黒髪美少女「一緒にお弁当を食べましょう」 (25)

こんなことを言われる青春を送りたかった

     O

      o                        と
       。 ,. -ー冖'⌒'ー-、            思
       ,ノ         \            う
       / ,r‐へへく⌒'¬、  ヽ          キ
       {ノ へ.._、 ,,/~`  〉  }    ,r=-、  モ
      /プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く    /,ミ=/  オ
    ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐'  リ,イ}    〃 /  タ
   / _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ    〃 /   で
  ,/ └' ノ \   こ¨`    ノ{ー--、〃__/    あ
  人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\  っ
. /   |/ |::::::|、       〃 /:::::/    ヽ  た
/   |   |::::::|\、_________/'   /:::::/〃

                                      ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                                       d⌒) ./| _ノ  __ノ
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                                      制作・著作 NHK

開いたら既に終わっていた件について

黒髪美少女「絵に興味はありますか?」

>>1
お前の青春に黒髪美少女いないじゃん

黒髪美少女「一緒にお弁当を食べましょう」

黒髪美少女「……何を戸惑っているの?ほら早く。場所は……そうね。中庭なんてどうかしら?」

黒髪美少女「いつも昼休憩に音楽室でピアノの練習をしている生徒が居てね。
      あそこはその音が聞こえてきて、とっても心地が良いのよ」

黒髪美少女「ね、どうかしら?」

黒髪美少女「うん、決まり。それじゃあ、早速行きましょう」

ぶひ!ぶひぶひぶひぃ(`;ω;´)!

中庭

黒髪美少女「あら?何かしらそれ……」

黒髪美少女「って、あなた、お昼はその菓子パン一つのつもり?」

黒髪美少女「ダメよ。ダメダメ絶対ダメ。そんなのじゃ栄養が偏ってしまうわ」

黒髪美少女「……そうだ!私のお弁当を少しわけてあげるから、それでいいでしょ?」

黒髪美少女「……ふふっ。あっ、でも困ったわね……よく考えたら箸が一つしかないわ」

黒髪美少女「まっ、いいわよね。私が食べさせてあげる。ほら、……あーん」

黒髪美少女「……何をそんなに慌てているの?こうしないと食べられないでしょう?」

黒髪美少女「か、関節キスだなんて、いつまでそんなこと……わ、私たちもう高校生なのよ?」

黒髪美少女「もうっ、なんか変に意識してしまって、できなくなってしまったじゃない……」カァ

        _ 「──やめなよ」       _
... _    _||_              _    _||_
 ._||_    .|┬|  |ヽ∧_      _||_   .|┬|
__|┬| †  .|│| † ゝ __\_ † |┬| † †..|│|  .†
 |│| ̄ ̄|│| ̄||`-ω-´| >. ̄|│| ̄ ̄|│| ̄ ̄

 |│| _  ~~~ /  ̄ ̄ 、ヽ   |│|   ~~~ _
 ~~~ ._||_   .∪/     |∪   ~~~ _    _||_
    |┬|    / ノーヘ ヽ     ._||_    .|┬|
    |│|        ̄`´ ̄     |┬|    |│|

黒髪美少女「あなたのせいよ?」

黒髪美少女「えっ……?でもやっぱり食べさせて欲しい?」

黒髪美少女「……しょ、しょうがないわね……」

黒髪美少女「ああもう、嫌だ。恥ずかしいったらないわ」

黒髪美少女「でも、そうね。覚悟を決めて……私から言い出したんだから」

黒髪美少女「……うん」

黒髪美少女「ほら……あーん」カァ

もうやめろよ

黒髪美少女「……ど、どうかしら?」

黒髪美少女「……ふふっ。そう、それはよかったわ」

黒髪美少女「一応、私が作ってるんだもの。そう言って貰わなくっちゃ、自信が無くなってしまうわ」

黒髪美少女「あ、ほら!聴いて?」

黒髪美少女「素敵なピアノの音色……。彼女なのか彼なのか知らないけれど、とっても上手だわ」

黒髪美少女「心が落ち着くわね……」

黒髪美少女「……」

黒髪美少女「……」

                   、、、 , , _
     ,. -┬i^i、._     ィ`,、,、,、,、,.、'、
.   /    | | .|=ゞ=、 __l/\ v~/!|
   l.    l l l \\{f∥ミゞ, ,ィ≪:lf^i      もういい・・・!
 /ヽ.   ノ「,ト、「.lヘ‐iヾ|rー~r〉〉,こlレ'
/    `ヽ//| ト、ヽlイ| |/|{王王王王}ト、
|      レニ| lニゝ冫! l!L_, , ,ー, , , ,_」シ’、    もう・・・
ヽ    __|ーL|┴^ーヽ>'^ヾ二三シ´\\
 ,ゝ,/  .}二二二二二二二二二lヽ.  ヽ \   休めっ・・・!
l/ |ト、./´\             ||. レ'´ ̄`ヽ
  || !    、\            ||. /      :|
  || |.l l゙!.|i |ヽ)          |l/       /  休めっ・・・!
  || `ヘ)U'J           /-─   ,イ.|

  ||     _           /-─   / ヽ|   >>1っ・・・!
  ||  r‐-゙=っ`ヽ,.--r-─ ''"´ ̄`ヽ   /   }
  ||. {三二    | │          /   /
  ||.  ヾ=--一'`ーゝ        _,. く   ノ|

黒髪美少女「…なんてあなたが生きてたら会話してたのかしらね…」

黒髪美少女「……あら、ごめんなさい。思わず聴き入ってしまって」

黒髪美少女「私から誘ったのに、退屈させてしまったかしら?」

黒髪美少女「そんなことはない?」

黒髪美少女「ふふっ、そう。それは良かったわ」

黒髪美少女「……っえ?」

黒髪美少女「なっ……」

黒髪美少女「……あ、あなたって、結構恥ずかしいことを平気で言う人なのね……」カァァ

黒髪美少女「よ、予想外で、びっくり……正直驚いたわ」

黒髪美少女「でも……ふふっ。ありがとう。そう言ってもらえると、とても嬉しいわ」

>>13
よければ…続けていただきたく

黒髪美少女「ね、また誘ってもいいかしら?」

黒髪美少女「明日も、そのまた明日も」

黒髪美少女「あなたといると、ひどく落ち着くのよね」

黒髪美少女「どう?」

黒髪美少女「……ほっ。良かった」ニコッ

黒髪美少女「断られたらどうしようって、もう、心臓バクバクよ、ふふふ」

黒髪美少女「えっ?そうは見えないって?」

黒髪美少女「まさか。あなたを昼食に誘った時だって、ひどかったのよ?」

黒髪美少女「私、何かおかしなこと言ってなかったかしら?」

黒髪美少女「……そう。それなら良いのだけれど」

黒髪美少女「転校してきたばかりだもの。中々難しいわよね、こういうのって」

黒髪美少女「えっ?なんであなたを選んだかって?」

黒髪美少女「そんなの……」

黒髪美少女「ふふっ、ごめんね?これは内緒にしとく」

黒髪美少女「でもいつか、きっと言うわ。あなたの目の前で、あなたの目を見て、きちっとね」

黒髪美少女「そんな時が来るのが、とっても楽しみね……」

一生その時は来ないからもうやめろよ…

黒髪美少女「一緒にお弁当を食べましょう」
>>1「うるせー」バキッ

黒髪美少女「そうだ、明日はちゃんとしたお弁当、持ってきた方がいいわよ?」

黒髪美少女「……あら、そうなの?それは大変ね……」

黒髪美少女「ということは、あなたはいつもその菓子パン一つなの?」

黒髪美少女「まあ、なんてこと……」

黒髪美少女「よし、わかったわ。今度から、私が作ってくるから、それを食べてくれないかしら?」

黒髪美少女「気にしなくていいのよ?一人分も二人分も、対して変わらないんだから」

黒髪美少女「……ふふっ。また一つ、毎日の楽しみが増えたわね」

黒髪美少女「じゃあ、明日はがんばらなくっちゃね」

黒髪美少女「ふふふ」

黒猫スレか

黒髪美少女「今日も一緒に、お弁当を食べましょう?」

黒髪美少女「ふふっ、ありがとう」

黒髪美少女「ええ、中庭で」ニコッ

黒髪美少女「あ、それと、先に渡しておくわね?」

黒髪美少女「はい、これ。どうぞ。あなたの分よ。ちょっと、少なかったかしら?」

黒髪美少女「……そう?ふふっ。安心したわ。それじゃあ、行きましょうか」

黒髪美少女「昨日聞きそびれちゃったけど、一つ聞いておかないといけないことがあるわ」

黒髪美少女「あなたの好物って、どんな食べ物なのかしら?」

黒髪美少女「……へぇ、なるほどね。ふふっ、あなたって、見かけによらず意外と子どもっぽいのね?」

黒髪美少女「あはは、冗談よ、そう怒らないで欲しいわ」

黒髪美少女「あっ……また聴こえてきたわね」

黒髪美少女「綺麗な音色……」

黒髪美少女「……」

黒髪美少女「……」

黒髪美少女「……ああ、なんでこんなに、沈黙って落ち着くのかしら」

黒髪美少女「私が一番大好きな、コミュニケーションの取り方かもしれないわ」

黒髪美少女「ふふっ」

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