穂乃果 「μ’sのクリスマス in スクフェス!」(32)

注意
一応穂乃果 「みんなでお祭りにいこうよ!」
http://lilymate.blog.fc2.com/blog-entry-3104.html
の続きになってます。
まぁ見てなくてもそこまで問題はありません。
スクフェスのクリスマスカードサイドストーリーのネタバレあり。嫌な方は戻るボタンで。

PART1 りんぱなの場合

凛  「かーよちんっ!いい子にしてたかよちんには凛サンタからプレゼントが…アレ?」

花陽 「あはは…。」

凛  「…。ま、まさかかよちんもクリスマスライブの衣装を着てるとは思わなかったにゃ…。」

花陽 「えへへ…。家に呼ぶんだし、折角のクリスマスだからと思って…。でも考えてることおんなじだったね。」

凛  「サンタ同士がプレゼントを渡しあうってシュールにゃ…。」

花陽 「ご、ごめん…。」

凛  「ええっ!?かよちんはなんにも悪くないよ~。それにサンタかよちんも可愛いにゃ…。」(スリスリ

花陽 「もう…凛ちゃんったら…。」」

花陽 「ところで凛ちゃん、ぷ、プレゼントって何かな…」(ワクワク

凛  「あっ!そうだったにゃ!かよちんに夢中で本来の目的を忘れてたにゃ!」

花陽 「///」

凛  「良い子にしていたかよちんにはねっ、ちゃんとプレゼントを持ってきたにゃ!」

凛  「プレゼント、いっぱいあるんだよ?」

凛  「えーっと、まずはカップラーメンでしょ?後はコーンの缶詰と、乾燥わかめと…。」

凛  「自動販売機で売ってたラーメン缶も買ってきたにゃ!」

花陽 「ラ゛ーメ゛ン゛ダゲナ゛ノ゛ォ?!」

凛  「これでいつラーメンが恋しくなっても大丈夫!」

凛  「凛が恋しくなってもラーメンと言えば凛だから、凛の事思い出せるにゃ!」

凛  「さいっこうのクリスマスだにゃ~!」

花陽 「な、なんだか避難時の持ち出しグッズみたいだね…。」

凛  「あはは…。確かに。えっと、それならかよちんと凛で愛の逃避行しちゃえばいいにゃ!」

花陽 「り、凛ちゃん…。」(カァッ

凛  「あー、赤くなったにゃ~。かよちん可愛い~!」

凛  「ところでかよちん、今度はかよちんの番だにゃ。」

花陽 「…え?」

凛  「凛もかよちんからのクリスマスプレゼント楽しみだにゃ!」

花陽 「う、うん!じゃあ花陽サンタからもプレゼントだよ、どうぞ!」(スッ

花陽 「え、えっとね、プレゼントはお弁当箱だよ?ちゃんと中身も入ってるからね。」

花陽 「クリスマスだけのスペシャルメニューにしてみたんだ~♪」

凛  「スペシャルメニュー?」

花陽 「そう!チキン入りのおにぎりでしょ?クリスマスカラーのご飯でしょ?」

凛  「やっぱりかよちんだったにゃ…。」

花陽 「ちなみにね、このお弁当、未来の中身まで保障しちゃうよ!」

凛  「えっ?どういうことにゃ?」

花陽 「それはね、私がこれからずーっとお弁当の中身を作ってお届けするって言う意味…なんだけど…。」

花陽 「これからずっと凛ちゃんのそばに居たいから…。えへへ。」

花陽 「それに今後のお弁当の中身も決めてあるんだよ?」

花陽 「まるで魔法のお弁当箱みたいでしょ?」

凛  「か、かよちん…。」

花陽 「ど、どうかな…?」

凛  「うん!すっごく楽しみだにゃ!後で一緒にお弁当食べようね!」

花陽 「うん!」

凛  「かよちんのご飯…。これから死ぬまで食べられるなんて凛は幸せだにゃ。」

花陽 「し、死ぬまで…。」

凛  「そうだにゃ!高校が終わったってどうなったって凛とかよちんはずーっと一緒だにゃ!」

凛  「しっかしかよちんも大胆だにゃ…。クリスマスとは言ってもあんなプロポーズされるだなんて凛の予想外だったにゃ。」

花陽 「ええっ?!プロポーズ?!」

凛  「え?だってこれからずっと凛のお弁当作ってくれるんでしょ?大人になっても。」

花陽 「…」(カアッ

凛  「ほんっとうに大胆だったにゃ。凛はパーフェクトにかよちんにやられちゃったにゃ…。」

花陽 「も、もう…。」

凛  「か~よちんっ!」(ギュッ

花陽 「どうしたの凛ちゃん?」

凛  「えへへっ、呼んでみただけっ。」

花陽 「そっか。」

凛  「なんとなく呼びたくなったんだにゃ。」

花陽 「凛ちゃん?」

凛  「どうしたのかよちん?」

花陽 「えへへっ、わたしも呼んだだけ。」

凛  「か~よちんっ。」

花陽 「凛ちゃん?」

凛  「か~よちんっ。」

花陽 「凛ちゃん?」

りんぱなはあっまあまですね。次行きます。

PART2 にこまきの場合

にこ 「メリクリ~一人でさびしいクリスマスの夜を過ごしてる真姫ちゃん
    に、にこにーがとっておきのプレゼントを持ってきたよ♪」

真姫 「ウ゛ェェエエエ!私にこちゃんの提案を受け入れてあなたを家に招いたんじゃない!」

にこ 「まぁ細かいことは気にするなにこ~。」

真姫 「…あ、あざとい。」

にこ 「それよりプレゼントよ、プレゼント!ジャーン!世界で最も希少性の高い
    偉大なる芸術品、伝説のアイドル伝説DVD全巻BOXを!」

真姫 「ああ…伝伝伝って言っていたやつね…。」

にこ 「ま、貸すだけだけどね。これは視聴用だし。」

真姫 「ねぇ、一ついいかしら。」

にこ 「何?」

真姫 「その…これは花陽のほうがもっと見たがってたんじゃないかしら…。」

にこ 「…。何?クリスマスに一緒に過ごす人をにこが選んじゃダメって事?」

真姫 「そ、そうは言ってないじゃない!!」

にこ 「まぁ確かに真姫ちゃんだけだったらこのアイドルたちのすごさが分からないでしょうから解説してあげるわ」

真姫 「…そんなドヤ顔で言われても困るんだけど。」

にこ 「まぁそういわずにっ!真姫ちゃんはもっとアイドルが何かを理解するべきだわっ!」

真姫 「うん。その…にこちゃん?ありがとう…。」

にこ 「えっ?どうしたのよ急に…。」

真姫 「えっと…。私、クリスマスにこれと言って思い入れが無いのよね。
     毎日塾や習い事で忙しくてあんまり余裕がなかったし。」

にこ 「…あんがいバッサリ行くのね」

真姫 「街中がきれいにイルミネーションされて浮き足立って…。ちょっとばからしいって思ってたの。」

にこ 「完全に非リアが思うクリスマスの発想じゃない…。」

真姫 「な、何よそれ!…だからそんな感じだった私って今思うと、ただ素敵なクリスマスを
    過ごしたいって誰かをひがんでただけなのかもって思うのよ。」

真姫 「だから今年のクリスマスは初めてのクリスマスって感じ。」

真姫 「もちろんμ’sのみんながいてくれるクリスマスも楽しいけど…。」

真姫 「やっぱりにこちゃんがいてくれるのが大きいというか…。」

真姫 「だからもう私は十分にプレゼントをもらってるの。だから…ありがとう。」

にこ 「や~ん!クリスマスだからって真姫ちゃんデレデレ~www」

真姫 「…。なんか真面目に話して損した気分。」

にこ 「まぁでも…ここで私を選んでくれてありがと。」

真姫 「…ねえ、にこちゃん、お願いだからキャラを一貫してくれない?」

にこ 「えぇ~?いくら真姫ちゃんの頼みでもそれは無理かな~」

真姫 「もう…にこちゃんなんて知らないっ!」(プイッ

にこ 「…あはは、怒らないでよ~」(ギュッ

真姫 「もう…。」

にこ 「クリスマスだし、これで許して?」(チュッ

真姫 「ウ゛ェエエエ!!何するの?!」

にこ 「してやったり~。ねぇ、許してよ~?」

真姫 「全くー。しょうがないわね…。」

にこ 「…。」(真姫ちゃんちょろい

真姫 「そういえばせっかくなんだし、持ってきたDVDみましょう?」

にこ 「そうね!にこが特別に解説してあげるっ!」

にこ 「ところで真姫ちゃん、次、このシリーズのDVDが出るなら…。」

真姫 「分かってるわよ。μ’sだって収録されるように努力するんでしょ?」

にこ 「そ!なんだかんだで真姫ちゃんもアイ活好きだよね~。」

真姫 「なんだかんだは要らないわよ!」

更新遅れてすいませんでした。やっぱりにこまきは大正義ですね。次行きます。

PART3 のぞえりの場合

絵里 「メリークリスマス!良い子にしてたかな?」

絵里 「ずっとμ’sのみんなのために動いて良い子だった希にはプレゼントをあげよう。」

希  「なぁ…えりち?」

絵里 「ん?どうしたの希?」

希  「なんかキャラ変わってない?」

絵里 「希が自分のこと全く考えないからちょっと怒ってみただけよ。」

希  「そういわれてもなぁ…。うちのしたい事してるだけやし…。」

絵里 「まぁいいわ…。エリチカサンタからのプレゼントは…じゃーん!万年筆よっ♪」

希  「おお、おしゃれやね…。」

絵里 「希のイメージカラーの紫にしておいたんだけど…どうかしら?」

希  「うん!悪くないよ!凄く嬉しい…。ありがとなえりち。」

絵里 「ええ。そういえばそれ、書くときの癖に合わせてペン先を調整してもらえるらしいから今度一緒に行きましょう?」

絵里 「それで、いつまでも希に使ってもらえたら…いいなって。ずっととなりで
    その万年筆を見れたらなぁって。」

希  「や~ん、えりち、可愛いこといってくれるやん!」

絵里 「もう!真面目に言ってるんだから…。」

希  「まぁまぁ…。えりちが可愛くてついついからかってしまうんよ。ほら、好きな子ほどってやつ?」

絵里 「小学生の男子じゃないのよ…?」

絵里 「まぁ良いわ…。今度、私も同じ万年筆にしようかしら。色は私のイメージカラーの水色で。」

絵里 「お揃いの万年筆…。ハラショー…。」

希  「いいやん。一緒に調整してもらお?」

絵里 「そうね、きっと素敵な万年筆になるわ。」

絵里 「万年筆を希だと…いや、ちょっとそれは古いかな…。」

希  「いや、ええと思うよ?もともとうちこの万年筆を、えりちやと思って使うつもりやし。」

絵里 「…。面と向かって言われると恥ずかしいわね。」

絵里 「でも…。肌身離さず、ずっと希と一緒だと思うと…、嬉しい。」

希  「それはうちも同じや。」

絵里 「ふふっ、ありがとう希。」

希  「あと、うちからのプレゼントは…。今年は絵里ちがどんなプレゼント
    なら喜んでくれるかいろいろ考えたんやけど…。びびっとくるものがなかったんや。」

絵里 「あら?そうなの?」

希  「だから、今日は直接えりちにきこうかな~って。」

絵里 「そういわれても…私はこうしてるだけで幸せ、といいますか…。」

希  「えぇ~!それってうちがいればほかに何もいらないってやつ?」

絵里 「そうなるかしら…。」

希  「そんなの全然ダメダメやん!」

絵里 「そ、そうなの?」

希  「うちな、えりちへの気持ちはちゃーんと形にして残しておきたいんや。」

希  「それに…うちがえりちのそばにいるのは…当たり前やん?」

絵里 「あ、当たり前って…。」

希  「まぁええわ。ほら、出かける準備して?」

絵里 「…え?」

希  「クリスマスに一緒に買い物ってのも、思い出に残りそうやん?今日は手つないでいこっか。」

希  「ついでに、おそろいのえりちの万年筆も買ってしまおうや。」

絵里 「ハラショー!ナイスアイデアね。」

希  「そうときまれば善は急げや!いっくで~。」



絵里 「ふう…いろいろ買っちゃったわね。」

希  「せやね。」

絵里 「今年は…。本当にいいクリスマスだったわ。ありがとう、希。」

希  「うちもやで?」

絵里 「ふふっ、そういってくれると嬉しいわ。」

希  「あ、えりち待って。」(くいっ

絵里 「どうしたの?袖なんて掴んで…。」

希  「あれ…綺麗やない?」

絵里 「ハラショー…。クリスマスツリーね。」

希  「えりち、これからもよろしくなぁ。」

絵里 「どうしたの急に…。ええ、こちらこそ。」

はい。ここまでです。のぞえりってもう夫婦って感じがしますよね。袖掴んでるところはUR参考で。

PART4 ことほのうみの場合

ことほのうみ 「メリークリスマス!」

ことり 「μ’sでクリスマスパーティーも楽しいけど、やっぱりこれは捨てられないよね」

海未  「ええ。毎年やっていますからねぇ…。」

穂乃果 「そうだね!」

ことり 「ケーキも作ったからみんな食べてね!」

海未  「いつもすいません…。」

穂乃果 「わーい!ことりちゃんのケーキ!」

ことり 「今日は特別にことりが食べさせてあげるねっ!」

穂乃果 「ほんと?!あーん!」

海未  「…。」

ことり 「ふふっ、穂乃果ちゃん可愛い♪クリームついてるよ?」

穂乃果 「ええっ?!本当?あっ、ことりちゃんにもついてるよ?」

ことり 「あっ本当だ!クリームがついてことりもおいしくなっちゃったりして…。」

穂乃果 「はははっ、ことりちゃんおもしろ~い!」

クリスマス過ぎちゃった… μ’sの可愛さに免じて許してやってください。

ことり 「…。」(よしよし、海未ちゃん嫉妬してるなぁ…。

海未  「…。」(ことり…。私を応援してくれるはずでは…?

穂乃果 「ねぇねぇ、二人とも、ぼーっとしてどうしたの?」

海未  「いえ…。なんでもないですよ?」

ことり 「うんうん!」

穂乃果 「ならいいんだけど…。今日は一年に一度の大事な日なんだよ!」

穂乃果 「ところでみんなサンタさんがもしいたら何をお願いした?」

海未  「サンタですか…。もともと私の家はそんなに祝う習慣がなかったのでプレゼントもありませんでしたし…。」

穂乃果 「私はねぇ…μ’sのみんなでずっーと一緒に居られますようにってお願いするかなぁ!」

ことり 「ねぇ、穂乃果ちゃん。」

穂乃果 「どうしたの、穂乃果ちゃん?」

ことり 「お願い事をするのは…七夕じゃないかなぁ?」

穂乃果 「えええ~!?」

海未  「確かにそうですね…。サンタはプレゼントを運んできてくれるわけですし。」

ことり 「穂乃果ちゃんらしいちゃらしいけど…。」

穂乃果 「確かにプレゼントだよねぇ…アハハ。」

海未  「そうですね…。確かプレゼントを持ってくるようになったのは、昔聖ニコラウスという人がいてですね…。」

穂乃果 「海未ちゃん、そんな感じの言われても穂乃果分かんないよぉ…。」

海未  「あら、そうですか?その人となりを理解すればより深くクリスマスが楽しめると思ったのですが…。」



海未  「今日はありがとうございましたことり。」

穂乃果 「ありがとうことりちゃん!また練習でね!」

ことり 「うん!あ、海未ちゃん?」

海未  「ことり?どうしたのですか?」

ことり 「ねぇ…。私が穂乃果ちゃんにあーんってした時どんな気持ちだった?」(ヒソヒソ

海未  「なぜそんなことを聞くのですか?!」(ヒソヒソ

ことり 「多分だったと思うけど嫉妬してたよねぇ…?」

海未  「…。分かっていてどうして聞くんです?」

ことり 「嫉妬するぐらい大好きなんだから、今日告白しちゃえばいいんだよ♪
     なんてったってクリスマスだよ?」

海未  「し、しかしっ…。」

穂乃果 「ねぇ~、二人で何話してるの~?」

ことり 「ほら、穂乃果ちゃんも不振がってるから。行ってきて?」

海未  「…。分かりましたよ。やってやります。」

ことり 「ふふっ。海未ちゃんったらちょろいなぁ…。」



海未  「あの…ちょっと待ってもらってもいいですか?」

穂乃果 「うん?海未ちゃん、どうしたの?」

海未  「少し…二人きりで話したいことがありまして…。」

穂乃果 「どうしたの?」

海未  「その…私からクリスマスのお祝いの言葉を…。」

穂乃果 「お祝い?十分祝ったような…。」

海未  「…それもそうですね。まぁいいです。」

海未  「クリスマスには奇跡が起こるといわれています。」

海未  「穂乃果への想いも届くかもしれません。」

海未  「どうか…。私の事をはなさないで。」

海未  「いつでも知らない世界へ連れて行ってくれる穂乃果が…好きです。」

END

これにて終了です。いや、サイドの海未ちゃんのガチ告白が可愛過ぎて
推しが揺らぎそうになりました。
これはもうSSを書くしかないとなんとなく使命感がでましたね。
これからはスクフェスのシリーズが出るたびに妄想してたことを書いてみようかと思います。
次回作は次のカードシリーズってことで。
一応このHNで短編SSもうpってるんで気が向いたら読んでやってください

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