渋谷凛「明けまして」 (46)
凛「おめでとうございます」
ちひろ「凛ちゃん、おめでとうございます♪」
凛「えっと、今年もよろしくお願いします」
ちひろ「こちらこそ……あ、そういえば早速なんだけど、凛ちゃんにお仕事頼んじゃっていい?」
凛「え…出来ることならやりますけど」
ちひろ「じゃあ……」
・・・
凛「…なんで、私がお年玉配ることになったの……」
アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
モバマスを基本に、一部デレステを参考にしたオリジナルの世界線です。
拙いですが宜しくお願いします。
~~~
ちひろ「みんなにお年玉を用意してたんだけど、出かけないと行けなくなっちゃって…事務所の子達は良い子ばっかりだけど、凛ちゃんなら特にしっかりしてるから、お任せできるな、って」
凛「え…」
ちひろ「それじゃあ、お願いね!もう行かないと!行ってきます!」ガチャ
~~~
凛「どうしよう…」
1
凛「中身は1万円札が10枚…ひとり一枚ずつ、だよね」
凛「私の分はとりあえず貰っておいて、イレギュラーがあったら戻そうかな」
凛「1万円……去年は余分に貰っちゃったからね」
凛「去年…」
~~~
P「社長からのお年玉が5万円あります。君たちに1万円ずつあげると2万円あまりますが…」
凛「プロデューサーとちひろさんで貰えばいいじゃん」
P「いや、ここは」
未央「はい!もうちょっと欲しいでーす」
P「うんうん。そういう感じで、欲しい人がアピール選手権を…」
~~~
凛「…結局のせられてヤケですごいアピールした私が全部もらっちゃったんだよね」
凛「社長に話してみんなで行く新年会に使ったけど」
凛「なんであんなこと……動画とかまだあるのかな。未央とか持ってそう…」
ガチャ
卯月「凛ちゃん!」
凛「わっ!?」
卯月「!?明けましておめでとうございます!」ブイッ
2
卯月「なんか今…」
凛「大丈夫。ドアが突然空いてびっくりしただけだから。…あけおめ。今年もよろしく」
卯月「こちらこそ今年もよろしくお願いします!……あ」ガサッ
凛「?どうしたの」
卯月「これです!」
凛「年賀状…」
卯月「出すのがギリギリになっちゃったので、手渡しにしようかなって」
凛「それ、実は私も…」
卯月「じゃあ、交換しましょう!…あ、でもこれファンの方たち用に作ったものなので、言葉を書くところもなくて。サインはもう印刷されてるし…」
凛「?」ネンガジョウトリダシ
卯月「凛ちゃんは沢山買いてくれてるのに、申し訳ないな、って。……そうだ!」キュッ
凛「?気にしなくて良いのに……ってそれ私のサイン?」
卯月「はいっ!自分ののお隣に書いてみました!いつも見てるので結構上手くかけちゃうんですよ!」
凛「…ありがと」
3
凛「卯月は交換してお年玉渡してすぐ行っちゃったけど」
凛「これ」ピッ
凛「大きくプリントされた卯月は可愛いし、嬉しい、んだけど…」
サイン「 島村卯月 Rin Shibuya 」
凛「なにこれ」
ガチャ
未央「しぶりーん!あけおめー!」
凛「未央。あけおめ。今年もよろしくね」
未央「もっちろん!こちらこそね!それと、年賀状もあるんだ。手渡しになっちゃったけど」
凛「実は私も」スッ
未央「おっ、交換かー」スッ
未央「どれどれ~」
年賀状「Vサインの卯月の下に2人のサイン」
未央「!!??なんで!?!!」
4
未央(え、これはどういうことなの?)
未央(確かにしまむーは綺麗に写ってるけど、しぶりんの年賀状でしょ??)
未央(それにこの夫婦みたいに並んだサイン…)
凛「…どうしたの?」
未央(しぶりんは至って平然としてる…うん、まあ、どんな年賀状にするかはしぶりんが決めることだもん。私が口出しするのも違うよね)
凛「未央の、いい感じだね」
未央「そう?ありがと。しぶりんのもね」
凛「そう?私のは、普通だと思うけど」
未央(さすがに普通ではないよ!!!!)
凛「何か言った?」
未央「なんでも。あ、そだ。もうレッスン行っちゃうけど冷蔵庫に飲み物入れとくから、みんなで飲んでいいよ!」
凛「ありがと。あと、忘れてたけどど、お年玉預かってたんだ」ハイ
未央「おー!さんきゅ!じゃっ」
5
凛「年賀状渡したときの未央、なんか変だったな。私は午後まで暇だし、誰か来ると良いんだけど」
ガチャ
奈緒「お!りーん!あけおめー」
凛「奈緒。あけおめ」
奈緒「今年もトライアドで一緒の仕事が多いといいなー」
凛「そうだね。…ふふっ、それ、加蓮に言ってあげたら喜ぶと思うよ。照れて弄られるだろうけど」
奈緒「それは勘弁だなぁ」
凛「でも逃げられないでしょ。あと、忘れないうちにお年玉。ちひろさんから」
奈緒「ん、ありがと。あとでちひろさんにお礼のメールしなきゃな」
凛「あと、未央が冷蔵庫の中のもの飲んで良いって」
奈緒「ん。取ってくるわ。凛もいるか?」スクッ
凛「じゃあよろしく」
奈緒「おー」バタッ
奈緒「!!??」
奈緒(お酒じゃん!!!!)
6
奈緒(いやー…これは、だめだろ)
奈緒「凛。未央がなに持ってきたか、確認したか?」
凛「んーん。なに、未央がイタズラでも仕掛けてた?」
奈緒(凛は無罪…っと)
奈緒「何でもない。飲み物はちょっと今なしでいいか?」
凛「え、あ、うん。いいけど」
奈緒「OK。じゃあ、アタシは未央怒ってくるから」モドッテクル
凛「どういうことなの」
奈緒「いや、大したことじゃない。それじゃな!またあとで」
ガチャ
凛「…なんか奈緒行っちゃうし」
奈緒「あ、そうだ。アタシがそろそろテレビ出るからよかったらつけといてくれよ。6チャン、だったと思う」ドアカラチョットカオダシ
ガチャン
凛「…テレビみよ」
7
ガチャ
加蓮「あけおめりーん」
凛「あ、加蓮あけおめ」リモコンモチ
加蓮「いま奈緒とすれ違ったけど、なんか怒ってたよ。新年早々いじりすぎちゃだめだよ?」
凛「ちがうし、決めないで欲しいし、それは加蓮の仕事だし、あれはなんか、未央らしいよ」
加蓮「未央に奈緒が怒るって珍しいね。あ、お年玉?もらっていーの?」キャピッ
凛「ちひろさんからだから。そんなあざとくしないでもあげるから。もう」
加蓮「あはは、ありがとねー」
凛「あ、それで、なんか奈緒テレビ出るんだって。6って言ってたかな」
加蓮「みるみる!つけて!」
凛「ん」ピッ
テレビ「ギャァァァァ」ナマクビゴロ--
凛加蓮「きゃ!!???」
8
テレビ「ウヴォァァ」チダマリ---
加蓮「奈緒、こんなの出てたの?」
加蓮「…凛、聞いてないよね」
凛「うん。テレビ出るよー、ってだけ」
加蓮「そっか」
凛「でも意外かな」
加蓮「だよね!奈緒がこんな…」
凛「いや、加蓮がこういうのこわがるのが」ニヤ
加蓮「え?いや、いやいやいや、怖がってないよ。全然…
テレビ「ゴーー!!!」
きゃあ!??……怖くないし」
凛「無理があるでしょ…いや、私もこれ怖いけど。なんで新年の昼間から…」
テレビ「ギャイーーン」
加蓮「ぴゃぁっ?!」ツクエノシタニゲコミ
凛「加蓮…」
加蓮(under the desk)「……なに」プルプル
凛「……なんでもない」
9
ガチャ
みく「おっはにゃー!あけおめー。…いま凛チャンだけ?」
凛「え?いや…」
加蓮(under the desk)グイッ
加蓮(under the desk)「しーっ」
凛(キャラじゃないことしてるのが恥ずかしいのかな)
凛「うん。私だけだよ」
みく「なにその間。あー、リファの逆襲やってるー!」
凛「知ってるの?みくってこういう怖いの見るんだ。意外…」
みく「これはビックリさせる系だから、よく見るとあんまり怖くないよ?」
凛「チェンソーとか出てきても?」
みく「うん。あ、ちょうどこれにゃ?」
テレビ「ギャーーー」
机「ゴン!!」
みく「………え?」
みく「なに」カタマル
加蓮(from the desk)ユラ-
みく「ギャッ!!??えっ!??えっ!???」ビックゥ
10
・・・
みく「もう!!!加蓮チャン!!!!」
加蓮「ごめんて。みくが行くまで机の下で隠れてようと思ったんだけど、音だけ聞いてるのも逆に怖くてさ」
みく「もー!さすがにびっくりしたにゃあ」
凛「ふふっ。ギャッなんて言うんだねみく。…そういえばこれ」
みく「お年玉にゃ?凛チャンありがとー!でも、加蓮チャンにはきっちり驚かされたお返ししないとにゃ」
加蓮「私、悪くないのに?」
みく「うん」
加蓮「理不尽」
みく「別にそんなひどいことして貰うつもりはないにゃ。ただ、ただでさえ猫年がなくて可哀想だから、これ」スッ
加蓮「猫耳?」
凛「待って今どこから出したのそれ」
みく「みんなこれをつける罰ゲームにゃ?」
凛「待って、ほんと、どこから…っていうか私もやるのそれ」
加蓮「そもそも猫耳つけるのが罰って認識はキャラ的にどうなのよ」
11
みく「はい!細かいことはおいといて!」
凛「細かいのかなぁ私たち」
加蓮「今おかしいのはみくだから平気だよ凛。この猫耳微妙に体温感じるし」
みく「ね!猫っぽさ競争、するにゃ!」ドンドンパフパフ-
凛「…うん」
加蓮「まあ、もう、これ付けた時点である程度のことは覚悟してるからね、いいよ」
凛「新年だしね。少しくらいハメ外しても」
みく「はいじゃあお手本!
ニャァァァゴロゴロペロペログェッシャーーー
うん。こんなもんかにゃ」
加蓮「え、待って待って待って何そのガチモチベーション。みく何か変なもの飲み込んだ?ちゃんとペーしないとだめだよ」
みく「なにそれ。みく下手だった?」
凛「うますぎて引いたんだよ…ねぇこれほんとに私たちもやるの?」
みく「うん」
加蓮「凛、先いいよ。新年だしハメ外したいんでしょ?」
凛「えー……まあ、逃げられなさそうだし先に終わらせちゃおうかな」
凛「こほん」
凛「ナーーゴニャァニャ…
ガチャ
李衣菜「あけまして……っお、お邪魔しました!!」
バタン
凛「……ねえ、ちょっと」
12
・・・
凛「もー李衣菜、なんなの?」ネコミミトリ
李衣菜「こっちがだよ!入ったらこんなさぁ」
加蓮「まあまあ」ネコミミトリ
凛「もう…自分は猫になるの回避したからって」
みく「それで、李衣菜チャン、その袋は何にゃ?」ネコミミカイシュウ
李衣菜「あー、福袋。ちょっと買うの自体が楽しかっただけみたいなところもあるし、一個あげるよ。みんなで分けて?」
凛「…いいの?」
李衣菜「うん!まだいくつかあるしさ」
みく「ありがとね。開けるの楽しみにゃ?」
加蓮「そうだね。凛、李衣菜にもあれ」
凛「あ、おとしだま。李衣菜、ちひろさんから預かってたんだ」
李衣菜「おー、サンキュー」ピ-ス
李衣菜「あ、じゃあ、私お仕事だから!またあとでね!」
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みく「李衣菜チャンと、加蓮チャンも行っちゃったにゃあ」
凛「福袋、加蓮は先に開けていいって言ってたけど、待つ?」
みく「うーん…でも加蓮チャン帰ってくるの夜みたいだし、せっかく貰ったから早く確認してお礼のメールしたい気もするにゃ」
凛「たしかに…」
ガチャ
莉嘉「みんなー、あけおめーー!」
凛「あ、莉嘉。あけおめ」
みく「あけおめにゃ」
凛(お年玉。中学生の頃のこと考えると…って言うほど昔じゃないけど、やっぱり1万円はちょっと多いかな?)
莉嘉「あー!テンペスターズの福袋だー!これ、あけるの?」
みく「んー、まあ、そうするかにゃ。凛チャン、いいよね?」
凛「うん。莉嘉も気になるみたいだし、開けよう」
莉嘉「やったー!ありがとー!中見てみたかったんだ!」ペリッ
テンペスターズ福袋3000円の部「かっこいいシールどーーん」
莉嘉「わー!シールの袋だったかー。いいなー!」
みく「有名なの?」
莉嘉「んー、どうだろ。でもリカは好き☆」
凛「そうなんだ。…ねえ、これ元々李衣菜がくれたのなんだけど、私たちあんまりよく知らなくてさ。もし李衣菜に訊いて良いって言われたら、莉嘉にあげようかな…」
みく「うん。一番大事に使える人のところに行くのが、いいって気がするにゃ」
莉嘉「ほんとー!??」
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凛(李衣菜にメールしたら全然いいよ、って。あとは、お年玉だよね。美嘉に預けて任せる?…でもやっぱり莉嘉も自分でちゃんと働いてるわけだし、ちひろさんも何も言ってなかったもんね)
凛「莉嘉、お年玉。ちひろさんから」スッ
莉嘉「えー!?んー、でもシールも貰っちゃったし、どっちもはなー…うーん、ちらっ。わぉ、1万円かぁ。すっごいなぁ」
みく「どっちも貰っちゃっていいと思うけど」
莉嘉「うーん。でも、今年はやっぱりこっちのシールだけにするよ。ついでに、お返しに手持ちのシールあげる☆」ペタペタ
みく「いい子すぎにゃあ…」
莉嘉「あ、ついでにプリも」ペタペタ
凛「けっこう色んなとこに貼るね」
莉嘉「お正月だから大盤振る舞いなの!」ペタ----
15
凛「みくと莉嘉はお仕事。私もそろそろだけど、まだ少し暇だな」
ガチャ
凛「!あけおめ…美嘉」
美嘉「お、あけおめー。凛だけ?」
凛「うん、今はね。それで、これ、ちひろさんからお年玉」テワタシ
美嘉「ありがとー★」ウケトリ
ポチ袋「莉嘉とプロデューサーのプリクラバーーン」
美嘉(!!??なにこのプリ!???)
美嘉「凛、これ、プリデューサーから?」
凛「?ちひろさんって言わなかったっけ」
美嘉「あー、うん、だよね…」
美嘉「いやいやいやいや」
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凛「…ってこと」セツメイチュウ
美嘉「…もー。びっくりしたぁ。莉嘉は何してんのさ」セツメイサレタ
凛「ふふっ。でもほんとにいい子だよね。美嘉は、あの子のぶんも預かっといてね」
美嘉「うん。一回そう言ったら受け取らないだろうから、お母さんたちに渡して何か買ってあげるように言うよ」
凛「美嘉も、良いお姉さんだねやっぱり。あ、美嘉、6時半だよね撮影。私このあと撮影なんだけど」
美嘉「あ、留守番?いいよー★」
凛「ありがと。夜、せっかくの仕事始めだし、みんなで集まれるといいね」
美嘉「うん★あ、そうだ。行く前に試供品でもらったリップとかしてあげよっか」
凛「え?でも本番は向こうのメイクさんのでやるから、すぐ落とすことになっちゃうし悪いよ」
美嘉「いやいや。それならむしろ、攻めた派手な感じにしちゃえるチャンスってことだよね」キュピ---ン
17
凛「美嘉、メイクも教えかも上手いし嬉しいけど、頑張りすぎてしょ…少し急いで行かなきゃ」バタ
楓「あら、凛ちゃん」
凛「あ、楓さん。明けましておめでとうございます」カオアゲ
楓「!!??凛ちゃん、それは?」
楓(可愛い、のだけれど、ギャル??そういう言い方は古い?でも本当に、ギャル…)
凛「それ、って?」クビカシゲ
楓(可愛い!!!ギャルなのに動きはいつもの凛ちゃん!!!)
凛「あの、何か変なら言って欲しい、です」ウワメヅカイ
楓「可愛い!!!!!」
凛「え!?!?」
楓「もう、ちゅーしちゃいましょう!」
凛「え?なに??楓さん酔ってる?!」
18
・・・
凛「はーっ、はーっ」
凛「もう!!何だったんですかさっきの色々は!」
楓「ごめんなさい、あんまり可愛くて」シュン
凛「…それは、ありがとうございます、だけど今後はやめてくださいね?」
楓「はーい。あ、お仕事の時間は」
凛「まあ、まだ急いで行けば平気です。楓さん、今年もよろしくお願いしますね」
楓「ええ、こちらこそ」
凛「あと、いらないかもですけど、美嘉が中でお年玉持ってるので、良かったら。…それと夜、事務所でパーティもあるかも」
楓「あら、楽しみですね。実は年末にいただいたお酒も冷蔵庫にあるんですよ。避けられない♪」
凛「ふふっ」
楓「ギャルメイクでその優しい笑い方、ほんとに可愛い…」
凛「またっ!?行ってきます!」
19
凛「事務所、結局戻ってくるの遅くなっちゃったな。みんなまだいるかなぁ」ガチャ
卯月「凛ちゃん!撮影どうでしたか?」
凛「普通、かな。それより卯月たち、待っててくれたんだね」
卯月「はい!凛ちゃんとご飯食べたかったですし」
未央(甘い空気!!直視できない!!!)
凛「未央もありがと…ってなんで距離取るの」
未央「それはしぶりん自分の胸に聞い…」
奈緒「未央!さっきから逃げ回って!ちょっとこっち来い!アタシは未央のためを思って、お酒を…」
未央「だからなおなお、それなに言ってるのか分かんないっ
加蓮「奈緒!ちょっとこっち!なんであんな怖いのでに出たの!!!」
て…」
みく「にゃにあれ」
凛「ね、みんな妙にテンション高いね、にゃんだろう…はっ!真似がクセになってる?!」
莉嘉「李衣菜ちゃーん!シールありがと!!」
李衣菜「どういたしまして!なんとなく買った福袋でそんな喜んで貰えると…
美嘉「そういえば莉嘉!!アンタどこにでもシール貼るの…
楓「美嘉ちゃん、凛ちゃんにメイクしてくれたのよね?あれ今度みんなにも…
凛「あ、繋がった。楓さん!!!!お酒、楓さんでしょ!!!!」
…」
……」
………」
奈緒「え?」
未央「どういうことなのこれ????」
奈緒「……あ、いや、未央の件はアタシの早とちりだったっぽい。忘れてくれすまん」
20
・・・
凛「それで、結局みんな何が?」
未央「私は、しぶりんが間違えてしまむーの年賀状くれて、もう結婚でもするのかと」
卯月「おかしいって気づいてくださいよ!」
奈緒「アタシは、楓さんのお酒を未央のだと思って…ほんとにすまん」
未央「いや、良いけどね。弁明の機会は欲しかったかなー」
加蓮「私は奈緒に怖いの見させられた」
奈緒「アタシが見させたんじゃ…まあ、チャンネル伝え間違えたのは悪かったよ」
みく「みくは加蓮チャンにおどかされたにゃ?」
加蓮「…みくが勝手に驚いただけだし」
李衣菜「私は凛ちゃんの…」
みく「すとーっぷ!凛チャンがすごい顔で睨んでるにゃ!」
莉嘉「アタシは李衣菜ちゃんのシール貰ったの☆」
李衣菜「喜んでもらえて良かったよ」
美嘉「アタシは莉嘉が変なプリクラ貼った封筒でお年玉もらって…」
莉嘉「変ってなに!お姉ちゃん!!!」
楓「私は、ギャルになった凛ちゃんを…」
美嘉「ストップ、ストップ。凛、今日その顔得意だね?」
凛「もう…」
未央「それで、しまむーは?」
卯月「?私は、年賀状とお年玉をもらいました!」ブイッ
未央「…普通、だねぇ」
奈緒「普通だな」
加蓮「普通すぎだね」
卯月「えっ」ガ---ン
凛「ふふっ。あ、階段の足音。ちひろさん帰ってくるみたいだよ」
みく「お年玉のお礼言わないとにゃあ」
楓「みんなで一斉にお迎えしましょうか」
凛「うん。…せーの、明けまして」
ガチャッ
アイドルたち「おめでとうございまーす!!!」
おわり
ありがとうございました。本当は鏡開きよりは前には書きたかった。
次はみくにゃんが「ぽめらにゃん」というラジオネームで犬関係の深夜ラジオにハガキ職人するお話でも書くかもしれません。
ではまた。
訂正
7
買いて→書いて
17
教えか→教え方
19
冒頭に
・・・
を追加
R展開は?
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