エレン「幽霊?」ユミル「……」 (48)
進撃の巨人SSです。
ユミル声優ネタです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376241919
夕食――
ミーナ「ねぇねぇ聞いた?訓練所に出る幽霊の話?」
クリスタ「なぇにそれ?すごく気になるな」
ユミル「ハッ、くだらねぇ」
サシャ「ひゅうへへ?」モグモグ
ミーナ「だよねー!クリスタならそう言ってくれると思った!」
ミーナ「あのね、訓練所の人間がみんな寝静まった夜になるとね……寮の外のどこかから歌声がするんだって」
アニ「……ただの人間が歌ってるんじゃない?」
ミーナ「ただの人間じゃないの!なんとその歌声は天使みたいに綺麗らしいの!」
アニ「天使みたいに綺麗な歌声の人が……」
クリスタ「へー!なんだか素敵だね!聴いてみたいな!」
サシャ「天使みたいなら、クリスタが有力でふふぉね」モグモグ
クリスタ「えっ!?そ、そんなわけないよ!」
ミーナ「ねぇー、試しにちょっと歌ってみてよー」
クリスタ「恥ずかしいよぉ」
ユミル「……」
クリスタ「ユミル?どうしたの黙り込んで」
ユミル「別になんでもねーよ」
ミーナ「あ、ミカサ!ミカサは実際に幽霊の歌声を聴いたんだよね!」ずいっ
アルミン「わっ、ミーナ、突然どうしたの?」
エレン「幽霊?」
ミカサ「……」コクッ
クリスタ「本当なのミカサ!?」
ミーナ「どんな感じだった?」
ミカサ「……歌声は微かにしか聞こえなかった、でも、すごく綺麗だった」
クリスタ「誰かに似てたりとかした?」
ミカサ「わからない……少なくとも、私の知っている人間の声ではない」
アルミン「へー。そんなものが実際に存在するなら、是非とも見てみたいな」
エレン「なんだかよくわからないけど、それって人間じゃね?」
ミーナ「人間じゃないの!だって誰も知らない歌声なんだよ!」
ユミル「アホらし」ガタッ
クリスタ「ちょっとユミル、どこ行くの?」
ユミル「トイレだよトイレ、ついてくんな」
外――
ユミル「……クソが」
ユミル「……ここも潮時か」
ユミル「誰も来ない場所を探すのが、どれだけ大変かわかってんのか……」ゴロンッ
ユミル「……~♪」
ユミル「……いけね、まただ」
ユミル「たく……」
ユミル「天使みたいな歌声か……なんでだろうなぁ」
ひとまず投下終了です。
(>>1と結婚しよ)
乙。天使ユミルか……
期待以外無い
元ネタわからん
>>13
ヒント:ユミル役の声優
ボカロネタか
初音ユミル…ありだな
てか、最初マンガで見たときユミルの事男だと思ったんだけど。
名前でてないし、コニーの「なあクソ女」のセリフで「え?コイツ女?」ってなった。
同じ勘違いした人いる?
ユミルは始めから女だろうと思ってたけど、ナナバさんの性別はいまだに分からない
初期のユミルの顔はわりと女の子だろ
今はイケメン
ユミルは俺の天使。昔のボーイッシュなぎりぎりおにゃのこユミルも今のイケメンユミルもぺろぺろしたいお。
アニメ版ユミルは色っぽすぎて俺の下半身が破裂してしまいそうだ。
ユミル(いつからだ……こうやって一人でいるのが……)
ユミル(一人で……)
ユミル(ケッ、湿っぽくてかなわねーや……こんなときは)
ユミル「~♪」
ユミル(……結局歌か、私もつまんねぇ奴だ)
ユミル「~♪」
エレン「……ユミルか?」
ユミル「なっ……エレン!? なんでこんなところにいるんだよ!?」
エレン「なんでって言われてもなぁ……たまたま通りがかったら声が聴こえたとしか言えねーよ。それにしても、お前」
ユミル「クソッ、笑いたければとっとと笑えばいいさ。私には不釣り合いだったろ?」
エレン「いや……別にそんなこと思ってねーよ。その、なんつーか……もう歌わないのか?」
ユミル「はぁっ!?」
エレン「ユミルってすげぇ歌上手いんだな。もっと聴かせてくれよ」
ユミル「何言ってんだよお前……ばかなのか?普通ここで私をばかにするもんじゃないのか!?」
エレン「なんでお前を馬鹿にする必要があるんだよ、お前の歌、何言ってるかわかんねーけどすげぇ綺麗だったぞ?」
ユミル「そういうことじゃねぇ!」
エレン「!? なんだよ急に、びっくりするだろうが!」
ユミル「私はお前にびっくりされっぱなしだよ!」
エレン「あぁそうか、なるほど分かったぞ!ギャラリーが俺だけなのが不満なんだな!まかせろ、すぐにミカサ達を連れてくる!」ダッ
ユミル「だからそういうことじゃねぇ!」ガシッ
エレン「いてぇよ離せよ!」ズルズル
ユミル「止まれ!いいから止まれ!」グワッ
エレン「!? のわぁっ!?」ガバァッ
ユミル「!?」
ドサッ
エレン「ん、むぐぅ……」
ユミル「おい、早く人の胸からその汚ぇ頭をどけろ」むにむに
エレン「むぁ?…………う、うわぁっ!わりぃ!」バッ
ユミル「私が原因だ……」スクッ、スタスタスタ……
クリスタ「あ、お帰りなさいユミル」
ユミル「あぁ」ドサッ
クリスタ「もう寝ちゃうの?」
ユミル「あぁ、おやすみ」
クリスタ「うん、おやすみなさい」
ユミル(クソ……どうしちまったんだ私は……)
ユミル(エレンの奴、私よりチビなくせに意外と筋肉質なんだな……胸……)
クリスタ「ユミル、顔赤いよ、風邪なの?」
ユミル「ち、ちげぇし!ほっとけ!」ガバッ、モゾモゾ
クリスタ(いもむし……)
――次の日、食堂
ワイワイガヤガヤ
ユミル「どの席もいっぱいだな」
クリスタ「もう、ユミルが寝坊するからだよ」プンプン
ユミル「いつまで引きずってんだよクリスタちゃんよぉ」
クリスタ「あ、あそこ空いてる」
クリスタ「おはよう」ガタンッ
アルミン「おはよう、クリスタにユミル」
ミカサ「おはよう」
エレン「……あ、お、はよう」
ユミル「……」
クリスタ「どうしたのユミル、座らないの?」
ユミル「……」ガタンッ
クリスタ「ねぇアルミン。座学で分からないところがあるんだけど、聞いても良いかな」
アルミン「もちろんだよ」
ユミル「……」
エレン「……」
アルミン「えっとね、ここで身体の負担を減らすためにアンカーを……」
クリスタ「あぁ、なるほど。じゃあこの場合は……」
エレン「……なぁ、ユミル。昨日の」
ユミル「そのことは黙ってろ」ボソッ
エレン「お、おう……」
ユミル(めちゃくちゃ意識してるじゃねえか私、なんだよ、ビビってんのか?)
ユミル(……あぁ、もう!考えるな思い出すな!乙女って年でもねぇんだからいつも通りにしてればいいんだ!)
エレン「……」
ユミル「……」
ミカサ「エレン、どうしたの?いつもと様子がおかしい」
エレン「べ、べつに何でもねーよ」
――対人格闘訓練
ユミル「ふぁーあ、やっと休み時間だ」
クリスタ「駄目だよユミル、ちゃんとやらなくちゃ」
ユミル「ちゃんとバレないようにサボりまーす」
クリスタ「じゃあ、私ミカサと組むね」
ユミル「はぁっ!?」
クリスタ「ミカサ、昨日の続き教えてくれる?」
ミカサ「わかった」コクッ
ユミル「ンだよ……おい芋女ぁ」
サシャ「パパウパウパウッ!」
コニー「メメタァ!!」
ユミル「……」
エレン「おいアルミン、組もうぜ」
アルミン「ごめんエレン、今日はマルコと組むから」
エレン「おいライナー」
ライナー「すまん、俺はベルトルトとやる」
フランツ「ハンナ……」
ハンナ「フランツ……」
エレン「……」
ユミル「……」
キース「……」ジロッ
ユミル「……おい、やるぞ(なんで今日に限ってこっちガン見してんだよあのハゲ……)」
エレン「あ、あぁ」
ユミル「お前からだ」
エレン「じゃあ、行くぞ」ザッ
エレン「やっ、おらぁっ!」ギコチナーイ
ユミル「鈍いぞ。おいおい、いつもの調子はどうしたんだ?」
エレン「クッソォ……!」
ユミル「なんだよ。まだ引きずってんのかお前」
エレン「別に引きずってなんかねーよ!」
ユミル「なら、本気でかかって来いよ」
エレン「だって、ユミルが綺麗だったから……そこだぁっ!!」バサァッ
ユミル「はぁ!?え、ちょ」
バッダーンッ!!!
周り「!?」
ミカサ「エレンッ!」
クリスタ「ユミル!大丈夫!?机が倒れたような音がしたけど!」
エレン「いてて……」ムクッ
ユミル「くっ……受け身、取り損なったか……」
クリスタ「ユミル!無理して動いちゃだめ!」
キース「……足を捻挫しているな。イェーガー訓練兵、彼女を至急医務室へ連れていけ」
エレン「はっ!」
エレン「わりぃユミル!立てるか?」
ユミル「平気だ。肩貸してくれ……」
ユミル(しくじったな……もろ見られちまったから、再生できないのが面倒だ)
エレン「すぐに運ぶからな」ヒョイッ
ユミル「おいお前ばかなのか」
エレン「どうしたんだよ?おんぶの方が良かったか?」テクテクテク
ユミル(うわあああああああああああああああああああこっぱずかしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!お姫様抱っことかねえええええええよおおおおおおおおお!)
エレン「あと少しで医務室だからな!」
ユミル(くっそおおおおおおおおお!なんで私よりチビなくせにいいいいいいいいいいいいいい!)
エレン「よし、着いたぞ!」
ユミル(クッソォ……誰かにこんな仕打ちを受けたのは生まれて初めてだ……)
投下終了、俺は今からおなにーする
乙
きちんと手洗っとけよ
やりすぎて右曲がりにならないようにな
あれっ?
まだかね~
優し過ぎるのも罪だよな・・・エレン
乙
このSSまとめへのコメント
それが彼の最後のレスであった。
最後のレスがww
ギコチナーイワロタ