千早「春香のせい」 (20)

初投稿です。
至らぬ点ありますでしょうが、その時は教えていただくと助かります

・書き溜め済みです
・アイマスssです
・少し百合百合しいかもしれません、嫌な人は戻る推奨

以上の項目でよろしくお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526114717

春香「えへへ、ただいま〜」

千早「ただいま」

春香「おかえり、千早ちゃん!」

千早「春香におかえりを言われるのも、もう慣れてしまったわ......」

春香「いいものでしょ? 誰かに迎えられるのって」

千早「......そうね」

春香「ところでさ......」

千早「何かしら?」

春香「私はまだ慣れてないんだけどなぁ、おかえり言われるの......」

千早「......」

春香「のワの」

千早「......本当に今日の春香は甘えたね......」

春香「い、いいじゃん別に私が甘えたっt」
千早「おかえり、春香」

春香「......ただいま、千早ちゃん!//」


春香「千早ちゃん、ご飯なにがいい?」

千早「選べるの?」

春香「今日は何日か分の材料買ってきたからね! 何でもはできないけど......」

千早「でも私、春香の作ったものならなんでもいいんだけど......」

春香「千早ちゃーん、何でもいいっていうのが一番困るんだよ!」

千早「じゃあ......このまえ作ってくれたオムライスがいいわ」

春香「オムライスね! えーっとオムライスと、サラダと......あと千早ちゃん食べてないだろうから野菜スープと......」

千早「ずいぶん豪華な晩御飯になりそうね......」

春香「えへへ、ありがとう。でもサラダもスープも簡単なものだから......」

千早「そんなことないわ、何か私にできることはないかしら......」

春香「んー、じゃあ千早ちゃんは私に元気をわけてほしいなぁ」

千早「元気を......?」

春香「うん、おらに元気をわけてくれー! ......みたいな///」

千早「照れるくらいなら言わなければいいのに」クス

春香「も~/// 私作るから千早ちゃん、待っててね!」

千早「ええ、何かあったら呼んでね」

春香「うん、ありがとう!」


千早「......」ジャジャジャーン

千早(昔は一人でいるときに静かになるのが嫌で音楽を聴いていたけど......)

千早(今は音楽のボリュームも声が聞こえるくらいまで落として聞いてる......)

千早(ヘッドホンで聞いていても全然寂しくない......)

千早(これも春香のおかげかしら......)

千早(音楽に集中できないわ......)

千早「......」ジャンジャン

春香「あっとねー、言わせてみたい! いっぱい愛が溢れる~♪」

千早(春香の歌声がジャズと重なって聞こえてくる......)

千早「......」ビックリスルヨウナー

千早(......気が付いたら春香の声のほうに集中してしまっていたわ)

千早(困ったものだわ......)

千早(これは春香の『せい』ね......)クス

千早「ちょっと仕返ししようかしら」


春香「ミラクル スタ→トスタ→ スタ→トスタ→ ハッピーになるの 絶対♪」

春香「ピースな
千早「春香」ギュ

春香「っ!!? ち、千早ちゃん!?///」

千早「何かしら?」

春香「な、なんで抱き着いてるのかな?///」

千早「だってさっき元気を分けてほしいって言ってたから」

春香「た、たしかに言ったけど......///」

千早「だめかしら?」

春香「だめじゃないけど......///」

千早「ふふ......」

春香「なんか千早ちゃんなまいき~///」

千早「春香のせいね......」

春香「私のせい?」

千早「ええ♪」

春香「......わたしもっ!」ガバッ

千早「えっ!?」

春香「千早ちゃーん!」ダキッ

千早「ちょっと料理は......///」

春香「いまは置いとくだけだから大丈夫だもーん!」

千早「は、春香///」

春香「なに~?」ギュー

千早「そこの鍋から泡が噴き出て......」

春香「......え?」


春香「いただきまーす!」

千早「いただきます」

春香「......」モグモグ

千早「......」モグモグ

春香「ど、どうかな?」

千早「とってもおいしいわ」

春香「そ、そう!? よかった~」

千早「スープもおいしいわ」

春香「噴きこぼしちゃったから、心配だったんだ~」

千早「春香のせいよ」

春香「えー、千早ちゃんじゃないかなぁ」

千早「......」

春香「のワの」

千早「ふふふ......」

春香「ふふっ......」

千早「ご飯ありがとうね、春香」

春香「どういたしまして~!」

春香「あ、そうだ! 千早ちゃん、いっしょに写真とろーよ!」

千早「写真......? 別にいいけれど......」

春香「真美たちに送ろ!」

千早「なるほど、いいわね」

春香「じゃ、いくよー!」

春香「はい、チーズ!」 

パシャ!


千早「ふぅ、おなかいっぱいね......」

千早「春香ったら、あんなおおきなクレープ食べたのに......ふふ」

千早「ん......」ジャー

千早(なんというか......幸せね......)

千早(昔では考えられない生活だわ......)ジャー

千早(これも春香のおかげ、ね......)キュッ


千早「ふふっ」トプン


春香「シャワー終わった、千早ちゃん?」ガチャ

千早「......」

春香「あ、終わってるじゃん! じゃあしつれいしまーす!」

千早「もう春香がいっしょにお風呂に入ってくるのも慣れてしまったわ......」

春香「え? どうゆうこと?」ジャー

千早「春香のせいってこと!」

春香「えぇ......わ、私のせい~?」


春香「ふぅ......」キュッ

千早「私はもう出るわね」ザバッ

春香「まって千早ちゃん」グイッ

千早「何かし、らっ......!?」ドボン

春香「えへへ、いっしょにお風呂入ろうよ!」トプン

千早「え、い、いや私はもう大丈夫だから......///」

春香「私のせいで慣れてるんでしょ~?」

千早「そ、それは......///」

千早(いっしょの湯舟はまだ慣れてないのよ!)

春香「えへへ~」

千早「も、もう///」

春香「はぁ~、極楽だね~♡」

千早「そうね......ちょっと狭いけど」

春香「私はこの狭さが好きだけどなぁ~」

千早「......私も好きよ」

春香「ち、千早ちゃん!」

春香「えへへー♡ うれしいな、また千早ちゃんも同じこと思ってくれてたなんて......」

千早「......///」

春香「......♪」

千早「そういえば、亜美と真美のフォローしてくれてありがとう、春香」

春香「うん?」

千早「ほら、クレープの話で.....」

春香「あー、うん! 亜美と真美も元気出てくれてよかったよー!」

千早「助かったわ......ああいう時どうすればいいかわからなくて......」

春香「大丈夫だよ、千早ちゃんも慣れていくよ!」

千早「ならいいんだけど......」

春香「亜美と真美もかわいかったなー」

千早「そうね...... まさか泣き出すとは思わなかったけど......」

春香「千早ちゃんも泣きたかったら泣いてもいいんだよ?」

千早「......努力するわ」

春香「......まぁ胸のことでは泣かなくてもいいと思うけど」

千早「なっ......///」

春香「そもそも千早ちゃんの胸、私は好きだよ」

千早「でも......」

春香「スレンダーできれいだし...... おっきければいいってわけじゃないでしょ」

千早「......でも春香、大きいほうがいいって言ってたじゃない......あずささんに」

春香「やっぱり千早ちゃんいたんだね......どうやってあんな早く......」

千早「あれはスコップでやったのよ」

春香「あぁ、なるほど」

千早「でしょ?」

春香「うん」


千早「でも春香言ってたじゃない」

春香「あ、あれは...... 私自身がもっとおっきくなりたいって意味で.....」

千早「同じじゃない!」

春香「でも千早ちゃんには千早ちゃんに合う体形があると思うんだけど」

千早「ふん、だいたい春香は欲張り過ぎよ。そんなに大きな......くっ......」

春香「言わなきゃいいのに......」

千早「......」イラッ

千早「......」モミ

春香「ちょっ!!?////」

千早「......」モミモミ

春香「千早ちゃん......なん、で......無言......///」

千早「......」モミモミ

春香「......千早ちゃん、やられる覚悟はあるんだよね?」

千早「!?」

春香「うふふ」

千早「ま、まって。ごめんなさい春香」

春香「えへへ~♡」

千早「は、はる...か...」

ンアーーー!!!


春香「あ~いいお湯だった!」ホッコリ

千早「......ひどい目にあったわ」

春香「千早ちゃんのせいだよね♪」

千早「......はい」


「僕は知ってるよ ちゃんと見てるよ 頑張ってる君のこと ずっと守ってあげるから 君のために歌おう」


春香「!?」

千早「あ、電話だわ」

春香「え、え、あれ......///」

千早「? 少し待っててくれる春香...... もしもし......あ、プロデューサー......」

春香「う、うん......」

春香(着信って、私のカバー曲だったのか///)

春香「......///」


千早「電気消していいかしら?」

春香「うん、いいよー」

パチッ

春香「今日ね、楽しかったんだ~」

千早「そうみたいね、亜美と真美も最初に楽しそうに話してくれたわ」

春香「みんなの新しいこととかも知れて、よかったんだ~」

千早「そう......」

春香「響ちゃんとかかわいかったんだよ~♡ あと貴音さんと伊織......真は......

千早「そうなの......ふふっ......


春香「ほんとにわたしがベッドでいいの?」

千早「ええ、私は布団でいいわ」

春香「なんか悪いなぁ~、いっしょに寝る?」

千早「大丈夫。もう布団にも慣れたわ、春香のせいで」

春香「む~」

千早「どうしたの?」

春香「......その『せい』っていうの、ちょっといやだなーって」

千早「嫌?」

春香「だって......私がしてることって迷惑なのかなって......」

千早「そんなことないわ、春香」

春香「で、でも......」

千早「もう......」バサッ

春香「ん、千早ちゃん......」

千早「春香には感謝してるわ...... それに春香が一緒にいてくれてとっても暖かく感じるの」ギュッ

春香「暖かく......」

千早「だからこれからも一緒にいてね...... 春香......///」

春香「......うんっ! もちろんだよ千早ちゃん、えへへー」ギュッ

千早「ふふっ///」ナデナデ



春香「くぅ......くぅ......」

千早「......」

千早「春香...... 寝てるわね......」

千早「ごめんなさい春香、まだちゃんと言うには照れくさくて......」

千早「でもいつも春香には感謝してるのよ......」

千早「だって、今の私がいるのは」




千早「春香のおかげね」



おしまい

以上となります。

初投稿ということもあり、試しに投稿させてもらったはるちはでした。

また亜美真美スレも誕生日に出すつもりです。

そのssと多少関係させてみました。

描写が飛んでいるのでは? と感じると思いますが、一応そちらで書くつもりです。

またお会いした時は、よろしくお願いします。


ではこれで本当に終わりです、ありがとうございました。

はるちはわっほい!

はるちはわっほい!

ハルチハァァァァ

やっぱり王道のはるちはですよね!はるちは!

ああひさびさのはるちはありがたや

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom