築しようぜwww」
男「ふざけんな」
男「さっぱりさっぱり」
レッド「なんか男だらけってのも楽しいなwww」
男「そうか?」
いい男「ほぉ。ならヤるかい?」
レッド「くたばれ」
レッド「もっと男妖怪増えないかねぇwww」
男「増えるんじゃね? いずれ」
レッド「おうwww 期待しとくわwww」
いい男「新しい男妖怪か。わくわくするじゃないの」
レッド「こいつ追い出したほうがよくない?www」
男「俺もそう思う」
メイド「………」
男「どうしたんだ。外なんて見て」
メイド「物思いに、ふけってました」
男「珍しいな。好きな人でも出来たのか?」
メイド「………私も女の子ですから」
男「うぇ!? 誰だ!? どこの誰だ!?」
メイド「あの、冗談です」
男「冗談か………レッドだったら封印しようかと」
メイド「当主様はもう寝るのですね」
男「早寝早起きは何かしら得だからな」
メイド「それでは私は少しやることがあるので」
男「おう、おやすみ」
メイド「おやすみなさいませ」
メイド「当主様。朝です」
男「ん。あと五分で起きる」
メイド「しかし味噌汁が冷めてしまいます」
男「………分かった」むくっ
メイド「………っ。それでは失礼します」
男「………ふわぁ。さむ。やっぱりパジャマは着て寝たほうがいいかもなぁ」
先輩「男くん。なにやらメイドくんが赤面してるようだが」
男「そうですか?」
先輩「あぁ、少しだが赤くなっている。どうかしたのかい?」
男「さぁ」
男「よーし。今日も元気にやってきますか」
メイド「何か解放されるのですか?」
男「まずは戦力だからな。6人までしか出せないけど」
メイド「いずれもっと操れるようになります」
男「なぁ。前も聞いたけど魔力を凄い増やす方法ってないのか?」
メイド「………ありますが」
男「ならやりたいんだけど」
メイド「すみません。失礼します///」ガラッ
男「………顔赤かったが、なんでだ?」
男「まぁいいや。開放開放っと」
>>100
ksk
雪女(男の娘)
ナイス
ktkr
支援
おらおら支援だ
マダー?
思ったんだが雪女は妖怪だとして、雪男は妖怪なのか?
雪女?「呼びましたか!? 可愛いボクですよ!?」
男「レッド、なぁレッド。雪女だぞ」
レッド「でもうぜぇぇええええwwwww」
雪女?「ボクの可愛らしさがマッハで嫉妬ですか? 醜いですね!」フフンッ
レッド「殴らせろ、一発殴らせろw」
男「落ち着けレッド。多分おまえじゃ勝てん」
レッド「ちくせうwww」
男「ところでお前雪女なんだよな」
雪女?「一応そうですよ」
男「なんで着物じゃないんだ? なぜハーフパンツなんだ?」
雪女?「それはですね」
雪女?「こんなに可愛いボクが女の子な訳じゃないじゃないですか!」ドヤァ
男「」
レッド「」
,,-―――――-、
/, 、 ヽ、
. // 、ヽ、 ヽ
// .ハ t ヽ i
. ,j./. ,イ , | i 、__ | .} |
_ノ .|| イi´ .| ヽ ` k ノ | ヽ_
`ーz_|tλ _jtj=tj`、_N ゞt==M、/ トz_t ‐'´
|レ ゙iオ|::::::| . |:::::::|`「 | | ボクがカワイイばっかりにご迷惑を
| .|.  ̄  ̄,,, .| | |
λ t ''' r-‐‐j __| ./ /′
ι .( レV`ー-..,__゙ニ´‐t‐''´rレレ'レ'
ι ヽ、 (r‐tj-ュノ`く
`ー-、/ く`六´ゝ 、ヽ
/ |・ ・ | | t、 _,-tィ^ユ、
ヒ.__ |・ ・ | | ノ゙'´ ||__ノ
ノ~~ー―┴ く ヽ、 ,r'′
男「まて、それはそもそも雪女なのか?」
雪女?「何言ってるんですか? こんなに可愛いのだから雪女に決まってるでしょう!」
男「女?」
雪女?「男の娘ですよ!」
レッド「雪男とは違うのかwww」
雪女?「あんなむさくるしいのと可愛らしいボクを一緒にしないでください! 失礼ですね!!」
レッド「よし送ろう、今すぐ送ろうw」
男「まぁまて、お前を呼び出したのは>>109をしてもらうためだ」
雪女?「こんなに可愛いボクに>>109をさせたいんですね!? 分かります!」
男「>>111だった」
雪女?「まぁ、可愛いボクの前ですから緊張するのも分かります」
ねんがんのアイスソードをてにいれたい
男の娘のアイスソード(意味深)
これはレッドキャップさんの本領発揮ですわ
雪女?「ねんがんの アイスソードですよ!」
男「殺してでも奪い取る」
雪女?「な なにをするんですかー」
レッド「楽しい?www」
男「そこそこ」
雪女?「どうですかボクのアイスソードは」
男「想像よりは小さいけど硬いな。かっちかちだ」
雪女?「ボクのアイスソードですからね!! 硬いのはあたりまえです!!」
男「小さいっていっても十分な長さはあるし」
雪女?「ボクのアイスソードを見てどう思いますか?」
男「硬くて綺麗で凄いな、もっと触って良いか?」
雪女?「ふふん! 良いですよ!」
レッド「なんか卑猥ww」
男「ところでこのアイスソードって強いのか?」
雪女?「通常攻撃力4ってとこですね」
男「冬の嵐は?」
雪女?「使えません」
男「冷凍剣は?」
雪女?「無理ですね」
男「ごみじゃねぇか」ポイッ
雪女?「あぁ! それを捨てるだなんてもったいない!!」
雪女?「ぐすん。ボクのアイスソードが」
男「すまん。雑魚過ぎて衝撃的だったから」
雪女?「とんでもないですね!」
レッド「なんか雪女的なこと出来ないのかwww?」
雪女?「うーん。あ」
男「何かあるのか?」
雪女?「歌って踊れます!!」ドヤッ
レッド「こいつ封印しようぜ旦那www」
男「そうだな」
雪女?「ちょ、まって!! 可愛い冗談じゃないですか! 可愛いボクに免じて許してください!」
男「で、何が出来るんだ?」
雪女?「雪を降らしたりできます。あと凍らせたりできますね」
男「レッド勝てる?」
レッド「無理www」
雪女?「可愛さでも強さでも勝ってしまう僕って犯罪的な存在ですね!!」
男「さて、雪女、雪女でいいのか? 雪男の娘?」
雪女?「雪女でいいですよ」
男「分かった雪女?」
雪女?「なんで疑問系なんですか」
男「今日はお前が来てくれた祝いがあるぞ」
レッド「え、まじでwww」
雪女?「このカワイイボクが来たんですから当たり前ですよね!」
男「そうだなー。じゃあ居間でテレビみながら待ってろ」
雪女?「テレビがなんだかはわかりませんが楽しみに待ってますよ!」
TV「可愛いボクは優しいですから、プロデューサーさんにピップエレ○バンをプレゼントしてあげますよ!!」
TV「幸子、実はお前には芸能界に姉がいるんだ」
TV「え、そんな事知らなかったですよ!? まぁ、可愛いボクの姉ですから、きっとかw」
TV「幸子EXだ」
TV「思い出酒によ~う~ば~か~り~」
TV「え、えぇえぇえええぇええ!?」
TV「ピップエレ○バン」
雪女?「なんだかこの箱の中にいる人はボクまでではないですけどカワイイですね。ボクほどではないですけど」
男「おまたせ」
雪女?「それはなんですか?」
男「あつあつおでんだ」
雪女?「」
幸子ならいじられキャラ確定だもんな……
男「よし、食べさせてやるぞ」
雪女?「ぜったい顔に押し付けるつもりですよね!? 溶けますよ!!」
男「いけるいける」
雪女?「どこからその根拠の無い自信がわいてくるんですか!?」
男「雪女?の可愛さからかな」
雪女?「なら仕方ないですねって騙されませんよ!? とにかく無理です!! カワイイのに熱々おでんを顔に押し付けられるとか聞いたことないですよ!?」
男「実はだな、カワイイ=ボクというアイドルがいるんだが、そのアイドルの基本的な仕事がいじられることなんだ」
雪女?「だからってボクにすることないじゃないですか!」
男「というかさっきから聞いてれば、俺がわざとお前の顔にあつあつおでんを押し付けようとしてるみたいじゃないか。俺はただ単にあつあつおでんを食べさせたいだけであってそんな事は考えてない。失礼だぞ」
雪女?「信じていいんですか?」
男「あぁ、信じろ」
雪女?「分かりました。信じます。あーん」
男「こんにゃくいくぞー。あ、手が滑った」
雪女?「熱い!!」
雪女?「うぅ、なんでボクがこんな目に」
男「可愛い子には打ち首獄門ということわざがあってだな」
雪女?「聞いたことないですよ!?」
男「まぁ、お前が封印されてる間にできたんだ」
雪女?「そ、そうですか。現代は凄いですね」
男「つまり、お前が可愛いからだな」
雪女?「そうですか。なんだか騙された気がしますが、心の広いボクは許してあげますよ」
男「さすがだな、よし口あけろ、次はたまごだ」
雪女?「自分で食べますよ!! 箸貸してください!」パシッ
男「ちっ」
雪女?「まったく、はふはふ。この大根染みてますね。美味しいです」
男「コンビニのだからな。というか大丈夫なのか?」
雪女?「はふはふ。口の中なら熱いの大丈夫です」
男「何が違うというのか」
レッド「旦那~。頼んでた俺の500gプリンはwww?」
男「袋の中。よくそんなに食べれるな」
レッド「甘いもの好きイケメンですからwww」
男「自害せよ、レッド」
レッド「やだよwww」
雪女?「プリン。それは甘いんですか?」
レッド「あげないwww」
雪女?「一口でいいですから」
レッド「分かったwww ちょっと待っててwww」
レッド「おまたせwww」
雪女?「これがプリンですか。すごい緑色ですね」
男(わさびじゃん)
レッド「あーんwwww」
雪女?「あーん」ぱくっ
雪女?「!? けほっげほっ、ななななんですかこれ、辛い痛い苦いぃいいぃいい!! 水!! 水ください」
男「おでんのダシなら」
雪女?「ふざけてるんですか!?」
レッド「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
男「おぉ。レッドが言葉が出ないくらい笑ってる」
雪女?「水!! 水ぅううぅううう!!」
コンビニおでんは侮れないよな
でも一度屋台おでんを食べてみたい
雪女?「死ぬかと思いましたよ!!」
レッド「すまんwww雪女?が可愛いのが悪いwww」
雪女?「ボクのことを可愛いといえば許すみたいに思ってませんか!?」
レッド「めっそうもないwww」
雪女?「そのふざけたにやけ面をやめてください!!」
男「まぁまぁ。そのあと結局プリン貰ったんだから」
雪女?「う、まぁ、半分くれましたから許してあげますけど。次はないですからね!」
男「これにて一件落着」
良い男「男の気配がしたんだが」ガチャッ
男「帰れ、土に」バタンッ
良い男「かなしいねぇ」
雪女?「あの、今のは?」
男「気にするな。存在自体がモザイクいるような存在だから」
雪女?「そ、そうですか。気にしないことにします」
レッド「それがよかろうw」
男「ほら、レッドの顔が真顔に近づいてるだろう?」
雪女?「そんなにも深刻な存在なのですね」
男「あぁ、なんで生きてるかが分からないぐらいだ」
良い男「それは穴を掘るためさぁ」ブォンッ
男「うおっ、ワープしてきた」
雪女?「あ、存在自体がいけない人がやってきましたよ」
良い男「酷い言われようじゃあないの」
男「あんまし間違ってないと思う」
良い男「悲しいね」
雪女?「ところでこの家には誰がいるんですか?」
男「俺とレッドとはたもんばとメイドと先輩と良い男」
雪女?「なかなか大人数なんですね。それでボクの部屋は」
男「異界」
雪女?「え?」
男「隔離された空間」
雪女?「可愛いボクが?」
男「雪女?が」
雪女?「冗談ですよね?」
男「契約を結べばいけるかな」
良い男「6体までならいけるぜ」
男「さて、どうするか」
>>128
異界行き
男「という事でさらばだ」
雪女?「え!? そんな!!」
男「また呼ぶから」キンッ
雪女?「約束ですよ――――」シュンッ
男「すまなかった。キャラクター的に危ない。それに、いじってないときが物凄いウザかったんだ」
レッド「よっしゃ立て続けに開放しようぜwww」
男「え、まじで?」
レッド「なんと>>130だ」
男「なんでお前が仕切るんだよ」
ダムダムゾンゲルゲ
無理なら↓
メリーさん
オレンジ~ イロニハヤク ナリタイカジツ
レッド「旦那。電話なってるよwww」
男「だな」
男「もしもし」
メリー「私メリーさん、今なんか周りの人が皆髪が金色なの」
ぷーっ ぷーっ
男「スタート遠くね?」
オレンジ
男「もしもし」
メリー「私メリーさん。今海に囲まれてるの」
ぷーっ ぷーっ
男「船か?」
オレンジ
メリー「私メリーさん。今北海道の港にいるの」
ぷーっ ぷーっ
男「上陸場所ミスったのか」
オレ
メリー「私メリーさん。駅弁がおいしいの。あ、綺麗な山!」
ぷーっ ぷーっ
男「エンジョイしてやがる」
メリー「私メリーさん。今アキバにいるの。あ! メイドさん」
男「おい、通りすぎるんじゃねぇよ」
メリー「コスプレだぁ!」
ぷーっ ぷーっ
レッド「さっきからどったの旦那www」
男「この街についたかと思うと気がついたらアキバに遊びにいってた」
レッド「?www」
男「なにがなんだかよくわからん」
オ
メリー「私メリーさん。おみやげなにがいい?」
男「早く来い!!」
メリー「ひぅっ! わ、わかったの」
メリー「私メリーさん。今貴方の家の前にいるの」
ぷーっ ぷーっ
男「段階すっ飛ばしやがった!?」
レッド「どこいんのwww?」
男「家の前だって」
レッド「はえぇよwww」
オレンジ~ イロニ
メリー「私メリーさん。今貴方の部屋の前にいるの」
レッド「せいwww」ガチャッ
メリー「ぎゃふんっ! 痛いの!」
レッド「さて、どこに。あれ、いないwww」
メリー「私メリーさん。今貴方の後ろにいるの」
男「あ?」
ギュッ
メリー「私メリーさん。今ゴールしたの」
かわいい
可愛い
レッド「旦那旦那www 後ろ後ろwww」
男「ぐぐっ、ぐげっ」
レッド「絞まってるwwwwww」
メリー「メリーさんなのー」
男「ぐ、げ、がっ!」ガシッ
メリー「なの?」
男「っ!!」ぽいっ
メリー「なの!?」
ぽよん
レッド「そのまま旦那のベッドにシューッwww」
男「死ぬわ!!」
メリー「私メリーさん。びっくりしたの」
男「衣領樹が見えたきがした」
レッド「六文銭ないならだいじょぶだいじょぶwww」
メリー「ごめんなさいなの」
男「あー。まぁ不慮の事故だ。で、まぁメリーさんを呼び出したわけなんだが」
レッド「その前にメリーさんどんな力あんの?www」
メリー「携帯電話をかけた相手の居場所が分かるの。あとテレポートなの」
レッド「あの白塗りのメリーさんとは」
メリー「別人なの。ご冥福をお祈りするの」
男「よし、メリーさん。今回のミッションは>>140だ!」
ダルシムとテレポート対決
男の家からお宝を回収
レッド「ダルシムさんはいねぇよwww」
男「なんと、インド人は皆火を吐いてワープするんじゃないのか」
レッド「うーむwww よし、メリーさん。旦那のお宝を探してしまえーwww」
男「おいっ!! やめろーっ!!」
メリー「わかったの」シュンッ
男「くそったれーっ!!」
男(しかし物とデータの二つに分かれてるから決定的なダメージは)
レッド「俺はパソコンを探すかなwww」
男「ちくしょうめーっ!!」
レッド「おぉwww これはこれはwww 人外萌えですかwww」
メリー「ただいまなの」シュンッ
レッド「それは?www」
メリー「天井裏の本と本棚の後ろの本とあと押し入れの中の箱なの」
男「………天井裏の本は俺だがあとは」
メリー「………凄いの///」
男「ええいっ!! 見るな!!」ばしっ
メリー「いたいの」
男「なんだこれは」
『ふたなり図鑑』
男「………先輩か良い男か。多分先輩だろうけど」
レッド「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
レッド「この箱は?www」
男「開けてみりゃわかるだろ」
『わんこにゃんこ写真集』
男「メイドだな」
レッド「和むwww」
メリー「この本、はえてるの」
男「だから読むなっての」ばしっ
メリー「いたいの」
男「なぁ、なんでこうなった」
レッド「知らんwww」
ガチャ
メイド「失礼します。燃えるごみを」
『人外娘との性活』 『ふたなり図鑑』
メイド「失礼しました///」
男「待って!! メイドカムバック!!」
レッド「メリーさんゴーwww」
メリー「了解なの」シュンッ
「なにをするのです」 「大人しくするの」 「やめてくださいっ」 「うぶなねんねじゃあるまいなの」 「いやっ」
男「メイドが取り乱したところ久しぶりにみた」タッタッタ
レッド「つーかメイドさんはえぇwww」タッタッタ
メイド「………」
男「あの、メイドさん。誤解なんです」
メイド「当主様も、男性ですから、仕方ないと、思います」
レッド「純情系悪魔っ娘ってどうよwww」
男「レッド、シャラップ」
レッド「さーせんwww」
男「すみませんでした」ドゲザー
メイド「当主様!? 顔を上げてくださいっ」
男「メイドがっ 許すまで、土下座をっ やめないっ」
レッド「脅迫じゃんwww」
メリー「わんこにゃんこ可愛いの」
メイド「それは私の秘蔵の写真集。まさか私の部屋に入ったのですか?」
男「レッドの命令でメリーさんが」
レッド「てへぺろwww」
レッド「メイドさんなんで襟首掴むの?www」
メイド「こちらへどうぞレッド様」
レッド「ははは照れた顔が可愛いねぇwww」ずるずる
メイド「それでは当主様、メリー様。失礼させていただきます」
レッド「旦那www」
男「なんだ?」
レッド「たすけて」
男「グッドラック」
レッド「ご無体な」ずるずる
男「メイドさんは可愛いですよ」
メリー「なのです」
男「さて、風呂入ってくるわ」
メリー「いってらっしゃいなのです」
男「はぁ。やれやれ」
ちゃぽーん
男「あ゛ー 疲れがとれる」
ぷにっ
メリー「後ろにいるの」
男「うん。そんな予感がしてた」
メリー「ちゃぷちゃぷお風呂。気持ちいいの」
男「なんでこう妖怪とか人外ってゆるいんだろうな」
メリー「知らないの」
男「とりあえず抱きつくのやめような」
メリー「仕方ないの」
メリー「私メリーさん。背中流すの」
男「おう」
男(これは上がったあと写経でもしないとやばいなぁ)
メリー「ざぱーなの」
男「タオル貸して」
メリー「前もやるの」
男「らめぇ!!」
先輩「男くんは?」
レッド「部屋の中で写経してたwww」
先輩「なにそれ怖い」
レッド「さて、俺はもう寝るかなwww」
先輩「まだ日は高いよ?」
レッド「………体の節々が痛いw」
先輩「お、おぉ」
男「ふぅ」
メリー「終わったの?」
男「終わった終わった」
メリー「じゃあ遊ぼうなの」
男「………すまん。俺はお前を異界に送らないといけない」
メリー「え?」
男「ごめんな」
メリー「いや、なの。もう忘れられたくないの。寂しいのは嫌なのっ!!」ギュッ
男「ごめん」
メリー「うぅ。いやなのぉ………」ぽろぽろ
男(俺はこれでいいんだろうか)
>>153
異界におく……れる訳ねぇだろ。常識的に考えて。
続き期待してる
数日見ないうちにとんでもなく投下されてるぅ
かわいい
異界に送るのは許さない。
男「嘘だ」
メリー「え?」
男「冗談だよ」
メリー「ひ、酷いのっ!」ずびーっ
男「おいっ。人の服で鼻かむな。ったくしょうがねぇなぁ」
ぎゅっ
男「これからずっと一緒だぞ」
メリー「私、メリーさん。今貴方の腕の中にいるの。えへへ」
男(これで6枠中3枠埋まったわけだが)
シスター「ありがトうござイましたー」
ブロロロロ
男「何か届いたのか?」
シスター「その前に後ろで背負ってルのハ、誰ですカ?」
メリー「私メリーさん」
シスター「シスターでス」ぺこり
男「で、なんだったんだ?」
シスター「先生かラ、手紙が届いたのデス」
男「先生?」
シスター「私の先生デス。新しい人形を作ってもラッテたのです」
男「完成か」
シスター「という訳で取りにいきまショウ」
男「え?」
シスター「いざ、イタリアデス!!」
メリー「私、メリーさん。今貴方の腕の中にいるの。えへへ」
もしこれがスレタイだったら間違い無く開いてしまうな
もうロリコンでいいや…
突然シスターからの宣言により、全員でイタリアに向かうことになった。
蜜酒のおかげでイタリア語は喋れるから問題ないのだが。
レッド「すげぇ! 飛んでるぜ旦那www」
はた「お、落ちたりはしないのだろうか」
メリー「私メリーさん。今雲の上なの」
先輩「見たまえ、地面があんなに小さいよ!?」
男「先輩はしゃがないでくださいよ」
と、飛行機に乗ったことのない教会組、メイド以外ははしゃいでいて、凄い恥ずかしかった。
まぁ、俺も乗るのは修学旅行以来で、それに海外とかいったことないので物凄い楽しみではあるんだが。
メリー「メリーさん、イン、イタリアなの」
レッド「金髪美人だぜ旦那www」
はた「なんだか見られている気がするが」
そりゃそうだろうなぁ、東洋人2人に聖職者2人、着物を着た(さすがに今は刃物はもっていないが)はたもんばに、メリーさん、着物とメイド服の中間のようなメイドに、イケメンのレッドだからな。目立たないわけがない。
男「それで、どこに行くんだ?」
シスター「学園デスっ!!」
良い男「そういえばシスターは学園出身だったな」
男「学園か」
なんだか外国の学校って凄いイメージあるけど、どうなんだろうな。そう考えているとくるるるとシスターのお腹がなった。
シスター「でもその前に腹ごしらえデス」
飛行機で食べたんだけどなぁ。
レッド「ピザ」
はた「なにがいいのかが分からない」
レッド「イカスミスパゲッティ」
はた「ではそれで」
男(いいのか?)
シスター「ここからここまでデ」
先輩「ペペロンチーノが食べたいね」
メイド「私はスープだけで」
メリー「メリーさんはパンナコッタが食べたいの」
良い男「コーヒーだな」
男「俺もコーヒーだけで」スッ
店員『ご注文はお決まりですか』
男『コーヒー二つ、ピザ、イカスミパスタ、ペペロンチーノ、パンナコッタ、トマトスープ、ここからここまで』
店員『コーヒー二つ、ピザ、イカスミパスタ、ペペロンチーノ、パンナコッタ、トマトスープ、え!?』
店員が驚いていた。無理もない。だって普通に成人男性の何倍もの量あるからな。
男「なんで一番はやく食べ終わるのがシスターなんだろうな」
後半水を飲むみたいに食べてたし。
シスター「美味しかったデス」
レッド「なんかシスターちゃんの食べっぷりみてると腹いっぱいwww」
はた「わかる」
男「腹ごしらえしたし、行くか、学園に」
シスター「え!? ショッピングじゃないんデスか!?」
お前は何をしにきたんだ。
新章突入?
唐突に地の文入ってきたww
蜜酒ぱない
地の文使わないとシリアスできないんですよ
そう言えばレッドさん>>147で
「たすけて」「ご無体な」で
wwがついてなかった....
レッドさん真顔
レッドさんから草が消えたらガチでやばい合図
男「なぁ、結局学園ってどういうところなんだ?」
買い物をしようとするシスターをプリンと引き換えに説得し、バスに乗って学園とやらに向かっている。外の風景は街から町に変わりそして村を越え、どんどんと文明から離れていっている。
シスター「秘密デスよ」
口に人差し指を当て、シスターが笑う。絵になるが、バスの堅い椅子でもう2時間以上揺られている今、気になるのは腰の痛さだ。
シスター「着いてカラの、お楽シミですよ~」
良い男「確かにあれは驚くねぇ」
なんだ、学園ってそんなに凄いのか? なんかどんどん山奥に進んでいってるんだが、凄いって少林寺みたいな凄さじゃないよな?。人形遣いだけの隠された学園とかじゃないよな?
メリー「メリーさん、おしりが痛いの」
良い男「ん?」
男「おい、反応すんな」
良い男「いや、誤解だ」
シスター「学園です!!」
シスターが指を指した方向を見ると
男「!?」
ゲームとかでよく見る巨大な学園があった。
シスター「ついたのデス!! 我が学園ッ!!」
レッド「すげぇwww」
男「凄いな。広い広い」
シスター「ふっふっフ。それだけじゃないのデス」
はた「うぅ、酔ってしまった」
男「こっちはそれどころじゃないみたいだ。はたもんば大丈夫か?」
はた「不覚………」
メイド「はたもんば様、酔い止めです」
はた「かたじけない」
シスター「うぅ………」ショボーン
辺りを見回すとそこそこの人数が活動しているのが見える。金髪や黒髪、赤毛や緑髪の世界各国の人が集まってるみたいだな。
男「え? 緑髪?」
いや、緑髪どころじゃない、桃色とか銀髪とか。パンク系ファッションですか? 中二病ですか? と聞きたくなるような髪の色の人が何人もいる。なんだか本当にアニメの中の学園に紛れこんだみたいな感じで
そんな事を考えていると、一人の緑髪で耳のある場所になにか銀色の物体がついていて目の下のから一直線の溝が下に向かってはしっている生徒がやってきた
生徒「すみません。部外者は立ち入り禁止なのですが」
シスター「シスターでス」
生徒「あぁ。連絡が入っております。シスター様ご一行ですね。博士は今研究中なのでしばらくお待ちいただくことになりますのでどうか部屋でごつろぎください」
シスター「では案内をお願いするのデス」
生徒「では皆様こちらへ」
男「………はっ」
思考停止していた。とりあえず、なんだあれ。電気羊の夢を見そうな感じの少年だが。
良い男「凄いだろう? ここは世界でも唯一の、普通じゃない存在が通う場所だよ」
………………なんだそれ
シスター「どやぁ」
男「………夢だよな」
先輩「何を言ってるんだい。妖怪に神に出会ってきたのに何を驚く必要があるのかな?」
男「それもそうなんですね」
………モビルスーツどかボトムスとかないかなぁ。ないよなぁ。いやでもあるかもなぁ。
メイド「当主様しっかりしてください」
男「あれなんだよ。何が凄いって、何をどうやったらあれができるのか俺が分からないんだよ」
シスター「先生は天才デスから!!」
蜜酒のんだのに負けるってへこむなぁ。
メリー「ふわぁ。メリーさん。眠いの」
はた「長旅だったからな。無理もない」
生徒「こちらが部屋となっております。お好きな部屋をどうぞ」
先輩「こんな連中と一緒に寝られるか! 私は男君と寝かせてもらう!!」
男「何言ってんだあんた」
男「もうくじ引きでいいんじゃね?」
メイド「作っておきました」
レッド「メイドちゃん。おとうさんの名前時田?」
メイド「いえ、違いますが」
男「じゃあ引くぞー」
レッド「スリザリンは嫌だww スリザリンは嫌だww スリザリンは嫌だ」
良い男「俺とじゃないの」
レッド「スリザリンかよwww(泣)」
男「俺は………メイドとだな」
シスター「先輩さんよろしくお願いしマス」
先輩「金髪美少女………」じゅるり
はた「では妖怪同士よろしく頼む」
メリー「メリーさんは妖怪じゃなくて都市伝説なの」
レッドさん………
男「結構広いんだな」
自動ドアをくぐり中に入ると、白く飾り気のない部屋。ベッド以外には時計と机ぐらいしかない。窓もなく、外が見えない。
メイド「同室の無礼。お許しください」
男「いやいや。無礼失礼ないからな? メイドは家族みたいなもんだし」
メイド「家族、ですか」
うつむくメイド。地雷を踏んでしまったかとあせるが、顔を上げたメイドはいつも通りの無表情をしていた。
メイド「当主様。まだ時間があるようですのでお休みになられたらいかがでしょうか」
男「いや、俺はまだやることあるからな」
あのロボット達を見てみたい。どうなってるのかが気になる。
でも、出歩いて良いものだろうか。
男「じゃ、外出てくる」
メイド「私もついていきます」
男「寝てていいんだぞ?」
メイド「………駄目、でしょうか」
………悲しそうな顔はやめてくれよ。
男「外か」
廊下の窓から外を見ると、なにやらロボットが走っているのが見えた。
男「バランスとかあれ、どうなってるんだろうな」
メイド「すみません。科学には詳しくないので」
博士か。本当に天才なんだな。
男「とりあえず外に出てみるか」
メイド「はい」
外では体操服を着たロボットが十数人走っていた。ロボットに運動が必要あるのだろうか。
男「なぁ、何をしてるんだこれ」
とりあえず近くにいた大人風のロボットに聞いてみる。
大人ロボ「これは根性を習得するための授業です」
根性を習得すつための授業? なんだか運動部的なことやってるな。
大人ロボ「全員!! こっちへ来なさい!!」
大人風のロボがそう大声を出すと走っていたロボットが全員こっちへ向かってきた。
全員命令は聞くらしいが、真面目に来る奴、だるそうに来る奴、はしゃぎながら来る奴と見た目は人間と変わらない。
大人ロボ「すみません。この子達に根性とは何かを教えてあげてもらえないでしょうか」
男「………は?」
とりあえず俺は生まれてからずっと文化系の部活しかしてなかったので根性とは無縁な性活をしてきた。
だから、いきなり根性とか聞かれても上手く答えられない。
しかし生徒のロボット達はそんな事関係なく体育座りでこっちを見ている。
男「あ、あれだ根性っていうのはだな」
生徒「根性というのは?」
男「………………」
メイド「当主様。頑張ってください」
後ろからメイドの声援が飛ぶ。これでもうごまかすことも出来なくなった。
根性か………。
男「誰かを助けたい、自分はこうしたい。そんな願いを叶える為に嫌なことから逃げないこと………かな」
………はっず
大人ロボ「拍手」
生徒「ありがとうございます」ぱちぱちぱち
メイド「当主様。ご立派でした」
………なんだろう。人って羞恥で死ねると思うんだ。
生徒ロボと大人ロボに見送られながら校舎の中に入ると、黒髪ロングでお嬢様のようなロボットが立っていた。
ロボ娘「立派だったなぁ、くけけ、でございます」
男「………え?」
なんだか初対面でバカにされた気が。しかもロボに。
ロボ娘「人ん家で勝手に歩きまわるとかしつけがなってねぇな!ですわ」
うん。明らかにおかしい。
メイド「当主様を侮辱しないでください」
ロボ娘「はっ! 和風メイド服って変態趣味ですか!? くけけ。なのですわ」
メイド「………こ、これは前当主様からいただいた」
ロボ娘「前当主ってのは変態みたいだな。ですわね」
メイド「…………」ぷるぷる
やべぇ。メイドが切れそう。珍しいことに拳握り締めてる。
男「め、メイド。はやく部屋戻ろうぜ。なぁ」
メイド「………はい」
ロボ娘「はっ。玉付いてるのか?オカマ野郎が、ですわね」
………俺、バカにされて喜ぶ趣味ないんだけど。普通に傷ついてるんだけど。泣くよ? さぁ、泣くよ?
ロボ娘「ったく、なんでこんな奴がいいかわかんねぇんだけど。ですわ」
男「………?」
ロボ娘「さ、さっさと小屋に戻りな。ですわ」
罵声が飛んできたけどなんだか、ごまかすみたいな。
詮索しないけど、メンタル的にもうきついし。
でも、なんで俺に嫉妬?
>>183
ロボ娘さんはツンデレ
レッド「旦那www ご飯にする?wwww お風呂にする?wwww それとも部屋を代えてください」
男「おぉ、切実だな」
部屋に戻るとレッドが正座をして待っていた。
レッド「だってさぁwwwww 手は出さないとかいいながらあいつ全裸でいるんだぜ?wwww 手はだしてないけどさぁ!!wwww」
メイド「でもベッドは二つしかありません」
レッド「旦那www 一緒に寝ようぜwwww」
男「断る」
レッド「ご無体wwww」
なんで好き好んで男と寝なけりゃならんのだ。誰得だよ」
メイド「………当主様。提案なのですが」
男「なんだ?」
メイド「ご迷惑でなければ私と当主様が同じベッドでは駄目でしょうか」
レッド「それだwww」
男「それだじゃねぇよ」
いや、女だと嬉しいけどさ。うん、嬉しいよ? でもさ、実際そうなるとなんか躊躇してしまうよ? ほら童貞だからさ。今まではハプニングだったけどさ、自らの意思で布団に入るのはなんかそれはできないよ? へタレだからさ。草食系だよ? ロールキャベツ系じゃないよ?
レッド「じゃあ俺こっちなwwww」
男「まてい」
レッド「え? そっちのベッド?www」
男「いやいや。ゆずらねぇよ」
レッド「じゃあ俺とメイドちゃんが一緒に寝るっての?www 冗談だろ?www 男と女がベッドに入っていいわけがないwwww」
男「俺も男だ」
メイド「やはり、私では駄目なのですね」
男「ぐっ」
いや、メイド好きだけどさ。可愛いし。でもさぁ
レッド「なーかしたwww なーかしたーwww」
男「あぁもう!! メイドと寝るよ!!」
レッド「破廉恥www」
男「てめぇいっぺんぶっとばしてやろうか」
レッド「+4カード」
メイド「ご無礼 +4カードです」
男「なんなの? 結託して俺を落とそうって魂胆ですか?」
レッド「さぁ、ひけよwww」
男「ちくしょう。メイド、色は?」
メイド「黄色でお願いします」
男「………ドローします」
レッド「wwwwwwwwww」
コンコン
男「はい?」
ロボ娘「マスターがてめぇら呼んでる。さっさと来いよ。でございますわ」
男「マスター?」
ロボ娘「さっさと来い。無駄に二酸化炭素を吐き出すクソ袋になるぐらいなら少しぐらいは役にたてよ。ですわ」
男「………」
レッドさんと同じ部屋でメイドと同じベッド
何も起こらないはずが無い
シスター「あ、男さンも一緒に行くんデスね」
ロボ娘「マスターがこの男と女性を指名したのですわ。あと一人はおまけでございますわ」
あれ、おかしいな。普通に喋ってる気が
ロボ娘「男さん、どうかされましたか? はやく来て頂けないと困りますわ」
シスター「そうデスよ、男さン。タイムイズマネーです」
いや、気のせいじゃない。普通に喋ってる。じゃあなんなんだよさっきの喋り方は。イジメですか?
男「な、なぁ。さっきの不良みたいな喋り方しないのか? このクソが。みたいな」
ロボ娘「私そんなはしたない言葉使いしませんわ。心外ですわね」
男「なぁ、レッド。どう思う?」ヒソヒソ
レッド「女ってこえぇ」ヒソヒソ
ロボ娘「この部屋でございますわ。どうかマスターに失礼のないよう」
男「あぁ。失礼します」
シスター「せんせーイ!!」ドガンッ
ロボ娘「あらあら、ドアが壊れてしまいましたわ」
レッド「………シスターこえぇ」
勢い良く飛んで行ったドアはいいのだろうかとさっきと違いにこやかな笑みを浮かべるロボ娘を見ながら思っていると「さっさとお入りくださいまし」と言って尻を蹴られた。どうやら俺は大変嫌われているらしい。
部屋の中に入ると何台ものパソコン。それになんだか良く分からない器具や機器が部屋の中に置いてある。機械的な部屋の中で生として存在するのは植木鉢に植えられたサボテンと椅子に座ってシスターの抱擁を受けている短髪の人物だけだ。
男「あの、こんにちわ」
博士「やぁ、良く来てくれたね、僕の実験室へ。君の事はシスターから聞いているよ」
シスターをなでている女性はショートカットで胸も小さいので中性的に見える。しかし声は可愛らしい女性のものなので、おかまでもない限りは女性だろう。
男「始めまして。シスターがお世話になっていたようで」
博士「これでも先生の立場だからね。人間には人間の教育を、ロボットにはロボットの教育を教える。シスター君は特別優秀だったから僕としても教え甲斐があったよ」
シスター「えっへん」
男「ところでなぜ俺まで呼ばれたのでしょうか」
博士「君は蜜酒を飲んで、この世界でもトップクラスの頭脳を手に入れたね。そんな君にお願いがあるのだけれど」
男「なんでしょうか」
博士「君の精子を僕にくれ」
おっふ
おおっと
>>190
男....
や ら な い か?
(^∀^)
( ι )
| ω |
>>194
ウホッ
あまり日本の神が出てないことにびっくりだわ
>>196
神は妖怪の部類に入るのか分からない。
せいし? あぁ、生死か。なんだ命を預けてくれとか? こんな漫画みたいな台詞聞くの初めてだなぁ。
先輩「男君? 男くーん。駄目だ。意識が遠いところにいっているみたいだ」
男「はっ! えっと今確か」
博士「君の精子を僕にくれといったんだよ」
男「せいしというのは生き死にとかの」
博士「いや、男の生殖器官からでる、遺伝を伝えるためのものさ」
男「」
| ', i l / l イ,、-‐ーー‐--、::::,、-‐ー-、l !::i;::::::::::';::::::::::::::::::l l:::::::::` ‐、
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ノ l Jヽ レ/::/ /:イ:\/l:l l::l u !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l::::::l::::::::i::::
ノヌ レ /:l l:::::lヽ|l l:l し !/ ';:l,、-‐、::::l ';::::l:::::l:::::::::l:::
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ム ヒ /::::l/l::::lニ‐-、`` / /;;;;;;;;;;;;;ヽ! i::::l::::l:::::::::::l:
月 ヒ /i::/ l::l;;;;;ヽ \ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l::l::::l:::::::::::::
ノ l ヽヽノ /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;', ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ l:l:::l:::::::::::::
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| _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´ u / し
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.・. ・ ・. ・ ヽ \ リ レ ヽ! り レノ `y
男「はっ。な、え、一体いきなり」
レッド「お、5秒帰ってくるの速くなったなwww」
博士「人類最高峰の頭脳を持つ僕達の子供は素敵な子供だと思わないかい?」
男「そ、そんなの」
メイシス「破廉恥です!!」
混乱してたら、さっきから一言も喋らなくなった、メイドとシスターが大声を上げた。思わず耳を塞ぐと、メイドとシスターが博士に詰め寄っていた。
先輩「お、帰ってきたね。二人とも」
シスター「先生!! あ、会っていきナリ、せ、せ………子作りだなんテ!」
メイド「そうですっ。当主様は穢れていらっしゃらないのです!」
おい、公で童貞ってことバラすのやめて。心が折れる。レッドがこっちみてニヤニヤしてるし。
博士「あ、別に紙コップに入れてくれてもいいんだよ。精子が欲しいだけだから」
シスター「そんな愛がナイです!。そこに愛がないデス!!」
メイド「当主様は私が守りぬいてみせます」
レッド「よかったな旦那www 一生DTだぜwww」
男「嫌だよ」
博士「別に肉体関係とかはいらないんだよ?」
先輩「私は肉体関係がほしいな」
シスター「シャーッ!!」ニャー
メイド「当主様。駄目ですよ」
男「いや、分かってるけど」
博士「残念だね」
美人だし、正面から普通に誘われれば拒否しにくいが、あれじゃあどれだけ美人でも駄目だろう。
というか純粋な頭の良い子が欲しいって理由で初対面の男の子供産むものか?
博士「まぁ、君と僕の子供はまた別の機会にして、シスター。人形の最終調整が終わったよ」
シスター「本当デスか!?」
博士「うん。僕の自信作だよ」
シスター「これで要らない子じゃなくなりマスね!!」
シスターは普通に肉弾戦でなんとかなるんじゃないかなぁ。体のリミッター外れてるし。
天照って発育よさそ
おや?窓がコンコンなってるぞ?なんだ?
クトゥ『呼んだ?』
定期的に来る妹は…
ロボ娘「博士、夕食ができておりますわ」
博士「もうそんな時間なのかい? 気が付かなかったよ」
そうにへらと笑って博士が椅子から立ち上が―――ろうとしてこけた。
博士「あ、あれぇ?」
博士は自分の足をぽかぽかと叩いていたが、テレビじゃあるまいし、そんなことで直るのか。
博士「あはは、見苦しいところを見せちゃったね。それじゃあ行こうか、ロボ娘のつくる料理はおいしいんだよ」
ロボ娘「そんなことありませんわ」
照れたように微笑むロボ娘。その姿はさっきこっちをにらんでいたロボ娘からは考えられない表情で、そしてまるで感情を持っているかのようだった。
もし完璧な感情を持ってしまったロボットがいたのならそれは人間なのだろうか。
ふとそんなことを考えてしまったが、ロボットはロボットだ。人間じゃあない。
シスター「わーい! ご飯楽しみデス!!」
はしゃいでいるシスターを先頭にみんながぞろぞろと部屋から出て行く。考えていた俺はみんなが出ていったことを少し遅れて気づきあわてて外に出る。
部屋から出るとロボ娘が立っていた。さっきの照れたように微笑むロボ娘ではなく、こちらを強く睨んでいる。
ロボ娘「てめぇなんかを父親と認めないからな、ですわ」
………なんで、こう身に覚えのない恨みを買わないといけないのだろう。
それ以上ロボ娘は何も言わず、歩き出した。ついてこいということだろう。
それにしても俺が父親とは。このかた彼女ができたことはなく、子供を作る儀式なんてしたことないというのに。
父親とはあれか、博士がさっき言った事が関係するのか?
そりゃロボにとっては開発者が親みたいなもんだからな。博士が求婚(正確に言えば違うが)してきた俺は父親みたいなものなのだろう。
だけど俺肯定してないし。
まぁ、母親があんなことすると子供としては複雑なんだろう。
ロボ娘「ここだ。さっさと入れよ愚図。ですわね」
………うん、俺もこんな口の悪い子供欲しくない。
メンタルがガリガリ削られるから
食堂というにはあまりにも無機質すぎる部屋の中にはもう全員が揃っていた。
シスターはわくわくしながら待っているし、レッドはそこらへんにいた女形ロボットに恋愛を教えてる。
皆思い思いの行動をとっているので部屋の中はなかなかのカオス具合だ。
やれやれと思っていると、メリーさんがにゃー!と叫びながら後ろに瞬間移動して抱きついてきた。そういえば瞬間移動したところ見るの初めてだな。
男「重い」
メリー「暇だったの」
男「はたもんばいたろ」
メリー「はたちゃんゲーム弱いの」
あぁ、はじめテレビ見て面妖な! とかいってたもんな。電化製品との愛称がおじいちゃんおばあちゃん並みにないのだろう。
メリー「それで、はたちゃん修行が足りないって言ってずっと一人でし続けたの」
男「何やってたんだ?」
メリー「2ndGなの」
懐かしいな。いや、面白いけどさ。
それにしてもはたもんばがゲームか………。
おもしr………かわいらしいことは容易に想像できるな。
ロボ娘「どうぞ、お召し上がりになってください」
ロボ娘がワゴンに乗せてきた料理を配っていく。俺のときだけスープに親指が入っていたのは嫌がらせだろうか。
シスター「あれ、博士食べないんデスか?」
見れば博士の前だけ料理が置かれていない。
博士「あはは、僕は今あんまりおなかが空いていないんだよ。じゃあいただきますをしようか」
「いただきます」
ロボ娘の作った料理は美味しかった。しかし家庭の味ではなく店で食べるような美味しさ。不満はないが、美味しすぎる。
博士「ん? どうかしたかい。男」
男「いや、なんでもないです」
博士「あ、男ではなく、ダーリンと呼んだほうがいいかな」
男「やめてください」
結構な人数が俺を見てるんで、そのうち一人は殺しそうなほど睨んでくるし。
博士「ダーリンか、なかなかいいね」
そうやってうれしそうに笑わないでください。誤解が進むので。
ロボ娘「………」ちゅぱちゅぱ
男「な、なにしてるんだ?」
ロボ娘「食事ですわ」
なるほど、ロボ娘の食事は電池なのか。そうやって電池をくわえてすっているとなんだか非常にあれだな。エロい。
ロボ娘「なぜこっちを見ているのですか? 気持ち悪いですわ」
男「い、いや別に」
レッド「旦那はぼっ」サクッ
男「本当なんでもないんだ」
レッド「ナイフ投げるのは卑怯だろ………」ぴゅー
先輩「レッドキャップ君が本当にレッドキャップ君に」
博士「むぅ。勃起をするなら、僕にして欲しかったな」
普通にいったぁあああぁああ!?
いや、この人変人だから普通に言いそうだけどさ。空気を呼んでくださいよ、シスター以外食べる手止まってるし、そして
男「してねぇよ!!」
博士「まさか………EDかい? 薬を作ろうか?」
メイド「当主様は朝は立派に起き上がっておられるので、その可能性はないです」
男「何言ってんのメイド!?」
そんな羞恥プレイのような食事を終え、部屋に戻ろうとすると、博士に呼び止められた。
博士「星を見に行かないかい?」
男「え、いいですけど」
また変なお願いをされるのではないかと身構えていたので少し拍子抜けしてしまう。
星をみるぐらいなら断る理由もない。
男「じゃあ行きましょうか」
博士「うん、ありがとう」にこっ
………やっぱりこの人は笑うと可愛いんだよな。
反則だよな
博士「どうだい? 星が綺麗だろう? ここら辺は山奥だからね。空気が澄んでいるのさ」
見上げた星空にはいくつもの星が輝いていた。たしかあれがオリオン座だっただろうか、そんな風に頭の中の星座と重ね合わせていると、博士が大きく声を上げた。
博士「僕をプレゼンさせてもらいます!!」
そういって博士は白衣のボタンをあけた。
男「ちょっ、なにを」
博士「見てのとおり僕はあまりスタイルがよくありません。勉強はできます! あと料理も少しできます! 外見は自信はないけど一般よりも上だと思います。あと、あと、えっと………」
博士「僕じゃ、駄目かな」
そういって上目遣いで見てくる博士。
やっぱり卑怯だ。
男「なんで俺なんですか? 他にもいるじゃないですか」
そういうと博士は困ったように笑った。
博士「君しかいないんだよ」
男「俺しかいない?」
いやそんな、俺はいつの間にかアダムにでもなっていたのか? いやいやそれはない。人間なら良い男だっている。あいつが女に興味を示すとは思わないが。でもここに来る前に男はいくらでも見たし、俺しかいないなんてありえない。
男「どういうことだ?」
博士「僕はね。君たちみたいな一般的な人間じゃないんだよ」
天才という意味か? ロボット作ってるんだからそれは納得できるが。それでも俺しかいないという理屈にはならない。
博士「SCP財団って知ってるかい? Secure(確保)、Contain(収容)、Protect(保護)の頭文字をとってSCPさ」
SCP………聞いたことはない。
博士「普通じゃないオカルトチックなものを集める組織だよ。僕はそこの博士でね」
博士「そして僕自体SCPなんだよ」
男「………えっと、つまり」
博士「僕はね。人じゃない」
そういって博士は悲しそうに目を伏せた。
男「だって博士人間にしか見えないじゃないか! だって」
博士の手を取る、博士は人間だからこんなにも
男「冷たい?」
博士の手は冷たく、生を感じられない。
ぜったい人間ではありえない温度。
博士「やっぱりこんな僕は怖いかな」
男「………いや」
博士「恐ろしいかな」
男「違うって」
博士「気持ち悪い、かな」
男「そんなことないって言ってるだろ!!」
博士「!?」
博士を強引に抱きしめる。
なんというか、悲しかった。
ちゃんと生きていて、ころころと表情を変える博士がこんなにも自分と人間との間に差があると思ってるだなんて。
何も変わらない。
体温が低くったって、生きてることには何も変わりないのに。その間に差なんてないのに。
博士「君は暖かいね」
男「博士は冷たくて気持ちいい」
博士「あはは。こんな僕がかい?」
男「うん」
博士「うそ………だろう?」
男「嘘じゃないよ」
博士「あはっ。うれ、しいな。ほんとに、うれ、しい」
博士の声はしだいに嗚咽を含み、それはついには言葉をこえ、泣き声となった。
澄んだ森の空気に博士の泣き声が響く。
どこまでも。どこまでも。
博士「ごめん。ありがとう」
男「俺こそ、いきなりごめんな」
博士「ううん、いいんだよ。ちょっと僕の話を聞いてもらえないかな」
男「博士の事?」
博士「うん。僕はね、この時代の知識ではなく、大体500年後の知識まで持ってるんだ」
男「500年後?」
博士「だからロボットだって作れる。SCPでは『時代錯誤』って呼ばれてたよ。4歳ごろからSCPに収容されてて、19までずっといたんだ」
男「19って博士今何歳?」
博士「今24だよ。それで協力した功績を認められて博士になって、他のSCPより待遇が良くなって、今では僕だけの研究所まで貰っちゃった」
って事は今、俺たちが泊まっているのはSCPの研究所ってことか。
博士「えっとね。プレゼンのときに言い忘れてたけど僕は、欠陥品なんだ」
男「まだ言うか」
博士「いや、別に卑下してるわけじゃないんだけどね。僕は子供できないんだ」
男「………」
博士「だからね、ホムンクルスの研究をしてたんだけど。やっぱり魔術はぜんぜん分からないくて。『ちいさな魔女』ちゃんの力を借りても駄目だった」
男「そんなに子供が欲しいのか」
博士「うん。僕はお母さんになりたい。そうしたら僕はSCPじゃなくて人間になれそうな気がするんだ」
男「………そうか。それで俺に?」
博士「強引だったとは思うけどね」
男「でも何で俺?」
博士「君は人外に偏見を持たないからね。SCPでも愛してくれると思ったんだよ」
男「まぁ。そうだな」
博士「僕じゃ、駄目かな。君とパパになって欲しいんだ」
男「………」
博士「やっぱり」
男「まださ、あんま博士の事分かってないから、うまく言えないんだけどさ」
博士「………っ」
男「これからよろしく」
博士「それって」
男「付き合うって事になるのかな」
博士「そっか、結婚ってわけにはいかないんだね」ショボン
男「まぁ、いずれそうなるかもしれなけど」
博士「本当かい?」
男「いや確定はできないけど」
博士「じゃあ僕がんばるよ。君に気に入られるためにさ」ニコッ
こうやって俺に生まれて初めての彼女ができた。
博士。俺言ってなかったけどさ。
人間に好かれるの家族と先輩を除いて初めてだったんだ。人って普通から外れると気持ち悪がられるみたいだ。
俺たち、似てるのかな。
男「というわけで博士の部屋で寝ることになった」
レッド「なにがというわけかwwwww」
メイド「いけません。当主様の貞操が」
男「そこは大丈夫。理由はいえないけど大丈夫」
メイド「しかし」
男「大丈夫だって」
メイド「そうですか………」ショボン
レッド「おまじないする?www」
男「ノーセンキュー。じゃ」
レッド「メイドちゃん一緒に寝ようぜwww うはww みwなwぎっwてwきwたwww」
男「俺、この部屋いたほうがいいかも」
メイド「大丈夫です。いざとなれば」
レッド「いざとなればなに!?wwww」
男「あー。大丈夫だな。レッドキャップ対悪魔だし」
レッド「一秒でメイドちゃんは血にまみれているぜwww 俺のな!!wwww」
あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
安価とは関係なしにキャラが出てきてヒロインになっていた
何を言ってるのかわからねーと思うが(ry
メイド「問い沸けでご安心を」
レッド「おれっちってば安全www」
男「みたいだな。じゃあ行って来る」
レッド「おーうwww」
メイド「いってらっしゃいませ」
バタンッ
メイド「………」
レッド「どったの?www」
メイド「子供を嫁がせる親とはこういう気持ちなのでしょうね。胸にぽっかりと穴が開いたような気分です」
レッド「………うはwww」
メイド「問い沸けでご安心を」→メイド「というわけでご安心を」です
博士「うん。来てくれたんだね」
教えてもらった博士の部屋に入ると博士がパジャマで待っていた。
博士「僕のベッドは無駄に大きいからね。もてあましていたところさ」
見るとベッドはダブルベッドよりも少し大きいくらいだった。それにしても部屋が広い。大体20畳くらいだろうか、俺の部屋の倍ぐらいだ。あまりない家具が余計に広さを目立たせる。
博士「殺風景だろう? 寝るためだけの部屋だからね」
男「趣味とかないのか?」
博士「うん。しいて言うなら何か作ってるときが一番楽しいかな。さてと、もう寝ようか」
男「………やっぱり同じベッドなのか?」
博士「うん。嫌、かな」
男「別に嫌じゃないけどさ」
博士「あはっ。じゃあおいでよ。ふっかふかだよ」
男「お、おぉ」
博士がベッドに腰をかえておいでおいでと招く。
経験地が足りない俺はどうすれば最適な対応なのか分からず、困りつつ、博士の隣に腰掛けた。
博士「うれしいよ。ちゃんと来てくれて」
男「当たり前だろ」
博士「あはは。寝ようか」
そういって博士はベッドの中にもぐりこんだ。
掛け布団はふかふかと高級そうな手触りだった。ベッドもおそらく高い。
ベッドに入ると気持ちよく、いつも使っている布団とは段違いだった。
博士「君が望むのなら、その、えっと、えっちなことでも」
男「初対面で精子くれっていう割りに、そこで恥ずかしがるんだな」
博士「………だって」
男「別に博士が望まないのならしないよ」
博士「君はやっぱり優しいね」
男「別に」
ただ、臆病なだけだ。
博士「すー………すー………」
博士はすぐに寝息を立て始めた。
俺はというと、なんだか目がさえて眠れない。
臆病だけどしたいことはしたい。
理性と本能が頭のなかではっけよいをしていると外から物音が聞こえた。
ガチャ
暗い部屋に少し光が入る。
ロボ娘「………」
ロボ娘だった。なんだか凄い悲しそうな顔をしてベッドのほうを見ている。
あれか。俺がいるからか。
ひょっとして襲い掛かってくるんじゃないだろうかと恐怖におびえていると、ロボ娘はため息をつき、ドアを閉めた。
とりあえず助かったのか?
急激な安堵と共にさっきまではっけよいしていた本能が恐怖に負けたらしく、いつの間にかいなくなっていた。
これで眠れそうだ。
目を覚ますとすでに博士はいなかった。
どこにいったのだろうとベッドから出ると、机の上に置手紙があり、読むとどうやら研究をしているらしい。
さきにご飯は食べておいてくれとのことだけど、朝ごはん作ってあるのか?。
部屋から出て外を見ると相変わらずロボットが授業をしている。
感情なら俺に聞かずにロボ娘に聞けばいいと思うんだが、何でだろう。
ちゃんと生きた感情が見たい?
それにしてはロボ娘の怒りは生々しかったし、どういうことだろう。
ぐぎゅるるる
男「そんなことより先に飯食べるか」
食堂に向かおう。おそらく昨日と同じで美味しい料理が用意されているだろうから。
ロボ娘「御機嫌よう」
男「………へ?」
ロボ娘「どうかなされたかしら?」
ロボ娘の口調が昨日と違って、普通になっていた。
見た目どおりのお嬢様に。
なんでだ。凄い怖い。
ロボ娘「朝ごはんできてますわよ」
ロボ娘が椅子を引いてすすめてくる。
促されて座ってしまったが、やはり変だ。
あんなに敵意を持ってきたやつが一日でこんなに変わるわけがない。
背後には気をつけたほうがいいかもしれない。
良い男「なんだ起きてたのかい」
男「ん。あぁ。おはよう」ズズズッ
良い男「嬢ちゃん。俺にも朝飯を く れ な い か」
ロボ娘「分かりましたわ」
そういって俺の目の前に座る良い男。
良い男「………」じーっ
男「なんだよ」
良い男「彼女できたんだってなぁ」
男「ぶはっ、けほっけほっ。なんで、しっ」
良い男「レッドから聞いたのさぁ」
あの野郎。
良い男「でも男枠はまだ」
男「空いてねぇよ!! はじめからねぇよ!!」
良い男「それは残念だ」
こいつネタかガチで言ってるのか分からないから怖すぎる。後者の可能性が高すぎて笑えない。
博士もいいがメイドは!?
メイドルートだと思ってたのに……NTRはないって言ってた気がするのに……(´;ω;`)ブワッ
これはまさかの展開
期待
博士「いやー。おはようダーリン♪」
男「っ、げほっかはっ」
良い男「二回目だなぁ」
男「朝ごはんか?」
博士「いや、僕はもう食べちゃったよ」
男「そっか」
博士「よいしょっと」
博士が目の前に座る。昨日と同じで白衣を着ている博士だが、違うのは俺の彼女になったということ。
博士「うん?」ニコッ
男「なんでもない///」
夢みたいだとは思うが、夢でないと知っているのでこの恥ずかしさをどうごまかしていいものかが分からない。
良い男「さぁて。俺ぁ食べ終わったから退散するとするかね」
そういって、出て行く良い男。そして残ったのは、ニコニコと見つめてくる博士と無表情で立っているメイド。
正直言って気まずい。恋愛初心者なので、駅でよく見るようないちゃついているカップルみたいなことはできない。
さて、どうしたものか。
男「そういえば、ロボ娘座らないのか? 疲れるだろ?」
ロボ娘「私は疲労状態が分かるほど高性能ではないのですわ」
………遠まわしに座らないってことかな。
これで、ロボ娘を加えて、少しでもこの状況を打破する目的は失敗と。
博士「ねぇ、ダーリン」
男「その呼び方なれないな…でなんだ?」
博士「僕と一緒に研究してくれないか?」
男「研究って、昨日の」
博士「うん。ホムンクルスだよ。科学にも魔術にも君は通じてるだろう?」
男「魔術ならメイドのほうが凄いかなぁ」
博士「………うーん。それは最後の手段にしようか」
男「なんでだ?」
博士「君と僕の子供にしたいからね」ニコッ
男「うっ///」
ロボ娘「………」ギリッ
博士に案内された部屋には映画とかでよく見るような研究室で、中央には大きな装置。その中は薄緑色の液体で満たされていた。
男「これは?」
博士「見たことないかい? この中でホムンクルスを育てるんだけど」
男「確か作り方は精子を腐らせて、ハーブとかをいれたら人間みたいなのができるからそれを馬の胎内に入れるんだったか」
そんな事科学的には不可能。でも魔術的にはと聞かれると今のところ分からない。自分が知っている知識なんてメイドから教えられたほんの少しだ。しかもそのほとんどが結界に関するもの。
博士「昔はね。今は研究した結果。体外受精みたいな方法でできるって」
男「あれがその装置?」
博士「うん。作り方に関しては詳しく言えないんだけど。君の精子が欲しいなぁって」
男「それ、結構抵抗あるな」
博士「僕がやろうか?」
………博士が?
いやいやいや。そんないきなり、無理無理。だってこんなシチュエーションで? そりゃあ協力するっていったけど、あまりにもムードがなさ過ぎる。
博士「駄目、かい?」
男「考えさせてくれ」
博士「うん。いいよー」
レッド「いたいた旦那www」
考えさせてくれと言ったあと、少し散歩に行って来ると言って俺は逃げた。
さて、どうするものかと悩んでいると、レッドが小走りでやってきた。
男「どうした?」
レッド「シスターちゃんが呼んでたwww」
男「シスターが?」
レッド「じゃあなwww」
男「おいっ………」
レッドは振り返らずに走っていった。
なんだろう。シスターが俺に用事?
呼ばれたのでシスターの部屋の前まで来た。
コンコンとノックをすると、シスターから入っていいとの許可がおりた。
自動ドアのボタンを押し、中に入ると部屋の中にはシスター以外に、誰もいなかった。
やたら大きな人形以外は。
男「それが新しい人形か?」
シスター「そうデス!」
男「どんなのなんだ?」
シスター「凄いんデスよ。なのデ」
シスター「戦いまショウ!」
………なんでだよ。そうかシスター、戦闘狂だもんな。
男「嫌だけど」
シスター「このどうしようもナイ感情を、どうにかスルには戦うシカ!!」
男「………いや、無理無理無理。シスターと俺じゃ勝てない勝てない」
皆出してやっと勝ったようなもんなのに。
シスター「男さんと妖怪3人と私でどうデスか?」
4対1か。男が女の子に対して4人で襲い掛かると凄い絵面が悪いけど、これでも勝てるかどうか。いやたぶん勝てない。
男「あと、もう一人出させてください」
シスター「うーん。いいデスよー」
誰にしよう。できるだけ役に立つ奴だと。ぬりかべ? がしゃどくろ? どうするべきか。
男「>>238かな」
ティンパパ…は標的以外戦ってくれないんだよな
ならばぬりかべ
ティンパパ…は標的以外戦ってくれないんだよな
ならばぬりかべ
エラーで被った吊ってくる
九尾の狐
ティンパパってなに
ぬりかべはなんか、無表情のバスケやってそうな女の子に脳内変換してる
>>242
ティンダロスの猟犬のパパってことじゃね?
シスター「決まりましたカ?」
男「おう。ぬりかべ、名を返そう」
シスター「あ! それ見たことありマスっ!」
ぬり「………」ずももも
男「久しぶりだな。ぬりかべ」
ぬり「………ん」ぐっ
シスター「この人デスか」
ぬり「………?」
男「あー。すまんが、一緒にこいつと戦ってくれ」
ぬり「………ばっち……こい」
男「さて、ほかの奴ら呼んでくるか」
はた「うむ。実戦に勝る訓練はないからな」
レッド「無理無理無理www」
メリー「メリーさん、このへたれは逃がさないの」
レッド「どいてくださいお願いしますwww」
男「あきらめろ」
ぬり「………やろ」
シスター「ですネ」
シスター「ちょっと待ってくだサイね」
シスターが大きなアタッシュケースを開く。そこにはごちゃごちゃと何かが入っていた。
シスターーが細い紐がつながった指輪をすべての指につける。シスターが、わっと両手を上に広げるとアタッシュケースの中のそれががちゃがちゃと組み立てられ、大きな2メートルほどの人形になった。
人形は黒いコートを着ていて、その中は見えない。そして帽子をかぶっているので、見た目はサラリーマンのようだ。
シスター「ふっふ~。私の『ブックマン』デス!!」
レッド「かっけぇ!!」
はた「こないだのりべんじまっちといこう」シャキンッ
男「はたもんば。峰でやれよ?」
ぬり「………」ずももも
男「あれ、ぬりかべ?」
ぬり「………なに?」ずもも
ぬりかべが地面から首だけをだす。ちょっとしたホラーだ。
男「なにやってんだ?」
ぬり「………臨戦態勢」
シスター「準備は良いみたいですネ。じゃあ行きマスよ!!」
結果はボロボロだった。
やはりシスターに勝つには神級の力を借りなければいけないようだ。
この前みたいにヒット&アウェイをするには知り合いだと恥ずかしい。なので真正面から突っ込んで、そのままシスターに殴り飛ばされた。
メリーさんはシスターの後ろにテレポートして動きを止めようとしていたが、普通に振りほどかれ、シスターに投げとばされていた。
はたもんばとぬりかべはぬりかべが地面から手をだし動きを止め、はたもんばが切りかかるという戦法を取っていたが、はたもんばがコートの中から出てきた機関銃によって倒されていた。
そしてぬりかべは神出鬼没な動きをして翻弄するがシスターに勝つことができず、時間切れ。
レッドはいつの間にか倒れていた。
シスター「まだまだデスね」ムフー
男「いたた、手加減してくれよ」
ぬり「………無傷」
シスター「え、硬いデスね」
ぬり「………鉄壁」ムフー
はた「どうやら私は修業が足りないようだ」
男「あれ、メリーさんは?」
はた「向こうで気絶してるぞ」
レッド「大丈夫、俺の顔変になってない?www イケメン?www」
男「すごい変な顔。目が二つあって鼻が一つあって口が一つある」
レッド「よかったイケメンだwww」
男「ぬりかべ、やっちまえ」
ぬり「………どーん」ドンっ
レッド「なっ!! すごい痛いっw」ベキッ
ぬりかべが走ってレッドに体当たりをした。なんだかレッドがトラックにはねられたみたいな吹っ飛び方したがレッドだし大丈夫だろう。
ぬり「………ぶい」
ぬりかべが少し口角をあげてVサインをしてきた。とりあえず俺もVサインをしておく。
シスター「そういえばぬりかべさんはドウするんデスか? 帰すんデスか?」
男「どうする? ぬりかべ」
ぬりかべ「………いたい」
男「そうか。じゃあしばらく出しとくか」
ぬりかべ「………ありがと」
博士「なるほど、一人増えたんだね」
男「あぁ。すまん」
博士「いいよいいよ。それで僕の所にもどってきてくれたってことは」
男「え、あ!」
博士「さぁさぁ。早く下を脱いで」
男「ベルトに手をかけるなっ!! やめろよってなんだ博士めっちゃ力強い!?」
博士「むぅ。そんなに僕が嫌かい?」ウワメヅカイ
男「いや、じゃないけどさ。でも」
博士「僕の事、嫌いかい?」
男「好きだよ」
博士「///」
ぬり「………///」
男「わぁ!?」
ぬり「………ごゆっくり」ずももも
男「待て!! ぬりかべ!! ぬりかべ!?」
男「ふわぁ。もうこんな時間か」
なんとか博士から逃げ出し、ぬりかべの口封じをし、夕食を食べればもう時間は9時。風呂を入って寝るにはいい時間だ。
男「風呂風呂。確かこっちだよな」
適当に動き回ってここの間取りは大体覚えたのである程度自由に動くことができる。
着替えとタオルを手に廊下を歩いていると良い男が夜空を眺めていた。
男「何空見てるんだ? 曇りだぞ?」
良い男「少し、嫌な予感がしてな」
男「いやな予感?」
良い男「知り合いの気配がしたじゃないの。気のせいだと思いたいが」
そういって良い男はめんどくさそうにあくびをした。
良い男「まぁ、どうするかは考えておこうじゃないの」
さぁて、どうするかね。と呟きながら良い男は歩き出した。
おっと、早く風呂に入らないと、電気代がかかる。
いくら金を持っていて、いくら人の家だろうと、しみついた貧乏性は抜けないもんだ。
メイドさんは今包丁でも研いでいるのだろうか…
メイドさんなに料理するんだよ
………博士か
支援
支援
しえーん
死演
いい男の仲間・・・
ホモダチか!
男「ふぅ。良い湯だなぁ。はははん」
博士「それは良かった!」ガラガラ
男「がふっ!」
良い湯だなぁ。そういえば外国ってあんまり風呂につかるイメージないけどここ普通に大浴場あるよなぁとか思っていたら、裸の博士が入ってきた。いや風呂で服を着ているのはそれはそれでおかしいがせめてタオルで隠せ。
男「またこれか!!」
博士「一体何を言ってるんだい、マイスイートダーリン」
そのままテクテクと一糸まとわぬ姿で一直線に俺のところへやってくる。
一応付き合ってはいるが、残念ながら俺は据え膳を食えるような男ではない。
だからただただうろたえることしかできなかった。
博士「やはりお風呂はいいね。ぽかぽかする」
男「おい。前に座るな。せめて横に座ってくれ」
博士「どうしてだい? 僕に興奮するの?」
男「興奮より困惑のほうが強い」
博士「興奮してくれてるんだね。うれしいな」
博士「お願いがあるんだけどいいかな」
男「ん、なんだ?」
博士「明日、ちょっと街まで出てくれないかな」
男「いいけど、なんでだ?」
博士「僕の好きなお菓子を買ってきてもらいたいんだ」
男「お菓子か。わかった」
博士「ふふ。ありがとう。皆の文の買ってきて皆で食べよう」
男「あいよ」
博士「さて、体を洗ってあげるよ」
男「ノーセンキュー」
博士「つれないなぁ」
次の日、朝ごはんを食べ終えた俺はバスに揺られながら町へ向かっていた。
レッド「フルハウスwww」
メリー「ひどいの、レッドおいたん」
はた「このぽぉかぁというのはどうすれば勝つことができるのだ………」
ぬりかべ「………4カード」
レッド「だにぃ!!www」
良い男「あれが葡萄畑だ」
シスター「凄いのデス!!」
メイド「良いワインが飲めるのでしょうか」
なぜか全員揃っていた。
男「なんでだ………」
レッドさんは別の世界じゃジェシーって呼ばれてるらしいね
メリーさんはミッシェルだな
男「なぁ。お前らなんでついて来てるんだ?」
メイド「博士様から当主様に同行しろと言われましたので」
なんでだ。一人でぶらぶらしようと思ったのにこれじゃあ俺と愉快な仲間たちだ。
はた「む、男は私たちと一緒はいやか?」
シスター「(´・ω・`) 」
男「いやじゃないけどさぁ」
良い男「まぁまぁいいじゃないの」
レッド「両手に花だぜwww」
男「余計なもんが二人いるけどな」
レッド「wwwww………(´・ω・`) 」
男「おい、予想外に落ち込むな。反応に困る」
>>263
レットさん、涙拭いて下さい....。
なんかのゲームでレッドキャップ大量に狩ったなぁ
>>265俺は、これ見て、大量に、狩った
??「良い眼になったな……お前、俺の弟になれ」
メイド「何を買うのですか?」
男「博士の好きなお菓子」
シスター「これとこれとこれとこれとこれくだサイ」
メリー「みんな外人さんなの」
はた「メリーさんも外人さんだが」
良い男「うほっ、良い男」
ぬり「………うほ……良い壁」
レッド「>>268 あんただけだ………俺に振り向いてくれたのは」
男「………なんたるカオス。お前ら集まれ。お願いだから。なんでもするから」
良い男「ん?」
男「あ、お前はどうでもいいわ」
メイド「何を買うのですか?」
男「博士の好きなお菓子」
シスター「これとこれとこれとこれとこれくだサイ」
メリー「みんな外人さんなの」
はた「メリーさんも外人さんだが」
良い男「うほっ、良い男」
ぬり「………うほ……良い壁」
レッド「>>268 あんただけだ………俺に振り向いてくれたのはwww」
男「………なんたるカオス。お前ら集まれ。お願いだから。なんでもするから」
良い男「ん?」
男「あ、お前はどうでもいいわ」
喫茶店に入り、全員に軽く説教をして教師気分を味わったあと、目的の洋菓子屋へと向かう。
携帯でなんでも調べれるのだからまさに、携帯こそ正義。良い時代になったものだぁ、とまだ20代ながら老人か、世紀末の人間みたいなことを思った。
シスター「ここデスね!」ジュルリ
男「ここか。さすがに全員ではいるのは変だからメイド以外待機。特にシスター」
シスター「なぜデス!?」
男「いや、絶対全部頼むから」
シスター「………そんな事ないデスよー」ふいっ
男「目を見ろ目を。こんなベタな反応の奴初めてみたぞ」
ぬり「………すいーつ」キラキラ
はた「………甘味」キラキラ
メリー「………甘いもの」キラキラ
男「ほら、こんな女の子っぽい反応してみろ」
シスター「た、食べ物!」キラキジュルリ
男「あうと」
シスター「にゃあ………」
さて、何を買うかなとたくさんの種類がある上に日本では売ってないようなメニューをみて悩む。
どれもおいしそうだから全部食べたいが、シスターじゃあるまいし、そんなこと出来ない。なんとなくあいつをうらやましく感じた。
ふとメイドのほうを見るとあまり表情がないメイドが珍しくキラキラとした目で見ていた。
悪魔やメイドである前に一人の少女なのだなぁ。
微笑ましく見ていると視線に気づいたらしく、少し頬を染めて目をそらした。
かわいい。
博士『浮気はダメだよ!』
なんだ、博士の声が聞こえた気がしたが、おそらく幻聴だろう。
男「どれにするんだ?」
メイド「これを」
男「これだな」
メイド「違いますよ」
男「これだろ」
メイドが頼んだのは一番安いケーキ。なので嫌がらせにメイドがさっきまで見つめていたケーキを購入する。
メイド「………ありがとうございます」ボソッ
男「どういたしまして」
メイド「!………意地悪ですね。当主様」
男「なんのことやら」
さて、ある程度買うケーキは決まったからそれをすべて買おう。人数よりも多いが食べれるだろう。シスターとメイドいるし。
男「メイドは何がいいと思う?」
メイド「そうですね。これがいいと思います」
男「じゃあこれください、あとこれとこれとこれと(ry」
店員「かしこまりました」
店から出てみんなと合流すると時間的にはもう昼食を食べて良いころ。適当に店を見つけて入ろう。
ピザがいいかパスタがいいか。いやあえて日本料理か?
女騎士「貴様」
男「日本じゃ食べれない地元料理にするかなぁ」
女「おい、待て」
シスター「あの、男さン」
男「しっ、見ちゃダメ。噛み付かれるぞ」
なんか時代錯誤な剣と鎧を着た女が声をかけてきた。どの国にも変な人がいるものだ。
女騎士「待て! 無視をするんじゃない!!」
シスター「あ、あの。男さン?」
男「帰ったらおやつやるから」
シスター「………はい」
女騎士「くっ、殺せ」
かませキター
新勢力クルー?
??「レッドよ、クリスマスプレゼントだ、受け取れ」つホッパーゼクター、ベルト
しえーん
鵄薈ン
良い男「あれ、協会の奴だぞ」
男「え、まじでか。頭の中がアグレッシブな人かと思ってた」
良い男「まぁ、序列最下位だがな」
男「序列最下位? 雑魚か?」
良い男「弱くはないが強くもないな。シスターが4位 俺が7位。んであいつが13位だ」
男「じゃあ勝てるな」
女騎士「くっ。人が気にしていることを」
シスター「あノ、私いきマスね」
男「いや、俺が行く。良い男に辛勝だったから勝って自信つけたい」
女騎士「ふっ、良い度胸だが私の必殺技」
良い男「こいつの必殺技『七天抜刀』は一回の抜刀で7回切りつける技だが、それ以外特に目立った事はないので落ち着いて防御すればいい」
女騎士「………くっ、殺す!!」
女騎士が涙目で抜刀してきた。
こいつ案外メンタル弱いぞ。
ねーちん……
女騎士「はあっ!!」
女騎士が剣を袈裟薙ぎに振り下ろしてくる。それをイージスで防ぐとカキンと音がして女騎士の剣がはじかれた。
女騎士は一度納刀すると距離を置くためバックステップでとんだ。そして居合いの構えをとる
男「七天抜刀か」
女騎士「ふっ。貴様の妙な右手も別々に襲い掛かる斬撃は捌ききれないだろう」ズバババババババッ
ぬりかべ「………あぶない」
が、放たれた七つの斬撃はぬりかべに弾かれた。普段触ったときはやわらかいのにぬりかべの防御力は不思議だ。
女騎士「なっ。卑怯だぞ!!」
男「お前の必殺技が七天抜刀なら俺の必殺技は式神使役だよ」
メリー「なのです!」
はた「西洋の剣か。一度手合わせしてみたかったのだ」
ぬり「………」ムフー
レッド「俺いる?」
男「さぁ、勝負だ!!」
女騎士「くっ。多人数になんて負けないんだからな!!」
女騎士「多人数には勝てなかったよ………」
ぬりかべが斬撃を防ぎ、メリーさんが出たり消えたりしながら女騎士の妨害し、レッドがずっこけて女騎士の下半身の甲冑を脱がしたり、その隙をついてはたもんばと俺が袋にしていたら勝てた。
これでいいのかと思う勝ち方かもしれないが命かかってるからな。
俺「勝利のポーズ!」
レッド「ぶいっ!」
はた「ぶい?」
メリー「ピース!!」
ぬり「………いえい」
女騎士「まさか一レスで倒されるとは騎士の名折れ………くっ、殺せ」
男「いや、殺したら警察くるし」
良い男「大丈夫だ。結界を張っているからな」
男「いや、それでもやだよ」
シスター「私がしまショウか?」
男「怖いこというなよ」
敗北した女騎士の末路は決まってますからね
良い男「じゃあ逃がすのか?」
男「まぁ、そりゃあ」
後味悪いしなぁ。
女騎士「くっ。敵に情けをかけられるとは、殺せっ」
良い男「じゃあ遠慮なく」
女騎士「ままま待った! そっちがいいって言ってるのに殺すのか!? 武士道に反する!! 人権侵害だ!! 生きる権利は誰にでも与えられた平等な権利だろう!?」
死にたいのか生きたいのかどっちだ
良い男「武士道じゃあないからな、さてと」
良い男が魔方陣を空中に描き、その中から槍を取り出す。そしてそれを女騎士に突きつける。
良い男「なんでいる」
シスター「それもそうデスね。ブックマン!」カチャカチャカチャン
シスターがアタッシュケースから人形を取り出し、女騎士に向かって構えた。真っ青な顔をして後ずさりをしていたが、良い男に槍で縫いとめられ、動きを封じられる。
良い男「さぁ質問といこうじゃないの。日本には仏の顔も三度までなんて言葉があるが、俺はそんなに気が長くなくてね。さっさと言ったほうが得策だと提案するぜ?」
女騎士「わ、私は」
男「はいはい脅すな脅すな」
良い男を止める。思ったよりもこいつ怖い。
女騎士「くっ。敵に情けをかけられるのは騎士の名折れ。だから代わりに教えてやろう! 私は序列一位の侍の付き添いできたのだ!!」
良い男「………侍っ!?」
シスター「あわわ」
二人の様子がおかしい。序列1位ってそんなにやばいのか? こんだけ人数がいればなんとかなりそうなものだが。
女騎士「それではさらばだ!」
女騎士が二人の隙をついて逃げていった。甲冑着てるのにすごい逃げ足が早い。
男「あいつ、女騎士より小物とか中ボスっぽいよな」
レッド「せやなwww」
シスター「早く帰りまショウ」
良い男「あぁ、俺も会いたくないね」
男「そんなにやばいのか?」
良い男「今あって戦ったら勝てる確率はほぼゼロだ」
メイド「私が戦ってもですか?」
良い男「1位と2位は文字通り次元が違う。三位以下が全員集まっても無理だ」
………なんですとー
教会を潰すって言ったはいいもののそんなに力の差があるのか。
神に頼めばなんとかなるだろうか。
シスター「早く帰りまショウ。本当に」
男「あ、あぁ。だな」
侍に会わないように早く帰ろう。
今このときはそう思っていた。
しかし後になって思う。
このとき、今ここで侍に会えていたらよかったのに。
侍遭遇フラグだと思ったのに
期待
はよ
保守
皆を見送って、一人息をつく。
庭では今日も相変わらずロボット達が感情とは何かについて学ぼうとしている。自己学習をする機能はあるが、いつになれば感情を理解できるのだろうか。
ロボ娘「博士、準備が出来ておりますわ」
博士「うん」
そう返事をする。
今なら逃げ出すことも出来る。
でも、僕は男を守りたいんだ。
博士「じゃあ行こうか」
ロボ娘「はいですわ」
僕の部屋。今この部屋は屋敷内をすべて監視できるようにして、すべてのロボットの情報を見ることが出来る。操ることも。
屋敷内にセットされた監視カメラやセンサー類を使って外を監視する。今のところ生態反応は見られない。さすがに屋敷内に進入はしてないだろうけど、万が一という可能性もある。調べておこう。
カチャカチャとキーボードを叩いて映像と情報を中のものに切り替える。生態反応は………
博士「………あれ、ある」
しかも僕がいるこの部屋に近づいている。もう侵入してきたのだろうか。
急いでその場所にある監視カメラの映像を見る。
博士「………なんで」
先輩がいた。おかしい。シスターに全員を誘うように言ったはずなのだけど。
仕方ない。今から外に出すほうが危険だ。僕の部屋のほうが安全だろう。
そう判断してロボ娘に先輩を迎えに言ってくれと命令した。
age
そいや
先輩「いやぁ、まいったまいった。皆においていかれるとは思ってなかったよ」
そんな風にのんきな顔されてもね、今は緊急事態だっていうのに。
僕は歯噛みをしながら先輩をどうするかを考える。一応シェルターはあるがそれでも無事でいられるかどうか。
ロボ娘「博士、来ましたですわ」
博士「!?」
ロボ娘の言葉にディスプレイを見る。入り口に配置していたロボットが破壊されていた。
先輩「どうしたんだい?」
博士「いきなりだけど先輩。あなたにはシェルターに入ってもらうよ。そこで絶対に静かにしていてくれ」
先輩「え「ロボ娘、頼んだよ」
ロボ娘「分かりましたわ」
先輩が何かを言おうとする前にロボ娘に言ってシェルターへ連れて行かせる。僕の部屋からは直通でいけるからすぐにそれは終わった。
正直逃げ出したい。足が震える。
それでもここで逃げたら男の命が危機にさらされるかもしれない。
博士「僕って本当いい妻だね」
ロボ娘「第一ゲート突破されましたですわ」
博士「厚さ10センチの鉄板だったのに突破………噂は本当みたいだね」
残りのロボットは少ない。なんて驚異的な速度で壊されていくのだろうか。とても人間技じゃない。
そもそも教会の13人を人間と呼んでいいものなのだろうか。
博士「ははっ。せめて時間稼ぎと思ってたんだけど」
この命を使ってもどれだけの時間稼ぎになるか。
博士「美人薄命、本当だったんだね」
ロボ娘「ふざけてないで逃げましょう」
博士「………んー、いいや。ロボ娘、逃げなよ」
ロボ娘「お断りします」
博士「命令だ」
ロボットは命令に逆らえない。それが人間とロボットを分けるものの一つだと僕は思っている。
ロボ娘はシェルターの中に入っていった。ロボ娘は僕が一番最初に作ったロボットだから思い入れがあるんだよ。一番古い付き合いだもの。ラブが男ならライクはロボ娘だね。
ディスプレイを見ると第二ゲートが突破されていた。これで残るは8枚。
一枚一分ほどで突破されているから十分以内にはここにつくだろう。
ロッカーの中からミニガンをふたつ取り出す。
毎分4000発ほどの銃弾を吐き出し、並大抵の生物なら即死させてしまうそれを僕は片手で持てる。重さは100キロ。
人間じゃないってことを再認識するから嫌なんだけどね。
ミニガン二本を両手で持って扉に向かって構える。
ディスプレイを見ると第四ゲートまで突破されていた。
シスターでも突破できるのは2時間以上かかるはずなのに、やっぱり早すぎる。
やっぱり一位は伊達じゃないってことかな。
僕は向かってくる絶望にため息しかつけなかった。
序列
1…侍
2…?
~~越えられない壁~~
3…?
4…シスター
5…?
6…?
7…良い男
8…?
9…?
10…?
11…?
12…?
13…女騎士
このスレで分かる序列はこんなとこか?
今はシェルター内に先輩と博士がいて、侍が凸してるでok?
あげ
マダァ?
どっこい待ってる
あげ
こないな・・・
まだかああああぁぁぁぁああぁぁぁあああああ
こ、これからドバッとくるんだ…きっとそうだ…
まだかああああぁぁぁぁああぁぁぁあああああ
今向こうもつまってるからねぇ
前スレでメイドルート入ることが決定してるんだし博士はここで散ってもらいたい
こういう強引なタイプの人間は嫌い
先輩ならまだメイドも納得ENDになりそうだけど
ぽっと出の博士が持ってったら納得いかんし
散々押してきた先輩の立場無いな
あげ
>>310
そうか? 最初で出た時点で、「あ、こいつ死ぬな」って思ったからそんなに気にならなかったけど
最終更新から4ヶ月かかってんのに残ってるって凄いよな
てことであげ
〃∩∧__∧
⊂⌒( ・ω・ )+ マダカナー
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・ )
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
神を信じるわけではないけど、心の中で助けてくれるかもしれないなにかに祈る。
もしかしたら男くんが格好良く男がヒーローのように助けにきてくれるかなと心の中で期待してしまったけどそれでは全てが台無しだ。
でも愛する人に助けてもらうことを期待してしまうなんて僕はなんて乙女なんだろうか。ふふふ。
ディスプレイを見ると第七ゲート。
死神は歩みを止めることなく、どんどん進んでくる。
死神を殺すためには到底足りそうにないミニガン二つ。
でも無駄なあがきをするものだろう? 人間ってさ。
「………奴はどこだ?」
扉が切断される音すらしなかった気付けば扉がバラバラになっていた。
頑丈な扉なんだけどねと呆れるけど、シェルターをバラバラにできるのだからそれも当然か。
その男の言葉に僕は何も返さずトリガーを引いた。
たとえゾウでも殺せる。見られてしまえばなんて非人道的なことをするのだと責められそうな一斉射撃。
でも
「………」
一発も当たっていない。
引き金を引き続けてるのだからすでに1000発を越える銃弾が撃ちだされているはずなのに。
まだ避けているのなら百歩譲って理解できる。でもなんでその場から動かず、銃弾が一発も当たらないんだろうか。
博士「化け物め」
「よく言われるものだ」
片手のミニガンが破壊された。
気が付いたら目の前に立っていたその男の持つ刀によって。
距離は遠くはないとはいえ、僕が視覚出来ない速度で動けるだなんて。
こう見えても動体視力に自信あったのになぁ。
二つ目のミニガンが破壊される。これで僕には対抗する手段が消えた。
「あの男と人外たちはどこだ?」
博士「さぁ、誰の事やら」
ずるり。
視線が一段階低くなる。
どうやら僕の足は斬られてしまったらしい。
生身だったら即死だったぜい。
ばちばちと火花を放つ足を見て僕は憎たらしく笑った。
「人ではないのか。まぁいい。もう一度聞くが男と妖怪達はどこだ?」
博士「僕の夢はお嫁さんで子供と一緒に暮らすことが夢だったんだ」
右腕が切断される。
博士「僕のその幸せを邪魔するって言うのならね」
左腕が切断される。
博士「三回回ってワンと言っても許すつもりはない」
奥歯を強く噛む。
それと同時に合成音声によるアナウンスが流れる。
『爆発まで三秒です』
「まさか」
博士「そうさ罠だよ!! 博士と言ったら爆破オチ。ジャパニーズアニメーションなら常識さ!!」
この施設だけではなく辺り一遍全てを灰に返すこれならばいくらあいつが化け物だったからって耐えることはできないだろう。
大丈夫なのは先輩達を押し込んだシェルターの中だけ。
僕の命だけで男たちが幸せなら悔いはない。
うん。
嘘だけどね。
はよ
あ
シスターが口調違うけど幽々子様に見えた…
あとage
ageてなかったorz
age
age
あげ
age
このSSまとめへのコメント
先輩忘れられてる