ダンガンロンパ 安価で事件を解決する (133)


突然始まったこの殺し合い学園生活…
外に出るためには人を殺さなければならない。
とはいえ、本当に外に出るためだけに人を[ピーーー]なんてあるはずがない。


…けど、そんな僕の考えは甘かったんだ。


安価は最後の学級裁判のみです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373548722

とりあえすメ欄にsaga入れようか
これ入れとくと殺すとか死ねって書いてもピーにならないぞ


コンコン

苗木「ん・・?誰か来たみたいだ。一体誰だろう?

大和田「おっおう。苗木か!突然すまねえ。」

舞園「こんにちは苗木君!」



苗木「大和田君と舞園さん?珍しい組み合わせだね。どうかしたの?」

大和田「いやよぉ、朝から不二咲の奴をみかけねーんだよ。」

大和田「部屋に閉じこもったきりで一緒にトレーニングする約束をしてたんだがよ」

大和田「一向に姿をみせねえし、部屋に呼びにいったんだが反応がねーんだ」

舞園「寝てるだけならいんですけど、どれだけ扉を叩いたりしてもまったく反応がないんです。
これって何かおかしくないですか?」

苗木「うーん、体調を崩して寝込んでるとか・・部屋にはいないとか?」

大和田「あいつが約束破るような奴とはおもえねーんだよな。部屋にいるならなんやかの反応くらいするだろうし」

苗木「とりあえず僕のところにはきてないよ。大和田君達以外は誰もきてないし」

大和田「やっぱそうか。悪かったな」

苗木「ちょっちょっとまって僕も探してみるよ。なんだか不安な気持ちになってきたし」



舞園「これからとりあえず不二咲さんを二人で探してみようかって話はしてたんです。
よかったら一緒にいきませんか?」

苗木「じゃあまずは不二咲さんの部屋にいってもう一度よんでみようか」

舞園「よーしそれじゃいきますよー!」

【不二咲千尋の部屋の前】

ガチャガチャ

苗木「うーん、やっぱり鍵がかかってるね」

苗木「おーい不二咲さーん!」

前園「大和田君がさっきまで一所懸命扉を叩いたり呼びかけたりしたんですけど全然反応がなくて・・・・」

苗木「うーん、ここじゃないところにいるのかな?」

前園「かもしれませんね」

苗木「うーん、もう一度約束場所にいってみたらどうかな?もしかしたらいるかもしれないし」

大和田「だといいんだけどよ、一度いってみるぜ。おうありがとよ」ダダッ

舞園「いっちゃいましたね・・・
いるといんですけどね。これからどうしましょう」

苗木「うーんどうしよう。あっ、ごめん。僕生徒手帳部屋に置いたままだ。すぐ戻るからちょっとまってて!」

舞園「はい、分かりました!おっちょこちょいなんですから」

【5分後不二咲ちひろの部屋の前】

大和田「おう、苗木。不二咲はいなかった。やっぱこんなかにいるとしか考えられねー!」

舞園「一応、いまいた人を集めてきました」

桑田「前園に呼ばれてきてみたけどよぉ
不二咲のやろーがでてこないだぁ?
部屋に閉じこもってるだけじゃねーのか」

期待

朝日奈「そんなことないとおもうよー!」

朝日奈「だって大和田の約束すっぽかしてどこにいるのかも分からないんだよー?
絶対なんか怪しいって!ねっさくらちゃん!」

大神「うむ・・・あの不二咲が約束を無視して部屋に篭るなどあまり考えられん・・・」

石丸「兄弟の約束を破るなど許せん!。風紀委員としても注意しなければ!」

桑田「とりあえずめんどくせーからさっさと不二咲よぼーぜ。鍵かかってんだっけ?」


前園「うーん、ドアノブが回らないですね。鍵がかかってるみたいです」 ガチャガチャ

大和田「やっぱあけてねえか。よおし男共、根性みせろや!ドアぶち壊すぞ!!」

苗木「えっええ、やるのぉ?」

桑田「はぁ?めんどくせえな!」

石丸「よし協力するぞ!全員でドアに体当たりするんだ。いくぞ!」

せーの!!

【数分後】

大和田「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・もう一度だ・・・」

桑田「もう10回目だぜ?扉が破れる気がしねえぞ」

苗木「うう・・・体中がいたい・・・」

石丸「僕達でもビクともしないぞ・・・」

朝日奈「うーん、ピッキングとかできないのかな?」

大神「それは無理だ・・・学園手帳に書いてあるだろう・・どれ我がむりやり・・・・」

ガチャ

朝日奈「凄いさくらちゃん!さすが!」

大神「いや・・我はただドアノブを回しただけで何も・・・」

前園「さっきの衝撃でドアのカギが壊れたんでしょうか?」

大和田「こまけーことはいい。とりあえず中へつっこむぞ!!」

【部屋の中】

大和田「う・・・・うそだろ?。おっおい!!不二咲!おい!!」

___/7/7
   / __  マ ゝ'      _>'7   , -y-y                        r≦}  r== y

.  / /   ノ  /       r='′ 廴_ /_//_/       / ニニニ ̄ 7          /  /.r-/_-'_/
  /  `ー '  ./r─‐t  r‐‐t 7  7= i   7 r─‐t r‐‐y ./ /   /   / r─‐t r‐‐y ./  / |   |
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    /__/.       |  /      希 望 の 学 園 と 絶 望 の 高 校 生/>'´
          \__ノし//
        __)/⌒ヽ(_
          ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄

         /⌒|「⌒\


これから少しして全員が集まり・・・そして捜査が始まった・・・

…死体で見つかったのは不二咲さんだった。
昨日まではあんなに元気でいたのに…
だけど、いつまでも落ち込んでいても仕方ない。
不二咲さんを殺した犯人を…クロを見つけないと、
僕らがオシオキを受けてしまうのだから。

【不二咲千尋の部屋】

…不二咲さんは扉の前で、腹部から血を流して倒れていた。
硬く閉じられた瞼は、もう開く事はない…
…一体誰が、こんな酷い事を。

大和田「…おぉ、苗木」

お、大和田くん…
大丈夫?随分顔色が悪いみたいだけど…

大和田「…あぁ、問題ねぇ」

大和田「それより事件の事、調べるんだろ? さっさとやれや…」

とても大丈夫にはみえないけれど…
けど、躊躇ってる場合じゃないよな…

モノクマファイルによると、死因は鋭利な刃物による刺殺…
犯行時、部屋は密室だった…か。
「ん・・・・?なんで不二咲さんの服がところどころはだけているんだ?もしかして犯人は不二咲さんに乱暴をしようとしたんじゃ・・・?」

言弾【モノクマファイル1】を手に入れた!
言弾【不二咲の服】

けど、これだけじゃ流石に手掛かりが少ないな。

うーん…遺体の傷…
これってナイフか何かでつけられたのかな?
にしては凶器らしきものは見当たらないけど…
…大和田くん、何か知らないかな?

大和田「…いや、わからねーな…」

そっか…
…ってことは凶器は犯人が何処かに隠した、ってことかもしれないぞ。

言弾【凶器の在処】を手に入れた!

この部屋のドアだけど特に鍵が壊れたってことはないみたいだ。
さっきの衝撃で一時的にロックが外れたんだろうか?
たしかこのドアはピッキング不可だから鍵で開けるか中から開けるしかないよな?

言弾【壊れていないドア】

不二咲さんの遺体を調べ終えた。
…凶器は一体どこに消えたんだろう?

うーん…
まだまだ手掛かりが足りないぞ。
…ダメだ、どこに行けばいいかまとまらない。
とりあえず食堂に行って何か飲もう

【食堂・広間】

朝日奈「あ、苗木だー」

朝日奈さん?
何をしてるの?

朝日奈「えっへへー、ちょっとお腹空いちゃってさ!」

…なるほど。
その口の周りに着いてるのはドーナツの食べカスかぁ…。

朝日奈「ふえっ!?な、なんか恥ずかしいな…あ、苗木もドーナツ食べる?」

そうだね、一つもらおうかな。

朝日奈「うんうん!こんな時こそ甘いもの、だよ!」

…ふふ、朝日奈さんを見ていたら少しだけ気分が楽になったな。
ドーナツも美味しいし、紅茶に合うなぁ…

朝日奈「あ、そういえばさっき十神が厨房でなんかしてたよー?」

えっ…?
十神くんが…?
何をしてたんだろう…

朝日奈「それはわからない…あっ、まさか証拠の隠滅とか!?」

う、うーん…
十神くんに限ってそれはないような…
けど、十神くんが何をしてたのか気になるな…

もしかしたら事件の手掛かりがみつかるかもしれないし

…朝日奈さんと別れた。

十神くんの行動も気になるし…
僕も厨房を調べてみよう。

【食堂・厨房】

十神「…なんだ、苗木か」

と、十神くん…
こんなところで何をしてるの?

十神「…事件の捜査に決まっているだろう、この間抜けが」

や、やっぱり…
それで、何か手掛かりは見つかった?

十神「あぁ、少なくとも凶器が何かははっきりしたぞ」

えっ!?
き、凶器がわかったの?
よければ教えて欲しいんだけど…

十神「…ふっ、それくらい自分で考えろ愚民が」

…十神くんはそう言って厨房から出て行ってしまった。
うう…自分で調べろ、ってことか。

仕方が無い、手当たり次第に調べてみよう…
あれ?包丁は一本も欠けてないな…
一番凶器に使えそうなのに…

洗われた形跡もないし、包丁は凶器じゃないみたいだな。
…ってことは凶器はなんなんだろう?

うーん…ますますわからなくなってきたぞ。


…結局何もわからなかった。
凶器のヒントが厨房にあることは確かみたいだけど…
さて…もう一度手当たり次第に調べてみよう。
…そういえば、なんで冷凍食品が外に出されてるんだ?
誰かがしまい忘れたのかな…
仕方ない、しまっておこう…

あれ?
冷凍庫のなかにぽっかり空間が空いてるのに…
やっぱり誰かがしまい忘れた…
いや、もしかして…
代わりに何かが入れてあったのかな…?

けど、何が入ってたんだろう…?

もしそうだとしたら…
誰かが何かを入れるためにこの冷凍食品を外に出した、ってことか…?
仮定にすぎないけど…

うん?
…よく見たら冷凍庫の壁に何か白い線がついてる。
これってなんだろう…?

…なんだか事件に関係ありそうだな。


言弾【冷凍庫内の白線】を手に入れた!

厨房の捜査を終えた。
あの白線…なんなんだろう?

【不二咲千尋の部屋】

セレス「あら、苗木くん」

セレスさん?
もしかして…セレスさんも事件の捜査を?

セレス「ええ、ただじっとしていても暇ですから」

ひ、暇だからって…マイペースだな。
いや、食堂でドーナツ食べてた人もいたしな。
超高校級の皆は神経が図太い人が多いのかな…

セレス「? 苗木くん、ちょっと…」

これは期待できる
支援

バスルームから声がした。
どうかしたの?セレスさん。

セレス「苗木くん、これを…」

バスルームのドアの両方のドアノブに赤い跡…
これって…血痕?

セレス「恐らく…ここにもありますわ」

…浴槽の淵にも血痕、か。

みたいだね…
なんでここに血痕が…?

言弾【バスルームの血痕】を手に入れた!

…不二咲さんの部屋の捜査を終えた。
バスルームに血痕があったってことは…

もしかして、不二咲さんはバスルームで殺されたのか?

…うーん。
どうにもわからないことだらけだ…
こんな時は誰かと情報の交換を…

あ、ちょうど良いところに!
霧切さん!

霧切「…あら、苗木くん?何か用かしら?」

それがちょっと行き詰まっちゃってさ…
霧切さんの方は、何か手掛かりを見つけた?

霧切「そうね…大まかな事件の概要は見えて来たわ」

霧切「あとはもう少し捜査を突き詰めるだけ、ってところね」

ええっ!? もう!?
そ、それなら何かヒントが欲しいんだけど…


霧切「…少しは自分で捜査をしてもらいたいのだけど…」

うう…
けど、僕一人じゃ限界が…

霧切「…そうね、苗木くんは情報収集が足りていないんじゃないかしら?」

えっ?
それってどういう…?

霧切「私から言えるのはそれくらいね…苗木くん、期待してるわ」

…そう言い残して霧切さんは行ってしまった。
うーん…情報収集が足りてない、ってどういうことだ?

情報収集、か…
とはいっても具体的に何をすればいいんだろう…?
聞き込み、とかかな?

よし、皆に片っ端からアリバイがあったかを聞きに行こう。
…とはいったものの、まずは誰に聞きに行こうかな。

江ノ島「やっほー!苗木ってば何してんのー?」

あっ、江ノ島さん!
ちょうど良いところに…
事件の時のアリバイを聞きたいんだけど…

江ノ島「は?まさかアタシを疑ってんの?」

べ、別にそんなつもりは…!
参考までに…だよ…

江ノ島「…まぁ確かに全員疑ってたらキリがないもんねー」

江ノ島「っと、事件の時のアリバイだっけ?…残念ながらアタシにはないよ、部屋でゴロゴロしてたし」

そっか…
ありがとう、江ノ島さん。

そのまま全員にアリバイの存在を聞いて回った。
どうやら全員事件時のアリバイはナシ…つまり全員容疑者、ってことか。
にしてもさっきの江ノ島さんの発言…ちょっと気になるな。

死体を発見した時の状況、か…

よし、もう一度現場に戻ってみよう。
新しい発見があるかもしれないし…

【不二咲千尋の部屋】

大和田「…苗木か、また来たのか」

大和田くん…
相変わらず酷い顔色だ…
ずっと不二咲さんの遺体の近くにいるけど…

大和田「…俺は殺してなんかねーぞ」

うん、分かってるよ…
不二咲さんの遺体を見つけた時、真っ先に飛んで行ったからね。

大和田「…ありがとよ、苗木」

大和田「…そういや、苗木よぉ…」

えっ?
どうしたの、大和田くん…

大和田「気になる…って程の事でもねーんだが…」

大和田「最初にこの部屋に入った時、シャワールームの扉が半開きだったんだ。部屋の鍵も不二咲の隣に落ちてた」

大和田「だから…もしかしたら、不二咲はシャワーを浴びてる時に殺されたんじゃねえか?」

シャワールームの扉が半開き、か…
うーん…ありがとう、大和田くん。
それ、事件に関係がある気がするよ!

大和田「そうか…ならよかった」

大和田「…頼むぜ、苗木…不二咲の…カタキを討ってくれ…!」

うん…
必ず、不二咲さんを殺した犯人を暴いてみせるよ!


言弾【大和田紋土の証言】を手に入れた!
  【不二咲の部屋の鍵】

大和田くんから証言を聞いた。
…必ず、犯人を見つけないとな。
不二咲さんのためにも…!

まだまだ手掛かりが足りないぞ。

よし、もう一度シャワールームを調べてみよう。
…抜け道とかあったりして。

【不二咲千尋の部屋・シャワールーム】

うーん…
人が隠れられそうなスペースはない、よな…
もしかしたらこの壁に仕掛けがあったり…

は、しなかった…

うーん…犯人はどうやって密室をつくりあげたんだろう?
シャワールームを後にした。
…特に得られたものはなかったけれど。
やっぱり密室ってのがネックだよな…

まだまだ手掛かりが足りないぞ。

よし、こうなったら気の済むまで現場を調べてみよう。
密室の謎も分かるかもしれないし。

【不二咲千尋の部屋】

…うーん。
何度見ても、特に変なところは感じないけどなぁ…

十神「なんだ、まだそんな所を調べていたのか?」

と、十神くん。
十神くんも現場を調べに来たの?

十神「…そんなものはとっくにすませた、今やっているのは最終チェックだ」

そ、そうなんだ…
…てことは犯人もわかったの?

十神「あぁ勿論だ…」

十神くんは部屋を一通り調べて、ニヤリと笑うと帰っていった…
うーん…十神くんは十神くんで何か掴んだんだろうなぁ…

犯人が密室を作り上げた方法、か…
きっと犯人は外から鍵を掛けたんだろうけど…
鍵は部屋の中にあったんだよなぁ

…あれ?
よく見たら、ドアには全然血痕がついてないな…
ドアの直ぐ下の床にはこんなに血が流れてるのに。

うーん…
これってちょっとおかしくないか…?

言弾【血のついていないドア】を手に入れた!


不二咲さんの部屋を調べた。
…結局密室を作り上げた方法はわからなかった。


一人で考えていても埒があかないし…
誰かに密室の事を訪ねてみよう。
…っと、良いところに!セレスさん!

セレス「あら苗木くん、捜査の進み具合はいかがですか?」

うーん…
それが、密室の作り方で悩んでてさ…
外から鍵を掛けた、って僕は思うんだけど…

セレス「…ふむ、なるほど」

セレスさんはどう思う?

セレス「わたくし、いつもギャンブルで戦う時はこう考えていますの…」

セレス「『裏の裏の裏をかけ』と」

セレス「ギャンブルでは相手の思いも寄らない方から攻めないと、勝ちは奪えませんから…」

流石超高校級の『ギャンブラー』の言うことだ、なかなか深いぞ。
…けど、それって一周回って普通に裏をかいてるだけなんじゃ?

セレス「あら、無粋な男はモテませんわよ?」

セレス「つまり…わたくしが言いたいのは固定概念に囚われないこと…」

セレス「今回ならは、密室は犯人が作り上げるものだけなのか?ということですわ」

セレス「参考になりましたでしょうか?」

なるほど…
ありがとう、セレスさん!


…セレスさんと別れた。
なかなか深い言葉を聞いた、もしかしたら事件の参考になるかもしれないぞ。

さて…手掛かりは大分集まって来たな…

…不二咲さんが密室を作り上げたんなら、きっとその痕跡がある筈だ。
僕が見落としている痕跡が…

【不二咲千尋の部屋】

さて…もう一度よく調べ直そう…
不二咲さんが密室を作り出した状況…

ドアノブには…
血はついてないな。
けど、不二咲さんの手には血がついてる…か。

ってことは、不二咲さんは刺される前に密室を作ったってことか…?

ん?
いや、ちょっと待てよ…

密室にした後で不二咲さんが刺されたんなら…
不二咲さんは自分で自分を刺したってことになるぞ…?
…けど、そしたら凶器が残る筈だよな。

うーん…おかしい事ばかりだぞ?
僕は…何か思い違いをしているのか?

…ダメだ、考えれば考える程よくわからなくなっていく。
どういうことなんだ…?
犯人が…密室を作り出した方法って?

よし、最後にもう一度厨房を調べてみよう…
何か分かるかもしれないし。

食堂・厨房】

…うーん。
手掛かりになりそうなものはない、かな…
気になるのはこの白い線だけど…

葉隠「…なんだ、誰かと思えば苗木っちか!」

は、葉隠くん?
どうしてここに?

葉隠「いや、俺の占いによればそろそろ学級裁判つーのが始まる気がしてよ!」

葉隠「その前にちーっと腹拵えだべ!」

あ、あはは…
そうなんだ…

葉隠「…にしてもよぉ、気の毒だよなぁ…不二咲っち」

…そうだね。
僕、死体なんて見たの始めてだよ…

葉隠「まぁ普通に生きてりゃ早々死体なんて見ねーべ…俺も始めて見たしな」

葉隠「不二咲っちの部屋の死体を見つけて…全員集まって…」

葉隠「ホント大騒ぎだったべ…」


葉隠「まぁあの状況じゃ誰が何してても正直わからねーべ!」

誰が何してもわからない、か…
もしかしたら犯人はあのドサクサに紛れて何かしたのかな…?

言弾【葉隠康比呂の証言】手に入れた!

モノクマ「えー、そろそろ時間です!うぷぷ、やっちゃうよ?やっちゃうよ?学級裁判始めちゃうよ?」

モノクマ「てなわけで、一階の赤い扉の前に集合してくださーい!」

えっ!?
も、もうそんな時間なのか…

葉隠「ほらな!俺の言った通りだべ!」

あ、あはは…
…にしても、結局密室のトリックが解けないまま裁判に挑む事になってしまった。

けど、やるしかないよな…
不二咲さんを殺した犯人を…
クロを暴かないと、僕等が殺されてしまうんだから…!

●言弾一覧

【モノクマファイル1】
 被害者は不二咲千尋。死因は鋭利な刃物により服の上から刺殺。犯行時、部屋は密室だったらしい。夜時間の間に殺害された

【不二咲の服】 不二咲の服がはだけてところどころ逃がされかけている。

【凶器の在処】
 現場に凶器らしきものは見当たらない。犯人が何処かに隠したのかも。

【不二咲の部屋鍵】

不二咲さんの横においてあった鍵だ。一番最初に大和田君が見つけたから、どさくさに紛れて置かれた物じゃないよな。

【壊れていないドア】
特に鍵が壊れたってことはないみたいだ。
さっきの衝撃で一時的にロックが外れたんだろうか?

【冷凍庫内の白線】
 冷凍庫の壁に何か白い線が付いていた。冷凍食品が外に出され、代わりに他の何かを入れてあったのかも。

【バスルームの血痕】
 バスルームのドアの両面のドアノブにべったりと血痕。浴槽の淵にも血痕があった。

【大和田紋土の証言】
 現場である部屋に最初に入った時、シャワールームの扉が半開きだった。被害者はシャワールームで殺されたのかも。

【血のついていないドア】
 ドアの直ぐ下の床には血の流れた跡が残っているが、ドア自体には血液が付着していない。

【葉隠康比呂の証言】
 現場である部屋には最終的には全員いた。どさくさに紛れて誰かが何かしていた可能性も……。



●その他の情報
・事件当時のアリバイは全員が無し
・シャワールームを含め、現場の部屋に密室を崩すような仕掛け等は存在しなかった
・刃物は厨房にある包丁5本しかない
・22時から7時の夜時間の間はシャワールームの水はでない

明日のこってたら

SS速報はVIPと違ってそんな簡単には落ちないよ

1週間ぐらいでも落ちないと思うぞ

ここは誰も書き込まなかったとしても1ヶ月は落ちないよ

思ってたより凝ってておもしろい

前園ってお前ゲームやってないだろ
書くのやめろカス

【学級裁判、開廷!】

モノクマ「またまたルールを説明します!ゲームとはちょっと違うからね!」

モノクマ「議論の中でおかしい、と思った点を手に入れた言弾で論破してもらいます!」


モノクマ「ゲームだと言弾は厳選されちゃうけど、これはSSだからね!そんなに甘くないよ!全部の中から選んでね!」

モノクマ「失敗するごとに苗木くんのメンタルが削られちゃうから!ゼロになったらゲームオーバーだからね!」





桑田「…誰に話しかけてんだ?」

大神「…さぁな」

てかこのトリックみたことあるぞ
同じ作者?

モノクマ「ってなわけで、議論スタート!」

モノクマ「あ、そうそう。BGM代わりに『議論 ~HEAT UP~』を掛けておくと臨場感がでるかもね!にょほほほ…」


【議論開始!】

朝日奈「犯人は絶対【男子】の連中の誰かだよ!!」

朝日奈「きっと犯人に【乱暴されてその後刺されたんだよ!!】」

桑田「おれじゃねえぞ!オレ以外の奴だ!」

朝日奈「不二咲さんと一番仲良かったの大和田だよね。どうなの?」

大和田「てめえ!いい加減にしろよ!!」

山田「ひいっ」


うーん…
何で何を論破しようか?
>>55


苗木「安価で事件を解決するぞ!」モノクマ「うぷぷ、二週目だよ!」

これと同じ作者なの?

「らんぼうされてその後刺された」を「モノクマファイル」の服の上から刺されたで論破

ダンガンロンパのssでならめだかとのクロスがおもろかったなあ

同じ作者です。ですが今回は少し設定変えてます

【論破!】

苗木「それは違うよ!」

苗木「不二咲さんは乱暴される前に刃物で刺されてるハズなんだよ」

朝日奈「なんか根拠はあるの?苗木!」

苗木「モノクマファイルを見てよ。これによると「服の上から」って書いてるよね?」

苗木「つまり犯人は乱暴する前に不二咲さんを刺したんだ」

葉隠「じゃあつまり犯人が男だっていう疑いは晴れたわけだべな」

葉隠「でもなんで犯人は不二咲の服に乱暴されたような細工をしたんだべ?」

霧切「犯人の偽装工作でしょうね。」

霧切「こうやって議論を混乱させるためよ」

大和田「くそ!犯人のヤロー!絶対許せねえぜ!!」

朝日奈「ひどいよ… そんなの!」

霧切「とりあえず服ついてはこんなところかしらね」

【議論開始!】

霧切「さて…次は凶器の話でも始めましょうか?」

葉隠「多分…不二咲っちは【ナイフで殺された】んだべ!」

葉隠「だからきっと…【現場に凶器が残ってる】はずだべ!」

石丸「確かに刺し傷ならナイフや包丁が凶器だろうな!」

桑田「けど…もしかしたら犯人が【凶器を隠してる】かもしれないぜ?」

十神「…ふん、やはり愚民ばかりか」

桑田「な、なにをぅ!?」


うーん…
何で何を論破しようか?
>>63

【凶器の在処】で【現場に凶器が残ってる】を

↑で論破

↑↑で

【論破!】

苗木「それは違うよ!」

苗木「現場に…凶器はどこにもなかったはずだよ?」

葉隠「そ、そうなんか?」

霧切「えぇ…少なくともナイフや包丁の類は見当たらなかったわ」

桑田「ってことはやっぱり犯人が何処かに隠したんじゃねぇか!?」

朝日奈「うんうん!あたしもそう思う!」

十神「ふん…バカか貴様らは」

葉隠「ば、バカとはなんだべ!」

十神「…なら愚か者、と言った方がいいか?」

葉隠「それなら問題ないべ!」

朝日奈「い、いいんだ…」

大神「しかし…十神、お主は何が言いたいのだ?」

十神「…お前らは本当に凶器が包丁やナイフか何かだと考えてるのか?」

桑田「はぁっ!?」

石丸「それはどういうことだ!十神くん!」

腐川「び、白夜様…教えてください…」

十神「…苗木、代わりに説明してやれ」

苗木「ぼ、僕!?」


石丸「どういうことなんだ!苗木くん!」

苗木「え、えーっと…十神くんが言いたいのは…」

苗木「(なんで凶器は包丁かナイフじゃないのかみんなに説明してあげないとな!)」

1 厨房の包丁は1本も欠けてなかったから

2 凶器は刃物じゃないから

3 素手で犯人を貫いたから

>>68

1

苗木「厨房の包丁が一本も欠けてなかったから、じゃないかな?」

十神「…ふん、苗木にしてはなかなか上出来だな」

十神「今苗木が言った通り、厨房の包丁は使われた形跡はなかった…」

セレス「使ったけど洗った、ということではありませんの?」

霧切「それもないでしょうね…血液は見た目よりずっと落ちにくいし…」

霧切「それを洗い流したような形跡はなかったわ」

苗木「うん、日常的に使う程度にしか洗われた痕跡はなかったよ」

【議論開始!】

舞園「…じゃあ、凶器って一体なんなんでしょう?」

桑田「なんか【尖ったもの】ってことしかわからねーよな…」

石丸「いや、そもそも不二咲くんが【刺殺された】という認識から見直した方がいいのかもしれないぞ!」

石丸「もしかしたら…【毒殺】された後に刺されたのかもしれない!」

セレス「…突拍子もありませんわね」

十神「…これでは話が進まんな」


うーん…
何で何を論破しようか?
>>74

むむむ…分からん
次の人にパス

むむむ…分からん
次の人にパス

毒殺をモノクマファイル

【モノクマファイル1】で【毒殺】

【論破!】

苗木「それは違うよ!」

苗木「えっと…モノクマファイルにも書いてある通り、不二咲さんは間違いなく刺殺…のはずだよ」

十神「…凶器が見つからないからといって喚くな、愚民が」

石丸「むむむ…」

桑田「つーかよぉ!そんな偉そうなこと言うならおめーは凶器がわかってんだろーなぁ!?」

腐川「なっ…!あ、あんた!白夜様になんて口をっ…!」

桑田「な、なんだよ…」

十神「ああ、勿論凶器なら検討がついているが?」

桑田「なっ!?」

セレス「…ならばさっさと仰ってくださいな」

十神「ふん、直ぐに言ってしまっても面白くないだろう?」

大和田「てめっ…不二咲のことをなんだと思ってんだよ!!」

山田「ひいっ!」

大神「落ち着け大和田…!」

霧切「…十神くんがもったいぶってるから代わりに言わせてもらうわね」

霧切「今回の事件…凶器は氷よ」

桑田「…は?氷?」

葉隠「氷なんかでどうやって人を[ピーーー]んだべ!?」

十神「尖った氷を作れば、十分な殺傷力はある筈だ」

十神「その上放置すれば溶けてなくなる、処分も容易い」

舞園「な、なるほど…」

朝日奈「氷か…思いつきもしなかったよ…」

山田「し、信じ難い話ではありますが…」

桑田「けど、本当に氷が凶器なんて証拠があんのか?」

【議論開始!】

十神「氷を作るなら冷凍庫を使う…」

十神「犯人が【不自然な行動】をした証拠ははっきりと残っていたぞ…」

舞園「冷凍庫に…?」

葉隠「冷凍庫っつったって…」

葉隠「やたらめったら【冷凍食品が放置】されてたのと…」

山田「冷凍庫の側面になにやら【落書き】をされていたことくらいしか…」

十神「…ふん、愚民の頭ではその発想が限界か」

十神「苗木、教えてやれ」


うーん…
何で何を論破しようか?
>>81

落書きに冷凍庫内の白線

>>79

【落書き】に【冷凍庫内の白線】

【論破!】

苗木「それは違うよ!」

苗木「いや…冷凍庫の中の白線は落書きなんかじゃないと思うよ…?」

山田「うむむ…となると何らかの意図的な物だと?」

苗木「そ、それは僕にもわからないんだけど…」

苗木「けど、普通の人はあんな所に落書きなんてしないよね?」

舞園「そう言われれば…そう…ですよね」

苗木「だから、あれは犯人が間違えて付けちゃった物だと思うよ」

大和田「けどよ…間違えてあんな所に何を付けたんだ?」

葉隠「チョーク…とはちげーみたいだべ」

大神「苗木、その辺は分かっているのか?」

苗木「う、うーん…」

霧切「………」

霧切「石膏よ」

葉隠「せ、石膏?」

十神「…おそらく犯人は氷を凶器にするための型を石膏で作ったのだろう」

十神「凶器を作る際に誤って冷凍庫の壁面に石膏が付着した、そんな所だろう」

腐川「流石白夜様の名推理…!」

桑田「うぐぐ…」

霧切「………」

大和田「…それじゃ犯人は誰なんだ?」

十神「その事だが…」

十神「…朝日奈、貴様は昨日から殆ど食堂にいた。そうだな?」

朝日奈「ええっ!?」

葉隠「あ、朝日奈っちが犯人なのか!?」

朝日奈「ち、違うよ!やめてよ!」

十神「…誰もまだお前が犯人だなどと言っていない…」

十神「俺が聞きたいのは、厨房に出入りした人物はこの中に何人いるか、ということだ」

セレス「確かに…ずっといたというなら、犯人を目撃している可能性も高いですわね」

朝日奈「うーん…そう言われても」

朝日奈「あたし、ドーナツ食べるのに夢中でよく見てなかったんだよね…えへへ…」

腐川「っ…せっかく白夜様からチャンスを頂いたっていうのに!」

腐川「こ、これだから乳ばっかデカイ女は嫌なのよ…!」

朝日奈「ち…や、やめてよ!もう!」

十神「…っち」

セレス「では次に密室トリックの話に移りませんか?」

十神「…ほう。いってみろ」」

山田「さすがですぞセレス殿!」

霧切「御託はいいわ、それなら早く議論を始めましょう」

腐川「ぎっ…あ、あんた…白夜様を差し置いて何を仕切ってんのよぉ…!」

霧切「………」

腐川「む、無視ぃ!?」

十神「…ふん、いいだろう…始めようか」

【議論開始!】

セレス「今回の密室トリックですが…」

セレス「【被害者が密室を作り上げた】、と言ったらいかがでしょう?」

大和田「ど、どういうことだそりゃ!?」

セレス「ドアを開いた所を犯人に刺され…」

セレス「【直ぐに扉を閉め】鍵をかける…」

セレス「【傷を庇いつつ】ですね…」

セレス「…ですがそこで不二咲さんは力尽きてしまった」

大神「密室の完成というわけか…」

セレス「これが今回の密室トリックの全貌ではないでしょうか?」

桑田「な、なるほどな…」

十神「ふっ」


うーん…
何で何を論破しようか?

安価91番

すぐに扉を閉めに大和田紋土の証言

【傷を庇いつつ】に【血のついていないドア】

>>90

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【論破!】

苗木「それは違うよ!」

苗木「セレスの推理だけど…それって、少し変じゃないかな?」

セレス「何がおかしいとおもわれるのです?」

苗木「えっとね…犯人が本当にドアを開けて直ぐに不二咲さんを刺したんなら…」

苗木「ドアに血がつく筈だよね?」

セレス「…あら!」

苗木「もしセレスさんの推理通りに密室が作られたなら…」

苗木「部屋のドアがこんなに綺麗なわけないんだ…」


桑田「犯人が拭き取ったんじゃねーのか?」

苗木「だって刺して直ぐに扉は閉まっちゃったんだよ?拭いてる暇なんかない筈だよ!」

石丸「なら、不二咲くん自身が拭いたとか…」

十神「…腹を刺されているのに掃除をする人なんていないとおもうがな」

石丸「うむむ…」

セレス「…ふふ、苗木君言うことは一理あります…」

セレス「ですが…たまたま扉に血がつかなかっただけ、ということも考えられるとは思いませんか?」

霧切「あら、本当にそうかしら…?」

霧切「苗木くん、貴方なら答えられる筈よ!」

セレス「…聞かせてもらいましょうか苗木?」

セレス「…聞かせてもらいましょうか苗木君?」


【議論開始!】

セレス「ドアに血がついていないのは【たまたま】…」

セレス「【その可能性】は充分にあるはずですよ…」

セレス「やはり、不二咲自身が密室を作り出したんでしょうね…」

セレス「それ以外に【密室を作り出す方法】なんてあありませんもの」

葉隠「うーん…よくわかんねーけどセレスっちの言ってることが正しいべ!」

セレス「…バカは黙っててくださる?」

葉隠「なっ…酷いべセレスっち!」


うーん…
何で何を論破しようか?
>>97

密室を作り出す方法に不二咲の部屋の鍵……かね?

【バスルームの血痕】で【その可能性】

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【論破!】

苗木「それは違うよ!」

苗木「もしセレスさんの言った通りにドアに血が着かなかったのがたまたまだとしても…」

苗木「それでも…いくつかおかしい所があるんだ」

セレス「おかしい所…ですか?」

苗木「もし不二咲さんが刺されて直ぐに部屋が密室になったんなら…」

苗木「シャワールームのドアノブと浴槽に血痕があるのって…おかしくないかな?」

セレス「あら…」

十神「…確かに不二咲が刺された後にシャワールームに入った…とは考えにくいな」

苗木「そもそも、この血痕の事教えてくれたのセレスさんじゃないか!」

苗木「もしかしてからかってたの?」

セレス「ふふっ」

大和田「てめえ!!!」

山田「ひぃい、大和田殿、やっやめるであります!」

苗木「おっ落ち着いて議論に戻ろう!」

大和田「っち、わりーな」

苗木「だから…多分密室を作り出したトリックは他にあるんだよ…」

江ノ島「じゃあ苗木はそのトリックがわかってるわけ?」

苗木「そ、それは…」

江ノ島「え?まさかわかんないで話してたの?ありえないんですけど!」

葉隠「つーかそんなのみんなわかんないに決まってるべ!」

霧切「……」

霧切「…なら、逆に考えてみればいいんじゃないかしら?」

苗木「えっ?」

霧切「…もし、密室が作られた時…犯人がそのまま中にいたとしたら?」

苗木「ええっ!?」

十神「なん…だと…!?」

大神「死体が見つかった時…犯人が部屋の中にいたということか!?」

霧切「ええ、そういうことよ」

桑田「おいおい…そりゃ幾ら何でも…」

霧切「いいえ、ありえない話ではないわよ?」

十神「その根拠…聞かせてもらおうか?」

【議論開始!】

桑田「死体を見つけた時に【犯人が部屋の中にいた】ってのか!?」

山田「流石にそれは【気づかれてしまう】のでは…?」

大和田「けど…状況的にそれ以外に考えられなくねーか…?」

大和田「不二咲を殺したやろーが…」

大和田「【あの時いた】ってことがよぉ…!」

十神「………」


うーん…
何で何を論破しようか?

>>105

気づかれてしまうに大和田

気付かれてしまうに葉隠の証言

【気づかれてしまう】に【葉隠康比呂の証言】



セレスさん可愛い

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【論破!】

苗木「それは違うよ!」

苗木「不二咲さんの遺体を見つけたあの時…みんなは遺体に注目してたよね?」

桑田「まぁ…死体なんて見んの始めてだったからな…」

苗木「犯人が部屋に潜んでいたなら…」

苗木「そのドサクサに紛れて…こっそりみんなと合流した、って可能性はないかな?」

十神「なに…?」

朝日奈「そ、そんなことできるの!?」

霧切「あの時はかなり混乱していたし…危険な賭けではあるけど、不可能ではない筈よ」

十神「…なるほどな」

十神「ということはシャワールームの血痕は…」

葉隠「じゃあ犯人が誤って残した物だったんだべな!」

大和田「っ…じゃあ一体犯人は誰なんだよ!」

腐川「け、血痕だけじゃ…犯人なんてわかるわけないじゃない…」

苗木「うーん…」

霧切「…どうかした苗木君?」

苗木「いっいやなんでもないよ」 

霧切「…そう」

十神「じゃあ今議論されている意見をまとめるぞ」


【議論開始!】

十神「犯人は犯行の前にあらかじめコッソリと【氷の刃物】を作り…」

十神「【不二咲の部屋】を訪ねた

十神「そのとき扉を開けた不二咲はその場で【刺されて】絶命に犯人による偽造工作が行われた…」

腐川「さ、流石白夜様ぁ… 」

十神「その後犯人は【シャワールームの浴槽】に隠れて息を潜め…」

十神「事件発覚後に【どさくさに紛れて】合流した…」

十神「これが今回の事件の流れだろうな…」

霧切「…」

腐川「あっあんた…白夜様のまとめが素晴らしすぎてこっ声もでないんでしょう?…」



うーん…
何で何を論破しようか?

>>111

部屋を服で

ksk

【シャワールームの浴槽】を【壊れていないドア】?

これその場がウィークポイントじゃねえのか

>>111

十神「…お前は何を言っている?」

十神「所詮その程度の愚民ということか」

し、しまった!
皆の印象が悪くなってしまった…
☆★★★★(残り四回)


壊れていないドアは不二咲さんの入り口のドアだ!
なんも関係ないな…
うーん…
何で何を論破しようか?

>>115

だからこの議論なんの意味あんの?
ドア開けてすぐ刺されてないのは最初に証明されてんのにまた十神がその間違ったことをどや顔で言ってるし
これ本当に前と同じ作者か?
他人のネタパクってるだけの頭の悪さ感じる

【シャワールームの浴槽】に【不二咲の部屋】

>>115

十神「…お前は何を言っている?」

十神「所詮その程度の愚民ということか」

し、しまった!
皆の印象が悪くなってしまった…
☆★★★★(残り四回)

本当に犯人はあの騒ぎで合流したんだろうか?
もし合流したならあの時あれがついてるに集まったときに気付くはずだ…

何で何を論破しようか?

>>118

>>114 わりー「その場」なしで

シャワールームの浴槽に浴槽の血痕

ksk

   、                    ,   ´ ̄ ̄\___, ヘ、
   \      厂\        ̄ ̄ ̄\ . : : : :/. : : : . .
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ヽ、    ,.ヘ    |    \      _/ / . : : : : /   /. : : : : : : . .
、__,二二.、_丿   l ∧  \     ̄ ̄厂. : : : / .:ト /. : : . \ : : : : : : . \
  ,-、_, ヘ   / /   \  \_,  / . : : :/  /: :| /∠二、: . \: : : .\: : .\
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>>118


【論破!】

苗木「それは違うよ!」

苗木「ねぇ…犯人は本当にあのときドサクサに紛れて合流できたのかな?」

十神「ほぅ…面白い。そう思う理由をいってみろ…」

苗木「シャワールームの浴槽とその扉の両側のドアノブに血痕がついていたんだ…」

苗木「もし犯人がドサクサに紛れて合流できても手には血痕がついてるハズだよね」

十神「なに…?」

朝日奈「あの時はたしかに混乱してたけど…さすがに血とかついてたら気付くよね…」

葉隠「でもあの時そんな奴はいなかったべ…ついてたら余裕で気付くハズだべ…」







十神「ほう…なら何故、浴槽のドアノブに血痕がついているのに…」

十神「出入り口である不二咲の部屋のドアノブには血痕がついてないんだ?」

苗木「うーん、手袋とかを持ち込んだとか…」

十神「なら血痕など最初から残らないだろう…」

霧切「浴槽から出たときに不二咲さんの服を使えると思って彼女の服の一部で血をつけることなく部屋を出たんじゃないかしら…彼女は下着をつけてなかったわ…」

霧切「殺害時間は夜時間…シャワーの水もでない…」

霧切「もし7時以降にも部屋に潜んでいたなら血痕を洗い流すハズよ…」

霧切「つまり犯人は夜時間の間には部屋を出ていたのよ」



まだかな

【議論開始!】

セレス「犯人は【夜時間の間に部屋を出たってことは十分、分かりましたわ…】 」

セレス「ではみなさんのアリバイの話でもしませんか?…」

腐川「わっわたしじゃないわよ…【私は部屋で白夜様の事を想いながら寝てたわ…】 」

十神「気持ちの悪いことはやめろ。【オレは部屋で寝ていた証明はできん。】 」

葉隠「【オレっちも部屋で寝てたべ。】 ってか夜時間はみんな外出禁止ルールだべ!」

葉隠「だから夜時間のみんなのアリバイの証明なんて無理だべ!」

桑田「おっおいどうすんだよ!フリだしに戻っちまったぞ!」

桑田「このままだと全員処刑じゃねーか!」

朝日奈「【誰か手がかりとかないの?】 」


何か議論してない物が何かあるハズだ・・・
>>125

正直こいつは同じネタで書いてた奴とは別人だろ
sagaも知らない
SS速報で書いたことあるやつなら明日残ってたらとか頭おかしいこと言わない

【誰か手がかりとかないの?】で【凶器の在処】

ぐうの音も出ない論破を見た気がした

もう終わり

まだかなー?

最後までやって

続きはまだかね?

C=07エリアにある中型デパートでは、プログラム破壊計画グループの面々が右往左往していた。
「ねぇ、藤馬ちゃん! どっかに台車ないかなぁ?」

「ああ、それ1階の食品倉庫にあった気が…
 つーかどうせ階段では、“ソレ”は自分で運ばなきゃなんねぇだろ?」

「階段までは使えるっしょ、持って来てくれたらうれしいなぁ!」

「女の子に力仕事させらんないしなぁ… わかった、持って来るわ」

2階のガーデニング用品売り場では、稲田藤馬(男子4番)と濱中薫(女子14番)が汗だくになりながら力仕事をしていた。

一方1階では、不破千尋(男子17番)が食料棚の下の方を物色していた。

「不破、“アレ”農協にありそうだったけど…
 住宅の方まで行かなきゃならないっぽいぞ!」

入り口のドアが開き、外に出ていた斎藤穂高(男子8番)が入ってきた。
千尋は買い物篭を持って立ち上がり、穂高のもとへ行った。

「やっぱり? まあ仕方ないね。
 わざわざ外出てもらって悪かったね。
 じゃあ、“アレ”入れられそうな入れ物探してくれない?」

「わかった。 そっちは順調かい?」

「まあボチボチだね。
 とりあえず今は昼飯の準備中、インスタントは好きじゃないんだけど」

千尋の籠の中にはカップラーメンが数個転がっていた。
穂高は「楽しみにしているよ」、と階段を上って行った。

そして、管理モニター室の側に置いてある監視カメラで撮った映像が映るテレビの前で、姫川奈都希(女子15番)は考え事をしていた。

ここでプログラム破壊の準備をするのはいいんだけど…
今こうやってぼんやりしている間に、“あの人”が危険な目に遭ってるかもしれないと思うと…
でも、見つけるあてもないし…
薫を連れて回るのは多分危険だし…

奈都希は溜息を吐いた。
上の階から微かに薫の声が聞こえる。
元々声が大きいから、普通の喋り声でも聞こえてしまう。
しかし、それで良いと思う。
薫には元気な姿が何よりも似合う。
ずっと元気に笑っていてほしいから、危険な目には合わせたくない。

因みに、千尋たちは今それぞれ探し物をしている。
それは、千尋が宣戦布告をした少し後に遡る。

最後までやれよ!

終わりじゃないよな?

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