美優「ごめんなさい…」

モバP「まあ運がいいことに、相手が巷では悪名高いチャラ男ナンパ師で、世間もネットも味方してくれてるし、相手は被害届を出さないらしいからよかったですがね。」

美優「はい…」

モバP「これ読んでくださいよ。」

"相手の男性は歯が折れただけでなく鼻骨や、肋骨を数箇所、さらに左足も骨折している"

"男性は「今まで抵抗しなさそうな女性を狙ってきたが、完全に舐めていた、これからは真面目に生きます、もう二度としません。」"

モバP「コメントはともかく、やりすぎでしょ。」

モバP「一撃じゃなくて、連撃じゃないですか。」

モバP「今この週刊誌に抗議するならそこですよ。」

美優「…股間のアレを潰さなかったから良かったかなぁ、と思って…」

モバP「よかないですよ」

美優「えっ、じゃあついでに潰しておけばこんなことには…」

モバP「なりますね。」

モバP「ていうかついでにって…」

モバP「個人的にはそっちのほうが怖いですよ。」

美優「じゃ、じゃあ次からはどこまでやれば…」

モバP「うーん、個人的には片目を潰す、眼窩底骨折あたりならギリギリ…」

美優「…」

モバP「じゃなくてですね、暴力はやらない方向でお願いしますよ。」

モバP「ていうか次もやるつもりなんですか…」

美優「気をつけます。」

モバP「今度からは僕も一緒に行きますから…」

美優「じゃ、じゃあ私達は夫婦になるんですね？」

モバP「飛躍しすぎです」

モバP「でも美優さんがそんなことするなんて、びっくりですよ。」

モバP「ちひろさんも「美優さん怖…今度から小学生アイドル達の護衛やってもらお」って言ってましたよ。」

美優「ちひろさんが望むならやります。」

モバP「ちひろさんに言ってください。」

美優「はい」

モバP「で、話を戻しますよ。」

美優「？」

美優「ま、まだあるんですか…」

モバP「いや、だって警察沙汰にもなってるし…何故か喧嘩ということで処理されてますけど」

"警察の調べによると、彼女は「あまりにしつこく、手を出してきたからやった。やり方はプロデューサーに教わった」と言っていたそうだ。".

モバP「驚きましたよ」

モバP「何故か僕が教えたことになってるし」

モバP「知らんうちに僕の株も上がってる」

美優「…プロデューサーさんなら…別にいいかなって」

モバP「いやまあ…別に構いませんけど」

モバP「で、誰に教わったんですか？大方の予想はつきますけど…」

美優「早苗さんや亜季さんや拓海さんや有香ちゃんではありません」

モバP「では誰なんですか？」

美優「…ミ…」

モバP「…」

美優「ミハイ・ア・シラージ…」

モバP「…」

美優「…」　



ミハイ・ア・シラージ
「エースコンバット7」に登場する老齢のエースパイロット
ストーリーではAIの研究でテストパイロットをやっているが、戦場にも何度現れ、プレイヤー側のパイロットを三人くらい撃ち落とし、さらにプレイヤーの敵として戦った。
孫娘も美人のイケメン爺い。あと本名がめっちゃ長い。

モバP「驚きすぎて言葉が出ませんでしたよ。」

モバP「個人的な本命がこの間ロケで知り合った戦車道の教官である蝶野一尉で」

モバP「大穴でジョン・ウィックとレオン・S・ケネディを予想してたのに…」

モバP「とんでもない変化球が来ましたね…」

美優「賭け事は苦手なんですね。」

モバP「いや、誰も戦闘機のパイロットなんて思いつきませんよ。」

美優「エルジアでのロケで仲良くなって…そこで教わりました。パイロットは陸も強くなくてはならないらしいです。」

モバP「そ、そうなんですか…」

なんでここでSOL1の名前を見ることになるんだ…不意打ちにも程がある

大暴投なのに魔球投げてるピッチャーみたいなＳＳで草枯れる

美優「で…でも…」

モバP「？」

美優「孫娘は…至って…」

モバP「美優さん」

美優「？」

モバP「いまアイドルにするかどうかの話じゃないです」

モバP「人の孫娘を売らないでください。」

美優「…」

面白くないしやめたら？