紬「お父様〜」DIO「どうしたァ? 我が娘、MUGIよ」 (261)

紬「私は明日から高校一年生になります」

DIO「うむ。名はええと……なんと言ったっけ、ああ、『桜ヶ丘女子高等学校』へ通うのであったな」

紬「私は今まで幼稚園、小学校、中学校と、全て『名門』と呼ばれる所へ通っていましたわ。
  それも全ては『ブランドー』の名に恥じぬ娘になる為に」

DIO「だが、高校だけは……MUGI。お前が『ここへ通いたい』と言った。
   思えば、お前が私に逆らったのはこれが初めてじゃあないか?」

DIO「政治、経済、軍事、これら全てに幅を利かし……聞くものが聞けば、
   何もかもを投げ出し、一切の服従を誓う程の力を持つこのDIOにッ!
   『実の娘』とは言え、反抗の意思を示すとは……」

DIO「正直、パパはショックだったぞ。『これが、ウワサの反抗期かッ!?』とな」

紬「ごめんなさい、お父様。でも、私は自分の力で進む道を選びたいの」

紬「『桜高』を選んだのはその為の第一歩。
  分からないことはたくさんあるし、少し怖いとも思うけど……」

紬「きっと、誰かに従うだけじゃ分からなかったことと出会えると思うんです」

DIO「……そこまでの覚悟があるのであれば、最早このDIOには何も言えん。
   自分の決めたことに責任を持ち、青春を謳歌するがいい」

DIO「しかしもし……もし、自力では越えられぬ壁にブチ当たり……
   その覚悟が粉微塵にまで打ち砕かれたのならッ!」

DIO「どうか、このDIOの差し伸べた手を掴むと良い。永遠の安心感をくれてやろう」

紬「それには及びませんわ、お父様」

DIO「フフフ……そうか……フフハハハ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363114670

ヴァニラ・アイス「紬お嬢様……そろそろ、御就寝のお時間です」

紬「あら? もう、そんな時間かしら? ヴァニラ」

DIO「今日はもう休めMUGI。寝坊して初日から遅刻ともなれば、赤っ恥請け合いだぞ」

紬「はい。お休みなさい、お父様」

DIO「ああ……お休み、MUGI」


ガチャ バタンッ!


DIO「……ヴァニラ・アイスよ」

ヴァニラ・アイス「ハッ」

DIO「明日よりMUGIの護衛を命じる。但し、お前の姿は決してMUGIに見られてはならない。
   MUGIの影となって守るのだ」

ヴァニラ・アイス「お任せ……下さい。DIO様……」

DIO「そして、MUGIに近づく怪しいヤツが居たら逐一、私へ報告しろ。
   MUGIの通う高校は女子校だし、無いとは思うが……」

DIO「居たら、パパ何するか分からん」

ヴァニラ・アイス「(DIO様……)」

DIO「とまぁ、そういうことだ。しっかり頼んだからな。
   では下がって良いぞ、ヴァニラ・アイス」

ヴァニラ・アイス「ハッ!」


ガオンッ!


DIO「……」

DIO「ドアぐらい、開けて出ていけ」

よくじつ!


紬「えーと、桜高にはこれから電車で通学しないといけないのね。
  ふふっ! 私、一度電車に乗ってみたかったの!」


DIO「MUGI……」

ヴァニラ・アイス「あの……DIO様……」

DIO「うるさいぞ、ヴァニラ・アイス。MUGIに私達がついてきていることがバレるではないか」

ヴァニラ・アイス「DIO様は昨日、私に紬お嬢様の護衛を命ぜられたハズでは……?
         な、何故DIO様までこのような所へ」

DIO「大事な一人娘が心配だからに決まっているじゃあないか」

ヴァニラ・アイス「DIO様……」


紬「……電車って、どうやって乗るのかしら? 受験の時はヴァニラに送ってもらったから分からないわ」


DIO「アイスよ、今すぐ親切な駅員のフリをしてMUGIに切符の買い方を教えるのだッ!」

ヴァニラ・アイス「お任せ下さいッ! DIO様ッ!」


ヴァニラ・アイス「も、もしもし……お客様。どうかなさいましたか?」

紬「あっ、実は電車の乗り方が分からなくて……」


DIO「MUGIよ……お前の勇姿はDIOがしっかりカメラで撮っているぞッ!」

クソワロタ

紬「やっと、電車に乗れたわ……中は結構狭いのね」

紬「人も多いし、ちょっと息苦しいかも……」

チカン男「(おっ! こんなトコにカワイコちゃんがいるじゃあないのォ〜!)」

チカン男「(今日のターゲットはコイツだな……へへへ)」

紬「(なんか……後ろの人の体がずいぶん近いような……?)」

チカン男「(いただきまァーす)」


ソロォ〜…… ガッ!


チカン男「(あ? 俺の腕を誰かに掴まれたッ!? 鉄道警察に見つかっちまったのか!?)」

DIO「ちょっと、そこの君……」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

DIO「私と『お友達』になろうじゃあないか……隣の車両で……」

ヴァニラ・アイス「……お出口はあちらでございます」

チカン男「……へ?」



「『ザ・ワールド』! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!
 ぶっっっっっつぶれよォーッ!!!」

「蹴り殺してやるッ! このド畜生がァーッ!!!」

「ぎィにゃあああああああああああああああァーッ!?」



紬「あ、桜ヶ丘に着いたみたい」

紬「『桜高』……ここで私は三年間過ごすのね。いったい、どんなことが待ってるのかしら」

紬「(そして、『女子校』という魅惑の響き……うふふふふ)」


ヴァニラ・アイス「紬お嬢様が校門の前で立ち尽くしてから、三十分経ちますが……」

DIO「我が娘のことだ。如何にこの学校を支配してやろうかと考えているのだな。
   それでこそ、このDIOの娘よ……フフフフフ」

ヴァニラ・アイス「(紬お嬢様もDIO様も、とても人には見せられない顔で笑っていらっしゃる……)」


律「……なんか、男の人が二人で茂みの中に隠れてるんだけど」

澪「ひいぃッ!?」


タッタッタッ


唯「着いたー!」

承太郎「てめー、一度自分で来たトコなのに道を忘れるとはどーいうことだ」

唯「えへへ……わざわざ送ってくれてありがとう、お父さん」

承太郎「俺だって、暇じゃあないんだぜ。
    今度、学会で論文を発表しなきゃあならないってんで、ガラにも無く焦っているんだ」

唯「お父さんは偉い海洋学者さんだもんね!」

承太郎「……まあな」

承太郎「ほら、行ってこい。学校が始まる」

唯「はーい、行ってきまーす」


律「落ち着け澪、目を合わせないようにして校内に入るんだ」

澪「う、うん……」


紬「(さ、さすが女子校……! 綺麗な子ばかりだわ……
   これは早く教室に入って、他の子もチェックしないと!)」


ヴァニラ・アイス「(紬お嬢様……)」

ヴァニラ・アイス「……? 隣に居たハズのDIO様が居ない?」



承太郎「やれやれ……フツーは高校生の頃にはしっかりしてくるものなんだがな。
    時々、唯と憂のどっちが姉か妹か分からない時があるぜ」

承太郎「俺が高校生の頃は……」

DIO「久し振りだな、承太郎……」

承太郎「ン?」

承太郎「てめーは……DIOッ!? 何故『ココ』に居やがるッ! ここは女子校だぜ?」
    
DIO「ほう……『何故?』か。それはご挨拶だなァ、承太郎よ」

承太郎「……まさか、俺の娘を盗撮しに来たのか? やれやれ、堕ちたもんだぜ……てめーともあろうものが」

DIO「待て、貴様は何かとても大きい勘違いをしている」

承太郎「てめーはムカつくがどこか気の憎めないヤツだった。
    だがな……俺の可愛い娘に手を出すというのであれば……」

承太郎「この空条承太郎がじきじきにブチのめしてやる」

どういう頭してればこんなすげーアイデアが浮かぶのかwwwwww

DIO「話を聞け承太郎ッ! これだから、ジョースターの血統は……」

DIO「私は、我が娘のMUGIが心配で心配でここに来たのだ」

承太郎「娘? DIO、お前に娘が居たのか……知らなかったな」

DIO「『知らなかった』? どういうことだ承太郎ッ!
   十六年前……MUGIがこの世に生を授かった時、私は嬉しさのあまり、
   近隣一体に『祝いモチ (たくあん味)』を配ったのだぞッ!」

DIO「無論、この王者たるDIOは分け隔てすることなく、宿敵である貴様の家にもダースで送ったのだッ!
   丁寧に『娘が生まれました。名を紬と言います』メールを添付してなッ!」

承太郎「……あの、クソマズいモチはお前からだったのか。長年の謎がとけたぜ」

承太郎「悪い、ありゃ捨てた」

DIO「MUGIYYYYYYYYYYーーーッ!!!」

ヴァニラ・アイス「DIO様!? お気を確かにッ!」

承太郎「そうか……『桜高』にDIOの娘も入学していたのか」

承太郎「DIO。実は俺の娘、唯も今年から桜高の一年生になる」

承太郎「ここはお互い娘を持つ親父同士……仲良くしておこうぜ」

DIO「よ、よくもそのようなことをのたまえるな承太郎……ッ!」

DIO「しかし、それとこれとは別だ。宜しく承太郎」

承太郎「宜しくDIO」

ヴァニラ・アイス「(さすがはDIO様、過去の遺恨は引きずらないッ!
          そこにしびれて、あこがれます……!)」

見切り発車WRYYYYYYYYYY!!!
とりあえず、ここらへんで。

期待せずにはいられないッ!!

激しくワロタ

期待してます

ワロタwww
律澪梓の親が気になる

ワロタwwww
ギャグでもDIOが朝でも歩けるのは「凄み」でおk?

>>14

DIO「愛する娘を思えば、太陽の光だろうとナチスドイツの紫外線照射装置だろうと無駄無駄」

スゲーッ
こんなぶっとんだSS久しぶりかも

他の原作DIOの息子が出るかな……イタリア育ちのコロネ頭さんとか…

この設定でいくと、唯憂と徐倫が姉妹ってことになるんですけど。

過去にもジョジョとけいおん!クロスはあったがこの発想はなかったww

牛の糞みたいな髪型の叔父さんは出ますかね?

>>18
三姉妹による「だつごく!」が始まるんだろww

頭おかしい(褒め言葉)

これはひどい(褒め言葉)

ジョジョりおん!の人とは別の人か
しえん

この発想はなかった
唯の性格は祖母にあたるホリィさん似と言える……のか?

部屋ん中でガオンしてムギに当たったらどうするんですかもう

唯(ストーンフリー)VS紬(ゴールドエクスペリエンス)

もし徐倫がお姉ちゃんなら面倒見よさそう

それぞれのキャラクターの父親がどうなるか気になるぜ

律澪梓の誰かの父親がジョセフだなww

>>30
ジョセフは普通に承りの親じゃないのか?
ブチャラティとか……

あえてボインゴ

ジョジョで子持ちキャラと言えばボスだろ

これは期待
しえん

いっしゅうかんご!


DIO「MUGI、あれから学校の方はどうだ。下僕の一人くらいは出来たのかな?」

紬「お父様ったら……下僕ではなく友達ですっ!」

DIO「オーケー、オーケー、失言だった。訂正しようじゃあないか」

紬「もう……皆さん、とても良くしてくれますわ。優しくて面白い人達ばかりです」

紬「毎日が私の知らないことの連続で、今凄くワクワクしているの」

DIO「それは何よりだよMUGI。いや全く。
   私が桜高の理事長をげ……友達になっていて本当にラッキーだった」

紬「お父様?」

DIO「何でもない、気にするな」

紬「それでねお父様。私、やってみたいことがあるの」

DIO「ほほぉ〜? 続けろ」

紬「『部活』に入ろうと思ってるの!」

DIO「『部活』ッ!?」

紬「まだ、どの部活に入ろうかまでは決めて無いんですけど……合唱部とか文化系の部活が良いなって」

ヴァニラ・アイス「合唱部でございますか。確かにお嬢様は幼少の頃より、
         ピアノ、DIO様の趣味によるカッコいい指揮棒の振り方、
         DIO様の御好意によるCDアルバムデビューと、
         何かと『音楽』に触れる機会はたくさんございましたね。
         素晴らしい御決断かと……」

紬「そう言ってくれると思ったわ、ヴァニラ・アイス」

紬「お父様はどう思いますか?」

DIO「部活……フン、下らん」

DIO「このDIOの子供時代は学校が終わったらすぐに帰宅し、
   少しでも早く一人前になる為にあらゆる勉学に励んだものよ」

DIO「MUGI、私は確かに好きにしろと言った。
   だがな、お前はあくまでも『ブランドー』の跡取り娘なのだ。
   ある程度の立場は弁えてもらわなくっちゃあ困る」

紬「そんな! 私の進む道を応援してくれるのではなかったんですか?」

DIO「ゴチャゴチャとやかましいぞ。私に同じことを二度言わせるという無駄な愚行を犯す気か?」

紬「……」

紬「これ以上、お父様とお話を続けるのも無駄なようですわね。
  無駄なことは嫌いなの……無駄無駄」

DIO「MUGIッ!」


ガチャ バタンッ!


DIO「……」

ヴァニラ・アイス「……DIO様」

ヴァニラ・アイス「執事の分際で出過ぎたことを申すようですが……
         いささか、紬お嬢様が可哀想であるかと」

DIO「この、汚らしい阿呆がァーッ!」


ドゴオッ!


ヴァニラ・アイス「うぐっ!?」

DIO「だって! MUGIが部活に入ってしまったら、
   私かMUGIと過ごせる時間が減ってしまうじゃあないかッ!」

DIO「そんなの私に耐えられると思っているのかッ!? え、ヴァニラ・アイスよッ!」

ヴァニラ・アイス「(DIO様……)」

DIO「MUGIYYYYYYYYYYッ!!!」

親バカwww

よくじつ!


紬「(お父様の馬鹿! アホ! スカタン! 無駄ァ!)」

紬「(お父様があんなワガママな人だとは、今まで二回くらい思わなかったわ!
   こうなったら、何が何でも部活に入っちゃうんだから!)」

紬「(合唱部は……ここで良いのかしら?)」


ガラッ


紬「あの〜……見学に来たんですけど……」

律「来たッ!」

澪「よ、ようこそ軽音部へッ!」

紬「……軽音部? ここは合唱部じゃあないんですか?」

澪「いや……ここは軽音部の部室だけど」

紬「すみません、間違いました。私ったら、なんて無駄足を……」

律「ちょおーっと待ったァ〜〜〜ッ! そこのあなた、軽音部に入りませんかッ?
  実はこの部活、廃部の危機に陥っていて、あと二人集めないと無くなっ……」

紬「わわっ!」

澪「やめろ、律! そんな強引な勧誘したら迷惑だろ。
  ごめんなさい、こいつ頭が少しスットロくて……」

律「うー」

澪「やっぱり廃部するハズの部活を私達で立て直すなんて無理だったんだよ律。
  諦めよう? ね?」

律「馬鹿野郎ッ!」

律「澪、あの時私達が交わした約束は『ウソ』だったのかッ!?」

律「私が『ドラム』、澪が『ベース』でずっとバンドを組もうって!
  そしていつか、グレートになってやろうって!」

澪「律……」

紬「(交わす……約束……女の子同士……ほほぅ)」

律「そんで、ギャランティは9:1で……」

澪「誰がそんな約束したよ」

紬「入部します!」

律「つまり、私が言いたいのはさぁ〜〜〜……えっ?」

紬「二度言わせないで、入部すると言ったの」

澪「い、いいの?」

紬「キーボードくらいしか出来ませんけど、それで宜しければ。ふふっ」

律「よっしゃあー! 三人目確保ッ!」

澪「(裏に何か有りそうなのは気のせいだろうか)」

律「そうだ、自己紹介がまだだよね? 私は『虹村律』。こっちは……」

澪「『東方澪』です。これから宜しく……え、ええと」

紬「『紬・ブランドー』です。こちらこそ宜しくお願いします」

律「『ブランドー』? ハーフなんだ?」

紬「ええ、父がイギリスの人なの」

澪「(『ブランドー』って……あの超ドデカい貿易会社の……!? いや、まさか……)」

律「これで、あと一人確保すれば軽音部成立だな!」

澪「ギターが居ないから、ギターが入ってくれると嬉しいな」

紬「私達三人で頑張って見つけましょう!」

律・澪・紬「おー!」

丈助億康コンビは子供にも受け継がれたか

参観日を想像したら地獄の絵面

DIO「MUGI……あんなにも楽しそうな表情を……」

ヴァニラ・アイス「DIO様、そろそろ双眼鏡をお返し下さい……」

DIO「待ってくれ、あと五分だ……五分だけで良いから……」

ヴァニラ・アイス「DIO様……」

DIO「MUGIのあんな表情は、私にはついぞ見せたことが無いなァ……
   やはり、男手一つで育てるのは私には無理だったのか?」

DIO「MUGIの母親はMUGIを生んで早々病に掛かって死に別れ……
   MUGIの幼心に母親が居ない苦しみはさぞ辛かろうと思い、
   私に出来うる限りのことをMUGIにしてきたつもりだったのだが……」

ヴァニラ・アイス「……いえ、DIO様は大変良くやっていらっしゃいました。
         片親でありながら、紬お嬢様に注がれた愛情は山よりも高くッ!
         また……海よりも深いものだったと存じ上げております……」

DIO「ありがとう、ヴァニラ・アイス……」

ヴァニラ・アイス「DIO様……」

DIO「私って『ウザい』のかな?」

ヴァニラ・アイス「ハッ!」

DIO「え?」

ヴァニラ・アイス「あっ」

DIO・ヴァニラ「……」

DIO「ウザいのか……」

ヴァニラ・アイス「DIO様……」

DIO「否定してくれよッ!」

いっしゅうかんご!


唯「うーん……うーん……」

和「うーうー、うるさいわよ。何をそんなに唸ってるの?」

唯「あっ、『花京院和』ちゃん!」

和「何故いきなりフルネーム? 『空条唯』さん」

唯「実はどの部活に入るか迷っててさ」

和「学校が始まってから、もう二週間は経ってるわよ。まだ決めてなかったの?」

唯「だって……私は運動出来ないし、文化系のは良く知らないし。やれやれだね」

和「そうね、あなたがやれやれだわ」

唯「なんかこう……楽で……お菓子とか食べれて……遊べる部活とかないかな?」

和「あるわけ無いでしょ。マンガやアニメじゃあないんだから」

唯「だよねー……お?」

和「どうしたの唯?」

唯「リストの端っこにあったから見逃してたけど……『軽音部』って部活がある」

和「軽音部? 廃部したって聞いてたけど……」

唯「これ! これだよ和ちゃん! 軽い音と書いて『軽音』! なんて、楽そうな名前ッ!」

和「……ゆ、唯? 軽音ってそういう意味じゃなくてね……」

唯「決めた! 私、この部活に入る!」

和「だから……」

唯「じゃーねー、和ちゃーん!」


タッタッタッ


和「……」

和「チャンチャン♪」

よくじつ!


唯「……困った」

和「大体、想像がつくわ」

唯「私、ギターなんて弾けないよぉ〜〜〜。全然、軽音じゃあないじゃん!」

和「私はどこからツッコめば良いのかしら?」

唯「私、正直カスタネットくらいしか出来ないよー。和ちゃ〜ん」

和「『辞めます』って、言いに行くしか無いと思うけど」

唯「昨日の今日で? 絶対、怒られるよ……冷やかしだと思われるよ……」

唯「お願い、和ちゃん! 一緒に着いてきて!」

和「ごめんなさい、これから生徒会があるの。それじゃあね」

唯「和ちゃーんッ!」

唯「和ちゃんが裏切った……うう……どうしよう……」

唯「『辞める』って、伝えるしか無いよね……」

唯「あ〜……困ったなぁ……やれやれだよ……」

唯「ノープランのまま、部室に来てしまった……」

唯「どうやって切り出そうかな? お父さんみたく『オラァ!』って感じで……は無理か」

唯「ひいお爺ちゃんみたく、軽いノリで言えば許してくれるかな?
  『入部初日に辞めさせていただきましたァン』……下手すれば殴られるね」

唯「うーん……」

律「ウチの部室の前で何してんのォ?」

唯「オーノォーッ!?」

律「あれ、もしかしてさ……入部希望の空条唯さん? 待ってたよ!」

唯「あ、あの……その……」


ガチャ


律「おーい、空条唯さん連れてきたぞー!」

澪「来たか!」

紬「歓迎致しますわ〜♪ (まぁ、可愛らしい……うふふ)」

律「ムギ! お茶の用意を頼むぜッ!」

紬「はぁーい♪」



DIO「あ、あのデコ女ッ……!? よくも私のMUGIに小間使いのような真似をッ!」

ヴァニラ・アイス「こらえて下さいッ! DIO様ッ!」



澪「……窓の外から何か聴こえなかったか?」

律「さあ?」

律・澪「入部を取り消しに来たァ〜〜〜!?」

唯「ホントーにごめんなさいッ!
  わ、私……軽音がどんなものか良く知らないで入部しちゃって……!
  ギターなんて、全然弾けないんです!」

澪「な、なら他に出来る楽器とか……」

唯「カスタネッ……ハ、ハーモニカ?」

紬「じゃあ、偶然そこにハーモニカが置いてあったからフーフー吹いてみてもらえるかしら」

唯「……すみません。出来ないです。見栄張りました」

唯「とにかく、ごめんなさい! そ、それじゃあ!」

律「ま、待って!」

律「今、軽音部はどうしても四人目の部員が必要なんだ。それというのも、
  軽音部の部員数が少なすぎてこのままだと廃部になっちゃうんだよ」

澪「廃部を免れるには、クラブとして認められる為に最低でも部員が『四人』必要。
  で、今軽音部に所属してるのは三人だけ……あと一人足りない」

紬「つまり……ねっ?」

唯「ええ……でもぉ……」

澪「楽器が弾けなくても良いんだ、私達がちゃんとイチから教えるよ」

唯「うーん……」

律「助けると思ってさ!」

唯「むう……」

紬「今なら、美味しいお菓子と美味しい紅茶が付いてきますよ?」

唯「入ります」

紬「やったぁ!」

律・澪「マジか……」



DIO「さすがはMUGI、これほどまでに人心掌握術を心得ているとはなッ!」

ヴァニラ・アイス「それは紛れもなく、DIO様譲りッ!
         DIO様の血は確かに紬お嬢様に受け継がれていたッ!」

DIO「ンッン〜♪ なんだか、今日は一つ歌でも歌いたい気分だ。
   『翼をください』なんてのはどうかな?
   まさしくMUGIはこのDIOにとっての『翼』なのだからなッ!」

ヴァニラ・アイス「早速、街のカラオケへと繰り出しましょう!」

DIO「『JOYSOUND』だッ! WRYYYYYYYYYYッ!!!」

眠いからこれで。
レス付きすぎてビックリしてます。嬉しい。

DAMの方が高音質だろ!

カラオケは曲数だよ兄貴!

DIO仕事どうしたw

カラオケに入るDIOとヴァニラ・アイス……
カラオケ店員だったら卒倒するレベルだぞww

3部キャラ限定かと思っていたら、まさかの「東方澪」と「虹村律」www
ということは、唯と澪は親戚になるのね。
梓純さわ子の親も気になるが、確実なことが一つだけ。

ヴァニラの娘が菫ってことだよね。

授業参観が見たいな

承太郎と澪がいとこ同士か…

なあ……東方澪ってことは唯にとって…

MUGIはある意味ジョナサンの娘とも言えるから親類縁者が多い部と言えなくもない

親戚以外はりっちゃんだけ...

和ちゃんが花京院とか何かそれっぽいなww

梓は一巡後の澪とか……。

承太郎の父親、ここだと唯と憂の祖父にもなる空条貞夫ってミュージシャンなんだよな

元ネタの渡辺貞夫はジャズミュージシャンだから微妙に話が合わなさそう

梓とは合うってことかと思ったけど両親設定ではそれも変わるか

くうじょうけ!


承太郎「……軽音部に入った? お前がか?」

唯「うん。なんだか面白そうだったから」

憂「お姉ちゃんがそういうのに興味を持つなんて珍しいよね?」

唯「そう? ん、このお魚美味しいなぁ〜」

承太郎「何かあるな……」

唯「何かって? お父さん」

承太郎「カスタネットぐらいしか叩けねーお前が自分から軽音部なんざに入部するなんざ、
    空からマカダム式ロードローラーが落ちて来るくらい有り得ないと言ってるんだ」

承太郎「唯。お前は優しい子だが……いささか……頭が弱い。
    恐らく『軽音』を『軽い音楽』か何かと勘違いしたんじゃあないか?」

唯「そ、そんなこと無いよ? あはははは……は」

憂「(大当たり……)」

承太郎「(やっぱりな……)」

承太郎「……ま、入った理由はどうあれ、やるからにはキッチリ頑張れよ」

唯「も、勿論です。ふんす!」

憂「お姉ちゃんは何の楽器を担当するの?」

唯「えっとね……ギター!」

唯「澪ちゃんはベースでしょ? りっちゃんはドラムで、ムギちゃんがキーボードだから、私はギター!」

憂「ギターかぁ。なんとなくだけど、お姉ちゃんにピッタリな気がするなぁ」

承太郎「ムギ? そいつは確かDIOの……それに今、『澪』と言ったか?」

唯「うん?」

承太郎「もしかしてだが、その澪という子の名字は『東方』か?」

唯「凄い! お父さん、何で分かったの? エスパー?」

承太郎「いや……そーいう訳じゃあ無いんだがな」

承太郎「(『東方』……そうか、仗助の子も桜高に……)」

にじむらけ!


ピンポーン!


億泰「仗助かァ〜〜〜?」

律「私が出るから、父さんは料理作ってなよ」

億泰「おう、任せたぜ!」

律「はいはーい、どちら様ァ〜〜〜?」


ガチャ


澪「こんばんは〜」

仗助「いよォース、りっちゃん。晩メシご馳走になりに来たぜーっ」

澪「パ……お父さん! 言い方が厚かましいよ!」

仗助「いーんだよ、ダチってのはこんぐれー遠慮しねー仲じゃあねーとよ」

律「あはは、いらっしゃい。父さんずっと待ってたよ」

仗助「ウマいモン食わしてくれるっつーからよー、スゲー腹スカして来たんだよなァ〜〜〜」

仗助「邪魔するぜ〜〜〜っ」

澪「……恥ずかしい……お邪魔します」

仗助「うおッ! スゲー豪勢だなァ〜〜〜」

億泰「俺よお、結構前からイタリア料理に凝ってんだよ仗助ェ〜〜〜!
   杜王町に住んでた時から、チコッと興味があってよォー」

仗助「おめぇー、料理人やってんだもんなァ〜〜〜。コックにゃあ似合わねー面してっけど」

億泰「面は関係ねーだろダボッ! 実はよォ、ここだけの話……
   『トラサルディー』の二号店をやんねーかっつゥー話が来てんのよ」

仗助「マ、マジかよ億泰〜ッ!? 『トラサルディー』つったら、あのトニオさんの店の名前じゃあねーかッ!」

億泰「地道にトニオさんトコで修行してたからなァ〜〜〜。
   トニオさんも『億泰クンになら任せても安心でス』って言ってくれてよ」

億泰「『トラサルディー桜ヶ丘店』ッ! どーよ仗助〜〜〜ッ!」

仗助「こいつぁ、グレートですよ……!」

澪「ンマいなあ〜このパスタ。さすがは律のお父さんだよ」

律「フッフーン、上に乗っかってるソースは私が作ったんだぜ」

澪「へぇー! 律も料理の才能があったんだな」

律「この親にしてこの子在りってヤツ?」

仗助「ホントにウマいぜこの料理。でもよーっ!
   りっちゃんの顔と頭ン中だけは、億泰に似なくて良かったなァ〜〜〜」

億泰「どーいう意味だコラッ!」

澪「いや……律の頭はあまりよろしくは無いよな」

律「どーいう意味だコラッ!」

仗助「そういえばよォ、おめーら二人共『軽音部』に入ったんだって? 相変わらず仲良いよなぁー」

億泰「仲が良いってーのはよ、スバラシーことだぜ。ウンウン」

律「前から約束してたもんな、二人でバンド組むってさ」

澪「う、うん……//」

仗助「りっちゃんはドラム、澪がベースだろ? 他にメンバーは居んのかよーっ?」

律「ちゃあんと確保してるよ。私ら以外のメンバーは二人居てさ、
  紬・ブランドーって子がキーボード、空条唯って子がギターやるんだ」

澪「唯さんの方はまだ初心者同然だけどな。でも、メンバーが揃うと形にはなった気がして嬉しいな」

仗助「『空条』? 『空条唯』つったのかよ、さっきよおーっ!?」

律「う、うん?」

億泰「『空条』って言やぁ、承太郎さんトコの……」

仗助「数年前に中央からどっかへ引っ越したとは聞いてたけどよ……
   まさか、『桜ヶ丘』に住んでたとはね……驚いたぜ」

澪「パ……お父さん、唯さんのこと知ってるの?」

仗助「知ってるも何も、親戚だよおめー」

澪「……え? 何それ」

仗助「唯ちゃんの親父さんの名前が『空条承太郎』さんって言ってよー、
   俺の叔父さんに当たる人なんだよなァ〜〜〜」

億泰「かァ〜〜〜ッ! 日本は狭いよなァーッ! 仗助ッ!」

澪・律「ウソぉ〜〜〜ッ!?」

ぶらんどーけ!


DIO「なんだ? この机の上の書類の山は」

ヴァニラ・アイス「DIO様が放置なさっていた分の仕事でございます」

DIO「……こんなにあるのか? 確かに二週間かそこら、MUGIにかまけて仕事を放ってはいたがな」

ヴァニラ・アイス「……DIO様は社長という立場に居るのです。
         どうか、それを自覚して仕事に励んではいただけませんか」

ヴァニラ・アイス「紬お嬢様のことが心配なのは理解出来ますが、
         このままでは会社が傾いてしまいます。
         どうか、私を信用して紬お嬢様のことはお任せ下さい……」

DIO「フム……」

DIO「良いだろう、ヴァニラ・アイス。お前にMUGIを託そうではないか」

ヴァニラ・アイス「ありがとうございます……」

DIO「だが、こちらも条件を付ける」

ヴァニラ・アイス「と、言いますと……?」

DIO「やはり私はMUGIのことが超心配でたまらん。
   そこで、私が選りすぐったMUGI親衛隊をお前の供につかせるぞ」

DIO「入れ」


ガチャ


ブチャラティ「お呼びですか、社長」

DIO「ブチャラティ、今貴様が担当している仕事は何だ?」

ブチャラティ「……? 海外からの密輸ひ……貿易品の管理を」

DIO「お前をその仕事から降ろす。その代わり新たに……私の娘、MUGIの護衛の任務に就いてもらおう」

ブチャラティ「『護衛』ッ!? 社長のご令嬢をですかッ!?」

DIO「不服か?」

ブチャラティ「そ、そのようなことはッ!」

年齢的に自然な叔父甥の位置になったな
しかしDIOの会社…堅気には思えない

ブチャラティ「(お、俺の身にいったい何が起こっているんだ……!?

        たかだか平社員の俺なんかに紬お嬢様の護衛を任せられるなんて?
        いや、これは俺が成り上がるチャンスと考えれば……し、しかし……)」

DIO「なあ、ブチャラティ……私は君をとても信頼をしているのだよ。
   君は中間管理職で人生を終えるような器ではない。
   このDIOは人を見る目には自信があってね……君なら見事この任務を果たせると思うんだ……」

ブチャラティ「(プ、『プレッシャー』だッ! 俺に目をかけているとは言うものの、
        この言葉の裏には『失敗すれば殺す』という意味が含まれているッ!)」

ブチャラティ「(……そういう『スゴ味』があるッ!)」

DIO「やってくれるな? ブチャラティ……」

ブチャラティ「(断れば……俺に未来は無い)」

ブチャラティ「……お任せ下さい」

DIO「そう言ってくれるんじゃあないかと思っていたよ、フッフッフッ……」

DIO「護衛任務は明日からとする。下がれ」

ブチャラティ「……はっ!」


ガチャ バタンッ!


DIO「という訳だ、ヴァニラ・アイス。彼を連れていけ。いや……正確には『彼らを』か」

ヴァニラ・アイス「それは分かりましたが……彼を必要以上に脅し過ぎなのでは」

DIO「じゃあないと、示しがつかんからな」

DIO「MUGIィ〜……心苦しいぞ私はッ! だがな……私はいつもお前を想っているからなッ!」

DIO「この程度の書類の山などッ! 二日でとどめを刺してくれるッ!
   ウリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリッ!」

ヴァニラ・アイス「(DIO様……)」

>>63修正


承太郎「カスタネットぐらいしか叩けねーお前が自分から軽音部なんざに入部するなんざ、
    空からマカダム式ロードローラーが落ちて来るくらい有り得ないと言ってるんだ」



承太郎「カスタネットぐらいしか叩けねーお前が自分から軽音部に入部するなんざ、
    空からマカダム式ロードローラーが落ちて来るくらい有り得ないと言ってるんだ」

ブチャラティ「……ということだ。お前達の力を貸してほしい」

フーゴ「紬お嬢様の護衛ですか……」

アバッキオ「また、とんでもねーことを任されたなブチャラティ」

ナランチャ「紬お嬢様ってさぁーッ、誰だよ?」

フーゴ「知らないんですか? ナランチャ、貴方そんなんでよくこの会社に入社出来ましたね……
    紬お嬢様は僕らが働いている会社の社長であるDIO様の娘さんですよ。
    ブチャラティはその人の護衛をするようにと言われたんです」

ナランチャ「へーッ、そんなの初めて聞いたなァ」

フーゴ「DIO社長が毎朝、朝礼で『今日のMUGI」をやってたじゃあないですか」

ミスタ「ナランチャが聞いているハズねーだろ。俺は知ってんだぜ?
    その時間、コイツはいっつも耳にこっそりイヤフォンつけて音楽聞いてるからな……」

フーゴ「……そうなんですか? ナランチャ」

ナランチャ「い、いやァ……? ミスタ、てめえこの野郎ォーッ!?」

フーゴ「この野郎はてめーだろうが、ボケェッ!!!」


ドスッ! ガッシャアーンッ!


ナランチャ「うぐああああああああああーーーッ!?」

フーゴ「人の話はちゃんと聞けっていつも言ってるだろーがッ!
    ただでさえ、足りねーオツムのクセして馬鹿なのかコラッ!!!
    お前がそーいうことしてんのがDIO社長にバレでもしたら、
    無駄無駄ラッシュなんかじゃあ済まねーんだぞッ!!!」

ブチャラティ「その辺にしろ、フーゴ」

アバッキオ「まぁ、あの社長のフザケた話は俺もまともに聞いちゃあいないがな……」

ミスタ「だよなあ」

ナランチャ「痛ェ〜……! いでえよォーッ!
      『本の角』ってスッゲー痛ェよォーーーッ!」

ミスタ「当たりどころ悪いとマジで死ぬよな」

フーゴ「『六法全書』って本当に便利ですね。
    僕らがやっているような人に大っぴらに言えない仕事には必要不可欠ですし、
    こうして『躾』の道具にすることも出来ますから」

ブチャラティ「話が逸れてる、てめーらこそ俺の話を聞けッ!」

アバッキオ「要は付きっきりで紬お嬢様の側に居ろってことだろ?
      たったそれだけのことに俺らまで駆りだす必要があるのか?」

ブチャラティ「分かってないな、アバッキオ」

ブチャラティ「いいか、俺らが引くくらい娘想いな『あの』DIO社長が、
       紬お嬢様を『護衛』しろと言ったんだぜ」

ブチャラティ「つまりだ……紬お嬢様は何かとてつもなくデカイヤツらに『狙われて』いるんだと思う。
       恐らくはDIO社長を疎ましく思っているライバル会社の連中にな」

フーゴ「とてつもなく……デカイヤツら……!?」

ナランチャ「ゴクッ……!?」

ミスタ「……!?」

アバッキオ「……」

ブチャラティ「いいか……俺らは『命』を張らなきゃあならないッ!
       紬お嬢様を守る為に……DIO社長の信頼に応える為にッ!」



DIO「やはり、ブチャラティ達だけじゃ不安だな……
   エジプト九栄神もつけるべきかなアイスよ。聞いてる?」←単に超心配性なだけ

とうかおわり!

今更ですけど、終始こんな感じで行きます。


徐倫とかジョルノってここでは出るのかな?

五部組も来たか・・・乙!

>>74
母親違いのイタリアから来た紬の弟か……

九栄神はアカンw
鳥と剣と変態おじさんがヤバいwww

ライバル企業は柱の4人だなwwww

スピードワゴン財団、義肢を得意とするナチ製薬とか色々有りそう。

>>77
えらいねェ〜〜〜

承太郎は仗助の甥じゃなかったっけ
奇妙だが

唯、ムギ、澪三人とも親族じゃねーかwwww

りッちゃん・・・

実は律は捨てだったんだよッ!

乙です。

ぶっ飛んだ設定なのにスゲーわくわくする。

承太郎はどんだけ天然な嫁さんもらったんだろう……

ホリイさんの血だよ たぶん

>>85
ものすごく納得した。ありがとう。

つまりスージーQ→ホリィ→唯の遺伝ということだな。

>>85
じゃあ憂は……

>>87

ジョージ一世→ジョナサン→ジョージ二世→承太郎→憂の生真面目遺伝かな?
連レス申し訳ない。さっき書いておけばよかった。

唯にはジョセフの性格も入ってそうだww

予想も程々に

ディアボロどうした

個人的には梓か純の父親は康一じゃないかと思っているんだが、そうなると、母親はヤンデレ由花子って事になるんだよね。

吉良現れたら何日持つだろうか

ジョニィは…厳しいか…

それと>>1、仗助が承太郎の叔父のハズじゃあないか?
家庭事情とか色々変更がなされているということなのだろうか

やかましいぞ!多少の食い違いくらい脳内で補正しろうっとおしい

スーツ着こなしたDIOとヴァニラ想像した

あれ? 29巻で承太郎がサザエさんに「俺はお前の叔父〜」とか言ってなかったっけ?
勘違いしてたら脳内補正と第三の爆弾で無かったことにして下さい。

面白かったー。ほとんど親類縁者で笑ってしまったww

なんかDIO様の会社ブラッ○っぽいけど…ちゃんと福利厚生はしてるのだろうか…まあ密輸品とか取り扱ってる時点でまともじゃあないと思うけど…。

あずにゃんの親が誰か気になるが…。

>>96
ちょっ、勘違いだったのかよwwww

因みに二人に対するジョセフの位置を考えればわかる
承太郎→ジョセフ=祖父
仗助→ジョセフ=父親

さすが>>1ッ!
叔父と姪を平然と間違えるッ!
そこにしびれないし、あこがれもしない。

姪?甥じゃねぇーのかよっ!!

そこは凄みで解決

顔真っ赤だからもうそっとしといて

原作者の間違いに対する姿勢もあるし

DIOの会社は業務自体がブラックなだけで、社員はブラックじゃないような気が

たしか単行本の昔の版は承太郎が叔父と書いてあるけど、最近の版では甥に修正されているはず
だから間違えてもしょうがない

>>66修正

仗助「唯ちゃんの親父さんの名前が『空条承太郎』さんって言ってよー、
   俺の叔父さんに当たる人なんだよなァ〜〜〜」



仗助「唯ちゃんの親父さんの名前が『空条承太郎』さんって言ってよー、
   俺の甥に当たる人なんだよなァ〜〜〜」

それからしばらく!


紬「まぁ、唯ちゃんと澪ちゃんは親戚同士だったの?」

唯「そうみたい。その話をお父さんから聞いた時はビックリしたよ」

澪「私も聞いた時は『まさか』って思ったな。
  パパったら、『あれ、言ってなかったっけ?』って感じでサラッと言うんだもん」

紬「……パパ?」

澪「あ……お、お父さん!」

律「澪ちゃんたら、重度の『パパっ子』ですもんね〜? にやにや」

澪「う、うるさい! ……ちっちゃい時からそう呼んでたんだから仕方ないだろ」

律「別にそれが悪いなんて言ってないぜ? むしろ、カワイイ……」


ゴンッ!


律「でッ!?」

澪「スカタン! 馬鹿律ッ! か、か、か……可愛くなんか……//」

唯「澪ちゃんのげんこつが見えなかった……」

紬「(GOOD)」

律「いつつ……これ以上、私が馬鹿になったらどーするつもりだよォ〜〜〜?」

澪「知るかッ!」

紬「唯ちゃん、『チャーイ』のお代わりはいかが?」

唯「いただきまーす! あ、ハチミツも少し入れてね」

紬「はーい♪」

澪「ったく……ムギ、私にも淹れてくれないか? 怒鳴ったら喉が渇いたよ」

律「私も私も! 殴られたら喉が渇いた」

澪「どーいう原理だ」

紬「そう言うと思って、みんなの分は既に淹れてあるわ。二度手間になったら時間の無駄ですもの」

澪「いつの間にッ!? 凄いな……」

唯「お茶もお菓子も美味しくて幸せ〜……ムギちゃん、グーだよグー」

紬「ありがとう、唯ちゃん。うふふっ」

律「ゴクゴク……ンまいなー」

唯「ふぅ〜」

律「ん〜〜〜っ……」

紬「うふふ」

澪「ン? もう、こんな時間か。今日の部活動はこれくらいに……」

澪「……」

澪「……部活動?」

律「……あ」

紬「あら」

澪「……してないな、部活動」

唯「や、やれやれ……」

澪「いやいや、何自分は関係ないみたいな雰囲気を出してるんだ。唯もお茶を飲んでたろ」

律「今までの流れが自然過ぎてさ……つい、そーいう部活かと思ってた」

澪「おい、部長」

律「澪だってお茶飲んでたろー」

澪「はい……」

紬「じゃあ、今からでも練習しましょうか?」

律「そうだなァ……よし、そうしよう!」

澪「うん。でも、少し待ってくれ。ベースのチューニングするから」

紬「私はその間に食器を洗ってきますね」

律「アンプはどこに仕舞ってるんだっけ?」

唯「……」

唯「あの〜、私は何を?」

律「何って……唯はギターだろ。早く準備しよーぜ」

唯「私、ギター持ってないよ」

律・澪・紬「あっ」

きゅうじつ!


唯「とゆーことで、ギターを買いにみんなで楽器屋さんまで来ました!」

唯「でも、ギターって幾らぐらいするのかな? 五千円くらい?」

澪「正直な所、ピンキリだな。安いのなら三万円くらいからだし……」

唯「『三万円』!? ……お金足りるかな」

律「十万くらいすんのもあるぞ」

唯「じ、じゅうま……」

紬「とりあえず、どんなのがあるのか見てみましょう!」


店員「いらっしゃいませ」


唯「おお……さすが楽器屋……店員さん金髪だよ。ロックだね」

澪「楽器、関係ないと思うけど……」

紬「(あ、よくよく見たらこのお店、お父様の会社の傘下だわ)」

律「唯はどんなギターが欲しいんだ?」

唯「可愛いヤツが良いです!」

律「見た目で選ぶのかよッ! いいか? ギターにも選び方ってモンがあるんだぞ唯。
  自分の手に合った大きさか〜とか、女の子だから重いのじゃあなくて軽めの〜とかさ」

唯「そう言われても……よく分かんないや」

澪「ここらへんのはどうかな? 初心者にも扱い安いモデルで値段もお手頃だぞ」

唯「む〜ん……ピンと来ないなァ」

紬「これはどうかしら。軽量でネックも細め、それでいてピンク色なの!」

唯「わっ、可愛い!」

澪「でも……値札に『二十万円』と書いてるぞ」

唯「にじゅ……」

紬「ごめんなさい、値段見てなかったわ」

律「(『値段見てない』とか、なんてブルジョワジー発言)」

律「唯、あれならどーよ? 『特価品セール・一万円』っての」

唯「どーなの澪ちゃん?」

澪「え、私? ……安すぎて逆に怖いなーとしか」

唯「だそうです、りっちゃん」

律「自分の買うギターの話をしてるんだろー! ま、私も『無い』とは思うけどなっ!」

澪「(だったら、薦めるなよな)」

紬「むむ……楽器を選ぶのって難しいわね……」

澪「安い買い物じゃあないからな。しっかり吟味しないと……?」

澪「あれ……唯はどこに行った?」


唯「すみません、可愛くてオススメのギター置いてませんか?」

店員「『可愛いギター』……? 君、面白い注文しますね」


澪「あんな所に」

律「まぁ、お店の人に聞くのも一つの手だろ。なんたって、プロなんだし」


店員「けどゴメン、僕はただの『アルバイト』だからさ……ギターはあまり分からないんだ」

唯「そうですか……うーん……」


紬「駄目みたいね」

律「……マジか。店長さんとか居ないのかな〜?」

店員「あっ、『可愛いギター』なら一つだけ知ってるかも」

唯「ホントですか?」

店員「少し待ってて……どこだったかな」

店員「あった、はい」

唯「わあ……本当だあ! このギターすっごく可愛い〜!」

澪「状態も良いな。ちょっと重いけど」

律「試奏させてもらいなよ、唯」

唯「良いですか?」

店員「どうぞ」

唯「えっと……」


〜♪


紬「唯ちゃん、どう?」

唯「……」

唯「これにしますッ! これ以外考えられないよッ!」

律「おおッ!」

唯「なんて言うのかな〜? しっくり来たというか、カチッと歯車がハマった感じみたいな……」

唯「私、このギターが欲しい!」

澪「あの……これは幾らぐらいするものなんですか?」

店員「『十五万円』だったかな」

澪「『十五万円』!? 無理だ唯……諦めよう」

唯「ええ〜……部費でなんとか落ちませんか……?」

律「無理、高すぎ」

唯「でも私、これが良いなぁ……『ギタープラチナ』」

紬「(『ギタープラチナ』……名前かしら?)」

澪「唯の手持ちは?」

唯「……五万円が精一杯です」

律「私らでお金を出し合っても足りるかってトコだな」

澪「唯、別のを探そう?」

唯「う〜……」

紬「(唯ちゃん、凄く残念そう……こうなったら、ここは私が!)」

紬「あ……」

店員「『五万円』で良いですよ」

紬「え?」

唯「え!」

店員「このギターが欲しいんですよね? じゃあ、五万で良いです」

唯「うそっ!? やったあーっ!」

澪「……どういうことですか?」

店員「……? 何が?」

澪「『十五万円』するギターをいきなり『五万で良い』とか……」

律「も、もしかして……なんかの『いわくつき』じゃあないだろーな」

澪「ひっ!?」

店員「そんなんじゃあないです。フツーのギターですよ」

紬「なら、どうしてですか? (出鼻を挫かれてしまったわ……)」

店員「これは秘密なんだけど……僕には『夢』がある。『ロック・スター』になるという『夢』が」

店員「だからかな、君達にもその『素質』があると直感で思えたんだ。
   『ロック・スター』の『素質』が。割り引きしたのは、僕の未来のライバルへの応援だよ。」

店員「塩を送ったという形になるのかな」

澪「ロ、『ロック・スター』?」

律「『ロック・スター』……なんか、カッコいいな」

紬「(この店員さん、誰かに似てるなあ……)」

店員「特に君は……一際、『特別』だ」

唯「……?」

店員「で、どうするんですか? 買うの?」

唯「か、買いますッ!」

店員「はい、確かに……『五万円』受け取りました。お買い上げありがとうございます。ニコッ」

そのひのよる! くうじょうけ!


〜♪


承太郎「二階が騒がしいな」

憂「お姉ちゃん、ギターを買ったんだって」

承太郎「ほお……」

承太郎「しかし、これから晩メシだ。唯にキリの良いトコで終わって下に降りろと伝えてくれ」

憂「はぁーい」

憂「お姉ちゃーん、晩御飯出来たよー! 下で一緒に食べよー!」

憂「『ギタープラチナ』も休ませてあげないと疲れちゃうよ〜?」


「待ってー、今行くー!」


承太郎「……『ギタープラチナ』?」

憂「お姉ちゃんの買ったギターの名前だよ。名前を付けちゃうくらい可愛がってるんだね〜」

承太郎「『ギタープラチナ』……『スタープラチナ』……」

承太郎「……センスねぇーな」

憂「お父さん?」

承太郎「(くだらねーダジャレのセンスは誰に似たんだか)」



にゅーよーく! じょーすたーけ!


ジョセフ「ハブショ!」

ジョセフ「ムズムズ……季節の変わり目は体調を崩しやすいのォ〜」

またあとで。

店員ジョルノかよwww

なんだよジョジョっぽくして再放送してるだけかよ

すんません。
あらかたキャラを出し終えるまでは原作順処のストーリーになってます。
全部が全部、そうならないようにはしますけど。

>>116よ、逆に考えるんだ。
『ジョジョっぽいけいおん』じゃなくて、
『けいおんっぽいジョジョ』だと。
原作で殺伐としてたキャラがほのぼのしてることが嬉しくなるんだ。

>>1さん乙です。
けいおんキャラも違和感なくジョジョっぽくなっててグレートですよ。
億泰と律の親子が仲良すぎでオモロイ。

ギターといえば音石

ブチャラティ「フーゴ、さっきの楽器屋についての報告を聞こう」

フーゴ「ナランチャと二人で調べてみましたが、特に変な所は無いですね。
    そもそもあそこは僕らの会社の傘下グループの店ですし、
    店員もアルバイトが一人居るくらいでこれと言っては何も」

フーゴ「紬お嬢様を狙うヤツらとは無関係ですね」

ブチャラティ「そうか……」

フーゴ「ちなみにアバッキオとミスタはどこです?」

ブチャラティ「二人は紬お嬢様の下校の監視だ。
       アイツらならもし敵が現れても対処出来るだけの力がある」

ナランチャ「俺もそっちが良かったなァーッ! 退屈でしょーがねーよォ」

フーゴ「あのねナランチャ、僕らが紬お嬢様の護衛をしてることは紬お嬢様本人にバレちゃあいけないんです。
    余計な心配を掛けるだけですからね。貴方のスタンドは確かに監視向きではありますけど、
    君自身が目立つからブチャラティは僕と行動させてんですよ」

ナランチャ「……なあんか、馬鹿にした言い方だなァ〜、フーゴより俺の方が年上なんだぜ」

フーゴ「歳はカンケーないですよ。適材適所ってヤツです」

ナランチャ「チェッ!」

ナランチャ「あっ、そーいえばさあーブチャラティ……」

ブチャラティ「どうしたナランチャ」

ナランチャ「『目立つヤツ』で思い出したんだけどよォー。楽器屋に『変なの』が居たんだよ」

フーゴ「なんですかそれは、僕は聞いちゃあいないぞッ!」

ナランチャ「い、今思い出したんだよォーッ!?」

ブチャラティ「どう『変』だったんだ? そんなに『目立つヤツ』だったのか?」

ナランチャ「違うよ、逆逆!」

ナランチャ「『全く目立たないヤツ』だったんだ。不自然なくらいにさ。
      まるで『俺はいかにもパンピーです』って背中に看板しょってんのかって思ったなァ」

ブチャラティ「不自然な程目立たない……? ナランチャ、そいつを見たのはいつの話だ」

ナランチャ「さっき、フーゴと一緒に楽器屋に行った時。熱心にギターを見てたぜ」

フーゴ「ナランチャ、そーいうのは見かけた時点で言って下さいよ。
    そいつが紬お嬢様を狙う敵だったらどうするんです」

ナランチャ「だって、お嬢様を狙うんなら今ごろミスタ達の所に居るハズだろ?
      そいつは今も楽器屋に居るんだぜ」

フーゴ「それが罠かもしれないじゃあないですか!
    『〜だから、〜だろ』って考え方は一番危ないんですよ、ナランチャ」

ナランチャ「わ、分かったよ……」

フーゴ「ブチャラティ、どうします?」

ブチャラティ「ナランチャの話だけじゃあなんとも言えないな。
       これだけで『敵』と決めてかかるには不十分過ぎるだろう。
       しかし、放っておけるだけの理由も無い。
       『目立たなさすぎる』というのは、そいつがもし『敵』だった場合かなり危険だからな」

フーゴ「じゃあ……」

ブチャラティ「予定変更だ、フーゴ、ナランチャ」

ブチャラティ「『目立たないヤツ』を『見に』行くぞッ!」

がっきや!


男「……」

男「(……なんだ? 誰かに見られているよーな気配を感じるぞ)」



ナランチャ「居たッ! アイツだ」

ブチャラティ「確かに目立たないな……スーツ姿という楽器屋には不釣り合いな格好のクセに、
       何故かは知らんが、違和感無く溶け込んでいる」

フーゴ「スーツってことは、サラリーマンですかね」

ブチャラティ「あのスーツは『ヴァレンチノ』だ。
       サラリーマンだとしたらかなりの高給取りだぜ」



男「(やはり『視線』を感じる……一人、二人……三人か)」

男「(何故だ? 何故、私が『見られて』いるんだ?)」

男「(まさか……)」

男「……万引きGメンというヤツか?」



ナランチャ「な、何かを喋ってるッ!?」

フーゴ「彼の周りに他に人は居ない、独り言か?」

ブチャラティ「それとも、誰かと連絡を取っているのか……?」

誰だ?
吉良かな?

男「(ふざけるなよッ! どうして私が万引きGメンに目を付けられるんだッ!?)」

男「(私はただ、娘へのプレゼントを選びに来ただけだぞッ!)」



フーゴ「……今のが連絡だとして、彼が『敵』ならマズイですよブチャラティ。
    僕らが紬お嬢様の護衛をしてることが敵に筒抜けだということになる」

フーゴ「ということは、僕ら護衛チームのメンバーと人数も把握されてると考えて良い」

ブチャラティ「……」

ナランチャ「どうするんだよォーッ!?」



男「(なんだか、ムカついて来たな……)」

男「(この店では二度と買い物しないようにするか)」

男「(これから私はこの店を出る。その時にもし私に話しかけてみたまえ……)」

男「(つい、『カッ』となるかもしれないな……
   大切な娘へのプレゼント選びという『平穏な時間』を無茶苦茶にされた怒りでね)」



フーゴ「ヤツが店を出るッ……! ブチャラティッ!
    追うんですかッ!」

ブチャラティ「……よしッ!」

また夜に。

それと授業参観以外に「こーいうイベントが見たい!」ってのがあったらどうぞ。
以前にも言ったように見切り発車なのでネタは多ければ多いほど嬉しいのです。

娘無し集めるために、PTA総会しようぜ

娘たちはスタンド覚醒しないのかな?

リクは空条家に遊びに行くけいおん部で

あずにゃんの親父は吉良かww

エリザベス・ダイアモンド

ジョセフが来て澪が愛人の孫なの知って何とも言えない感じになるの。

娘は誰でも構わないから、ボスをだして欲しいなぁ

軽音部のペットが亀以外にも色々奇妙なのがいる
ていうか亀も普通じゃない

>>133
幽霊のオマケつきのカメか……

>>133
触ると「ウニャン」って鳴く植物とか…

>>134
ポルポルさんもう死んでる?

ミセス・ロビンスンを出して欲しい
いやだって「ミセス」だし?既婚に違いないから娘も居る筈(適当)

>>133>>134>>135
あと動物キャラといったら、僕の知る限りイギー、ペットショップ、インフィニティ(オランウータン)、ドブネズミくらいかな。
インフィニティはムギのペットでも違和感無いかも。

オラウータンはフォーエバーな

学校に犬が迷い込むイベントで
その犬がイギー

先生のチョイスもな
科学はシュトロハイムだろうな……

ドイツの科学〜が開始の挨拶の授業か

科学の授業なんてあったか?

化学ならあるだろう

乙です。

リクエストならブチャラティを『国語の先生』として潜入させては?
だってセッコ戦で『国語の先生かお前はぁ!』って……
  

ブチャラティ「俺達はあいつを『追わない』。ミスタ達と合流するぞ」

ナランチャ「はぁ? だって、敵かもしれないんだろ?
      追っかけてブッ殺した方が良いんじゃあないのッ!」

ブチャラティ「俺達の仕事は『殺し』じゃあない、紬お嬢様の『護衛』だ」

ブチャラティ「あの男が仮に敵だとして仲間と連絡を取っていたのなら、
       俺達が移すべき行動は、俺達も仲間と連絡を取り、合流することなんだ。
       紬お嬢様の安全が第一……この天秤は動かない」

ブチャラティ「異論はあるか?」

フーゴ「いえ、従います」

ナランチャ「俺も。ブチャラティが決めたんならそーなんだろ?」

ブチャラティ「ミスタ達の所へ戻ろう」



男「ン? 私を見る気配と視線が無くなった」

男「まるで幽霊のようにアッサリ消えたな……最近の万引きGメンは優秀だね。
  無論、私は万引きなどしていないし、何故私が目を付けられたのかは分からないが」

男「しかし……娘へのプレゼントはどうしようか。
  先程、あそこの楽器店では買い物しないと決意したばかりだしな」


「ウニャン」


男「……なんだこれは? 観葉植物かな。しかも猫のように鳴いたぞ」

猫草「ニャッ、ニャッ」

男「面白いおもちゃだ。確か、あの子は猫が好きだったハズ」

男「なぁ、君は売り物か?」

猫草「ウニャン?」



仗助「なんだァ? あの男、『植物』に話しかけてやがるぜ〜〜〜?
   やべーよ、グレート!」

それからしばらく!


唯「りっちゃん、音楽って楽しいね!」

律「おう!」

唯「ムギちゃん私ね、毎晩『ギタプラ』と一緒に寝てるんだよ!」

紬「まあ!」

唯「澪ちゃん! 私、コードたくさん覚えたよ! えっとね、このコードは……」

澪「うんうん、なるほどな唯。唯が毎日ギターの練習を頑張ってるということはよく分かったぞ。
  でもな、それは免罪符にはならないんだ。分かるか?」

唯「……YES」

律「テストで『0点』取るヤツ、久しぶりに見たわ」

紬「ちゃんとテスト勉強しなかったの唯ちゃん?」

唯「中間テストがあるということを中間テスト『当日』に知りました」

唯「おかげでクラスでただ一人追試だそうです……」

澪「その追試に合格するまでは部活動も禁止だと言われたんだよな」

唯「やれやれだね」

律「おめーがそのセリフを言うな。『やれやれ』は私らの方だっつーのッ!
  (私も赤点ギリギリだったのは内緒にしとこ)」

唯「その追試で少なくとも『80点』は取らないとマズいとも先生に言われました」

澪「『80点』か……結構、厳しいな」

唯「澪ちゃん、ムギちゃん、勉強教えて下さいッ!」

律「なんで、私だけハブった唯ィ?」

澪「私が教えるのか? 上手に教えられるかな……」

律「何言ってんの、澪は教えるの上手いじゃん。私、小学生の時から勉強で澪に助けられてるし」

澪「そ、そうかな?」

律「一夜漬けを教えるのがな〜」

澪「おいッ!」

紬「じゃあ、こうしない? みんなで唯ちゃんの家で『お勉強会』をするの!」

紬「そうすれば分からない所はみんなで教え合えるし、きっと楽しいと思うわ」

唯「おお!」

律「なるほど。それ良いかもなァ。一度、唯の家に遊びに行きたかったし」

澪「遊びじゃあなくて勉強な」

紬「という訳で、唯ちゃんの家に行っても良いかしら?」

唯「もちろんだよ!」

くうじょうけ!


唯「ただいまー」

憂「お帰りなさいお姉ちゃん……あれ?」

澪「こ、こんにちは」

律・紬「お邪魔しまーす♪」

唯「友達連れてきたよ。これからみんなで勉強会するんだ」

憂「へえ〜」

憂「初めまして、妹の憂です。どうぞ中へ上がって下さい」

承太郎「父親の空条承太郎だ。唯が友達をこんなに家に連れてくるのは珍しいな」

憂「い、いつの間に後ろに……「俺が時を止めた」」

唯「お父さん、家に帰ってたんだ」

承太郎「言ってなかったか? 俺は今朝からレポートで部屋にカンヅメだ」

承太郎「……」

澪「……あ、あの……?」

承太郎「仗助とは……目が似ているな。何が来ても負けねーって目をしてやがる」

承太郎「君もだ。見ていると億泰君の力強い姿を思い出すよ」

律「そ、そうですか? どちらかってと、母親似と言われますけど」

承太郎「そして君が……」

紬「初めまして、紬・ブランドーです。今日は唯ちゃんとみんなで勉強会を……」

承太郎「(『アレ』の血からこんな気立ての良さそうな子が生まれるとはな)」



DIO「MUGIYYYYYYYYYYーーーッ!!!」←アレ

ワロタwwwwwwww

——————
————
——

澪「そこで代入するんだよ」

唯「むー……」

紬「この接続詞はここからここまでの一文を繋げていてね……」

唯「うーん……」


憂「飲み物持ってきましたよー。勉強は捗ってる? お姉ちゃん」


唯「頭がパンクしそう……」

唯「私の嫌いな言葉は一番目が『数学』で、二番目が『古文』なんだよー。
  あと、三番目が『英語』で、四番目がね……」

澪「ほぼ、全滅してるじゃあないか……理解力はあると思うんだけど」

紬「応用に入ると躓いちゃうみたいね」

唯「せっかく教えてくれてるのにゴメンね……澪ちゃん、ムギちゃん」

澪「悪いと思うなら、少しでも点数取れるように頑張るんだ」

唯「……努力はします」

憂「ピンチみたいですね……」

紬「むむむ……もし、唯ちゃんが追試に不合格になってしまったら大変だわ。
  唯ちゃんが部活に来れなくなったら、部員の数が三人に減ってしまって、
  軽音部はまた廃部の危機に逆戻りよ」

澪「そ、そっか……どどどどうしよう……!?」

紬「こうなったら助っ人を呼びましょう!」

唯「助っ人?」


ピッピッ


紬「もしもし、ヴァニラ・アイスかしら? 連れてきてほしい人が居るの」

誰だろ

フーゴ「初めまして、『パンナコッタ・フーゴ』です」

唯「わわっ、外国の人?」

紬「フーゴはお父様の会社で教育係を担当してるの。とても博識よ」

フーゴ「えっと……どうして僕が紬お嬢様に呼ばれたんでしょうかァ?」

紬「私の友達に勉強を教えてほしいの。フーゴはそういうの得意でしょう?」

フーゴ「僕の担当が担当ですから……」

フーゴ「(お、驚きましたよ……外でこの家に近づくヤツを見張っていたら、

     いきなりケータイが『とぅるるるる』ですからね。
     しかも、その内容が紬お嬢様から僕を直々にご指名だとは……)」

フーゴ「僕が教えるのはどの子です?」

唯「は、はい私ですッ! 空条唯と言います」

フーゴ「フーゴと気楽に呼び捨てで呼んで下さいね。それじゃあ、分からない範囲を最初に教えて」


澪「……あれ、そういえば律の姿が見えないな」

憂「あ、律さんなら下でお父さんとゲームで遊んでましたよ」



律「はい、私の勝ちィーッ! フルクロス強いなァ〜〜〜」

承太郎「俺のゴッドが……」

承太郎「……次はこの『オールスターバトル』での対戦を希望したい」

承太郎「俺の『晩メシ』を賭けよう」

律「グッド!」

澪「コイツ、くつろぎ過ぎだろ……」

律「おーす澪。澪も一緒に遊ばない?」

澪「わ、私はいいよ……ゲームあんまり得意じゃあないし」

憂「お父さーん、晩ご飯の準備手伝ってー」

承太郎「ああ……だが少しだけ待ってくれ。俺はどーしても律君に勝たなきゃあいけないんだ」

憂「ええー?」

律「何度やろーと無駄ですよー。へへっ!」

承太郎「野球ゲームなら得意なんだがな……
    あれ、だったらそれで勝負を挑めば良かったのかな?」



フーゴ「違うでしょォーッ! どーしたら、これがそーなるんですかッ!」

唯「あ、あれー?」

フーゴ「『三回』だぞ『三回』ッ! 三回も同じトコ間違えるかフツー!
    僕をナメてんじゃあないのかッ!」

紬「唯ちゃん、ファイト!」

唯「ううう……誰か助けて……」

またあとで。
ネタの提案ありがとうございます。
提供されたネタは可能そうなモノからやっていきますね。

おつー


まだネタ募集してるなら
ブランドー家嫡男ジョルノ帰還や空承家長女徐倫が留学から帰郷とかやってほしい。

>>139
あー、すまんすまん。間違っていたわ。
猫草は梓のペットになったか。
露伴先生を何かの形で出して欲しいな。
あと、ふと思ったのだが、律は自分の祖父の存在を認めているのだろうか・

乙です。

承太郎のスタプラ無駄遣いにワロタ
そして唯はナランチャより手がかかるのか……フーゴガンバレ



フーゴ頭いいけどキレやすいからものを教えるのに向いてないな
フォーク刺すなよ?

フォーク刺したらオラオラが刺さるな

何このカオス空間

>>161
承太郎のことだから、フォークを出して刺そうとした瞬間、
時を止めて、オラオラしそうww

この世界でのジョジョとディオの因縁を書いて欲しいかなーって

だってみんな生きてるし、原作通りの戦闘はしてないだろ

DIOが余りにもMUGIの事が心配の為、ミドラーとマライアとネーナを女子高生として入学させる

和ちゃんと典明お父さんも出してくれ

そして……べんきょうのけっか!


唯「全教科オール100点取れたよ!」

律「極端だなァおい」

唯「フーちゃん、ちょっとでも答え間違えるとすぐにシャーペン投げるんだもん……
  嫌でも集中して覚えちゃうよ。いわゆるスパルタってヤツかな?」

澪「シャーペンを投げるって……危ないな」

紬「怒ってもいいけど、手は出したら駄目よってフーゴに言っておいたのだけれど……」

唯「でもね、不思議だったのはフーちゃんが投げたシャーペンが全部『止まって』見えたんだよね。
  ホントに止まってるのかな? と思って触ってみたら触れたし」

律・澪・紬「!?」

唯「とにかく追試は終わったし、これでまたみんなとお茶が出来るね〜」

「小ネタ第一話『PTA!』」


ツェペリ「えー、この度は皆さん大変お忙しい中……集まっていただいて感謝しとるよォ」

ツェペリ「私は学年総合主任の『ウィル・A・ツェペリ』という者。
     それと、これで全員では無いが他の教師の紹介もさせてもらおう」

プッチ「『数学』と『倫理』の教科を担当している『プッチ』です」

ブラフォード「私の名は『ブラフォード』。担当教科は『歴史』だ」

露伴「僕は『岸辺露伴』。『美術』の教師だ」

さわ子「『山中さわ子』です。『音楽』の教師をやっています。宜しくお願いします」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「『空条唯』の父親、『空条承太郎』だ……」

仗助「俺は『東方仗助』っス。『東方澪』の父親です。どーか仲良くしてやって下さい」

億泰「『虹村律』の親父をやってんのはよォ〜〜〜、この俺、『虹村億泰』よッ!」

DIO「本来ならば、食糧たる貴様らごときと交わす舌は持たないのだが……
   『MUGI』の父親はこの『DIO』とだけ言っておこう」

花京院「僕は『花京院典明』。『花京院和』の父親です」


他の保護者共「(俺・私達が名乗っていい雰囲気じゃあねえ……帰りたい)」

唯ちゃんそんなしょうもない理由で入門しちゃったか…

ツェペリ「今回、皆さんに集まってもらった理由はこの学校の教育方針と、
     これからの行事の予定の話し合い、学校と地域の触れ合い・親交を深める為のものとしている」

ツェペリ「是非、今日のPTAが実りあるものになることを願っておるよォ」

DIO「ここに居るもの全て、MUGIを第一に考えて動け。以上」

ツェペリ「あれェ?」

花京院「フッ……」

DIO「何がおかしいのかな、花京院君」

花京院「DIO、貴方は馬鹿なんですか? そんなことがまかり通るハズが無いじゃあないですか」

DIO「まかり通る、通らないじゃあないんだよ。私は『そうしろ』と言ったのだ。
   MUGIはいずれ、このDIOのように全てを支配する女になる。
   お前達がそれにつき従わぬ理由がどこにあると言うのだ……?」

承太郎「親バカも大概にしやがれよDIO。てめーは娘を相当可愛がってるようだがな……」

承太郎「俺の唯の方が可愛い」

DIO「……今、なんと言ったのだ承太郎? もう一度言ってみせろよ」

承太郎「耳の中にクソでも溜まって聞こえないのか? いいぜ、もう一度だけ言ってやる」

承太郎「唯の方が紬君より可愛い。かも」

承太郎・DIO「……」


「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」


億泰「なぁー仗助、おめーにちょいと相談があんだけどよォー」

仗助「相談だあ? おめーがンなこと言うとか珍しいじゃあねーの」

億泰「相談つゥーのは他でもねー、律のことだよ」

億泰「仗助んトコはよォ〜〜〜……そのォ……娘との距離感ての? そこんとこどーなんだよ」

仗助「ん〜〜〜、いや急に言われてもなァ。フツーだとしか言えねーぜ」

億泰「そうか……フツーかァ……」

仗助「億泰よォー、なあんか歯切れワリーなァ?
   もっとバシッと言えよ〜〜〜、モヤモヤして仕方ねーだろーがよ」

億泰「おう。実はさあ……」

億泰「俺んトコ……仲が良すぎる気がすんだよ。
   仲が良いってのは悪くねーことなんだぜ。ただ、『反抗期』てーのが律にゃあ無くってさ」

億泰「俺がなんか頼めば文句言わずに手伝ってくれるし、
   弱々しいトコなんか数えるくれーしか見せたことがねー」

億泰「ウワサだとよォー……そーいう『良い子』程、間違った道に行くとか言うじゃあねーか。
   俺はそれが心配で心配でよォ〜〜〜」

仗助「おめーもいい加減親バカだなあ〜〜〜、親父ならガキのことしっかり信じとけってんだよ。
   間違いそーにでもなったら、ビンタの一発でもくれてやりゃあー良いじゃあねーか」

億泰「そーいうモンかなァ……律はホント良い子なんだよ。あのぐれーの年頃の子ならよォ、
   フツーは『私の服とお父さんの服、一緒に洗濯しないで』とか言うよなァー。でも律は言わねーんだ」

仗助「え……?」

億泰「どーした仗助?」

仗助「な、なんでもねーっ」

…………………………
澪「パパ、服を洗うときはパパのと私のは別々に分けてくれって言ったじゃあないか!」

澪「もういい、これからは自分で洗濯するから」

仗助「わ、ワリー……」
………………………………

仗助「……」←遠い目

花京院「つき合いきれないな……」

花京院「僕らだけでもまともにお話しましょう。先ほど、行事の予定の話し合いをすると仰ってましたが」

さわ子「はい。桜高はそういった催しものの活動に積極的でして、
    これから行われる行事の例としては、ボランティアによるゴミ拾い運動、
    運動会、マラソン大会、学園祭など多岐に渡って……」



「無駄無駄ァ! やはり衰えたな承太郎ッ! その昔、私と貴様が学生の頃、
 トップの座を賭けて河原で殴り合ったことがあったが、その時のお前のパンチの方がズッシリと重かったぞッ!」



露伴「また、希望する生徒のみだが僕が主催の美術コンクールもある。
   それで金賞を受賞した生徒は僕の『ネタ』にしてやってもいい」

ツェペリ「このように桜高は『繋がり』をモットーとしている。更に具体的な例を挙げるとだね……」



「こっちは手加減してやってるんだぜDIO。
 あの時、俺が『プッツン』したせいでお前がどうなったのか覚えてねーのか」



花京院「なるほど、そちらの考えがとてもよく分かりました。
    一つだけ気になったんですけれど……」

プッチ「ふむ、続けて下さい」



「そ、その話は今は関係ないだろうが承太郎ッ! それを持ち出すのならこちらにも考えがあるぞッ!
 お前がその昔やっていた番長のような珍妙な服装だがなァ、陰でみんな『ダサい』と言ってたぞ?」

「な、何ィ……?」



花京院「……」

仗助「ハァ〜ア……おめーんトコは気楽そうで良いなァ〜〜〜、
   ウチの澪は最近家に帰るとずっと机に向かったまんまでよォー」

仗助「何してんだろーなって後ろからチコ〜ッと覗いたら、
   ノートにワケ分かんねーことひたすら書いてんのよーっ。
   『マシュマロ』がどーの、『ふわふわ』がどーのってよォ〜〜〜」

仗助「アイツ、もしかしたらスゲーヤバいんじゃあねーかな……イジメられでもしてんのかなァ……
   昔っから、引っ込み思案な子だったしさ……」

億泰「子育てってさァ……大変だな」


DIO「今にして思えば、ジョースターの血筋は全員見た目のセンスが悪いな」

承太郎「てめーが言うな」

DIO「そういえば、そこの牛の糞のような頭をした男もジョースターの血統だったか?
   ご多分に例に漏れずと言った所か」

仗助「……おい、アンタ……俺の頭がどーしたとコラァ?」

DIO「フン、見た目が悪ければ態度も悪いか。
   親である貴様らがそれでは、娘の程度も窺い知れるというものよッ!」

億泰「……俺は幾ら、けなされーよーがどーだっていいぜ。俺ァ馬鹿だからよー。
   だけどなァ、俺の娘まで馬鹿にすんのだきゃあ許さねーぞボケッ!!!」

仗助「ブッ殺すッ! どぉららららららららららぁーっ!!!」

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄……『ザ・ワールド』! 」

承太郎「仗助ッ! 俺の動きに合わせろ! 『スタープラチナ』!」


花京院「……」

花京院「静かにしろォーーーーーッ!!!」


承太郎・DIO・仗助・億泰「ッ!?」

花京院「全員、正座して下さい。早く」

承太郎・DIO・仗助・億泰「……はい」

花京院「貴方達は学校をなんだと思ってるんですか?
    いい大人が揃いも揃って騒ぎ立てて、恥ずかしくはないのか?」

花京院「自分の子供が一番なのは誰だって同じだ。しかし、それでは教育は成り立たない。
    他の子供達も同様に愛するべきなんだ」

花京院「時にはその愛が子供に届かない時もあるでしょう。
    ですが、子供は必ず心のどこかで『自分は親に愛されてるんだ』と感じるはず。
    要するに僕が言いたいのはッ!」

花京院「全員、お仕置きの時間だ」

承太郎・DIO・仗助・億泰「えっ!?」


ツェペリ「命の危険を感じるから、これにてPTAを終わりにしようか」

他の保護者共「異議無し」

「小ネタ第二話『犬!』」


シュトロハイム「このように吸血鬼に向かって人工の紫外線を照射することでェ〜?
        なんとッ! 『波紋』と同じように吸血鬼にダメージを与えることが可能なのだァーッ!」

シュトロハイム「ナチスドイツの科学力はやはり世界一ィィィィィ!!!
        ここテストに出すからなァーッ! 『紫外線』のトコじゃあないぞォ?
        『ドイツの科学力が世界一』のトコだからなァーッ!」


唯「こっくり……こっくり……ううん……」

唯「……うん?」



トコトコ


イギー「……」

イギー「フワ〜ァ……」



唯「犬? ワンちゃんが学校の中に入ってきてる……」

唯「可愛いなあ〜」


キィーンッ! コォーンッ! カァーンッ! コォーンッ!


シュトロハイム「む、終了のベルが鳴ってしまったな。全員、気をつけいィッ! 敬礼ッ!」

アブドゥルやポルナレフも教師設定でいけるな
と思ったけどアブドゥルは占い師だったか

女子高生に当たると噂の
駅前露天占い師アブドゥルww

——————
————
——

唯「あれー? さっきまでここら辺に居たと思ってたんだけどなァ」


イギー「zzz」


唯「居た!」

唯「寝てる〜♪ 可愛い顔してるねキミ」

イギー「……?」

イギー「(なんだこの頭のトロそーな女のガキは……
     俺はただ、ポカポカの太陽と芝生のベッドが心地良さそうだからここに来ただけだゼ)」

イギー「(もしかして、ここは人間共の通う『学校』とかいう場所か?
     チッ、昼寝する場所を間違えたぜ。別の所に行くとするか)」

唯「ああ、待ってワンちゃん!」


ヒョイッ


イギー「キャンッ!?」

イギー「(い、いきなり俺を抱きかかえやがったッ!? 離せこの野郎ッ!)」

唯「暴れちゃあダメだよ。大丈夫、私は怖くないよ」

ギュウ〜


イギー「(く、苦し……うん?)」

唯「良い子良い子♪」

イギー「(なんだか、このガキもポカポカするな……良いニオイするし)」

イギー「……」

イギー「zzz」


和「ここに居たのね唯。一緒にお弁当を……あら、その犬は?」


唯「和ちゃん、し〜……寝ちゃったトコだから」

和「野良犬? 迷い込んできたのかしら」

唯「そうみたい。可愛いでしょ?」

イギー「zzz」

和「うーん……」

和「『へちゃむくれ』って感じね」

唯「ええ!?」

イギー「(……俺のハンサムぶりが分からないとはこの女もまだまだ子供だな)」

和「さて、どうかしらね」

イギー「(……ッ!? コイツ……!)」

唯「うつら……うつら……」

和「あなたまで寝ちゃうの?」

くうじょうけ!


唯「お父さん。もし私が『犬飼いたいなあ』って言ったらどうする?」

承太郎「既に二匹居るから却下だ」


唯『わん!』←一匹目

憂『きゃんきゃん!』←二匹目


承太郎「……ふむ」

承太郎「想像したら凄い……可愛いな……」

唯「ダメかあ……ぶー」

憂「お父さん、鼻血出てるよ」


その後、イギーは時々軽音部の部室に来るようになりました。

ここらへんで。
お前は次に『乙』と言う。

乙…ハッ!?

乙…ハッ!?

乙…ハッ!?

乙…ハッ!?

乙…ハッ!?

乙…ハッ!?
ところで、ジョナサンはどうなってるの?
DIOの体?

乙…ハッ!?
原作DIOの息子を袖の兄貴に……ってもう出番がないぽいチョココロネさん以外まともなやつがいなかったわ……
親戚でディエゴ・ブランドーでも出してみる?恐竜使いの方の

乙……ハッ!?

虹村家の仲の良さがすごいことに。
澪も洗濯物一緒なのは嫌がってるが、
仗助の髪型馬鹿にされたらプッツンしそう。

そしてPTAで国語教師がいない……だと……!?
う、うろたえるんじゃあない!
リクエストしたドイツ軍人はうろたえないっ!

>>185
無論、取り込まれた。その辺はどうやろうかなァ。
>>187
『ネタを拾う』『物語を考える』両方やらなくっちゃあならないってのが『>>1』の辛い所だな。
(見落としてたとかカッコ悪くて言えねーぜ)

リキエル兄さん、ヴェルサス兄さん…嫌だなこいつら

乙…ハッ!?

それからしばらく!


唯「合宿に行く?」

澪「そう。もう少ししたら夏休みだし、どーかな?」

律「合宿!? どこ行くんだよ! 海? 山?」

澪「言っておくが遊びに行くんじゃあないぞ。朝から晩までミッチリ練習だからな」

律「なーんだァ」

澪「あからさまにテンション下げるなよ……
  唯が入部して結構経つのに、まだ一回もまともに練習してないだろ?
  このままじゃあいけないと思うんだ」

澪「それにな、『学園祭』だって先に控えてる。ちゃんとそれに向けて頑張らないと」

律「『学園祭』? マジで? 私らそれに出んの?」

澪「当然だろ。むしろ、なんで出ないと思ってた」

唯「合宿するのは良いけどさ、どこでやるの?
  私はよく分かんないだけど、近めの場所でスタジオ付きの旅館とかってあるものなのかな?」

澪「……」

律「澪、考えてねーな」

澪「い、いやァ……その……」

紬「宜しければ、私の別荘をお貸ししましょうか?
  買ったは良いけれど、使ってない別荘がいくつかあるの」

澪「本当かムギ! ……というか別荘って」

紬「使わないままなのも勿体無いし、有効利用しないとね」

6部連中の一部は無理だとしても7部連中はどうなるんだろう……
てか、本来のブチャラティのボスのディアボロは何処へ?

唯「別荘かあ……きっと、とても綺麗で広くってすぐ側に海が見えるような所なんだろうなぁ」

律「だったら水着買わないとな! 今度、みんなで見に行こーぜ」

澪「だから、遊びじゃあないんだってば……」

紬「みんなでお買い物……すっごく楽しそうね! いつ行くの?」

律「次の休みに行かないか? 駅前のショッピングモールが改装して新しくなったんだって」

紬「まあ!」

澪「ム、ムギまで……」

唯「浮き輪も欲しいな〜、星型のヤツ!」

律「昼は海でビーチボールとスイカ割り、夜になったらカレーを食べて肝試し!
  そして、満天の星空の下で花火……ああ夏の思い出」

唯・律・紬「いえーいッ!」

澪「れんしゅう……」



ヴァニラ・アイス「紬お嬢様とその御学友で合宿に……?」

ミスタ「しかも、『海に行く』とか聞こえたよなァ」

アバッキオ「……」

ヴァニラ・アイス「これは……DIO様に報告しなければ」

別荘は髪の毛に巻かれるのかなぁ

少なくとも1部までは原作通りに進んだのかな・・・と思ったらツェペリさんとブラフォードいるじゃねーか

ぶらんどーけ!


ムーディ・ブルース「『宜しければ、私の別荘をお貸ししましょうか?
           買ったは良いけれど、使ってない別荘がいくつかあるの』」

ムーディ・ブルース「『使わないままでいるのも勿体無いし、有効利用しないとね』」

ムーディ・ブルース「『みんなでお買い物……すっごく楽しそうね! いつ行くの?』」

ムーディ・ブルース「『いえーいッ!』」


ピピピピピ……ピッ!


アバッキオ「以上です」

DIO「なるほど……MUGIが合宿で海に」

ミスタ「どーするんですか? 俺達も紬お嬢様にくっついていく方向で?」

ブチャラティ「そうなった場合の護衛メンバーは既に選抜しています。
       監視・索敵はナランチャ、監視並びに社長への報告にアバッキオ」

ブチャラティ「そして、万が一襲撃があった場合にはこの俺が。それと……」

DIO「……」

ジョナサンは首だけになってもコロネに新しい胴体作ってもらえばおk

…………………………
紬「海で泳ぐのはとても楽しいわ〜♪」

ナンパ男「ヘイそこのイケてるお嬢さん!
     俺と一緒にダークブルームーンの波にさらわれないかい?」

紬「日焼けした体が健康的でとっても逞しいわ! グッド!」


紬「お父様、私はこの人と結婚します」

ナンパ男「娘さんは俺が貰ってくんで、ハッピーうれピーよろピクねー」

DIO「ム、MUGIYYYYYYYYYYッ!!!」
…………………………


DIO「そんなことがあってたまるものかァーーーッ!!!」

ブチャラティ「はっ?」

DIO「私も合宿に行くぞ、ヴァニラ・アイス。いや、我が社の社員も全員連れていく」

ヴァニラ・アイス「し、社員全員ですかッ!? いくらなんでもそれは……」

DIO「社員旅行でもなんでも理由はどうにでもなる。決定」

DIO「MUGIに集る虫はこのDIOの全総力をもって叩くのだッ!」

ブチャラティ「行き先の別荘は私有地ですから、虫の集りようは無いんじゃあ……」

DIO「ブチャラティ、『私有地だから誰も居ない安心だ』という根拠は?
   何故そう言い切れるのだ? ホラ、私をお前の言葉で安心させてみろよ……」

心配しすぎだしそれ以前に相手はジョセフだからMURIIIIIIIIIII

ジョナサンは生きてたら、DIOのライバル企業を作って社長になってるんじゃなかろうか?

アバッキオ「(……こーいうトコさえなけりゃあ)」

ミスタ「(尊敬出来る社長なんだけどなァ……)」

ピストルズNo.1「ヤッテランネーッテカンジダゼェーッ!」

ピストルズNo.7「オヤバカニツキアワサレルミニモナッテクレヨー」

ミスタ「お、おいッ! てめぇーらッ!」

DIO「ミスタ君。半年間、君の給料アップだ。喜べ、『四倍』にしてやろう」

ミスタ「う、うおおおおおおおおおおーッ!?」

ピストルズNo.3「アーア、オメーノセイダゼ」

ピストルズNo.5「ボ、ボクジャアナイヨォ……うえーん!」

アバッキオ「(そして誰も逆らえねーからタチが悪い。
       行為の動機自体は微笑ましいくらいに『愛』そのものなんだがな)」

ブチャラティ「(『吐き気を催すような善意』か……)」



DIO「さて、カメラを新調しなくっちゃあな」

用事があるのでここで終了。

それと『ディアボロ』ですが……ふむ。


ミスタ、喜んでいいのかどうなのかww


花京院最強伝説…アリだな!
この平和な世界でDIOがジョナサンの肉体を取り込んでるのは、やむを得ない事情か何らかの事件でも起こったからなのかな?

その頃、柱の男達は起きようと思っても起きられなかったので--そのうち柱の男達は、考えるのをやめた。

ミスタの四倍は、つまり仕事の量が半年間四倍になることを表してると考えていいのか?

多分4倍以上経費がかかる仕事を自腹でやらされる

ミスタは4の付く数字が良くないフラグなのを利用したDIO様の姑息な嫌がらせ

ミスタも喜べばいいのか泣いていいのかわかんないんだろう。

四倍wwwwwwww

なんて巧みな嫌がらせwwwwwwww

(四分の一倍でも良かったよね)

それは あーんまりだーーー!!

娘の水着姿を社員にみられてもいいのかDIOよ

なんというかマジック総帥みたいになってきたなDIOwwwwwwww



>>214
何か既視感を覚えると思ったらそれかwwww

乙です

>>214
>>215
柴田亜美先生の絵柄で
「やあ紬、パパだよ。そしてこれはパンダ」
というビデオレターを撮るDIOを想像してしまった

ネタとして、護衛キャラいえばウェカピポ
医者としてジャイロ(ただしつい袖をナンパ紛いしてクビに)
花屋のエルメェス兄貴が男に間違えられてナランチャかミスタあたりをボコボコに

個人的にはF.F.とかどうすればいいんだろう?
みたいけど

F.F.は七不思議の一つとかにすれば良いんじゃない?
怪談つながりで吉良の親父とかも出せるし

>>200
生きていたら考古学者になって各地の遺跡をめぐるインディジョーンズのような奇妙な冒険しているのではなかろうか

7不思議にリサリサの実年齢が……ちょいと玄関に行ってくるズラ

その後>>220の姿を見た者は居ない…

>>219
ロゼッタ協会所属ですね分かります

DIO様!社員一人一人の苦手なモノをしっかり覚えてるなんて!

下の者を理解する上司!!すばらしく理想の上司ではありませんか!!

>>223
あれ、ヴァニラさん?
社員旅行の準備で忙しいんじゃ…

やっぱ護衛するとはいえ野郎に任せっきりは心配だろ、着替えとかもあるし


ここは兄貴とホット・パンツの出番!

やすみのひ!


唯「おーい! みんな待った?」

紬「ううん、私達も今来たところよ」

律「どーせ休みなんだし、ゆっくり見て回ろーぜ。しかし……」

澪「な、なんだよ……」

律「こうしてちゃっかり澪も水着を買いに来てるのであった」

澪「うるさい」

律「こーのさびしんぼめ」

紬「どこに水着を買いに行くの?」

律「そこの『イタリアファッション&雑貨屋』ってトコ。水着以外にも色々面白いの売ってるんだって」

唯「では、りっちゃん隊員! さっそく出発しましょう!」

律「うむ、唯隊員! GO! GO!」


店員「いらっしゃいませ」


澪「不思議な雰囲気の店だな……少し薄暗いけど」

唯「あれ? あの時の楽器店の店員さんだ」

店員「あれ? あの時僕が適当に言いくるめた安物のギターを高値で買った女の子だ」

律「……聞こえちゃあいけない言葉が聞こえた気がするな」

唯「店員さんが売ってくれたギター、ずっと大切にしてます!
  あんなに良いギターを安く売ってくれてありがとうございました!」

店員「あ、うん。どういたしまして」

唯「ここでもバイトしてるんですか?」

店員「ええ。楽器店のバイトは辞めました。もう『覚えた』ので」

紬「覚えた?」

店員「それより今日もお友達連れで何を探しに来たんですか? 夏物の新作?」

唯「今度みんなで海に合宿に行くんだ。だから新しい水着を買おうと思って」

店員「水着か、それなら向こうのコーナーにあります。
   チョッピリ型は古いけど安いからお得ですよ。イタリア製ですから質も保証します」

店員「そうだな……この店で皆さんが水着を買ってくれたらオマケしようかな」

唯「本当!? じゃあ見て来ます! りっちゃん、澪ちゃん、ムギちゃん、行こう!」

律「待てよ唯ー!」

澪「ちょっ……律! 腕を引っ張るなぁ!」

紬「……」

店員「君は行かないんですか?」

紬「い、いえ……」

紬「(この店員さん、やっぱり誰かに似てる……)」



アバッキオ「(あの店員……うさんくせーツラしてんな)」

フーゴ「アバッキオ、紬お嬢様が動いてます。僕らも行きましょう」

アバッキオ「ああ」

ミスタ「……給料が増えたってーのは素直に嬉しい。
    けどなあ……『四』倍ってーのはどーいうことだッ!? 社長は俺に死ねって言ってんのか!?」

ミスタ「『四』だけは駄目だッ! 必ず良くないことが起こる……ブツブツ」

フーゴ「やかましいなァ〜〜〜ミスタ。いつまでウジウジしてるんですか?
    大きな声で騒いでたら紬お嬢様に僕らがここに居ることがバレるじゃあないか」

フーゴ「こうしてしっかりと静かに見張らなきゃあ……」



紬「この水着はどうかしら? ちょっとだけ頑張ってみたのだけれど……//」

律「似合ってるじゃんムギ。澪もだけれどスタイル良いから映えるよなァー、羨ましいぜ」



フーゴ「ブーッ!!!」

フーゴ「や、やっぱり後ろ向いてましょうッ! //」

アバッキオ・ミスタ「ハァー?」

「小ネタ第三話『岸辺露伴は動かない 〜悪魔の過去〜』」


露伴「デッサンは書けているよ。ただ、君は俯瞰の構図が下手くそだなあ……」

露伴「もう少しモノを色んな角度から見るということを頭に叩き込んどけ」

生徒「はぁーい、露伴先生ありがとうございましたァ」


ガチャ バタンッ!


露伴「ったく……生徒の前期評定をつけなきゃあならないってんで忙しいというのに」

さわ子「そう言わないであげて下さいよ。
    自分から『絵の描き方を教えてくれ』だなんて熱心な生徒じゃあないですか」

露伴「にしても、僕にもタイミングというものがある。
   あーあッ! なんだか仕事のやる気が削がれてしまったなァ〜」

露伴「僕もデッサンしに校内をうろついてこようかなァ」

さわ子「え? お仕事なさらなくて良いんですか?」

露伴「僕が良いったら良いんだよ。
   たかが評定をつけるくらい僕がその気になれば『オール1』にでもしとけば良いんだからさ……」

さわ子「そっ、それは駄目でしょうッ!?」

露伴「冗談ですよ。マジに受け取るなよなァ〜」

露伴「それじゃあ。僕の居所を尋ねるヤツが来たら『旅に出た』とでも言っといて下さい」


ガチャ バタンッ!


さわ子「……この学校にまともな教師が一人でも居るのかしら?」

さわ子「私はフツーよフツー?」

露伴「さて、何を描くかな……」

露伴「空き教室の風景画でも描こうか」


ガチャ


露伴「フム……」

露伴「窓ガラスから差し込む夕日。空っぽの机の中。黒板の消し忘れた今日の日直の名前」

露伴「『ノスタルジィ』というヤツをひしひしと感じるぞ」

露伴「僕も学生だった頃を思い出すな。その時は僕が先生になってるなんて夢にも思ってなかった」


サラサラ サラサラ


露伴「ここはもう少し陰影をハッキリさせた方が良さそうだな」

露伴「ン? 机の上にいたずら書きがあるぞ……相合い傘とはまた古典的だぜ」

露伴「ここは女子校じゃあなかったか? 『そのテのヤツ』はどこにでも居るんだな」

露伴「あっ……消しゴムを職員室に置きっぱなしにしてた」

露伴「まあいいか、僕は消しゴムを使わないし」


サラサラ サラサラ


露伴「こんなモノか。この絵は次の授業で先生用の手本にでもしてやろう」

露伴「スイッチ入っちゃったな」


ガチャ バタンッ!

露伴「軽音部の部室か。歩いてたらこんな所まで来てしまったみたいだ」

露伴「軽音部って廃部してたんじゃあなかったっけ……」


ガチャ


露伴「中は意外に整頓されてるな。……? 何故、食器棚があるんだ?」

露伴「カエルの置物まで置いてあるぞ。生徒の私物か? 気になるなァ……」


ガチャ


露伴「こっちは物置……うわっ! 魔窟じゃあないかッ!?」

露伴「ペッベッ、ホコリだらけだ……最悪だ」

露伴「掃除くらいしとけよな」


ガサッ


露伴「……これは……『アルバム』?」

露伴「ずいぶん古いアルバムだ。八年前の頃のか」


ペラッ


露伴「どうやら昔の軽音部の写真を納めたアルバムのようだな」

露伴「全員が全員、派手な化粧をして演奏しているな。
   『メタルロックバンド』というモノだろうか? ふーん、なかなか面白いぞ」


ペラッ


露伴「特にこの真ん中のヤツ……一番目立ってて笑えるぞ。
   どピンクの髪に『カビ』みたいな斑点模様とか……ハハハハハ!」

露伴「この写真、一枚貰っとこうかな。資料にしよう」


『連絡放送です。至急、岸辺露伴先生は職員室に来て下さい』


露伴「ムッ。そうもしていられないか。流石にサボリ過ぎた。
   どーせ、ツェペリ先生辺りが『ワインでも飲みながら会議しようじゃあないか』とでも言うんだろうけどね」

露伴「僕は人を付き合わせるのは好きだが、付き合わされるのは嫌いなんだよなァ」


ガチャ バタンッ!

スッ


さわ子「……」

さわ子「あ、危なかった……まだ『あの時』のアルバムが残ってたなんて」

さわ子「私ったらホントうっかりさん☆ ちゃんと燃やしておこーっと」

さわ子「恐怖は過去からやってくる……この『秘密』だけは誰にも知られてはいけないの……フフフ」

少しだけで申し訳無いけど投下終わり。

ではまたあとで。ネタは随時募集してますよー。

と思ったらミスを発見したので>>229修正。

露伴「こんなモノか。この絵は次の授業で先生用の手本にでもしてやろう」



露伴「こんなモノか。この絵は次の授業で生徒用の手本にでもしてやろう」

さわちゃんが普通か……普通って何だっけ

ボスなにやってんだww

乙ー

アンタなにやってるんだ!?wwwwwwww

乙です
ツェペリさんワインはアカンだろw


ボス女の子だったんかいwww

それぞれが既存の劣化版スタンド使えても面白そうだね

今さらながら、乙…ハッ!?
ディアボロも気になるが、その娘であるトリッシュはどうなるんだろう?
梓と一緒に新入部員になったらいいな。

>>240
ボスの妹とかだと違和感は無いな
登場もさせやすいし

トリッシュは小説だと歌手デビューしたんだっけ

乙ー

がっしゅく!


唯「夏だッ!」



律・澪「ビーチだあッ!」



DIO「UMIYYYYYYYYYYッ!!!」



唯・律・澪「……」

唯・律・澪「変なおじさんが居るーッ!? 誰ですかァーッ!?」

DIO「誰だ君はってかァ? ならば教えてやる、この私がDIOだッ! WRYYYYYYYYYッ!」

紬「お、お父様!? どうして『ココ』に……」

唯「お父様!?」

澪「(どこかで見たことあるよーな気がする……)」

DIO「やあ、MUGI。こんな所でバッタリ会うとは『偶然』じゃあないか。
   実はパパは社員旅行でこの別荘に来ていてね……。
   全くヴァニラ・アイスのヤツめ。MUGIの合宿先と私達の社員旅行の行き先を事前に調べておかないとは」

DIO「フフフフフッ、困ったものよ」

紬「社員旅行……? そんなの聞いてなかったけど……」

紬「というか、私有地のハズなのにチラホラ見たことある人が居るなあと思っていたら……」


ナランチャ「あーッ!? そのかき氷は俺のだぞフーゴッ!」

フーゴ「違いますよ、これはさっき僕がそこで買ってきたかき氷ですよォ。ナランチャのはあっち」

イギー「シャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャク」

ミスタ「おい店員ッ! お前から買ったこのイカ焼き……足が『四本』しか無いのはどーいうことだコラァ!」

店員「すみません。今日はなんでか『ゴールド・エクスペ……』ゴホンッ! ……の調子が悪くって」

ホル・ホース「あんさんよォ……へへっ、そんなカッコで暑くねーのかい?」

承太郎「クソ暑いぜ。だが、この服と帽子だけはどんな時でも脱がないのが俺のスタイルだ」


唯「私のお父さんまで居る!」

承太郎「む、唯か。もうこっちに着いていたのか。早いな」

唯「お父さん、どーしてここに居るの?」

承太郎「俺は新種のヒトデの調査だ。地元の住民が最近ここらで『変な形のヒトデ』を見かけるそうでな。
    それの調査と目撃情報を集めに来たんだ」

唯「へえ〜」

仗助「俺も居るぜェ〜〜〜」

億泰「よおーッ! 律ッ!」

律「父さんッ!?」

澪「パパ……じゃあない、お父さんッ!?」

承太郎「あの二人は俺の手伝いでくっついて来た。主に車での荷物持ちだがな」

承太郎「しかし……DIOの野郎もココに来ていたとは」

DIO「それはこちらのセリフだ承太郎。MUGIに集る虫め」

承太郎「やれやれだぜ」

仗助「俺らはあんまし邪魔しねーよーにしてっからよー、楽しんで来いよ合宿」

澪「う、うん……」

億泰「おい律、これ忘れモンだぜ。日焼け止め」

律「あっ、サンキュー父さん」

ヴァニラ・アイス「大変申し訳ありません……紬お嬢様」

紬「何故、貴方が謝るの? ヴァニラ・アイス」

唯「とりあえず遊ぼっか?」

律「だな。ちょっとビックリしたけど……」

澪「私は日焼け止め塗ってこようかな」

紬「みんなの飲み物とか持ってくるわね」


ザワザワ……ザワザワ……


律「人多いなー……これ全部ムギんトコの会社の人達かァ。合宿になるのかこれ」

ゆいとりつ!


唯「りっちゃん見てみてー! 水死体ごっこ!」


プカァ〜


律「おおっ! すげーリアル! なら私も……うえっ、海水飲んじゃった。しょっぱ」

唯「りっちゃん、水死体のやり方がなってないね。簡単そうに見えて実はコツがあるんだよ」

唯「まずは全身の力を抜きます。次に水が入らないように口と目をしっかりと閉じる」

唯「一番大切なのは水死体の気持ちになりきること! これがミソなのだよりっちゃん」


プカァ〜


唯「そうそう、上手だよりっちゃん! 見事な水死体だよ!」

唯「でも水着脱げちゃってる……流された?」

律「唯……私は『こっち』なんだけど」

唯「え、あ、あれ!? じゃあこの『水死体ごっこ』してる人は……?」


プカァ〜


唯「……ほんもののすいしたいさんですか?」


プカァ〜


唯・律「わああああああああああーッ!? ににに逃げろォーッ!?」


水死体?「……」

水死体?「うん? ここは……どこだ?」

水死体?「……俺は誰だ?」

みお!


澪「確か私の日焼け止めはパラソルの下に置いてたっけな」

澪「んー……あったあった。あ……でも背中に手が届かないや」

澪「律! ……は唯と海に泳ぎに行っちゃったし、どうしよう」


チョイチョイ


澪「?」

澪「……お猿さん? ……オランウータン? な、なんで猿が海に……」

フォーエバー「キキッ」

澪「日焼け止め?」


クイッ


フォーエバー「キキキッ」

澪「ああ、君が私の背中に日焼け止めを塗ってくれるのか! って何でだよ!?」

フォーエバー「キィーッ!(ふ〜じこちゃあ〜ん!)」

澪「きゃあああーっ!?」


ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!


フォーエバー「プ、プゲッ!?」

澪「ドラァ……」

澪「ハッ! わ、私は何を……!」

澪のスタンド「Boom Boom Boom!」

澪「な、何これ?」

むぎ!


紬「すみませーん」

店員「いらっしゃいませ。海の家『パッショーネ』にようこそ」

紬「貴方は……」

店員「また会いましたね」

紬「今度はここでバイトしてるんですか?」

店員「そんな所です。何が要りますか?」

紬「じゃあ……この『採れたてバナナジュース』を四つ貰えるかしら」

店員「分かりました。では、『今』バナナを採ってきますから少し待ってて下さい」

紬「今?」

店員「『ゴールド・エクスペリエンス』ッ!」

店員「生まれろ……新しい生命よ……バナナとなってッ!」


ドクンッ! ドクンッ!


紬「た、ただの小石がみるみるバナナに……」

店員「あとはこのバナナにミルクとシュガー、ほんの少しのハチミツを混ぜ合わせれば完成です。どうぞ」

店員「四つもジュースも持てるかい? 運ぶの手伝いましょうか」

紬「だ、大丈夫です」

紬「(この人……お父様と同じスタンド使い……)」

店員「……? 僕が何をやったのか『見えた』のか?」

紬「!」

店員「ふーん……やっぱり『あの人』の子ですね」

紬「お父様を知ってるの?」

店員「いや、知りません」

紬「……?」



DIO「……」

唯「行くよりっちゃーん!」


ポーンッ!


律「っと! どこにボール飛ばしてんだよ唯ー」

唯「ごめーん!」

承太郎「この海の水質は極めて高いレベルで澄んでいる。
    なるほどな、この環境で育ったヒトデなら……いや待てよ」


ポンッ


承太郎「『スタープラチナ』」

スタープラチナ「オラァ!」

唯「お父さーん! ボール、ナイスキャッチ!」

承太郎「やれやれ……そっちに投げ返すぜ」


ビュンッ!


律「おおーっとォ!?」

承太郎「マズいな……力を込めすぎた」


バシッ!


DIO「痛ッ! 何ィ……?」

唯・律「あ……」

一度終わり。続きはやれたら昼頃にでも。

おつー

このまま親子ビーチバレー対決になりそうだな

こんな身内だらけの合宿やだwwwwwwww

まだ出ていないキャラってどれだけいる?
6部キャラは大半が囚人だからムリだろうな……

>店員「『ゴールド・エクスペリエンス』ッ!」
>店員「生まれろ……新しい生命よ……バナナとなってッ!」

飲みたいような飲みたくないような……。

そろそろDIOとジョルノの親子ゲンカが読みたくなってきた。

ただいま花粉症でダウン中。
投下は少し先にします。

花粉症も行き過ぎると辛いよな。
こっちは鼻かみすぎて頭痛い。

>>258
ザ・ワールドVSゴールド・エクスペリエンス・レクイエムか……。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom