檻破壊後

影「」ﾜﾗﾜﾗ

イコ「！何だあれ！」

影「」ｶﾞｼｯｽﾞﾙｽﾞﾙ

ヨルダ『きゃあ！』

イコ「あの子が！そうだ、この木の棒で」ｶﾞｼ

イコ「てい！」ｺﾞｽ

影「」ｸﾞﾌｯ

ICOSSなんて珍しい

イコ「ふう、倒した。君大丈夫…と言ってもわかるかな？」

ヨルダ（見ず知らずの私を助けてくれた…この人はまさか…）

ヨルダ『…王子様///』ｶｵﾏｯｶ

イコ「顔が真っ赤だ！もしかして病気！？」



イコ「熱とかは無さそうだね」

ヨルダ（おでこ触られた///）

イコ「とりあえずここから逃げよう」

ヨルダ（子供は何人がいいかな…）

イコ「さあ、こっちだ」ｽｯ

ヨルダ『！』ﾋﾞｸｯ

ヨルダ（危ない妄想に浸ってた…えっと、手を取ればいいのかな？）ﾊﾟｼ

イコ「よし行こう」ｸﾞｲｸﾞｲ

ヨルダ（手を握って一緒に歩く…これは本に書いてあった『でぇと』というもの？）

ヨルダ『まずは恋人からなんですね』

イコ「なんかフラフラしてるな。やっぱり病気なのか？」

イコ「おーい。こっちだよー」

ヨルダ『えっと…この梯子で降りればいいのかな…はっ！』

ヨルダ（ワンピースだから中が見えちゃう…まさかこれを知っていて？）

ヨルダ『えっち！』ﾌﾞﾝ!

イコ「あだっ！何で石を投げるの！？」

イコ「あー疲れた。このソファーで休憩しよっか」

ヨルダ『休憩ですか？』

イコ「何してるの？君もおいでよ」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ヨルダ『隣座ってもいいのですか…では失礼して』ﾎﾟｽ

イコ「…」

ヨルダ『…』

イコ（なんか気まずいな…）

ヨルダ（王子様の隣…どこから見ても立派な夫婦ですね）ﾌﾝｽ

断崖絶壁の所

イコ「さあ頑張ってこっちに飛んで来て」

ヨルダ（落ちたら確実に…だけど王子様を信じて）

ヨルダ『えい！』ﾋﾟｮﾝ

イコ「よし！」ｶﾞｼ

ヨルダ『やった…あ！』


ベチーン


イコ「あー、その、ごめんね。まさか壁に当たるとは」

ヨルダ『痛い…』ｸﾞｽﾝ

かわいい（かわいい）

なんだかんだで女王登場

女王『ヨルダ…どうして逃げ出すのだい？』

ヨルダ『引き止めようとも無駄です。なぜなら私は…』

ヨルダ『この人と結婚するからです！』ｷﾞｭ

女王『』

イコ「急に強く握ってどうしたの？」

女王「この…」

イコ・ヨルダ「？』

女王「クソガキがあぁぁぁぁぁぁ！！」

イコ・ヨルダ「！？』

女王「いいか！この子…ヨルダはね、私の可愛い愛娘なんだよ」

女王「それをどこの馬の骨かも知れないガキなんかに…」

女王「嫁に出させるか！」

イコ「嫁？何のことだ？」


女王『ヨルダ。このガキにはちゃんと言っておいたよ。さ、城へお帰り』

ヨルダ『いやです！絶対に帰りません！』

女王『…そうかい。好きにするといいさ』

女王『だが、門は閉めさせてもらうよ』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

イコ「門が！」

女王『またねヨルダ。また脱走しようものなら次は容赦しないよ』

ヨルダ『…』

イコ「門…閉まっちゃったね」

ヨルダ『…』

イコ「別の所から出られるか探してみよう」

ヨルダ『…』

イコ「それにしてもいい天気だよね」

ヨルダ『…』


イコ（…元気ないな。無理もないか）

ヨルダ（どうしたら結婚を認めてもらえるのだろうか）

いろいろ飛んで正門の先にある橋

イコ「もう少しで城から脱出できるよ」

ヨルダ『あと…少し…』ﾊｧﾊｧ

ゴゴゴゴゴ

ヨルダ『きゃあ！』

イコ「ぐっ…！橋が戻って行く！？」

ヨルダ『王子様！早く！』ｽｯ

イコ「ヨルダ…行くよ！」ﾊﾞｯ

ヨルダ『ぐう…！』ｶﾞｼｯ

イコ「頑張ってくれ…！」

女王『全く…あれほど忠告しておいたのに』

ヨルダ『！？』

女王『残念だが石になってもらうよ』ｽｩ

ヨルダ『…！』

イコ「ヨルダ！どうしたの！？」


ヨルダ『…さようなら…王子様』ﾊﾟｯ

イコ「うわあああああああああああああ！！」

何かもう飛びまくって女王戦後

ヨルダ『あ…れ…？私は確かあの時石に…』

ヨルダ『！　この手は…まさか！』ﾀﾞｯ


女王の間

イコ「」

ヨルダ『王子様！…よかった。生きている…』

船のある場所

ヨルダ『後は王子様を乗せた船を出すだけ』

ヨルダ『…短い間でしたけど、あなたと過ごした時間はとても楽しいものでした』

ヨルダ『本当に…本当に…』

ヨルダ『あと、こんなに醜くて汚い姿ですけど、許してください』

ヨルダ『これでお別れです。王子様』


チュ

はええなおい

どこかの砂浜

イコ「ん…ここは？」

イコ「女王を倒して…それから…」

イコ「…」

イコ「ヨルダは…いないのか…」

イコ「これからどうしよう」

イコ「…あれは何だ？」

イコ「漂流物か？」ｽﾀｽﾀ

イコ「人？」ﾀﾀﾀﾀ

イコ「…まさか！」ﾀﾞｯ


イコ「やっぱりだ…間違いない」ｾﾞｪｰｾﾞｪｰ

イコ「ヨルダ！」

ヨルダ「…」ﾋﾟｸ

イコ「ヨルダ！僕がわかるかい？」


ヨルダ「…イ…コ」ﾆｺ


終わり

うん、乙

ＩＣＯをさっきクリアしたのでその勢いで書いた
いろいろ飛ばしまくってすまぬ
メインがヨルダなんであまりそれ以外は書いてもしょうがないというか…

こんな感じだったらいいなーという妄想を爆発させました

行動早いなwww
乙
短くまとまってていいよ

珍しい！乙