【AC6】ルビコンに降り立つ独立傭兵【安価スレ】 (72)

かつてルビコンを包んだ火と嵐の大災害『アイビスの火』から半世紀。

焼滅したと思われた物質『コーラル』が再度観測され、血で血を洗う戦闘が続くルビコン。
アーキバスとベイラムという二大企業と、現地住民が立ち上げたレジスタンスであるルビコン解放戦線。

そして、それら全てを監視する惑星封鎖封鎖機構の四つ巴の状況が続く中に、一人の独立傭兵が身を投じる。

コーラルを巡る争いの中で、独立傭兵は名を揚げることができるのか。
それとも、名も無き兵士のように無様に屍を晒すか。

それは、やってみなければわからないものだ。



ARMORED COREⅥ FIRES OF RUBICON EXTRA

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1693924622

ハマりすぎてAC6を二周したのでスレッドを建てさせていただきました。
一応ネタバレ注意ですのでまだクリアしてない方はご注意をお願いします。もしくはブラウザバックを。

時系列としてはC4-621がルビコン入りする半年前くらいを想定しています。

まずは主人公をサクッと作ります。男か女か直下にどうぞ。

次は強化人間かどうかです。これも直下です。

旧世代型:1~6世代までがこれ。コーラルを利用した強化手術をしている。
世代が古いごとに死亡率が上がるので生きてるやつはラッキー。成功してても脳が焼かれてたりするけど。
そして現代では普及していない手術なので生きてるやつは老兵か冷凍マグロだったかのどっちか。
エアちゃんの声が聞こえるかもしれない。聞こえないかもしれない。

新世代型(ニューエイジ):7~10世代までがこれ。アーキバスのネームドは基本こっち。
コーラルを利用していないのでエアちゃんの声は聞こえない。

人間:普通の人間。特筆することはない。

人間

普通の人間(男)で決まったので、次は識別名(コードネーム的なの。レイヴンとかスッラとか)です。これも直下。

アーツェー・ゼクス

識別名ははアーツェー・ゼクスに決定しました。ひとまず主人公の設定はここまで。
次はお仲間です。これは一人か二人、あるいはソロになります。直下。

一人:オペレーターか仕事を見繕ってくれる上司のどっちかが付きます。

二人:上の二人が付きます。

ソロ:自分で仕事を見繕います。状況に応じて依頼主の勢力の誰かが指示を出してくれたりします。

二人

二人に決まりました。オペレーター枠の性別は直下、上司は下二です。

AI

無理なら男で

オペレーターは女性、上司はAIになりました。チャティみたいな優秀なAIもいるしセーフでしょたぶん。
次はお仲間の名前です。これも直下と下二で順番も同じです。

アヤ・スノーフレーク

AD.α-m

次にそれぞれの性格などの簡単な設定だけして終わりになります。
名前の後に二、三行程度のどんな人物かの概要を記載してください。
これは先に来た順に採用します。次の日にACと三人の目的を決めて終了です。

アーツェー
元・専業医師。パイロット適正を買われて傭兵業に身を投じる
座右の銘は『活殺自在』

アヤ
戦災孤児。未成年ながらオペレーターとしての腕は高いが、
精神的に未熟な面を隠せない。趣味はカラテ

AD.α-m
Anti Disorderly ver.α m号、通称アダム
『イレギュラー』と呼ばれる概念に対抗すべく造られた人工知能の試作モデル
愉快なジョークを好んで発信する

アーツェー
帝愛の抱える不良債務者の1人
1日外出券を使い地下帝国から脱出し逃走ルビコン3へ逃げ込む
一発ドカンと大金を稼ぐため傭兵に

アヤ
帝愛の抱える不良債務者の1人
女性版地下帝国のような所で強制労働をさせられていたが隙を見て逃走
一路ルビコン3へ
債務自体が詐欺によって押し付けられたもので企業が嫌い

AD.α-m
帝愛の抱える不良債務者の1人
宇宙時代の帝愛はAIにも貸付を行なっており、勿論借金を返せないようなら容赦なく地下帝国行きである
永く地下帝国に囚われ労働管理業務を行なっていたがアーツェーと共に脱出
相当に旧時代のAIであり型遅れ感は否めないが経験は豊富

・ゼクス
会った人間がクソ野郎と口を揃える程度には性格が捩じ切れている
その一方で意外と面倒見が良かったりとよく分からん奴

・アヤ
ゼクスが鞭なら彼女は飴。礼儀正しく大人しい性格
笑顔で怒るタイプで、度々ゼクスの脇腹に肘打ちが突き刺さる
生身の戦闘力はゼクスにも勝る

・ADAM
人間が大好きでたまらない
酒を飲むためだけに専用の義体を組み立てたが、味がわかるわけではない

アーツェー
強化手術を手掛けていた若いドクター。
コーラルの可能性に気づいて関心を持つようになった。
かつての親友が不倶戴天の敵。

アヤ
純粋無垢の皮を被ったリアリスト。一言で表せば「夢がない」。
人に甘えることが苦手で、いつも相手にとって都合の良い存在であろうとする。
デレが建前でツンが本音のデレツン。

AD.α-m
前時代の遺物、あるいは異物。
無駄に教養のあるAIで、シェイクスピアから太宰治まで
幅広い作品を網羅している。カラスが苦手。

スパイクタンパク単体で心臓やその他臓器に悪影響を及ぼすことがわかっています

何故一旦停止しないのですか

何故CDCが接種による若い人の心筋炎を認めているのに情報発信がないのですか
20代はたった1ヶ月で接種後死亡がコロナ死と同等になってます
因果関係の調査は?

三人一組みたいなキャラがちょいちょいいるので採用方法を変えます。
直下のコンマで採用するレスを決定します。


01~25:>>17
26~50:>>18
51~75:>>19
76~00:>>20

t

よりにもよって一番ぶっちぎりでキワモノなレスが選ばれましたね。というかあの世界で帝愛が存続できるのか。
ええやりますよやってやりましょうとも。

目的はテキストを読む限りだと一山当てて借金返済とかそんな感じでしょうかね。
そのためだけにルビコンでドンパチやるなんてコイツら覚悟決まってる。

最後にACを設定します。両腕、両肩武器は次のレスに記載した装備より三種類お選びください。残りの一枠は自由枠となるので、特別に好きな武器を選べます(技研装備とかスタンニードルランチャーとかのストーリー進行で開発されるようなのはNG!)
ウェポンハンガーは未解禁です。

腕武器

RF-024 TURNER ベイラムのアサルトライフル C4-621の初期装備
MG-014 LUDLOW ベイラムのマシンガン
MA-E-211 SAMPU BAWSのバーストハンドガン
LITTLE GEM メリニットの小型バズーカ
VP-66LH アーキバスのレーザーハンドガン

VP-67LD アーキバスのレーザーダガー
HI-32:BUTT/A タキガワ・ハーモニクスのパルスブレード C4-621の初期装備


肩武器

BML-G1/P20MLT-04 ファーロン・ダイナミクスの四連装ミサイル C4-621の初期装備
SB-033M MORLEY ベイラムの拡散バズーカ

めっちゃ草生える
もうルビコン中草まみれやw

すまん面白そうなスレなんだがAC6やっていんでどう安価書いたらいいかわからん

医学知識  「イベルメクチン」は「優秀な薬」です!!

◆イベルメクチン」は「新型コロナ」に効果がある優秀な薬です!
◆「ビル・ゲイツ財団」や「テレビ・マスコミ」が
情報をかくしている「優秀な薬です」!!
◆奇形児ができるので、「妊婦さん」には使えない薬です!!

イベルメクチンが新型コロナウイルスを抑制(よくせい)する!!
今から約1年前、2020年4月に「イベルメクチンが
新型コロナウイルスの増殖(ぞうしょく)を抑制(よくせい)する」という
実験室での研究結果がオーストラリアから報告されました。
「「新型コロナウイルスを感染させた細胞に2時間後に
イベルメクチンを添加したところ、48時間で
新型コロナウイルスの増殖を約5000倍減少させることが
できたとのことです。」」
                 医学知識「イベルメクチン」

右腕 RF-024 TURNER

みたいな感じで部位と武器名を記載したら大丈夫です。それで両腕、両肩を埋めていきます。
一箇所だけはリスト外の装備も選んで大丈夫です。重ショットガンとかパイルバンカーもいいぞ。

あ、一レスにつき選べる武器は一つだけです。ご了承をお願いします。

左肩 BML-G1/P20MLT-04

左腕HI32

左肩 BML-G1/P20MLT-04

左腕 MG-014

いちおう

右腕 MG-014

序盤でだいたいの駄犬が行き着くであろう装備になりましたね。
最後にAC名を決めて終了です。これは下二です。

また、素体や内装についてはC4-621の初期機体と同じものでスタートとなります。借金持ちの機体に金を掛けられるわけないだろ!

(もしやクソザコマシンなのだろうか……?)

安価下

沼渡り

自分の所感込みの話になりますがスペックはこんな感じです。

マシンガン ザコ散らし程度ならまあ…完全上位互換のガトリングが買えるけどな!!!
パルスブレード 神 人によっては最後までお世話になる
ミサイル 初期武器の割に優秀 負荷が軽いので軽量機体にも安心して積める

素体 初期機体だからこんなもん 使えなくはない

内装 ごみ。早急に取り替えないと地獄を見る。

なるほど

???「所詮クズはクズ、落ちるとこまで落ちてもそれに気づけない。だから落ち続ける、だから負け続ける」

って感じか

面白そうなカイジスレがあると聞いて

カイジスレダメだったか・・・

イッチは地下帝国へ旅立ったのだ

俺はAC6のスレをしたかったんだ。カイジスレをしたくて建てたわけじゃない…!

いくらか書き溜めたんでちまちま始めます。正直カイジはミリ知らなのでちょっとしか触れませんしガバガバです。許してください。

帝愛グループ。大昔から存在する金融業を主体とした企業であり、他企業との戦争に幾度となく巻き込まれながらも、何故か現代でも生き永らえているゴキブリにも似たしぶとさを持つ。
様々な星系に人類が進出するのに合わせ、帝愛も支社を展開し、闇金融で暴利を貪る。



そんな悪行三昧な日々が続く中、大騒動が起きた。



『メインシステム、戦闘モード起動』



システム音声が鳴り、映像が投影される。
足元には、怯え竦んだ黒服がへたり込んでいる。
この瞬間をどれほど待ち侘びたことか。
歓喜、憎悪、その他諸々。万感の想いの籠った笑みが、思わず零れる。
無意識のうちに口角が上がり、操縦桿を握る力が強まる。

このために何度一日外出券を使い、下見に費やしたか。思い出すだけで頭痛がしてくる。
半ば自棄になりながら毎日働き、地道にペリカを貯めては脱出計画のために消費する。
その繰り返しは心を荒ませるのに充分な破壊力があった。

だからこそ、今この瞬間の喜びもひとしおである。そのための前座だと考えればまあ許せなくもない。



「いや許せるかふざけんな金利バグってんだろクソが!!!!!!!」

青年の怨嗟を込めた鉄拳が、帝愛グループのビルを打ち砕いた。

それからというもの、多数のMT部隊に追いかけられながらの逃避行が続いた。
道中で自身と同じく地下帝国から脱走したという女性『アヤ・スノーフレーク』と出会い、流れで同伴することになる。

銃口を突き付けて行われた愛ある交渉は穏便に終わり、小型の輸送機を譲り受けた彼らは、辺境の惑星ルビコン3へと舵を切った。



「………」

AC内で不機嫌そうな表情をする青年『アーツェー・ゼクス』。
身内に不幸事が立て続けに起こり、どうしようもなくなりサラ金に手を出したのが最後、不条理にも程がある金利によって地下帝国堕ちした元独立傭兵である。

そのため、MT、ACに関わる知識はそれなりに持ち合わせており、企業間でも多少の顔は利いていた。
借金によってブラックリスト入りしているであろう今は、当時の伝手を当てにはできないだろうが。



そんな彼に同行するのは元オペレーターの『アヤ・スノーフレーク』。
偶然にもACパイロットとオペレーターのコンビが出来上がっている。奇跡的としか言いようがない。

彼女もまた帝愛に囚われていた不良債権者なのだが、奸計によって債務を押し付けられた可哀想な人なのである。
つまるところ『騙して悪いが』をされた側なのだ。



そしてこの『ドン底独立傭兵ズ』の構成員という不名誉を背負っているのはもう一人。否、もう一機存在する。

『現在航路計算中…。もうしばらくお待ちください。具体的にはあと一時間』

「遅えよポンコツ」

それが『AD.α-m』。通称『アダム』という呼称で愛されていた、旧い時代に遺されていたオンボロAIである。
まあ、愛されていた理由などしょうもないものなのだが。

何せ、彼が地下帝国の労働管理業務を担当していたので、彼に愛想を振り撒くことで業務の割り振りがちょっとだけ緩和されていたのだ。
でなければこんな型落ちのアンティークなど愛さない。なんならアンティークという呼称すら烏滸がましいレベルである。



こんなデコボコトリオが数多ある惑星からルビコン3を選んだ理由。そんな大それたものはない。
ただ、金を稼ぐのに戦争がポンポン起きまくっているこの惑星が、彼らにとってとっても都合が良かっただけなのだ。

遠路はるばるルビコンまでやってきたドン底独立傭兵ズを待ち受ける第一の関門。
それは、惑星封鎖機構によって静止衛星軌道に設置された衛星砲による不法侵入防止策である。

不明な物体を検知すると、直ちに超高出力のレーザーが発射され、対象を粉砕玉砕する悪魔の兵器。

この衛星砲による妨害を突破しなければ、ルビコンへの密航は果たせない。
もちろん彼らに対策などは無いので、運に任せるしかなかった。
が、神は彼らを見捨ててはいなかった。



「あの光は…AC!?戦り合ってんのか!!?」

衛星砲周辺で行われるAC、MTの入り混じった機動戦。
その規模は尋常のものではなく、大規模な強襲作戦でも実行されたのかと疑いたくなるほどだった。

ふと周りを見渡すと、自分たちと同じように密航を試みる者が複数いることに気付く。
よく見ると、輸送機や大気圏突入カプセルには、企業のロゴが刻印されていた。

「あー、これアーキバスやベイラムグループのやつらですね。どうやら私たちの突入タイミングとブッキングしちゃったみたいです。いやーラッキーラッキー」

「偶然にしちゃきな臭く感じるが、まあいい。ここまで来れた時点でミラクルがダース単位で起きてんだ。一個や二個増えたくらいどうってこたあねえ」

「今のうちに突入するぞ。アダム、お前に降下軌道の制御は丸投げする」

『ガッテン承知の助』



船体が揺れる中、三人は流れ弾が当たらないことを在りもしない神に祈る。



果たして、三人の密航者がルビコンへと降り立った。
彼らはルビコンにとってのイレギュラーになるのか。それとも…。

炎に焼かれて消えゆく余燼に過ぎないのだろうか。

「「生きてるぅーーーーー!!!!!!!」」



地面に突き刺さった輸送機から脱出した二人は、空に昇っている恒星を認め、歓喜のあまりガッツポーズをした。
第一の関門にして最大の脅威たる衛星砲をやり過ごせたのだ。彼らの奇行も無理のないことだった。



しかし、こんなことで時間を浪費するのが愚行なのは言うまでもない。仕事モードに意識を戻したアーツェーは、あるシステムへの接続を試みた。



『登録番号Rb-72。独立傭兵アーツェー。お久しぶりです』

傭兵支援システム『オールマインド』。全ての独立傭兵を支援するシステムを自称する謎の存在だ。
謎の存在ではあるのだが、彼女(?)の存在によって現役時代に大助かりしていたのも事実。
ルビコンでも機能が生きていたのは予め把握していたので、存分に活用させてもらうつもりだったのだ。

『バイタルサインの確認が完了しました。休止状態を解除します。…そして、貴方にお詫びすることがあります』

『活動地点に大幅な変更があったため、独立傭兵アーツェーのランクを初期化させていただきます。ここルビコンには嘗ての戦場とは違う傭兵が多数存在するが故の措置です。ご了承ください』

仕方のないことだと頭の中で割り切り、青年は頷く。ライセンスが生きていただけ儲けものなのだ。これ以上求める必要はあるまい。

『オールマインドは全ての傭兵のために在ります。引き続き、ご愛顧をお願いいたします』



それだけ言うと、オールマインドの音声が途絶えた。あとは勝手にやれ、ということだろう。

「んじゃ早速ドンパチかまします?ちょうどいい企業潰しの依頼とかいっぱいあるんですよねー」

『そういうのはアダムにお任せを。めっちゃ儲かる依頼を探してきますよ』

「戦うのは俺。だから最後にどの依頼を受けるのかを決めるのも俺。OK?」

「仕方ないですね。そのかわり報酬の七割もらいますからね」

妄言を垂れたアヤは強めに殴った。

というわけで始まります。下二にどの依頼を受けるかを記載してください。


依頼主:ベイラムグループ
依頼内容:ルビコン解放戦線の居住地破壊
報酬:49000C


依頼主:ルビコン解放戦線
依頼内容:コーラルの湧出地調査
報酬:基本0C 成果によって増額。

依頼主:RaD
依頼内容:試作MT稼動試験補助
報酬:50000C

遅かったじゃないか……

試作MT稼動試験補助

MAIN SYSTEM
MISSION BRIEFING

LOADING…0%

LOADING…50%

LOADING…100%

COMPLETE

アーツェー、依頼が入っています。ご確認を。

-----



はじめましてだな、独立傭兵アーツェー。RaDのチャティ・スティックだ。

早速だが依頼の内容を説明する。

今回の依頼は、俺たちRaDが開発した試作MTの稼動試験、その支援を行うというものだ。

平たく言えば、MTとの模擬戦闘だ。
その時のボスの要望を伝えておく。

『殺すつもりで戦え』、だそうだ。

機体の問題点が見つかれば、その分報酬も上乗せする。

要件はそれだけだ、じゃあな。



-----

ルビコンで初めてのお仕事が、おもちゃとの模擬戦とは。
独立傭兵の初陣にしては味気ない、と青年はコックピットで溜め息を吐いた。

『不満ですか?手堅く金が稼げるんだから良くないです?』

「あのなあ。アダムの調べによると、RaD…もっと言えばグリッド086に屯してるドーザーたちは、かなり排他的な組織らしいじゃねえか」

そんな彼らがわざわざ外部の馬の骨に依頼を出すとは考えにくい。何か裏があるかもしれない。


独立傭兵と依頼主は出し抜き合う関係性でもある。自身に不都合な存在を偽の依頼で釣って始末するのだって日常茶飯事だ。

『まあ、そうですけど。私も調べてみましたが、彼らに裏があるわけでは無さそうですよ。他所の連中が怪しい動きをしてますが…』

『ともかく、受けたからには依頼は遂行しましょう。ヤバくなったら逃げりゃあいいんですよ逃げりゃあ』

「簡単に言ってくれる」

だが、アヤの言うことも尤もである。
受けた依頼の内容がコロコロ変わるのはよくあることだが、一度受けた依頼を始めもしないで逃げ出すのは大問題だ。

一から実績を積まなければならない以上、危ない橋を渡る必要がある。
罠があるなら罠ごとぶち破ればいい。



そう自身を律し、ACを起動した。



『メインシステム、戦闘モード起動』

今さらだが主人公の名前はAC6のドイツ読み

きっとACアインからフェンフは多重債務者

依頼主より指定された座標に移動すると、BAWSが生産している四脚MTがカメラに映った。
どうやらRaDによって魔改造を受けたらしく、原型を留めていない。

具体的に言うと、四脚MTの名が示す通りに機体に生えている四つ脚が全て、ATが装備している逆関節に換装されていた。
オマケにミサイルはスタン弾ランチャー、キャノン砲は火炎放射器にそれぞれ換装されており、二丁のマシンガンに至ってはファーロン・ダイナミクスの10連装ミサイルに取り替えられている始末である。

最早ヤケクソじみた改造だが、火力と上下の機動力だけは向上している。
悪路への対応力を高める狙いがあったのだろうか。開発者は馬鹿じゃないのか。

『よく来たね、独立傭兵アーツェー。依頼を引き受けてくれたこと、感謝するよ』

回線越しに聞こえる女性の声。態度からして、彼女が元締めと見て間違いないだろう。

『だがすまない。ちょっと火急の案件だ。うちの製品を狙ってクズどもがアポ無し訪問してきやがってね。そいつらをぶちのめさなきゃ試験もクソもない』

『クズどもの名は『ジャンカー・コヨーテス』。脳みそが溶けてる群れることしか能の無い連中さ。…だが面倒なことに、鼻は利くようだ』

『餌を狙ってノコノコ出てきた犬っころを、あんたに退治してもらいたい。なに、うちの試作品『FIREBIRD』と遊ぶ前の試運転と考えればいい』

「報酬は上乗せで頼むぜ」

『働き次第で考えてやらなくもないよ。さあ、お仕事の時間だ』

その彼女の言葉と同時に、爆発音が複数回発生する。
どうやら先に部外者を始末する必要がありそうだ。

「タダ働きだけは御免だからな。…いっちょやるか。アヤ、サポートは任せた」

『はいはいー』

害獣駆除の開始を告げる、破壊音が鳴った。

というわけでここまで。カイジ案出した人は修正前のアイビスに一度ボコられていただきたい所存。

ほなまた…。

おつー

乙πー

おっつぅー
これは良いカイジスレ
期待が高まるぅ・・・溢れるゥゥ・・・

ちまちま進めます。

防壁を破壊して試験場に乱入してきたのは、歪なシルエットになるほどに肥大化した脚部を持つ数機のMT。
外見から推測するに、地上での機動力を極限まで高めた機体だと思われる。
その強靭な健脚からお見舞いされる蹴撃にも警戒するべきだろう。



『んお?見ねえACだな。ラミーはどうした?』

『コーラル酔いで出れないんじゃねえの?ベットでママのおっぱいでも吸ってるんだろうよ』

『まあそんなことはどうでもいい。試作MTは見つけたんだ。このまま鹵獲すっぞ』



包囲陣形を取るMT部隊に対し、こちらは試作MT一機と自身の駆るAC『沼渡り』のみ。
如何ともし難い戦力差ではあるが、決して勝機が無いわけではないだろう。

自分の実力、そしてお仲間の性能次第では覆せるはずだ。
そうでなければRaDの連中が増援をすぐさま送っているだろう。
バチボコにされて試作機を奪われたとなったら、面目が丸潰れなのだから。



つまり、こうして様子見を決め込まれる程度には余裕があるということだ。
なら焦っても仕方がない。落ち着いて対処していけば良い。

『敵の構成を解析しました。こいつらが第一波、増援を含めたら第三波で打ち止めです。ダンゴムシみたいなヘンテコなMTも後詰の部隊に採用されてるみたいなので、チャチャっと潰して迎撃態勢を整えないとキツそうですね』

「了解。んじゃ、援護よろしく頼みますよ、焼き鳥のパイロットさん」

『………』

「反応が無い。無人機か」



こちらの言葉を無視して我先にと突撃を始めた試作MTに追従し、青年もアサルトブーストで吶喊した。

直下でコンマ判定です。


01~10:AC撃墜
10~25:損傷したが第一波迎撃完了
26~80:特に被弾せず第一波迎撃完了
81~99:効率よく倒せた(評価UP)

勝たなきゃクズだ!

クイックブーストで機体を左右に揺らし、ミサイルの誘導から逃れる。
そして、お返しにこちらも肩部ミサイルランチャーを発射する。

八発の誘導体がMTを追い立て、その半分が直撃した。
耐久限界を超えたダメージに機体が爆散する。脱出機構が作動した様子が見られなかったのでパイロットは死んだと思われる。



「まず一機。そして二機目だ」



撃墜を確認したアーツェーは左手の武装を起動し、最も近いMTへとアサルトブーストで急接近、そのまま機体を両断する。
高周波振動するパルスの刃はMTに衝撃を叩きつけ、見るも無惨な姿へと変貌させる。

近接兵装とはいえ、MTを一撃で墜とすとはかなりの高火力である。
追撃できるように出力を下げていたのにこれとは、最大出力ならどうなるか。

想定以上の性能に口角が上がり、残りの目標を叩き潰すべく操縦を続ける。



ジャンカー・コヨーテスの先遣隊(第一波)は、ものの数十秒でスクラップにされた。

『へえ、やるじゃないか。ランク圏外の独立傭兵だからと甘く見たのは間違いだったかね』

「お褒めに預かり光栄だ。だがまあ、ファイアバードなる試作MTさんの助力あってのものだと謙遜させてもらおうかね」

『手慰みで造ったとはいえ、我が子を褒められるのは嬉しいね。戦場から回収したジャンク品メインで組み立てたにしてはやるだろう?』

「…見た目だけは擁護のしようがないがな」

試作MT『FIREBIRD』に搭載された火炎放射器が、勝利の雄叫びを上げるように火を吹く。
ゲテモノ試作機と相対してしまった可哀想なMTは真っ黒焦げになっていた。なんとも哀れである。



アーツェーは第二波に備えてマシンガンの弾倉を取り替える。
残弾にはまだ余裕がある。多少は牽制に無駄遣いしても問題はないだろう。



『先に出した奴らが死んだ!もうこうなったら強奪とかどうでもいい!!!控えてるMTを全機出せ!!!!!』

『ドーザーの最大戦力に恥を掻かせたツケ、払わせてやれ!』

『ぶっ殺したるわあ!!!!!』



第二波の襲来が始まった。が、何やら様子がおかしい。
明らかに戦力が多い。これでまだ残りがあるというのか。



『ダンゴムシが三匹…んで、足だけムキムキなMTが九機…。あー…これ第三波のやつも纏めて出撃させてます。アーツェーに瞬殺されたのがよっぽど悔しかったんでしょうねー』

「なるほど。なら、これを潰せば終わるわけだな?」

『そーいうことです』



連中の動きは想定外だが、まだ許容範囲だ。
このまま順当にいけば、こちらの勝ちは確実である。

だからこそ、焦ってはならない。追い詰められた動物ほど恐ろしいのは、いつの世も変わらないのだから。

直下でコンマ判定です。


01~15:AC撃墜
16~30:被弾したが殲滅
31~85:目立った被弾もなく殲滅
86~99:ジャンカー・コヨーテス涙目敗走

金が命より重いならパーツも命より重い?

あー

ジャンカー・コヨーテスをやっつけるのが確定したので今回はここまで。ほなまた…。

良ければ酉つけてくれ

債務者はルビコンに散った
期待はずれだったな・・・

AC・6(アーツェー・ゼクス)
名前のACは(A)LLMIND (C)USTOMの略
なんかあって過去に戻ったオールドンマイちゃんがこのままじゃどうやっても目的を達成出来ないと知り用意した強化人間
6なのは他に何人も手勢がいるからかもしれないし5人失敗してようやくの成功体なのかもしれないし第6世代強化人間の技術で作ったからかもしれないし何か他の秘密があるのかもしれない、無いかもしれない、安価次第
オールドンマイちゃんが直接の上司になるのだがオールドンマイちゃんだし騙して悪いがするかもしれないし役立たずの足手纏いかもしれないし命令は完璧にこなしつつオールドンマイちゃんの邪魔しかしないかもしれない、やっぱり安価次第



とか考えたけど今さらだな

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