俺「ぐっ…まさかカーチャンが刃刀術の持ち主だったとは…通りで聖刀書に名前が載ってなかった訳だ」
母「そうよ…今まで黙ってたの、貴方にこの術式を見せるのは貴方か私が死ぬ時って決めてたから」
俺「でもさ、俺だって術者だ。そう簡単には殺されないよ」
母「あんたの術式『静王牙』と私の『刃刀術』ではどっちが強いのか試さなくても知ってるでしょ?」
俺「知ってる…でもそれが真実とは限らないでしょ?俺は挑むぜ、例え本当に敵わなくても」
母「刃刀剣術者Ⅰ世は負けなしだったのよ?その静王牙とも戦ってたし、それでも勝ってた。前例があるのよ、この戦いには」
俺「静王牙…6つの型から成るこの術は剣術者と刀にもそれなりのリスクが及ぶ…けど…」
母「14代目所持者の貴方が刀の真心を開かせた、とでも言うの?」
俺「断言は出来ない…けど、一度だけ成功した。覚醒させた」
母「面白いわね、聖刀書にあんたの名前が載る事はこの血族の恥。誰にも見られない内に殺すわよ、その術式を無かった事にする」
俺「へっ…やってみるか…かーちゃんの飯もうちょっと食いたかったけど、今日でお別れみたいだな」
母「あんたとの思い出は無いわ。無駄口叩いてないでさっさと覚醒させてみなさい?」
俺「後悔すんなよ!静王牙漆ノ陣、血之時雨(ブラッド・レイン)!!!」
母「刃刀壱の型、獅子喰い!!!」
――――――
(ヽ、 _ヽ、 )\ ヽヽ
_ヽ、 ⌒ ヽ、 \\
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∠⌒ / ) ⌒ヽ | |
) / ゙̄- く \ ノノ
/ /ノ^)___)ノl ヽ_//
/ //(/ !_|_| ヽ三ヽ
レヘ |j(/l_/ |ノヽ |──)
ノ (/l_/ /⌒| | | | ! |二 二ヽ
/ |_/__| | | -| | ノノ ノ── 、)
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/⌒) ∧ ヽ/_// /j()ノ_ (()) i
// ノ |_// / ̄ ̄`\ (()) j
(ヘ  ̄ | ヽ \ /
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)ヽ | / / ( ((| ) ヽ
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) ( 、 / ) |ヽ、_ __ ノ ) (
( ヽ (( / /-、| ( ヽ
( ) ) )ヽ ヽ_ノ | | ヽ ノ )
) ( ( ノ ) | | ( ( ( (
(_ ノ )( ( ( / /^) ) ) )
) / / / ( ( _ノ
(/__/ )
>>2
懐かしいものを見た
俺「あれから3ヶ月が経ったか…」
幼馴染「あれって?あの事件の事?」
俺「聖刀書に俺の名前が載るのか…クゥ!何か考えるだけでも嬉しいぜ」
幼馴染「載るのはそれだけじゃないでしょ?刃刀術の後継を断絶した事も」
俺「あぁ…確かにそうだったな」
幼馴染「四大術式に入る刃刀を断絶させたのよ?俺君がしたことがどれだけ重いかわかってんの?」
俺「うるせぇな…んなこたぁわかってるよ…四大術式の一つが消えた、俺は後継者としてこの静王牙を四大術式に認定させてやろうと思う」
幼馴染「えっ!?でも俺君それって…!」
俺「あぁ…あいつらを倒すのさ…禁忌ノ者(タブーレジェンド)に」
正直面白いと思った
父さん!ダメだよ!死んじゃいやだぁ!
――父「俺よ…この運命(さだめ)は変えられんじゃった」
父さんは僕より偉大な人だろ!?死んじゃダメだよ!
――父「まだ死んでないじゃろ。そう喚くなガキんちょよ」
そんな血だらけになって…死んだも同然じゃないかぁ!
――父「年寄りを尊う事は良いことじゃ…ずっとその心に持っておるんじゃぞ」
ダメだよ!父さん!僕なんかいいから!早く逃げて!
――父「何言っとるんじゃ、子を守るのが親の義務(せきにん)じゃろ?」
父さんも僕の言う事聞いてよ!
――父「子供は好きじゃが…あまりうるさい奴は嫌いでのー…ちょっと眠っておいてくれ」トンッ!
父さん…手刀で延髄は… バタンッ
――父「炎魔(マグニ)、怒龍の逆鱗!!!!」
父…さん…
俺「ハッ!」
幼馴染「授業中に寝るからよ…って…あんた何で涙なんか流してるの…」
俺「え…あっ本当だ…」
幼馴染「それってまさか…!」
教師「どうした?お前ら授業中はおしゃべりタイムじゃないんだぞ」
幼馴染「あっはい、すみませんでした」
俺「父さんが…夢に…」
幼馴染「え?」
俺「父さんが夢に出たんだ…いや夢じゃない。あれは記憶だ」
幼馴染「俺君の父さんって…あの戦いで死んだ…」
俺「死んでないっ!生きてる!」ジロジロ
教師「どーしたー俺、寝ぼけてんのかー?熱中症か?保健室に行くか?」
俺「すみません…ただ寝ぼけてるだけです…」
幼馴染「し、死んでないってどういう事よ?」
俺「まぁ…下校中に話すよ、今は授業に集中しよう」
男友「おーい!俺ー!一緒帰ろうぜー!」
俺「あー悪ぃ、今日は幼馴染と帰る約束してたんだ」
幼馴染「……」
男友「あー何だー?デートかー!?羨ましいなコノヤロー!」
俺「そんなんじゃねぇーよ、いいから今日は無理だ」
男友「友達の誘いを断ると友達居なくなるぜー?ほらっ!いくぞ!」グッ
俺「いってーなぁ、わかったよ…お前もしつこいんだから」
男友「俺はいいよなー女が寄ってきて」
俺「んな事ねーよ、全然来ねぇじゃねぇか、彼女も居ないし」
男友「その幼馴染はー?もう彼女じゃねぇーのかー?」
俺「ちげーよ!こいつは!ただの幼馴…染…」
幼馴染「……」
俺「どうした?幼馴染、気分でも悪いか?」
幼馴染「あの男……」
男友「俺ー!おら」ヒョイッ
俺「おっと…何だ木の棒じゃねぇか…無駄になげぇな、これをどうすんのさ」
男友「剣道部の力見せてやるよ」
俺「は?」
男友「要は、チャンバラだよ!!!」ヒュッ
俺「あっぶねーな!いきなり木の棒なんか振り回すなよ!」
男友「ほら、まだまだだ!っ!?」ポロッ
俺「――――――――…」スーッ…
男友「木が…俺の手から落ちた…?いや、落とされた――」
男友「お前…剣道でも習ってたのか…?(あの動きと言い、あの目の動き…)」
俺「習ってなんかねーよ、昔っからチャンバラはよくやってただけ」
男友「チャンバラと剣道で剣道が負けるとかありえないだろ…(腕の回し具合、腰の低さ…そしてあの姿勢…)」
男友「お前絶対、習ってるだろ?(笑」(やはりこいつは…術者)
俺「習ってねぇってw、お前本当にしつこいな(笑」
幼馴染「(あの男…やっぱり見間違えじゃなかったか…)」
普通に書いてなろうにでも投稿してこい
続けていいですか
はい
はよ
はやく
俺「男友が居ないから言えるけどアイツ、しつこすぎるわ。友達やめたいくらい」
幼馴染「やめてよ…」
俺「ん?」
幼馴染「アイツとの縁を今すぐ切って…これ以上関わらないで」
俺「どうした?幼馴染…お前そういや男友が居たときは全然喋らなかったじゃん」
幼馴染「あいつは…スパイよ」
俺「お前大丈夫か?本当に気分でも悪いんじゃないか?」
幼馴染「俺君と男友がやったチャンバラは、遊びじゃない。意味があったの」
幼馴染「あいつはチャンバラの時に、俺君の術式を見極めようとしていた…いやおそらく見極めた」
俺「意味がわかんねーよ、あいつがスパイ?術式の見極め?は?」
幼馴染「俺君が『静王牙』の後継者だとあいつはわかった…それにアイツも後継者よ」
俺「えー…と…訳がわかんねぇよ…取り敢えず公園で休憩しよう、ジュースも奢るからよ」
幼馴染「そうしよう」
幼馴染「男友の後継術式は、『殺鋭(ヤエイ)』か『四霊黄峰(シレイオウホウ)』のどっちか」プシュッ!!
俺「その二つって…聖刀書に現後継者が記されてない術式じゃないか」カチャッ!
幼馴染「そう…『殺鋭』と『四霊黄峰』は全く逆の性質を持ってる、相手にするのもどっちかわからないと全く刃が立たない状況にもなりうる」ゴクゴク
俺「性質が逆?俺の『静王牙』は『性質を相殺し、力のみで攻撃する』だろ?俺の前じゃあ性質何か関係ねーよ」ゴクゴク
幼馴染「俺君の『静王牙』が四大術式に数えられて無い理由はわかる?」
俺「弱いからじゃねーの?」
幼馴染「正解。でももう少し正確に言うと、他の術式が『静王牙』以上の能力があるから」
幼馴染「『殺鋭』は多方向からの斬撃、さらには 血を呑む 能力もある」
俺「聞いたことねーぞ…何だそれ、血を呑む?」
幼馴染「詳しい事は調べて」
幼馴染「『四霊王峰』は四つの能力を持つ霊を宿している…この二つは『静王牙』の単純な能力では敵わないわ」
俺「そうか…男友がどっちの後継者でも俺じゃ勝てない、と」
幼馴染「おそらく負ける。覚醒させた新術でも…役に立つかどうか…」
俺「先が暗い話はやだな。ほら、空も暗くなってきた、帰るぞ、幼馴染」
幼馴染「うん」
誰も居ないじゃないか
いるよ続けて
見てるから
はよ
書かなくていいです
頑張れよ
書かねぇのかよ
まだかよ
また今度かくわ
書き溜めしておく
今度見た時叩かずにいられる自信がない
つまらないくせに
自己顕示欲だけはでかい
小学生?
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