<<道端>>

ザアァァァ……

穂乃果「うわ～～……、雨が凄いなぁ……」

海未「天気予報だと、明日も雨降りと言っていましたね」

穂乃果「え～～……、そんなの嫌だなぁ……」

穂乃果「う～～……」

穂乃果「雨止め―ー！」

ザアァァァ……

穂乃果「……」(汗)

海未「止みませんね……」

穂乃果「……うん」

ガッ(石につまづく)

穂乃果「あ！」

海未「！」

バシャッ

海未「穂乃果！大丈夫ですか!?水溜まりに落ちて、びしょ濡れですよ!?」

穂乃果「うう……、雨なんか嫌いだ～～!!!」ポロポロ

穂乃果「ヘッ……クションッ!!」

　　　<<次の日・穂乃果の部屋>>

穂乃果「うう……。寒いよ～～」ガクブル

穂乃果の母「熱があるわね……」

穂乃果の母「昨日のびしょ濡れが原因ね……」

穂乃果の母「今日は、おとなしく寝ていなさい！」

ガラガラ……

穂乃果「は～～い……」

穂乃果「はぁ……。最悪だよ……」

穂乃果「ハ……、ハ……、ハックション!!」

穂乃果「う～～、辛い……」

穂乃果「はやく治さないと……」

穂乃果「寝よう……」

穂乃果「……」

穂乃果「……」

穂乃果「z……」

穂乃果「Zzz……」

　　　<<海未の部屋>>

海未「穂乃果さんは大丈夫でしょうか？」電話中

穂乃果の母『娘の事を心配してくれてありがとう。海未ちゃん』

穂乃果の母『あの子は大丈夫よ』

海未「そうですか……、穂乃果さんが大丈夫そうで良かったです……」ホッ

穂乃果の母『良かったら、お見舞いに来てみてね？あの子、きっと喜ぶと思うわ！それじゃ♪』電話を切る

海未「ふむ、穂乃果のお見舞いに行ってみますか！」

海未「そうと決まれば、色々と準備をしなくては……」

　　　<<？>>

(＾8＾)「チュブブブやっぱり《ことほの》ちゅんなぁ」

/cV＾_V＾V「いーえ！やはり《ほのうみ》こそ、最高のほのカプですよ！」

(#｀8´)「《ほのうみ》なんて認められんちゅんなぁ！」

/cV#｀_V´V「《ことほの》なんて邪道です！《ほのうみ》こそ王道です！」

(#｀8´)「ことほの！」

/cV#｀_V´V「ほのうみ！」

ギャー ギャー

リ´・-・)「二人とも喧嘩止めてよ……」

　　　<<穂乃果の部屋>>

穂乃果「はっ！」パチクリ

穂乃果「……」

穂乃果「変な夢……」

海未「おや？起こしてしまいましたか？」

穂乃果「！」

穂乃果「海未ちゃん!?」

穂乃果「どうして穂乃果の部屋に？」

海未「穂乃果のお見舞いに来たのですよ」

海未「それと穂乃果の看病もしようかと思いまして」

海未「さっき、穂乃果の額にのせてあるタオルをかえたばかりなんですよ」

穂乃果「そうなんだ。ありがとう！海未ちゃん！」

海未「気になさらないで下さい」

海未「あ、ちょっと良いですか？」

穂乃果「？」

海未「ふむ……」ピト

穂乃果「!!?(う、うう海未ちゃんの、ひ、額が穂乃果の額にくく、くっついてるよ!!?)///」赤面

海未「ふむ、まだ少し熱いですね……」

穂乃果「(うう……、恥ずかしいよ～～！)///」赤面

グ～～

海未「！」

穂乃果「あはは……。お腹空いちゃった……///」赤面

海未「ふふ、それじゃあ私が何か作りますね！」

穂乃果「！海未ちゃんが穂乃果の為に作ってくれるの!?やった～～!!」

海未「余り、騒ぐと熱が上がってしまいますよ？」

海未「では、台所を少しかりますね？」

穂乃果「うん♪」

ガラガラ……

穂乃果「海未ちゃんが穂乃果の為に料理……。えへへ♪」

～～～数分後～～～

海未「卵粥を作りました。さあ、温かいうちに食べて下さい」

穂乃果「えへへ♪海未ちゃん♪」

海未「？」

穂乃果「穂乃果に《あ～～ん》して欲しいな～～♪」

海未「し、仕方ありません……。わ、私が食べさせて差し上げます！///」赤面

穂乃果「ありがとう♪海未ちゃん♪」

海未「さあ、口を開けて下さい」

穂乃果「あ～～ん♪」

穂乃果「う～～ん♪」モグモグ

海未「ど、どうですか？お味の方は？」

穂乃果「うん♪スッゴく美味しいよ！」

海未「そ、そうですか！良かったです……」

穂乃果「海未ちゃんに、こんな風に看病して貰えるなら、風邪をひくのも悪くないかな～～♪」

海未「もう！何をいっているのですか！」

穂乃果「えへへ♪ごめんごめん♪」

海未「あ！タオルをかえてきますね！」

ガラガラ……

穂乃果「海未ちゃん！」

海未「？」

穂乃果「穂乃果を看病してくれてありがとう！」

海未「はやく、風邪が治ると良いですね！」

穂乃果「うん♪」

穂乃果（嫌いだった雨が今日だけは、何だか好きになれた……かな？）

これで終わります

乙！