モバP「国際情勢に備えます!」 (15)
ある日、事務所にて……、
モバP「ちひろさん、ちょっといいですか?」
ちひろ「はい、プロデューサーさん。一体何ですか」
モバP「最近物騒なニュースが多くありますけど、日本国内だけの問題ではないと思うんですよ」
ちひろ「はぁ、と言いますと?」
モバP「たとえばどっかの国が日本の領海に侵攻したり、レーザーを当てるなんて問題がありますよね。日本はもっと毅然とした態度で対応しないといけないのに、このままでは揺れ動く国際情勢の渦に呑まれてしまいますよ!」
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ちひろ「確かにそうかもしれませんけど、それってアイドル事務所で働く私たちに関係あるんですか?」
モバP「ノォォォォーーーーーーーーンンン!!! ちひろさん、今やアイドルビジネスは一国に収まらず、世界に影響を与えるんですよ! たとえばよくテレビで『海外で人気のあのあのグループが来日!』みたいなニュース、観ませんか?」
ちひろ「確かに。たまに観ますよね」
モバP「でしょ? 僕も最初は『海外で人気ならその国だけでやってろ』とか思ってましたよ。でも実際にそういう海外のグループって日本国内での知名度はあまり高くないのにSNSのアイコンをそのグループにするような盲目的なファンが一定数いるでしょ? 規模はどうであれ、海外で影響を与えるきっかけ作りにはなると思うんですよ」
ちひろ「確かに、言われてみると……」
モバP「でもその反面、必ず成功するとは限りません。当たり前ですけどこの世界、国は日本だけじゃないですよね。だから関係性の悪い国とこれから大きなトラブルが起きて、日本の危険が危なくなる可能性は否定できません」
ちひろ「そういえば、ミサイルが発射されたこともありましたよね」
モバP「日本が危険になる……つまり、アイドルたちが危険になるということ! 僕はプロデューサーとしてアイドルを守るために、国際情勢に備えるべきだと思うんですよ」
ちひろう「なるほど。それで、具体的にはどうするんですか?」
モバP「はい。たとえば日本を良く思わない国からミサイルが発車された場合、安全なところへ避難する必要がありますよね。そこで346プロダクションの規模と財力を駆使して、シェルターを作ろうと思います」
ちひろ「シェルターですか?」
モバP「はい。頑丈なシェルターがあれば、たとえミサイルが飛んできても避難できるはずです。必要な食料やその他設備諸々も設置予定です」
ちひろ「うーん……シェルターを作ることは良いと思いますけど、それは事務所の地下に作るんですか」
モバP「ええ、そのつもりですけど」
ちひろ「うちの事務所は大きいし、所属するアイドルも多いですよね。地下に逃げるスペースを作っても、そこまで辿り着くために結構大変かもしれませんよ」
モバP「うう…」
ちひろ「それに日本って地震が多い国ですよね。地下シェルターなら、地震の影響をもろに受けてしまうのでは?」
モバP「うーん…………あっ! 良いこと思い付いた!」
ちひろ「えっ?」
それからしばらくして……、
モバP「さて、今日はこのメンバーで打ち合わせを行うぞ」
未央、美穂、唯「「「はーーい!!!」」」
\ウィーーーン、ウィーーーン/
唯「あれ? プロデューサーちゃん、なんかスマホからアラーム音が聞こえるよ!」
美穂「何かあったんでしょうか」
未央「地震? でも揺れてないよね」
モバP「このアラーム音は、まさか!?」
ちひろ「大変です、プロデューサーさん! 日本のことを良く思わない国からミサイルが発射されました!!」
みんな「「「えぇぇぇぇーーーー!!」」」
ちひろ「このままでは大変です! 早く避難しないと」
美穂「あわわわっ!? プロデューサーさん、どうすればいいんですかーー!」アタフタ
唯「マジヤバいよ! このままじゃ唯たち吹っ飛んじゃうよ!」アタフタ
モバP「落ち着くんだ! 避難する場所ならある」
未央「え、そんな場所どこにあるのさ?」
ちひろ「そうですよ。この間話してたシェルターはないんですよ」
モバP「ふふふっ……未央、俺のお尻に顔を近づけてみてくれ」
未央「え! こんなときに何言ってんのさ!?」
モバP「早くするんだ! こうしている間もミサイルは刻一刻と日本に近付いている! 時間を無駄にするのではないっ!」
未央「うぅぅ……わかったよ。こう?」チカヅケ
モバP「ふんっ!」
ズズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーー!!
未央「うわぁぁぁぁーーーーー!!」
美穂「うわっ! 未央ちゃんがプロデューサーさんのお尻の中に吸い込まれた!?」
唯「プロデューサーちゃん、これどうゆうこと!?」
ちひろ「プロデューサーさん、まさか……」
モバP「その通り! こんなこともあろうかと、お尻の中(正確には直腸あたり)を改造手術によりシェルターとしたのです!」
三人「「「な、なんだってぇぇぇぇーーーー!!!」」」
モバP「さあ、ちひろさんたちも早く中へ! シェルターの中は頑丈に造られてますからミサイルが飛んできても安心です!」
ちひろ「こうなったら仕方がないですね。美穂ちゃん、唯ちゃん、とりあえず避難しましょう」
美穂、唯「「えぇぇ……」」
そして一同は、プロデューサーのお尻の中へ避難した。
未央「あ、みんな!」
美穂「未央ちゃん! 無事でしたか?」
未央「うん。最初はびっくりしたけど、この中結構快適だよ」
唯「プロデューサーちゃんのお尻の中、綺麗だね……」
ちひろ「内部はシェルターっぽいですね」
モバP「とりあえずシェルターの中にいれば安心でしょう」
未央「でも私たち、いつまでいればいいんだろう?」
唯「ねえプロデューサーさん、唯喉が渇いちゃった」
美穂「そういえば、食料がないと大変なんじゃ」
モバP「ふふふっ、ジュースならなるぞ。それっ!」
ジュワッ
唯「うわっ、なんかシェルターの壁からジュースが湧いてきた!?」
ちひろ「ちょっとプロデューサーさん! もっと普通に出ないんですか!」
モバP「ご安心ください。まったく無害のイチジクジュースです」
唯「うぅぅ……なんか不味そうだからいらない」
モバP「なら、アメはどうた!」
唯「え、アメあるの? いるいるー!」
モバP「それっ!」
ポロポロ
美穂「うわっ、今度は壁から茶色の物体が出てきました!」
モバP「それはコーラ味のアメだ! 糖分補給にピッタリだな」
唯「もっと普通のが欲しいよ!」
未央「ん?」
ちひろ「未央ちゃん、どうかしましたか」
未央「なんか奥の方から何かが近付いているような……」
ちひろ「え、奥の方から……」
う●こ「やあ!」
みんな「「「「ファッ!?」」」」
美穂「こ、これって……」ガクガク
唯「もしかして……」ブルブル
未央「う、う……うん●だぁぁぁぁーーーーーーー!!!」
ちひろ「プロデューサーさん! これはどういうことですか!?」
モバP「いや、改造手術といっても全身をシェルターにしたわけじゃないし、人間なんだから●んこくらいしますよ」
ちひろ「なんでこんなときに限って!?」
唯「ちょっ、う●こがどんどん近付いてくるんですけど!?」
美穂「このままじゃ私たち、プロデューサーさんのうん●に押し潰されちゃいますよ!」
未央「とにかく、逃げろぉぉぉーーー!!」
\ワァァァァァーーーーーーー/
ちひろ「みんな、肛門まであと少しよ! 頑張って!」
未央「あ、肛門が見えてきた!」
肛門「ここから先には行かせん!」
みんな「「「「ファッ!?」」」」
唯「ちょっと! 唯たちこのままじゃ●んこに押し潰されちゃうよ!」
美穂「お願いです! 開いてください!」
ちひろ「プロデューサーさん、早くここを開けてください!」
モバP「ダメです! 外が安全になるまで開かない仕様なんですよ!」
未央「そんな!」
う●こ「ぐへへへへっ、覚悟しろぉぉーーーーーー!!」
\キャアァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーー/
モバP「 (・ω≦) テヘペロ 」
おしり
こうきたかwwwwww
あたまおかしなるで
もうなってる
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