【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア Vol.2 (1000)


世界人口の約八割が何らかの“個性”を持ち、超人社会となった現在!
“個性”を悪用する者を圧倒的な力で取り締まる『ヒーロー』という職業は憧れの存在となっていた!

これは貴方が安価とコンマで雄英高校でヒーローを目指す物語である。


前スレ
【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア
【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474540380/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474903467


基本ルール説明 その1

基本判定
基本は能力値(体、知、心)+2桁コンマになります。

ただし、個性を用いた場合の行動は個性練度+対応能力値+2桁コンマとなり、個性がない場合とは大きな差とな

ります。
例:オールマイト(全盛期)は体:100の個性連度:100なので基本200からスタートとなる


目標値、相手の達成値を倍上回ると大成功。3倍、4倍となるとどんどんいい結果になっていきます。

例:目標値30の料理を作る場合、30以上で成功、60で大成功、90で大々成功、120で……


逆に目標値の半分以下になると大失敗になります。

例:目標値30の料理を作る場合、29以下で失敗。14以下で大失敗。※大失敗以下はありません


基本ルール説明 その2

負傷について

貴方の物語にHPなどは存在しない。
あるのは負傷の段階だ。
それは、敵の攻撃を受けるたびに状態が変化する。

負傷は、敵との判定に敗北し、攻撃を受けると一つずつ段階が上がっていく。
※戦闘は攻撃防御に関わらずコンマ判定に勝った方がダメージを与える方式

最初の1段階目はかすり傷。頬が切れたり、膝をすりむいたり。戦闘に影響はない。
次の第2段階目は軽傷。  痛い一撃を受けた。痛みはあるが、戦闘に影響はない。
そして3段階目は重傷。  骨が折れたりして動きが鈍ったが、戦闘に影響はない。
次の4段階目は致命傷。  アバラが折れたり腹に穴が開くが、結局戦える。
最後の段階は戦闘不能。  戦闘続行不可能なほどの傷を受け、もう動けない。

戦闘不能になるまで行動に戦闘に影響は無いが、負傷を得るたびその段階一つにつき一度、コンマ判定を1回プラスできる。
4段階まで負傷していれば、最大4回のコンマ判定をプラスできる(1回の判定につぎこんでもいいし、わけてもいい)

ちなみに、通常の判定と同じく相手の達成値の倍を出せば負傷は一気に+2、3倍なら+3と相手が弱けれ一撃必殺も狙えるだろう。
逆に同じレベルの戦いだと少しずつ段階を踏んで行くことになる。

早い話ポイントの取り合いだと思えばいい。
先に相手を5段階目に追いこめば勝ちだ。

とはいえ、敵によっては重傷を受けた時点で敗北を認めたり逃走したりする者もいるだろう。
逆に戦闘不能になるまで戦いをやめない者もいる。

それは貴方にとっても同じこと。どこで戦いをやめにするかは貴方次第だ。


ただし、貴方や他一部の特別な者には第6段階の負傷状態が存在する。
戦闘不能に陥った時、貴方はそれを選択できる。
そのまま戦闘不能になるか、再び立ち上がり、戦った後『死』ぬかだ。
死の段階に入った者は、戦闘が終わると死ぬ。ただし、それ以上負傷の状態が増える事はない。
いかような攻撃を受けようと倒れることはなくなるのだ。

なぜならその時、貴方はすでに死んでいるのだから……!

さらにこの状態になった場合、負傷のコンマプラスは無制限に行える(最大+4までだが)
まさに最後の灯火だ。

戦闘不能を選ぶか、『死』を選ぶかは貴方次第だ。
信念の元に、その時がきたら選んで欲しい。
※『死』ぬのは肉体とは限らない。個性、精神。その時好きな死を選ぼう。


基本ルール説明 その3

プレッシャーについて

強大なヴィランが現われた際、相手の迫力により貴方の体が自由に動かなくなる可能性があります。
さらに戦闘中威圧のコマンドを選んだ場合、相手にプレッシャーを与えることが出来ます(心VS心のコンマ対決)

負傷と同じくプレッシャーにも段階があり、1段階ごとにコンマにマイナスがつきます。

1段階目:-10 体が震えるがまだ動く
2段階目:-20 足がすくんでいるが、まだなんとか
3段階目:-30 股間からジョバアしたかも
4段階目:-40 逃げ出してもおかしくほど恐怖を感じる
5段階目: 気絶 貴方の心は耐え切れなかった

プレッシャーはターンごとに相手の達成値を目標に心で抵抗(プレッシャーの影響なし)し、それを上回れば回復することが可能。
※最低1ターン(1行動)はマイナスの影響を受けます
※プレッシャーを受けない相手もいます 例:脳無、ロボット


成長に関して

成長の場合、コンマ判定を行いその能力値、個性練度以上の値が出ればその能力、個性が1アップする。
それ以下の場合だったとしても、次の成長判定にはその数値にコンマをプラスする。

基本成長は1ずつだが、ゾロ目が出て成長した場合はそのまま数字が累積する。
※能力値8で11を出した場合残りの3(+その後のコンマ)は次の9の成長に使える。さらにコンマ判定が20で合計23残っていた場合、9(残14)→10(残4)と一気に成長が可能となる。



・能力値の目安

01~10  3が一般人。5が雄英入学者平均 10で入学トップ
11~20  ※1へ
21~30  プロヒーローの仲間入り
31~40  中堅ヒーロー
41~50  トップヒーロー  ←エンデヴァーがここ(心:50)
51~60 
61~70
71~80
81~90
91~
100    規格外      ←全盛期オールマイトがここ(体:100)

※個性偏重社会の世界観を考えて個性有利の環境になってます。
 逆に言えば多少個性が劣っても能力がやばいと逆転が可能となります。
 例:脳無やステイン、あと相澤先生

 その中で圧倒的なのがオールマイトになります(現在弱体化で90)

※1
11~ 10年に一人の逸材とか言われる(なぜか毎年出るアレ)
15  間違いなくスカウトの目が留まる
16~ 相棒として活躍可能 成長すればひとり立ちも
20  学生(大学ふくむ)トップ 野球で言えばドラフトで全球団1位指名必至


・個性練度の目安

01~10 1桁前半は覚えたばかりの子供のようなもの。 ←初期デク
11~20 少し慣れてきた。20前後が雄英入学平均。
21~30 
31~40 35前後で入学トップ。           ←爆豪とか
41~50 50で高校トップ。
51~60 プロヒーローの仲間入り           ←Mt.レディココ
61~70 中堅ヒーロー                ←インゲニウム(天哉兄)とか
71~80 一流ヒーローの仲間入り
81~90 トップヒーローの仲間入り。ランク二桁。
91~   トップオブトップの世界。ランク一桁。    ←貴方ココ


・二つ合計の目安

 55~    相棒の人達
 70~    プロが視野に入る
   ~100 若手ヒーロー
101~    実力派と呼ばれる人達 ←プロ一本で食っていける
120~    一流ヒーロー     ←逆に露出が増える
   ~150 トップオブトップ
200~    規格外        ←全盛期オールマイト(弱体化で180、制限時間)


好感度

好感度が80を超えると共闘時に合体、連携攻撃が行えるようになる。
二人の個性練度を合計し、どちらか代表の能力値を足してコンマ判定を行うことができる。

同じように好感度が80以上ある者がいれば、三人、四人と同時連携ができる。


好感度表(友人)

01~29で 知り合い
30~59で お友達
60~89で 親友
90 以上で 命をかけてもいいレベルと考えてください。


好感度表(ライバル)

01~29で 眼中に無い
30~59で 気になる
60~89で ライバル(認めた)
90 以上で 絶対負けたくない相手(それでも背中は預けられる)

恋愛感情が生まれるのは100オーバー 気に入らない、でも気になる!


好感度表(女の子 友人)

01~29で 知り合い
30~59で お友達
60~89で 気になる人
90 以上で 考えるだけでドキドキする

100オーバーは愛デス


評価表(先生)

01~29で 一応、見こみある?
30~59で 普通の生徒
60~89で コイツは次代を担う有精卵だ
90 以上で 金の卵どころじゃねぇ!


※そのうち100以上のも追加します


※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)

 などに使えます。


そろそろはじめましょうかー。
23時から。

前スレ1000。ありがとうございます。
オールフォーワンとの戦いでオールマイト引退くらいで一区切りできたらいいなー。なんて思ってます。


お茶子のコミュ。お茶コミュから再開です。

今日も短いっす。戦闘訓練、多分入れない……



≪貴方が来た!≫


基本ルール
コンマ判定の時ゾロ目が出たらさらにその下のコンマも足していきます。
ゾロ目が続く限り足すので理論上無限に達成値を上げられます。

他ルール
>>2
>>3
>>4

能力などの目安表
>>6

※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)

現在8点


お茶子コミュ 会話後 好感度判定を行います。修正+14

この後更新されたステータスを張ります。



貴方と出久が個性コントロールについての一件が終わり、正門に向け歩こうとした時だった。


お茶子「お二人さーん」


貴方と出久を見つけた麗日お茶子が声をかけてきた。


貴方「君は……」

お茶子「麗日お茶子です。えっと、『貴方』くんに、緑谷……デクくん! だよね?」

貴方「デク?」

お茶子「え? だってテストの時、爆豪って人が」

貴方(そういえば、飛びかかる前そう叫んでいましたね)


出久が個性を使った直後、確かにそう呼んでいたのを貴方は思い出した。


出久「あの……本名は出久(いずく)で、『デク』はかっちゃんがバカにして……」


つまり、蔑称ということだ。


お茶子「えー。そうなんだ。ごめん!! でも、『デク』って、『頑張れ!!』って感じで、なんか好きだ私!」


出久「デクです!」


貴方(カブいてきたあぁぁぁぁ!)

蔑称だったその名を即座にいい意味に変換できる。

ソレ実に、貴方好みのカブいた姿だ!


貴方(その姿勢、私は嫌いじゃない! ならばっ……!)


↓2~4 多数決

1:ならば、私もその名で呼ばせてもらおう!『デク』君と!
2:ならば、私も一つあだ名を贈呈しよう! のち候補を募集します(2-あだ名を書いてもあだ名は無効だよ)

※出久にあだ名つけると好感度的にどんなのでも喜んじゃう上これからそれで呼ばなくてはならなくなるから注意な! マジ注意な!


選択 1


貴方「では、私もこれからそう呼ばせてもらってもいいですか? デク君」

お茶子「よろしくね、デクくん」


デク「もちろんだよ!」


出久の呼び方が『デク』に変化しました。


お茶子「それで、なにを話してたの?」

貴方「個性のコントロールについてですね。それと、一緒にトレーニングするかどうか」

お茶子「おおー。今日のさっきでいきなりだね! そうそう、私も『貴方』君に重力のことで聞きたいことがあったんだ!」

貴方「重力の? ああ、そういえば……」

お茶子「そう。私の個性は無重力で、『貴方』君と同じ重力関係やから!」


麗日お茶子。

彼女の個性は無重力。触れたものを3tくらいまで無重力状態にできる。


ちなみに、好きなものは星空らしいぞ!


お茶子「『貴方』君個性把握テストの時個性で自分持ち上げてたよね。私、それやるとすぐに酔っちゃうんだ。なにかコツがあるのかと思って」

自分以外のものならば、約3tほど持ち上げても問題ないのだが、それ(彼女いわく「超必」)をやると短時間でも嘔吐してしまうのだという。

確かに、彼女は立ち幅跳びの時などは普通に跳んでいた。それが出来ればもっと高い成績を残せただろう。


貴方「ふっ。我に願い、契約したいと申すか。我が知恵を借り、実を成すとすれば、それは禁断の果実! その道は天へと至る階段ではなく、地獄への直通路であるが、いかがする!?」

無意味にポーズ! なぜかたなびく白衣! 訳すると、『私の指導は厳しいぞ!』


お茶子「……」


お茶子の好感度によって反応が変わります


↓1 ゾロ目あり 好感度補正+14

01~29 やっぱり、いいです。ドン引きされた。 トレーニングはありません
30~59 あとで教えてね。約束だよ!      後日コミュをとったら
60~89 望むところだよ!           デクとの早朝トレーニングに加わります
90~   お願いします、師匠!         同上 だが、早朝トレーニングは彼女が言い出す

↓3~5 多数決 お助けp>>8 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


好感度表(女の子 友人)

01~29で 知り合い
30~59で お友達
60~89で 気になる人
90 以上で 考えるだけでドキドキする


コンマ 78 補正+14 合計92 貴方のことを考えるだけでドキドキする


お茶子「お願いします、師匠! 早速明日の朝からお願いしてもいいですか!」

びしっと背筋をただし、お茶子が提案する。

貴方「いいですよ。では、明日の早朝。授業のはじまる前に自主練といきましょう」

お茶子「はいっ!」


お茶子との早朝トレーニングを約束しました。

ついでに、その夜デクからもお願いされました。


こうして貴方達は、家路に着く。


お茶子は共に駅まで歩いた二人と別れ、一人になったところでほっと胸をなでおろした。


お茶子「いやー、ダメもとで言ってみるもんやな」


思わず師匠と言ってしまったけど、それくらい惚れ惚れする重力制御だった。

はっきり言って、自分の理想といってもいい。


しかも、あれほど凄いのに、まったく威張り散らしたりする様子も、それを鼻にかけた様子もない。


あのおかしな言動さえ、魅力の一つと感じてしまいそうなくらいだ。


自然と笑みがこぼれてくる。

朝、二人だけの特訓だなんて、夢みたいだ。


お茶子「よーし、がんばるぞー!」

おー。と拳を上げた。


麗日お茶子 好感度 92 考えるとドキドキする相手


入学初日終了!


入学初日が終わりました。

個性把握テストを乗り越えましたので貴方は成長しました。


↓2 アップさせる能力を選んでください。 同時にゾロ目あり判定

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)

↓4~6 多数決 お助けp>>16 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 19 心22(8+19=27) 心22→23

心が1ポイント成長しました。

日が変わります。

入学二日目。授業開始。午後には戦闘訓練です。


ステータスが更新されました


『貴方』
雄英高校1-A所属

体 :19(0) プロの相棒として活躍していて不思議ない能力だぞ
知 :16(0) スカウトの目に間違いなく留まる知性と観察力を持ってるぞ
心 :23(0) 即プロとして活躍できるほどのストロングハートだ!

財力:64 平均より少し上のご家庭

個性:重力操作
   その名の通り、重力を操る個性。重力を中和し重いものを持ち上げたり、自身の体を浮かしたり他人を浮かしたり、重力を増加させ押しつぶしたり様々なことができる。重力を用いて障壁を張り守ることも可能である。
   重力を一点に収束させ、いかなるものも消滅させる『孔』を精製できるようになった。
   重力の力場を利用し、物体を断てる棒を作れるようになった。体を使い剣道の補正と同時に使えます

練度:95→96(89) トッププロとも渡り合えるレベル

弱点:発動のために疑似恒星を作らなければならないため、常にいくらかの質量を要求される

    擬似恒星はサイズに応じた黒い重力制御の球体が現われる。貴方の周りに漂います。
    小石ほどの重量があれば発動は可能。重いものがあればあるほどパワーを上げられるが、同時にそれも消費される。
    人間などの生き物を触媒にする場合、大きな抵抗がある(不可能ではない)

    余分に10キロの質量を消費すると練度をさらに+1することが出来る。消費した分プラスが可能。ただし、パワーをあげて個性を発動させると『心』での制御判定が必要となる。
    制御判定は上昇に使用した質量の重さを目標値にして『心』判定(+1の10キロなら目標値10)
    制御に失敗するとしばらく個性が使えなくなります。大失敗すると個性に飲まれて貴方が擬似恒星になってしまうかもしれません。

性格:どうやら貴方はカブいて中二病的なところがありますが、強大な「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけねば、という自負もあるようです。

    でも心の奥底には変態が眠っているのかもしれません。
    礼儀正しく、「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけましょう。

目的:単純に自分の能力を使うことが好きで、もっと経験と研究を重ねて凄い事を起こしてみたい
    それでヴィランでなくヒーローを選ぶのは、人への礼節を弁えているから

一人称:私

趣味:剣道   個性を使わずとも肉弾戦の判定にプラスが可能です 体+2
  :天体観測 個性つながりで色々話題に出来ます

容姿:若白髪にメガネ、そして学ランの上から白衣を着ている(雄英では制服の上に白衣)

スーツ:白銀のフルプレートメイル。裏地に銀河の描かれた白マント

     貴方のスーツはとてつもなく重いようですね。個性を使わないとまともに動くことは出来ない重さです。
     負傷+1を1度だけ無効化できる
     周囲になにも無い場合、個性使用の触媒として使用可能。最大+5まで出来る。

両親:普通の人

家族仲 : 94 家族仲は最高のようだ。
妹がいる:200 もう愛してるってレベルじゃない

中学校:68。貴方、すげぇぇぇぇ! 尊敬のまなざしで見られている。貴方は多くの生徒から尊敬されているようだ。

入試:仮想ヴィランp34 レスキューp101 お邪魔ギミック撃破 一般入試実技1位、筆記ほぼ満点で1位

個性把握テスト 前半4種192p 後半4種230p 合計422p 永久に超えるもののいない記録を出した

知人 飯田_天哉_好感度__33_友人(ちょっとライバルより)_____初期 29 分類 友
   緑谷_出久_好感度_181_貴方のためなら命も棄てられるほど___初期161 分類 友
   葉隠__透_好感度__62_気になるダンスィ___________初期 50 分類 女友
   蛙吹_梅雨_好感度__58_友達_________________初期 54 分類 女友
   爆豪_勝己_好感度_100_絶対に負けたくない相手No.2!!__初期 96 分類 ライバル

先生:相澤消太  評価度 159 金の卵どころか既に孵ってやがる!   初期155 分類 先生


お助けポイント:8
※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)


※スーツに防御力が追加されました


早朝。
今日からいよいよ、授業開始だ。

そして、お茶子とデクの約束どおり、早朝トレーニングもはじまる。


いつもより早く目を覚まし、貴方は着替えるため綺麗にたたんである制服と白衣を手に取った。


貴方「ん?」

貴方は、一番上に置いてあった白衣にいくつかのシワがあるのを見つけた。

まるで誰かが一度袖を通したかのような小さなシワだ。


それを見て、貴方はにやりと笑い、白衣を空中へと投げ出した。


ふわり。とまるで重力のくびきから解き放たれたかのように、白衣が空に浮かぶ。


いつの間にか、貴方の周囲には力の源となる擬似恒星が浮かんでいた。

さらに、白衣を挟むよう、別の擬似恒星が並ぶ。


貴方「グランドプレス!」


ズンッ! という音が錯覚するほどの見えない波動が溢れ、宙浮かぶ白衣が一瞬にしてぺしゃんこになった。

そう、重力で挟み込み、白衣のシワを伸ばしているのだ!


その間に貴方は、制服へと着替える!


個性の無駄遣いに見えなくもないが、コレは個性コントロールの究極といってもいい難易度のトレーニングだった。

白衣を浮かび上がらせているのは、貴方の作り上げた無重力フィールドだ。つまり、その中は無重力となる力で満たされているわけだ。

だというのに、貴方はそれに干渉せぬよう、今度は逆の作用を発する重力をかけたのだ!


重力を中和した場所に、さらに別の重力を作用させている。

それは、お湯の中でカキ氷を作るのと同じくらい矛盾した行為。


互いの重力がぶつかりあわぬよう調節できる繊細なコントロールと、強大な集中力がなければ出来ない、見るものが見れば卒倒しかねない匠の業であった。


しかし彼は、それを制服に着替え鼻歌を歌いながら実行している!


貴方「こい!」

制服に着替え終えた貴方が手を伸ばすと、白衣が空中で一回転し、まるで白衣が貴方に引き寄せられるように舞い、伸ばされた手に袖を通し、ふわりと白衣は装着された。


貴方「白着完了!」


メガネを押し上げ、決めポーズ!

白衣のシワも綺麗に消え、まさに完璧である!


貴方(決まった……!)

妹(お兄ちゃん、カッコいい!)

なぜかドアの隙間から覗いている妹も大喜びだ。


さあ、早朝トレーニングに行こうじゃないか!


貴方は朝もやのかかる雄英高校へやって来た。

部活動の朝練がグランドで行われる中、そのスミで二人の男女の前に立つ。


お茶子「なんでデクくんもいるん?」

貴方「先に約束していましたからね」

デク「あ、あはは。ごめんね」

デク(麗日さんがなんだかすっごく不機嫌だー!)


先だけどあとからねじこまれた格好なので、理不尽だけどしかたない。


まずは、麗日お茶子。

彼女の超必。それは自身に個性を使うと消耗が激しすぎるということだった。

それは、自分の個性だからなのか、それとも空を飛ぶから酔うのか。

それを確かめるため、まずは、自分のではなく貴方の個性で彼女を浮かし、クルクルと回ってもらうことになった。

貴方「行きますよ」

お茶子「はい!」

貴方は擬似恒星を作り出し、その力でお茶子にかかる重力を中和する。

すると彼女は……


↓1 ゾロ目あり お茶子の心 +8

 01~29 全然ダメ。  即効酔った 他人のさえダメなのか……
 30~59 そこそこもつ 自分の個性だからだめなのかも
 60~89 がんばった。 他人のなら問題なし。あとは自分との戦いだ!
 90~99 なにかつかんだ! 連続しようは出来ないが、1回なら吐かなくなった
100~   麗日さん神がかる 超必 が普通の必殺に!

↓3~5 多数決 お助けp>>16 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 02 ……全然ダメのようだ


貴方「……」

デク「……」

お茶子「ぐったり……」


どうやら、根本的にいろんなところがダメのようだ。


お茶子「そ、それがわかったのだけでも、収穫です、ばい……」がくり

デク「麗日さーん!」

貴方(……ばい?)


重力酔いした彼女を芝生に寝かせ、頭の上に濡らしたタオルを乗せる。


次は、デクの方だ。


昨日は聞けなかったデクの個性のこと。コントロールに心がけていることを聞いた。

彼の個性は簡単に言えば超パワー。

しかし、パワーが高すぎてコントロールしきれていない。

デク「使う時イメージしているのは、電子レンジの中の卵を温めるイメージかな。それが割れないように。それで、卵が爆発しないイメージを反芻しろって。あの人が、そう言ってるから……」


その説明を受け、貴方は……


↓1 ゾロ目あり 知+15

 ~59 普通のアドバイス、デクに変化なし
 60~ なにかを感じる。
 80~ さらになにかを感じ、次デクが行うワンフォーオール制御判定にボーナス
120~ でボーナスさらに倍!
180~ ボーナス3倍!? 以下60の倍数で増えてく

↓3~5 多数決 お助けp>>16 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


安価下で お助けポイントは使わず。

コンマ00 03 知+15 達成値118 貴方は鋭くなにかを感じ取った


貴方(……)

貴方が感じたのは、デクの個性コントロールのしかたではなく、もっと別。根本的なことだった。


貴方「デク君。君は拳を振るう時、なにかを参考にしていますね? 憧れのヒーローとか、好きな格闘スタイルとか」

デク「え?」

なにか図星を指されたように、デクはどきりとした。


デク(僕、『貴方』君の前でまだスマッシュ撃ってないよね……?)

それは、推理の材料がそろってしまえば真実にさえ辿りついてしまうのではいかと思うほどの鋭さだった。


貴方「? 私の顔になにか?」

デク「あ、いや。確かに、その通りだったから」

貴方「なら、その憧れやリスペクトが強すぎるのかもしれません。その人ならこうできる。こうなる。その理想に引きずられて、力が溢れてしまうのかも」

デク「……っ!」

貴方「だから、一度それを忘れるようにして、君だけのやり方を考えた方がいいのかもしれない」

デク(考えたことも、なかった! そうだ。僕はオールマイトと全然違う。だというのに、オールマイトと同じことをしようとしてた!)

無意識のウチに憧れに手を伸ばし、身の丈以上の力を出そうとしていたのだ!

貴方「空っぽの器に力を注ぐんです。今のデク君には、その器に余計なモノが既に詰まっている。それを一度忘れろというのは難しいと思います。でも、一度挑戦してみてください」

デク「わ、わかった!」

貴方「別に拳を振るう必要はありません。一度自分にその力を満たすよう、発動させてみましょう」

デク「はい!」


↓1 ゾロ目あり コントロールなので ボーナス貴方の心 +23

 01~29 さっぱり。貴方は先生に向いていないようだ。 効果なし
 30~59 そこそこ。いきなりではやっぱり無理だった。 0か100じゃなく、0か80くらいなら出来そう
 60~89 少しつかめた気がする。が、効果が出るのはまだ先のようだ。 2回に1回コントロールできそう
 90~99 器に少量だが力が満ちた! けっこういい感じ。 1%フルカウルが可能になった。
100~   目覚めるパワー! 今の肉体に一番負荷のないパワーで撃てるようになった!
150~   デク、覚醒! 髪の毛が逆立った アイハブコントロール
180~   もう一人のオールマイトが出来た デクさん 完成

↓3~5 多数決 お助けp>>16 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下

こいよゾロ目! 覚悟はいいか? 俺は、出来てる!


多数決によりお助けポイントはまだ使わない

コンマ 49 ボーナス23 合計72 少しつかめた気がする。が、効果が出るのはまだ先のようだ。 2回に1回コントロールできそう

無難なところにおさまってほっとする私。


デク「……でき、た? あ、いや、うーん?」

なにか掴んだような掴んでいないような、デクは微妙な表情を浮かべた。


貴方「驚きですね。1回で首をひねるなんて。言ってすぐ実感できるようなものではないと思っていたんですが」

デク「え? そうかな? そう? えへへ」


貴方に褒められ、デクは照れた。


貴方「あとは最初にデク君が言ったイメージとのすりあわせですね。それと、それに耐えられる体作り。はい、これ」


貴方は懐から一枚のチラシを取り出すと、出久に手渡した。

デク「これは……?」

貴方「せっかくなので、考えてきました」


そこには、こう書いてある。


『貴方ズブートキャンプ!』


「コレを実践すれば、普通の雄英高校生程度(6)の身体能力でしかなかったあなたもたった1ヶ月でサイドキック(相棒)にも負けない体(17)へ!」

そこには、白衣を着た男がサイドバック(背中の筋肉を見せるポーズ)をした比較画像まで添えてあった。

「そんなトレーニングが今だけ1ヶ月で無料で受けられちゃうんです!」


デク(肝心の体が白衣のせいでまったく見えないー!)

白衣を着たままポージングしているのでビフォーアフターに大きな変化が見られなかった。


貴方「さあ、はじめますよ!」

デク「はじめるのぉぉ!?」


お茶子「むにゃむにゃ……おもち……」


こうして貴方と二人の朝練初日は終わりを告げた……!


体育祭前にもう一回二人の成長判定を行います。


デクとお茶子の好感度が少しだけアップします。


まずはお茶子から


↓1 1桁コンマ ゾロ目あり

01~03 好感度+1
04~06 好感度+2
07~09 好感度+3
10~   好感度+4

↓3~5 多数決 お助けp>>16 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 5 好感度+2 92+2=94

麗日お茶子 好感度 94 になりました


次いでデクの好感度アップコンマをとります。


↓1 1桁コンマ ゾロ目あり

01~03 好感度+1
04~06 好感度+2
07~09 好感度+3
10~   好感度+4

↓3~5 多数決 お助けp>>16 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


あ、やべ。お茶子の多数決待たずにやっちまった。
申し訳ありません。お助けポイントを……1点! お助けポイント8→9 ヤベエ、ヤベエよ。みんな使おうよ。


コンマ2 好感度+1 181+1=182

緑谷出久 好感度 182になりました。


本日はこれまで。


次は戦闘訓練に入りますが、貴方の戦闘には入れるかはわかりません。


本編は終わりますけど、デクと爆豪のパートナー決めようと思います。


既に決まった戦闘訓練の組み合わせ

貴方&瀬呂範太VS飯田天哉&麗日お茶子

同中学校出身(貴方と天哉)と師弟対決(貴方とお茶子)というコンマさん空気読みすぎの組み合わせに気づく。


デクと爆豪、原作パートナーがどっちも分解したのでここでのパートナーを決めておきます。

誰がパートナーになってもデクVS爆豪の戦いは基本原作と変わらないと思ってください。

最後の最後で今回の影響、2分の1で暴発コンマは取ろうと思いますけど。


では、まずはデクのパートナーを決めます!

何人かピックアップ!


↓1 1桁コンマ

 1 葉隠透
 2 青山優雅
 3 蛙吹梅雨
 4 峰田実
 5 常闇踏陰
 6 上鳴電気
 7 障子目蔵
 8 芦戸三奈
 9 尾白猿夫
 0 耳朗響香


コンマ0

どうやらデクのパートナーは耳朗響香 イヤホンジャック に決まったようです。

きっちり女の子引き当てるデク君。主人公の鏡!


次、爆豪のパートナーを決めます


↓1 1桁コンマ

 1 葉隠透
 2 青山優雅
 3 蛙吹梅雨
 4 峰田実
 5 常闇踏陰
 6 上鳴電気
 7 障子目蔵
 8 芦戸三奈
 9 尾白猿夫
 0 切島鋭児朗


コンマ6 上鳴電気 帯電 に決まったようです。

響香と電気。この二人原作の戦闘訓練でパートナーですね。コンマって凄いですねホント。


デク&響香VS爆豪&上鳴の対戦が決まりました。

デク側の描写があるかはわかりませんが、本日はコレにてホントに終了です。


ではまた!

ちょっとずつでも進めましょう。

23時から再開するですよー。出来るところまでやるですよー。



≪貴方が来た!≫


基本ルール
コンマ判定の時ゾロ目が出たらさらにその下のコンマも足していきます。
ゾロ目が続く限り足すので理論上無限に達成値を上げられます。

他ルール
>>2
>>3
>>4

能力などの目安表
>>6

※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)

現在9点


ステータスが更新されました


『貴方』
雄英高校1-A所属

体 :19(0) プロの相棒として活躍していて不思議ない能力だぞ
知 :16(0) スカウトの目に間違いなく留まる知性と観察力を持ってるぞ
心 :23(0) 即プロとして活躍できるほどのストロングハートだ!

財力:64 平均より少し上のご家庭

個性:重力操作
   その名の通り、重力を操る個性。重力を中和し重いものを持ち上げたり、自身の体を浮かしたり他人を浮かしたり、重力を増加させ押しつぶしたり様々なことができる。重力を用いて障壁を張り守ることも可能である。
   重力を一点に収束させ、いかなるものも消滅させる『孔』を精製できるようになった。
   重力の力場を利用し、物体を断てる棒を作れるようになった。体を使い剣道の補正と同時に使えます

練度:95→96(89) トッププロとも渡り合えるレベル

弱点:発動のために疑似恒星を作らなければならないため、常にいくらかの質量を要求される

    擬似恒星はサイズに応じた黒い重力制御の球体が現われる。貴方の周りに漂います。
    小石ほどの重量があれば発動は可能。重いものがあればあるほどパワーを上げられるが、同時にそれも消費される。
    人間などの生き物を触媒にする場合、大きな抵抗がある(不可能ではない)

    余分に10キロの質量を消費すると練度をさらに+1することが出来る。消費した分プラスが可能。ただし、パワーをあげて個性を発動させると『心』での制御判定が必要となる。
    制御判定は上昇に使用した質量の重さを目標値にして『心』判定(+1の10キロなら目標値10)
    制御に失敗するとしばらく個性が使えなくなります。大失敗すると個性に飲まれて貴方が擬似恒星になってしまうかもしれません。

性格:どうやら貴方はカブいて中二病的なところがありますが、強大な「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけねば、という自負もあるようです。

    でも心の奥底には変態が眠っているのかもしれません。
    礼儀正しく、「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけましょう。

目的:単純に自分の能力を使うことが好きで、もっと経験と研究を重ねて凄い事を起こしてみたい
    それでヴィランでなくヒーローを選ぶのは、人への礼節を弁えているから

一人称:私

趣味:剣道   個性を使わずとも肉弾戦の判定にプラスが可能です 体+2
  :天体観測 個性つながりで色々話題に出来ます

容姿:若白髪にメガネ、そして学ランの上から白衣を着ている(雄英では制服の上に白衣)

スーツ:白銀のフルプレートメイル。裏地に銀河の描かれた白マント

     貴方のスーツはとてつもなく重いようですね。個性を使わないとまともに動くことは出来ない重さです。
     負傷+1を1度だけ無効化できる
     周囲になにも無い場合、個性使用の触媒として使用可能。最大+5まで出来る。

両親:普通の人

家族仲 : 94 家族仲は最高のようだ。
妹がいる:200 もう愛してるってレベルじゃない

中学校:68。貴方、すげぇぇぇぇ! 尊敬のまなざしで見られている。貴方は多くの生徒から尊敬されているようだ。

入試:仮想ヴィランp34 レスキューp101 お邪魔ギミック撃破 一般入試実技1位、筆記ほぼ満点で1位

個性把握テスト 前半4種192p 後半4種230p 合計422p 永久に超えるもののいない記録を出した

知人 飯田 天哉  好感度  33 友人(ちょっとライバルより)     初期 29 分類 友
   緑谷 出久  好感度 182 貴方のためなら命も棄てられるほど   初期161 分類 友
   葉隠  透  好感度  62 気になるダンスィ           初期 50 分類 女友
   蛙吹 梅雨  好感度  58 お友達                初期 54 分類 女友
   爆豪 勝己  好感度 100 絶対に負けたくない相手No.2!!  初期 96 分類 ライバル
   麗日 お茶子 好感度  94 理想のグラビティや!         初期 92 分類 女友

先生:相澤 消太  評価度 159 金の卵どころか既に孵ってやがる!   初期155 分類 先生


お助けポイント:9
※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)

ルールと貴方が来たは逆のがいいかな。

ともかく。


戦闘訓練に入ります。


朝練も終わり、貴方達は教室へとむかった。

午前中は通常の授業。

昼を挟み、午後はついにこの雄英のキモともいえる、ヒーロー基礎学の授業だ。


ヒーロー基礎学。ヒーローの素地を作るため様々な訓練を行う科目だ。


普通にドアから来たオールマイトにより、今日の授業は戦闘訓練だと知らされる。

貴方達は雄英から支給された戦闘訓練に身を包み、入試の時使用されたのと同じ市街地演習場へとむかうことを促される!

スーツに身を包んだ貴方。
全員がそろうまでまだしばらくの猶予がある。

貴方は……

↓2

1:知人が声をかけてくる あとで知り合いの選択
2:誰かが声をかけてくる あとで遭遇コンマ


選択2 誰かが声をかけてきた


声をかけてきたのは……?


遭遇判定

↓1 1桁コンマ

 1 常闇踏陰 
 2 耳朗響香
 3 轟焦凍
 4 砂糖力道
 5 八百万百
 6 上鳴電気
 7 切島鋭児朗 
 8 芦戸三奈
 9 尾白猿夫
 0 青山優雅


コンマ 8 芦戸三奈 酸少女


貴方の全身を覆う白銀のフルプレートメイル。その上、裏地に銀河の描かれた白マント。

一切の肌を見せず、全身が金属で覆われたかのようなその威風堂々とした姿。

隠れることをまったく考慮されていないようなその姿は、目立ちたがりが集うこの雄英の中でもかなりの異彩を放っていた。


芦戸「ねーねー。それ、何キロくらいあるのー?」


スーツというより、鎧といった方がしっくりするそれを見て、たまたま隣にいた芦戸は貴方に声をかけてきた。

貴方はゆっくりと腕を組み、小さく「ふっ」と笑う。


貴方「たった50キロです」

芦戸「ごじゅっ!?」

とっても驚かれた。

確かに入学までの貴方なら重くて個性を使わなければ動けない重さだったが、今の貴方なら個性を使わずとも動ける重さである。

貴方(着てみたら思ったより軽い。これならもっと重くしてもらってもよかったかもしれませんね)


芦戸「すごー。でも、そんな重くちゃ邪魔じゃない? 動きにくいし。重いし」


ヴィランと戦うのだから、機敏に動くためにもスーツは当然軽い方がいい。

いくら重力を操り軽く出来るとはいえ、それに意識を裂けば、その他の動きがおろそかになりかねない。

そう考えるのも当然のことだった。


この重さは、いざという時貴方の個性ブーストに使える触媒になる。という意味もあるが、貴方にとってはこの重さはもっと別で、かつ重要な意味があった!


貴方「問われたのならば答えなければなりませんね! 強敵が現われた時、私はスーツを脱ぎ、その相手にこう言うためです!」

芦戸「言う?」


貴方「この鎧は、私を守るための物ではない。私の力をおさえる拘束具なのだ。私の力は今、完全に解放された。さあ、本気の私の力、貴様はどれだけ耐えられる? と!」


それを言うため、あえて重いのだ!

そう、これは、この鎧を脱いだ時こそが本気ということを誰にもわからせるための小道具。防御力や個性のための触媒などは二の次なのだ!

すべては、貴方が満足できるカブキができるかどうか! それが重要なのである!

それこそまさに、カブキ者!

この鎧はそのためだけにある、カブキ者がカブくためにある舞台装置なのだ!


芦戸「……」


好感度によって反応が変わります。

芦戸の好感度は……

↓1 ゾロ目あり 好感度補正+10

01~29 あ、うん。 ドン引きされた
30~59 あははー。面白いね君!
60~89 うわー! 目をキラキラと輝かせた
90~   ちょーかっこいい!

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 14 合計24 ドン引きされた


芦戸「あ、うん」

芦戸三奈の顔がこわばった。

ムードメーカーの彼女をここまで引かせた者はここまでいただろうか? いや、いない!


すすすーっと、貴方からちょっと離れてゆく。

周囲の者も、しゃーないとうなずいていた。


芦戸(男の子の考えてることってさっぱりわからないや!)


芦戸三奈 好感度24 知り合い 趣味は、あわないかもー


戦闘訓練、はじまります。


演習場に全員集合し、現われたオールマイトから今日の戦闘訓練は屋内での対人訓練だと知らされた。

ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪ヴィランの出現率は高いのだという。

そのために、今日はヴィラン組とヒーロー組に別れ、複数人入り乱れる屋内戦を行うこととなった!


オールマイト「状況としては……」


カンペを見ながらオールマイトが状況設定の説明をはじめる。

『ヴィラン』がアジトに『核兵器』を隠し、『ヒーロー』はそれを処理しようとしている。

『ヒーロー』は制限時間15分以内に『ヴィラン』を捕まえるか、『核兵器』を回収すること。

『ヴィラン』は制限時間まだ『核兵器』を守るか、『ヒーロー』を捕まえる事。が勝利条件である。


基本二人一組となるようくじを引き、ヴィランかヒーローかもくじ引きで決めることとなった。

今回のコレは、対人戦闘の適性を見るものでもあり、時によっては他の事務所のヒーローと共に戦うこともありえることからでもある。

当然、最初の授業で基礎や適性を見るということなので、誰も特別扱いはない。


『ヴィラン』に選ばれたチームは先に入ってセッティングを行い、5分後にヒーローチームが潜入でスタートとなる。

持ちこめるのは持ってきたスーツと自身以外はコンビで通信する小型無線機と建物の見取り図。そして、相手にまきつけた時点で確保となる『確保テープ』のみだ。


残った者達は、地下のモニタールームで観察することとなるそうだ。


オールマイトがくじをひく。

結果は、既に決めたとおり。

貴方&瀬呂範太VS飯田天哉&麗日お茶子

デク&耳朗饗香VS爆豪勝己&上鳴電気


他の組み合わせは原作と一緒ということで。

※瀬呂がいなくなった切島があまりとしてどこかの組に3人組要因として配置されました。


瀬呂「しゃあぁぁぁ!」

くじ引きで、貴方とペアに決まった瞬間、瀬呂が喜びの声をあげた。

入試実技1位、個性把握テスト1位と組めるのだから、そりゃ喜びもするだろう。


瀬呂「よう。俺は瀬呂範太。よろしくな!」

貴方「ふっ、天啓によって定められし双璧が一人が現われたか。深淵をのぞく時、其ははまたのぞき返す!(よろしく!)」

金属鎧を着た貴方は、両手を広げ範太を歓迎した!


瀬呂「……」


範太の好感度によって反応が変わります


↓1 ゾロ目あり 好感度補正+14 知り合いレベルだと訓練の作戦を聞き入れてくれない可能性アリ

01~29 お、おう。ドン引きである。 知り合い
30~59 おー、意味わかんねー でもおもしれー 友人
60~89 やべえ、ちょっとカッコいいと思った 親友
90~   すげぇ気が合いそう!        命を預けられる相棒だ!

↓3~5 多数決 お助けp>> を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ67+14(個性把握テスト+同じチーム補正)=81 やべえ、ちょっとカッコいいと思った


瀬呂「よろしく頼むぜ、親友!」

貴方「よろしくお願いします!」


二人は固い握手を交わした。


瀬呂「実はよ、さっき芦戸に言ってたの、あれもかっけーと思ったんだ。俺は。やっぱよ、夢だよな」

貴方「ええ。男の子なら誰もが夢見ますよね!」

瀬呂「夢見るよな! くっそー、俺もそんな個性だったらなー」

貴方「君の個性だって素敵じゃないですか」

瀬呂「お前にそんなこと言われるなんて、マジかよ。うおぉ! やる気出てきたな!」

貴方「はい、がんばりましょう!」

二人は固く、握手を握り交わした!


瀬呂範太 好感度 81 親友が、出来ました。


二つ目の握手を消すのを忘れる不具合。下の方は忘れてください。


戦闘訓練がはじまる。

組み合わせが決まり、最初の対戦はデクチームと爆豪チームとなった。


一種の因縁をふくみながら、第1戦。デクチーム対爆豪チームの戦闘訓練がはじまった!


爆豪が、上鳴を核爆弾の前に置き、そのままデクを奇襲する。

それを読んでいたデクは、パートナーの耳朗饗香を先に行かせ、爆豪と相対した。

爆豪の性格を考え、耳朗は教われないと踏んだからだ!

それは、あたりだった。執拗にデクを狙う爆豪。

デクは今までの知識をフル活用し、その動きを読みながら爆豪の攻撃をさばくデク。


デク「いつまでも“雑魚で出来損ないのデク”じゃないぞ。僕は、頑張れって感じのデクだ!」

爆豪「ムカツクなあぁぁぁ!!」


以下ダイジェスト


逃げるデク。


爆豪「使ってこいや、ずいぶんと派手な個性じゃねぇか! 俺の方が、上だからよぉ!」

爆豪の回想。

凄くないデクが凄くなった。


爆豪、ビルの壁を吹き飛ばすレベルの爆破。


拠点の破壊は愚策だと諭され、肉弾戦。

ボコボコにされつつ、デクは逃げる。


爆豪「なんで個性を使かわねえ。俺を舐めてんのか? ガキの頃からずっと! そうやって!!」

デク「違うよ。君が凄い人だから勝ちたいんじゃないか!」


切島「なんでだ、有利なはずの爆豪の方が、余裕なくね?」


デク「勝って超えたいんじゃないかバカやロー!」

爆豪「その面やめろやクソナード!!」


ついに、双方が拳を振り上げ、互いの個性が……



デク「いくよ耳朗さん!」



デクのスマッシュと爆豪の一撃が交差する。

しかし、デクのスマッシュが揺らしたのは、爆豪ではなく、ビルの床天井だった!


デクのスマッシュがビルの床を突き破り……!


耳朗「悪いね上鳴。ウチらの勝ちだ」

上鳴「しまっ!」


タイミングをあわせ、核爆弾に飛びこんだ耳朗が、そこに到達。触れることに成功した。


ヒーローチーム、Win!


デク渾身のスマッシュがビルに決まり、デク側が勝利をおさめた。

だが、勝ったデクは爆豪の個性をうけ、満身創痍だった。
右の大降りと読んで直撃は避けたが、それでも爆風全てが避けられたわけではない。

さらに、最後のスマッシュを打った結果、デクの腕は……?


↓1 ゾロ目あり デク 心+10

 01~49 制御失敗で腕もボロボロ
 50~99 制御成功で腕は無事だ!
100~   おや デクの 様子が……

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


多数決によりお助けポイント使用 お助けポイント9→8


↓1 ゾロ目あり デク 心+10 +07(元コンマ)

 01~49 制御失敗で腕もボロボロ
 50~99 制御成功で腕は無事だ!
100~   おや デクの 様子が……

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下

はい

これどういう見方すんの?
振りなおしじゃないから>>142をゾロ目扱い?

提案なんだが、お助けポイントを使用してさらに一つ下のレスのコンマをプラスするってのはどうだ


>>145 お助けポイントを使った場合は>>142のコンマをゾロ目として扱ってまた判定します。

>>146 それもありかもしれませんね。検討してみます。
すぐには採用できるかわかりませんが、ご意見の感謝としてお助けポイントを1pプレゼントです。


安価下により再びお助けポイント使用。8→9→8


↓1 ゾロ目あり デク 心+10 +07 +18

 01~49 制御失敗で腕もボロボロ
 50~99 制御成功で腕は無事だ!
100~   おや デクの 様子が……

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ07 18 88 54 +10=177

あぶっ。あっぶねっ。

おや デクの 様子が……?


デクはワンフォーオールの制御に成功していた。

天井を壊すほどの威力を出していたから、多少は拳や皮膚が傷ついてはいるが、腕がバキバキに折れているなんていうことはない。

完璧といっていいほど、その腕は無傷だった!


それでも、爆豪の爆破を間近で受け、力尽きて気絶してしまっているが。

デクに負け、ショックを受ける爆豪を迎えに行ったオールマイトは、担架で保健室に運ばれるデクを見る。


オールマイト(爆豪少年の個性でボロボロではあるが、ワンフォーオールを放った右腕は無事だな! 昨日の今日でやってくれるだなんて、なんてヤツだよ君は!)

第三者からの先入観のない意見は、新たな刺激となり彼のためになると思い例の天才少年に託してみたが、それは正解だったようだ。

オールマイト(だからといって、一日足らずで結果を出されるとは、おじさん、先生としての自信がなくなっちゃうよ)

とほほ。とオールマイトはちょっとへこむのだった。


担架で保健室に運ばれて行くデク。



──ドクン



オールマイト(っ!?)


慌てて振り返る。


オールマイト(いや、気のせいか。なにか、なにかとてつもない力が感じられた気がしたが……あれは、ワンフォーオール? それとも……?)


講評は、八百万がまとめ、授業は次の戦いへと移る。

轟焦凍が圧倒的な個性の力を見せたりするのを目の当たりにしながら、ついに順番は貴方のチームに回ってきた。

相手は元同じ中学の飯田天哉と、重力弟子となった麗日お茶子である。


オールマイト「さて、見せてもらおうか」

モニターを見ながら、オールマイトがひとりごちる。

オールマイト(一般入試で見せた、受験生の壁をこえたあの戦いの輪。そして、あの相澤君が一日で認めた、既に羽化していると評した、金の雛鳥の実力を!)


※この戦いの結果によりオールマイトの貴方評価への修正値が決まります


お茶子「うううあああわー。どうしよ。どうしよ飯田くん。まさか『貴方』くんが相手だなんて。勝てないよ。勝てないよー」

ヴィラン組は先にビルに入り、五分の準備期間が与えられる。もちろん外でもヒーロー組が突入の準備をしているわけだが。

お茶子は入ってきて最上階に上がって早々、頭を抱えていた。

そりゃそうだろう。昨日師匠と言って弟子入りした人がいきなり敵になったのだ。勝てるイメージなんてさっぱりわかない。わくわけがない。


天哉「麗日くん。俺の話を聞いてもらってもいいか?」

お茶子「え? 作戦?」

天哉「いいや違う。いや、作戦かもしれないが、聞いてくれ」

お茶子「? うん」

天哉「君も知っていると思うが、『貴方』くんと俺は同じ中学校出身だ。だから、彼の個性の強さ、その能力の高さはよく知っている」

お茶子「デクくんと、爆豪くんみたいだね」

天哉「あの二人のように、ライバルではなかったがね。俺と彼には、圧倒的な差がある……」

お茶子「……」

天哉「ここに入って、その差はもっと大きく感じられるようになった。だが、俺はもう、彼の背中から目をそむけるのは止めようと思うんだ」

お茶子「……っ!」

天哉「彼は本当に凄い男だ。自信も、体力も、個性も、俺よりも何倍も凄い。だが、だからこそ、負けなくない!」

天哉は、ぎゅっと拳を握った。

天哉「……と、言ってみたのはいいが、俺一人では、彼に近づいた瞬間あの重力に押しつぶされ負けるだろう」

お茶子「ずこー!」

出身が関西のお茶子は、思わず大げさに滑った。

天哉「だが、俺はついてる。俺一人では『貴方』くんに対抗することは出来ないが、クラスの中で唯一対抗で来うる個性を持つ者と同じチームになることが出来た。その状態で、彼と戦うことができた!」

お茶子「へ?」

それって……

天哉「そう。重力という力を操る彼に唯一対抗できる個性。それは、同じ重力を操る君だけだ!」

お茶子「私が? 無理無理無理無理!」

ものすごい勢いで手と顔を横に振った。

天哉「無理ではない。君の個性なら、彼から重力操作をかけられたとしても、それを打ち消し無重力に出来る!」



天哉「……かもしれない」

お茶子「かもなの!?」


天哉「君以外ではその可能性すらないんだ。近づこうとした瞬間、押しつぶされるか浮かばされるかで無効化される。だが、君がいれば対等に戦えるかもしれないんだ!」

お茶子「飯田くん……」

天哉「君の無重力。そして、俺のエンジンを利用したレシプロバーストがあれば、狭い室内で彼を翻弄できる。戦えるかもしれないんだ!」

それは、必死の懇願だった。

本当ならば、一人で戦いたいのだろう。

だが、それはかなわない。それさえかなわないほど、実力差がある。

彼はそれを、重々承知しているのだ。

だから、無茶を承知でお茶子に頼んでいる。

お茶子(きっと、私の知らない色々な葛藤があるんだろうな。デクくんと、爆豪くんみたいに……)

お茶子「でも、私じゃ……」

天哉「勝って、いや、善戦して、少しでも彼に認めてもらいたくはないのか?」

お茶子「私、頑張る!」

天哉「現金だな君ぃ!」

お茶子「だってよく考えてみて、負けて元々だもんね。こうなったら開き直るしかないよ!」

天哉「そうだ。それでいい! 君の個性と俺の個性で、彼の足止めを行う。君は核の防衛をお願いしてもかまわないか?」

お茶子「もちろんだよ。瀬呂くんも忘れちゃダメだもんね。あ、でも、さっきの轟くんみたいにいきなり重力でどーん! とやられたりしないかな?」

天哉「可能性はゼロではないが、それだと重力で核爆弾も傷つけることになる。ヒーローという立場を意識すれば、そんな危険を彼が犯すとは思えない」

お茶子「あ、そっか」

爆弾処理にも使われる氷とは違い、重力をかけたら爆発すると判断されれば負けるのは貴方の方だ。

いきなり重力も恐ろしいが、それを行うのはとてもリスキーなのはわかった。

天哉「だが、彼の力を考えれば、核の位置さえわかれば、そこだけ除いてビル全体の重力をあげることも可能だろう。だから、核は麗日くんの力で常に移動させ、それを絞らせないようにしよう」

お茶子「瀬呂君に見つかって報告されても、すぐ別の場所に移動させるんだね」

天哉「そうだ。方針はこれで決まりだな。あとは……」

お茶子「え? まだあるの?」

天哉「もちろんだとも。コレが一番大切だ!」

お茶子「そんなものが……!」

お茶子、息を呑む。

さっきの作戦会議より重要なもの。お茶子にはまったく想像も出来なかった


天哉「我々は今ヴィラン役。ならば徹底的に悪に徹するべきなのだ! ヒーローになるため、悪に染まれ! 俺はぁ、至極悪いぞぉ!」


お茶子「真面目か!」

天哉「なにを言う、君もやるのだ! これはそういう授業だろう! さあ!」

お茶子「ええー」

天哉「ぐははははは。俺はぁ、悪いぞぉ!」

お茶子「うぅははー。私は、悪いー!」

天哉「そうだ、それを忘れるな!」

お茶子「なんか楽しくなってきたー!」

天哉「楽しくなんて……いや、それもまた、ヴィランの考えか!」

お茶子「飯田くん……」

なんて真面目な子なんだ。お茶子はそう思ったそうな。


そうして、ヴィラン組は貴方組を迎え撃つ準備を進める。


今日はこの安価をとって終わろうと思います


貴方「いきなり師弟対決を望むとは、運命の女神も中々粋なことを」

くくく、と貴方はビルの外で笑った。

瀬呂「それで、どうする? はじまったら開幕お前の個性でどーんと解決か?」

轟のビル氷結を見ているため、瀬呂範太もお茶子と同じような発想を思い浮かべた。

貴方「いえ。核爆弾がどこにあるかわかりませんから、全フロアにいきなり重力を。というのは少々危険ですね。加重を受けて核が稼動する。という可能性を考慮しなければなりませんから」


例え爆発しても、重力で押さえつけるという荒業もとれるかもしれないが、コレはあくまで訓練。実際に爆弾は爆発しない。

が、敗北の判定は受ける。

ちなみに貴方はビル全体にかかる重力を増加させるという建物に負荷がかかるやり方ではなく、部屋の中の空間の重力を上げるという方法をとるので、建物が倒壊するという危険性はない。

ただ、無効化する場所がわからなければ当然無差別なので、爆発というリスクを取り除くことはできない。


瀬呂「あー」

デクVS爆豪のさい、ビルをぶっ壊しての勝利は、核爆弾がハリボテだから出来たことだとマイナスを受けてたのを思い出す。


貴方「場所がわかればそこだけ重力を外すことも出来ますが、相手に飯田君がいますから、それくらい想定してくるでしょう」

瀬呂「あー、あのハリボテけっこう軽いみたいだから持ち運び簡単みたいだしな」

貴方「目視できればその物体の重力を消すというのも可能になるんですが、それも同じく飯田君は把握しているでしょう」

瀬呂「昔からの知り合いってのは厄介だなー。つーか、爆弾がなけりゃ『貴方』の個性で楽勝なのに。これ、ヒーロー側圧倒的に不利な条件だよな」

貴方「そうですね」

先行して罠を仕掛けることが出来るのだから、ヴィラン側が圧倒的有利なのは当然である。

それを覆してこそヒーロー。というのもこの授業の趣旨なのだろう。

瀬呂「そもそも俺、どちらかというと防衛向きの個性なのによ」

瀬呂範太の個性はテープ。

肘からテープを射出できる。

建物の中ならば、罠として使えるとても便利な個性だ。

それは貴方も同じ。

核を守る側なら、最初から核と仲間を外し、ビル全体の重力を増加させるという極悪な戦法がとれた。


貴方「言っても仕方ありません。やることを全力でやりましょう」

瀬呂「そうだな!」

では、貴方達は……


↓2 選択

1:ここは私に任せてください。 一人で全部解決! 仲間なんていらなかったんや!
2:私に作戦があります。 君がいてはじめて実行できる作戦がね。
3:君はどうしたい? 瀬呂に意見を聞いてみる。


選択2 私に作戦があります。 君がいてはじめて実行できる作戦がね。


瀬呂「俺が、いて……?」

まさか、自分が頼りにされるとは思っていなかった瀬呂が、自分を指差し唖然としている。

貴方「私の個性のほとんどは飯田君に知られています。だから、ほとんどのことは対策されているでしょう。でも、君が力を貸してくれれば、彼にも想像できない作戦をとることが出来るんです」

瀬呂「マジ?」

貴方「ええ。そのテープと私の力。その二つが合わされば、1+1が見事3になります」

瀬呂「なーにいってんだよ。1+1は2にしかならねーだろ」

貴方「……」

瀬呂「……」←クラスで4番目のバカ(原作期末20人中17位)

貴方(全然察してもらえなかった……)

貴方はちょっとしょんぼりしながら、改めて瀬呂に考えた作戦を説明することにした。


説明終了


瀬呂「そんなことが出来るのか?」

貴方「見えないとバラバラになる不安がありますが、そこに君の個性です」

瀬呂「おー、そういうことか」

貴方「それで、私の不安が取り除けます」

瀬呂「まじか」

貴方「マジです」

だから、こんな作戦もとれる。
瀬呂のおかげで。

瀬呂「よっしゃ、それでいこうぜ!」

貴方「ええ」


モニタールーム


「あいつら、なにやってんだ?」

「いや、まさか……」


突入までの短い時間に、貴方と範太はある行動をとった。

1+1を、3にする行動を……


戦闘訓練、はじまります。


続きは明日! ついに貴方の初戦闘! と思います。


今日は早いですよー。
20時30分からはじめちゃうのです!

色々なご意見ありがとうございます。

主人公は確かに強いのですが、難易度という面ではまだヴィランと戦っていないのでこれが適性なのか正直わかりません。
ひとまずヴィランと一戦して、それから考えようと思います。

つまり、一つの山場、次のUSJがどうなるかですね。



≪貴方が来た!≫


貴方&瀬呂範太チームVS飯田天哉&麗日お茶子の対人戦闘訓練がはじまった!



天哉(……来た!)

廊下を歩く気配を、飯田天哉は捕らえた。


スタスタ。


貴方の着ていたあのクソ重そうなスーツの音ではない。

普通の足音。

最初瀬呂範太かと思ったが、その堂々とした歩き方から、天哉はそこを歩く者は貴方であることを確信した。

天哉(僕が君の事をわかるように、君も僕のことがわかるはずだ。だから、こうして僕だけが迎撃に来ることは予測しているはず。そして君なら、その僕を迎え撃ち、核の方へ仲間を向かわせる!)


貴方が鎧を脱いでいるのも理解できる。

この戦闘訓練は捕縛テープを巻かれれば確保と、防御力をあげる意味がほとんどないルールだ。

動きにくい鎧を纏い、天哉の機動力を相手にするのは圧倒的不利。ならば鎧を脱ぎ捨ててくるというのも予測の範囲内。むしろ、当然の選択といえた。

そして彼なら、鎧を脱いで全力の自分を相手してくれる。

天哉はそう思っていた!


天哉(やはり、下手な小細工は通用しない。だから、俺と、そして麗日君の持てる限りの力を『貴方』君にぶつける!)

それが、天哉の選んだ戦いの道だった!

天哉(行くぞ!)


貴方が部屋に入り、中ほどまで来たところで天哉は宙に浮いたままエンジンの個性のスイッチを入れる。


天哉「先手必勝! このまま、君を、倒す! ぐははははは! ヒーローよ、ここで、死ぃぬのだぁ!」

貴方の前に姿を現した途端、ヴィランの役作りも忘れない。


隠れる場所のない、大きな部屋を利用した無重力でのレシプロバースト。延々と加速し続けることの出来る無重力の中、床も壁も天井もない、縦横無尽の機動力を利用し、貴方を翻弄しその隙をつく!

天哉は、まるで弾丸が跳弾し続けるかのように部屋の中を跳ね回る!


天哉「うおおおぉぉ!!」


貴方「……」


貴方は……


2↓ 選択

1:この熱意。無慈悲に潰してしまうのは無粋! 正々堂々、二人の連携を受けてたつ! 武器(棒や拳、重力波など)選択後 初戦闘に入ります
2:問答無用。無重力ごと地面に潰す! 無慈悲な戦闘スキップ 現実は非常である
3:その他 天哉の心意気とお茶子のゼログラビティに答えるカブいた行動があれば自由に


選択 1 この熱意。無慈悲に潰してしまうのは無粋! 正々堂々、二人の連携を受けてたつ! 武器(棒や拳、重力波など)選択後 初戦闘に入ります


周囲の壁が激しい音と共に様々な衝撃を生む。

前後左右。いかなる場所から攻撃してくるのかもわからない。

姿は見えない。だが、その決意と熱意だけははっきりと伝わってくる!


貴方(……この熱意、無慈悲に扱うのは無粋! 正々堂々、真正面から叩き潰すことこそ礼儀!)


貴方はそう思い、天哉と戦うため……


↓2

1:擬似恒星を拳に纏い、重力パンチの格闘スタイルで迎え撃つ! 練度+体で判定
2:擬似恒星を刀に変え、趣味の剣道スタイルで迎え撃つ!    練度+体+剣道(+2)で判定
3:いつものスタイル。周囲に擬似恒星を浮かべ、重力ビーム!  練度+心で判定
4:他 粋な戦い方を望めぃ!


戦闘に入ります。

が、その前に、ルール説明を。※これは説明であり、判定はその次からです。


貴方
体:19 知:16 心:23 個性練度:96

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決
2 威圧する     相手にプレッシャーを与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
4 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
5 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
天哉の負傷 □□□←戦意喪失

天哉行動 ゼログラビティ・レシプロ・バースト 64(合体連携攻撃)天哉練度30+お茶子練度26+天哉体値8+コンマ

※今回相手が飯田天哉なのでそのまま利用しています。

基本は↓2 で選択してもらいます。

敵の負傷が全部■で埋まればそれで戦闘終了です。

今回戦闘訓練なので、貴方も戦闘不能まで戦うという無茶は出来ません。

今回の場合、重傷(負傷+3)までダメージが入ったら自動的に確保となります。

戦闘の処理は、貴方の行動と敵の行動が双方攻撃の場合、そのまま戦闘開始。貴方が威圧する場合、威圧の結果→敵の行動(攻撃の場合は対応選択でコンマ)→敵が攻撃ではなく特殊の場合貴方の抵抗→結果を適応し、次のターンへになります


まとめると『貴方特殊処理』→『双方の攻撃、防御のぶつかりあい、ダメージ』→『敵の特殊処理』という流れです。


貴方が攻撃せずとも、敵が攻撃してくればカウンターでダメージが与えられる可能性もあります。双方特殊の場合、真ん中の処理がなくなります。

他にわからないことがあったら質問下さい。


※今回3ターンで決着がつかなければ自動的にシーンがお茶子の方に移ります

特殊処理は威圧とかの事で良いんかな?
今回はチュートリアル的に考えればいいんかな?

安価なら2

>>197 受験前にチンピラにも会いませんでしたので、そうなりそうです。 あと、特殊は威圧やその他のことですね


選択 2 擬似恒星を刀に変え、趣味の剣道スタイルで迎え撃つ! 練度+体+剣道(+2)で判定


貴方「……」

貴方は作り出した擬似恒星を歪め、一本の棒としそれを手にした。


ギラン。と黒光りするそれは、まるで全ての光をのみこむ深淵の闇の力を秘めているように見えた。


貴方はそれを正眼に構え、迫る天哉を迎え撃つ!


天哉「おおおぉぉぉ!」

貴方「来なさい!」


戦闘、開始!


貴方
体:19 知:16 心:23 個性練度:96


↓2 

1 重力刀で攻撃   貴方の個性練度+能力値(体)と相手の強さと対決
2 威圧する     相手にプレッシャーを与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
4 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
5 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
天哉の負傷 □□□←戦意喪失

天哉行動 ゼログラビティ・レシプロ・バースト 64(合体連携攻撃)天哉練度30+お茶子練度26+天哉体値8+コンマ

※残り3ターン


……選択肢の数字を間違えているという不具合。

申し訳ありません。お助けポイントを1点追加します。8→9


重力刀VSゼログラビティ・レシプロバーストがぶつかり合う!


ゼログラビティ・レシプロバースト 天哉練度30+お茶子練度26+天哉体値8=64+このレスのコンマ


↓1 ゾロ目あり 貴方練度96+ 体19 剣道+2 =117

天哉の達成値 以上    天哉負傷+1
天哉の達成値 2倍の場合 天哉負傷+2
天哉の達成値 3倍の場合 天哉負傷+3 戦闘終了

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


天哉 コンマ91 超気合入った!

達成値 64+91=155!


貴方 コンマ53 お助けポイントは使わない

達成値 117+53=170


結果天哉負傷+1 かすり傷


ザンッ!!


天哉「くっ……!」

スーツの背中にある排気塔が一本断たれた。

天哉(渾身の一撃かと思ったが、それさえ軽くいなされた!? だがっ! まだまだ!)


まだかすり傷も同然。この程度で、負けていられない!


貴方
体:19 知:16 心:23 個性練度:96


↓2 選択

1 重力刀で攻撃   貴方の個性練度+能力値(体)と相手の強さと対決
2 威圧する      相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他       逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
天哉の負傷 ■□□←戦意喪失

天哉行動 ゼログラビティ・レシプロ・バースト 64(合体連携攻撃)天哉練度30+お茶子練度26+天哉体値8+コンマ

※残り2ターン


選択2 威圧する


貴方は正眼に構えたまま、ゆっくりと息を整えた。

そして、体の中に蓄えたその見えない気迫を一気に外へ解き放つ!


天哉「っ!?」


天哉 威圧抵抗 心+6 +このレスのコンマ ゾロ目なし


貴方 威圧

↓1 心+23 ゾロ目あり

プレッシャー >>4
相手の達成値の2倍で +2
相手の達成値の3倍で +3
相手の達成値の4倍で +4
相手の達成値の4倍で +戦闘不能 戦闘終了

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


天哉 コンマ81 心 6 =87! ホントに気合入ってる

貴方 コンマ78 心23 =101 それをうわまるかよ


結果、天哉にプレッシャー1段階 コンマ-10


天哉「っ!?」


ゾッ!


つっこむ天哉が感じたのは、貴方の背から立ち上る巨大なプレッシャーだった。

まるで悪魔のようなそれに、彼は恐怖を覚える。

それでも彼のところへつっこんだのは、意志の強さだったのか、ただ恐怖にやられ、逃げるためだったのか……?


天哉のゼログラビティ・レシプロバーストが貴方にむかいます。

自動的に、重力刀での迎撃となります


ゼログラビティ・レシプロバースト 天哉練度30+お茶子練度26+天哉体値8=64-10 +このレスのコンマ


↓1 ゾロ目あり 貴方練度96+ 体19 剣道+2 =117

天哉の達成値 以上    天哉負傷+1
天哉の達成値 2倍の場合 天哉負傷+2 戦闘終了

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


天哉 コンマ75 かなり気合入れてる!

達成値 64+75-10=129!


貴方 コンマ53 お助けポイントは使わない

達成値 117+81=198


結果天哉負傷+1 負傷2 軽傷


天哉「ぐはっ!」

恐怖を振り払い、それでも見事な蹴りを放ったが、それは貴方に読まれていた。蹴った場所を柄頭となる場所でうけられ、天哉は顔をしかめる。

天哉(まだ、まだだ!)


天哉は少し距離をとった。そして、力を溜める。


天哉(……この一撃に、すべてをかける!)


貴方
体:19 知:16 心:23 個性練度:96


↓2 選択

1 重力刀で攻撃   貴方の個性練度+能力値(体)と相手の強さと対決
2 威圧する      相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません

4 練度上昇      周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける    防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他       逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
天哉の負傷 ■■□←戦意喪失 プレッシャー+1 コンマ-10

天哉行動 ゼログラビティ・レシプロ・バースト 64(合体連携攻撃)天哉練度30+お茶子練度26+天哉体値8+コンマ

※残り1ターン(ラストターン)
※このレスのコンマで天哉のプレッシャー解除判定を行います。心6+コンマ ゾロ目なし 101以上で解除


貴方は天哉の本気を感じ取った。

ならばと、貴方も自身の限界を超えた力を発現させる。


上昇させる練度を選択してください。+1~無限 ただし、上昇した値×10の目標値で心判定が必要になります


↓2 同時に制御判定。 ゾロ目あり 失敗すると個性が使えなくなります 心+23


↓4~6 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


上昇値+3 目標値30 制御判定 コンマ88 37 心+23 =148


制御成功。


貴方「……」

貴方が集中すると、ビルの床がべこりとへこんだ。

周囲から質量が失われ、あなたの握る刀が長く、太くなって行く。

さらに、貴方の髪が、一部白から黒に変わる。
この変化は、貴方が限界を超えた力を振るった時現われる、警告の証だった!


天哉「……っ!」(まだ、力が強くなるのか! でも……!)


天哉のエンジンがさらに強力な音を響かせる。


貴方
体:19 知:16 心:23 個性練度:96+3


↓2 選択

1 重力刀で攻撃   貴方の個性練度+能力値(体)と相手の強さと対決
2 威圧する      相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません

4 攻撃を受ける    防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
5 その他       逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
天哉の負傷 ■■□←戦意喪失 プレッシャー+1 コンマ-10

天哉行動 ゼログラビティ・レシプロ・バースト 64(合体連携攻撃)天哉練度30+お茶子練度26+天哉体値8+コンマ

※残り1ターン ラストターン


選択 1 重力刀で攻撃する


二人の睨み合いを、モニター室で戦いを見守るもの達も、誰もが息をとめ、固唾を呑んでこの戦いを見守っていた。


先に耐え切れなくなったのは、天哉。

ただ待っていれば勝てるはずの戦いだというのに、それでも彼は、貴方を倒しての勝利を目指した!

空中で制止した天哉のエンジン音が、更なるパワーを溢れさせる


天哉「行くぞおおぉぉぉ!!!」

貴方「……っ!!」


貴方と、天哉の最後の一撃がぶつかりあった……!


ゼログラビティ・レシプロバースト 天哉練度30+お茶子練度26+天哉体値8=64-10 +このレスのコンマ


↓1 ゾロ目あり 貴方練度96+3 体19 剣道+2 =120

天哉の達成値 以上    天哉負傷+1 戦闘終了

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


天哉 コンマ27 Oh……!

達成値 64+27-10=81


貴方 コンマ91 お助けポイントは使わない

達成値 119+200


大成功 負傷+3 重傷段階に入ったので天哉は確保されました



二人の軌跡がぶつかり合う……!


天哉「ぐわあぁぁぁぁ!」

空中でバランスを崩し、天哉はそのまま床へ激突、そのまま壁へと転がっていった。


貴方は残心をとり、重力刀を納める。


確かめるまでも無い。飯田天哉はもう、戦えない……


天哉は、大の字に、大きく床に転がった。


貴方と天哉の勝負はついた。


だが、まだ戦闘訓練は終わっていない。一方……


一方その頃。


お茶子「下、飯田くんと戦いがはじまったみたいやね……」

レシプロバーストで壁や天井を蹴る音がここにまで聞こえてくる。

勝敗はどうなるかわからない。だが、できる限り自分の無重力は維持しようと彼女は心に決めていた。

※これにより、他に浮かせたモノも浮かせたままで解除できない


カシャン。カシャン。


お茶子「っ!?」

彼女のいる部屋の近くで、なにかが歩く音が響いた。

お茶子は警戒し、個性で浮かせた核爆弾を背負うようにして立ち、その入り口に視線を向ける。

お茶子(出口はここ以外に二つ。背中に一つ背負っておけば、万が一の時すぐ逃げられる……!)


カシャン。カシャン。


部屋の入り口に現われたのは、白銀のフルプレート。貴方のコスチュームスーツだった!

それが、カシャカシャと重い金属音を立て、歩いている。


お茶子(飯田くんと戦ってるのは間違いなく『貴方』くん。なら、この鎧の中身は瀬呂くんだ。頭の上に重力制御の擬似恒星がついてる。黒い、天使の輪みたいや)

あれが、重い鎧を軽くし、瀬呂が着ても問題ないよう動かしているのだろう。

彼女が飯田天哉にしたのと同じように、一定の重量にまでし続けている自動維持なのだ。


本人が目の前にいないのだから、あの維持パワーはきっと低いはず。たぶん。お願いだから。

自分が触れれば、あの鎧を無重力にし、無効化できるかもしれない。

だが、浮かんだところで、その鎧を脱がれたら瀬呂はまた自由に動けることになる!

つまり、瀬呂は1回のタッチを気にすることなくお茶子確保、もしくは爆弾確保に集中できるのだ。


瀬呂の個性はテープ。

下手に手を出せば、こちらの身動きが封じられる……!


触れるのが前提となる麗日のゼログラビティ対策としては、これほどの物はないだろう。



しかし……!


お茶子(飯田くんの読みどおりや)


その作戦は、飯田天哉によって読まれていた。


お茶子(確かにそれは、私の無重力対策にはなると思う。でも、その上からでも確保テープを巻かれたら確保になるんだよ!)

お茶子が、確保テープの両端におもりをつけたものを取り出した。

それは、いわゆるボーラと呼ばれる、遠心力をつけて投げ、足などに絡ませ、相手を捕らえるという投擲捕縛道具だ。

それを、捕縛ロープを使い、作っておいたのである!


これを投げ、相手にまきつけることが出来れば、確保完了で相手は終わりなのである!


おもりになるものは、ビルの中にいくらでもある。

ビルの中のものを自由に使えるのも、ヴィラン側有利と言われるゆえんである。


お茶子(私の対策、裏目に出たね!)


これならば、危険を侵し解除できるかわからない相手に無重力をかけに行かなくてすむし、なによりあの鎧を着ては俊敏にかわせない!


貴方に勝つため頭をフル回転させた、天哉の策は大ハマリしていた!


彼女はそれを、迫る鎧に向け振りかぶる!



麗日さんコンマ

↓1 ゾロ目あり お茶子 知+7

01~29 あちゃー。とんでもない方向へとんでった! もう一回!
30~59 見事に足に絡まった! 空が飛べない限り、転ぶ!
60~95 足だけでなく上半身もぐるぐるっと。確保完了だ!!
96~   麗日さん神がかる

※貴方と関係ないのでお助けポイントは使えません


↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下

ぐはっ。いらない行まで入れちゃってるー! 一番下の行はミスです。お助けポイント差し上げますので許してください!
お助けポイント9→10 ミス多いナンテコッタイ!

コンマ 59 知+7 達成値66 足だけでなく上半身もぐるぐるっと。確保完了だ!!


お茶子「いくら軽くされてても、そんなん着てたら動きにくくてしゃーないやろ!」

お茶子は用意しておいたそれを、足元と体にむけて投げた!


会心の投擲!


足と体に見事からまり、鎧の体をがんじがらめに捕縛した!


絡まった捕縛ロープが引っかかり、瀬呂の入った鎧は足をもつらせ倒れてゆく。


お茶子「やった! これで瀬呂くんは!」


ゴンッ!

盛大に倒れたスーツは、勢い余って頭から倒れ、挙句ヘルメットが吹き飛んでしまった。


お茶子「うわっ、大丈夫せ……ろ、くん?」

だが、お茶子は驚く。


なんとその鎧の中に、瀬呂の首がなかったのだから!


お茶子「くっ、首がとんじゃったあぁぁ!?」

あまりの事態に、お茶子も驚く。



瀬呂「わりーな、それ、そもそも俺じゃねーんだ」



お茶子「えっ?」

瀬呂の声が、自分の背後。つまり、核爆弾のある方から聞こえた。


慌てて振り返ると、浮かんだ核爆弾にテープを射出し、手繰り寄せている瀬呂の姿があった。

してやったり。といわんばかりの顔を浮かべている。


お茶子「瀬呂くんー!?」

瀬呂「そいつ、俺のテープと『貴方』の重力で動いてるだけで、中身は空っぽなんだよ」

お茶子「ええーっ!?」


改めて倒れた貴方のスーツを見ると、鎧と鎧のパーツは瀬呂のテープでくっつけてあるものだった。中身が空だから、落ちないよう関節などがテープ張りになっている!

吹っ飛んだ兜からも、胴体と首を繋いでいたテープがべろんとたれているのが見えた。

鎧をテープでくっつけ、貴方の重力で外から動かし、中に瀬呂がいると見せかけていたのだ!


個々のパーツ同士は、貴方の練度を持ってすれば独立して人間と同じ動きをさせることも出来る。しかし、いくら貴方でも、見えなければそのパーツを全部正しい人型に並べておくのは難しい(天哉と戦うし)

その欠点をパートナーである瀬呂が補ったのだ。

バラバラになるパーツ同士をテープでとめ、人型が崩れぬように維持をする。

貴方の力だけでは芯のないパーツごとの鎧の集まり。だが、瀬呂がいることで人間のように動く鎧が完成したのである!


全身を覆い隠す貴方の鎧と、それを固定する瀬呂のテープという個性の二つがそろったからこそ出来た。まさに1+1を3にする方法だった!


あとはそれを、瀬呂から指示を受け、貴方が歩かせる。

それが目の前に現われれば、相手は当然警戒するだろう。

注意も大きくそちらに向く。


その隙に、三人目となった瀬呂が核爆弾を確保しに来たというわけである。


これは、貴方の個性を知る飯田天哉でさえ思いつかなかった、策だ……


お茶子「や、やられた……」


貴方ばかりに注目し、瀬呂の力を組み込むなどと考えもしなかった彼女達の完全敗北であった……


ヒーローチーム Win!

麗日さんが神がかれば瀬呂との直接対決もありました。


『瀬呂、核爆弾確保! ヒーローチームWin!!』


ビル全体に、貴方チームの勝利が知らされた。


貴方に敗北した天哉は、それを部屋の床に転がりながら聞いていた。


天哉「……僕の敗因は、君ばかりに目が行って、瀬呂くんの存在をそこまで重要に思わなかったところか……」

貴方「私に出来ることはほぼそちらに筒抜けだったでしょうからね。だから、彼の個性に頼らせてもらいました」

天哉「……」


天哉とお茶子はあくまで貴方の個性しか見ていなかった。

貴方のできることしか考えなかった。

だが、貴方はそれさえ見抜いて瀬呂と力をあわせたのだ……!


天哉「……完敗。か」

自分の視野の狭さを知り、天哉は自分の未熟さを痛感する。

天哉「でも、ありがとう『貴方』君。俺と正々堂々、正面から戦ってくれて。君との差が、よくわかったよ……」

はあ。と、天哉はため息をついた。

貴方「……」

貴方は……


↓2

1:実は、中学時代ライバルと意識してたと告白する
2:よくわかったから、諦めるのか? と問い挑発する
3:なにか気の効いたことを


選択 2


貴方「差がわかったから、もう諦めるというのですか?」

天哉「え?」

貴方「だとすれば、残念です。君がこの程度の男だとは思いませんでしたよ」

天哉「な、に?」

貴方「一度負けたから終わりというのなら、とてもヒーローにもなれないということです。この程度で満足するというのなら、もう、ここから去った方が……」

天哉「そんなわけ、あるか! 僕はまだ、ヒーローになっていない! 君に勝っていない! 勝手なことを言わないで貰いたい! 僕はな、君を倒すため、今まで以上の努力を重ねるんだ!」

天哉は、勢いよく立ち上がった。

それを見て、貴方はにこりと笑う。

貴方「それなら、よかった。おかげでここでも私は、驕ることなく切磋琢磨できる」

天哉「……え?」

彼は驚き、貴方を見た。

貴方は、いたずらに成功したというように、天哉に微笑んだ。


天哉「君は……」

天哉は、すぐ気づいた。自分を奮起させるため、ワザと挑発したのだと。

そして、この言葉にはもう一つ意味がある。ここでも驕ることなくということは、かつて。中学時代も天哉がいたから驕ることが無かったとひっそり告白しているにも等しいのだ。

天哉(ほんと、君には……)


貴方「いつでも君の挑戦、待っていますよ」


天哉「わかった。では、『貴方』君。今度君をウチに招待する! 是非、是非もてなさせてくれ!」

勢いよく貴方の手を掴み、ぶんぶんと手を振った。

天哉「もっと、僕達は互いをよく知るべきだあぁぁ!」

ふんふんと、鼻息荒く、期待した目で貴方を見る。


貴方「え? あ、はい」

流石の貴方も、その勢いに押されてうなずくしか出来なかった。


飯田天哉の家に遊びにいけるようになりました。

以後、コミュで天哉を選ぶと行けるようになります。


※攻略のヒント
体育祭までに彼の家に行くと、その兄、ターボヒーローインゲニウムにも会えます。体育祭に参加する限り彼の負傷は回避できませんが、それまでに彼が、刃物を持った規格外と戦うことがあれば、その経験が糧となり、脊髄を損傷するほどの怪我を回避できるかもしれません。
ところで貴方、趣味はなんでしたっけ?


戦いが終わり、貴方チームと飯田チームの講評がはじまった。

オールマイト「両チームとも即興とは思えない見事な連携、協力プレーだったな! 特に、悪役に徹した飯田少年はナイスプレーだった!」

天哉「ななっ!?」

オールマイトに褒められ、天哉は喜びの表情を見せた。

オールマイト「もちろん、他の少年少女も劣っていない。ヒーローチームもあそこで三人目を作り出すとは、驚きの発想だ。すぐ提案に乗れた瀬呂少年の柔軟性も見事!」

瀬呂「へへへ」

オールマイト「麗日女子はいいところがなかったように見えるが、そんなことはない。パートナーを信頼し、最大のパワーを出せるよう最後まで仕事をやり遂げた。ビルにあるもので即席の捕縛道具を作ったのも丸だったな」

お茶子「はいっ!」

オールマイト「そして……」


評価コンマ 出た値により評価が変わります

↓1 ゾロ目あり 評価補正 +70(入試、把握テスト、デク制御成功、瀬呂と共に勝利)

評価表(先生)

 01~29で 一応、見こみある?
 30~59で 普通の生徒
 60~89で コイツは次代を担う有精卵。金の卵だ
 90~    金の卵どころじゃねぇ! もう羽化してやがる! この金の雛鳥め!
150~    もうプロでもやれるよ サイドキック(相棒)にならんかね?

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 06 +70 コイツは次代を担う有精卵。金の卵だ


オールマイト(こりゃあ、相沢君が認めるのも判る。金の卵だ)


飯田少年と麗日女子の連携(合計練度64)はプロヒーロー(練度51以上)、中堅ヒーロー(61以上)にも匹敵するほどのモノを持っていた。

貴方に対する気持ちから生まれたものだろうが、あの轟少年の個性にさえ負けていない連携だ。

それを使い、それでも勝てなかったのだから、それはもう、ただ、相手が悪かったとしか言いようが無い。


あの連携をたった一人で引き受け、さらに別の場所で重力の操作までする規格外が相手だったのだから。


オールマイト(あれを捌きながら、さらに他の重力を遠距離操作するのかよ。もう学生のレベルじゃ図れないほどの技術を持っているな)

オールマイト(その気になれば一人で片付けられただろうに、きちんと仲間の個性も生かしているところが憎い。しかも、瀬呂少年とでしか出来ない唯一無二の使い方だ)

オールマイト(そう考えれば、影のベストは、やはり彼だろうなあ)

オールマイト(こつは、相澤君が思わず目をかけてしまうのも納得だよ)


オールマイト 評価 76 コイツは次代を担う、見事な金の有精卵だ!


こうして、はじめての戦闘訓練は終わりを告げた。


今回の戦闘訓練により、クラスメイトからの好感度があがります。

共に戦った瀬呂範太と対戦相手だった飯田天哉、麗日お茶子は1桁コンマ分。他のクラスメイトはこの中で一番低かった値分上昇します。


↓1 瀬呂範太 1桁コンマ ゾロ目あり 好感度81

↓2 飯田天哉 1桁コンマ ゾロ目あり 好感度33 範太がゾロ目の場合、適応が終わるまで下に移動

↓3 麗日お茶子 1桁コンマ ゾロ目あり 好感度94 上二人がゾロ目立った場合、適応が終わるまで下に移動


これ以後、遭遇で会ったクラスメイトの好感度は10+この時の一番低いのが基本修正になります。


範太  コンマ 0(10) 好感度81+10=91 お前のためなら命をかけるぜ!

天哉  コンマ22(ゾロ) 92 好感度33+4=37 友人

お茶子 ずれて04    好感度94+4=98 やっぱすごい人やなあ


他クラスメイト好感度+4

緑谷 出久  好感度 182+4 =186
葉隠  透  好感度  62+4 = 66
蛙吹 梅雨  好感度  58+4 = 62 気になるダンスィになった
爆豪 勝己  好感度 100+4 =104
芦戸三奈   好感度  24+4 = 28

に変化しました


今回はあと保健室に行ったデクと、放課後のコミュ選択をして終わろうと思います。


保健室。

戦闘訓練の授業が終わったオールマイトは、今日の講評をデクに伝えるため、保健室にやって来た。

デクはまだ、寝ていた。

リカバリーガール「ったく。こうなる前に止めてやらなきゃダメじゃないかい」

オールマイト「申し訳ありません。彼の気持ちをくんでやりたいと躊躇しました」

リカバリーガール「まったく。“力”を渡した愛弟子の成長が楽しみだからって甘やかすんじゃないよ」

オールマイト「いえ。今回の成長は、私はあまり関わってないのです……」

リカバリーガール「あら、そうなのかい。制御が出来るようになって喜んでるのかと思ったよ」

入試の時も、昨日も力を使って体をぶっ壊してきたから、それが回避できたことを喜んでいるのかと思ったが、どうやらその心境は複雑のようだ。

リカバリーガール「それなら、なにか、いい影響でも受けたのかね」

オールマイト「ええ。よき友人にめぐり合ったようです」


二人は、ベッドで眠るデクの姿を見た。


デク「……」


コォォォォォ。コォォォォォ。


オールマイト「っ!?」

リカバリーガール「なんだね!?」


デクの体が、光を持ち、呼吸にあわせるようにしてその強さを増したり、弱めたりを繰り返した。

それはまるで、力が体中を駆け巡っているかのようである……


デク「……」


デクが、ゆっくりと目を開く。

そして、体を持ち上げた。


オールマイト「緑谷少年……?」

デク「オールマイト。あれが、ワンフォーオールなんですね?」

オールマイト「どういうことだね?」

デク「夢。というのもおかしな話ですけど、眠っている間、大勢の人を見ました」

オールマイト「っ! それは……!」

オールマイトは思う。

ワンフォーオールに染み付いた、歴代の面影!

デク「そのせいかどうかはわかりませんけど、ワンフォーオールのコツが、少しだけ判った気がします……」

デクの体が小さく輝き、それで生まれた力が、デクの体内にいきわたる。

後にフルカウルと呼ばれる方法だが、それが、デクの中で確立されたのだ……!

オールマイト「おぉ」

リカバリーガール「おんやまあ」

デク「って、リカバリーガール!?」

オールマイト「ああ、大丈夫だ。彼女は私のこと、知っているから」

デク「あ、そうですか。よかったぁ……」ほっと胸をなでおろした。

オールマイト「いや、驚いた。君が見たその人影。それはワンフォーオールに染み付いた面影のようなものだ。それを見たということは、ワンフォーオールを掴んできたというわかりやすい進歩のしるしみたいなものさ」

デク「そうなんですか。あの暗闇の中で集まって、焚き火のようなものを囲みだしたあの人達が……」

オールマイト「……ん?」

デク「みんなでわいわい騒ぐように謳ったり踊りはじめたんです。僕はオールマイトに手を引かれ、その輪に加わって、楽しかったなー」

オールマイト「それ普通に夢だー!」

デク「え? そうなんですか?」

オールマイト「最初はそれっぽかったけど、後半は全然関係ないよ。彼等は個性に宿る面影のようなものだけど、意思どうこうは介在せず、双方干渉できる類のものじゃないから」

デク「わかりました」

オールマイト「それで、さっきの方法は夢で見たとか、そういうことじゃないのかい?」

デク「いえ。あれは朝、空っぽの器に満たすというアドバイスを貰いまして。そこからヒントを得て……」

オールマイト「寝てる間のこととは全然関係なかった!」


デクも目覚めたので、治療も終わり、彼は保健室を出た。


残されるのは、リカバリーガールとオールマイト。


リカバリーガール「アドバイスをあげたってのが、その友人てやつかい?」

オールマイト「はい」

リカバリーガール「それは、かけがえのないものを得たね。それにしても、居たってね」

オールマイト「登場が明らかに夢の方なので、手放しには喜べませんがね」

オールマイト(それにしても、炎を囲んだ皆か……双方の意思が介入しないとはいえ、それはオールマイトが思っていることだ。絶対とは限らない。後輩になにかあれば、先輩としてなにかしてやりたいと考えるのは人の常。ならば……)

なにか、意味があるのではないかと、オールマイトは考えた。

オールマイト(それは、炎を大きくしようとしているのか? 小さくおさえようとしているのか? それによって……)

リカバリーガール「ところでオールマイト」

オールマイト「はい?」

リカバリーガールの言葉に、思考が中断される。

リカバリーガール「友人のアドバイス一つであそこまで成長できるって、あんた教師にむいてないんじゃないかい?」

オールマイト「んぐっ。痛感しております」

リカバリーガールに言われ、思考を中断しショックを受けるオールマイトだった。


デクがフルカウルを使えるようになりました!

制御可能な範囲で、体の値そのものを上昇させることが可能になったようだ。


デクが保健室から戻ると、クラスメイト達から歓迎を受けた。
頑張ったデクは、皆に認められたのである。

その中、デクは爆豪の行方を聞き、それを追う。


一方貴方は……


↓2 選択

1:クラスメイトと話している のちクラスメイト自由安価(デク 爆豪除く)
2:デクと爆豪のところへ   デクの個性は貰ったものだという告白を聞いてしまうかも
3:先生と話が        のち先生自由安価


選択 1

選択安価はここからだぜぇ!


好きなクラスメイトを選択してください。


↓2 選択 番号か名前で

 1 緑谷出久
 2 麗日お茶子
 3 轟焦凍
 4 峰田実
 5 八百万百
 6 上鳴電気
 7 障子目蔵
 8 芦戸三奈
 9 尾白猿夫
10 砂糖力道
11 爆豪勝己
12 飯田天哉
13 蛙吹梅雨
14 切島鋭児朗
15 常闇踏陰
16 耳朗響香
17 瀬呂範太
18 青山優雅
19 葉隠透
20 口田甲司

あれ、そういえば安価の連取大丈夫でしたっけ?
だめなら↓1


選択 19 葉隠透

彼女にコミュが決定したところで本日は終了したいと思います。

次回は戦闘訓練終了の成長判定と、委員長決定とかやってUSJに行く前にフリー行動が1回あります。
USJはそれからですね。そろそろマジなヴィランとの戦い。どうなることやら。

なにか質問がありましたらどうぞー。

>>294 なんかすっごく安価コンマスレの醍醐味みたいな質問が!

今のところ連取りはいけませんと口にしてませんので、今までのは有効ということで。

というわけで、ここからなるべくしないようお願いします!
こんな発言できるなんて、なんだかとってもイイ気分です!

今後ともよろしくお願いします。



23時からコミュと戦闘訓練終了の成長くらいまでは進めようと思いますー。



≪貴方が来た!≫


コミュ 葉隠 透  終了後 コンマ1桁好感度上昇


デクが目覚め、爆豪の居場所を聞きそのまま彼を追って教室を出て行った。

同時に、教室にいた貴方の元へ……


透「どーん!」

貴方の背中に、なにか柔らかいものがすっ飛んできた。

首に手を回され、背に柔らかい重みがのしかかる。

姿は、見えない。だが、この声。この感触。コレは間違いない! とおっぱいだ!


貴方の背中に、葉隠透が飛びついてきたのだ!


貴方は……!


↓2

1:ワザとよろけてしがみつかせ、この背中の感触をフルに堪能する。だって僕、男の子だもん!
2:いいえ、貴方は紳士。背中にあたらぬよう気を使い、彼女を背中から降ろす。
3:その他 対応を自由に書きこむといい


選択 2 紳士的に彼女を背中から降ろす


貴方「……」


ふわっ。


背中に飛びついてきた透を、その頭の上に浮かんだ貴方の擬似恒星が浮かべ、引き剥がす。


貴方「転んだら危ないじゃないですか」

心の中ではちょっともったいないことをしたと思うが、貴方の鋼の精神は平静を崩さない。


透「えっへへー」

貴方の心の中の声を知らない透は、叱られた子供のような構ってもらえて楽しいというような声をあげた。


透「いやー、戦闘訓練凄かったから、テンションあがっちゃってさ。『貴方』くん、いろんなことできるんだね。なんか刀みたいなの振り回してたけど、ケンドー? なにかのブドー?」

貴方「剣道ですね。家の近くに道場があるんです。そこで手習い程度に」

透「道場ー! かっこいー!」


貴方には見えないが、透は興奮して目をキラキラさせているようだ。


貴方「興味があるなら見学にでも来ます?」

透「うんうん。いくいく! 今日は無理だけど、今度、絶対!」

貴方「わかりました」

透「約束だよ!」


なぜか、指切りをすることになった。


葉隠 透と約束をとりつけました。次に機会があれば、透は貴方のかよう剣道の道場へむかいます。


コミュ終了 葉隠透の好感度が上がります

↓1 1桁コンマ ゾロ目あり(ゾロ目が出たらその1桁の数字を足していく)

※お助けpは使わないでしょうから使用の多数決は省略します


コンマ 6 66+6=72 ちょっとずつ気になる気持ちが膨らんでいく


透(きゃーっ、約束しちゃった! ちょっと強引だったかな。でも、道場かっこいーのも嘘じゃないし、いいよね)

いきなり家にというのは流石の彼女も無理だったが、道場ならばと思ったからだ。


帰り道、彼女は一人ドキドキワクワクしながら歩いていた。


透(不思議。雄英高校はすごく大変なところだけど、学校に毎日行くのが楽しくてしょうがない。これって、どういうことなんだろ!?)


葉隠透の好感度が72になりました。


戦闘訓練が終わりました。

激戦を乗り越えましたので貴方は成長しました。


↓2 アップさせる能力を選んでください。 同時にゾロ目あり判定

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)

↓4~6 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


選択3 コンマ 67 心知23→24 に成長しました


さて、戦闘訓練も終わりました。次の大型イベントはUSJでのヴィラン連合襲撃。

それまで1回自由行動がありますので、能力値を成長させるなり、練度を高めるなり、仲間との絆を深めたりしましょう。

USJではついに本格戦闘。なにもしなければほぼ原作どおり進むでしょうが、アイザー先生もおんなじ目にあいます。
※変化はデクが自滅しないくらい?

大暴れするも小暴れに済ますのかも、安価コンマ次第なのでよろしくお願いします。


USJのあとはその二週間後に体育祭があります。受験の時とは違い、フリー行動は週1ごと。2回行えます。あと5月に入るので成長も1回入ります。


まだちょっと時間があるので、USJまでの自由行動安価までやろうと思います。
あと、自由行動安価の前に、USJの前フリになってる委員長決めも。


……ぬぐぉ! 間違えたー!

選択4です デスッ! コンマ67 連度96(89+67)→97


申し訳ない。
お助けポイント貴方に差し上げますから許してください。10→11 昨日からミスやべぇ ヤベェ


朝ばかりでなく、たまには夜も


天体。

それははるか遠くに離れていても、それぞれに働く力により、見えない影響を与え合う存在。

些細なすれ違いを描き動くその軌道は、まるで芸術のようであり、ここに与える影響もとても大きい。

そして、今の人類は、その影響だけを受けながら、手に届かない存在。


それが、天に浮かぶ星々。


貴方の個性を持ってしても触れることさえかなわぬ巨大なハラカラ。


だから貴方は、空を見るのが好きだった。

はるか彼方に輝く星々の輝き。


その気になればなんでも出来、なんでも手に入れられただろう貴方でさえ、絶対に届かない絶対の存在。


手に届かないからこそ憧れる。


いつか貴方は、与えられるだけでなく、あの星々に影響を与えるようになりたい。

ある意味それが、貴方がカブくようになった原点なのかもしれない……


貴方「っと、あまり遅くまで空を見ていると、明日に響きますね」

時計を見て、時間に気づいた貴方は窓を閉め、ベッドへ入った。※趣味、天体観測


妹(お兄ちゃん、私の星は、むしろお兄ちゃんだよ!)

妹ちゃんの日記より抜粋。


夜が明けた。


さて、戦闘訓練も終わり、次の日。学校にやってきた。

なにやら学外が騒がしい。どうやらオールマイトが教師をやるということで、マスコミが殺到しているようだ。
※マスコミ侵入のお話はここではあつかいません。


相澤「さて、急で悪いが、今日は君等に学級委員長を決めてもらう」


「学校っぽいの来たー!」


相澤先生が思わせぶりに言い出したが、やることは委員決めであった。


普通科なら雑務ということで委員長は人気はないものだが、ヒーロー科は違う。

集団を導くというトップヒーローの素地を鍛えられる役ということで大人気だった。

クラス全員が、立候補する。

その中で貴方は……


↓2 選択

1:もちろん立候補する!
2:あえて立候補しない!


もちろん立候補した貴方もふくめ、多数決の無記名投票ということになった。


さて、貴方の得票は……?

↓1 ゾロ目あり 好感度80ごえ3人 +30


 01~29 自分1人だけ、だと……? 落選
 30~59 2人! 副委員長確定! ※この場合八百万と貴方の二人
 60~89 3人! 委員長確定!
 90~99 4人! もちろん委員長!
100~   5人! え? 誰ほかに入れたの
120~   6人! 隠れ貴方ファンがいる
150~   7人! こんなに貴方を好きな人が!
180~   8人! 圧倒的! 圧倒的カリスマ!

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 38 修正+30=68 獲得票数3、委員長確定!


貴方が委員長に確定しました。

その結果に、誰も文句を言うものはおらず、納得の顔を浮かべていた。


貴方「運命の輪は私を選び、全てのルーツはここにそろった! 勇往邁進! このクラスは天、地、海全てに祝福された! 我に、従え!」

もちろん、白衣を無意味に広げた。


全員(……選択間違ったかも!)


その日、マスコミが校内に侵入するという事件もあったが、心に余裕溢れる貴方は、まったく動揺せず、すぐ何者が侵入したのかに気づき落ち着いて行動していたため、飯田天哉がおさめる騒ぎの輪に加わっていなかった。

騒ぎが終わってから、そんな騒ぎがあったのかと知る。


ところで貴方は誰に入れたの?


↓2 選択

1:もちろん自分!
2:実は別の人   投票した人も バレると好感度がアップするかもしれません


選択 2 別の人に入れた


どうやら貴方は自分に投票しなかったようです。

選択が無記名だったのでさらに。


誰に入れたか決めておきますか?


↓2

1:この人に入れた!  クラスメイトの名前をお願いします
2:あとで劇的な時に! いつか誰かの好感度が上がりそうな時まで秘密にしておく コミュでいけそうな時改めて


選択 八百万

貴方は八百万に投票した……あれ? これだと八百万百も3票になってね?(八百万本人、轟、貴方で)


貴方 3票
八百万3票

こいつは決選投票するしかねぇようだな!


↓1 コンマ ゾロ目あり 好感度80ごえ3人 +30

01~49 あなたの負け
50~   貴方の勝ち

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ65 修正足すまでもなく貴方の勝ち。


どうやら結果は変わらなかったようです。

貴方は委員長に確定し、こっそり八百万に入れていました。


それでは、自由行動の選択に行きたいと思います。

これは選択表 選択安価はあとで出します

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)
5:知り合いに声をかける(コミュ 好感度があがります。場合によっては能力値も)
6:放課後だし遊びに行く!(遭遇判定)

※自由行動ですが、6の遭遇判定を選んだ場合、襲撃する誰かに出会うかもしれません。その結果どうなるかは、私もわからない。


連携に新たなルールが追加されました

好感度が80を超えると共闘時に合体、連携攻撃が行えるようになる。
二人の個性練度を合計し、どちらか代表の能力値を足してコンマ判定を行うことができる。

同じように好感度が80以上ある者がいれば、三人、四人と同時連携ができる。

※以下追加
好感度が100を超えた場合、彼等はより強固な連携がとれる。100を超えた者と連携する場合、100をオーバーした分が攻撃の達成値に加算せされる。

例:好感度120の人と連携する場合、二人の個性練度+代表の能力値さらに100を超えた分の20が加算される。

どうしても勝てない強敵でも、心を通じ合わせた仲間と力をあわせれば勝利できるという、これぞまさにジャンプ! なシステムである。


USJ前に追加の報告をしておきます。


マスコミが侵入するという、予兆が過ぎ去り、『その日』が迫ります。


USJ襲撃が起きる前に、自由行動を1回行えます。


貴方(今日も授業が終わった。さて、なにをしよう……?)


1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)
5:知り合いに声をかける(コミュ 好感度があがります 場合によっては能力値も)
6:放課後だし遊びに行く!(遭遇判定)

↓2 5を選んだ場合知人、先生の選択になります


選択5 コミュ 飯田天哉

自由行動がコミュに決まったところで、今日は終わりにしたいと思います。


さて、貴方との出会いはインゲニウムにどんな影響を与えるのでしょうね?


なにか質問がありましたらどうぞー。


22:30ごろ再開するですよー。

コミュやって、USJのさわりくらいできるといいなと思ってます。

妹ちゃんと一緒に戦うこと……大変なことになりそうです(敵が)
USJ編は最初の最初がどうなるか。ドキドキです。


ステータスが更新されました


『貴方』
雄英高校1-A所属

体 :19(0) プロの相棒として活躍していて不思議ない能力だぞ
知 :16(0) スカウトの目に間違いなく留まる知性と観察力を持ってるぞ
心 :23(0) 即プロとして活躍できるほどのストロングハートだ!

財力:64 平均より少し上のご家庭

個性:重力操作
   その名の通り、重力を操る個性。重力を中和し重いものを持ち上げたり、自身の体を浮かしたり他人を浮かしたり、重力を増加させ押しつぶしたり様々なことができる。重力を用いて障壁を張り守ることも可能である。
   重力を一点に収束させ、いかなるものも消滅させる『孔』を精製できるようになった。
   重力の力場を利用し、物体を断てる棒を作れるようになった。体を使い剣道の補正と同時に使えます

練度:97(0) トッププロとも渡り合えるレベル

弱点:発動のために疑似恒星を作らなければならないため、常にいくらかの質量を要求される

    擬似恒星はサイズに応じた黒い重力制御の球体が現われる。貴方の周りに漂います。
    小石ほどの重量があれば発動は可能。重いものがあればあるほどパワーを上げられるが、同時にそれも消費される。
    人間などの生き物を触媒にする場合、大きな抵抗がある(不可能ではない)

    余分に10キロの質量を消費すると練度をさらに+1することが出来る。消費した分プラスが可能。ただし、パワーをあげて個性を発動させると『心』での制御判定が必要となる。
    制御判定は上昇に使用した質量の重さを目標値にして『心』判定(+1の10キロなら目標値10)
    制御に失敗するとしばらく個性が使えなくなります。大失敗すると個性に飲まれて貴方が擬似恒星になってしまうかもしれません。
    使うとリスクに従い髪の色が黒く染まる。

性格:どうやら貴方はカブいて中二病的なところがありますが、強大な「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけねば、という自負もあるようです。

    でも心の奥底には変態が眠っているのかもしれません。
    礼儀正しく、「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけましょう。

目的:単純に自分の能力を使うことが好きで、もっと経験と研究を重ねて凄い事を起こしてみたい
    それでヴィランでなくヒーローを選ぶのは、人への礼節を弁えているから

一人称:私

趣味:剣道   個性を使わずとも肉弾戦の判定にプラスが可能です 体+2
  :天体観測 個性つながりで色々話題に出来ます

容姿:若白髪にメガネ、そして学ランの上から白衣を着ている(雄英では制服の上に白衣)

スーツ:白銀のフルプレートメイル。裏地に銀河の描かれた白マント

     貴方のスーツはとてつもなく重いようですね。個性を使わないとまともに動くことは出来ない重さです。
     負傷+1を1度だけ無効化できる
     周囲になにも無い場合、個性使用の触媒として使用可能。最大+5まで出来る。

両親:普通の人

家族仲 : 94 家族仲は最高のようだ。
妹がいる:200 もう愛してるってレベルじゃない

中学校:68。貴方、すげぇぇぇぇ! 尊敬のまなざしで見られている。貴方は多くの生徒から尊敬されているようだ。

入試:仮想ヴィランp34 レスキューp101 お邪魔ギミック撃破 一般入試実技1位、筆記ほぼ満点で1位

個性把握テスト 前半4種192p 後半4種230p 合計422p 永久に超えるもののいない記録を出した

知人 飯田 天哉  好感度  37 友人(ちょっとライバルより)     初期 29 分類 友
   緑谷 出久  好感度 186 貴方のためなら命も棄てられるほど   初期161 分類 友
   葉隠  透  好感度  66 気になるダンスィ           初期 50 分類 女友
   蛙吹 梅雨  好感度  62 気になるダンスィになった       初期 54 分類 女友
   爆豪 勝己  好感度 104 絶対に負けたくない相手No.2!!  初期 96 分類 ライバル
   麗日 お茶子 好感度  98 理想のグラビティや!         初期 92 分類 女友
   芦戸 三奈  好感度  28 男の子の考えてることってわからない! 初期 24 分類 女友
   瀬呂 範太  好感度  91 お前のためなら命をかけるぜ!     初期 81 分類 友

先生:相澤 消太  評価度 159 金の卵どころか既に孵ってやがる!   初期155 分類 先生
   オールマイト 評価度  76 コイツは次代を担う見事な金の有精卵だ!初期 76 分類 先生


お助けポイント:11
※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)



≪貴方が来た!≫

コミュ 飯田天哉


放課後

天哉「『貴方』君!」

変える準備をしていると、飯田天哉に声をかけられた。

天哉「さあ、約束どおり、君を、もてなしに来た! 俺の家に行こうじゃないか!」

貴方「……(来たのに来いとはこれいかに)」

とはいえ、約束は約束だ。貴方は逆らわず、天哉の家に行くことにした。

天哉「今日は君に、色々聞きたいことがある!」(そして、君の強さの秘密を暴いてみせよう!)

普段どのような生活をし、どのような努力をしているのか。それを知り、実践してさらに努力を加えることで貴方を超えると彼は考えているのだ!

そのため、貴方を家に招待した!


いいだけ!

天哉「ただいま戻りました!」

貴方「お邪魔します」

インゲニウム「お、天哉、帰ってきたか」


いいだけ! に入り、ひょっこりと顔を出したのは、天哉の兄であり、ターボヒーローとも呼ばれるインゲニウムこと飯田天晴(いいだ てんせい)だった。


天哉「に、兄さん!? どうしてここに!?」

インゲニウム「今日は休暇でな。たまたまだ。お。友達か?」

天哉「はい! 同じクラスになった『貴方』君です!」

ぴしっと背筋を伸ばし、天哉は貴方を兄に紹介する。

インゲニウムは貴方を見て、なにか思い当たったようにうなずいた。

インゲニウム「そうか。君が。はじめまして。俺はコイツの兄。ターボヒーローインゲニウムにして、飯田天晴(いいだ てんせい)だ」

よろしく、と貴方に手を伸ばし、握手をした。
どこか、人懐っこい笑みを浮かべる青年。

真面目一直線な天哉とは違い、インゲニウムこと飯田天晴は余裕のある、多少砕けた人物のようだ。

インゲニウム「いやー、君の話は弟から聞いているよ。こいつが雄英に行ってからはもっと凄くなってな。自分がいたからおご……」

天哉「もう、やめてくれよ兄さん!」

自分の身内にした話を本人暴露されることほど恥ずかしいものはない。天哉は真っ赤になってロボットみたいな動きで腕を上下に振り回した。

インゲニウム「ははは。すまないすまない」

兄は、弟の頭に手を乗せ、笑いながら振り回すように撫でた。弟のあつかいも、なれたものである。

インゲニウム「そーか。天哉が君を連れてくるとはなあ。あ、君、ちょっといいか? せっかくだ。おじさんに胸を貸してくれよ」

なにか思いついたように、インゲニウムはにんまりと笑った。

天哉「胸を貸してって、兄さん!?」

インゲニウム「いやー、弟がいっつも気にしてると聞かされると、やはり兄としても気になるってものでな。どうだ少年。本物のヒーローと、少し手合わせしてみないか?」

インゲニウムは、楽しそうににやりと笑って見せた。

それはきっと、興味の上に社交辞令もあったのだろう。プロが胸を貸す。それはヒーローを目指す雄英に通う者に対する、最大限の敬意でもある。

普通は頼まれても、そんなことさせてもらえるわけもないのだから。

だが、インゲニウムはその時気づいていなかった。いや、見誤っていた。目の前にいる少年の、真の実力を……


ところで貴方は……


↓2 選択

1:こんなチャンス滅多にない! 是非! 一手お手合わせ願いたい! 受ける!
2:いやいや、プロに手を煩わせるなんて恐れ多い 失礼を承知で断る
3:自由返答


選択 1 こんなチャンス滅多にない! 是非受ける!


貴方はインゲニウムに案内されトレーニングルームにやって来た。


インゲニウム「さあ、ここなら全力で……と言いたいところだが、君の個性は天哉から聞いている。悪いのだが、余り周囲に被害の出る戦い方はやめてくれ」

すまないな、とウインクしながら片手を上げた。

周囲を見回すと、トレーニングルームだけあって壁には全身を写せる鏡。他にもトレーニング用の機材が多く並んでいる。

貴方とインゲニウムが対峙している場所は、その鏡の前。ダンスなども出来るよう広くスペースが確保されている所だ。そのスペースを少し外れると、さっき上げた様々なものがある。

学校のように個性で被害が出るの前提で作られているわけではないので、床や天井にも気をつけなければならないだろう。

周囲に被害が出る重力波や重力球。さらにリミットオーバーなどは遠慮しなければならないようだ。


インゲニウム「ここを壊すのでなければ、仮にも俺はプロヒーローだからな。どんな武器を使ってくれても構わないぞ」

ターボヒーローとも言われる彼は、どうやら素手で戦うようだ。

ヒーローには個性がある。下手に武器を持てば、逆に弱体化する場合もありえるからだ。


貴方は……


↓2~5 多数決

1:では、遠慮なく重力剣を使わせてもらおう! 剣道スタイルで戦う!  連度97+体19+剣道2で
2:相手は素手。擬似恒星を拳に纏わせ重力パンチで互角といこうか!   連度97+体19 で
3:周囲の被害? そんなの知るか! 重力ぶっぱメインでいくぜ!    連度97+心23 で
4:他 好きな戦闘スタイルを指定


選択 1


貴方(床を破壊しないよう気をつけなきゃいけないから、相手の重量を増やすやり方は使えないな)

周囲の被害も考え、ここは素直に白兵戦の中でもっとも熟練した剣を選ぶことにした。

周囲を被害を出さぬようにするなら、今のところこれが、貴方の中で一番信頼できる戦い方だ。


擬似恒星を球体から棒に変え、剣道の正眼に持って構えた。


インゲニウム「そういうやり方も出来るのか。器用なものだな」

貴方「切る切らないもオンオフ可能なので安心してください」

インゲニウム「切れるのかよ。それで」

ひゅー。と口笛を吹く。


天哉「おおおっ……! 僕は、僕は一体どちらを応援すればいいんだ!」

貴方とインゲニウムが話す中、見学することになった天哉は頭を抱え悩んでいた。

インゲニウム「いや、好きに応援しろよ。なんならどっちも応援しろ」


天哉「その手が! さすが兄さん! 負けるな兄さん! 『貴方』くん頑張れ!」


それを聞き、苦笑する兄。

インゲニウム「アイツ、もう少し融通が利けばなぁ……」

貴方「私は嫌いではありませんがね」

むしろそちら方面に突き抜けえるならば見事にカブいているのと同じ。貴方の大好物だった。


インゲニウム「そいつはよかった。あいつ、アソビがなくて絡みにくいところもあるだろうが、これからも、弟のことをよろしく頼む、よッ!」


その言葉が合図となり、貴方とインゲニウムの手合わせがはじまった!


さて、貴方は、重力剣を使い、インゲニウムとどれほどの戦いを繰り広げた?


↓1 ゾロ目あり 連度97+体19+剣道2=118

高ければ高いほど高度な戦いで、インゲニウムもなにかを掴む
詳しい目標値は秘密!

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


ちなみに、インゲニウムさんの強さ 連度63 体32 =95 中堅ヒーロー


コンマ98 補正+118 =216

ついに、達成値200オーバーが出た


インゲニウム「……まいった」

天哉「兄さんが、負けた!?」


貴方の重力剣とインゲニウムの個性がぶつかり合い、幾度も打ち合った結果、倒れたインゲニウムの喉元にその黒い刀をつきつけ、負けを認めさせた。

天哉はそれに驚きを隠せなかったが、だが、どこか心の奥でさらに大きな炎がともったのも感じた。

それは嫉妬ではなく、むしろ……!


インゲニウム「いやはや、まさかこちらが稽古をつけられる側になるとはな。ありがとう、いい経験になったよ。対剣士として、これ以上ないほどの」

貴方「こちらもです。さすがプロヒーロー。とても有意義な時間になりました」

インゲニウム「そう言ってもらえると助かるな」


貴方は剣を消し、インゲニウムの手を取り、起き上がらせる。


インゲニウム(しかし、まさか俺を倒すほどとは……)


評価コンマ


↓1 ゾロ目あり 評価補正 +58(弟からの評価、自分に勝った、達成値200オーバー)

評価表(プロヒーロー)

 01~29で うん。学生だね
 30~59で 少し見こみある。成長すればサイドキックになるかも
 60~89で 今のウチに目をつけとく人材だ! スカウト、スカウトー!
 90~    将来の一流ヒーロー! 俺より才能あるんじゃね?
150~    もうプロでもやれるよ サイドキック(相棒)にならんかね?

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ91 修正58 =149 将来の一流ヒーロー! 俺より才能あるんじゃね?


貴方に手を取られ、インゲニウムは立ち上がった。

インゲニウム(俺より才能があると思った天哉も避けていたほどの相手。気になって手合わせをしてみたが、こいつは確かに規格外だ。はっきり言えば、俺より強い。毎年必ず聞く10年に一人の逸材なんてもんじゃない。100年に1度。いや、一生出ないオールマイト級だ)


インゲニウム「『貴方』君。君さえよければ、今すぐウチに来てもらいたい。今すぐにでも!」


天哉「なあーっ!?」

兄の言葉に、天哉も驚きを隠せない。

インゲニウム「と、言いたいところだが、それはフェアじゃない。他の事務所も知らず、いきなり君をスカウトするのはな」

やれやれと、肩をすくめた。

なんだかんだいって、インゲニウムは天哉の兄。それらのルールはしっかり守る。

インゲニウム「他の事務所だって君を見る権利があるし、君も選ぶ権利もある。決めるのは卒業が近くなってからでかまわないだろう。急ぐことではないのだから。最終的に、ウチの事務所が選ばれれば、嬉しいがね」

貴方「はい」

インゲニウム「ただ、友達になるのはまた別だ。今後とも君とは仲良くしていきたい。どうかな、連絡先を交換しないか?」


インゲニウムが貴方の連絡先を手に入れました。

※インゲニウム脊椎損傷回避フラグが立ちました
※インゲニウム※※フラグが立ちました


貴方への評価 149 自分を超える才能を持つ、未来の一流ヒーローだ!


コミュ終了 飯田天哉の好感度が上がります


↓1 1桁コンマ ゾロ目あり(ゾロ目が出たらその1桁の数字を足していく)

※お助けpは使わないでしょうから使用の多数決は省略します


コンマ8 飯田天哉 好感度37+8 45


天哉(やはり、『貴方』君は凄いな。兄さんが一戦交えただけでこんなことを言うなんて!)

越えるべき壁。天哉は改めてそう思った。

さらに、兄との戦いを見て、同じ重力剣と戦った自分の戦いを思い出し、兄の背中が見えた気がした。

これは、大きな収穫である。


天哉(彼を、我が家に招待した価値はあった。なおの事やる気が出てきたぞ!)


飯田天哉 好感度 45 になりました。関係の変化はまだありません。


インゲニウムと稽古をしたので、貴方は成長しました。


↓2 アップさせる能力を選んでください。 同時にゾロ目あり判定 ステータス >>370

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)

↓4~6 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下



選択 2 体を鍛える

コンマ 84 体19 →20 に成長しました。 身体能力もプロ並になってきた。


もうちょっと時間があるので、USJのさわり部分だけやろうと思います。


朝。

貴方は目を覚まし、学校に行く前、いつもの日課。個性のコントロールのトレーニングを行っていた。


貴方は部屋の棚から一つの箱を取り出し、その蓋を開けた。

中に入っていたのは、立体パズルだ。

クリスタルのように半透明の材質で出来た、組み立てれば一つの立体物が出来るパズルだ。


貴方「……」


蓋を開け、立体ピースの入った箱の横に手をかざす。

その手の上に、擬似恒星がふわりと浮かんだ。

パーツ一つ一つの重力を変化させ、持ち上げていく。


今回のパズルの総ピースは123。それが全て空に浮かび、ぐるぐると渦を描きはじめた。


貴方「……」


貴方は動くそのピースを凝視し、次々とそのピースを組み合わせて行く。


カチャカチャカチャカチャカチャカチャ……!


小さく指を動かし、瞳を動かし、そして重力をコントロールし、それぞれのピースを全て組み合わせた。


貴方「……完成」

作業時間は二分ほどだろうか。

貴方の目の前に、聖堂の立体物が出来ていた。


貴方「そろそろこのサイズのものも物足りなくなってきましたね。新しいパズルを買ってこないと」

完成したパズルを見て、掛かった時間を確認し、貴方はそうつぶやいた。


貴方「古いこのパズルは妹にあげますか。気に入ってくれればいいんですが」


妹(お兄ちゃんの物ならなんでも一生宝物にするよ!)

どっかから見ている妹はそんなことを思ったそうな。


さあ、学校へ行こう!


USJ編開幕


今日のヒーロー基礎学。

相澤「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト、そしてもう一人の三人体制で見ることになった」

相澤先生が、授業がはじまった途端そんなことを言った。

三人体制に関しての説明はそれ以上なく、今日の授業についての説明に移行する。


今日は災害水難なんでもござれ、レスキュー訓練である!


各自今回コスチュームの各自の判断で構わないという。
中には活動を制限するコスチュームもあるからだ。

範太「あー、『貴方』のとかレスキューとは対極にあるようなスーツだもんな」

確かにアレは、50キロの金属の塊。あんなものでレスキューするなど正気の沙汰ではない。


貴方は……


↓2 選択

1:だからこそ着ていくのだろう!
2:うん。素直に鎧は脱いでく
3:自由選択 好きなパーツを組み合わせて指定 マントだけとか ただし負傷と重さの鎧効果は失われる

※コスチューム決定後誰かとの会話があります


選択 1 だからこそ着る!


各員、各々のスーツに着替えるなりして、バスへ集まる。

今回の授業は校舎から離れたところにあるので、バスで移動するからだ。


皆、水難などもあるレスキュー授業のせいか、身を軽くするような選択だ。


その中で貴方は……


……フル装備。裏地に銀河の描かれたマントまで着込んだ、完全無欠のシルバーフルプレートメイルだった!


腕を組み、堂々と立つ貴方に皆の視線が貴方に集まる。


貴方(……決まった)

見事にカブいた貴方は、皆の視線に満足そうにうなずいた。


そんな貴方に……


↓2 選択

1:知人が声をかけてくる あとで知り合いの選択
2:誰かが声をかけてくる あとで遭遇コンマ


選択2 誰かが声をかけてきた


遭遇判定

↓1 1桁コンマ ゾロ目なし

 1 常闇踏陰 
 2 耳朗響香
 3 轟焦凍
 4 砂糖力道
 5 八百万百
 6 上鳴電気

 7 切島鋭児朗 
 8 口田甲司 
 9 尾白猿夫

 0 青山優雅


コンマ 4 砂糖力道

砂糖君に決まったところで今日は終わりにしようと思います。

この会話が終わったらいよいよUSJ本番デス。


ヴィラン連合、頑張れ!


21時から再開しようと思います。

砂糖君は読み返してみるとけっこう冷静に場を見ていたり細かい発言してたりするんですが、やっぱり印象に残らないレベルの一言なのでしかたないかと。

確かに遭遇頻度をもう少し増やした方がいいかもしれませんね。

体育祭までの期間に成長とコミュを別にするかも。USJ終わったら考えます。

ステータスが更新されました


『貴方』
雄英高校1-A所属

体 :20(0) 学生(大学ふくむ)トップ 野球で言えばドラフトで全球団1位指名必至
知 :16(0) スカウトの目に間違いなく留まる知性と観察力を持ってるぞ
心 :23(0) 即プロとして活躍できるほどのストロングハートだ!

財力:64 平均より少し上のご家庭

個性:重力操作
   その名の通り、重力を操る個性。重力を中和し重いものを持ち上げたり、自身の体を浮かしたり他人を浮かしたり、重力を増加させ押しつぶしたり様々なことができる。重力を用いて障壁を張り守ることも可能である。
   重力を一点に収束させ、いかなるものも消滅させる『孔』を精製できるようになった。
   重力の力場を利用し、物体を断てる棒を作れるようになった。体を使い剣道の補正と同時に使えます

練度:97(0) トッププロとも渡り合えるレベル

弱点:発動のために疑似恒星を作らなければならないため、常にいくらかの質量を要求される

    擬似恒星はサイズに応じた黒い重力制御の球体が現われる。貴方の周りに漂います。
    小石ほどの重量があれば発動は可能。重いものがあればあるほどパワーを上げられるが、同時にそれも消費される。
    人間などの生き物を触媒にする場合、大きな抵抗がある(不可能ではない)

    余分に10キロの質量を消費すると練度をさらに+1することが出来る。消費した分プラスが可能。ただし、パワーをあげて個性を発動させると『心』での制御判定が必要となる。
    制御判定は上昇に使用した質量の重さを目標値にして『心』判定(+1の10キロなら目標値10)
    制御に失敗するとしばらく個性が使えなくなります。大失敗すると個性に飲まれて貴方が擬似恒星になってしまうかもしれません。
    使うとリスクに従い髪の色が黒く染まる。

性格:どうやら貴方はカブいて中二病的なところがありますが、強大な「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけねば、という自負もあるようです。

    でも心の奥底には変態が眠っているのかもしれません。
    礼儀正しく、「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけましょう。

目的:単純に自分の能力を使うことが好きで、もっと経験と研究を重ねて凄い事を起こしてみたい
    それでヴィランでなくヒーローを選ぶのは、人への礼節を弁えているから

一人称:私

趣味:剣道   個性を使わずとも肉弾戦の判定にプラスが可能です 体+2
   天体観測 個性つながりで色々話題に出来ます

容姿:若白髪にメガネ、そして学ランの上から白衣を着ている(雄英では制服の上に白衣)

スーツ:白銀のフルプレートメイル。裏地に銀河の描かれた白マント

     貴方のスーツはとてつもなく重いようですね。個性を使わないとまともに動くことは出来ない重さです。
     負傷+1を1度だけ無効化できる
     周囲になにも無い場合、個性使用の触媒として使用可能。最大+5まで出来る。

両親:普通の人

家族仲 : 94 家族仲は最高のようだ。
妹がいる:200 もう愛してるってレベルじゃない

中学校:68。貴方、すげぇぇぇぇ! 尊敬のまなざしで見られている。貴方は多くの生徒から尊敬されているようだ。

入試:仮想ヴィランp34 レスキューp101 お邪魔ギミック撃破 一般入試実技1位、筆記ほぼ満点で1位

個性把握テスト 前半4種192p 後半4種230p 合計422p 永久に超えるもののいない記録を出した

知人:飯田 天哉  好感度  45 友人(ちょっとライバルより)     初期 29 分類 友
    緑谷 出久  好感度 186 貴方のためなら命も棄てられるほど   初期161 分類 友
    葉隠  透  好感度  66 気になるダンスィ           初期 50 分類 女友
    蛙吹 梅雨  好感度  62 気になるダンスィになった       初期 54 分類 女友
    爆豪 勝己  好感度 104 絶対に負けたくない相手No.2!!  初期 96 分類 ライバル
    麗日 お茶子 好感度  98 理想のグラビティや!         初期 92 分類 女友
    芦戸 三奈  好感度  28 男の子の考えてることってわからない! 初期 24 分類 女友
    瀬呂 範太  好感度  91 お前のためなら命をかけるぜ!     初期 81 分類 友

先生:相澤 消太  評価度 159 金の卵どころか既に孵ってやがる!   初期155 分類 先生

    オールマイト 評価度  76 コイツは次代を担う見事な金の有精卵だ!初期 76 分類 先生
    インゲニウム 評価度 149 俺を超える、未来の一流ヒーローだ!  初期149 分類 ヒーロー


お助けポイント:11
※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)



≪貴方が来た!≫


基本ルール
コンマ判定の時ゾロ目が出たらさらにその下のコンマも足していきます。
ゾロ目が続く限り足すので理論上無限に達成値を上げられます。

他ルール
>>2
>>3
>>4

能力などの目安表
>>6

基本戦闘ルール
>>196

追加ルール
>>351

※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)

現在11点



遭遇コンマ 4 砂糖力道


砂糖「うおっ、本気でそれ、着ていくのかよ?」

出てきた砂糖がフル装備の貴方を見て驚いた。

貴方「もちろんです」

えっへんと貴方は胸を張る。

砂糖「なんでそんなに誇らしげなんだよ。レスキュー平気なのか? いや、俺が心配するのも失礼かもしれないけどよ」

貴方の個性を見れば、余り重さというものに意味がないのはわかる。

だが、それでも思わず心配してしまうほど、貴方の鎧は重りの塊なのである。

貴方「ふっ」

砂糖の疑問に、貴方はにやりと笑い、彼を見た。

貴方「……君の場合、サイズ的に少し大きいですかね」

砂糖「?」

ちなみに、砂糖の身長は185センチ。胸板も厚く、異形系の個性を持つ者を除けばクラスで一番体格がよい。

貴方「でも、試してみる価値はあるでしょう」

一人納得する貴方に、砂糖は首をひねるしかできない。

貴方「この鎧は、レスキューにも役立つシロモノなんですよ」

砂糖「そうなのか?」


貴方「ええ。今からお見せしましょう」


貴方はそう言い、砂糖にむかい手を伸ばした。

擬似恒星を作り、貴方は個性を発動させる。


すると、貴方の体から白銀の鎧が次々と外れて行き、まるで意思でも持ったかのようにその鎧が砂糖の体に装着されて行く。


砂糖「うおおおおぉ!?」



ガシャンガシャンガシャンガシャン!



その光景は、さながら、アイアンマンスーツの自動装着や、セイントセイヤのクロス装着のようだ。

さすがに体格差があるので、一部のパーツはつけられなかったりしているが、多少の無茶を通して砂糖が貴方の鎧を着てしまっていた。

ちなみに、砂糖の身長は185センチ。胸板も厚く、異形系の個性を持つ者を除けばクラスで一番体格がよい。


砂糖「重っ、重てえ!」

無理矢理鎧を着せられた砂糖が驚き、手足をだらんと下げた。


貴方「この前戦闘訓練で人型作ったあと思いついたんです」

無理矢理鎧を着せて、人質の安全を確保したり、ヴィランに着せて、その重さで動けないようにしたりなど、発想次第では色々な使い道がある。

力が弱ければ、そのまま動けなくなる小さな監獄の出来上がりだ。


貴方「鎧のサイズがあわない人に使えない技ですがね」

砂糖のように、多少のサイズ調整は効くが、2メートルを超えるオールマイトや、小さい峰田。そして大きな鎧を既に着ているスーツ天哉などには余り有効ではない。


砂糖「シュガードープ!」

そう声をあげると、砂糖は貴方の鎧を着たまま平然と立ち上がった。

今まで思いと言っていた姿からは信じられない光景だ。


それは砂糖の個性が発動した結果だった。

『シュガードープ』
糖分10gで三分間パワーが5倍になるという個性だ!

貴方「おお! それを着て重力制御なしで立ち上がるとは!」


貴方の鎧を着て、砂糖は動きを確認し、鎧の強度も確かめる。

さらに、しゅっしゅっと、拳を振るう。


砂糖「ふふっ。いざという時これを着て崩れる建物に飛びこむとかありかもな!」

貴方「まあ、正直言えばレスキューの場合は鎧のパーツを動かして誰かに着せるくらいなら要救助者に直接重力かけた方が手間かからないんですがね」

まったく違う形のパーツを全て同時かつバラバラに動かすのはそりゃもの凄く精神と神経を使うに決まっている。

そんなことをするくらいなら、要救助者にむかって直接重力操作を行った方が貴方にとっても楽だし向こうも安全だ。

例外として砂糖のように動ける相手の防御力をあげるため鎧を飛ばすというのはありだが、それはレスキューではない。
当初思いついた鎧の監獄と同系列の使い方だ。

砂糖「レスキューのため全否定ってなんの意味があるんだそれー!?」

貴方「そりゃもちろん、カブいてるかどうかです!」

砂糖から鎧を分解、再着し、貴方は最後に装着したマントを大きくひるがえしポーズをとった!


砂糖「お前、すげえヤツなんだか残念なんだかよくわからないな……」


呆れつつも、ツッコミが帰ってきた。

今まで貴方の行動にこうツッコミを入れる者がいなかったので、実は砂糖君かなり貴重な人間なのかもしれない……


砂糖力道の好感度を決めます。


↓1 ゾロ目あり 好感度補正+14

 01~29 ダメだコイツ、関わっちゃいけない! 知り合い
 30~59 ダメだコイツ、面倒見てやらないと。 友達
 60~89 ダメだコイツ、俺がいてやらなきゃ! 親友
 90~   ダメだコイツ、俺が命をかけてでもどうにかしなきゃ!

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 01 修正+14 合計15 ダメだコイツ、関わっちゃいけない! 知り合い


砂糖「……はじまる前から、すげぇ疲れた気がする」

貴方「それは大変ですね。個性を使ったからですか?」

砂糖「だといいな……」

砂糖(ダメだコイツ。関わっちゃいけない!)


砂糖力道 好感度 15 ドン引きされた


貴方達はバスに乗りこみ、貴方達はUSJへとむかう。

道中、バスの中で皆の個性の話となった。


その際、貴方の個性も……

↓2 選択

1:知り合いが……        後知り合いコンマ
2:知らない人が……       後遭遇コンマ
3:別に話題に上がらなかった…… 既にみんな知ってるから


選択 2 知らない人が……


遭遇判定

↓1 1桁コンマ ゾロ目なし

 1 常闇踏陰 
 2 耳朗響香
 3 轟焦凍
 4 障子目蔵
 5 八百万百
 6 上鳴電気

 7 切島鋭児朗 
 8 口田甲司 
 9 尾白猿夫

 0 青山優雅


コンマ 0 青山優雅


バスの中、皆の個性の話題の話になった。

梅雨からデクの個性がオールマイトに似てるという発言から、切島が自分の個性は硬化で羨ましいという告白まで。

皆の個性の話題が出る。

切島「派手で強ええっつったらやっぱ轟と爆豪だな」

デク「個性。というのなら、やっぱり……」

その子の言葉で、視線が一斉に貴方の元へ集まる。


そうして皆の視線が集まる中、貴方は……


貴方「……」

青山「……」

貴方は、運命の出会いをしていた。


青山優雅。

レスキュー訓練だというのに、キンキラな鎧のようなスーツを纏ってきた、もう一人の勇者。

戦闘訓練の時から思っていた。


青山(彼と……)

貴方(私と……)


二人(スーツがかぶってる!)


貴方は白銀の全身鎧。&マント。

片や青山優雅は上半身を覆う鎧。&マント。


片やカブく。片や優雅。


いつの間にかにらみ合う、貴方と優雅の無言の会話を見て、バスの中は静まり返っていた。

謎の緊張感がバスを包む。


貴方「……」

優雅「……」

ガタッ!

貴方達は、同時に立ち上がった。

二人の行動に、二人を見守るクラスメイトは息を呑む。

全員(一体、なにが起きるんだ!)


青山優雅 好感度判定

↓1 ゾロ目あり 好感度補正+14

01~29 ふっ。なぜか上から笑われた 優雅な僕は君など歯牙にもかけない!
30~59 君の鎧も、悪くないね!      気になる       
60~89 君は、僕のライバルだ!      ライバル
90~   我が永遠のライバルであり、友よ! 絶対に負けたくない相手

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ47 好感度修正+14 合計61 君は、僕のライバルだ


すっ。


青山優雅と貴方は同時に手を差し出しあい、そしてその手を硬く握りあった!


優雅「やるね、君……!」

貴方「ええ、貴方も……!」

優雅「そのスーツ、気に入った。これからも、君と更なる高みを目指せることを、嬉しく思うよ」

貴方「私もです。そのスーツ、素晴らしい! 負けませんよ」

優雅「僕もだよ!」


そして二人は大きくうなずきあい、そのまま席へ戻った!


全員(なんだったんだー!?)

見ていた全員、困惑するしかなかった。


カブキ者と、ナルシストが出会って変な化学反応が起きたようです。


青山優雅 好感度 61 君は僕のライバルだ!


みんなの困惑を他所に、バスは無事、USJへ到着するのだった。


なんか変な空気になったけど、これからシリアスになりますよー。
次からUSJ本編ですよー。


あらゆる事故や災害を想定し、スペースヒーロー13号が作り上げた演習場。

火災、水難、土砂災害、などなど。それらを擬似的に体験できる、嘘の災害や事故ルーム。

略してUSJへ、貴方達はやって来た。

今日はここで、レスキュー訓練を行うのが、本日のヒーロー基礎学である。

本来ならばここにオールマイトがいるはずだったようだが、どうやら遅刻しているらしい。

貴方達はここで、人命のため、どう個性を活用するのかを学ぶのだ。


そうやって、人を助ける技を学ぶ場所。


だが、皮肉にもそこは……


ズズッ。


相澤「……?」


……命を救う場でなく、命を奪う場に、変貌しようとしていた……!


それは、突然のことだった。

USJの中央に黒い霧のようなものが生まれ、その中からヴィラン達が。大勢のヴィランが、姿を現した。


今までそこに誰もいなかったというのに、まるで瞬間移動でもしてきたかのように、そこに現われたのだ!


相澤「一塊になって動くな!」

イレイザーヘッドが、叫んだ。


相澤「あれは──!」


死枯木「なんだよ、せっかくこんなにも大衆引き連れてきたのにさ……平和の象徴がいないなんて……子供を殺せば、来るのかな……?」

それは、途方も無い悪意。


「──ヴィランだ!!」


突然のヴィラン襲撃。

その、突然の事態に、貴方は……


貴方、状況把握判定。

高ければ高いほど早く、正確に状況を把握でき、行動の幅が広がる。


↓1 ゾロ目あり 知+16

 01~19 まったく把握できない。反応も出来ず、突然現われる黒い霧の不意打ちで、どこかに飛ばされてしまう。
 20~49 ヴィラン襲来までは理解できたが、反応する前に黒霧の襲撃を受けてしまう。黒霧ワープに回避判定から。
 50~79 ヴィラン出現把握! だがヴィラン集団に攻めこんだ相澤先生を追うかの判断が出来る前に、黒霧登場。判定せずに場に残れる。
 80~99 状況把握完了。相澤先生とほぼ同時に動いている。追うもよし、13号先生を守るもよし。
100~   即把握完了。こちらから先制攻撃さえ可能! 瞬時に状況を把握した貴方は、ヴィラン、相澤先生より早く行動していた!

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 06 安価下でお助けポイント使用決 お助けポイント11→10


↓1 ゾロ目あり 知+16 +06

 01~19 まったく把握できない。反応も出来ず、突然現われる黒い霧の不意打ちで、どこかに飛ばされてしまう。
 20~49 ヴィラン襲来までは理解できたが、反応する前に黒霧の襲撃を受けてしまう。黒霧ワープに回避判定から。
 50~79 ヴィラン出現把握! だがヴィラン集団に攻めこんだ相澤先生を追うかの判断が出来る前に、黒霧登場。判定せずに場に残れる。
 80~99 状況把握完了。相澤先生とほぼ同時に動いている。追うもよし、13号先生を守るもよし。
100~   即把握完了。こちらから先制攻撃さえ可能! 瞬時に状況を把握した貴方は、ヴィラン、相澤先生より早く行動していた!

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 89 06 知+16 =111 先制攻撃可能!


貴方は、広場の中央に黒い霧がゲートを開くところをほんの小さな予兆の時から感じ取っていた。

ずるりと姿を現した悪党を見て、なにが起きているのか。

すなわちこの雄英が襲撃されたということをヴィランがその一歩目を踏み出す前から推測できていた。

センサーも反応していないということは、むこうにそういうことのできる個性をもった奴がいるということだ。

さらにここは校舎から離れた隔離空間。

そうしてここに現われたということは、この襲撃は、用意周到に計画されたものに違いない!


現われたほとんどのヴィランは雑魚だが、いくつかヤバイのが混じっているのもわかった。


まずここにあの集団を運んできたあの黒い霧。

本体からそれほどの脅威は感じられない(推定96)が、その自由に場所を移動できる個性の力が脅威だ。

貴方達生徒の場所に現われ、飛ばされ、人質にされれば大事である。注意しなければならないだろう。


だが、それ以上に注意しなければならない存在が他にいる。


特に、後ろに控える頭に手をつけたの(推定113)と脳みそ丸出しのアレ(推定120)はヤバイ。

イレイザーヘッドの能力は個性の消去だが、個性を消去しても問題のない戦闘力があれば先生と十分に戦える。

それができる身体能力があの脳みそにあるのは十分見て取れた(推定体80)

個性を消しても問題ない相手の場合、先生との相性は最悪だ。

さらにあの個性、見ている間だけのみ特技消去というのは集団、長期戦には向いていない。

あの人が得意なのは、間違いなく奇襲からの短期決戦なのだから。

その肉体を持つヴィランに、さらにそれに匹敵する顔に手を顔につけた奴がいる。

いくらプロヒーローといえども、圧倒的に分が悪いのは確かだ……

貴方でも、その二人を同時に相手するのは正直厳しい。

それほどに、強い。


だが、相澤先生はそれを承知で敵のただ中へ飛びこむだろう。

貴方達生徒達を安全な場所へ逃がすために!


さらに、いくら相澤先生がとびこもうともあの黒い霧は生徒を逃がさないよう出入り口を塞ぎに来るだろう。

外に出れさえすれば、救援を呼べるからだ。

それを阻止しに、誰かが来るのも間違いない。


貴方はヴィランが一歩踏み出し、このUSJに踏み入れるまでの短い間でそれを理解した。


貴方ならば、相澤先生が行動するよりも早く。それどころか、あのヴィラン集団が行動を開始するより一歩早く行動できる。

1度だけなら、出てきたばかりのあの集団を丸ごと攻撃することも可能だろう。


貴方は……

↓2~4 多数決

1:あとで先生になにを言われても知らん! 先生が飛びこむ前に飛んで先制攻撃! 現われたヴィラン達に重力攻撃、押しつぶす!
2:生徒を守るため飛びこむだろう相澤先生と共に突撃、共闘。出口を塞ぎに来るのは13号先生とみんなに頑張ってもらおう
3:敵集団は相澤先生にまかせ、13号先生と共にみんなを逃がすのに尽力しよう! 黒霧迎撃準備!
4:自由行動。こうするぞと書きこみください 例:1かつこんな攻撃 3、かつこんな防御 自分だけ逃げる など


選択 1 先制攻撃!


貴方は決断する。


相澤(嫌な予感ほど当たるものだ……!)

相澤「あれはヴィランだ! お前達は13号と一緒に……」

お茶子「先生……」

相澤「なんだ、生徒は先生の言うことを……」

瀬呂「『貴方』が、もう行っちゃってます!」

相澤「なにぃ!?」


相澤先生がイレイザーヘッドとしてヴィランの集団に飛びこむ前に、貴方はもう行動を開始していた。

ふわりと浮かび上がり、現われた一団に向け攻撃を仕掛けようとしている。


相澤「あいつ……っ!」

相澤(俺より早く、奴等に気づいて動いていたというのか!? 普通はいくら力があろうと、あれだけの敵意を纏わせたヴィランの集団が現われれば躊躇する!)

それは、プロとして幾度かの実戦を潜り抜けてやっと対峙できるような集団だ。それを相手に、即決で立ち向かおうと考えるとは!

そんなクソ度胸、学生の段階で既にもちあわせているとは、あれはやはり学生離れしている!

相澤(なんてことだ!)

彼が危惧していたことが現実となってしまった。

いくら規格外とはいえしょせん学生。
下手な攻撃で奴等を刺激すれば、命さえ落とすことさえありえる!

そんなことがないよう、大事に育てたいというのに、そういう奴に限って人の心配など気にもとめやしない。


だが、もう貴方の行動はとめられない……!

下手に個性を消せば、貴方はヴィランの集団の只中へ落下するし、声をかければ敵に気づかれる。

味方にもとめられないというのは、貴方の計算なのだろう。


この場にいる誰も、貴方の行動をとめられるものはいなかった。


相澤(くっ。お前のその蛮勇、なんの結果も出せないというのなら、ヒーローとしての見こみはないと判断せざるを得ないぞ!)


──ここまでするのなら! ヒーローならば! 自分の予想を超えてみろ! あの、平和の象徴のようにな!!


空に浮かぶ貴方の周囲に、擬似恒星が円の軌道を描く。


この広場に現われたヴィラン全てをロックオンする。

パリッ、パリッ! 擬似恒星から、まるで黒い稲妻のような光が漏れる。

いや、恒星に、堕ちる。


貴方(……なるべく、一撃で決める!)


↓2 選択

1:鎧の重量を使い限界を突破する 最大+5 +した分×10の値を目標値にして制御判定>>444 鎧の効果喪失
2:防御も重要。限界突破は使わずそのままぶっぱ。

※1で使用する場合上昇値も記入下さい。 制御判定に失敗すると個性が一時的に使えなくなり落下します


選択 2 防御も重要


準備が終わる。

擬似恒星と擬似恒星が配置につき、それは完成した。

両手をクロスさせ一度空に掲げ、そのまま地上のヴィランに向け振り下ろす。


貴方「一 撃 必 潰!! 全てを潰せ! 狂重潰放撃!」


マントがはためき、その裏地にある銀河が大地に姿を現す。


周囲に旋回する擬似恒星の力を解放し、その力を全て下にいるヴィランに向け放った!


結果は……?


↓1 ゾロ目あり

高ければ高いほど敵を潰して行動不能にできる。

もちろん、死枯木も黒霧も脳無も。

耐えられた場合、達成値に応じた負傷を相手に与え、相手も行動を開始する

※相手のコンマ判定で覆らない値に入ると相手を完全に制圧できる つまり、相手練度+能力+101以上でれば……?

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 17 お助けポイント使用 10→9


↓1 ゾロ目あり 練度97 心23=120 +17

高ければ高いほど敵を潰して行動不能にできる。

もちろん、死枯木も黒霧も脳無も。

耐えられた場合、達成値に応じた負傷を相手に与え、相手も行動を開始する

※相手のコンマ判定で覆らない値に入ると相手を完全に制圧できる つまり、相手練度+能力+101以上でれば……?

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 08 お助けポイント使用ゾロ目に お助けポイント9→8


↓1 ゾロ目あり 練度97 心23=120 +17 +8

高ければ高いほど敵を潰して行動不能にできる。

もちろん、死枯木も黒霧も脳無も。

耐えられた場合、達成値に応じた負傷を相手に与え、相手も行動を開始する

※相手のコンマ判定で覆らない値に入ると相手を完全に制圧できる つまり、相手練度+能力+101以上でれば……?

↓3~5 多数決 お助けp>>101 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 67 17 8 +連度&心120=212


ズンッ!

あたり一体を押しつぶさんばかりの重力が、ヴィラン達に襲いかかった。

次々と重さに耐えかね、雑魚達は倒れ、潰れてゆく。


死枯木「はははっ。凄い子供がいたもんだ。だが、そういう大技をいきなり撃つと、敵に効かないって知らないのかい?」

リーダーらしき男がぐっと体を持ち上げようとする。


死枯木「ほら、この……このっ!? うごっ、け、ないっ!?」


男は顔につけた手の下で、驚愕の表情を浮かべ、その顔から余裕が消えた。

体を持ち上げようとした瞬間、それに応じて重力がさらに加算されたからだ。余裕を引き出すため、あえて最初は低重力にしてあったからだ!


死枯木「おのっ……」

それでも男は無理矢理立ち上がろうとする、

だが……



ボキッ!


それは、体が耐え切れず、死枯木の骨が折れた音だった。負傷+3

そのダメージに、改めて男は崩れ落ちる。


死枯木「黒霧!」

黒霧「ダメです。私は……!」


ヴィラン一味をここにつれてきた男は、完全に地面に縫い付けられていた。

彼だけではない。地面にめりこむように倒れているのは、他全員。

動けそうなのは死枯木くらいしか残っていなかった。


死枯木「なら、しかたがない。オールマイト用に持ってきたけど、出すしかないみたいだな。脳無!」

脳無「グルッ!」


呼ばれた脳みその男が、ゆっくりと動き出し、立ち上がろうとする。


死枯木「こいつはオールマイトのため用意した、オールマイトに匹敵するパワーを持つ怪物だ! この程度の拘束、容易く……!」

グググッ……!

死枯木「容易く!」


ベキッ、ゴキッ、メシャッ!


さらに重力がかかり、骨が砕け、体から血がほとばしるが、そいつは気にしないよう重力のくびきの中立ち上がる。

立ち上がりながら、その体が再生して行く……! 負傷+3(ポイント制なので回復は描写があっても消えません)


デク「なんて、やつ……!」

入り口から見ていたデクが、その怪物のような姿に驚きの声をあげる。


死枯木「ふふっ。オールマイトクラスのパワーを持てば、こうして立ち上がれる! 脳無、あの邪魔な子供を引きおろし、オールマイトへののろしとするんだ」

脳無「ぐおぉぉぉ!」


脳無が地面に拳をつきたて、その床を引き剥がし、貴方へ狙いを定める!


同時に、死枯木の腕へ相澤の特別製の布が絡まった。


相澤「お前の相手は、俺だ! 『貴方』! あれはお前に任す。だが、あとで覚えておけよ!」

13号「みんなはこっちへ! 僕達は避難します」


戦闘に入ります。


……の前に、13号先生に大人しく従わない生徒はいるでしょうか?


13号先生の統率力

↓1 ゾロ目あり

01~29 まったくなかった。爆豪どころかデクもみんな戦闘へ!
30~59 問題児には無意味! 爆豪など喧嘩っ早いのはすでに階段下へ! デクも行っちゃった!
60~89 問題児だけは聞いてくれなかった!
90    レスキューのカリスマ! 13号先生についてきます! みんな大人しく外へ

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 88 57 =145 レスキューのカリスマ13号先生爆誕!


13号「僕達は避難します」

その言葉に、一部血気盛んな生徒は言葉を無視して貴方や相澤先生の救援に入ろうとした。

だが……


13号「い き ま す よ」


背後に一瞬ブラックホールが見えたその姿と迫力に、誰も逆らうことは出来なかった。


爆豪「……はい」

轟「はい」


あの爆豪、轟ですら、素直にこくんとうなずくしか出来なかったのだから。


貴方以外のクラスメイトは13号先生につれられ、USJより避難していきます。

これで、もうしばらくすれば救援もやってくるでしょう。

万一貴方が戦闘不能になったとしても、脳無はオールマイトをふくめたヒーローが倒してくれます。


ただし……


特殊イベントが発生します


死枯木「子供達が、逃げる……! そんな、バカな……! ゲームもはじまっていないのに、オープニングもはじまっていないのにもうゲームオーバーだって。なんだこれ。プロより雛鳥の方が凶悪じゃないか! ふざけてる。ふざけてるなヒーロー!!」

死枯木が憤り、自分に巻きついた布を掴むが、イレイザーヘッドの個性により、それは発動しない。


相澤「ウチの雛鳥を侮ったようだな。お前等は、もう終わりだ……!」


死枯木の怪我も重い。その上重力が上からかけられているのだから、イレイザーヘッドに勝ち目はなかった。



──某所


??「……まさか、新入生にあれほどの原石が、いや、既に輝いているから違うな。そう、光り輝く新星が混じっているとはね」

??「どうするかね? このままではあの子も捕まってしまうわい」

??「しかたがないね。いきなり手を貸すことになるとは思わなかったが、あの新星を見つけたご褒美だ」

??「そうかね。他はまだ調整不足であれほどのパワーはないが、何体、出すかね?」

??「では……」


特殊イベント、終了……!


──USJ襲撃は、まだ終わらない……!


バシャァッ!


生徒達が避難する入り口に、黒い液体があふれ出た。


ヴィラン「げほっ、な、なにが……?」

それは、水難ゾーンなどに送られた、他のヴィラン達。


それが、生徒達と13号を取り囲むよう現われたのだ!


さらに……!


死枯木「がぼっ!?」

黒霧「!?」

死枯木、そして黒霧の喉からも、黒い液体が溢れた。


それは、死枯木達の体をはい、覆ってゆく……!


相澤がそれを阻止しようと、布を引くが、その場に、別の液体が現われ、中から別の脳無が姿を現した!


その数は……


↓1 1桁コンマ 半分 端数切り上げ

1~2 1体
3~4 2体
5~6 3体
7~8 4体
9~0 5体


コンマ 0 5体


液体の中から、5体もの脳無が飛び出してきた!

相澤はとっさに離れ、距離をとる。

その隙に、死枯木と黒霧は黒い水に飲みこまれ、まるでいなかったかのように消えてしまった。


相澤「ちっ」

消えた死枯木のいた場所を睨むが、相澤はすぐ別の奴等を見る。


相澤(5か。『貴方』と戦っているのに比べれば明らかに弱いが、それでもこの数は……)

心の中で、そんなことを思う。

だが、彼はプロヒーロー。決して表には出さない……!


同時に、囲まれてしまったクラスメイト達。


13号「……こうなっては仕方ありません。皆さん、身を守るため戦闘を許可します! ですが、飯田君」

天哉「は、はい……!」

13号「君には、やってもらうことがあります……!」

相手は違うが、扉から出て、助けを呼んできて欲しいというあれだ!


13号「他の子達は、飯田君をフォローし、彼等を迎撃します。いいですね!」

全員「はいっ!」


相澤先生がワリとピンチです。


ひとまず、貴方と脳無の戦闘から処理をします。

早く終われば早く終わるほど、他を救援に行けますので!


貴方VS脳無


脳無が貴方めがけ、床を破壊し、その欠片を投げつける。

その速度。かつてテレビで見たオールマイトにも匹敵するほどの速度だ。下手に注意を他所に向ければ、体を持っていかれる!

貴方(くっ、こいつを倒さない限り、他へ救援はいけないな)

貴方は眼下で動く脳無にむけ、さらに重力を集中させた。


基本ルール>>196
負傷ルール>>3

貴方
体:19 知:16 心:23 個性練度:96


↓2 選択

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決 今回は重力をさらに上げる
2 威圧する     相手にプレッシャーを与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
4 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
5 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
脳無の負傷 ■■■□□←戦闘不能

脳無行動 貴方めがけて床投げ 120

※脳無は既に負傷+3を受けています。 脳無に威圧は通じません


選択 1 重力をさらに上げる。 くっ、数字を間違えるとは……っ! 指摘感謝! お助けポイントを1点贈呈しますので許してください! お助けポイント8→9


貴方(……重力をさらに上げ、動きを完全に封じる!)

無重力という選択肢もあったが、相手は超再生と複数の個性を持っている可能性が思いついたため、腕を引きちぎって投げてくるという可能性も考慮に入れた。

貴方(超重力の檻にとじこめ、完全に動きを封じる!)


脳無は、再び床を割り、それを貴方めがけて振りかぶる! 120 +このレスのコンマ


↓1 ゾロ目あり 貴方連度97+心23=120

脳無の達成値 以上 負傷+1
脳無の達成値 2倍 負傷+2 戦闘終了

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下

※これで戦闘終了した場合、無傷の相澤先生と合流できます


脳無コンマ 48 +120=168

貴方コンマ 66 89+120=275

結果脳無負傷+1 致命傷


ズンッ!!


さらなる重力が脳無を襲う。

投げようとした床の欠片さえ持ち上げられず、そのまま膝をつく。

その重さが、ついに再生の力を超えはじめたのである。


それでも、このクリーチャーは動き続ける。


貴方(このまま……!)


基本ルール>>196
負傷ルール>>3

貴方
体:19 知:16 心:23 個性練度:97


↓2 選択

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決 今回は重力をさらに上げる
2 威圧する     相手にプレッシャーを与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
4 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
5 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
脳無の負傷 ■■■■□←戦闘不能

脳無行動 貴方めがけて床投げ 120

※脳無に威圧は通じません


選択 重力で床を跳ね返す  個性と心で判定


貴方(飛んできたこれを利用して……!)


↓1 ゾロ目あり 貴方連度97+心23=120

脳無の達成値 以上 負傷+1 戦闘終了

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


あ、脳無の値入れてない。
なんてミスを……!

脳無は、床を貴方めがけて振りかぶる! 120 +このレスのコンマ

コンマの適応は>>573にするからお助けポイントの贈呈は勘弁してください!

↓1~3 多数決 お願いします! OKかダメか ダメの場合ここのコンマになります


脳無コンマ 06 +120=126

貴方コンマ 71 +120=196

結果脳無負傷+1 戦闘不能


ぶんっ! と投げられた大きな床のパネルを、貴方は重力の力をもって軌道をかえ、逆に投げ返す!


貴方「それを布団にして、しばらく眠ってなさい!」


ズズゥン!

重力によって増加されたそれに押しつぶされ、最初に現われた脳無はついに動きを止めた……


この戦闘を、つぶさに観察できるものがいれば、貴方のその強さに驚きを隠せなかっただろう。

それほど、圧倒的で一方的だった……


貴方(さて、他のみんなは……?)


相澤先生はどうなった?

↓1 ゾロ目あり

01~29 相澤先生大ピンチ! 既に重傷や! 負傷+3 原作よりまだマシ
30~59 流石にピンチ! 軽傷を負った!  負傷+2
60~59 さすが相澤先生! かすり傷だぜ! 負傷+1
90~   プロヒーローは伊達じゃない!   無傷

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


流石に量産型脳無を5体も一度に相手にするのでは相澤先生も厳しいようだ。既にいくつか傷を負っている。


そして、貴方のクラスメイト達はどうなった!?


↓1 ゾロ目あり

01~29 まだ飯田君扉にたどりついてない。
30~59 飯田君扉から出て行くのが見えた。
60~89 とっくに出た 救援まであと3ターン!
90~   私が来た! オールマイトが来てた

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


入り口の扉は既に開け放たれている。誰かが外に出たようだ。ちらりと見た限りでは、飯田天哉だろう。

となれば、もうしばらくすれば学校から救援が来るのは間違いない。

クラスメイトを取り囲むヴィラン達も順調に数を減らしている。


この中で最もピンチなのは、やはり最もキツイ場所を担当している相澤先生。

では貴方は……


↓2

1:相澤先生を助けに行く 量産脳無5体を相澤先生と処理します
2:クラスメイトを先に! クラスメイトに加勢する
3:他 行動をお書き下さい 全体を狙うと目標値はがーんとあがりますよ。


選択 1 相澤先生に加勢する


貴方(怒られるだろうけど、やっぱり放ってはおけない!)

五体に囲まれた相澤先生の元へと降下する。


相澤(っ! もう一匹倒してきたのか! なんて早さだ)


相澤先生との共闘がはじまります。


基本ルール>>196
負傷ルール>>3

貴方
体:19 知:16 心:23 個性練度:97


↓2 選択

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決 今回は重力をさらに上げる
2 威圧する     相手にプレッシャーを与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら
7 連携攻撃     相澤先生と力をあわせ連携して攻撃する>>351 相澤連度78 体45 評価155(+55)+貴方連度97=275

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
脳無の負傷 □□□□□←戦闘不能

量産脳無行動 全員で殴りかかる! 連携攻撃 合計190(5体、練度×5+代表能力値)

※脳無に威圧は通じません

……連携攻撃、ヤヴェェ

そして評価値間違う不具合。こっそり直すので見逃してください。お助けポイント差し上げますから! お助けポイント9→10 せっかく減ったのにぃ!

選択 7 連携攻撃


相澤「『貴方』!」

貴方「はいっ!」

これ以上の言葉は必要ない。

敵の重力を軽くし、それを相澤が絡めとり、大きく振り回す。

脳無同士、地面、様々な場所へ、無差別に叩きつけられるという無慈悲な攻撃だ!


量産脳無行動 全員で殴りかかる! 連携攻撃 合計190(5体、練度×5+代表能力値) +このレスのコンマ


貴方とイレイザーヘッドの連携攻撃!

↓1 ゾロ目あり 貴方練度97+相澤練度78+相澤体45(代表能力値)+評価159(+59)=279

脳無達の達成値 以上 負傷+1
脳無達の達成値 2倍 負傷+2
脳無達の達成値 3倍 負傷+3
脳無達の達成値 4倍 負傷+4

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


脳無達コンマ 73 +190 263

貴方達コンマ 30 +279 309

……コンマふって既に勝てないとか無慈悲すぎる。


貴方と相澤先生のコンビでの勝ちはまず揺るぎません。

これ以後の戦闘をスキップしますか?


↓1~3 多数決

1:スキップ
2:3ターン目までに倒すからやるよ! (残り2ターン)


選択 1 スキップ


貴方と相澤先生の連携は無慈悲であった。

重さをなくし、布で縛って振り回す。

あの脳無達も、二人の連携から抜け出すすべは、既になかった……


オールマイト(皆、待っていてくれ、私がすぐに駆けつける!)

オールマイトは走っていた。

校長の話を振り切り、USJに向け急いでいると、飯田少年から今の事態を聞かされたからだ。


まさかの襲撃。


嫌な予感が走り、それはUSJへむかう速度へと伝播する。


土ぼこりをあげ、オールマイトはそこへと飛びこんだ!


オールマイト「私が……来た!」


勢いよく扉に飛びこんだオールマイトが見た光景とは……!


13号「あ、オールマイトさんお疲れ様です」

相澤「おう。やっときたか……」


やれやれと、風船のように浮かんだヴィランをさらに纏める相澤と13号。そして、勝利に沸く1-Aの少年少女達の姿だった。


オールマイト「……私が、来た。んだがなぁ……」


既に終わっていたそれを見て、ほっとしながらもどこか寂しい思いを感じた平和の象徴であった……


オールマイト「いいことだと思うよ。誰も大怪我もなかったようだし。でも、でも、ねぇ? ほら」


その時のオールマイトの背中は、ちょっとだけしぼんでいたそうな。


本日はこれまで! 次はUSJの事後処理からです。

貴方の設定決めるとき最初個性の練度2だったけど、コンマ使わずにそのままだったらどんな感じになっていたのだろうと
貴方無双を見ながらふと思う


22:00ごろから再開しようと思います。

今日は事後処理から体育祭開催の準備期間くらいまでいけたらいいなと思います。


>>631 練度がそれだと、連携を駆使すればなんとかといったところでしょうか。今みたいなパワープレイは無理なのは間違いありませんね。

それと、先生やヴィラン連合がどう動くのかは、今日の後始末の結果によることになりでしょう。コンマの気まぐれでどう転がるやら。

わーい
考えたんだけどコンマ判定時に直下のコンマが良いときがあるから
お助けの特典に再判定とゾロ目化と新たに直下コンマプラスを加えるなんてのはどうよ
再度コンマ。しなくて済むから楽かなって

>>638 それも考えているのですが、処理がどうなるのか頭をひねっていて先延ばしになってます。そのうちなんとか形にしたいと思います。

ご意見ありがとうございました。

さて、はじめますおよー。



≪貴方が来た!≫


これは、オールマイトが現場に到着する少し前の話である。


謎の黒い液体によって突如として現われたヴィラン達に囲まれたデク達は、クラスメイトの皆と力をあわせ、戦った。

出入り口の前に陣取ったヴィランを排除し、飯田天哉を送り出し、今度は逆に、彼を追わせないよう出入り口の前に陣取る。

近くにいたデクと梅雨と峰田。八百万と上鳴と耳朗、爆豪と切島など、原作同様、即席のチームが形成され、互いの背中を守りあい、ヴィランを撃退して行く。

水難ゾーンでの戦いであった場合、デクチームは一発逆転の劇的勝利という流れであったが、この場には水がない。
だが、フルカウルが可能となったデクが囮となり、峰田のもぎったアレに、梅雨が舌で足を引っ掛けるなどをして、次々とヴィランの行動不能を可能にしてゆく。

囲まれた状況であったため、轟の広範囲氷。上鳴の放電などが決まれば一網打尽に出来た可能性もあったが、まだ出会ったばかりの彼等は、それらの連携は上手くいかなかった。

轟焦凍は氷をぶっ放そうと考えるが、接近戦が得意なクラスメイトが前に出たことにより、それを撃つことはかなわなかった。
上鳴電気も範囲攻撃はやめろと言われ自嘲したが、新たな必殺技、自分スタンガンを開発し、ヴィランを戦闘不能に追いこむことに成功する。


まだまだバラバラな連携であったが、それでも1-Aの全員は力をあわせ戦ったことにより、救援が現われる前にヴィランを全滅させることに成功することとなる。


あの時、スペースヒーロー13号がクラス全員を引きつれることが出来ず、何人かの生徒が相澤先生の元へ駆けてしまったらこの結果はなかっただろう。

一人でも欠けていれば、雑魚とはいえヴィランの大群から大怪我をさせられていた者がいても不思議はない位の戦いだった。

なにより、下手に誰かがイレイザー・ヘッドのところへ行っていれば、あの量産型脳無とも鉢合わせしていたこととなる。あの襲撃を生徒が受けていれば、彼等もただではすまなかったはずだ。

もしくは、襲われる彼等をイレイザー・ヘッド。相澤先生がかばい、取り返しのつかない怪我をしていた可能性さえありえる。

あの5体と戦い、相澤先生が軽傷ですんだのも、自分だけを守ればいいという状況だったからに他ならないからだ。

そうなれば、軽傷で済むはずだった相澤先生の状況や、この戦いの流れもどうなっていたかわからない。


それらを省みて、今回のMVPはヴィランをほぼ一撃で鎮圧した貴方や捕縛したイレイザー・ヘッドではなく、生徒全員をしっかり引率した13号先生にあると言わざるを得ないだろう。

あそこに全員がそろっていたからこそ、最悪の事態は起きなかった。


もっともそれを気にするのは先生方の方で、自力でこの事態を切り抜けた生徒達には関係のない話だった。


ヴィラン達を自分達の力で撃退し、相澤先生がそれを布で一塊に纏めている中、彼等はこの勝利に沸いていた。

脳無を捕縛し入り口に戻ってきた貴方も、瀬呂やデク、そしてお茶子や透、梅雨にもみくちゃにされている。


相澤「大層な活躍だったな。『貴方』」

残ったヴィラン全ての拘束を終えた相澤が現われた。

その声が響いた瞬間、貴方を除いた全員がびくーっと体を跳ねさせる。

声と雰囲気が、ヴィランと対峙した時の雰囲気そのままだったからだ。

貴方に飛びついていたクラスメイトも、一斉に貴方から離れ、距離をとり背筋を伸ばした。


相澤「一応聞いてやる。なぜあんなことをした?」


↓2 選択

1:合理的に考え、先生一人で戦うより自分が力を貸した方が勝率が上がるから
2:先生が傷つくのを見たくなかったから!
3:ただ、カブいて目立ちたかったから!


選択 1 合理的に考えた結果


貴方「あのままでは先生一人で戦うのは目に見えてました。そうなれば、あの戦力差。間違いなく先生の命はなかったでしょう」

相澤「……」

貴方「私は、一人の人間として、ヒーローとして、それが我慢できなかった。ですから、自分の力と状況を鑑みて、私が先制をすることによって状況が変わると信じて行動しました。ああすることで、先生と最も相性の悪いあのデカブツを私がひきつけ、残りをフォローしてもらう。そう持っていくのが最も効率がいいと考えました」

相澤「……(つまり、自惚れでああしたというわけではないということか)」

貴方「もっとも、そのあとのあれは予想外でしたけど」

あれとは、個別の対象を転移させたあの液体と、量産型脳無の出現のことだ。
だがあれは、予測できる方がおかしい。

相澤「……言ってくれるな。確かに、お前の言っていることはおおむね正しいだろう。だがな、お前は生徒であり、俺は教師だ。それがどういうことを意味するのか、わかっての行動だろうな?」

貴方「はい。どんな罰でも受ける覚悟は出来ています。全面的に言い訳のしようがありませんから」

デク「ま、待ってください! 『貴方』君はみんなを助けるために!」

爆豪「そいつが問題だって言うんなら、俺達だって同じじゃねぇか?」

貴方を慕うデクどころか、ライバル視する爆豪まで、貴方をかばうよう声をあげた。それだけ貴方が気になる相手だということだろう。

お茶子「そうです。私達だって同じです!」

瀬呂「ああ。それなら俺達だって!」

透「そうだよそうだよ!」

梅雨「ええ、そのとおりね」

青山「ライバルがいなくなられるのは困るからね!」

そう。彼女達も口々に貴方をかばう。

彼女達だって同じくヴィランと戦った。だというのに貴方だけ罰せられるというのはおかしいということだ。


相澤「お前達は緊急避難として13号先生が許可を出し戦った。あいつは誰の指示も聞かず勝手にやった。それが大きな違いだ。例えその判断が正しかったとしても、お前達は生徒でありヒーローだ。ルールを破って勝手なことをしていい理由にはならん。それでは、ヴィランと変わらん」


デク「んぐっ……」

爆豪「ちっ」

誰も、反論できなかった。


貴方「みんなありがとう。例え退学になろうと、私は満足して受け入れますよ。だって、先生が無事だったんですから」


相澤(こいつ……!)

その表情には、一切の迷いも後悔もなかった。

自分の立場など関係なく、ただ全員が無事に勝利できる方法を総合的に考えた結果がそれなのだ……!


その結果、自分が不利益をかぶったとしても気にしない。

それが、彼の背中に通ったヒーロー像なのだ。


相澤(……スタイルはまったく違うが、どこかの象徴を思い起こさせる、どうしようもないバカヤロウだなこいつは)


相澤「いい覚悟だ。では、お前に言い渡す……!」


ごくり。誰かが、貴方の処遇の行方に、喉を鳴らした……



相澤「お前はこれからしばらく、俺のサイドキック(相棒)だ。あのヴィランどもが現われた時からな」



貴方「……は?」

デク「それって……」

相澤「これで、お前のあつかいは半プロ。先生や生徒なんて垣根は関係ない。俺の目の届くところで、俺の許可があれば、個性の使用もなんの問題もないということだ。これでお前は、俺と共にヴィランの鎮圧活動を俺の命令でしていたことになる」


爆豪「んだと、それって……!」

瀬呂「それって実質お咎めなしってことか!」

お茶子「それどころかスカウトだよ。凄いね『貴方』君!」

梅雨「プロから認められるなんて凄いわ」

透「いいなぁ。先生、私も私も!」

青山「立候補なら、当然僕もだよ!」


相澤「かまわんが、あとで地獄の特別授業が待っているから、週末開けとけよ」


波が引くように羨ましがる人はいなくなったそうな。


相澤「しばらく、俺のサイドキック(相棒)として仕事を手伝ってもらうぞ。覚悟しておけ」


週末、相澤先生との特別授業が開催されることになりました。
※自由行動とは別に入ります。

貴方はイレイザー・ヘッドにつれられ、一足早い職場体験(特別授業)を受けることになります。

イレイザー・ヘッドの相棒として、こき使われてください。


ちょっと遅れてオールマイトが姿を現し、通報を受けた教師達が飯田天哉と共にUSJへとやってきて、さらに警察も現われ、今日の授業はここまでとなりました。



クラス全員の好感度が上がりました。


↓1 1桁コンマ ゾロ目あり 相澤先生、オールマイトも含む 全員一括


※これ以後この数値はクラスメイト遭遇判定後の基本好感度補正に加算されます(現在+14)


ついでに13号の評価を決めます。


↓2 ゾロ目あり 上がゾロ目の場合、適応が終わるまで下にずれます。 補正+60※1へ

評価表(先生)

 01~29で 一応、見こみある?
 30~59で 普通の生徒
 60~89で コイツは次代を担う有精卵だ
 90~    金の卵どころじゃねぇ!
150~    その個性、レスキューのために使わないかい! 僕の後継者になってよ!

※1 入試結果+30 把握テストの結果+10 戦闘訓練の結果+10 さっきの活躍+20 先生の言うこと聞かない子-10 合計+60

お助けポイントは使わないと思うので今回は省略


全員 コンマ 6 全員の好感度、評価が+6されました。以後の遭遇判定の基本修正が+20になります。

13号 コンマ 02 修正+60 62 コイツは次代を担う有精卵だ!


13号(いやはや、イレイザー・ヘッドさんがそう思っちゃうのも無理もない。あんなのを見せられては、誰でも期待してしまうよね。僕も、レスキューに興味があるか聞いてみようかな)


13号 評価度 62 次代を担う金の卵に出会えるなんてね


??(週末あけとけ。か。一緒に特別授業、受けにいっちゃダメかな……?)


誰が思ったのか、実はただの空耳だったのかは、あとでコンマや安価で決めましょう。


USJ襲撃の翌日。雄英高校は臨時休校となり、警察とヒーローとで今回の件についての話し合いが行われた。

映像に残った手がかりや、霧のワープゲートなどで身元を調査したが、逃げ延びた二人の身元はわからず、何者かはわからなかった。

他に捕まったヴィラン達は裏路地にたむろするチンピラにも等しい雑魚であり、逃げ延びた二人が彼等を集めた、主犯であるのは間違いない。

そして、捕らえたヴィラン達を尋問した結果、彼等がUSJを襲った目的は、平和の象徴。オールマイトの抹殺にあったことが判明する。

その組織の名は、ヴィラン連合。

状況と敵の戦力から類推するに、脳無と呼ばれたパワーの塊がオールマイトをおさえ、あの霧のワープゲートを用いてオールマイトの鋼のような体を切り裂く。という方法がとられたかもしれないと考えられた。

あの場にオールマイトが来ると知っていたことも驚きだが、最強のヒーローを倒そう考えるその精神も驚愕に値する。


警察は主犯の発見に力を尽くし、雄英はさらにセキュリティを高めるということで、この話し合いは終わりとなった。


オールマイト(今回の主犯は確かにあの二人だろうが、あの二人を助けたという、あの個性……)

それは、あの襲撃者の裏に、力を貸す者がいるということを表している。

いわゆる、主犯をバックアップする存在。

今回の、襲撃計画を考えたかもしれない存在。


この襲撃は、オールマイトのいる場所をピンポイントで狙ってきたという、用意周到さを兼ね備えた計画であった。

今回偶然にもオールマイトはその場に遅れて行くこととなり、さらに規格外の生徒がいたため生徒を人質にとるなどの目論見も外れる結果となったが、その用意周到に準備された計画は、彼の宿敵の仕業を思い出させた。


オールマイト(あの時間違いなく、私は奴に止めを刺した。しかし……!)


絶対にあの悪が復活しないとは言い切れない。

悪とは、それほどにしぶとい。

平和の象徴、オールマイトという存在がいても、犯罪がゼロにならないように。


だが、前のように自分ではなく、あの手の男を中心にヴィラン連合などというものを組織しているとなれば……

オールマイト(となれば奴も、自身の後継を育てようとしているのか?)

あの主犯を捨て駒とせず、わざわざ取り戻したことから、オールマイトはそう判断した。

自分と同じく、ボロボロの体に見切りをつけ、新たな悪のカリスマを育てる。


それならば、回りくどく今回のことを仕掛け、回収していった理由も納得がいく!


オールマイト「奴は生きていて、後継を育てようとしている……!」

オールマイト(となれば彼に、緑谷少年に、成長を急いでもらうしか、ないようだな……!)


新たな平和の象徴が必要だと、オールマイトは感じた。

緑谷出久も想像以上の成長を見せているが、敵の侵攻も予想以上に早い。


オールマイト(だが、それまでは、どうにかして私が平和を持たせてみせよう!)


オールマイトは改めてそう誓うのだった。



──某酒場


バシャァ。


黒い液体がはじけ、中から死枯木と黒霧が現われ、床に倒れた。

死枯木「ってえ……足、腕。いたるところの骨が折れた。完敗だ。手下どもは瞬殺。脳無も役に立たなかった……話が違うぞ、先生」

??「確かに、見通しが甘かったね。僕達も、あのような生徒がいるとは想像もしていなかった」

死枯木「……あれは、格が違った。あれが、いなければ……っ!」

??「悔やんでもしかたがない。今回だって決して無駄ではなかったハズだ。今度は、精鋭を集めよう! じっくり、時間をかけて!」


彼等は再び地に潜る。悪のシンボルとなる、死枯木弔の傷が癒えるまで……



…………


……



──某所


??「見たかい、ドクター?」

??「ああ、見た。オールマイト用に調整したあの一体を一人で制圧し、調整不足とはいえ、あの5体さえものともしないとは……」

??「彼の個性の素晴らしさもそうだが、それを完全に使いこなしているのも驚きだ。あれほどの汎用性。逆に使いこなすのは難しい。あの個性、すぐにでも欲しいね」

??「慌てなさんな。お迎えをするのはきちんと準備を整えてから。だろう?」

??「そうだったね。この体になって、不便でならないよ。このタイミングで馬脚を現すことにもなるし……」

??「その割には、とても嬉しそうじゃないかね。なあ、オールフォーワン?」

??「ふふっ。ドクターだって」

??「あの子を素体にしたら、どうなるかと思ってなぁ」

??「ふふっ」

??「ははは」


ほの暗い闇の中、二人の笑い声だけが響き渡った。


??から貴方への注目度


↓1 ゾロ目あり +100

 01~29 興味もない
 30~59 中々面白そうだね
 60~89 こちらに引き入れられないかね?
 90~   その個性、是非欲しい!
150~   体を取り替える個性とか、ないかね? ドクター

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 89 修正+100 189


??「……いいね。彼はやはり。体を取り替える個性とか、ないかね? ドクター?」

??「おや、その気になったか。それはそれは。ワシの楽しみがもう一つ増えたようだわい。一つ、探してみようかね」

??「ふふっ」

??「ははは」

ゆっくりと、悪が動き出す。

今度は、しくじらないように。

その、極上の獲物を、狩り逃さぬように……


?? からの興味 189 個性どころか、君そのものが欲しい!



USJ襲撃を無事乗り切りました。

貴方はその経験を糧に、成長しました。


↓2 アップさせる能力を選んでください。 同時にゾロ目あり判定

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)

↓4~6 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


選択 2 コンマ74 体20→21 プロヒーローの仲間入り に成長しました


これから体育祭の話題に入りますが、その前にB組の子の中に入試試験で貴方の手助けを受けた子がいるか決定します。

貴方の手助けを受け、試験をクリアした人は……?


↓1 ゾロ目あり 補正+101(サポートp)

   ~102 5人 モブB組の人5人
103~129 6人 鉄哲徹鐡(他B組5人)
130~159 7人 ↑+拳藤一佳
160~189 8人 ↑+塩崎 茨
190~    9人 ↑+物間寧人

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下

※同じ会場だったB組の子の好感度は+50補正ではじまります

割と多いけど、B組の中に貴方の影響を受けた人がいるんじゃなくて貴方の影響を受けたから受かってB組になったってことかね?

>>678 そんな感じです


コンマ 35 補正+101 136 鉄哲徹鐡&拳藤一佳+他B組5人

が、入試時貴方と共に戦い、見事合格を勝ち取った子達です。


ちなみに鉄哲徹鐡は体を金属に出来る切島(硬化)と同じような個性を持ってる人。

拳藤一佳は拳を大きく出来るB組の姉御枠になります。

以後、顔をあわせると挨拶してくれるでしょう。


ちょっと短いですが、今日はあといくつか安価をとって終わろうと思います。


翌日一日臨時休校となり、改めて登校した貴方達を待ち受けていたのは、2週間後に雄英体育祭があるという相澤先生からの通告だった。


雄英体育祭。

侵入されたばかりなのに大丈夫なのかと心配するクラスメイトもいたが、あえて行うことにより、雄英の危機管理体制は磐石であるということを示す考えのようだ。

相澤「警備は一般プロヒーローも呼び、例年の5倍に強化する」


なにより、雄英の体育祭は、最大のチャンス! ヴィランごときで中止していい催しではなかった。


大規模に行われるヒーローの祭典。日本のビックイベント!

当然それは、全国のトップヒーローが目にする。


そのスカウトの目にかなえば、高校でのヒーロー資格修得後、即プロ事務所にサイドキック入りするのが定石だ。

当然名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる。

相澤「時間は有限。プロに見込まれれば、その場で将来が開けるわけだ」

年に1度。計三回だけのチャンス!

ヒーローを志すのであれば、絶対に外せないイベントだった!


その発破を受けた昼休み、麗日さんがやる気を見せ、デクがオールマイトに呼ばれて食事をしに行った。※体育祭で君が来たと世に知らしめてほしいと言われた。


さて、貴方はどうしようか?


↓2 選択

1:知り合いと一緒に   のち知り合い選択(今回デクは選択できません)
2:誰かが声をかけてきた のち遭遇判定
3:一人でお昼を食べるんだよぉー! 先生とかB組の子とコンタクト取れる


選択 3


珍しく、貴方は一人で食堂にやって来た。

そこで……


↓1 ゾロ目あり

 01~19 クラスメイトがいた クラスメイト安価へ
 20~49 先生がいた     先生安価へ
 50~69 鉄哲徹鐡
 70~89 拳藤一佳
 90~99 物間寧人
100~   B組↑3人

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ94 物間寧人 まさかのお前か!


物間に決まったので……といきたいところですが、もう一つ。

このコミュが終わって体育祭まで残り2週間の時間に出来る2回の自由行動のうち1回を決めて終わろうと思います。
※1~4の場合は成長処理して2回目の方も安価します


体育祭まで、貴方はなにをする?

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)
5:誰かと訓練する(コミュ と 成長)
6:準備なんて必要ない! 遊びに行く!(事件遭遇判定 と 成長)

↓2 5を選んだ場合クラスメイトの選択になります 誰でもOK 6でもクラスメイトなどとの出会いもあります


選択 6 準備なんて必要ない! 遊びに行く!(事件遭遇判定 と 成長)


遭遇判定

↓1 ゾロ目なし

 01~09:誰かと会う (自由安価)
 10~49:誰かと出会う(クラスメイトコンマ)
 50~79:事件だ! 事故や突然の事件発生!(ヒーローかクラスメイトと出会う)
 80~99:凶悪事件だ! ヴィランが暴れている!(クラスメイト、ヴィラン、さらにヒーローとも出会うかも)

サイドキックだから戦闘しても良いんだよな?


>>697 先生が監督してないと怒られます。もっとも逃げたりして正体バレなきゃ平気ですが


コンマ 87 事件だ! 事故だ! 災害だ!


なにが起きた?

↓1 ゾロ目あり

 01~29 引ったくり
 30~59 火事
 60~89 強盗
 90~   凶悪事件だった(ヴィラン登場)
120~   堤防決壊(大災害)
180~   隕石落下

※上3つはクラスメイトと出会います 下二つはヒーローと出会います 凶悪事件は両方

↓3~5 多数決 お助けp>>16 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 85 強盗だ!

どうやら強盗に遭遇するようです。

その時、一緒に強盗と出会うのは……?


↓2 自由選択

クラスメイトの中から一人選択してください

 1 緑谷出久
 2 麗日お茶子
 3 轟焦凍
 4 峰田実
 5 八百万百
 6 上鳴電気
 7 障子目蔵
 8 芦戸三奈
 9 尾白猿夫
10 砂糖力道
11 爆豪勝己
12 飯田天哉
13 蛙吹梅雨
14 切島鋭児朗
15 常闇踏陰
16 耳朗響香
17 瀬呂範太
18 青山優雅
19 葉隠透
20 口田甲司

※協力して強盗事件を解決します


選択 15 常闇踏陰


常闇に決定したところで、本日は終了しようと思います。

次は物間のコミュから自由行動の処理へ行こうと思います。その後特別授業。そして自由行動2回目で、月をまたいで体育祭です。

それでは、またー。


22時45分ごろから再開のつもり!

常闇君との強盗事件は終わらせたい。


ステータスが更新されました


『貴方』
雄英高校1-A所属

体 :21(0) プロで十分活躍出来る身体能力だぞ
知 :16(0) スカウトの目に間違いなく留まる知性と観察力を持ってるぞ
心 :23(0) 即プロとして活躍できるほどのストロングハートだ!

財力:64 平均より少し上のご家庭

個性:重力操作
   その名の通り、重力を操る個性。重力を中和し重いものを持ち上げたり、自身の体を浮かしたり他人を浮かしたり、重力を増加させ押しつぶしたり様々なことができる。重力を用いて障壁を張り守ることも可能である。
   重力を一点に収束させ、いかなるものも消滅させる『孔』を精製できるようになった。
   重力の力場を利用し、物体を断てる棒を作れるようになった。体を使い剣道の補正と同時に使えます

練度:97(0) トッププロとも渡り合えるレベル

弱点:発動のために疑似恒星を作らなければならないため、常にいくらかの質量を要求される

    擬似恒星はサイズに応じた黒い重力制御の球体が現われる。貴方の周りに漂います。
    小石ほどの重量があれば発動は可能。重いものがあればあるほどパワーを上げられるが、同時にそれも消費される。
    人間などの生き物を触媒にする場合、大きな抵抗がある(不可能ではない)

    余分に10キロの質量を消費すると練度をさらに+1することが出来る。消費した分プラスが可能。ただし、パワーをあげて個性を発動させると『心』での制御判定が必要となる。
    制御判定は上昇に使用した質量の重さを目標値にして『心』判定(+1の10キロなら目標値10)
    制御に失敗するとしばらく個性が使えなくなります。大失敗すると個性に飲まれて貴方が擬似恒星になってしまうかもしれません。
    使うとリスクに従い髪の色が黒く染まる。

性格:どうやら貴方はカブいて中二病的なところがありますが、強大な「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけねば、という自負もあるようです。

    でも心の奥底には変態が眠っているのかもしれません。
    礼儀正しく、「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけましょう。

目的:単純に自分の能力を使うことが好きで、もっと経験と研究を重ねて凄い事を起こしてみたい
    それでヴィランでなくヒーローを選ぶのは、人への礼節を弁えているから

一人称:私

趣味:剣道   個性を使わずとも肉弾戦の判定にプラスが可能です 体+2
   天体観測 個性つながりで色々話題に出来ます

容姿:若白髪にメガネ、そして学ランの上から白衣を着ている(雄英では制服の上に白衣)

スーツ:白銀のフルプレートメイル。裏地に銀河の描かれた白マント

     貴方のスーツはとてつもなく重いようですね。個性を使わないとまともに動くことは出来ない重さです。
     負傷+1を1度だけ無効化できる
     周囲になにも無い場合、個性使用の触媒として使用可能。最大+5まで出来る。

両親:普通の人

家族仲 : 94 家族仲は最高のようだ。
妹がいる:200 もう愛してるってレベルじゃない

中学校:68。貴方、すげぇぇぇぇ! 尊敬のまなざしで見られている。貴方は多くの生徒から尊敬されているようだ。

入試:仮想ヴィランp34 レスキューp101 お邪魔ギミック撃破 一般入試実技1位、筆記ほぼ満点で1位

個性把握テスト 前半4種192p 後半4種230p 合計422p 永久に超えるもののいない記録を出した

知人:飯田 天哉  好感度  51 友人(ちょっとライバルより)     初期 29 分類 友
    緑谷 出久  好感度 192 貴方のためなら命も棄てられるほど   初期161 分類 友
    葉隠  透  好感度  72 気になるダンスィ           初期 50 分類 女友
    蛙吹 梅雨  好感度  68 気になるダンスィになった       初期 54 分類 女友
    爆豪 勝己  好感度 110 絶対に負けたくない相手No.2!!  初期 96 分類 ライバル
    麗日 お茶子 好感度 104 理想のグラビティや!         初期 92 分類 女友
    芦戸 三奈  好感度  34 ちょっとやるじゃん 友達へ!     初期 24 分類 女友
    瀬呂 範太  好感度  97 お前のためなら命をかけるぜ!     初期 81 分類 友
    砂糖 力道  好感度  21 常識人に、貴方の相手はきついようだ  初期 15 分類 友
    青山 優雅  好感度  67 君は、僕のライバルだ!        初期 61 分類 ライバル


先生:相澤 消太  評価度 165 金の卵どころか既に孵ってやがる!   初期155 分類 先生

    オールマイト 評価度  82 コイツは次代を担う見事な金の有精卵だ!初期 76 分類 先生
    インゲニウム 評価度 149 俺を超える、未来の一流ヒーローだ!  初期149 分類 ヒーロー
    13号    評価度  62 時代を担う金の卵に出会えるなんてね  初期 62 分類 先生

ヴィラン:???  興味 189 個性どころか君そのものが欲しい!    初期189 分類 ヴィラン


お助けポイント:10
※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)



≪貴方が来た!≫


コミュ 物間


昼休み。
貴方は珍しく、一人で食堂にやって来た。


物間「……君、ひょっとして『貴方』?」

昼食をトレイにのせ、テーブルにつくと、突然目の前で食事をしていた男に声をかけられた。

だが、残念なことに、貴方はその少年にまったく見覚えがない。

貴方はその少年をじっと見て、首をひねる。


物間「ふふっ。そうだろうさ。僕に興味もなくて当然か。僕は物間寧人。ヒーロー科1年B組の生徒さ。君の事は入試で一緒に戦ったとかいう人から聞いて、知っているんだよ」

貴方「ああ……」

A組にはいなかったが、貴方と共に戦い抜いて入試に合格した何人かがB組にいたことを思い出した。

物間「君は、B組でも有名だよ。うっとおしいくらいにね……! そんな有名な君が目の前に来て、思わず声に出てしまったというわけさ」

あはは。と物間寧人はさわやかに笑う。

だがその目は、笑っていない。


物間「みんなで力を合わせて合格を勝ち取ったという話は、僕も嫌いじゃない。みんなが慕う君に会えて、僕は幸運だ。同じヒーロー科として、よろしくお願いするよ」


彼はそう言い、食べ終わった食器を持って立ち上がり、貴方に握手を求めてきた……


貴方は……


↓2 選択

1:素直に握手してあげる
2:はっ! 邪悪な気配! 触れさせない


選択 1 素直に握手してあげた みんなカブいとるのう


物間(くくっ。なんの警戒もなく僕に触ったな! これでA組最強と言われるお前の個性も丸裸だ!)


貴方とにこやかに握手した物間は、そのまま食堂を離れ、人のいない場所を目指していた。


物間寧人。

彼の個性は『コピー』

触れた人の個性を五分間使えるという、使い方次第ではトンでもないシロモノだ。

最も、その個性を完全に使いこなせるかというと、当然そうではないわけだが。


物間「ええと、まずは……」

制限時間は5分しかない。

大急ぎで校舎裏にやって来た彼は、近くに落ちていた小石を拾い、擬似恒星を作り出した。

コピーと同時に、大体の使い方は理解出来るのである。


物間(鉄哲達が言うには、入試の時はこれを手にグローブのようにつけて……!)

浮かぶそれに手を重ね、物間は思いっきり壁を殴りつけた!

しかし、宙に浮かぶそれは拳には固定できず、そのまま突き抜けてしまった。


ごんっ! と拳が壁に当たり、物間は拳を押さえごろごろと転がりまわるハメになった。


物間「なんでだよ! というかこれ、本質は重力操作じゃないか! 拳になんの関係もない。あいつらなにを言ってたんだ!?」

まさか、試験の時個性を制限して戦っていたなどつゆも思わない彼等は、あの戦い方が貴方の個性と誤解していた。

物間「大体どうすればこれで重いパンチとかできるんだよ! 重力を中和して浮かすか重くするかくらいしか出来ないじゃないか!」

物間君は、練度が足りません。

物間「引き寄せるのだって、範囲丸ごとで個別には出来ないし! こんな使いづらいのでどうやって一位になるんだよ!」

物間君は、練度が足りません。

物間「くっそー。せっかく愛想振りまいたってのに。覚えてろ。覚えてろよ『貴方』! A組ぃ!」


校舎裏に、物間の悔しそうな声が響いたそうな。


物間の好感度(ライバル)を決めます


↓1 ゾロ目あり 修正+30

好感度表(ライバル)

01~29で 眼中に無い
30~59で 気になる
60~89で ライバル(認めた)
90 以上で 絶対負けたくない相手(それでも背中は預けられる)

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 70 補正+30=100 絶対に負けたくない相手!


物間(ふざけた個性をして! あんなの全然使えないじゃないか!)

憤りながら、彼は教室へ戻る。

だが、途中でふと思い立った。

物間(待て。あいつはそれで1位になった。ということは、あいつの力は個性じゃなく、その統率力!? つまり、僕と同じ!)

物間「ふっ。ふふふ。そういうことか。そういうことなのか。通りで忌々しいと思った。気に入らないと思った!」

そう。B組の頭脳と自負する自分が、同じ土俵で負けていると思ったから気に入らなかったのだ。

物間「そういうことか『貴方』! なら、僕も負けないぞ! 必ずB組を掌握し、体育祭では君に勝ってやる! もちろん、A組みにもな!」


拳藤「教室の前で騒ぐな! 迷惑になるだろ!」

B組の姉御、拳藤一佳に叱られた。


物間「これもみんな、『貴方』とA組のせいだー!」


なんだか目の敵にされたようだ。


物間寧人 好感度(ライバル) 100 お前には絶対負けない!


お昼休みのコミュ 終わります


そして放課後、雄英体育祭を前にして、1-Aクラスの前には多くの生徒が敵情視察にやってきていた。

雄英高校にヒーロー科はA組とB組しかないが、普通科と呼ばれる科にも個性を持ち、ヒーローを目指す者も多く存在している。

この祭りの活躍如何では、そこからヒーロー科へ編入も可能で、それを目指す普通科の生徒も当然いるのだ。

そんな野望溢れた彼等もふくめ、大勢の者達がヴィランの襲撃を退けたという1-Aの面々を見に来たのだ。

もちろん、ものめずらしさの野次馬もいるだろうが……


爆豪が彼等をあおり、さらに普通科の生徒が一人、「油断していると足をすくう」と大胆不敵な宣戦布告を行った。

鉄哲「B組のモンだけどよぅ!」

そこに同じヒーロー科B組の生徒。鉄哲徹鐡まで顔を出したのだから、この敵対路線はさらに広がる。

誰もが思った。


だが……


鉄哲「いたいた! 『貴方』さん! 『貴方』さん見つけましたよ! やっと会えた!」

貴方を見つけた鉄哲は、場の険悪なムードをぶち壊し、人をかきわけ貴方の方へとやって来ようとする。


全てを敵に回そうとした、爆豪を無視して。


それは、爆豪のことなど眼中にないかのようだ……


鉄哲「ダメだ、進めねぇ! 『貴方』さん! 俺以外にもB組にはあん時お世話になったヤツ一杯いますから、困ったらいつでも声かけてくださいね! B組とかA組とか、俺には関係ありませんから! 俺はいつでも、あんたの味方です!」

突然声をあげた男は、貴方にぶんぶんと手を振り、そして言いたいことを言い、去って行った。

だがそれは、今までの険悪なムードを吹き飛ばす、敵を蹴落としてでも上にあがろうというものではなく、共に上へあがろうという別の意思表明のように見えた……


お茶子「知り合い?」

デク「知り合いなの?」

二人がほぼ同時に、貴方に聞いた。

貴方「入試で同じ組に」

デク「あー」

それだけで、なにかを察したようだ。

つまり、貴方のサポートポイント101の中にふくまれた者の一人だと。

そして、貴方と共に、あの試験を勝ち残った一人だと……


貴方「彼をふくめて、7人くらい一緒に合格したはずです」

デク「ななっ!?」

さらに貴方をふくめれば、その入試会場から8人の合格者が出たということである。

デク達の会場もA組となるメンバーが結構な数いたが、それを超える数だ。


爆豪「……っ!」


その人数は、限りある仮想ヴィランを倒すだけでは決して届かない値。

たった一人で暴れては、決して届かない合格者数……!


帰ろうとした爆豪が、振り返り貴方とデクを見る。


爆豪「……」

デク「? ??」

なぜか、デクがオロオロする。


爆豪「てめえらには、ぜってー負けねえ」


そう、貴方達を指差し、去って行った。


それを見た、デクは思う。

爆豪の、全員を敵に回してでもトップを取るという気迫は間違いではないと。

そしてまた、貴方の敵さえ味方にして共に上るというのも、間違いではないと。

十人十色。戦う理由は、いくらでもあると、デクは思い出した……!


皆のやる気が溢れ、それが感じられる中、二週間という短い準備時間が、はじまった……!


鉄哲徹鐡と顔をあわせましたので、彼の好感度を決めます。


↓1 ゾロ目あり 補正+50(入試の恩義)

好感度表(友人)

01~29で 知り合い
30~59で お友達
60~89で 親友
90 以上で 命をかけてもいいレベルと考えてください。

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 6 補正+50 友達!


鉄哲(さすが『貴方』さん! 大注目の的だったぜ! きっと雄英体育祭でも大活躍にきまってんだろうな!)

体育祭は基本個人競技だ。だから、AやBとか関係なく、彼は貴方と一緒にそれを駆け抜けたいと思っていた。

なにより、貴方といれば、入試の時のようにまた輝けると思ったからだ。

物間もそこそこ頭は切れるようだが、あれはセコイだけで、本物には程遠い。

鉄哲(やっぱ背中を預けるなら、本当に信頼できる人にだ!)


挨拶が終わり、拳を握り、鉄哲は体育祭までに貴方の足手まといにならぬよう、トレーニングを重ねようと意思を固めるのだった。


雄英体育祭まで、短い2週間が、はじまる……!


雄英体育祭まで残り2週間……

自由行動

 選択 6 事件発生

 遭遇 15 常闇 踏陰


強盗事件、はじまります。


それは、放課後。帰り道のことだった。


ガシャン。


たまたま通りかかった家の前。

少々大きなお宅の中から、なにかが割れる音と、小さなうめきが聞こえた気がした。


貴方「……」


家の者が皿を落とし、頭を抱えたというオチかもしれない。

気のせいなら、それでいい。


路地を回り、貴方はその音が聞こえた方へむかう。

大通りから裏に回ると、そこは誰も人が通らないような小さな小道があった。

家を取り囲む塀には、おあつらえ向きに中が覗けそうな穴の開いた透かしブロックのはまった箇所があった。


貴方はそこから中を確認しようと、そこへ向かった瞬間。反対側の路地から、そこへ飛びこんでくる影があった。

黒い影が、貴方に迫る。

とっさに体が動く。袖口のボタンを変化させ、手の中に擬似恒星を生み出し重力剣を作り出した。それを、その影に……

貴方「っ!」

……むけようとし、とめた。


常闇「お前は……」

同時に、相手も個性の発動を止める。

そこに飛びこんできたのは、クラスメイトの常闇だった。


何故君が。何故お前が。と貴方も常闇も疑問を浮かべた瞬間……



ガシャン!

また、家の中から音がした。

貴方「しっ」
貴方は人差し指をあげ、声をあげないよう伝え、音のした方。透かしブロックの先を指差す。

すると、常闇がうなずいた。

どうやら、彼も貴方と同じくあの音を聞き、この場にやって来たようだ。

常闇「すまぬ。怪しいと思ったところでそこに人がいたから、曲者と見誤った」

常闇は素直に頭を下げた。

貴方「気にしない気にしない」

貴方は小声でケラケラと笑う。あの状況ではそう思われても仕方がないと自覚していたからだ。

常闇も、その言動にほっとする。


互いの目的も確認できたところで、二人は透けブロックの隙間からその家を覗く。


そこには、縛られリビングの床に転がされた家人と思しき一人の老人と、ナイフを持つ男の姿があった。

さらに、部屋の奥で金庫をいじるもう一人別の男の姿もある。

男の足元にはカバンが広げられている。
彼等の目的は、その老人の命ではなく、重そうな金庫の中身のようだ。

常闇「強盗か」

貴方「そのようですね」

男達の姿を見て、常闇がつぶやいた。

どうやら、取り越し苦労ではなかったようだ。


常闇「どうする? 中には人質がいる。警察に連絡し、出て行くのを追うか?」

逃げる場合倒れた家人を始末しようとするなら別だが、目的のものを手に入れ、家から出たところを狙った方が人質も安全だ。
それに、その間に通報すれば、警察やプロのヒーローも来てくれるだろう。

貴方「いえ。出てくるのを待ってはいられないようです」

常闇「なに?」

貴方「縛られた人を見てください」

常闇が言われたとおり視線をむけると、床に倒れた家人が苦しそうにあえいでいるのが見えた。

貴方「なにかの発作を起こしています。見るに、呼吸か、心臓。早く助けないと命に関わるかもしれません」

常闇「わかるのか?」

貴方「ええ」

レスキュー訓練もするヒーローであるから、緊急時の処置や突然の発作などの病の事もいずれ習う。貴方はそれをちょっとだけ先取りして勉強してあったのである。
なにか持病があれば、この危機的状況にその発作が起きても不思議はない。

余り長く放置すれば、当然命に関わる……


金庫の方は開け方がわかっているというのに、手間取っているのか中々その扉が開かないようだ。暇になったもう一人が手近にあった棚を開け、金目の物を探し回っている。

皿を見つけ、金にならないと思ったのか、床に放り投げている。どうやらそれが、貴方達が聞いた音のようである。

ここから判断するに、犯人がこの家から逃げ出すのはまだまだ時間がかかりそうだ。


常闇(それなら確かに、猶予はない)

常闇「なら、いかにする?」


選択肢

↓2 選択

1:私に任せりゃ一発さ!            貴方一人で解決
2:気になることがあるので、手を貸してください 二人で協力
3:常闇に意見を聞く
4:警察が来るまで待とうか!          家人を見捨てる

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下

……お助けポイントの、多数決、必要、ないよ。なんでそこにその一文あるのー!
ミスのお詫びに、お助けポイント、1ポイント贈呈です。なんてイージーミスを。お助けポイント10→11


選択 2 気になることがあるので、手を貸してください


貴方「気になることがあるので、手を貸してください」

常闇「我が助力が欲しいと? 一人で十分なのではないか?」

貴方「今見えている二人を相手にする分には私一人で十分ですが、まだ中に仲間がいる可能性があります」


この家は、一般より大きい二階建ての一軒家。今二人が覗いている場所から見えるのは、リビングだけ。そこ以外をあさっている強盗の仲間がいても不思議はない。

それどころか、家のどこかにまだ人質がいる可能性だってありえるのだ。

常闇「……確かに」

貴方「それを、君の個性で確かめて欲しいんです。いるなら、場所さえわかればピンポイントで狙えますし、いなければそのまま突入できます。君の個性なら伸ばして小さな隙間も入れるでしょう?」

常闇「……」


常闇の個性は『ダークシャドウ』

伸縮自在で実体化する影っぽいモンスターをその身に宿しているんだ!

それを使えば、伸ばし、狭い場所を通って家の中も確認することができる。


常闇「わかった」

時間との勝負。常闇は二つ返事で行動を開始した。


↓1 ゾロ目あり 常闇 練度29 心8=37

01~29 誰も発見できなかった
30~59 中に強盗の仲間もう一人いるのを発見した
60~89 中に強盗の仲間もう一人以外に子供がベッドで寝ているのを発見した 
90~   常闇君神ががかる 中にいたもう一人の強盗を既に無力化してくれる 子供も発見

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ81 練度29+心8=118


常闇「どうやら中にもう一人いるようだ。ついでに、子供が昼寝をしている。どちらも存在には気づいていないようだ」

貴方「やはりいましたか」

常闇「その一人の方が子供の部屋に向かおうとしていたからすでに無力化しておいた。例え呼ばれても返事はダークシャドウで対応できる」

貴方(ヒュー!)

思わず口笛を吹きたくなるほどの鮮やかさであった。


貴方「なら、すぐにでも突入するしかありませんね」

常闇「ところで、少し前に相澤先生に釘を刺されていたが、いいのか?」

緊急事態とはいえ、ちょっと前に勝手に行動して怒られそうになった直後のこれである。

いくらカブくのに命をかけている貴方といえども、先生方に迷惑ばかりかけるのは忍びない。


なので……


貴方「バレなければ大丈夫です。解決して、通報。即逃げる。それで問題ないでしょう」

常闇「飯田には聞かせられないセリフだ」

貴方「いないので気にしません」


貴方と常闇は顔を見合わせ、にやりと笑った。

貴方達はうなずきあい……


常闇「犯人を捕まえ、家人を救出する」

貴方はが三本指を立てた。

カウントダウンだ。


3、2、1、ゼロ!


貴方と常闇は、同時に個性を発動させ、強盗を制圧にかかる。


目標値 85 貴方 個性練度97+心23 常闇君は既に無力化させた


自動成功!


貴方の個性で二人の強盗を浮かし、さらにその中で重力をかけ、相手の意識を飛ばす。

仮にもヒーローの卵。不意をうてばヴィランでもないチンピラなど敵でもなかった。


同時に、常闇のダークシャドウが気絶させたもう一人の、家の中を物色していた強盗をリビングに運ぶ。


制圧が終わり、貴方は縛られた家人のロープを重力剣で切る。

家人「く、薬を……」

指差された場所にあった、心臓の薬を老人に飲ませた。

飲ませ、しばらくすると呼吸が安定し、家人はそのまま寝息を立てはじめた。

これでもう、大丈夫。


貴方がその処理をしている間に、常闇が自身の個性と力をあわせ、三人の強盗を縛り上げる。

そして、家の電話から110番をし、警察と救急車を呼んだ。

しばらくすれば、救急車とパトカーが駆けつけてくるだろう。

あとは……



「お兄ちゃん達、誰?」



リビングに、目をこすりながら少年が現われた。

静かにしたつもりだったが、どうやら起こしてしまったようだ。

寝ぼけ眼をこすりながら、まだ半分夢心地のようだ。


貴方「……」

常闇「……」


貴方と常闇は顔を見合わせ、うなずいた。

そして……


貴方「私は白の騎士!」

常闇「我は黒の戦士!」

二人「二人でヒロキシ!」(ヒーローの略で騎士のキと戦士のシ)


二人はポーズを決め、そのまま颯爽と入ってきたリビングの窓から去って行った。

少年は、目をキラキラとさせながら、その二人を見送ったという。


子供「凄いヒーローがいたの!」

やって来た警察に、少年は目を輝かせて報告したそうな。


二人はその家から離れた歩道橋の上で足を止めた。

そこから現場にパトカーと救急車の姿を確認し、この一軒は無事解決したことを確信した。


歩道橋の欄干によりかかり、貴方達は顔を見合わせる。


常闇「ふっ」

貴方「ふふ」

常闇「我等が狂騒、闇に消え行く定めか」

貴方「されどその心、消して消えぬ。汝、英霊の心得を問おう。聖戦により、誓約はなされん」

常闇「闇の契約は成った!」

貴方「ふふっ」

常闇「ははは」

貴方「凶重!」

常闇「狂宴!」

貴方「白の咆哮!!」

常闇「闇の夜明け!!」


貴方達二人は、硬く硬く握手を交わした!


常闇の好感度を決めましょう。


↓1 ゾロ目あり 基本好感度+20 事件解決+10 合計+30

好感度表(友人)

01~29で 知り合い
30~59で お友達      心の友
60~89で 親友       魂の友
90 以上で 命をかけてもいい 命の相棒!

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 60 補正+30 魂同士が共鳴したようだ


常闇(面白い男に出会ったものだ)

家路についた常闇は思う。

常闇(白き衣の下に、闇を灯す。彼こそ我が友に相応しい!)

ウマが合う友を見つけ、彼はたいそう上機嫌だったそうな。


常闇と、仲良くなりました。


常闇踏陰 好感度 90 命の相棒を手に入れた!



後日 学校


相澤「……白と黒の、謎のヒーローが強盗を退治したそうだ。お前等心当たりがあっても名乗り出るなよ」

常闇(なぜバレた!)

やはり相性は抜群であった
いろんな意味で


事件を解決したので、貴方は成長しました。


↓2 アップさせる能力を選んでください。 同時にゾロ目あり判定

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)

↓4~6 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下

>>775-776 なにげに光をさえぎってダークシャドウの体力回復できるのも大きいですよね


選択 3(心)

コンマ 27 心値23 →24に成長


今日はあと、相澤先生の特別授業についてくる根性のある子を決めてから終わろうと思います。


週末の特別授業に立候補した根性のある子は……?


↓2 一人選択 A組好感度60以上チョイス いわゆる親友レベル

1:緑谷出久  好感度192
2:葉隠 透  好感度 72
3:蛙吹梅雨  好感度 68
4:爆豪勝己  好感度110
5:麗日お茶子 好感度104
6:瀬呂範太  好感度 97
7:青山優雅  好感度 68
8:常闇踏陰  好感度 90


選択 4 爆豪勝己 これは、面白い組み合わせ


ついでに一緒に出てくるヒーローも決めておきます。


↓1 ゾロ目あり

01~29 デステゴロ 
30~59 Mt.レディ
60~89 シンリンカムイ
90~   インゲニウム

↓4~6 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 96 インゲニウム これは、アレか。運命か。


というわけで、次回相澤先生の週末特別授業。一足早い職場体験のゲストはインゲニウムに決まりました。

これむしろインゲニウムが手を上げた可能性もありますね。


今日はここまでー。



今日はお休みです。

貴方の特性は色々出来るから超重力球に相手を蹴り込むドゥームズデイとか
反発する重力板と重力体術でぶっ飛ばして無限ループさせる絶滅コンボとかしてみたいな
どっちもオーバーキル必至の必殺技だけども


20:45ごろから再開しようと思いますよー。

今日は相澤先生の特別授業を爆豪と受けに行きます。


>>806-808 あえて穴にしてあるといえば情報収集系でしょうか。擬似恒星の準備が必要なので完全な不意打ちを受けると……

ステータスが更新されました

『貴方』
雄英高校1-A所属

体 :21(0) プロで十分活躍出来る身体能力だぞ
知 :16(0) スカウトの目に間違いなく留まる知性と観察力を持ってるぞ
心 :24(0) 即プロとして活躍できるほどのストロングハートだ!

財力:64 平均より少し上のご家庭

個性:重力操作
   その名の通り、重力を操る個性。重力を中和し重いものを持ち上げたり、自身の体を浮かしたり他人を浮かしたり、重力を増加させ押しつぶしたり様々なことができる。重力を用いて障壁を張り守ることも可能である。
   重力を一点に収束させ、いかなるものも消滅させる『孔』を精製できるようになった。
   重力の力場を利用し、物体を断てる棒を作れるようになった。体を使い剣道の補正と同時に使えます

練度:97(0) トッププロとも渡り合えるレベル

弱点:発動のために疑似恒星を作らなければならないため、常にいくらかの質量を要求される

    擬似恒星はサイズに応じた黒い重力制御の球体が現われる。貴方の周りに漂います。
    小石ほどの重量があれば発動は可能。重いものがあればあるほどパワーを上げられるが、同時にそれも消費される。
    人間などの生き物を触媒にする場合、大きな抵抗がある(不可能ではない)

    余分に10キロの質量を消費すると練度をさらに+1することが出来る。消費した分プラスが可能。ただし、パワーをあげて個性を発動させると『心』での制御判定が必要となる。
    制御判定は上昇に使用した質量の重さを目標値にして『心』判定(+1の10キロなら目標値10)
    制御に失敗するとしばらく個性が使えなくなります。大失敗すると個性に飲まれて貴方が擬似恒星になってしまうかもしれません。
    使うとリスクに従い髪の色が黒く染まる。

性格:どうやら貴方はカブいて中二病的なところがありますが、強大な「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけねば、という自負もあるようです。

    でも心の奥底には変態が眠っているのかもしれません。
    礼儀正しく、「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけましょう。

目的:単純に自分の能力を使うことが好きで、もっと経験と研究を重ねて凄い事を起こしてみたい
    それでヴィランでなくヒーローを選ぶのは、人への礼節を弁えているから

一人称:私

趣味:剣道   個性を使わずとも肉弾戦の判定にプラスが可能です 体+2
   天体観測 個性つながりで色々話題に出来ます

容姿:若白髪にメガネ、そして学ランの上から白衣を着ている(雄英では制服の上に白衣)

スーツ:白銀のフルプレートメイル。裏地に銀河の描かれた白マント

     貴方のスーツはとてつもなく重いようですね。個性を使わないとまともに動くことは出来ない重さです。
     負傷+1を1度だけ無効化できる
     周囲になにも無い場合、個性使用の触媒として使用可能。最大+5まで出来る。

両親:普通の人

家族仲 : 94 家族仲は最高のようだ。
妹がいる:200 もう愛してるってレベルじゃない

中学校:68。貴方、すげぇぇぇぇ! 尊敬のまなざしで見られている。貴方は多くの生徒から尊敬されているようだ。

入試:仮想ヴィランp34 レスキューp101 お邪魔ギミック撃破 一般入試実技1位、筆記ほぼ満点で1位

個性把握テスト 前半4種192p 後半4種230p 合計422p 永久に超えるもののいない記録を出した

知人:飯田 天哉  好感度  51 友人(ちょっとライバルより)     初期 29 分類 友
    緑谷 出久  好感度 192 貴方のためなら命も棄てられるほど   初期161 分類 友
    葉隠  透  好感度  72 気になるダンスィ           初期 50 分類 女友
    蛙吹 梅雨  好感度  68 気になるダンスィになった       初期 54 分類 女友
    爆豪 勝己  好感度 110 絶対に負けたくない相手No.2!!  初期 96 分類 ライバル
    麗日 お茶子 好感度 104 理想のグラビティや!         初期 92 分類 女友
    芦戸 三奈  好感度  34 ちょっとやるじゃん 友達へ!     初期 24 分類 女友
    瀬呂 範太  好感度  97 お前のためなら命をかけるぜ!     初期 81 分類 友
    砂糖 力道  好感度  21 常識人に、貴方の相手はきついようだ  初期 15 分類 友
    青山 優雅  好感度  67 君は、僕のライバルだ!        初期 61 分類 ライバル
    常闇 踏陰  好感度  90 命を預けられる相棒を得た!      初期 90 分類 友

B組 :物間 寧人  好感度 100 絶対に負けたくない相手だ!      初期100 分類 ライバル
    鉄哲 徹鐡  好感度  56 入試の時世話になりました!      初期 56 分類 友

先生:相澤 消太  評価度 165 金の卵どころか既に孵ってやがる!   初期155 分類 先生

    オールマイト 評価度  82 コイツは次代を担う見事な金の有精卵だ!初期 76 分類 先生
    インゲニウム 評価度 149 俺を超える、未来の一流ヒーローだ!  初期149 分類 ヒーロー
    13号     評価度  62 時代を担う金の卵に出会えるなんてね  初期 62 分類 先生

ヴィラン:???  興味 189 個性どころか君そのものが欲しい!    初期189 分類 ヴィラン


お助けポイント:11
※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)



≪貴方が来た!≫


夜。

宇宙に浮かぶ星は、無秩序にあるように見えてすべて規則正しく並んでいる。

何年。何十年。何千年たっても、星々は同じ起動を描き、毎年同じ姿をその空に姿を見せる。


それは、互いが互いをひきつけ、決まった起動を動くようそこに縛りつけているからだ。


大きな力に絡め取られ、その動きは決められている。

決まってしまっている。


「天は言っている。それが、運命(さだめ)だと……」


貴方は空を見上げ、そうつぶやいた。

今日は趣味の天体観測。

何千年も変わらぬ空を見て、貴方は空にロマンを思い浮かべる。


空に手を伸ばし互いに影響しあう輝きに手を伸ばすが、貴方の手はどこにも届かなかった……


「私の力では、運命は変えられない。か……」


変わらぬ空を見て、貴方は小さくつぶやいた。


(お兄ちゃんの憂い顔、いただきました!)

もう、お約束である。


……確かに星々の動きは変わらない。

だが、人の運命は、些細なことで変わる。


夜が明ければ、相澤先生の特別授業だ。


週末サイドキック特別授業、はじまります。


相澤先生にサイドキック(相棒)として仕事をしてもらうといわれた貴方は、週末ある場所に来いと言われた。

そして指定の場所へ行くと、なぜか相澤先生だけでなく、爆豪勝己もいた。


貴方「?」

なぜ彼がここに? と貴方は首をひねる。

相澤「一緒に受けたいというから許可をした。言ったはずだ。ついてくるのはかまわん。週末は開けとけと」

貴方「ああ」

それで彼もやってきたのかと貴方も納得した。

視線を爆豪の方に向けると、彼は貴方を睨みつける。

爆豪「あぁ? んだよ?」

貴方「いえ。君が来るとは思わなかったので」

貴方と爆豪の接点は順位争いくらいしかない。

そんな貴方への特別授業にその爆豪が来るというのは予想外だった。

爆豪「言っただろ。てめェには負けねぇって。地獄だろうがなんだろうが、さらに強くなるチャンスがあるなら俺は行くんだよ!」


相澤(……)

基本、デクを通してでしか接点のない二人の姿を見て、相澤は爆豪が来た時のことを思い出す。


回想。

爆豪「サイドキックとして仕事に行くって事は、ヒーローに関するなにかが学べるってことだろ? なら、俺も受けさせろ。あいつばかり、一人で先に行かせねえ。俺は絶対、ここで一番になるって決めたんだ!」


相澤(精神的な未熟さはまだどうしようもないが、その向上心は目を見張るものがある。今回の件で『貴方』にも爆豪にもいい影響があればいいが……)


その、爆豪のやる気を感じた貴方は……


↓2 選択

1:「じゃあ、一日よろしく頼みます」握手を求める
2:別に馴れ合う必要はない。 いたことに反応しない


選択 1 握手を求めた


手は思いっきり振り払われた。

爆豪「俺は、馴れ合いに来たわけじゃねぇんだよ!」


はたかれた手を、ひらひらと振る貴方。

向けられるのは、明らかな敵意。

だが、明らかな敵意に、貴方はむしろいつでもこいというように笑顔を返した。

その行為は貴方にとって、とてもカブている行為だと感じられたからだ!


爆豪「……あぁ?」


その貴方の態度。それは、爆豪のシャクに触る。その余裕、やはり気に入らない!


睨む爆豪と、笑う貴方の不思議なにらみ合い。

そのやりとりを見て、相澤はやれやれとため息をついた。


相澤「そろったのならはじめるぞ。スーツはこちらで持ってきた。それに着替えろ」

貴方「具体的な内容を聞いていないんですが、なにをするんですか?」

相澤「今日は天狗になったお前に少しプロの世界を見せてやろうと思っただけだ。簡単に言えば、一足早い職場体験だな。プロの空気を感じとれ」

それを聞き、爆豪は拳をぶつけ合わせた。望むところだ。といったところだろう。

最初は地獄の特別授業と言って脅かされたが、むしろ来てよかったと思っているに違いない。

相澤「一応危険も考えられる。お守はお前(貴方)に任せるぞ」

爆豪「必要ねえ!」

貴方「はい」

爆豪「快諾すんなー!!」


こうして、地獄の特別授業。相澤先生の一日サイドキック(相棒)体験がはじまるのだった……

どたどたどた。
ばたばたばた。

爆豪と貴方がモップを持って廊下を行ったり来たりと走り回る。

爆豪「……」

どたどたどた。
ばたばたばた。

キュッキュ。

床を丹念に拭く。


爆豪「なんで俺がビルの廊下のモップがけなんかをしているんだぁー!」


ついに爆豪が耐え切れなくなり、爆発した。


一流ヒーロー。イレイザー・ヘッドのサイドキック(相棒)

その個性は相手の個性を消すという特別なもの。

普通に考えれば先生などをするより凶悪なヴィランの個性を消して確保する方が向いていると誰もが思う。

だから爆豪も、そのサイドキックと聞いてヴィランを捕まえるため動いて回るハードな一日になると考えていた……


だが、そんなことはなく、朝から与えられたのはビルの清掃だったのだ。


相澤「手を休めるな。終わらなきゃ次の片付けに行けん」

爆豪「次もあるのかよ!」

相澤「サイドキックになれば華々しくヴィランと戦えると思ったか? 世の中そんなに甘くないぞ。ここは、昨日水をじゃぶじゃぶ出すヴィランが暴れた場所だ。その後始末。それも立派なヒーローの仕事だ」

爆豪「後始末だぁ?」

相澤「お前にわかりやすく言えば、あのヘドロ事件のあと、オールマイトに吹っ飛ばされたヴィランの欠片を集め、安全確認をしたのはヒーロー達だ」

爆豪の脳裏に苦い思い出が甦る。

泥のような体になれるヴィランに捕らえられ、デクに哀れまれオールマイトに助けられた苦い一件。

個性によって発生されたモノは、残されているだけでも一般人には危険である可能性がある。残されたそっちの方が本命だったなんてこともありえるからだ。

だから、それを完全に除去するまでがヒーローの管轄なのである。

相棒「こういう事後処理はあまりおおっぴらに報道されないからな。華やかな裏で、こういうことは必ず起きる。普通は解決したヒーローや関わったヤツがやるものだが、今回は授業として利用させてもらっている」

ヴィランの残した個性以外のもの。例えば破壊した瓦礫などは一般人でも重機をもって片付けられるが、それを放置したまま帰るというのは当然そのヒーローの印象も悪くなる。

だから、それらもその事務所に属する者が邪魔にならぬようある程度片付けるのも通例である。

そういった物を片付ける時、当然かり出されるのはサイドキック(相棒)なのだ。

彼等はヒーローのための情報収集などもするが、こうした雑用も引き受けることとなる。


相澤「だから、爆豪。本気でヒーローをやるなら、なんでも爆破して相手を倒せばいいってワケじゃないぞ」

爆豪「けっ」

貴方「なるべく周囲に被害を出さず、ヴィランだけを捕らえられるヒーローが、今の時代に求められる理想ということですね」

すいーっと、いくつものモップを重力操作で操り、さらに水そのものも重力で持ち上げ水を集めていく貴方が口を開いた。

その汎用性を見て、爆豪はさらに目つきをビキビキっと悪くさせる。

爆豪「やってやる。やってやりゃいいんだろぉ!」

モップを二つ持ち、爆豪は駆け出した。


さて、水浸しになったビルの水をどうにかするということだが、どうしようか?


↓2 選択

1:ここから本気を出す! 重力操作で水を一ヶ所に集めてしまえ!
2:爆豪の個性が使えないならこちらも使わない! モップで綺麗にしてやる!
3:まだ先も長いのだから、急がずこのまま操作した無数のモップで水をふき取ろう
4:自由安価


選択 1 ここから本気を出す!


貴方(……水びたしになったということは、床を拭くだけでは足りないということか)

貴方はそう判断し、やり方を変えた。


貴方「……」目を瞑る

爆豪「? なにさぼ……」


爆豪がなにかを言おうとした瞬間、貴方は目を見開き、同時にビルの各階に擬似恒星が生まれた。


貴方「水のみを、吸い上げなさい!」


ゴゴッ!

漆黒の恒星が小さく震えた瞬間、ビルが小さく揺れた。


ズズズズズズッ……!


擬似恒星の周囲に向かい、水が集まる。

集まる。


集まる!!


貴方「……ふう」


擬似恒星を中心に、小さな水の星がいくつも出来た。

あとはこれを、然るべきところに流すだけである。


相澤「……さすがに『貴方』の個性を使えば早いな。実に合理的だ」

爆豪「ちっ」

爆豪が気に入らないように舌打ちをし、水浸しのビルの後始末は終わった。


相澤「では、次に行くぞ。ついてこい」


貴方達は、相澤先生に引率され、次の現場へと向かう。


次の現場


貴方「……」

今度は貴方が困惑していた。


爆豪(くそがー!)

爆豪も心の中で憤っている。


今貴方達がしているのは、交通整理だった。

ヴィランの攻撃でビルが壊れ、傾いている。

その解体が終わるまで、人々がその危険な範囲に入らぬよう人々に注意をうながすのが今度の貴方達の役目だった。

相澤「言うことも聞かない通行人もいるかもしれないが、思い通りにならないからって、個性をぶっ放したりするなよ」

貴方と爆豪の耳につけられた小型レシーバーに相澤の声が響いた。

彼は道を上から監視し、監視員となる二人を動かして人々の流れを滞らせないようにする指示役だった。


流石の貴方も、傍若無人な通行人には手を焼かされている。


爆豪「これ、完全にヒーローの役目と関係ねーだろ!」


怒りの声だが、あくまで相澤に聞こえる程度の小声だ。


相澤「こういう奉仕活動もヒーローの活動の一環だ。それに、全ての人がヒーローの言うことを聞くわけではないってことだ。それでも人々を守る。ヒーローは辛いな」

爆豪「今の俺達はただの交通整理だからな!」

相澤「安心しろ。これはあとでバイト代が出る」

爆豪「完全に交通整理のバイトじゃねーか!」

貴方「私、バイトははじめてかもしれません……これが、労働……!」(※貴方の実家はけっこうお金持ち)

爆豪「てめぇの感性はどうなってんだ!」


ゴゴッ……!


そう話をしていると、背後で嫌な音がした。


相澤「お前達は振り返るな。通行人が動揺する。そうなればパニックは免れん。聞け、解体中のビルの壁がぐらついてそちらに落ちる可能性が出た。今処置しているが、万一の場合はどちらかの個性で破片を処置しろ」

爆豪「……」

貴方「わかりました」

貴方達は、相澤先生の指示に従い、カラーコーンを動かし立ち入り禁止の区域を広げる。

万一ことが起き、ビルの敷地内に落ちなかった場合のためだ。


このまま更なる不幸が続かなければ、無事処置も終わりその心配も杞憂で済むだろう……


ゴオッ!

嫌な、風が吹いた。


相澤「嫌な予感ほど当たりやがる。風に煽られたおかげで大きな瓦礫が一つそちらに落ちる。個性の使用を許す。どうにかしろ」


貴方と爆豪は顔を見合わせ……


↓2 選択

1:爆豪に譲る     籠手で増幅される威力を見せてやれ!    派手に爆破します
2:爆豪が譲ってくれた 重力操作で落下した瓦礫を敷地内に安全に下ろす
3:二人でぶっぱ。   爆破を重力で包んで欠片の欠片も残さない! ただし、光と音が出る。

選択 1 爆豪に譲る


爆豪は貴方に視線を向けた瞬間、その手にはまった籠手を瓦礫に向け、そこにつけられたピンを引き抜いた。

爆豪「それなら、こうすりゃいいんだろぉぉぉぉ!!」


ピンッ。


落下すをはじめたそれに、爆豪はためらいなくそれを放つ。


スカッ!!


爆豪「……っ!?」

だが、爆豪の個性は発動しなかった……


相澤「ったく。対抗心見せるのはいいが、こんな場所でそれぶっ放していいわけないだろうが。少しは考えろ。貴方、ここで譲るなんて考えるな、やれ!」

貴方「は、はい!」


それは、イレイザーヘッドとしての個性。
個性を消す、個性!

二人で叱られ、貴方は落下する瓦礫に意識を向けた。

生まれた擬似恒星が力を発揮しこちらに向け落下をはじめた瓦礫の重力を中和する。


ふわっ。


柔らかい音が聞こえたかと思った瞬間、重力に身を任せ道へ落下しようとしていた瓦礫の勢いが消える。

瓦礫の上に制止した擬似恒星により、その巨体にかかる重力が弱められたのだ。

そのまままるで上に風船がついているかのように、ふよふよとその瓦礫は敷地の中へと降りていく。

それは、遠くから見るとクレーンでおろしているかのようだ。

ズズゥン。

避難も完了した敷地の中へ、それはゆっくりと降り立った。


どうやら、周囲で瓦礫の落下に気づいた通行人はいなかったようだ。

何事もなかったかのように、人々の通行が続く。


爆豪「……」

貴方「……」

貴方と爆豪は、少し気まずい空気の中、カラーコーンを戻し、交通整理を続けた。

それ以後問題らしい問題はなかった。


相澤「何故俺が、あそこで止めたか理由はわかるか?」

爆豪「……あんなとこで爆破を起こせば、混乱が起きるから」


終了後、相澤が貴方と爆豪の二人に問うた。


相澤「正解だ。『貴方』もさっきビルで自分がどうにかしたから、爆豪に譲るとか考えただろう? お前達はなんだ? 仲良しごっこか? お前達はヒーローだ。そこを間違えるな」

貴方「はい」

貴方も、素直にそのお説教を聞く。


相澤(やはりまだ若いか。緊急時でない時の判断にムラがあるな。……少しだけガキっぽい譲り合いで、安心したって気もするが)


相澤「ご苦労だったな。今日はあと……」


ぷるるるるる。


貴方達に給料袋を渡し、新たな指示を出そうとした相澤先生の携帯が鳴る。

彼は表示を確認し。


相澤「イレイザー・ヘッドだ」

ヒーロー名を名乗った。


それはつまり……


相澤「悲報だお前達。仕事が入った。ヴィラン確保にむかうぞ」


それを聞いた爆豪の反応は、待ってましたーーー! といわんばかりのものだった。


相澤「言っとくがお前達はバックアップ(後方支援)だからな。さっきのような緊急事態がなければ」

爆豪「っ!?」

もの凄い顔で先生を見た。

美味しい食べ物を目の前に、『待て』をさせられた子犬のようだ。


貴方(……事態をしっかり把握しろ。か。来たかいがあった)

その失敗を、貴方は心の中で反芻した。


貴方と爆豪は、イレイザーヘッドに連れられ、ヴィラン確保のため、警察と他のヒーローとの合流地点へとむかう。


あるヴィランの居場所が突き止められた。


電気を溜めたり止めたり流したりを自由に操れる個性を持つエレクトリックと呼ばれるヴィラン。

そして、触れた機械を自由に改造、操作できる個性を持つマシンナリィというヴィランの二人組。


戦闘能力こそ高くはないが、電気と機械に囲まれた今の文明社会においてこの二人組の犯罪者は無類の強さを見せた。

彼等はコンビを組み、電気のない場所から機械を操り、監視カメラを改ざん、警報を停止させ、銀行の中身を盗むということを繰り返していた。

ただ、電子取引などの遠距離通信を用いた方法での不正所得は確認されていないことから、マシンナリィの操作範囲はそれほど広くないというのがわかっている。

監視カメラなどの電子機器が頼りにならず、手がかりも少なかったが、聞きこみと遺留物による物証をアナログの方法で集めることにより、その二人の身元などは特定され、現在の潜伏地もついに暴かれた。

お巡りさんの地道な捜査が実り、二人のアジトを特定したところまではよかったのだが、やはり相手はヴィラン。


無尽蔵の電気と機械に囲まれた、倉庫街の一角は、並の人間では突破できない要塞と化していた。


そこで声をかけられたのが、どちらかを見ればその要塞を無力化できるイレイザー・ヘッド。


そこまで彼を案内するための戦闘要員として、今話題のヒーロー。インゲニウムが選ばれた。

それは彼の個性だけでなく、65人ものサイドキックを有するこのチームならば、ヒーローの人海戦術も使えるという理由もあった。


マシンナリィの操作範囲外にとめられた警察車両を目指し、インゲニウムは自分のサイドキックを連れむかっていた。


インゲニウム「どうやら応援としてイレイザー・ヘッドもきてくれるようだ」

サイドキック「あのアングラヒーローが? でもイレイザー・ヘッドって今雄英で教師をしているんじゃ?」

インゲニウム「その通りだが、要請があれば出てくる人だ。オールマイトのように教師をやるため事務所を一時閉める人もいるが、彼は違う」

サイドキック「そうだったんですか」


そもそも、イレイザーヘッドの個性。見たら個性を消せるというモノを考えれば対ヴィラン確保において引っ張り出されない理由がない。

むしろ教師だけをやらせて学生のみにその力を使わせるなんて、宝の持ち腐れとしかいいようがなくなるだろう。


インゲニウム「あまりメディアに出ない人だからな。知らなくても無理はない。俺もあの人が弟の担任じゃなきゃ知らなかっただろうし」

サイドキック「弟さん雄英でしたっけ。さすがですね」

インゲニウム「ありがとよ。俺より才能のある出来のいい弟だから数年後の活躍、期待しておけよ」

サイドキック「はい!」


待ち合わせ場所となる警察車両に近づく。


サイドキック「あ。あそこにいるの、あれイレイザー・ヘッドじゃないですか?」

そこには、警察車両の前に立つイレイザーヘッドと、他二人のヒーローの姿があった。

サイドキック「他に二人いますね。誰でしょう?」

インゲニウム「他にヒーローが来るとは聞いてないな」

サイドキック「じゃあ、自分と同じくイレイザー・ヘッドのサイドキックですかね」

インゲニウム「いや、彼はサイドキックを持たないシングルヒーローだった気がするが……」


さらにインゲニウムが近づくと、それが誰なのかわかった。

インゲニウムが近づいてきたのに気づいた貴方が、その兜を脱いだからだ。


インゲニウム「何故彼が?」

貴方の姿を見て、インゲニウムが驚く。

サイドキック「知り合いですか?」


インゲニウム「少し前に話しただろう? 凄いヒーローに出会ったと」

それを聞いた瞬間、サイドキックは余りいい顔をしなかった。

サイドキック「『貴方』とかいう、インゲニウムさんより強かったってヒーローですか? インゲニウムさんより強いなんて、冗談もいい加減にしてくださいよ!」

プンスカと、頬を膨らませた。

インゲニウム「そもそも俺より強くて凄いヒーローはいくらでもいるだろうよ。イレイサー・ヘッドだって俺より格上だし、俺の弟だって間違いなく俺を超えるぞ」

サイドキック「自分達にとって、一番はインゲニウムさんなんです! 他のサイドキックに聞いてみましょうか?」

インゲニウム「そう言ってもらえるのはありがたいけどな」

それはそれだけインゲニウムが仲間から慕われているという意味でもあった。


インゲニウム「でもな。彼は間違いなく俺より強いし、頼りにもなる。あと数年もすれば名も聞かない日がないくらい凄いヒーローになる男だよ」

サイドキック「むぅ……」

インゲニウム「彼なら、どんなピンチにも颯爽と駆けつけ、助けを求める人を必ず助けてくれる。俺はそれを期待している」

サイドキック(なんか気に入りませんね!)

それは、ただの嫉妬だった。インゲニウムに認められ、それだけ褒められるなんて羨ましい! はっきり言えば、それだけだ。

だから、素直にインゲニウムより強いという言葉を信じられない。信じたくなかった。

インゲニウム「それで、そこにいるのがその彼だ」

サイドキック「あいつがですかー!?」


インゲニウムのサイドキックは、じっと貴方を睨む。


サイドキック「若いですね。まだ学生といっても通じそうですよ」

インゲニウム「そりゃ学生だからな。俺の弟、天哉と同じ雄英高生だ」

サイドキック「弟さんと同じいいぃぃぃ!?」

驚きで飛び上がった。

サイドキック(新人ヒーローかと思ったらまだヒーローにもなってない卵だった! なんでそんなのがインゲニウムさんに認められているんだ!)

サイドキック「いやいや。いやいやいや。学生って。ありえませんよ! 隣にいるもう一人の方が無茶苦茶迫力あるじゃないですか。あっちの方が圧倒的に強そうですよ!」

隣というのは一緒に来ている爆豪のことだ。爆弾を模したスーツを身にまとい、目つきの悪い爆豪の方が強そうに見えるのは仕方のないことだろう。

インゲニウム「ははは。見てくれからじゃわからないということさ」

インゲニウム(とはいえ、実際に手をあわせなけりゃ俺も信じられなかったからしかたないが)


笑いながら、インゲニウムは貴方のいる方へとさらに近づく。

どうせその実力は、嫌でも知ることになる。ここで知らずとも、雄英体育祭があれば間違いなく貴方の名は全国に知られる。

元々そこで驚かせるつもりで貴方の素性を伏せておいたのだ。

そこでサイドキックもはっきり理解するだろうと考えたインゲニウムは、それ以上の説明はしないことにした。


インゲニウム(もう一人の方も天哉から聞いた覚えがあるな。あれが、爆豪か。確かになにかやらかしそうなオーラがある。『貴方』とは別の意味で)

貴方が安定した危険物なら、あっちはまったく安定していない爆発物のような雰囲気があった。

だが、それを混ぜたらどうなるのか。
まったく無意味なモノとなるのか、それとも信じられないような破壊力を生むのか。

少しだけ、気になるところである。


インゲニウム(しかし、実力的には申し分ないとはいえ、彼はまだヒーローの資格はない。その彼がなぜここにいるのだろうか?)

一足早い職場体験とは知らないインゲニウムは、首をひねるしか出来なかった。

しかしそれは、自分の弟。天哉とそのクラスメイトである貴方の担任であるイレイザー・ヘッドに聞けばわかるだろうと考え、自分に気づき手を上げたイレイザー・ヘッドに返答の手を返した。

サイドキック「ま、待ってくださいー」

そのあとを、インゲニウムのサイドキックが追う。


インゲニウムとイレイザー・ヘッドが合流し、警察も交えアジトにこもる二人のヴィランをどう捕まえるかという話し合いになった。

その作戦は、すぐに決まった。


警察の張りこみ情報から、倉庫内にいるのは二人のみ。

インゲニウムのサイドキックを使い、あえてヴィラン側の監視カメラに引っかかるよう動き、同時に送電も止め、相手をかく乱する。

大勢のヒーローがやってきたと思わせ、警備ロボなどを繰り出したところでインゲニウムとイレイザー・ヘッドが別方向から突入し、一網打尽にするということだった。

基本的に、サイドキックは囮。ヒーロー二人のバックアップである。


あとは電源のエレクトリックか操作のマシンナリィをイレイザーヘッドが見れば終わり。

電気がなければ機械は動かないし、指示のない機械などヒーローの相手ではない。


そういう作戦に決定した。


インゲニウム「ところで、なぜ彼等を?」

作戦が決定すると、インゲニウムはイレイザー・ヘッドに問いかけた。


相澤「ん? ああ、そういえば君は、飯田の兄だったか」

なぜという疑問が、二人が学生だからという事に思い当たった相澤は、納得してうなずいた。


インゲニウム「はい。弟がお世話になっています」

ぺこりと頭を下げた。

相澤(律儀なもんだ)

インゲニウム「そのクラスメイトが何故、ここにいるのか。疑問に思いまして」

相棒「ちと、サイドキックの特別授業をな」

インゲニウム「サイドキックの?」

相澤「あいつらは、将来間違いなく一流のヒーローとして活躍する逸材だ。だが、才能がありすぎてサイドキックや才能のない者の苦労を知らずに大成するだろう」

インゲニウム「……」

二人の視線が、バックアップとしての準備をしている学生の方へ向けられた。


相澤「雄英体育祭が終われば、間違いなく注目され、環境も激変するだろう。おだて上げられ、職場体験の体験も全然違うものになる。そうなれば、天狗になるかもしれん」

それは、体育祭でトンでもない成績を残し、日本中から注目されるのは間違いないという断言だった。

それほどの確信があるから、彼は先にヒーローとしての心得を叩きこもうと特別授業を催したのである。


相澤「今のうちだけだからな。それを教えられるのは」


インゲニウム(……それだけ、彼等を評価し、期待しているということか。あのイレイザー・ヘッドがここまでいれこむなんて)

その愛の鞭を、インゲニウムは感じとった。


インゲニウム「わかります」


相澤「ん? ……そうか」

相澤(飯田と兄弟なら、『貴方』と顔をあわせていても不思議はないか)

それで、貴方を評価した。そう考えれば、その「わかります」という言葉の意味が理解できた。

相澤「ついでだ。今度飲むか?」

インゲニウム「あのイレイザー・ヘッドに誘っていただけるとは、光栄です」


雄英の先生となれる人と飲めるとはと、インゲニウムは二つ返事でOKを返した。


ヴィラン確保の準備が進む。

インゲニウムのサイドキックが配置につき、あとは日が落ちる前、夕方に決行だ。

夜にやらないのは電気を落としたあと、機械操作で手持ちライトなどもオフにされるとヴィランを見れなくなってしまうからだ。

夕方でも外に光があれば、それは避けられるからである。


爆豪「なんで俺がバックアップなんだよ!」

ぎりぎりと、歯軋りをしてただ見ているしか出来ないことを憤る。


貴方と爆豪は、警察車両の前にして、他のヒーロー達の一番後ろという配置であった。

いわば、バックアップのバックアップ。プロの動きを見て学べと言ったところだろうか。

だが、補欠のようなあつかいに、プライドの塊のような爆豪は怒りを燃え上がらせている。

せっかくのヴィラン退治だというのに、椅子に座っているだけでいいというのが気に入らないと、全身でそれを主張している。


だが、待機と言われる理由も理解できるからこそ、爆豪は飛び出して行っていない。

彼等は学生で、まだヒーローとして活動するための免許も、緊急時個性を使える仮免もないからだ。

この前の襲撃でヴィランに個性を使って戦えたのは、あれはあくまで学校の中だったからで、それでも勝手なことをした結果が今回の特別授業である。

爆豪は乱暴で粗暴だが、頭の回転も速く、ここで勝手に動いたら今日の我慢が完全に無駄になると理解できているから、憤っても勝手に飛び出したりはしなかった。

とはいえ、それを理解できたとしても、イラつくのには変わらない。

そもそもイレイザー・ヘッドが許可を出していれば自分達も戦えるのだから。


貴方「爆豪君」

爆豪「んだよ? 今俺はイラついてるんだ。話かけんな」

貴方「そうもいきません。君に、頼みたいことがありまして」

爆豪「あぁ?」

いぶかしみ貴方の方を見ると、貴方はとっても真面目な顔で爆豪を見ていた。

じっと、なにかを見通しているかのような視線が、爆豪を捕らえる。


爆豪(なんだこいつ? ひょっとして、ヴィラン襲撃の時と同じように、またヤバイヤツがいるとか感じてるのか?)


だとすれば、大問題だ。ヒーローとして見過ごせない。

なにより、こいつが自分に頼るというのはどういう事態なのだ。

とても真面目な顔をした貴方を、爆豪は見返した。



爆豪(なんだこいつ? ひょっとして、ヴィラン襲撃の時と同じように、またヤバイヤツがいるとか感じてるのか?)


だとすれば、大問題だ。ヒーローとして見過ごせない。

なにより、こいつが自分に頼るというのはどういう事態なのだ。

とても真面目な顔をした貴方を、爆豪は見返した。



貴方「……どうか、登場の時私の決めポーズと共に後ろで派手な爆発を起こしてくれませんか!? できるなら、色はピンクで!」



爆豪「……っ!!」

椅子から転がり落ちた。

ものすっごい真面目な顔でなにを言い出すかと思えばそんなアホなことなのだから、そりゃ爆豪もずっこける。


爆豪「アホかてめぇは! クソが! ホントにクソが!!」

貴方「私にとってはとても大切なことなんですよ!」

爆豪「俺にとってはクソどうでもいいことだよ! ふざけやがって!」

貴方「……っ!!?」

爆豪「なんでそんなありえねぇとか、世界が終わったかのようなショック受けてんだよ!」

貴方「だって、名乗りと爆破はヒーローにとって最も大切なものだというのに。それを、そんなに軽くあつかうなんて……!」

爆豪「てめぇはホントにアホなんだな。今どういう時だかわかってんのか?」

貴方「ヒーローがヴィランを確保しようとしている時です。私達の出番があるとすれば、本当に緊急事態の時でしょうからね。その時の登場法を少々」

貴方は、うーん困ったと、腕を組んで首をひねった。


爆豪「……っ!」

言われ、爆豪は目を大きく見開いた。


爆豪(こいつが考えていたのは、ある種最悪の事態のことだ……!)


自分がふてくされ、ありえないと考えもしなかったことを、こいつは大真面目に想定して備えている。

一見ふざけているようにしか見えないが、こいつは今、自分達のできる範囲でできることを成そうとしていた。

自分達は『おまけ』だなんて欠片も考えていない。ありえる最悪の可能性を想定し、こいつは備えている……!

爆豪は、それに気づいたのだ!

爆豪「……クソが!」

彼は舌打ちをし、そのまますとんと椅子に座りなおした。


そして、爆豪は、周囲を観察しはじめる。

なにか、想定外や予想外のことがあり、指示がきたらすぐにでも動けるようにと……


爆豪(クソが。ふざけやがって。ふざけているくせに、その中で一番クソ真面目とはどういうことだ! 負けねえ。お前にだけは、絶対負けねぇぞ!)

デクに並んで絶対に負けたくない相手。だから爆豪も、まるで実戦を控えたかのようにそこに座って待っていた。


周囲の者が見れば、そこまで気を張る必要ないのに。と思っただろう。

だがそれこそが、真の一流となる者か、二流で終わる者かの違いだと、その時知る者は誰もいなかった……


相澤「準備はいいか、インゲニウム」

インゲニウム「はい。他、配置についたようです」

相澤「なら、はじめよう」


相澤の指示の元、サイドキックの誰かの個性によって合図となる音が鳴らされた。

機械的なものだとマシンナリィの妨害が入る可能性があったので、その方法がとられた。


合図と共に、インゲニウムのサイドキックが動き、警察の指示でその倉庫への送電が止められた。

監視カメラに写り、ヒーローが来たことを察知した中で動きが感じられた。


それの迎撃のため、子供サイズの防衛メカが次々と倉庫から姿を現す。


しかしそれは、こちらの掌の上だった。

サイドキックの方へ注意が移ったところで、インゲニウムとイレイザー・ヘッドが窓と天井を突き破り倉庫内へ入った。


……確保は、あっさりと済んだ。


姿さえ見えれば、このヴィランのよさは全て消える。

マシンナリィを相澤が見て、防衛システムが停止すると、確保は一瞬で終わった。


外まで響く、「確保ー!」という声が貴方達のいる場所まで聞こえた。


待機する警官達の歓声があがる。

爆豪「ちっ、雑魚が」

自分の出番もなく終わったことに、爆豪は残念そうにつぶやいた。


今回の確保劇は終わった……

誰もがそう思った。



ドゴォン!!!!


だが直後、アジトとなっていた倉庫に大きな破裂音が響き、その天井が吹き飛ぶのが見えた。


同時に、空を駆けるように飛んでくる二つの人影がある。

インゲニウムとイレイザー・ヘッドだった。

吹き飛んだ天井から飛び出してきたのだ。

イレイザー・ヘッドの特殊布には、二人の男がぐるぐる巻きにされて連れられている。

エレクトリックとマシンナリィ。二人のヴィランだ。それが捕らえられている。


サイドキック「なにがあったんですか!?」


突然の破壊とヒーローの帰還に、サイドキックが駆け寄ってきた。


同時に、アジトの天井を突き破り一体のロボットが立ち上がったのが見えた。

雄英の入試で見たお邪魔ロボットによく似ている。

だが、それより一回り大きく、細部が違い、いたるところが凶悪そうな装甲で包まれていた。


サイドキック「なんですかあれ!?」


相澤「悪あがきで起動させた、奴等の秘密兵器だ。個性で稼いだ金を趣味につぎこみとんでもない兵器を作り上げてやがった」

マシンナリィ「いひひ。その通り。我等が最高傑作。お前等ごときに勝てる仕様ではない。この街を灰燼に返し、我等を捕まえようとしたヒーローに後悔の苦渋を味あわせるための暴走兵器! ひひっ。いひひっ!」


爆豪「個性消して捕まえたんじゃねぇのか?」


相澤「あれは改造されたただの機械だ。俺の個性では消えん」

起動も奥歯に隠した起動ボタンにて行われたため、個性を消す力ではその発動を止められなかった。

動力もバッテリーや内燃機関が備わっていれば、エレクトリックなしでも動き続けることが出来る。

マシンナリィが止める気がなければ、あれはもう、自由に暴れまわる破壊兵器でしかない。


サイドキック「ど、どうします? あんなのが町に出たら……!」


インゲニウム「大惨事だな。だが、ここであの装甲を貫ける個性と力を持ったヒーローはいない……」

ターボヒーローというインゲニウムの売りは速度だし、イレイザー・ヘッドの力は個性消失。ロボ相手にはまったく意味のない個性である。

必要なのは、戦車の装甲さえ貫くような強大な火力を持つ個性。



相澤「しかたない。『貴方』、爆豪。出番だぞ」



サイドキック「ちょっ。学生に任せるんですか!?」

相澤「被害を広げては意味がない。今あれを破壊できるのはこの二人の個性しかない。これが一番合理的だ」

サイドキック「無茶言わないで下さい。学生二人に出来るようなことじゃないですよ。なにか言ってくださいインゲニウムさん!」

インゲニウムさん「そうだな。君達、お願いできるか? 君ならできると、俺は信じてる」

サイドキック「インゲニウムさんまでぇ!?」


相澤「準備は出来てるか?」

貴方「はい」

爆豪「当たり前だ。いつでもいける。待ちくたびれてるくらいだよぉ」

爆豪は、個性がフルにたまった籠手を持ち上げた。


相澤(準備万端だと? こいつら……)


誰もが生徒である彼等の出番はないと考えていた。

だが、こいつらだけはいつ自分達の出番があってもいいよう、備えて待っていたのだ。


相澤(さっきの反省が、しっかりと生きている。ふざけた雛鳥どもだ)


サイドキックの仕事を見せられ、さらに叱られ、その上ヴィラン退治でも仲間はずれにされてふてくされているかと思えば、そんなことはなかった。

その心構えだけは、既に立派なプロだ!


相澤「なら、あれを倒せ! お前達の火力ならば、被害を最小におさえてあれを破壊できるはずだ!」


貴方「……」


貴方は……


↓2 選択

1:自分一人がいればいい! 爆豪を押しのけ、一人でロボ始末へ!
2:二人で破壊だ! しがらみなど気にしない。爆豪との合体攻撃へ
3:爆豪に任せる。 でも、流石の彼も一人じゃ厳しいかもね


選択 2 二人で破壊だ!


爆豪「おい!!」

貴方「ええ!」

爆豪「しくじるんじゃねぇぞクソが!」


サイドキック(なに、この二人。さっきまであんなに仲悪そうにしていたのに……!)


爆豪の声に、貴方は的確に答える。

擬似恒星を生み出し、即座にそれを爆豪の腕に添えた。


爆豪の籠手は個性の源として作り出される爆豪の爆発物を貯蔵し、指向性を持たせ、一気に放出できるギミックがある。

扇形に放出されるその一撃は、ビルを半壊させるほどの威力となり、オールマイトも驚かせた。

そこにさらに、貴方の重力が加わることにより、扇形に放出するそれが、さらに収束される!


貴方と爆豪の合体技。


それはいうなれば、爆破の弾丸が相手を襲う、爆破の暴力を発射するとんでもない一撃だった!


貴方「後ろの被害は気にしないでかまいません。全力で放ってください。貫通した分は空に逃がしますから」

爆豪「当たり前だあぁぁぁ!!」


爆豪が、籠手のピンを抜いた……!


↓1 ゾロ目あり 貴方代表能力心24+練度97=121 +爆豪練度35+ 好感度110(+10)=166

160以下 破壊失敗
180~  衝撃で行動不能に成功した
200~  ロボットの腹に穴が開いた。破壊成功
240~  粉々になった

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 60 合体攻撃補正+166 =226 破壊成功


ドオンッ!!!


その一撃は、すさまじかった。


厚い装甲を纏い、よほどのパワーを持たぬ限り傷もつけられないと思われたそれが、腹から胸にかけ大きな穴をあけ、動きを止めていたのだから。

ギギィ……

巨大な鉄くずとなったロボは、そのままアジトへ倒れていった。


爆発の弾丸はそのまま空へと駆け抜け。まるで花火のように空に祝砲を上げた。

キラキラと、赤い閃光が舞う。


マシンナリィも、サイドキックも、あんぐりと口をあけ目玉が飛び出さんばかりの勢いでその現場を見ている。

相澤は小さく鼻を鳴らし。インゲニウムは大きくうなずいた。


爆豪「けっ」

貴方「ふっ」

爆豪がどこか気に入らないように舌打ちをし、貴方は笑うが、二人はどちらともなく拳を打ち合わせた。

それは、気に入らなかったから殴ったようにも見えたし、成功を祝福するハイタッチのようにも見えた。


今までの失敗をのみこみ、そして得たのが、この結果だ。


サイドキック(あれを、あんな……! 普通じゃない。なんなのこいつら……!)


ぶるりと、体が震えた。

サイドキックは、インゲニウムが言っていたことが本当だと理解できた。

仮にもプロを目指すサイドキック。目の前で起きた出来事が、なにをもって持って引き起こされたのかはっきりとわかる。

彼等がやり遂げたことが、どんな困難な事かも……


サイドキック(悔しい! インゲニウムさんの言ったとおりだった! でも、認めたくないっ!)

複雑な嫉妬心が、サイドキックの中を渦巻いていた。


最終兵器が完膚なきまでに破壊されたのを見て、マリンナリィもエレクトリックも抵抗を完全にやめた。


相澤「よし。ご苦労。これで今日の特別授業は終わりだ」


マリンナリィとエレクトリックは捕らえられ、警察に連行されていく。

こうして、貴方と爆豪のイレイザー・ヘッドのサイドキック体験授業は終わりを告げる……


爆豪、相澤、インゲニウムの好感度、評価が上昇します。


↓1 1桁コンマ ゾロ目あり

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 4 好感度、評価+4

爆豪 110+4 =114

相澤 165+4 =169

インゲニウム 149+4 =153


爆豪(……相変わらず気にいらねぇヤロウだ。だが、今回はすげぇ有意義だった。間違いなく、俺の中でイイ経験になった! この機会を作ってくれたことだけは、感謝してやる!)


相澤(ったく、1教えれば10を知る。与えた分だけ成長する。これだけ教えがいのある生徒も久しぶりだな……)



サイドキック「インゲニウムさん!」

インゲニウム「なんだ?」

サイドキック「自分、あんなヤツに頼らなくてもいいよう、強くなりますから! だから、いつか、インゲニウムさん、自分を頼ってください!」

インゲニウム「……ははっ。そうか。なら、期待しておくよ」

インゲニウムはどこか嬉しそうに笑い、他のサイドキックも引きつれ事務所へ戻っていった。


※インゲニウムのサイドキックと出会ったことにより、インゲニウムの※出フラグが立ちました
 体育祭の日、特殊イベントが発生します


それぞれの好感度、評価が上がりました。


爆豪 好感度(ライバル) 114

相澤 評価度 169

インゲニウム 評価度 153 もう彼は、プロでもやっていける意識がある


補習授業が終わりました。


補習授業を受けたことにより、貴方は成長しました。


↓2 アップさせる能力を選んでください。 同時にゾロ目あり判定

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)

↓4~6 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


選択 1
コンマ 01 知16(1) 経験値を得ました


あとは残りの1週間の行動選択を決めて終わりにしようと思います。


貴方(体育祭まで残り1週間。さて、どうしよう……?)


1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)
5:誰かと訓練する(コミュ 時々成長)
6:準備なんて必要ない! 遊びに行く!(遭遇判定)

↓2 5を選んだ場合知人の選択になります

うごごっ。途中なげーから投稿できねーよと言われて分割したところで文章がかぶってるところがある……恥ずかしい。
どうかおおらかな心でその重複部は無視してお読み下さい。

お助けポイントを1ポイント贈呈しますから! お助けポイント11→12 うごごごごご……


選択 5 誰かと訓練する


貴方(誰かと訓練しよう!)


↓2 選択

 1:飯田 天哉  好感度  51 
 2:緑谷 出久  好感度 192 
 3:葉隠  透  好感度  72 
 4:蛙吹 梅雨  好感度  68 
 5:爆豪 勝己  好感度 114

 6:麗日 お茶子 好感度 104 
 7:芦戸 三奈  好感度  34 
 8:瀬呂 範太  好感度  97 
 9:砂糖 力道  好感度  21 
10:青山 優雅  好感度  67 


なにを一緒に鍛える?

↓4 選択

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)


うごごごご。常闇君がいないなんて。なぜこんなミスを、ちゃんと確認したのに……なぜ気づかなかったぁ! お助けポイントをまた1ポイント差し上げますんで許して。
お助けポイント12→13 


コミュ 選択 3 葉隠透

特訓  選択 4 個性練度

これは、道場訪問……? ご挨拶?


決まったところで今日はこれまでー。

途中選択肢中々でないところがあったり文章重複したりしてすみませんでした。


このコミュが終わったらいよいよ体育祭です。

騎馬戦がすげぇカオスなことになりそうで展開の予測がつきません。どうなっちゃうんでしょう。


22:30ごろから再開しますよー。

騎馬戦は四人を一人ずつ選択していく予定です。まずコンマか、自由安価の選択で、その後選ばれた人は好感度やライバル度によっては断られる可能性もありえます。

誰を選んでもこちらで纏めるので、基本好きに選んでいいと思います。

もちろん、最初から本気で重力ぶっぱもありです。全員のハチマキとって他全員0ポイントとかだと16人になるまで残った人でもう一回となるかもですが。


今日は透コミュ終わるまでやりますよー。



≪貴方が来た!≫


コミュ&特訓 葉隠透(透明少女) 特訓:個性


特別授業後、放課後


透「あれ? なんかかわった?」

帰る準備をする貴方に、葉隠透が声をかけてきた。

貴方「変わったつもりはありませんが、特別授業で一つ成長できた気がしますね」

透「やっぱり地獄だった?」

貴方「とてもいい経験になった。とだけ」

遠い目をする貴方。

透「あー」

なにか察したようだ。


透「あ、そだ。今日時間あるんだ。だから!」


貴方と透は、かつて約束したとおり、貴方が趣味でかよう剣道の道場へ行くことになりました。


透「おおー。これが道場。ドージョー!」


貴方に案内され、道場に着いた透がそこを見て声をあげた。

広さはバスケットコート一面分(縦28m×横15m)くらいだろうか。

そこそこの広さの道場である。

板張りの床に、上座には神棚。そのつくりは昔ながらの道場。というイメージそのままだった。


休日ならば子供達が師範となる家主に手ほどきを受けているが、今日は誰もいない。

そこはしんとして、外とは隔絶された、どこか神秘的な空間にも思えた。


透「勝手に入ってよかったの?」

貴方「鍵を預かってまして、自由に使わせてもらってます」


入試の朝など、なにかに集中したい時貴方はよくここを利用させてもらっているのだ。


道場の横にはいわゆる縁側があり、そこから手入れの届いた庭も広がっている。


道場の中を見回した透は……


↓2 選択

1:干してある剣道の防具に興味を持った
2:道場だけでなく。縁側と竹刀に興味を持った
3:他、道場にありそうなモノ自由に 例:猫


選択 1 防具に興味を持った


透はものめずらしそうに道場を一周し、いわゆる縁側を見て、さらにその上に並べて干してあった剣道の防具に興味を持った。


透「聞いたことあるよ。剣道の防具や胴着って兵器なんだよね! 臭いの!」

貴方「ああ、剣道の悩みの一つですね。ウチはきちんと対策していますから大丈夫ですよ」

透「どれ……」

干してあるそれに鼻を近づけ、くんくんとかいでみる。

透「確かににおわないね。お日様のにおいがする」

貴方「でしょう?」

貴方はどこか、誇らしげだ。


透「あ、そういえば、防具といえばさ」

ぴーんと透がなにかを思い出し、防具を持ち上げた。

貴方「といえば?」

透「戦闘訓練の時やった空の鎧。あれ私となら空と見せかけて私が入ってる! ができるよね!」

そう言い、面をかぶった


空の鎧とは、戦闘訓練の時瀬呂のテープで貴方のスーツをとめ重力で操るという囮の作戦のことである。

今度はそれを逆手に取り、実は中に人がいた! を彼女は言っているのだ。


貴方「いいアイディアですね。ただ、こちらに透明人間がいると相手が知っていると、相手も中に透明人間がいるのではと推測するでしょうが」

透「あ、そっかー。2対2だと意味ないか。次の戦闘訓練でやろうと思ってたんだけど」

貴方「相手もそう考えるでしょうから、中にいると見せかけて実はいないとか、その裏をさらにかくとか、戦略の幅は広がりますから、かなり有効だと思いますよ」

透「ほんとっ!?」

貴方「はい」

透「えへへー」

透、喜ぶ。


貴方「ですから、それを実現させるためにも、私はテープがなくても崩れない鎧を出来るようにならねばなりませんね」

貴方は剣道の防具を重力操作で持ち上げ竹刀、面、籠手、胴を人がいるかのように並べ、竹刀をふるう。

透「おおー。まるで人がいるみたい!」

貴方「見えないとズレるのが欠点だったんですが……」


↓1 ゾロ目あり 個性練度+97 知+16=113

 120~ 1体なら見なくても出来るようになりました
 150~ 2体できるよ!
 180~ 3体可能になったよ!
以後30ごと+1体

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下

※結局鎧は一つなので二つ以上は貴方すげぇ! という自慢にしかなりません


コンマ 11 82 +113 =206 3体まで見なくて可能になったよ!


干して並べてある防具が3体分浮かび上がり、人型に組みあがった。

貴方は庭の方を向き、防具達に背をむけるが、その人型となった防具達は各々自由に動き回り、竹刀をぶつけあわせた。


貴方「今ではこのように、見なくても3体まで出来るようになりました!」

透「すごい! でも、鎧って一個しかないよね?」

貴方「それは言わないお約束です」


二人であははと笑った。


透「ところでそれ、敵とかちゃんと戦えるの?」

貴方「試してみます?」

透「おお、言うね? 負けないよー!」


貴方は縁側にむいたまま、一体の防具に竹刀をかまえさせた。

透も竹刀を持つ。


貴方「音は聞きますよ」

透「おっけー!」

貴方(透明であるから、意外に気配が掴みにくいかも……)


↓1 ゾロ目あり 個性練度+97 知+16=113

 ~114 葉隠さん神がかる 貴方の操る防具を打ち破った!

※ゾロ目の上方修正はあって無駄なので今回お助けポイントはなし。


コンマ 26 +補正113 =139 流石に勝てなかったよ……


防具の剣士と透明勇者ハガクレが相対する!


貴方「私の鎧は、一回殴られるだけで死ぬぞー!」

透「私に生き別れの弟がいたかと思ったがそんなことはなかったー!」

貴方「君の母を誘拐したが、しっかりもてなして帰ってもらったぞ!」

透「それはありがとう! いくぞー!」

貴方「さあこいー!」


こうして貴方の操る防具と勇者ハガクレは道場の中でぶつかりあった!


ハガクレの勇気が世界を救うと信じて……!


共に特訓をしたので、透からの好感度が上がりました。

↓1 1桁コンマ ゾロ目あり(ゾロ目が出たらその1桁の数字を足していく) 透好感度 72 ※80を超えると呼び捨てになります(現在『貴方』くん呼び)


さらに共に個性の練習(?)をしたので個性練度の経験地が入ります

↓2 ゾロ目あり 上ゾロ目の場合適応終わるまで安価下


↓4~6 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『好感度』、『個性』を記入し『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


一桁コンマ 5 +透好感度72 =77

コンマ42 97(42)になりました


透「いやー、充実した時間だった。成長したね!」

貴方「そうですね。実に充実した時間でした」


あのあと竹刀でチャンバラをしただけでなく、透の透明の個性についてもいくつか訓練を重ね、貴方達は充実した訓練の時間を過ごした。


透「それじゃ、また学校でね! 『貴方』くん!」

貴方「はい」

透「まったねー」


彼女はぶんぶんと手を振り、元気よく帰って行った。


透(よーし、体育祭、頑張るぞー!)


葉隠透の好感度が 77になりました。そろそろ、君付けが取れそうです。


妹(お兄ちゃんから知らない女の匂いがするっ!)

なにかを感じ取った妹ちゃんでした。


コミュ終了!


五月に入り、いよいよ体育祭になります。


その前に、デクとお茶子との朝練の結果が出ます。
それと、月1の成長判定も。

この結果いかんによっては、体育祭に大番狂わせを起こすかもしれません。


まずは、お茶子から。

前回以下の結果にはなりません 前回 コンマ02 +心8=10


↓1 ゾロ目あり お茶子の心 +8 前回の結果から根本的にダメだから練度補正はない

 01~29 全然ダメ。    超必は超必殺のままか…… 今までと変わりなし!
 30~59 そこそこ     前より酔いは少なくなった でもまだ超必だこれじゃ!
 60~89 がんばった。   無理すれば使える! 1回なら吐かなくなったぞ!
 90~99 なにかつかんだ! 気合入れればなんとかなる! 連続使用は無理だが自分を浮かせても酔わなくなってきたぞ!
100~   麗日さん神がかる 超必 が普通の必殺に!

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 45 心+8 =53 そこそこ。


朝。

お茶子「だ、だめだあぁぁぁ」

今日も今日とて朝の練習。

いよいよ体育祭が迫ってきた今、今までの特訓の成果を試していた。

だが、最大の目標である自分を浮かすという目標は達成することは出来なかった。


お茶子「体育祭までに出来るようになりたかったのにぃ……」


しかし、この酔いやすさは個性だけでなく、彼女の体質によるのが大きいようで、中々改善できなかったようだ……


貴方「前よりは多少酔わなくなってきていますから、これはじっくり体を慣らしていくしかないようですね」

お茶子「しゃあないか~」


残念。と彼女はため息をついた。


どうやら彼女が出来ることは原作と比べてもほとんど変わらないようだ……


次は、デクの結果を判定します。


彼はどれほどワンフォーオールをつかめたのか。

今の状態以下にはなりません。※既に1%フルカウルが使用可能になった


↓1 ゾロ目あり デク 心+11(1ヶ月たち成長した)

 01~99 今までと変化なし  すでにフルカウルが使用可能
100~   コントロールを得た。達成値-100%フルカウルが可能に(100だと変化なし)
150~   デク、覚醒! 髪の毛が逆立った アイハブコントロール
180~   もう一人のオールマイトが出来た デクさん 完成

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 98 +心11 =109 コントロールを得た!


デク(電子レンジの中の物を暖める要領で……!)

一度力を抜き、デクは体の中に力をめぐらす。

デク(オールマイトの事は考えず、空っぽの僕の中に満たすように……!)


ドンッ!!


デク「……」

体中に巡るその力を確認する。

デク(今までで、一番いいかもしれない。これなら、今までより……!)


初めて出来た時に比べ、さらに安定した力が体の中を巡るのをデクは感じられた。

今までが1%だったとすれば、今は10。いや、9%ほどの力だろうか。


全力を出せば体は大変なことになるのは変わらないが、今なら入試もレスキューポイントを求めずとも合格できそうだ!

デク(……自信満々の例えがしょぼくて情けない気がする!)


それでも、デクには自信となった。


デク(オールマイト。約束したとおり。体育祭で僕が来たとみんなに示してみせるよ!)

拳を握り締め、デクは新たに誓うのだった。


デクが9%フルカウルが可能になりました。原作夏合宿だと5%安定なので、結構すごない?


月をまたいだので貴方は成長しました。


↓2 アップさせる能力を選んでください。 同時にゾロ目あり判定

1:勉強をする(知アップ)
2:体を鍛える(体アップ)
3:心を鍛える(心アップ)
4:個性を鍛える(練度アップ)

↓4~6 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下

デクのフルカウルは今のところ1%で体能力値が1アップすると考えてください。
※突然仕様が変わる可能性もあります


選択3 コンマ 51 心24 成長 →25


心が 25に成長しました!


今日は、ここまで。

次回からいよいよ体育祭です。

騎馬戦とかトーナメント。そしてインゲニウムはどうなるのでしょうか? 私にも予想つきません。


それではまたー。

『貴方』ってどういう容姿してるのかな?という妄想からの落書き。

http://i.imgur.com/EKxBeEd.jpg

こうなると名前決めたい…決めたくない?

救出ってことは体育祭は途中で抜け出すんかな


20:45から再開する予定ですよ!

>>942 ありがとうございます! 確かにこんな感じですよね。あえて言うなら、ネクタイはキッチリ締めてる? だらしなくすると妹ちゃんが直す気がするので よし、一つネタができた!

>>944-948 名前は今のところ決める予定はないですね。

>>950-952 熱っついイベントになればいいなー。と思ってます。でもその前に障害物競走と騎馬戦じゃー!


ステータスが更新されました


『貴方』
雄英高校1-A所属

体 :21(0) プロで十分活躍出来る身体能力だぞ
知 :16(1) スカウトの目に間違いなく留まる知性と観察力を持ってるぞ
心 :25(0) 即プロとして活躍できるほどのストロングハートだ!

財力:64 平均より少し上のご家庭

個性:重力操作
   その名の通り、重力を操る個性。重力を中和し重いものを持ち上げたり、自身の体を浮かしたり他人を浮かしたり、重力を増加させ押しつぶしたり様々なことができる。重力を用いて障壁を張り守ることも可能である。
   重力を一点に収束させ、いかなるものも消滅させる『孔』を精製できるようになった。
   重力の力場を利用し、物体を断てる棒を作れるようになった。体を使い剣道の補正と同時に使えます

練度:97(42) トッププロとも渡り合えるレベル

弱点:発動のために疑似恒星を作らなければならないため、常にいくらかの質量を要求される

    擬似恒星はサイズに応じた黒い重力制御の球体が現われる。貴方の周りに漂います。
    小石ほどの重量があれば発動は可能。重いものがあればあるほどパワーを上げられるが、同時にそれも消費される。
    人間などの生き物を触媒にする場合、大きな抵抗がある(不可能ではない)

    余分に10キロの質量を消費すると練度をさらに+1することが出来る。消費した分プラスが可能。ただし、パワーをあげて個性を発動させると『心』での制御判定が必要となる。
    制御判定は上昇に使用した質量の重さを目標値にして『心』判定(+1の10キロなら目標値10)
    制御に失敗するとしばらく個性が使えなくなります。大失敗すると個性に飲まれて貴方が擬似恒星になってしまうかもしれません。
    使うとリスクに従い髪の色が黒く染まる。

性格:どうやら貴方はカブいて中二病的なところがありますが、強大な「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけねば、という自負もあるようです。

    でも心の奥底には変態が眠っているのかもしれません。
    礼儀正しく、「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけましょう。

目的:単純に自分の能力を使うことが好きで、もっと経験と研究を重ねて凄い事を起こしてみたい
    それでヴィランでなくヒーローを選ぶのは、人への礼節を弁えているから

一人称:私

趣味:剣道   個性を使わずとも肉弾戦の判定にプラスが可能です 体+2
   天体観測 個性つながりで色々話題に出来ます

容姿:若白髪にメガネ、そして学ランの上から白衣を着ている(雄英では制服の上に白衣)

スーツ:白銀のフルプレートメイル。裏地に銀河の描かれた白マント

     貴方のスーツはとてつもなく重いようですね。個性を使わないとまともに動くことは出来ない重さです。
     負傷+1を1度だけ無効化できる
     周囲になにも無い場合、個性使用の触媒として使用可能。最大+5まで出来る。

両親:普通の人

家族仲 : 94 家族仲は最高のようだ。
妹がいる:200 もう愛してるってレベルじゃない

中学校:68。貴方、すげぇぇぇぇ! 尊敬のまなざしで見られている。貴方は多くの生徒から尊敬されているようだ。

入試:仮想ヴィランp34 レスキューp101 お邪魔ギミック撃破 一般入試実技1位、筆記ほぼ満点で1位

個性把握テスト 前半4種192p 後半4種230p 合計422p 永久に超えるもののいない記録を出した

知人:飯田 天哉  好感度  51 友人(ちょっとライバルより)     初期 29 分類 友
    緑谷 出久  好感度 192 貴方のためなら命も棄てられるほど   初期161 分類 友
    葉隠  透  好感度  77 気になるダンスィ           初期 50 分類 女友
    蛙吹 梅雨  好感度  68 気になるダンスィになった       初期 54 分類 女友
    爆豪 勝己  好感度 114 絶対に負けたくない相手No.2!!  初期 96 分類 ライバル
    麗日 お茶子 好感度 104 理想のグラビティや!         初期 92 分類 女友
    芦戸 三奈  好感度  34 ちょっとやるじゃん 友達へ!     初期 24 分類 女友
    瀬呂 範太  好感度  97 お前のためなら命をかけるぜ!     初期 81 分類 友
    砂糖 力道  好感度  21 常識人に、貴方の相手はきついようだ  初期 15 分類 友
    青山 優雅  好感度  67 君は、僕のライバルだ!        初期 61 分類 ライバル
    常闇 踏陰  好感度  90 命を預けられる相棒を得た!      初期 90 分類 友

B組 :物間 寧人  好感度 100 絶対に負けたくない相手だ!      初期100 分類 ライバル
    鉄哲 徹鐡  好感度  56 入試の時世話になりました!      初期 56 分類 友

先生:相澤 消太  評価度 169 金の卵どころか既に孵ってやがる!    初期155 分類 先生

    オールマイト 評価度  82 コイツは次代を担う見事な金の有精卵だ! 初期 76 分類 先生
    インゲニウム 評価度 153 もう彼はプロでもやっていけるレベルだ  初期149 分類 ヒーロー
    13号     評価度  62 時代を担う金の卵に出会えるなんてね  初期 62 分類 先生

ヴィラン:???  興味 189 個性どころか君そのものが欲しい!    初期189 分類 ヴィラン


お助けポイント:13



≪貴方が来た!≫


雄英体育祭。朝。


貴方はその日、学校へ向かう前に日課となった個性の最終確認を行っていた。


貴方「……」

制服に着替えた貴方は、白衣は着ずにベッドに腰掛け、両手を前に出して集中していた。


かつて生み出した『孔』それによく似たモノを生み出す。

ちりちりと、黒い稲妻のようなものがそこに収束しているのも見える。


貴方「……っ!」


さらに集中すると、部屋の隅にもう一つ別の穴が生まれた。


その穴からは、黒い稲妻が逆に放出しているようにも見える。

貴方はそれを維持したまま、擬似恒星を生み出して余ったビー玉を持ち上げ、自身の前に作り出した『孔』へと放りこむ。


それは、すっと『孔』の中へと吸いこまれた。


貴方「……」

視線を、もう一方の穴の方へとむける。

どこか、期待をして。


ベキッ。ゴギゴキベキッ……!


だが、黒い孔から聞こえてきたのは、ナニカをすりつぶす音だった。


さらぁ。
もう一つの穴から、なにかさらさらしたものが出てきた。


それは、貴方の期待した結果ではなかった。


貴方「まだ、無理か……」

小さくつぶやく。

貴方が目指したのは、いわゆるワームホール。

重力によって空間を歪め、別の空間へ繋ぐ。

かつて見た、あの黒い霧を見て、何度か挑戦しているのだが、究極の重力操作とも言えるそれは、貴方でもまだ実現できていなかった。


あと一歩。なにかのきっかけや引き金があれば完成しそうな手ごたえはある。

だが、その一歩がなんなのか。それはまだ、貴方にもわからなかった……


その足りないもの。それは、絶対の『想い』だ。

技術ではない。絶対的な『想い』が、足りないのだ……


妹(想いの重さなら、私は誰にも負けないよ。お兄ちゃん!)


肩を落とした貴方を見て、妹はそんな念を送るのだった。


体育祭。はじまります。


雄英体育祭本番当日。

例年より5倍増しとなった警備の中、空に花火が上がる。

例年ならばラストチャンスに賭ける熱と経験値からなる戦略等で、メインステージは3年となるが、今年に限れば1年のステージが大注目となっていた。

大勢の観客が、ヴィランの襲撃を退けたという新星達に興味を持ち、スタジアムへとつめかけた。


体育祭の会場となるスタジアムに設置された控え室に、1-Aの皆は全員遅刻もなく集合していた。

天哉「『貴方』くん!」

体操着に着替えた飯田天やが貴方に話しかけてきた。
体育祭は生徒の平等を期すため、コスチュームの着用は不可なのである。

天哉「今日は正々堂々、戦おう。負けないからな!」

貴方「こちらもです」

天哉「ところで、先日の特別授業で兄さんに会ったと聞いたが」

貴方「ええ。仕事中でしたから、ほとんど話せませんでしたが」


ヴィラン確保という大仕事だったため、ヒーローとサイドキック見習いという立場ではほとんど接点が生まれなかった。

確保中のアクシデントで少し話したのと、終了後挨拶程度に声をかけられたくらいだろうか。


天哉「今日はきっと兄さんも見ている。恥ずかしくない戦いにしよう!」

貴方はうなずいた。


同時に、轟がデクに声をかけていた。

轟「お前、オールマイトに目ぇかけられてるよな」

デク「!!」


轟「別にそこ、詮索するつもりはねえが……おまえには勝つぞ」


デク「……轟くんがなにを思って僕に勝つって言ってるのかはわかんないけど、僕だって、遅れるわけにはいかないんだ」

デク(『君が来たってことを、知らしめてほしい!!)

デク「皆、他の科の人も本気でトップを狙っているんだ。僕も本気で、獲りに行く!」

轟「おお」

爆豪「……」

貴方「……」


今日は皆が皆、敵同士であり、ライバル同士である。

控え室の中からでさえ、小さな火花を散らせながら、大注目の雄英体育祭が、今、はじまる。


プレゼント・マイク「雄英体育祭!! ヒーローの卵達が我こそはとシノギを削る年に1度の大バトル! どうせてめーらアレだろ。こいつらだろ!! ヴィランの襲撃を受けたにもかかわらず、鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!! ヒーロー科、1年!! A組だろぉ!!」


解説のプレゼント・マイクがまくし立て、スタジアムへの入場がはじまる。

貴方達が入場した途端、溢れんばかりの歓声がA組を包んだ。


やはり一度ヴィランを退けたという話題のA組である貴方達への注目度は半端ではなかった。

この大注目の中でも最大パフォーマンスを発揮できるか。これもまた、ヒーローとしての素養を身につける一環である!


妹「お兄ちゃーん!」

母「がんばりなさーい!」

歓声を上げるのは、スタジアムにいる者達だけではない。中継された先にいる者達も、テレビの向こうにいる生徒達を応援しているのだ。


A組の入場が終わり、続いてヒーロー科B組。普通科C、D、E。サポート科F、G、Hと入場が続いて行く。


グラウンドに1年生全員が集合したところで、大会のはじまりを告げる選手宣誓がなされる。

そこに選ばれたのは、一般入試1位の貴方であった……!


貴方「宣誓!」


壇上に上がった貴方は……


↓2 選択

1:普通に「我々選手一同は……」と続ける          普通に拍手されます
2:カブく! 天を指差し、いつもの中二語録を並べる!    普通に引かれます
3:「……勝つのは、私だ!」 爆豪ヨロシク優勝宣言しておく 普通にブーイング受けます


選択 1 普通


貴方「宣誓! 我々選手一同は……」

貴方を知る者からすれば、意外なほどに普通の選手宣誓だった。

貴方「正々堂々戦うことを、ここに誓います!」


終わった瞬間から、大きな拍手がスタジアムを揺らす。

貴方の宣言は、なにも知らない人から見ればヒーローの鏡ともいえる模範的な回答だった。


デク(……普通だ)

透(普通だった)

天哉(普通な宣言もできるのか)

お茶子(普通の宣言や)

貴方を知るクラスメイトは、貴方が普通のことをしただけだというのに、なぜか驚いた。


妹(そんなお兄ちゃんも素敵!)

テレビで観戦している妹はそう感激した。


貴方の選手宣誓も終わり、選手達は一度控え室に戻ることもなく、そのまま第1種目がはじまることとなった。

今年の第1種目。いわゆる予選は、障害物競走。

計11クラス総当りで一斉によーいドンし、スタジアムの外周約4キロのコースを回り、再びこのスタジアムに戻ってくるという、なにをしてもよいという、なんでもありの障害物競走だった。


スタジアムの一部が変形し、外に出る出口が開かれて行く。


それはいわゆるスタートゲート。

一部はやった者達は、少しでも早くとスタート地点へと殺到し、スタートランプが点灯するのを今か今かと待ち構える。

貴方は焦らない。

わざわざそんなところへ必死に行こうとしなくとも、貴方にとってスタート地点の前後など、なんの意味もないからだ。

そう。重力を操作し、空を飛んでしまえば全員の頭の上を軽く飛び越せてしまうのだから!

だからこそ、あえて後ろにいる。

空飛ぶ自分を、追い越される皆に見上げさせるために!


透「どーん!」


スタートを待つ貴方の背中に、ぴょんとなにかが飛びついてきたのがわかった。

そのふにょんとした柔らかい感触。

それは、前にも感じたことのある感触だった。


なにかと思えば、首に回された手首が見えない。

どうやら葉隠透がまた飛びついて来たようだ。


透「さあ、ゴーだよ!」

瀬呂「おう。ゴーだな!」


さらに瀬呂が、貴方と透の胴体を繋ぐようにテープをぐるりと回す。

それどころか、瀬呂も貴方の足首に自分のテープを巻いている。

振り返ると、瀬呂はとってもいい笑顔を貴方に見せた。


デク「ふ、二人とも……?」

その所業に気づいたデクが、オロオロとしていた。


天哉「なにをしているんだ君達は! 仲間を妨害するなんて!」


透「妨害? いいや違うよ! むしろ協力!」

天哉「協力だって!?」

透「妨害障害なんでもありなんだから、これもオッケーのはずだよ!」


透がイイ笑顔で言い切った。顔は見えないが。


天哉「いや、だが……!」

デク「そうだよ。『貴方』君は……!」


貴方は……


↓2 選択

1:面白い! これぞエンターテイメント! 二人をくっつけての障害物競走。実にカブいてる!
2:邪魔ぁ! 二人を叩き落す。一人で障害物競走だ!
3:自由安価


選択 1 面白い!


貴方「面白い! これでいきましょう!!」

デク「いいのー!?」

天哉「なにぃー!?」


透「ほら、緑谷もお腹あいてるよ! も一個の足も!」

瀬呂「力に自信がなきゃ、俺のテープ貸してやるぞ」

貴方「どんときなさい!」


貴方はハグするため両手を広げた!


デク「い、いや。僕は遠慮しとくよ」

デク(僕が来たと知ってもらうからには、こんなやり方じゃ絶対ダメだろうから!)


天哉「俺もだ」


デクと天哉に断られた。

誰かもう一人足かお腹にぶら下がらせることが出来ます。


現状既に二人背負ったことによりいろんな判定にマイナスが来ています。現状コンマ-15

もう一人乗せると、さらに動きにくくなりますのでご注意ください(三人で-20)


それでも誰かをぶら下がらせますか?


↓2 選択 やりそうな人自由に一人指定 二人で十分なら いないで


※やりそうにない人を指定した場合、デクみたいにお断りの反応が聞けます。


選択 峰田


ちょんちょん。

貴方の足がなにかに触られた。


するとそこに、クラス一の紳士、峰田実が立っていた。


峰田「オイラを、呼んだかい?」


自信満々に彼は親指を立てた。


天哉(自身満々に立候補してどうするー!)

デク(敵しかいないこの状況であえて皆に手を貸す。これはこれで、凄い。マネは出来ないけど……)


貴方「カモンッ!」

貴方はまた、両手を広げた。


峰田君は……


貴方への好感度判定を行います。

↓1 ゾロ目あり 好感度補正+20

01~29 ぐへへ、葉隠の尻にー! 透に蹴飛ばされて結局二人乗りになります。
30~59 悩んだ結果、理性が勝ったようだ。貴方の胸元にダイブ!
60~89 親友よ! なにか感じるところがあるらしい。お腹にダイブ!
90~   心の友よ! なにか通じ合っていたらしい。お腹にジャストフィット!

↓3~5 多数決 お助けp>>446 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下


コンマ 04 補正+20 全然紳士じゃなかった……


峰田「……」じゅるり。

透「却下ー!」


峰田「ぎゃー!」


天哉「……」

デク「……」


透「さ、いこうか!」


峰田「お、おいらの、理想郷が……」がくり(スタートまでには復活します)


こうして貴方は他二人を背負い、準備は整った。


スタートシグナルが輝き、いよいよ障害物競走がはじまる!

透「さあ、『貴方』くん。ゴーだよ!」

瀬呂「飛んでっちまえー!」


さて、貴方は……

↓2 選択


1:最初から本気。加減なしで空を飛ぶ 仏契りだぜ!
2:いきなり手の内を明かすのも愚策。第1種目は様子見。あとから逆転することにドラマがある!
3:他自由安価 方針をお書きください


選択 1 本気で行く


貴方「行きますよ」

スタートランプが輝いた瞬間に擬似恒星を発動させ、貴方はふわりと空に浮かんだ。

スタート直後、狭い通路でひしめきあう先頭集団に轟焦凍の氷が発動したようだが、空に浮かんだ貴方にはまったく関係なかった。


多くの者が足止めを食らう中、彼の個性を知る1-Aの面々や他鋭い者達はそれをかわしスタジアムの外へと駆け抜けていく。

もちろん貴方も、その頭の上をすいすいと通り抜け、外へ出た。


プレゼント・マイク「いきなりの障害物だ! まず手始め、第一関門、ロボ・インフェルノ!」


解説のマイクが言ったとおり、スタジアムを出た先にはかつて入試で相手をした仮想ヴィランのロボット達がうじゃうじゃいた。

ポイントであった小さいヤツだけでなく、0ポイントの巨大お邪魔ロボまでたくさんいる。

下手すれば踏み潰されかねない大きさの巨大ロボ林を駆け抜けるのが、第1関門なのである!


だが、空に浮かんでしまった貴方には関係ない。

空を飛べる貴方に、地上にある障害は障害たりえないのだ。


プレゼント・マイク「そこの空を飛んでる奴、あっめーぜ! 空にもちゃーんと障害はあーる!」


さすがに、空を飛べるものがいると情報があればきちんと対策するのが雄英高校だ。

飛行可能な仮想ヴィランがふわふわと浮かび、空を行くものを邪魔する仕様となっている。


透「あらー。空飛べれば楽勝だと思ったのに」

瀬呂「それでも小さい奴等ばっかだ。地面を行くよりましだ!」

貴方「一気に突破します。しっかり捕まっていてください」

透「もち! 後ろからは任せてー」

瀬呂「近くにきたらテープで迎撃してやるからよ、任せた!」

貴方「お願いします!」


空の障害物 回避 マイナスがあっても自動成功


しょせんは仮想ヴィラン。どれだけ数が集まろうと、貴方の障害足り得なかった。

貴方が空を突破するのと同時に、轟も巨大ロボを一体凍らせ、後続を妨害しながら先に進んでいた。


少し遅れて、ロボを爆破で飛び越える爆豪と、足元をフルカウルで駆け抜けるデクの姿もあった。


続きは次スレで。

立ててきますので少々お待っち下さい。


次はここー。
【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア Vol.3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475929413/)

テンプレ張るのでもう少しお待ちをー。


テンプレ終わりー。

こちらは埋めてしまってくださいませー。

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