A森県、深夜…
とある住宅街のマンションルームにて


白服1「おい新入り、そこの仏さん袋に入れとけ」

白服2「うっぷ…了解です……」

白服1「しかし今日のは一段とハデだな、両の手足が切断されてる上に細切れになってると来たもんだ」

白服2「こんなのただの猟奇殺人っすよ……これが本当に暗殺者の仕事なんですか？」


「どんなに腕が優れていても、自分の欲求を押さえられない奴らは多くいる」

「そしてそんな奴らの手を借りなくてはいけない程にこの国は疲弊している…私たち"スイープ"の仕事はその後始末」

「次になます切りにされたくなかったら一秒でも早くこの場の状態を片付けること、分かったら口より手を動かすことですね」


白服1「分かってますよ処理官様、ほれオマエは向こうのヤツらのシミ抜き手伝ってこい」

白服2「は、はい…」

「………」ﾌｰｯ

成歴20XX年、日繙国─


かつて栄華を極めたこの国の財政状況は低下の一途をたどる。

他国への借金、上の官僚による腐敗した政治、富裕層と一般市民の間に起きる格差。富裕層同士の醜い争い。

巻き込まれる市民、そして弾圧─


この国の抱える問題は解決の光が差すことなく、やがて両者との間に大きな溝を抱えることになる。

そしてお互いに取られた制圧と抵抗の手段が……





"暗殺"であった。

数日後、とある雑居ビル


─特務事後処理機関スイープ、通称"掃除屋"。
政府お抱えのこの組織はターゲット暗殺後の現場の清掃、証拠の隠滅、情報統制等の裏方の仕事をメインに動いている。

この国の裏方ともいえるこの仕事だが当然、好き好んでこの仕事に……いや、こんな仕事に就く者など一部を除いて居やしない。

そしてそんな仕事について四年目、処理官として部下を動かしている私は──。


「君が東北支部のエース、樹 清慈くんだね？」

清慈「はい、そうですが貴方は」

「申し遅れたね…本部処理官統括部長の石黒 秋政だ、君の的確な仕事ぶりは向こうでも評判になっているよ」


受け取った名刺には確かに本部の名が刻まれている。
こういった仕事の手前、職務のやり取りは特殊な回線による通話、もしくは内部の人間にしか解読できないメッセージなどが殆どだ。

わざわざ他の支部や本部から人が来ることは殆ど無いはずだが…


清慈「ありがとうございます、しかし統括部長ほどのお方がなぜこんな小さな支部に…？死体の処理で何か手違いでも？」

秋政「今回はそういう案件ではなくてね、もっとも東北支部はそういうミスは一切聞いたことが無いくらいさ」

秋政「本題に入ろうか……九州支部の処理官長だった八巻くんが殺害された」

清慈「！？」

秋政「死体の状態も酷くてね、死体は彼の自宅から発見されたのだが判別が不可能なぐらいに擂り潰されていてね…血痕のDNA鑑定で身元が判明した」

清慈「……フリーの暗殺者の仕業ですかね」

秋政「かもしれない、しかし始末されたのが末端の者とはいえ上の老害どもは酷く怯えていてね」ﾌｩ

清慈「そうなんですか」

意外と強い言葉を吐く人だな、最もそれは私も完全に同意なのだが…。


秋政「それで政府は国に属している、もしくは国からの仕事を請け負った事のあるフリーの暗殺者達に首輪をかけろと命令してきたのさ」

清慈「首輪…？」

秋政「単刀直入に言おう、我々スイープの仕事に暗殺者どもの監視、監督の業務を言い渡された」

秋政「そしてその為の有望な人材を各支部からスカウトしてくるのが今日の私の仕事だ」

清慈「そしてその勧誘を受けているのが私、という事ですか」

秋政「その通り、ちなみにこの仕事を引き受ければ君は本部に所属を移すことになる。仕事の内容は処理官から先ほど言った"監督官"に変わる事になり新しく覚えることもあるだろうが」

秋政「君は元々本部の所属を希望していた筈だし、悪い話では無いはずだよ」


……本部への栄転。端から見れば出世街道というものを登るように聞こえるが、そんなものはどうでもいい。

地道に少しずつ、成果を上げていけばいつかは"あの地"へ行けると信じていた。

なぜ俺なのか、なぜ八巻処理官長が殺されたのか、なぜ急にそんな事を上が言い出したのか。


疑問はたくさんあるしその道程は少し変わってしまったが、その誘いは私にとっては願ったり叶ったりだった。


清慈「分かりました、その仕事。ぜひ私に引き受けさせてください」ﾍﾟｺﾘ

秋政「ありがとう、君からは良い返事が聞けると思っていたよ」ﾆｯ

秋政「……まぁもっとも、実は君に拒否権など最初から無かったのだけどね」ｺﾞﾄﾝｯ

清慈「……！？ 拳銃、ですか…」

秋政「断っていたら君の頭を吹き飛ばすところだったよ、いや良かった良かった。君の部下に君の後始末をつけさせてたら私が鬼みたいだからね」ﾊｯﾊｯﾊ


──洒落になってない、洒落になってないぞそれは。


秋政「さてそれでは私は他の支部に向かうとするよ、暫くしたら君には正式な辞令が言い渡されるだろう」

秋政「また君に会える事を期待しているよ」

清慈「……石黒さん」ﾌｩ

清慈「本当に期待してたら名刺に発信器なんか付けないでください」ﾋﾟｯ

秋政「おっと、これは失礼」ﾊﾟｼｯ

一月後、石黒さんが言っていた通り私は本部への移転が決まった。引き継ぎや借家の片付けなどを済ませ、私は"あの地"へ向かう。

富裕層にとっての楽園、一市民にとっては監獄、そして貧困に喘ぐ底辺の者たちにとっては地獄……。

高さ500メートルにも及ぶ巨大な壁に囲まれた都市


魔都"陶京"



この地で、俺に任された暗殺者が、

まさか４人いて全員女の子だという事を、今の私はまだ知らない。

長いプロローグにお付き合いありがとうございます
それでは主人公が監督することになる暗殺者(ヒロイン)の安価に移りたいと思います

1時までに集まったキャラの中から4人選んでいきたいと思います、なるべくバランス良く選びたいので色んなキャラが来ると嬉しいです

それでは↓のシートを参考お願いします

【キャラ作成シート・メイン】
・名前
・年齢
・容姿
・身体的特徴
・経歴
・暗殺法
・好きなモノと嫌いなモノ
・性格、その他

sage外し忘れage

【キャラ作成シート・メイン】
・名前
【ルーナ】
・年齢
【15】
・容姿
【銀髪ロングに紫の瞳】
・身体的特徴
【身長は低めで胸も控えめだが、非常にしなやかかつ柔軟】
・経歴
【本人も過去の記憶が無い。襲われたのを返り討ちにして以後、生きるために暗殺を続ける】
・暗殺法
【銀の短剣二刀流。投げることも可能。人体の急所を狙うことに長けている】
・好きなモノと嫌いなモノ
【好きなものは紅茶。嫌いなものは騒がしい人や場所】
・性格、その他
【控えめで大人しいが無表情ではなく、心を許した存在には口数が増える】

日付変わるとIDも変わって2つ投げれるから0時までにしたほうがいいよ

・名前　迫水カナ
・年齢　17
・容姿　
黒髪ショートカット胸は大きめ　の姿でいることが多い
・身体的特徴　
身体がとてもしなやか
・経歴　
　オリンピック金メダル候補の現役水泳選手。中学の頃指導と称して皆の前で辱めてきた顧問を事故にみせかけて殺してから記録が伸び始めた
　以来、水泳の記録を伸ばすための負荷トレーニングとして暗殺を行うようになる
・暗殺法
　変装して対象に接近し暗殺、水辺を経由して脱出。標的と親しい間柄の人間に変装し惚れさせて心中することも
・好きなモノと嫌いなモノ　
　好きなものは水の中　嫌いな物は殺人
・性格、その他
　中身は善人なところがあり、良心の呵責にいつも襲われている
　あまりに有名人であり変装の名手でもあるため、迫水カナとは別人と思われている

・名前：門外　花子
・年齢：１９
・容姿：黒髪おかっぱ、吸い込まれそうな黒の細い吊り目、いつも微笑みを浮かべている。全体的な印象はキツネ
・身体的特徴：身長は平均的で、栄養は物足りないようだが筋肉がついた引き締まった体
・経歴：小さな島生まれ。父は不明。サバイバル術に長けた母から、自然の中で使えるものを見抜く目を教わる。母が凶弾に倒れたのを機に社会に出た
・暗殺法：「呪殺」と称して毒を使う。とある窒息性毒に耐性があるため、標的を誘い出す部屋に焚いておき自分も毒の部屋に入るという大胆な犯行も
・好きなモノと嫌いなモノ：好きなものは馴れ合い、嫌いなものは「無駄を嫌う人」
・性格、その他：明るいがドライを極めており、情が移るという事が無い。一瞬前まで談笑していた相手も躊躇無く殺せる精神性の持ち主。
　　かと言って明るさは演技ではなく、娯楽を楽しんだり動物を愛でる余裕もある。単に切り替えの早さが人間離れしているというだけである。

・名前　赤雨(アカウ)
・年齢　9
・容姿　発育が悪くともすれば未就学児にもみえる。銀の腰まで届くロングヘアー
・身体的特徴　背中に複雑な幾何学模様あり。後述の暗殺法を行う時に光る
・経歴　出自不明、最初の記憶は誰か血を浴びる自分
・暗殺法　対象目を合わせると爆発させる事ができる。ただしその際の飛び散る血を浴びる距離でないと効果がない
・好きなモノと嫌いなモノ　好き=みかん、水泳、嫌い=魚
・性格　口数は少なく考えてる事はよく分からない、一度懐くと甘えてくる事も

・名前 小路　柳（こみち　やなぎ）
・年齢 19
・容姿 白金の長い髪に銀の瞳、平均的な身長。白を基調とした服を良く着ている。。
・身体的特徴　しなやかに鍛えられた体つき。胸は大きめ。武術の研鑽に余念がなく、身体能力が非常に高い。気で編んだ白い翼を生み出し、飛行が可能
・経歴 国の善良な要人によって拾われ育てられた孤児。恩を返し、国を憂う義理の親に報いるため、反対を押し切り幼少の頃から厳しい修行と研鑽に励み、悪を闇に屠る暗殺者となった。
・暗殺法　鍛え上げ、磨き上げた武術。気配を絶ち、翼による三次元で移動で音も無く暗殺を実行する
・好きなモノと嫌いなモノ　好きな者は平和と団らん、料理.、家族と友人。それと小動物をもふもふすること。嫌いなモノは平穏と平和の乱す者
・性格、その他　穏やかで優しく、お人好しの努力家。一方で改心の余地のない悪人に対しては、容赦なく暗殺にかかる現実主義で合理的な一面もあるが、そうでない者にはお節介な程優しい。

・名前 リリィ
・年齢 24
・容姿 紫の長髪に赤目で長身巨乳
・身体的特徴 陥没乳首。オフの時は眼鏡着用でスーツ姿。暗殺時はボンテージのような際どい服装。
・経歴 幼い頃に両親が他界しそれ以来裏の世界に。
幼くして娼婦として過ごしてきた経験もあり性的にかなり奔放。かつて野鳥に殺されかけた経験がありトラウマになっている。
・暗殺法 大きな鎌を振るってザックリ。もしくはハニートラップ。
・好きなモノと嫌いなモノ 好きなものは性にまつわること。嫌いなものは鳥。
・性格、その他 あらあらうふふ系。しかし発言や仕草が何かと扇情的

・名前 八雲薫(やくも　かおる)
・年齢 18
・容姿 黒髪ロングストレートの紫眼。身長は170cmより少し高め。黒色の服を好んで来ている
・身体的特徴　しなやかに鍛えられた体つき。胸はFカップ(成長中)。武術、剣術の研鑽に余念がなくいつも鍛えている
・経歴 元々はとある高貴な家の娘であったが、対立する家元などによって家を焼かれて家族も殺される。
両親に言われて何とか隠れて生き延びたが、表に出たときには全て失っており、復讐を決意した。
その後、自力である暗殺者に弟子入りして、元々才能があった剣術の才能を鍛えてあげた。
ちなみに復讐相手は没落したり、自分の手で暗殺したりして一応、終えている(今はとりあえず暗殺者として生きている)
・暗殺法　鍛え上げ、磨き上げた武術と剣術。気配を消すことも得意であり、剣で相手を切る。ちなみに日本刀を愛用している。
・好きなモノと嫌いなモノ　鍛錬、落ち着いた所、甘い食べ物(隠してる)、料理　嫌いなモノはクズ、ゲス、外道などの悪人。また優柔不断な人
・性格、その他　見た目通りに真面目でクールで男勝りの男口調の女。初対面の相手には、ツンツンだがある程度心を開いた相手にはデレも見せる(所謂、ツンデレ)

【キャラ作成シート・メイン】
・名前 東雲 メメ (しののめ　めめ）
・年齢 13
・容姿 大人しく気弱そうで虫も殺せないような容姿。藤色のおさげ髪と竜胆色の眼を持つ少女
・身体的特徴　背は小さく華奢で色白。年相応の未発達な体型。
・経歴　暗殺を生業とする忍者の家系に生まれる。幼少期から実戦投入され暗殺者として大量殺人をこなしてきた
・暗殺法　卓越した忍術使いで特に幻術を得意とする。とても暗殺者とは思えない容姿を利用して、相手を油断させ体に仕込んだ暗器を駆使してターゲットを始末する
・好きなモノと嫌いなモノ　好きなものは自分を認めてくれる者、嫌いなものは裏切り者
・性格、その他　二面性のある性格で、仲間には礼儀正しく誠実でお人好しで、友のためなら命を捨てることさえ厭わないが、ターゲットには慈悲も容赦も一切無く、暗殺を楽しんでいる節さえある。