コンマで短編SSを書くスレ【咲-saki-】 (51)

コンマ表に従って 咲-saki- の短編SS書きます
自由指定もありますので、好きなキャラを書き込んでもらえると助かります
リストにないキャラは採用しないかもしれません、あしからず

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373544026

(サンプル)

49 佐々野 いちご
61 戒能 良子


某ブログから圧力がかかってきた気がするので、とりあえずこの組み合わせで書いてみました

【未来のために】
-全国大会 Bブロック2回戦

「ここで和了したのは、またしても姫松の愛宕洋榎です」
「姫松は中堅にエースを据えますからね、それだけの実力が彼女にあるということですね」


「……暇じゃの」

テレビから流れるインターハイの様子を、佐々野いちごはぼーっと眺めていた

チームで個人戦に出るのはいちごだけ。他のチームメイトは団体戦の敗退が決まると早々に広島に戻った
一緒に戻るという選択肢もあったものの、一度東京を離れてしまったらまた戻ってくる自信はなかった

「…ちょっと外を歩こう」

テレビに出てくるのは、自分がチームを負けに導いてしまったその原因
始めこそなんとか見ようとも思ったけれど、やはり無理だった

気晴らしに外を歩けども、何か目的があるわけではない
というか夏の日差しが容赦なく肌を焼き、ますます気力を奪っていく…

(テレビを消して寝取った方が良かったかいの…)

外に出ても家電屋のテレビや、街のモニターがインターハイの様子を映し出す
結局、外に出ても逃げ場にはならなかった

ドン!

ボーっと歩いていたいちごは、誰かとぶつかってしまう

「ソーリー」
「すまんの、ぼーっとしとった」

そしていちごは驚愕する
ぶつかったのは麻雀を打つ者ならだれもが知っているであろうプロ雀士だったから

「か、戒能プロ!」
「あー、えっと。確か、佐々野さん?」

お互いに驚き、そのことにいちごは小首を傾げた

「なんでプロがちゃちゃのんのこと知っとるんじゃ?」
「1回戦を見てたので」
「……うっ」

プロの前で悪態は付けない。でも思わず顔をしかめてしまう
その様子を見て、良子はいちごの手を取った

「ぶつかってしまったお詫びに、お茶でもどうですか?」
「いや、こっちも不注意じゃったからっ」
「ここは大人の顔を立てるところですよ」

そう言って強引に近くの喫茶店に連れ込まれてしまう

「案外強引な人なんじゃの…」
「んー、ほっておくと麻雀を嫌いになるどころか、恨んでさえしまいそうな顔をしていたので」
「………」

何も言い返せず、いちごはうつむく
確かに、もう何日かすれば個人戦が始まる。けれど、いちごはまともに戦える自信はなかった
そこで惨敗すれば、もう麻雀はやらないと思っても不思議ではない

「誰かが勝てば誰かが負ける、そういう世界ですから、無理に慰めるつもりもないですけど」

そこでアイスコーヒーを少し口に運び、続ける

「そういうことも含めて麻雀だと思って楽しんでもらえる、そうであればいいと思います」

いちごはじっと良子の顔を見る。あまり表情に変化はないが、それでも自分を心配してくれているのは伝わった

「……そんなすぐには、楽しめそうにはないです」
「ええ、ゆっくりでいいと思いますよ。…ところで一つ提案があるのですが」
「…なんじゃいの?」
「私、これから姫松にレッスンに行くことになっているのですが、ご一緒しませんか?」

悪意のない微笑みを浮かべる良子に、いちごはため息をつく

「…それはさすがに、ノーウェイじゃのう」
「ノーウェイ、私のセリフを取らないように」

【コンマ表、およびルール】


00 [自由指名]  01 宮永 照  02 井上 純  03 福路 美穂子  04 本内 成香
05 片岡 優希  06 辻垣内 智葉  07 [自由指名]  08 津山 睦月  09 神代 小蒔
10 松実 玄  11 [自由指名] 12 小瀬川 白望  13 園城寺 怜  14 花田 煌
15 小走 やえ  16 上重 漫  17 [自由指名]  18 椿野 美幸  19 吉留 未春
20 安河内 美子  21 弘世 菫  22 [自由指名]  23 沢村 智紀  24 エイスリン

25 染谷 まこ  26 真瀬 由子  27 [自由指名]  28 松実 宥  29 二条 泉
30 妹尾 佳織  31 狩宿 巴  32 依藤 澄子  33 [自由指名]  34 佐々野 いちご
35 江口 セーラ  36 古塚 梢  37 [自由指名]  38 渋谷 尭深  39 国広 一

40 江崎 仁美  41 愛宕 洋榎   42 新子 憧  43 鹿倉 胡桃  44 [自由指名]
45 竹井 久   46 蒲原 智美  47 [自由指名]  48 滝見 春  49 福与 恒子

50 村吉 みさき  51 針生 えり  52 南浦 数絵  53 荒川 憩  54 夢乃 マホ
55 [自由指名]  56 対木 もこ  57 [自由指名]  58 野依 理沙  59 小鍛治 健夜
60 瑞原 はやり  61 戒能 良子  62 三尋木 咏  63 藤田 靖子  64 森垣 友香
65 白水 哩  66 [自由指名]  67 [自由指名]  68 臼沢 塞   69 ダヴァン
70 鷺森 灼  71 薄墨 初美  72 原村 和  73 龍門渕 透華  74 船久保 浩子

75 東横 桃子  76 亦野 誠子  77 【カプ指名】  78 愛宕 絹恵  79 愛宕 雅枝
80 熊倉トシ  81 赤阪 郁乃  82 赤土 晴絵  83 ネリー  84 安福 莉子
85 鶴田 姫子  86 大星 淡  87 [自由指名]  88 [自由指名]   89 清水谷 竜華
90 石戸 霞  91 姉帯 豊音  92 末原 恭子  93 加治木 ゆみ  94 池田 華菜
95 天江 衣  96 高鴨 穏乃  97 [自由指名]  98 宮永 咲  99 [自由指名]

ぞろ目・下一桁7の場合は、自由に指名できます
77の場合は、カップリングを指名できます(もう一方のコンマは無効化されます)
2つとも77だったら、両方書きます



○ 同じキャラは1回まで
○ 1回書かれたら、そのキャラのコンマは≪スレ終了≫に変更する
○ ≪スレ終了≫を踏んだら終了。踏んだ場合、自由指定をしてもらい、そのSSで最終とする

○ 77の場合は、カップリングを指名できます(もう一方のコンマは無効化されますが、2回とも77ならどちらも有効)
○ 77が出た場合、≪スレ終了≫はすべてリセットされる

○ 自由指定での指定はカウントしない
 01 宮永 照 → 01≪スレ終了≫
 となっても、自由指定で照を指定するのは可能

○ ≪スレ終了≫を踏まなくてもこのスレがいっぱいになったら終了

下手すれば2回で終わりますし、延々終わらないかもしれませんが、気分転換におつきあいください


●短編SS (【コンマ表、およびルール】>>4

↓1×↓2

@

a

25 染谷 まこ
74 船久保 浩子

また渋い組み合わせ来たなぁ…

【腹の探り合い】

-準決勝前日

浩子「鷺森、あと少しで傾向をつかめそうなんやが…」ブツブツ

まこ「まったく、咲のやつ、すぐ迷子になりおって…」ブツブツ

浩子(ん、どこかで見たことある顔やな?)

まこ(ん、なんじゃ、こっち見とるけど?)

浩子「失礼ですが、清澄高校の方ですか?」

まこ「確かにそうじゃが…。お前さんは?」

浩子「千里山女子の船久保いいます、よろしゅう」

まこ「千里山じゃと?」

まこ(確か反対側のシード校じゃろう…。なんでそんな高校が話しかけてくるんじゃ?)

浩子「そないに驚くことでもありませんが…」

まこ「いや、その千里山がウチみたいな弱小校に何の用があるんかと思うてな」

浩子「…弱小、ね。1回戦で中堅で試合を終わらせ、永水や姫松を抑えて2回戦トップ通過した学校が弱小とでも?」

まこ「そりゃあ、千里山に比べたら格も実力も落ちるじゃろ?」

まこ(ほんとに何の用なんじゃ? それとも、偵察か何かか??)

浩子(なんや不要に警戒されとるな…。初対面でいきなり重要な情報を聞き出せるとは思っとらんけど、無駄に警戒されるのもな…)

浩子「そんなに気をはらんでもええですわ。同じ高2なんやし、少しくらい雑談しても罰当たらへんとちゃいますの?」

まこ「ほう、タメじゃったのか」

浩子「それに、誰か探してるようやったんで、心当たりがあるかもしれへんし」

まこ「わしのことを知っとるなら、ウチの大将の宮永咲も当然知っとるじゃろう?」

浩子「今年は1年生の大将が結構多いのも興味深いと思うとるんで、当然チェックしとるけど」

まこ「その咲は、ひどい方向音痴でな。もう何度迷子になったか分からんのじゃ」

浩子「ほほう…」

浩子(ふふふ、なるほどなるほど。宮永咲は方向音痴と。正直役に立つデータとは思えへんけど、後になって何が役に立つか分からへんからな)

まこ(なんじゃ、急に雰囲気が変わりおった??)

浩子「なんなら人海戦術とったってもええですよ?」

まこ「人海戦術、じゃと?」

浩子「まさに。応援に来ている部員を動員して探させるんですわ、清澄の大将であればすぐに顔写真のデータ送って手配かけることも可能っ」

まこ「それは大変ありがたい申し出じゃが…」

浩子「何か不満でも?」

まこ「お前さんを見とると、どうもタダとはいきそうも無い雰囲気を感じるんでな」

浩子「人の厚意は素直に受けたらええのに」

まこ「…その心は?」

浩子「その清澄の大将を見つけるために、詳しく話を聞かせてくれはったらスムーズに発見できるんやけどなー」ニヤリ

まこ「…食えんやつじゃの。まあええ、じゃが言えないことは言わんからの」

浩子「それで結構ですわ。美味いデータを期待しとります」

まこ「まったく、高くつきそうじゃの…」

難しかった…


●短編SS (【コンマ表、およびルール】>>4
◇25、74はスレ終了

↓1×↓2

九州勢がいいな

>>11
07なので自由指名どうぞ
新道寺でも書きますが、方言は適当です

安価↓

居ないようなのでポチっな

>>11IPS!? 

07 [自由指名]
04 本内 成香

とりあえず指名待ち
ID:iPS しかもちゃんとiが小文字、すげぇ

>>11です、姫子でお願いいたします

07 [自由指名] →鶴田 姫子
04 本内 成香

指名了解しました
しかしまあ、どうしようこれ…

本内さんいいよね

【修学旅行にて】
成香「修学旅行で九州は福岡に来ました。素敵です」

成香「ただ、迷子になってしまいました…。怖いです」

成香「揺杏ちゃんはどこに行ってしまったんでしょうか…」メソメソ

姫子(ん、あれは確かインハイに出ててた有珠山高校の制服?)

姫子「なあ、そこの人?」

成香「はいぃぃぃ! ご、ごめんなさいごめんなさい」ガクブル

姫子「そ、そんなに怯えんでも…」

成香「そ、そうですよね。ごめんなさい」プルプル

姫子(なにこの小動物、可愛いかね)

姫子「その制服、北海道の有珠山の制服と?」

成香「制服と、何ですか?」

姫子「いや、えっと…。有珠山高校の制服ですか?」

成香「は、はいそうです…。でもなんでそんなこと知ってらっしゃるんですか。まさか制服マニアさんですか、怖いです」

姫子「マニアやなかと。全国大会に出よっと?」

成香「…全国大会で、ヨット?」ハテ?

成香「私、ヨットになんて乗ったことないです」プルプル

姫子「あー、えっと。全国大会に出ておられましたよね?」

成香「ヨットの全国大会になんて出てません。麻雀なら出ましたけど」

姫子「えー、その。私も、麻雀の全国大会に、出ていたんですよ」

成香(なんでしょうかこの方、すごくカタコトな日本語…。留学生の方なんでしょうか。私英語なんて出来ないです)ジワ…

成香(揺杏ちゃぁぁぁぁぁぁん、どこにいるんですか…)

姫子(ええぇぇ、ちゃんと標準語でしゃべりように、なんで涙目になりよーと??)

姫子(ぶちょー、私どうしたらよかですか…)

成香「あ、あいきゃんすぴーくじゃぱにーず、おんりー」

姫子(ええええ、今度は英語???)

姫子「み、みーとぅ」

成香(あ、あれ。みーとぅ、ってことは、この方も英語を喋れないってこと??)

成香(じゃあ、いったい何語で喋ったらいいんですか…。もうさっぱり分からないです。もう北海道に帰りたいです)プルプル

姫子(ああもう、どうやって喋ったらよか!)


煌【困ったときは、すばらと言えば大体解決するものです。すばらっ!】


姫子(ええい、もうダメ元やけん!)

姫子「すばらっ!」

成香「え?」ビクッ

姫子「こうして北海道の人と出会えたこと、すばら! 今日はどこへ行くんですか、すばら!」

成香(なんだかよく分からないけど、素晴らしいってことでしょうか…)

成香「えっと、修学旅行で来たんですけど、はぐれてしまって」

姫子「それはすばらくない。すばら」

成香「え、どっちなんですか!?」

姫子「すばらはすばらやけん!」 (強引に了)

難しかった…(2回目
ただ成香ちゃんはかわいい、うむ


●短編SS (【コンマ表、およびルール】>>4
◇04、25、74はスレ終了

↓1×↓2

ほい

ふう

緊急発信

12 小瀬川 白望
18 椿野 美幸

もー、なんでさっきから反対のブロックの組み合わせばっかりなのもー!
さて、どうしたものか…

【クイズです】

-抽選会当日

白望「ダル…」

胡桃「シロ、とっとと行くよ!」

白望「ホテルで寝てていい?」

胡桃「ダメに決まってるでしょ!!」


-抽選会場

白望(とはいえ、抽選会では立ってなきゃいけないとかダルいから、抜け出してきたけど…)

白望(さすがにまずいかな…。でもどこかに座らないとダルいしな。あそこに座ろう。ちょうどモニターも見えるし)

美幸「もー、抽選会とかめんどくさいよねもー」

白望(…なんだか騒がしい人が来たな)

美幸「あれー、あなたもサボり?」

白望「サボりとは心外。ダルいから休んでるだけ」

美幸「そうだよね、もー。私もダルいから休んでるってことにしよっと」

白望(…よくしゃべる人だな)

美幸「ねぇねぇ、どこの学校なの?」

白望「…岩手」

美幸「へー、岩手かー。小沢一郎発祥の地だよね?」

白望「なんで岩手と聞いてその人が真っ先に浮かぶか知らないけど…。あと発祥の地とか言われても」

美幸「つい最近までなまはげが岩手だと勘違いしてたとかそういうことはないんだからね、もー」

白望(なにこの人、めんどくさいよもー…)

美幸「じゃあ私の学校はどこだと思う?」

白望「神奈川?」

美幸「ブブー。さあ、制限時間はあと1分! 正解できないと罰ゲームだよもー」

白望「はぁ、それはダルいね…。ちょいタンマ」

美幸「お、考えてるね、ほらあと50秒だよ」

白望(……東北には疎いからこの北ではない)

白望(あんまりおしゃれとかには興味ないけど、それでもこの人が気を使っているのは分かる。都市部、またはその近郊、かな)

白望(神奈川は違った。東京は白糸台と臨海だから違うのは分かる。関東でも無いかな。愛知、または大阪近辺)

美幸「あと30秒ー。ねえ、とりあえずあてずっぽでもいいから適当に言ってみてよ。黙ってるとつまらないし…」

白望(よし、決めた)

白望「…兵庫」

美幸「うわ、すごいよもー。なんでわかったの??」

白望「それより、正解したからあなたが罰ゲームね」

美幸「へ?」

白望「だって、私が不正解だったら罰ゲームなのに、正解だったら何もないのはおかしいでしょ?」

美幸「え、そうだねぇ…」ダラダラ

白望「さて、何をしてもらおうかな?」ニヤリ

美幸「あー、抽選始まっちゃう、行かなきゃ!! じゃあねー!」スタタタ

白望「逃げた…。まあいいや、ダル…」

なんだかよく分からないことに
とりあえず今日のところはここまで


●短編SS (【コンマ表、およびルール】>>4
◇04、12、18、25、74はスレ終了

↓1×↓2

美穂子

ほい

27 [自由指名]→福路 美穂子
96 高鴨 穏乃

やったよ、やっと接点があるよ
それではまた明日

【別れて、出会って】

-蒲原さんのお婆ちゃんの別宅にて


穏乃「皆さん、強いですね!」

美穂子「いえいえ、私なんてまだまだよ」

穏乃「そんなことないです、すっごく強いですよ」

穏乃(和はこんな人たちを相手に戦ってきたのか…。龍門渕の人たちといい、長野ってとんでもないところだ。でもっ!)

穏乃「うおおおお、燃えてきたぁぁ。待ってろよ、和!」

美穂子「和? もしかして、原村さん?」

穏乃「え、和のこと、知ってるんですか!?」

美穂子「ええもちろんよ。一緒に合宿もしたのよ」

穏乃「そうですか、早く会いたいなぁ」

美穂子(…同じ学年だから憧れているとか、そういうことなのかしら?)

美穂子(それとも、過去に対局したことがあって、決勝までいけば再会できるのかしら?)

美穂子(もしそうなら、私と同じなのかもしれない…)

美穂子「原村さんと最後に打ったのは、いつ?」

穏乃「えっと、中1の途中で長野に行っちゃったから、もう3年もたつのか」

美穂子「3年前…。私も3年前の大会でね、とっても印象に残った打ち方の人がいて、高校に入ったらその人に会えるんじゃないかって思っていたの」

穏乃「…会えなかったんですか?」

美穂子「まだ風越が連覇をしていた頃だったから、あんなに強い人なら風越に来ると思っていたの」

穏乃(奈良で言うところの、晩成みたいなところなのかな…。憧も、本当なら阿知賀には来なかったんだし)

美穂子「けれど風越にも、それどころか公式の大会にも名前が無くて…」

美穂子「もう麻雀を止めてしまったのかもしれないと諦めかけてた」

穏乃「じゃあ、どこで会えたんですか?」

美穂子「清澄高校の3年生、竹井久さん。その人が、私が会いたい人だったの」

穏乃(清澄、和のいる学校)

美穂子「清澄は去年までは団体戦にも出れないほど人数の少ないところだった。でも、原村さんたちが入って今年ようやく大会に出来ることができた」

穏乃「うわぁ…。下手したら、和は団体戦に出れなかったかもしれないってことですか」

美穂子「そうね。そしたら、私も竹井さんに会うことはなかった」

穏乃「何か、縁があるのかもしれませんね」

美穂子「そうね。だからこそ、こうして私と高鴨さんもこうやって出会うことができたのかもしれないわね」

ゆみ「お取込み中悪いが、そろそろ切り上げるぞ」

穏乃「え、もうそんな時間ですか!」

美穂子「ごめんなさいね、明日は清澄の応援があるから」

穏乃「いえ、私たちは明日も目いっぱい練習するんで、清澄の応援よろしくお願いします!」

美穂子「大丈夫、負けたりなんてしない」

穏乃「そうですよね! 私たちも、絶対に決勝まで勝ち進んで見せます!」

接点があっても難易度は大差なかった
そろそろリセットがかからないと終わるかも…


●短編SS (【コンマ表、およびルール】>>4
◇04、12、18、25、74、96はスレ終了

↓1×↓2

ほい

優希

それ

40 江崎 仁美
50 村吉 みさき

これは…(絶句

なんたる…

【羊先輩、参院選を斬る】

みさき「本日のゲストは、著書【なんもかんも政治が悪い】が大好評発売中の、江崎仁美さんです」

仁美「よろしく」

みさき「参院選挙が間近となりましたが、今回の選挙の争点はどこにあるのでしょうか?」

仁美「なんもかんも政治が悪い!」

みさき「本の宣伝とかそういうことを聞きたいんじゃなくてですね、争点を教えてください」

仁美「そもそも、争点とは何なのかちゅーところから遡る必要がある」チュー

みさき「ろくに解説をしていないのにいきなりドリンクを飲み干すのはどうなんですか?」

仁美「…いちいち細かいアナウンサーっちゃね」

みさき「それで、争点は?」

仁美「そもそも、マスコミ連中が騒どるようなツモノミクスとかは争点やなかとね」

みさき「なるほど、それで争点は?」

仁美「順番に解説するけん、少しは落ち着くと」

みさき「生放送であまり時間ありませんから手短にお願いします」

仁美「はっ、まったくこれやけんマスコミは信用ならんと。時間を区切ってこちらの言いたいことを碌に言わせず、結局はマスコミのいいように結論をもっていく、それがお前らのやり口やけん!」

みさき「…そこまで言われるならなぜ番組に出演しますか?」

仁美「ギャラのために決まっとー。お前らマスコミから少しでも金を搾取するのが真の目的よ」

みさき「で、とりあえず争点をお願いします」

仁美「あくまで争点を聞くのか…。なかなか見上げたプロ根性やけん」

みさき「そういうの必要ありませんから、争点をお願いします」

仁美「所詮選挙なんか、多数派のお祭りに過ぎない! 少数派の諸君、私に一本電話を入れてくれ!」

みさき「そういう使い古されたのいいですから、争点をお願いします」

仁美「少しはノリツッコミとかなかと?」

みさき「さっきも言いましたが時間がないんです」

仁美「はぁ…」

みさき「ため息をつきたいのはこちらです!」

仁美「分かった分かった。じゃあ言うけん」

みさき「はい、手短にお願いします」

仁美「今回の選挙の争点は…



ピンポーン

「このあとは!」

「原村和の、10人のオカルトを見破るまで帰れま10!」

なんだこれ…
こんな組み合わせ、なんもかんもコンマが悪い!


●短編SS (【コンマ表、およびルール】>>4
◇04、12、18、25、40、50、74、96はスレ終了

↓1×↓2

ほい

ふん

22 [自由指名]→鷺森 灼
94 池田 華菜

指名了解しました
さっきの穏乃、美穂子と同じパターンか
でも同じでもなぁ…

【次の伝説へ】

-蒲原さんのお婆ちゃんの別宅にて

華菜「ツモ、8000オールだし!」

灼(早い巡目でこの打点は脅威的…)

華菜「ん、どうしたし? 華菜ちゃんの打ち方に見とれたかぁ?」

灼「うん…」

華菜「え?」

灼「もっと見たい…」

灼(ただ運がいいだけなのか、それともそういう能力があるのか、私も見極められるようにならないと)

華菜「な、なに言ってるし。華菜ちゃんはキャプテン一筋だし」//

灼「いいから、もっと見せて…」

華菜「お、おお、おう。じっくり見るといい!」

灼(見抜いてみせる…)

華菜(な、なんだし。なんかすごっく見られてるし)

灼(ハルちゃんは指先の動きまで見逃さない、きっとあの髪の毛が猫の耳みたいに動くところに秘密があるに違いな…)

華菜(ん、私の顔を見てる。そんな真正面から見られるとなんか照れるし…)

灼(さっきと違ってあまりピンとしてない気がす…)

華菜「あ、あんまりじろじろ見るなよなぁ」タン

桃子「あ、それロンっす」ユラッ パタン

華菜「うにゃあ!」

灼(なるほど、やっぱりあの髪の毛が猫の耳みたいになっているのが指標に違いな…)

灼(大物手を張るときは耳がピンとする。そうでなければそこまでピンとしない)

灼(よし、やってみる)

華菜(ん、顔を見なくなった?)

華菜(まったく、あんなにじっと見られたら集中できないし…。でも、あのくらいのプレッシャーで動揺するとか華菜ちゃんもまだまだだな…)

灼(…今回もあまり耳がピンとしてない。行ける)

灼「リーチ」

華菜「ポンだし!」

灼(えっ)

華菜(急所が鳴けたし、これで華菜ちゃん逆転狙えるし!)

灼(そんな、鳴いてから元気になった…)

灼(そうか、これは猫がキャットフードを与えられて喜ぶのと同じ原理!)

灼(すなわち、【喰い】によって調子が高まるということ…)

灼「不覚…」

華菜「ロン! 16000!」

灼「まだまだ、ハルちゃんみたいにはなれないのか…」ガックリ

華菜「ん、なんのことだし?」

結局同じ場面にしてしまった…


●短編SS (【コンマ表、およびルール】>>4
◇04、12、18、25、40、50、74、94、96はスレ終了

↓1×↓2

ほい

はい、

それ

78 愛宕 絹恵
85 鶴田 姫子

もしかしたら寝落ちするかもしれません…
どう書くかな

【やっぱり、ぶちょー(おねーちゃん)がナンバーワン!】
-個人戦3日目

みさき『F卓には好調をキープし現在4位の南大阪の愛宕。さらに、8位ながら4位とのポイント差はわずかな福岡の白水。奈良の小走、富山の寺崎の健闘にも期待したいところです』

理沙『きたいっ!』プンスコ


姫子「ああ、ぶちょーの試合が始まる。でももう席いっぱい」

姫子「あ、あそこ空いとっと。すみません!」

絹恵「え、はい」

姫子「隣、空いてますか?」

絹恵「ええ、大丈夫ですよ」

姫子「その制服は、確か姫松?」

絹恵「そちらは、福岡の?」

姫子「ええ、ぶちょーの応援に」

絹恵「それやったら私もおねーちゃんの応援やから、一緒やね」

姫子「おねーちゃん?」

絹恵「これから打つ姫松の人、私のおねーちゃんやの」

姫子「おねーちゃん?」クビカシゲ

姫子「……なんか、いろいろ似てなかね」

絹恵「あはは、よー言われるわ。おねーちゃんはお父さん似で、私はお母さん似やから」

姫子「そっか。あ、試合はじまる」

絹恵「おねーちゃん、ぶちかましたれー!」

姫子「ぶちょー、がんばってください!」

姫子「」ビビクン

姫子「ふきゅっ」

姫子(え、なんで個人戦やのにリザベーション…。油断してたから変な声出よっと)

絹恵「どうしたん、変な声だして? ちょっと顔赤いけど大丈夫??」

姫子「だ、大丈夫」

絹恵「ならええけど」


洋榎『ほな、出鼻くじきリーチ!』

みさき『姫松愛宕選手、良形3面張での先制のリーチです。他の3人は追いかけるには苦しいか?』

哩『…リーチ』

みさき『おっと、新道寺白水選手、カンチャン待ちで追いかけた』

理沙『むちゃリー!』


姫子「ぶちょー?」

姫子(確かに今8位のぶちょーは、決勝卓に残るには多少は無茶しないといけない。なら、リザベをかけたのは、絶対にあがるって気持ちの表れ?)

絹恵「あの手でリーチ…。でもおねーちゃんの方が待ちが広いし、勝てるはずや」


やえ『ツモ、300・500』


絹恵、姫子「え、そっち!?」

絹恵、姫子「でも、次はぶちょー(おねーちゃん)が上がる!」

案の定寝落ちした
そろそろリセット来ないと終わりそうな雰囲気


●短編SS (【コンマ表、およびルール】>>4
◇04、12、18、25、40、50、74、78、85、94、96はスレ終了

↓1×↓2

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