【キャラ安価】暗殺者の監督官【選択】 (19)


世紀末的な世界観で日本のようで日本じゃない日繙という国で女の子の暗殺者の面倒を見たり手伝ったり交流を深めていくお話



・メインの暗殺者(メインヒロイン)は安価で作っていきます、サブや敵キャラの安価も出すかもしれませんが大本の設定に関わるキャラは>>1がキャラ付けしていきます
・主人公の名前とキャラ付けは>>1オリジナルです(だいたい>>1の引き出しが少ないせい)
・台本形式だけど状況の説明や心情描写に地の文使います
・エログロあり、他にも展開次第ではメインのキャラのNTRなんかも発生するかも知れないから注意(頑張れば回避可能、けどサブキャラには割りと容赦なし)

以上がよろしければプロローグの後にヒロイン安価出すのでよろしくお願いいたします


A森県、深夜…
とある住宅街のマンションルームにて


白服1「おい新入り、そこの仏さん袋に入れとけ」

白服2「うっぷ…了解です……」

白服1「しかし今日のは一段とハデだな、両の手足が切断されてる上に細切れになってると来たもんだ」

白服2「こんなのただの猟奇殺人っすよ……これが本当に暗殺者の仕事なんですか?」


「どんなに腕が優れていても、自分の欲求を押さえられない奴らは多くいる」

「そしてそんな奴らの手を借りなくてはいけない程にこの国は疲弊している…私たち"スイープ"の仕事はその後始末」

「次になます切りにされたくなかったら一秒でも早くこの場の状態を片付けること、分かったら口より手を動かすことですね」


白服1「分かってますよ処理官様、ほれオマエは向こうのヤツらのシミ抜き手伝ってこい」

白服2「は、はい…」

「………」フーッ


成歴20XX年、日繙国─


かつて栄華を極めたこの国の財政状況は低下の一途をたどる。

他国への借金、上の官僚による腐敗した政治、富裕層と一般市民の間に起きる格差。富裕層同士の醜い争い。

巻き込まれる市民、そして弾圧─


この国の抱える問題は解決の光が差すことなく、やがて両者との間に大きな溝を抱えることになる。

そしてお互いに取られた制圧と抵抗の手段が……





"暗殺"であった。


数日後、とある雑居ビル


─特務事後処理機関スイープ、通称"掃除屋"。
政府お抱えのこの組織はターゲット暗殺後の現場の清掃、証拠の隠滅、情報統制等の裏方の仕事をメインに動いている。

この国の裏方ともいえるこの仕事だが当然、好き好んでこの仕事に……いや、こんな仕事に就く者など一部を除いて居やしない。

そしてそんな仕事について四年目、処理官として部下を動かしている私は──。


「君が東北支部のエース、樹 清慈くんだね?」

清慈「はい、そうですが貴方は」

「申し遅れたね…本部処理官統括部長の石黒 秋政だ、君の的確な仕事ぶりは向こうでも評判になっているよ」


受け取った名刺には確かに本部の名が刻まれている。
こういった仕事の手前、職務のやり取りは特殊な回線による通話、もしくは内部の人間にしか解読できないメッセージなどが殆どだ。

わざわざ他の支部や本部から人が来ることは殆ど無いはずだが…


清慈「ありがとうございます、しかし統括部長ほどのお方がなぜこんな小さな支部に…?死体の処理で何か手違いでも?」


秋政「今回はそういう案件ではなくてね、もっとも東北支部はそういうミスは一切聞いたことが無いくらいさ」

秋政「本題に入ろうか……九州支部の処理官長だった八巻くんが殺害された」

清慈「!?」

秋政「死体の状態も酷くてね、死体は彼の自宅から発見されたのだが判別が不可能なぐらいに擂り潰されていてね…血痕のDNA鑑定で身元が判明した」

清慈「……フリーの暗殺者の仕業ですかね」

秋政「かもしれない、しかし始末されたのが末端の者とはいえ上の老害どもは酷く怯えていてね」フゥ

清慈「そうなんですか」

意外と強い言葉を吐く人だな、最もそれは私も完全に同意なのだが…。


秋政「それで政府は国に属している、もしくは国からの仕事を請け負った事のあるフリーの暗殺者達に首輪をかけろと命令してきたのさ」

清慈「首輪…?」


秋政「単刀直入に言おう、我々スイープの仕事に暗殺者どもの監視、監督の業務を言い渡された」

秋政「そしてその為の有望な人材を各支部からスカウトしてくるのが今日の私の仕事だ」

清慈「そしてその勧誘を受けているのが私、という事ですか」

秋政「その通り、ちなみにこの仕事を引き受ければ君は本部に所属を移すことになる。仕事の内容は処理官から先ほど言った"監督官"に変わる事になり新しく覚えることもあるだろうが」

秋政「君は元々本部の所属を希望していた筈だし、悪い話では無いはずだよ」


……本部への栄転。端から見れば出世街道というものを登るように聞こえるが、そんなものはどうでもいい。

地道に少しずつ、成果を上げていけばいつかは"あの地"へ行けると信じていた。

なぜ俺なのか、なぜ八巻処理官長が殺されたのか、なぜ急にそんな事を上が言い出したのか。


疑問はたくさんあるしその道程は少し変わってしまったが、その誘いは私にとっては願ったり叶ったりだった。


清慈「分かりました、その仕事。ぜひ私に引き受けさせてください」ペコリ


秋政「ありがとう、君からは良い返事が聞けると思っていたよ」ニッ

秋政「……まぁもっとも、実は君に拒否権など最初から無かったのだけどね」ゴトンッ

清慈「……!? 拳銃、ですか…」

秋政「断っていたら君の頭を吹き飛ばすところだったよ、いや良かった良かった。君の部下に君の後始末をつけさせてたら私が鬼みたいだからね」ハッハッハ


──洒落になってない、洒落になってないぞそれは。


秋政「さてそれでは私は他の支部に向かうとするよ、暫くしたら君には正式な辞令が言い渡されるだろう」

秋政「また君に会える事を期待しているよ」

清慈「……石黒さん」フゥ

清慈「本当に期待してたら名刺に発信器なんか付けないでください」ピッ

秋政「おっと、これは失礼」パシッ


一月後、石黒さんが言っていた通り私は本部への移転が決まった。引き継ぎや借家の片付けなどを済ませ、私は"あの地"へ向かう。

富裕層にとっての楽園、一市民にとっては監獄、そして貧困に喘ぐ底辺の者たちにとっては地獄……。

高さ500メートルにも及ぶ巨大な壁に囲まれた都市


魔都"陶京"



この地で、俺に任された暗殺者が、

まさか4人いて全員女の子だという事を、今の私はまだ知らない。

長いプロローグにお付き合いありがとうございます
それでは主人公が監督することになる暗殺者(ヒロイン)の安価に移りたいと思います

1時までに集まったキャラの中から4人選んでいきたいと思います、なるべくバランス良く選びたいので色んなキャラが来ると嬉しいです

それでは↓のシートを参考お願いします

【キャラ作成シート・メイン】
・名前
・年齢
・容姿
・身体的特徴
・経歴
・暗殺法
・好きなモノと嫌いなモノ
・性格、その他

sage外し忘れage

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