千早「春香のせい」 (20)
初投稿です。
至らぬ点ありますでしょうが、その時は教えていただくと助かります
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春香「えへへ、ただいま〜」
千早「ただいま」
春香「おかえり、千早ちゃん!」
千早「春香におかえりを言われるのも、もう慣れてしまったわ......」
春香「いいものでしょ? 誰かに迎えられるのって」
千早「......そうね」
春香「ところでさ......」
千早「何かしら?」
春香「私はまだ慣れてないんだけどなぁ、おかえり言われるの......」
千早「......」
春香「のワの」
千早「......本当に今日の春香は甘えたね......」
春香「い、いいじゃん別に私が甘えたっt」
千早「おかえり、春香」
春香「......ただいま、千早ちゃん!//」
春香「千早ちゃん、ご飯なにがいい?」
千早「選べるの?」
春香「今日は何日か分の材料買ってきたからね! 何でもはできないけど......」
千早「でも私、春香の作ったものならなんでもいいんだけど......」
春香「千早ちゃーん、何でもいいっていうのが一番困るんだよ!」
千早「じゃあ......このまえ作ってくれたオムライスがいいわ」
春香「オムライスね! えーっとオムライスと、サラダと......あと千早ちゃん食べてないだろうから野菜スープと......」
千早「ずいぶん豪華な晩御飯になりそうね......」
春香「えへへ、ありがとう。でもサラダもスープも簡単なものだから......」
千早「そんなことないわ、何か私にできることはないかしら......」
春香「んー、じゃあ千早ちゃんは私に元気をわけてほしいなぁ」
千早「元気を......?」
春香「うん、おらに元気をわけてくれー! ......みたいな///」
千早「照れるくらいなら言わなければいいのに」クス
春香「も~/// 私作るから千早ちゃん、待っててね!」
千早「ええ、何かあったら呼んでね」
春香「うん、ありがとう!」
千早「......」ジャジャジャーン
千早(昔は一人でいるときに静かになるのが嫌で音楽を聴いていたけど......)
千早(今は音楽のボリュームも声が聞こえるくらいまで落として聞いてる......)
千早(ヘッドホンで聞いていても全然寂しくない......)
千早(これも春香のおかげかしら......)
千早(音楽に集中できないわ......)
千早「......」ジャンジャン
春香「あっとねー、言わせてみたい! いっぱい愛が溢れる~♪」
千早(春香の歌声がジャズと重なって聞こえてくる......)
千早「......」ビックリスルヨウナー
千早(......気が付いたら春香の声のほうに集中してしまっていたわ)
千早(困ったものだわ......)
千早(これは春香の『せい』ね......)クス
千早「ちょっと仕返ししようかしら」
春香「ミラクル スタ→トスタ→ スタ→トスタ→ ハッピーになるの 絶対♪」
春香「ピースな
千早「春香」ギュ
春香「っ!!? ち、千早ちゃん!?///」
千早「何かしら?」
春香「な、なんで抱き着いてるのかな?///」
千早「だってさっき元気を分けてほしいって言ってたから」
春香「た、たしかに言ったけど......///」
千早「だめかしら?」
春香「だめじゃないけど......///」
千早「ふふ......」
春香「なんか千早ちゃんなまいき~///」
千早「春香のせいね......」
春香「私のせい?」
千早「ええ♪」
春香「......わたしもっ!」ガバッ
千早「えっ!?」
春香「千早ちゃーん!」ダキッ
千早「ちょっと料理は......///」
春香「いまは置いとくだけだから大丈夫だもーん!」
千早「は、春香///」
春香「なに~?」ギュー
千早「そこの鍋から泡が噴き出て......」
春香「......え?」
春香「いただきまーす!」
千早「いただきます」
春香「......」モグモグ
千早「......」モグモグ
春香「ど、どうかな?」
千早「とってもおいしいわ」
春香「そ、そう!? よかった~」
千早「スープもおいしいわ」
春香「噴きこぼしちゃったから、心配だったんだ~」
千早「春香のせいよ」
春香「えー、千早ちゃんじゃないかなぁ」
千早「......」
春香「のワの」
千早「ふふふ......」
春香「ふふっ......」
千早「ご飯ありがとうね、春香」
春香「どういたしまして~!」
春香「あ、そうだ! 千早ちゃん、いっしょに写真とろーよ!」
千早「写真......? 別にいいけれど......」
春香「真美たちに送ろ!」
千早「なるほど、いいわね」
春香「じゃ、いくよー!」
春香「はい、チーズ!」
パシャ!
千早「ふぅ、おなかいっぱいね......」
千早「春香ったら、あんなおおきなクレープ食べたのに......ふふ」
千早「ん......」ジャー
千早(なんというか......幸せね......)
千早(昔では考えられない生活だわ......)ジャー
千早(これも春香のおかげ、ね......)キュッ
千早「ふふっ」トプン
春香「シャワー終わった、千早ちゃん?」ガチャ
千早「......」
春香「あ、終わってるじゃん! じゃあしつれいしまーす!」
千早「もう春香がいっしょにお風呂に入ってくるのも慣れてしまったわ......」
春香「え? どうゆうこと?」ジャー
千早「春香のせいってこと!」
春香「えぇ......わ、私のせい~?」
春香「ふぅ......」キュッ
千早「私はもう出るわね」ザバッ
春香「まって千早ちゃん」グイッ
千早「何かし、らっ......!?」ドボン
春香「えへへ、いっしょにお風呂入ろうよ!」トプン
千早「え、い、いや私はもう大丈夫だから......///」
春香「私のせいで慣れてるんでしょ~?」
千早「そ、それは......///」
千早(いっしょの湯舟はまだ慣れてないのよ!)
春香「えへへ~」
千早「も、もう///」
春香「はぁ~、極楽だね~♡」
千早「そうね......ちょっと狭いけど」
春香「私はこの狭さが好きだけどなぁ~」
千早「......私も好きよ」
春香「ち、千早ちゃん!」
春香「えへへー♡ うれしいな、また千早ちゃんも同じこと思ってくれてたなんて......」
千早「......///」
春香「......♪」
千早「そういえば、亜美と真美のフォローしてくれてありがとう、春香」
春香「うん?」
千早「ほら、クレープの話で.....」
春香「あー、うん! 亜美と真美も元気出てくれてよかったよー!」
千早「助かったわ......ああいう時どうすればいいかわからなくて......」
春香「大丈夫だよ、千早ちゃんも慣れていくよ!」
千早「ならいいんだけど......」
春香「亜美と真美もかわいかったなー」
千早「そうね...... まさか泣き出すとは思わなかったけど......」
春香「千早ちゃんも泣きたかったら泣いてもいいんだよ?」
千早「......努力するわ」
春香「......まぁ胸のことでは泣かなくてもいいと思うけど」
千早「なっ......///」
春香「そもそも千早ちゃんの胸、私は好きだよ」
千早「でも......」
春香「スレンダーできれいだし...... おっきければいいってわけじゃないでしょ」
千早「......でも春香、大きいほうがいいって言ってたじゃない......あずささんに」
春香「やっぱり千早ちゃんいたんだね......どうやってあんな早く......」
千早「あれはスコップでやったのよ」
春香「あぁ、なるほど」
千早「でしょ?」
春香「うん」
千早「でも春香言ってたじゃない」
春香「あ、あれは...... 私自身がもっとおっきくなりたいって意味で.....」
千早「同じじゃない!」
春香「でも千早ちゃんには千早ちゃんに合う体形があると思うんだけど」
千早「ふん、だいたい春香は欲張り過ぎよ。そんなに大きな......くっ......」
春香「言わなきゃいいのに......」
千早「......」イラッ
千早「......」モミ
春香「ちょっ!!?////」
千早「......」モミモミ
春香「千早ちゃん......なん、で......無言......///」
千早「......」モミモミ
春香「......千早ちゃん、やられる覚悟はあるんだよね?」
千早「!?」
春香「うふふ」
千早「ま、まって。ごめんなさい春香」
春香「えへへ~♡」
千早「は、はる...か...」
ンアーーー!!!
春香「あ~いいお湯だった!」ホッコリ
千早「......ひどい目にあったわ」
春香「千早ちゃんのせいだよね♪」
千早「......はい」
「僕は知ってるよ ちゃんと見てるよ 頑張ってる君のこと ずっと守ってあげるから 君のために歌おう」
春香「!?」
千早「あ、電話だわ」
春香「え、え、あれ......///」
千早「? 少し待っててくれる春香...... もしもし......あ、プロデューサー......」
春香「う、うん......」
春香(着信って、私のカバー曲だったのか///)
春香「......///」
千早「電気消していいかしら?」
春香「うん、いいよー」
パチッ
春香「今日ね、楽しかったんだ~」
千早「そうみたいね、亜美と真美も最初に楽しそうに話してくれたわ」
春香「みんなの新しいこととかも知れて、よかったんだ~」
千早「そう......」
春香「響ちゃんとかかわいかったんだよ~♡ あと貴音さんと伊織......真は......
千早「そうなの......ふふっ......
春香「ほんとにわたしがベッドでいいの?」
千早「ええ、私は布団でいいわ」
春香「なんか悪いなぁ~、いっしょに寝る?」
千早「大丈夫。もう布団にも慣れたわ、春香のせいで」
春香「む~」
千早「どうしたの?」
春香「......その『せい』っていうの、ちょっといやだなーって」
千早「嫌?」
春香「だって......私がしてることって迷惑なのかなって......」
千早「そんなことないわ、春香」
春香「で、でも......」
千早「もう......」バサッ
春香「ん、千早ちゃん......」
千早「春香には感謝してるわ...... それに春香が一緒にいてくれてとっても暖かく感じるの」ギュッ
春香「暖かく......」
千早「だからこれからも一緒にいてね...... 春香......///」
春香「......うんっ! もちろんだよ千早ちゃん、えへへー」ギュッ
千早「ふふっ///」ナデナデ
春香「くぅ......くぅ......」
千早「......」
千早「春香...... 寝てるわね......」
千早「ごめんなさい春香、まだちゃんと言うには照れくさくて......」
千早「でもいつも春香には感謝してるのよ......」
千早「だって、今の私がいるのは」
千早「春香のおかげね」
おしまい
以上となります。
初投稿ということもあり、試しに投稿させてもらったはるちはでした。
また亜美真美スレも誕生日に出すつもりです。
そのssと多少関係させてみました。
描写が飛んでいるのでは? と感じると思いますが、一応そちらで書くつもりです。
またお会いした時は、よろしくお願いします。
ではこれで本当に終わりです、ありがとうございました。
はるちはわっほい!
はるちはわっほい!
ハルチハァァァァ
やっぱり王道のはるちはですよね!はるちは!
ああひさびさのはるちはありがたや
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