エレン「夏だ!川だ!祭りだ!」(133)

初投稿となります。

キャラ崩壊注意。

では、いきます。

訓練終了後

キース「貴様らもわかっているだろうが、これから3日間の休日に入る!なお、

このような連休は1年間にこの一回だけだ。各自悔いのないように休日を満喫

しろ!解散!」

アルミン「どうしようかなぁ~、連休かぁ~。エレンはどうすr」

アルミン「あれ?エレンはどこにいったのかな?」

アルミン(確かにさっきまでエレンはいたのに、どうしたのかな?これじゃ予定たてれないじゃん!!)

寮前

アルミン(結局エレンを探したけどいなかったな。)

アルミン(もう、寮に着いちゃったよ。先に入って待ってようかな。)ガチャ

―――――タッタッタ――タッタッタ――――――――

アルミン(え、足音が聞こえる!?)サッ

僕は咄嗟に物陰に隠れた。

アルミン(誰だろ、もうすぐ夜なのに、みんな戻ったはずなんだけどな。)ブルブル

アルミン(来た!!)

冷や汗がほほをつたった。

アルミン(あれは、エレン?)

目を凝らすと、エレンが、手をチョップの形にして全
速力で走ってきた。器用に親指で何かをはさんでいた。細長いものだった。

エレン「ハァ、ハァ、ハァ」

寮前に着くと彼は段差に座り込んだ。すると、ポケットから何か光るものを取り出した。

アルミン(あれは、ナイフ!?)

彼はナイフを取り出すと、おもむろに持ってきたものを削りだした。

エレン「…………シャク………シャク………」

壁|ミン「」ジーーーー

壁|ミン(かれこれ、10分ほどこの状態だ。もう、声をかけたほうがいいだろうか?)

エレン「…………シャク………シャク………」

壁|ミン(よし!いくぞ!)ヒョコ

アルミン「エレン!!」

エレン「お!アルミン、どうした?………………シャグ」

アルミン「エレン、なに削ってるの?」

エレン「見て分からないか?木の棒だよ、正確には枝か?……………シャグ」

アルミン「そうだよね。見ればわかるよね」

アルミン(僕が見ているものは間違っていなかった。でもなぜ?そして、さっきから削るときになにを言ってるんだこいつは?)

アルミン「エレン、さっきから何削るときに言ってるの?」

エレン「なにってそりゃあ……………シャグだろ!」

エレン「アルミン本当に大丈夫かよ?」

アルミン「なんで削ってるの?」

エレン「そのことは、飯のときにでも話すよ」ニコッ

アルミン「分かったよ、じゃあ先に戻ってるよ」

エレン「俺ももうちょっとしたら戻るから。」



アルミン「エレンはいったいなにをするつもりなのか」ブツブツ

ガチャ


ベルトルト「アルミン、お帰り。遅かったね。」

ライナー「…………」ペラ

アルミン「ただいまベルトルト、エレンの考えていることは時々分からなくなるよ」ハァー


ベルトルト「そんなこともあるって、僕もライナーの考えているが分からなくなるよ。現に今だって……」


ライナー「ふむふむ」ペラ

ベルトルト「そんなこともあるって、僕もライナーの考えていることが分からなくなるよ。現に今だって……」、でした、すいません。


アルミン「ライナーはなに読んでるの?」ヒソヒソ

ベルトルト「なんかファッション雑誌みたいだよ。」ヒソヒソ

アルミン「ライナー、服に興味があったの!?」ヒソヒソ

ベルトルト「表紙見てみ」ユビサシ

アルミン「soldierって書いてあるね。表紙はモデルの女の子かな?二人組みで笑ってるね。で、え~と、うたい文句が」

『夏☆着倒し☆着まわし宣言!!超美人メイク始めました!!』

アルミン「………」

ライナー「………」ペラ

パタンッ

ライナー「ふぅ~、今月号もモデルちゃんが可愛かったな」

アルミン「ファッションに興味があったんだね、ライナーは」

ライナー「お!アルミン帰ってきたのか、貸してやろうか?」ニヤァ

アルミン「いや、いいよ。男物ならまだしも女物はいらないよ。」

ガチャ

ベルトルト「あ、エレンお帰り。」

エレン「おう、ベルトルト。もう飯だろ早くいこーぜ。ほら、ライナーとアルミンも」

今日はこれくらいで一旦終了です。

乙!期待

>>19さんありがとうございます。
今日は夜来れないので先に投稿しときます。

食堂

エレン「ちょっとおそかったなー、席は…………ミカサがとっといてくれたか」

ミカサ「……………………」コッチコッチ

ストン

期待

アルミン「席とっといてくれてありがとうね、ミカサ。」

ミカサ「私たちは仲がいい、だから、礼を言う必要はない。」

アルミン「ハハ、ミカサらしいね。」

エレン「今日もパンが硬いな」

ミカサ「エレン、何で半笑いなの?」ジロッ

エレン「は?俺は半笑いなんかうかべてないぞ」

ミカサ「いや、今も半笑いをうかべてる」

アルミン「そんなことないんじゃないかな?」

アルミン(実際、エレンは普段どうりだし、ミカサの見間違いじゃ…………んっ?)

アルミン(よく見ると、顔の筋肉が痙攣してる?いや、だけど僕の見間違いじゃ………
      
      まただ。確かに時々、少しだけだが見えなくもない。

      ミカサという女性は本当に人間なのか疑いたくなる。)

ミカサ「エレン、何か隠しているのなら今吐いたほうがいい。

エレン「ハハッ、ナニイッテンダヨオレガカクシゴトナンカスルワケニャイ」

アルミン(ヤバイ、エレンが片言になってきている。助けないと!)

アルミン「ミカサはこの3連休どうするの?」

エレン「そ、そうだ、ミカサは、ど、どうするんだ」ダラダラ

ミカサ「そんなの決まっている。エレンと過ごす。」

エレン「お、おい!ちょっと待てよ、なんで俺ありきの休みになってんだよ」

ミカサ「逆に訊く、私の休みがエレンなしで成立すると思う?」

エレン「そりゃあ、いつもミカサと過ごしたけど………なぁ、アルミン」(<●>三<●>)カッ

アルミン「そそそsだよ、ミカサ、エレンだって男と遊びたいときがあるんだよ」

アルミン(なんかわからないけど今はエレンに従ったほうがいいと、僕の心がいっている!)

アルミン「それに、ミカサもほかの女の子ともっと仲良くなったほうが絶対良いって!!」

ミカサ「いいえ、エレンといれればそれでいい。なにもいらない。なにも望まない!!」グッ

アルミン(このままでは、ミカサに押されて負けだ。エレン、後は頼んだ。やはり、君が言うのが一番だ。)

アルミン「エレンもそう思わない?」ニコッ

エレン(アルミンの目が笑っていない。どうしたら………)

エレン「そ、そうだな。ミカサ、俺はみんなと仲良くしてるミカサのほうが良いと思うよ。うん、それがいい、それが……」ウンウン

ミカサ「エレンがそこまでいうならそうしよう。しかし、休みは三日もある。一日はほかの女に付き合うとして、残りの二日はどうする?分かっていると思うけど休日というものは兵士にとって、大切な大切な日ということは重々承知だということを踏まえてもう一度、エレン、あなたに問う。残りの二日はどうする?」

エレン「お、俺は………」チラッ

アルミン(ここで選択を間違えたら取り返しのつかないことになる。やるんだエレン)オヤユビグッ

エレン(かましてやるぜ、アルミン)

エレン「確か最終日は国王誕生日だったっけ。内地で屋台も出るとか言ってたし、国王祭一緒にいこうな?これじゃいけないか?」ニコ

アルミン(ぎこちない、しかし、これはミカサにとってはこれ以上のものはないはずだ。どうする?ミカサ?)

ミカサ「……………………」

エレ・アル(どうする!?)

ミカサ「わかった。それでチャラにしよう。」

エレン「チャラ?」

ミカサ「そう、チャラ。それは、ほかの女との買い物に付き合うことはこれでプラマイゼロ。あと、一日はどうするの?エレン?」

エレン「それは、当日決める。な、これでおしまい。じゃ、いくぞ、アルミン!」ダッ

アルミン「え、エレン、待ってよ!ごめんね、ミカサ」マッテヨー

ミカサ「…………………」ジー

サシャ「ミカサ、このパン食べても良いですか?」

ミカサ「もちろん、サシャ」ハイ

サシャ「?」パクパク

男子寮

エレン「ちょっと、みんな集まってくれ。」

コニー「どした、どした」

ジャン「なんだ、死に急ぎやろう」ニヤッ

エレン「そんなことより、聞いてほしいことがある。」フッ

エレン「俺はキャンプをしたいんだ!!」

アルミン「それが話しかったのか」ポン

アルミン(ならミカサにあんな態度とらなくてもよかったのに)

エレン「それに、ひとつ条件があるんだ。」

ベルトルト「条件ってなに?」

エレン「男だけでいきたいんだ!」

アルミン「男」

ベルトルト「だけでの」

ライナー「キャンプ」

ジャン「そんなところ行って何がおもしれえんだ?」

エレン「ジャンにはわからねえよ」

ジャン「何だと、テメー」イラッ

マルコ「ジャン、やめなよ。エレンもジャンを煽るなって、分かるだろ?」

エレン「マルコ悪かった。まあ、その後祭りも行きたいんだけどね。」

マルコ「今年の国王祭は花火が打ちあがるらしいね。綺麗なんだろうな~」

ジャン「マルコ、お前そういう趣味だったのかよ」

マルコ「花火なんてそう見れるもんじゃないし、期待しない?」キラキラ

ジャン「わかったから、そんな目でこっち見んな!」

ワイワイガヤガヤ

アルミン「エレン、祭りはもちろんミカサといくんでしょ?」

エレン「それなんだけどな、実際面倒くさいないか?これも、男同士で行ったほうが楽でいいと思わねえ?」

アルミン「さすがにそれじゃミカサがかわいそうじゃないかな。僕はミカサと行ったほうがいいと思うよ。」

エレン「そうかな、ま、それもキャンプ終わりに考えればいいよな!」

アルミン(エレン、そんなに物事を後へ、後へと先延ばしにして良いことはないと思うよ)

アルミン「もう、しーらない。どうにでもなれ」

エレン「?、その調子だアルミン!」

アルミン「場所はどうするの?」

エレン「よくきいてくれた、場所は立体起動の訓練中に川を見つけたんだ。結構開けてた場所だし、食料となるような魚と動物もパッと見いたからな。そこがいいと思うんだ。」

エレン「じゃあ、キャンプ行きたい人は誰だー」

コニー「俺は行くぞ、久々の肉が食える」

ライナー「面白そうだな、参加させてもらう」

ベルトルト「僕も行くよ」

アルミン「ジャンとマルコは?」

ジャン「け、行くはずねーだろ」フンッ

マルコ「ジャンもあー言ってるし、僕も行かないよ。」

ジャン「マルコも行きたきゃいけばいいだろ」

マルコ「ジャン(小声)」

ジャン「なんだよ、マルコ」

マルコ「なんか予定立ててるの?(小声)」

ジャン「あんなこと言った手前、いけるはずないだろう!(小声)」

マルコ「分かった。じゃあ、連休は祭りに向けて服を買いに行こう(小声)」

ジャン「服?なんでそんなもn「服を買えば!」

マルコ「服を買えば、ジャンに対する人の対応も変わる、絶対(小声)」

ジャン(何で服なんて買わなきゃいけないんだ?)

ジャン(似合った服を買う→ちやほやされる→ミカサが惚れる→結婚→めでたしめでたし)ウオオオオオオオ

ジャン「マルコ、お前天才だな!!」

アルミン「何そんなに盛り上がってるの?」

マルコ「いや、なんでもないよ」

エレン「じゃあ、行くのは俺含めライナー、ベルトルト、コニー、アルミンだな。わかった。」

エレン「あと、ひとつ、これだけはここにいる男全員に守ってもらう。絶対話すなよ!厳守だ。特にジャン、絶対話すなよ」

ジャン「なんで話しちゃいけないんですか?」ニヤニヤ

エレン「色々面倒になるからにきまってんだろ。頼むから」

エレン「じゃあ、明日から準備に入ろう、解散!!

女子寮

ミカサ「今日のエレン、どこかおかしかった。」カツカツ

ミカサ「あの反応、目の泳ぎ方、いつもと違った」カツカツ

ミカサ「やはり何か隠してる」

ガチャ

サシャ「あ、ミカサー!明日何します?クリスタたちと話し合ってたんですけど、内地に遊びに行こうってなったんですけど、ミカサも行きませんか?」

ミーナ「ミカサも行こうよ~」クイクイ

クリスタ「ミカサ全然付き合ってくれないんだから」グイグイ

ミカサ「わかった、わかったから二人とも手を離して」

ミーナ「やっと分かってくれたか。それにしても、全体重かけてたのにミカサびくともしないね」

クリスタ「ほんと。足浮かせてたのに、動かないし」

ユミル「ほんとにこいつは人間か?」ケラケラ

アニ「もう、ほんとに騒がしいやつらだね。」ウ~ン

ミーナ「あ、アニ起こしちゃった?」

アニ「この状況でおきないやつがいるの?」

ミーナ「アニも行くよ。ミカサ!」

アニ「私はなにも自分から進んでいくといったわけじゃないんだけど」

ミーナ「ほんとはあんなこと言って、内心超うれしいんだよ、かわいいよね」クスクス

アニ「ふんっ!」ゴロン

アニゴメンネ、モウイワナイ、ウルサイ、モウネル

サシャ「で、ミカサも行きますよね?」ニッコリ

ミカサ「わかった、行こう、エレンからも言われていたし。」

ユミル「あの死に急ぎやろうがなんて言ってたんだよ」ニヤニヤ

クリスタ「ユミル!そんなこと言っちゃだめだよ。ごめんね、ミカサ。で、エレンはなんていってたの?」

ミカサ「俺ありきの休みなんておかしいだろ、俺はほかの女と仲良くしてるミカサが大好きだ。いや、好きという言葉ではあらわせない、もっとなんかこう空気?いや、太陽または月?大地か?いややっぱりそr「ミカサ!」

クリスタ「話が一生続きそうだからとめたけど、本当にそんなこと言った?」

ミカサ「省略すればもっとほかの女連中と仲よくしろと。」

サシャ「エレンのおかげでもあるんですね。」

ユミル「だけどおかしくねえか、あいつがそんなこと言うなんて?」

クリスタ「そうかなぁ、エレンはミカサにほかの女子と仲よくしてもらいたいだけじゃないのかな?」

ユミル「あほか、なんかやましいことがあるにきまってんだろ。そうじゃなきゃ、こいつのこと気にかけるわけねーだろ。」

ミカサ「ユミル、それはどういう意味?」ギロ


ユミル「どういう意味ってそりゃあ、いつもお前のこと気にかけないあいつが珍しくおまえのことを気にかける、それに違和感を覚えるってことだよ。」

ミカサ「確かにエレンは私のことをほとんど気にかけない、しかし、エレンが私のことを好きになったのだと思う。だから、私のことを案じ、もっとおんn「ミカサ!」

クリスタ「本当にエレンが絡むととまらないね、ミカサは。仮定の話で、やましいことがあったとして、今日エレンは変わったとこなかったの?」

ミカサ「今日のエレンは確かに、にやけてたり、アルミンとアイコンタクトをよくしてたような」

ミーナ「アイコンタクトなんてよく分かるね。」ヒョコ

アニ「見てれば分かるだろ」

捏造じゃねえかwwwwwwww

ミーナ「アニは普通の女の子とちがうじゃん」

アニ「……」バッ

アニゴメンテ、フテネシナイデヨ、ワタシハフツウノオンナジャナイカラネ

クリスタ「向こうはおいといて、エレンは何か隠してると思うよ」

サシャ「何か面白いことが起こりそうな予感ですね」ワクワク

ユミル「まあ、どっちにしろ、そのうちあいつのことだからぼろがでるさ」

ミカサ「わかった、エレンをいつも以上みるようにしよう。」

クリスタ「話はこれで終わり!寝よう!」

オヤスミーーーーーーーー

ダカラアニゴメンッテ、イインダヨワタシハ…ワタシハ、モウホントニゴメンッテ

ユミル「まだやってんかよ」

今日はこれで終了です。緊張した。

おつです!

おつです!
ミカサ何か怖いな

おつ
アッカーマン通常運転ですね

乙!
年頃だし男だけで楽しみたい時期もあるしよく分かるわ

アニとミーナがなんかいいなw

レスありがとうございます。再開します。

休日一日目

エレン「おい、起きろよ!!」カーテンバサッ

アルミン「エレン…まだ日がそんなに昇ってないよ」ウ~ン

ベルトルト「まだ、ねてたいn」zzz

ライナー「今日は休日だぞ~」ゴロン

エレン「まだ寝てたいんかよ、しょーがねーなー、あと少しだけだぞ。もうちょっと明るくなったら起こしにくるからな。」

アル・ライ・ベル「あーい」zzz

エレン「コニーにいたっては起きようともしねえ」

コニー「………………」zzz

エレン「………」ジッー

エレン「こうしてやる」ジョリジョリジョリ

コニー「うわ!」ハッ

フトングルン

コニー「……………」zzz

エレン「結局寝るんかよ、いーよ、わかった、そうか、そうか、そんなにねたいか」

バタン

エレン「みんな寝すぎなんじゃねえかな」

ザッザッザッ

エレン「何しようか、ってここまで来たけど」

立体訓練場~森林~

エレン「今日はまず内地に行かないとな、あと倉庫でテントとかも確認しないとな。」

エレン「ちょっとまだ薄暗いな、よっと」ストン

エレン「切り株もいいもんだな、いすとはまたちがうすわり心地」

エレン「しっかし、教官には立体起動の許可どう取ろっかな」

エレン「今日内地にいったときになんか買ってこようかなぁ」

―――――――エレン―――――

エレン「!?」

エレン「嘘だよな、今……声が聞こえた、幽霊か?幽霊なのか?なんの恨みだ、何の恨みがあるんだよ!」

ガサッガサッ…………ガサッ

ミカサ「私だ、エレン」

エレン「ごめんなさい、ごめんなさい、なんかしらないけどほんとにごめんなさい、俺なんもできなくて、ごめんなさい……」

目を瞑って震えるエレン

ミカサ「?」

ミカサ「大丈夫エレン。私。」

エレン「ミ、ミカサ…?」ウルウル

ミカサ「そう、私。」ヨコニスワル

エレン「……なんだよ、ミカカサかっよ、イラナイイコトスンナよ」ブルブル

俯き手の震えをとめようとしてるエレン

ミカサ(エレンの手が震えてる)

ミカサ「エレン」ニギッ

エレン「な、なんだよ、ミカササ」チラッ

ミカサ「大丈夫」

エレン「?」ブルブル

ミカサ「大丈夫」ギュウ

エレン「え?」

ミカサ「だから、大丈夫」

エレン「なにが…」フフッ

エレン「なにが大丈夫かわからねえな」ハハハ

ミカサ「なにがおかしいの?」

エレン「ハハハ、いやなんでもないよ、本当になんでもない、ハハハ」

ミカサ「そう」フフ

森に笑い声が響きわたった

エレン「もう、日もあがってきたな」

ミカサ「そうね」

エレン「うん?」ジッー

エレン(手つないでる!?)

エレン「じゃあ俺はあいつらを起こしにいくかな」ウ~  

伸びをするエレン

エレン(不自然じゃなかったかな)

エレン「ミカサもほかのやつらを起こしにいけよ、じゃあな」ダッ

エレン(最後ちょっと早口になっちゃったな、恥ずかしい)タッタッタッタ

ミカサ「………」ジッーー

エレンとつないでいた手を見つめるミカサ

ミカサ(今日はなんかいいことあるかも……)

バタンッ

エレン「おい、おきろお前ら、朝だ!朝だ!」バタバタ

アルミン「…………エレン、まだ、はやいよぅ~、もう少しだけ…zzz」

エレン「起きろよ、アルミンアルミンアルミンアルミンアルミンアルミンアルミンアルミンアルミn「うるさい!」

アルミン「もう目が覚めた。」

エレン「本当か?」

アルミン「本当だって!耳元で名前連呼されたらだれだって起きるだろ。」

エレン「そうか、そりゃよかった。」

エレン「じゃあ、ライナーとベルトルトとコニーを起こすか」

アルミン「ジャンとマルコは?」

エレン「ジャンには蹴りでもかましてやれ」

アルミン「エレン、そんなこと言ったらだめだよ、ほら、二人とも起きて」ユサユサ

マルコ「う~ん、アルミンおはよう、ふわぁ~」

ジャン「zzzzzz」

マルコ「アルミン、ジャンは起きないから良いよ。もうちょっとしたら僕が起こすから。それに僕たちは用事もないしね。」

アルミン「あ、そうだった。マルコごめんね。」

マルコ「いいよ。早起きしたほうがなんか得した気分になるしね」

ソウダヨネ、ナンデダロウ、アハハ

エレン「じゃあこの身長でかい二人を起こしますか」

エレン「まずは」

エレン「おーい、起きろー」

ライ・ベル「zzzzzzz」

エレン「まあ起きないよな」

エレン「何がいいかなぁ」

エレン「じゃあまず」フンッ

エレンは勢いよく布団をひっぱった

ベルトルト「アツッ」パチパチ

ベルトルト「ひどいよ、エレン、太ももが」

エレン「起きないやつが悪い」キッパリ

ベルトルト「そうはいっても~おこひかたがあるよ、ふぁ~」

エレン「ごめんごめん」

エレン「ていっても、まだ起きないのかよ」

ライナー「zzzzzzzzzz」

ガチャン

マルコ「なんか今日の朝は虫が多く集まってるね」

エレン「そうなのか」

マルコ「外の木に結構集まってるよ」

エレン「ふ~ん、うん?、虫か。そうか、虫」キランッ

エレン「それだーーーーーーーー!!」ダッ

バタンッ

アルミン「なんかいっちゃったね。」

ベルトルト「うん、そうだね」

バタンッ

エレン「ハァハァハァ」

エレン「やっぱりいた」

アルミン「何がいたの?」

エレン「これだ!!」グイッ

エレンは何か黒い虫を突き出した

ベルトルト「それは……クワガタ?」

エレン「そうだよ、マルコの話からもしかしたらいるかもと思ったら案の定いた。」

エレン「そして、このクワガタをライナーの鼻へ…」

エレン「あと、ちゃんと、怒らしといたから」ニヤッ

アルミン「なに、そのいらない努力」

エレン「えいっ」

グーーーー

ベルトルト「すごい、のこぎりが鼻に食い込んでる」ワー

ライナー「zzzzzzzz,うん?」

ライナー「い……たい」

ライナー「いてぇ!なんだよこれっ!」

エレアルベルマル「ケラケラケラ」バンバンバン

ライナー「おい!笑ってんじゃねーよ!誰か助けろ!

エレン「ごめんごめん、つい笑っちまった」ヒョイ

ライナー「だれがこんなことしたんだ?」

アルミン「それh「夏だし」

エレン「夏だし、虫も入ってくるだろ。」

ライナー「そういわれれば、そうだが…」

アルミン「だけど、今までそんなことあったっけ?」

ライナー「そうだよな、なかった」

エレン「なんか扉が少しあいてたらしいよ」シラッー

エレン「そんなことより、朝飯行こうぜ!」

ベルトルト「そうだね、早くしないとまた席がなくなっちゃうね」

ライナー「そんなことって…俺にとっては結構大ごとなんだけどな」

エレン「おい、コニー起きろ!」ジョリジョリ

コニー「うん?飯か?」

エレン「そうだ、飯だ。早く行こうぜ!」

ドタドタドタ

ライナー「……」ポツン

ライナー「なんで涙が溢れてくるのだろう」ジワ~

今日のところは終了です。ありがとうございました。

再開です

食堂

エレン「今日は間に合った」

アルミン「ちょっと早かったみたいだね」

エレン「アルミン席取っといてくれ、俺は飯もって行くから」

アルミン「はーい、って言ってもがらがらだけどね。あ、ミカサ!、今日は早いね」

ミカサ「そう、今日は早めに起きた」

アルミン「ミカサは朝食持ってこないの?」

ミカサ「話しをしたらもってこようと思ってた、それじゃあ…」

エレン「ほら」カシャン

アルミン「エレン三つも持ってきて大丈夫?」

エレン「当たり前だろアルミン、なんのための訓練だよ」

アルミン(巨人と戦うための訓練だろ)

アルミン(それに、なんだろこの感じ…)

エレン「……」パクパク

ミカサ「……」パクパク

アルミン(なんで二人ともなにも話さないんだ?)

アルミン(だけど、心なしかミカサの表情が明るい)

ミカサ「エレン」

エレン「何だよミカサ」

ミカサ「今日はきれいに食べてる」

エレン「うるっせい、俺はもう子どもじゃねんだ!」フンッ

ミカサ「フフッ」

アルミン(今日のミカサはやけに余裕があるな)パクパク

ライナー「アルミン食い終わったか?」

アルミン「ああ、ライナー。待ってもう少しだから」

エレン「俺は食い終わったぞ」

ベルトルト「じゃあ先に待ってるね」

エレン「じゃあ俺も…」

ライナー「エレン、お前はアルミンを待ってろよ。」スタスタ

エレン「はいはい」

アルミン「ごめんね、エレン早く食べるよ」パクパク

エレン「いいよ、ゆっくり食えよ」

ミカサ「エレン、今日はどこか行くの?」

エレン「ああ、内地に買い物にな」ユビジー

エレン(これくらい言っても大丈夫だろう)

エレン(つめ切らないとな~)

ミカサ「じゃあ、私たちも一緒にいってもいい?」

エレン「ああ」ボー

エレン「あ?」

エレン「ちょっと待てよ、なんでそうなるんだよ」

ミカサ「一緒にいくことでより私たち104期訓練兵たちは親睦を深められる。」

ミカサ「そしてその信頼が巨人と戦う上で生死をわけるときがあると思う」

アルミン(巨人の話をも持ち出すとはミカサ、君は…)パクパク

エレン「それは…そうかもしれないけどな」

エレン「だけどさ…………」

アルミン「まあ、いいんじゃないん。それに回るところも違うでしょ、たぶん」

エレン「うーん…」

エレン「ほかのやつらには了承してもらったんか?」

ミカサ「まだ返事をもらっていない」

ミカサ「だが」

ミカサ「エレンにひとつ訊きたい、私たちは何?」

エレン「何って言われても、訓練兵か?」

ミカサ「私たちは女」

ミカサ「いや」

ミカサ「女の子だ」

アルミン「うっ…」イキガ

エレン「アルミン大丈夫か?はい、水」

アルミン「ありがとう、エレン」ハァー

アルミン(それにしてもミカサが女を使うとは)

エレン「女の子っていわれても俺よりもお前成績いいじゃねえか」

ミカサ「それとこれとは関係ない」

ミカサ「ので、ほかの男たちから守って欲しい」

エレン「女の子って言ってもなぁ…」

ミカサ「エレン!!」

エレン「わかったよ!一緒にいきゃいいんだろ」

エレン「だけど!だけどだ」

エレン「俺たちもよるところあるし、全部一緒というわけにはいかないぞ」

エレン「早めに帰るからそれまでな」

ミカサ「わかった」

エレン「じゃあ、アルミン行こうぜ」

アルミン「ちょうど食べ終わったし行こう!」

エレン「じゃあミカサ、ほかのやつらにも伝えてくれ」ダッ

女子寮

ガチャ

サシャ「ミカサ遅いですよ、もう準備できてますよ」

ミカサ「遅れてごめんなさい」

ミカサ「しかし、みんな報告がある」

クリスタ「なになに」ワクワク

ミーナ「何だろう、アニは何だと思う?」

アニ「どうせろくなことじゃないよ」

ミーナ「そうかな」

ユミル「なんなんだよ、報告って?」

ミカサ「男連中と一緒に行くことになった」

ユミル「なんであいつらと一緒に行かなくちゃなんねーんだよ」

ミカサ「いやなの?」

ユミル「あんな連中といってもつまんねえよ」

ミカサ「ほかのみんなはどう?」

クリスタ「私はみんなでいったほうが楽しいと思うよ」

ユミル「クリスタ?」

サシャ「私もそうですね。もしかしたらおいしいものを奢ってくれるかもしれませんし」

ユミル「まじでいってるのか?」

ミーナ「私もいい機会だと思うよ、特にアニ、もっと男と喋らないともてないよ」ニヤニヤ

アニ「もてるもてない、別に関係ないでしょ」ハァー

ミーナ「ほんとに!?じゃあなんで恋バナになると食い気味にくるのかな?」ニヤニヤ

アニ「そ、そんなこと//」カァー

モウイイネテル、アニ、フトンカラデテキテ

今日はここまで。ありがとうございました

ミカサ「ということでユミル、多数決により行くことに決定」

ユミル「け!仕方ないね」

130の下が132です。今日はここまでです。

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