あかり「ダイエットするよぉ~」 (25)



ごらく部


あかり「わぁい、うすしお!あかりうすしおだぁいすき!」バリバリ


結衣「……あかり、これでいもチ何袋目だ?」


あかり「そんなの覚えてないよぉ!」バリバリ


ちなつ「あかりちゃん!もう5袋くらい食べてるよ!そんなに食べたら太っちゃうよ!」


あかり「大丈夫だよ、大丈夫!あかりたち部室で毎日ダラダラしてるのに、ちっとも太らないよ。きっとあかりたちは太らない体質なんだよ。」バリバリ


結衣「確かに私たちの周りはみんな見事に痩せてるけど、限度ってものがあるだろ限度が…」




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あかり「大丈夫だよ、大丈夫!…ね、京子ちゃんもそう思うでしょ?」


京子「うんうん、成長期はたくさん食べなきゃな!」


ちなつ「ちょ!京子先輩まで!あかりちゃんがメタボになってもいいんですか!」


結衣(これは先が思いやられるな…)



1ヶ月後


あかり「わぁい、うすしお!あかりうすしおだぁいすき!」ムシャムシャ


結衣「あかり…太ったんじゃないか?」


あかり「えぇっ!そんなことないよぉ!」ドブ-ン


ちなつ「いぃや!明らかに体系変わった!ここ最近あかりちゃんのお腹がじゃまでちょっと窮屈だもん!」ギュウギュウ


あかり「気のせいだよぉ、ちなつちゃん」タプンタプン



あかり「きゃあっ!ちなつちゃん、痛いよぉぉ!」ビクッ



京子「…………よし!今日のごらく部の活動は、“あかりのダイエット大作戦”だぁ!!」バァ-ン


結衣「あかりのダイエット大作戦?京子、今日ずっと黙り込んでると思ったら、そんなこと考えてたのか?」


京子「えっ……あ、あたぼうよ!あかりがこのまま相撲界にか引き抜かれたら困るからねぇ」ウンウン


あかり「ちょっと京子ちゃん!それどういう意味!」\(●` 3 ´●)グイグア

ちなつ「うぎゅっ、あかりちゃん寄らないで…ぐる゛じい゛…」ギュウギュウ


結衣「それに、このままだとちなつちゃんが死にそうだしな…」



京子「と、言うわけであかりをダイエットさせる方法を考えるんだ!」


結衣「そんなの簡単だろ」ヒョイ


あかり「あっ!あかりのいもチップスが!」


結衣「あかりがいもチップスを食べるのをやめればいいんだ…太った原因だって明らかにそれだし」


あかり「確かにそうだね……食べたいけど、がm京子「それだけじゃダメだよ!」


あかり結衣ちなつ「!」ビクッ


京子「1回太ったら、なかなか元に戻らないんだよ!もっとよく考えないと!」ズバ-ン



あかり「………そ、そうだね…」


結衣「……京子、なんでお前が1番必死なんだよ、いつも適当なお前が珍しい」


ちなつ「もしかして、自分もダイエットしてるとか?」


京子「そそそそそそそんな訳ないじゃん!ちなつちゃんは冗談がうまいなぁ」アタフタ


結衣ちなつ(めっちゃ動揺してる……)


あかり「京子ちゃん、あかりのこと心配してくれるなんて、嬉しいよぉ~」パァ-


京子「ここに、ここに天使がおるぞぉーーー!」ダキッ


結衣(ごまかしたな…)ヒソヒソ
ちなつ(ごまかしましたね…)ヒソヒソ
 



ちなつ「う~ん……ダイエットねぇ……
あっ!“もやし”ダイエットっていうの聞いたことあります!」


京子「ええっ!何それ!!ちなつちゃん詳しく!!!」ズズッ


ちなつ(京子先輩近い…)「確か、何日か前の名前は忘れたんですけど……どっかのバラエティ番組でアイドルが『もやしはカロリーが少ないんですけど、お腹にたまるので、ダイエット食品としてぴったりかもです!』とか言ってたんですよ」


京子「なるほど、お腹に溜まるのか…」メモメモ


結衣「京子、まさかメモしてるのか?」チラッ


京子「……どわぁ!!んな訳ないじゃん!!…同人誌のネタを考えてただけだって!」ササッ


結衣「……怪しい」



あかり「う~ん……もやしダイエットかぁ……確かにもやしはお腹に溜まりそうだし、試してみようかな」


ちなつ「あかりちゃん、だからってもやしだけ食べたりしちゃダメだよ」


あかり「それくらい、わかってるよぉ~」


京子(もやしか…)



赤座家の夕飯


あかり「いただきま~す!」


あかね「あかり、本当にもやしばっかりの食事で大丈夫なの?お姉ちゃん心配で心配で……」


あかり「大丈夫だよぉ。あかり給食は少し減らしてもらってるけど、残さず食べてるし。」


あかね「それにしても、もやしダイエットなんて、本当に効果あるのかしら…….」


____________________



結衣「……んで、京子…このもやしの山は何かな?」


京子「………し、親戚から貰ったんだ!いらないからって」


結衣「そ、そうか…じゃあ今日の夕食はもやし中心にするしかないな……」


結衣「………にしても、今日もやしの話をして、ちょうど今もやしを貰うなんて、とんだ偶然だな」


京子「だ、だろう!世の中何あるか、わかったもんじゃないよなぁ、あはは…」アセアセ


結衣(やっぱり今日のあいつおかしい……)



結衣「あ、京子。今から夕食作るけど、ラムレーズンはまだ食べるなよ。」


京子「ああ…今日ラムレーズンいらないや」


結衣「はぁ!?お前がラムレーズン食わないなんて、何かあったのか!?」


京子「大袈裟だなあ、結衣さんは。」アセアセ



結衣「いやいやいや、おかしい、おかしいよ京子!!そういえば、今日お前登校中もごらく部の時もあんまり喋ってなかったじゃないか!なんかあるんじゃないのか?」


京子「ち、ちょっと考え事してただけだよ!」


結衣「京子がボケないなんて、やっぱりおかしい………」ジリビリ


京子「お、おい!ちょっと顔近いぞ//」ドサッ


結衣「ん?なんかが落ち…京子の財布か……あれ?一緒にレシートも落ちてるぞ……」ヒョイ

京子「ああ、見るナァァァァァァ!!」

____________________


あかり「お母さん、おかわり!!」サッ


赤座母「あかり、ダイエットなのに随分食べるわねぇ……」スッ


あかり「だって、もやしシャキシャキしておいしいんだも~~ん!!」モキュモキュ


赤座母「そんなんじゃ、いつもの夕食と変わらないんじゃないの?」


あかり「大丈夫だよ、お母さん!!もやしはほとんど水分でできてるから、たくさん食べても太らないんだよぉ!」モキュモキュ


赤座父「そういうもんかねぇ……まあ、育ち盛りだし、夕食を食べないとかよりは、ずっといいと思うぞ、な!あかねもそう思うだろ!」


あかね(モキュモキュ食べるあかり、可愛いわぁ……)ウットリ


両親(聞いちゃいないな……)


____________________


結衣「……つまり、お前もちょっと体重増えちゃって、ヘコんでたってわけか」


京子「……そうです」


結衣「お前も、ちょっとは女の子ってぽいところあるんだな」クスッ


京子「何言っちゃってんの!京子ちゃんは、いつだってプリティ乙女ですよん!」キャピピ--ン


結衣「こうやってはっちゃける乙女がいるかよ……しかしなぁ、よりによってお前が3キロ増えたくらいでヘコむなんて……」


京子「3キロくらいってなんだよ!?」バンッ

結衣「えっ!?」ビクッ


京子「ぜんっぜん太らない体質の結衣にはわからないんだよ!!3キロ増えたときのショックが!3キロ増えたってことは、3段階メタボに近づいたってことだよ!!分かる!!!女にとって体型は宿命なの!メタボになったらさぁ、それもうただの豚じゃん!女ととって、そんな屈辱的なことある!?それにさぁ…」クワッ


結衣「京子、一旦落ち着こう!な!これ以上いったら太った人の立場がなくなっちゃうし、一旦落ち着こう(あかりにその言葉聞かせてやりたい…)」


京子「」ハァハァ


結衣「……とりあえず、お前が自分の見た目にすごい気遣ってるのはわかった!そのダイエット、私も協力するよ!」




京子「本当!?」パァッ


結衣「実際、私も女だし、よく考えてみると、自分も太っちゃったら少しへこんじゃうかも…」


京子「結衣~ありがとう!大好き!!」スリスリ


結衣「おい!?いきなり抱きつくなよ///」



後日


ちなつ「へぇ~~。京子先輩がダイエットですかぁ~可愛いところもあるんですねぇ~」ニヤニヤ


結衣「私も、正直びっくりしたよ……たかが3キロであの京子が……」


京子「ぜんっぜん太らないy…結衣「うわぁ!!京子ごめん!あやまるから、あやまるから、ね!」


ちなつ「京子先輩の目が変わった……」



結衣「あはは…ごめんねちなつちゃん…あいつちょっとピリピリしてて……」


ちなつ「京子先輩の容姿の対する執念……私、京子先輩のこと少し見直しました!」チラッ


あかり「京子ちゃん……あかりと一緒にがんばろう!!」ドブ-ン


ちなつ「……それにくらべてあかりちゃん…あなたはちっっっとも体のこと考えてないわね!!」ブニッ


あかり「うひぁっ!?もういい加減脇腹ツネルのやめてよぉ!!」ビクッ




ちなつ「あかりちゃんがちっとも痩せる気ないから触りたくなるゲフンゲフン……無駄な贅肉が出てくるのよ!!」


あかり「ちなつちゃん!お言葉を返すようだけど、まだダイエットはじめてから数日しか経ってないし、もやしだってボール1杯分に抑えてるもん!」


ちなつ「もやしだからってボール1杯も食べるやついるカァァ」ギュ-


あかり「痛い、いたいよぉ!ちなつちゃん」




ちなつ「もう、あかりちゃん!私だって…あかりちゃんの体のこと…気にしてるんだからね!早く痩せて、いつものか、可愛いあかりちゃんにも、戻りなさいよ///」


あかり「ち、ちなつちゃん……」ジ-ン


あかり「ちなつちゃん、そこまで言われたら、あかりも頑張っちゃうよぉ~!!」ガバッ


ちなつ「うぎゅー!あ゛がり゛ぢゃ゛ん゛抱きつきないで……ぐるじい……」


結衣「あはは…相変わらず、2人は仲がいいね……」


京子「…」ゴクゴク


結衣「んで、京子?お前は何を飲んでるんだ?」


京子「水素水…なると痩せるってネットに書いてあったから」


結衣「京子…まずは落ち着こう?」


終わり

以上になります。
読んでくれた方ありがとうございました

修正

>>19
のる→飲む

再修正 >>19
なる→飲む

山なしオチなし意味なしの三重苦
今さらゆるゆりss書くなら内容も組み合わせももっとぶっ飛んだのにしろよ

SSってそんな堅苦しいもんちゃうわ
何でも好きに書いたらええ

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