めぐみん「エクスプロージョン！！！！！」



ﾁｭﾄﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ！！！






春巻「ゆんゆうううううううううううううううん！！！！！」ﾄﾞｻッ

めぐみん「ふぅ…今日も素晴らしい爆裂でした」ﾊﾞﾀッ

カズマ「はいはいそーですね…ん？」ﾁﾗ

めぐみん「どうしました？」




春巻「」ﾌﾟｽﾌﾟｽ

カズマ「あそこに何か…」

カズマ「ってあれ人間じゃねーか！」

めぐみん「何ですと！？」

カズマ「何で確認しなかったんだよ！」

めぐみん「だってさっきまで本当に誰もいませんでしたよ！」

カズマ「やべぇよ…遂に殺人まで…ブタ箱行きは嫌だぁ…」

カズマ「そうだ、急いでアクアに蘇生させよう！」

めぐみん「私の事も運んでくださいね」

カズマ「ああもうめんどくせーなぁ！」


カズマ「すぐ戻るから！誰にも発見されるんじゃねーぞ！」


ﾀﾀﾀ…


春巻「」

～数分後～

アクア「ふむふむ…」

春巻「」

カズマ「なぁ早く蘇生してやってくれよ…」

アクア「無理ね」

カズマ「え！？」




アクア「だってこの人死んでないもの」

カズマ「そうか生きてるのかーってええ！？」

アクア「だってちゃんと息してるもの」

カズマ「爆裂魔法のど真ん中にいたんだぞ！そんなこと…」

アクア「私にもわかんないわよ！それにこの人この世界の人間じゃないみたいだし…」

カズマ「え？転生者って事？」

アクア「そうみたいね」

春巻「」

カズマ「このおっさんが転生者ねぇ…」

アクア「で、どうすんのよカズマ？」

カズマ「このまま野ざらしにしとくのもアレだし、屋敷に連れ帰って手当してやろうぜ」

アクア「そうね、死んでないって言っても重症なのは確かだし」

カズマ「ハァ…なんかまた面倒になる予感が…」

～数時間後～

春巻「…ハッ！」ﾊﾟﾁ

春巻「ここはどこだちょ？」


めぐみん「あ、やっと目を覚ましましたね」

ダクネス「おーいカズマ！目を覚ましたぞー！」

カズマ「そうかそうか、良かった」

アクア「まさかあの傷から完治するなんて…奇跡ね」

春巻「ホイ？見かけない顔だちょ」

春巻「ここは浦安のどこなんだちょ？」

カズマ「浦安だと！？」

ダクネス「ウラヤス？ウラヤスとは何だ？」

カズマ「あ、ああ…俺の故郷にそんな地域があってな…」

めぐみん「という事はカズマの同胞って事ですか？」

カズマ「いや…どうかな…」


カズマ（俺とは別の世界の浦安かもしれんしな）

カズマ「そんで春巻先生」

春巻「な、何で俺の名前を知ってるちょ！」

カズマ「真に申し訳ないのですが、あなたが気絶してる間に持ち物をあらためさせていただきました」ｽッ

春巻「俺のサイフちょ！返すちょ！」

アクア「何が俺のサイフよ、小銭しか入ってないじゃない」



カズマ「というか、転生したのに何でサイフ持ってんだこの人」ﾋｿﾋｿ

アクア「知らないわよ」ﾋｿﾋｿ

カズマ「まぁそんで、こん中に教員免許入ってたからアンタが先生ってわかったわけ」

カズマ（ってかこんなアホそうな人が教師ってどんな世界だよ）

春巻「よくわかんないけどここが浦安じゃないってことはわかったちょ」

カズマ「それは何より（ってかちょって何だよ）」


カズマ「…で、アンタは何でこの世界に来たわけ？ここに来る直前何してた？」

春巻「えっと…」

春巻「風に飛ばされたサイフを追いかけてやっと捕まえたと思ったらトラックにはねられたちょー」

カズマ「あんたもか！」

アクア「いや、アンタははねられてない」


ダクネス「あれは何の話をしているんだ？」

めぐみん「さあ？」

ｸﾞｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳ！！！！！

春巻「腹減ったちょー何か食べるもんくれちょー！」

アクア「あーもううるさい腹の音ね！」

カズマ「とりあえずこの人ギルド連れてこーぜ」

アクア「は？何でよ」

カズマ「とりあえず冒険者登録だけでもしといた方がいいだろ、ついてきな先生」

春巻「わかったちょー」

～ギルド～

ルナ「はい、登録完了しました」

春巻「ありがちょー」

カズマ「そのカードなくさない」

春巻「大丈夫ちょ、ちゃんとポケットに入れとくちょー」ｽッ

ﾎﾟﾄッ

春巻「～♪」


カズマ「行ってるそばから落とすなぁ！」

カズマ「ったく、気を付けろよな」

春巻「ごめんちょー」

カズマ「これからクエストでジャイアントトード仮に行くんだけど、アンタも来るか？報酬でシュワシュワとかうまいもん食えるぞ」

春巻「行くホーイ！」



アクア「大丈夫なのカズマ？」

カズマ「なーに、役に立たなかったら囮にするまでだ」

～原っぱ～

ジャイアントトード達「ゲコ」

アクア「うわ、今日もいっぱいいるわね」

ダクネス「ああ、あの大群に突っ込んでいきたい…」ﾊｧﾊｧ

カズマ「はいはい、今日は抑えような」



春巻「おいしそうなカエルさんちょ～」

めぐみん「この人役に立つんですか？」

春巻「早速唐揚げにして食べるホイ！」

ジャイアントトード「ゲコ」


馬鹿　VS　カエル


春巻「ほおおおおおおおおおおおおお・・・・・」

めぐみん「な、何ですかこの雰囲気は…」

カズマ「あの構えはまさか、中国拳法かッ！？」

ダクネス「チューゴクケンポ―？」

カズマ「ああ、俺の故郷に存在する武術でな…」



カズマ「その歴史は4000年にも遡るという…」

めぐみん「よ、よんせんねん！？」

カズマ「しかも極めると水の上を走ったりできるようになるらしい…」

ダクネス「それは凄いな…」

アクア「んなわけないでしょ」


春巻「ほおおおおおおおおおおおおお・・・・・」

カズマ「あのオッサン、もしかして強いのか…」

春巻「うあたたたたたたたたたたたたたたた！！！！！」ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ


ﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶ


ジャイアントトード「ゲコ」

めぐみん「全然効いてませんよ」

カズマ「やっぱ弱いか…」

VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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ﾊﾟｸ

春巻「うぃず！」

めぐみん「あ！食べられましたよ！」

ジャイアントトード「ゲコココココココ」ﾍﾞﾛﾍﾞﾛﾍﾞﾛ


ダクネス「あんなに嘗め回されて…なんてうらやま…いや早く助けないと！」

カズマ「よしめぐみん、あの中心に爆裂魔法だ」

めぐみん「あの人も巻き込んじゃいますよ！」

カズマ「大丈夫だ、あの人は絶対死なん」



カズマ「あの人にはギャグ補正という最強の不死身スキルが備わっているからな！」

アクア「ああ、それは死なないわ」

めぐみん「そういう事なら行きますよ！」



めぐみん「エクスプロージョン！！！！！」




ﾁｭﾄﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ！！！！！




春巻「ばにるううううううううううううううううううううううううううううううう！！！！！」

ジャイアントトード「」ﾌﾟｽﾌﾟｽ

カズマ「おお、見事に全員やっつけたな」

めぐみん「当然です」ﾊﾞﾀﾘ


ダクネス「おい、あの男がいないぞ！」

アクア「ええ！？」

めぐみん「どうやら今度こそ木っ端微塵になったようですね」

アクア「ああああ…今度こそ人殺しになっちゃたわよ…」ｶﾞｸｶﾞｸ

カズマ「もう奴の事は忘れろ、ジャイアントトードから俺達を庇って名誉の戦死を遂げたことにするんだ」

ダクネス「いいのかそれで…」


カズマ「よし！町に戻って弔いのシュワシュワだ！」

～浦安～

小鉄「おい春巻！いつまで寝てんだよ！」

春巻「あれ？大きなカエルは？」


春巻「戻ってきちゃったちょー」








大鉄「たまには知らない道でも走ってみるか」


ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ…

～アクセルの町～


大鉄「ここはどこだ？めんどくせーなー」

大鉄「おいそこの兄ちゃん、ここの地図くれよ、帰れるまでここで稼ぐからよ」


ダクネス「なんだあの乗り物は…」

めぐみん「なかなかのスピードとパワーですね」

アクア「また変な奴来てるし…」

カズマ「もういい加減にしてくれ…」


～おわり～

以上になります