「問おうあんたが俺のマスターか?」「衛宮くん?」 (22)

サーヴァントを召喚した遠坂凛。
本来ここで召喚されるのはアーチャー、英霊エミヤだが何があったのかリミテッド/ゼロオーバーを召喚してしまった。
頼む、誰か続きを書いてくれ。

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「まさか凛、いや遠坂なのか?」
「嘘、じゃあ本当に衛宮君なの?」
下半身の服装は、黒のブーツ、焦げ茶色のズボンには腰巻が付いている。
上半身の服装は、ほとんどなく、左半身に魔射籠手、その上から白いマントを着ていた。
赤胴の髪に茶色の瞳、その顔立ちはどこか幼さを感じる。
彼が発した声は間違いなく遠坂凛が知っている衛宮士郎だった。
おそらく今自分は優雅さのかけらもない顔をしているのだろう。
だがいまこの状態に驚かずにはいられなかった。

Fate/stay night limited zero over 開幕

もう寝る。誰か続き書いてねー

死ね


目の前の光景に驚いて固まっていると目の前の男は薄く笑みを浮かべた。
「なんて顔をしてるんだよ。遠坂らしくないぞ?どうしたんだ?そんなに驚いて。」
「なっ...」
この男は何を言っているのだろうか?
サーヴァントを召喚したら自分の知っている人が召喚されたんだぞ?
そんなもの
「落ち着いていられるわけないでしょーが!!」
「うっ、うるさい」
この男は一体どんな神経をしているのだろうか?
取り敢えず今のでだいぶ落ち着いてきた。
スーハー、遠坂たるもの常に優雅たれ。
よし落ち着いた。まずは本当に目の前の男が衛宮士郎なのか聞き出さねば。
「まず最初に聞くけど、貴方の名前は何?何のクラスなの?」
「ようやく本題に入ったな。クラスはアーチャー、俺の名前に関してはもう知っているんじゃないか?」
「やっぱり、衛宮君なの?」
その問いにアーチャーは無言で頷いた。
なぜ貴方が英霊になったのかなど聞きたいことは山ほどあるがそれは後でも出来るだろう。
「分かったわアーチャー、あ、聖杯戦争中は真名は原則なしだからアーチャーって呼ばせてもらうわね」
幾ら未来の英霊だとしても真名は原則隠すべきだろう。
アーチャーもそれには文句がないようでああと短く返事をした。
続いてステータス確認だ。
アーチャーのステータスは。

真名 衛宮士郎
クラス アーチャー

ステータス

誰か希望ある?

真名 衛宮士郎
クラス アーチャー
筋力 B 耐久 C 敏捷 C 魔翌力 A 幸運 E 宝具 ?

クラス別スキル
対魔翌力C 単独行動 C

保有スキル

千里眼 D 魔術 C 投影魔術 A+

正義の味方 EX


此処は乗っ取り禁止だから立てた以上は自分で続けなければならない
楽しみにしてるで

「.....なるほどね」
ステータスを見て色々思うことはある。
スペックに関してはアーチャーのクラスにしては悪くない、魔翌力が高いのは彼が魔術師だったからだろう。
なぜ見抜けな買ったのか不思議ではあるがいま気にする場合ではないだろう。
幸運がEなのは、、ほっといておこう。
保有スキルはどちらも平均的だ。
保有スキルは千里眼がアーチャーの割に低く、魔術は魔翌力ランクの割に平均的だ。
宝具は何故か?になっている。
次に投影魔術、これに関しては本当に不思議だ。
世界からの修正があるので長くは持たないし出来たものも脆い。
そんな役立たず魔術をどうやったらここまで極められるのだろうか?
恐らく起源や属性がそれに近いものなのだろう。
ここまでは良い、だがこれは何だ?
正義の味方、こんなスキル見たことも聞いたこともない。
それにランクはEX、謎こんなスキルがあるのだろうか。
「ねえアーチャー、このスキルの正義の味方って何?」
気になって聞くとアーチャーはとても驚いた顔をした、まさか自分でも気づかなかったのだろうか。
「驚いたな、まさかそんなことがあるなんて...っとすまない、少し考え事をしていた。これについてはあまり関係ないから触れなくていいぞ」
もう少し深く知りたかったがアーチャーの顔が少し寂しそうな顔をしてたので止めた。

嘘ダァ、許可出すから誰か描いてくれえええ!

頑張って妄想を吐き出せ。
やってるうちに上手くなるから。意外と

もう知らんぞ俺は駄文になっても知らん

取り敢えず色々あったがサーヴァントも召喚できた、次にやることは。
「アーチャー、早速仕事よ」
「はは、全く変わってないな遠坂は、よしそれじゃ「掃除お願いね」、、、はい?」
アーチャーがぽかんと表情で固まっている。
英霊になってもあんまし変わってないんだな。
「貴方サーヴァントなんでしょ?じゃあこれぐらいの仕事はやってよね」
「おい凛、俺はバトラーじゃないんだぞ。」
「知ってるわよ。執事でしょ?」
「なんでさ!」
あ、なんか楽しくなってきた。
「じゃあアーチャーは過去の衛宮君に負けてるってことね。」
「なに!?今のは聞き捨てならんぞ凛!俺が奴に負けてるなど「じゃあやってくれるのね。お願い」ッツ!」
あ、アーチャーがやられたって顔してる。
あれ?だけどちょっと嬉しそうだ。
「アーチャーもしかしてそういう人?」
「え?いや違う誤解だ!ああ、だから引かないでくれ遠坂!」
「ふふふ、冗談よ。頑張ってね~」
アーチャーがまた何か言い出しそうだったので早足でその場から立ち去る。
今日はサーヴァントを召喚して疲れたもう寝よう。




数日後

街やいろいろなところを見て回ったが特に得られるものはなかった。
今は人が誰もいない夜に学校を見ているところだ。
「ねえ、アーチャー、この聖杯戦争の記憶ってどれくらい残ってる?」
「そうだな、ずいぶん昔のことだ、細かいことは覚えてないな。」
「そうよね。今日の起こることは予測できる?」
「凛、俺がここにいる時点で、この世界の聖杯戦争と俺が経験した聖杯戦争はほぼ別物だ。...だが、今夜に関してはボボ変わらないらしい。」
「え?それってどうゆう?」
「そこにいるんだろ?ランサー」
アーチャーが誰もいない空間に視線を浴びせると槍を持ったランサーと思える者が出てきた。
周囲の空間がビリビリと揺れるような重圧感。
これが、英霊の気圧。
しばし無言で見つめあっているとしびれを切らしたのかランサーが提案をしてきた。
「こんなところでやり合うってのも気に合わねえ。広いとこに行こうぜ。」
ダン、と跳躍しランサーは校庭に降りた。
その目は完全に私たちを捉えていて逃げてもすぐに追いかけることを意味していた。
逃げることも一つの手だが、ここは戦闘することを選択しよう。
理由は様々だが1番の理由はアーチャーの実力を見たいからである。
「いい?アーチャー」
問いかけるとアーチャーは当然のように頷いた。
アーチャーが抱き上げ跳躍する。
校庭へ降り、アーチャーとランサーは再び睨み合う。
「その感じ、セイバーか?早く出せよ。そのくらいは待ってやる。」
「ああ」
警戒心は無くさないままアーチャーは武器を取り出す。
あれは、剣?
黒と白の二刀の双剣。
それがアーチャーの武器だった。
私の知っている衛宮士郎は弓道部に通っていたし、クラスもアーチャーだ。
切り札は最後にとっておくということだろうか。
色々考察しているとアーチャーはくくっと笑い出した。
「何だてめえ。何がおかしい?」
「いや生前君にはお世話になったものでね、お返しができると思うと嬉しくてな。」
「あ?」
思い当たらないのか少し考えるランサー。当然知らないだろう、彼は未来の英霊なのだから。
「思い当たらねえな。まあ戦えばわかるかもしれねえな。」
「それはどうかね。」
一瞬の静寂、直後二人の姿が消えた。
姿を現した時には既に二人はとてつもない速度で武器と武器を合わせていた。
二人が移動するごと、武器を合わせるごとに暴風が吹き荒れ地面を削っていく。
ドラムロールの如くスピードで打ち合っているがその全てが狙いを定め力を込めた一撃なのだから英霊というものは次元が違う。
そんな二人の戦いは一見互角のように見えるが若干ランサーが押されているようだ。
一度距離を取るため跳躍するがアーチャーはその隙を逃さず剣を投げつけた。
「なっ!?」
驚きの声をあげたのはランサーか私のどちらか、当然だろう。
それが英霊の証である宝具、仮に本当の宝具ではないにしろ戦力低下は免れないのだから。
その驚きは一瞬のものですぐに冷静な表情に戻り槍で払おうとする。
しかし槍が当たることはなく、直前で爆発しランサーを強い衝撃と熱が包み込んだ。
「ぐっ!」
呻きをあげて地面に膝をつく。
服装はところどころ焼けおり、少しだが息も荒い。
すぐに立て直そうとするが、そうはさせまいといつの間に持っていた弓で矢を放つ。
殆どは弾き飛ばしたが、2本はランサーの右肩と左足の太ももに突き刺さる。
危険を察知したのかランサーはその二本を引き抜き距離を取る。
直後、その二つの矢は爆発した。
かなりダメージを負っているランサーに全力で接近する。
だが、途中で危険を感じたのか後ろに後退した。
ランサーの方をを見てみると、真紅の槍に魔翌力を注ぎ込んでいるところだった。
宝具の真名解放だ。
宝具はそれ単体でも強力だが、その本来の力は真名を解放することにある。
勿論、それを行えば、使った側の武器の名前が分かり、そのサーヴァントの名前も分かったしまう。
あれが何かは分からない。
だが明らかにヤバいものだと感じた。
アーチャーもそれはわかってるようで回避行動をしつつ幾つもの武器を発射した。
ランサーはそれを振り払わず後ろへ跳躍し、後退することで躱した。
アーチャーとランサーの間に距離が開く。
「アーチャー、てめえ俺の宝具が何か知って嫌がるな?」
「何が根拠だ?」
「とぼけても無駄だぜ。さっきお前が投げた武器の中に魔翌力を異常に溜めた奴があった。アレには見覚えがあってな、それは俺の槍を破壊するために作られたものだ。」
「流石だ。クーフーリン、そうだ、俺はお前を知っている。と言っても先ほどの武器を作った者では無いがね。」
「当たり前だ。俺が見た奴はお前とは似つかねえし、剣術もお前ほど上手くなかった。マジで何もんだ?」
「それを言うことは出来ない。知りたければ俺に宝具を使わせてみたらどうだ?最も、貴様の宝具で刺し穿つことは射程に入らない俺には出来ないのだからそれは無理な問題のようだ」
「はっ、そうだな。ダメージの所為で頭の機能が減っちまったのかもな...俺の宝具が指し穿つことしか出来なかったらな。」
「....」
「行くぜ、この一撃、手向けとして受け取れ。突き穿つ死翔の槍(ゲイボルク)!!」
「アーチャー!!」
嫌だこんな所で死んでほしくない。
その願いが届いたのかアーチャーは一瞬笑った。
「I am the bore of my sword (体は剣で出来ている) ローアイアス(熾天覆う七つの円環)!!」




面白い




激しい爆発が起こる。
ランサーの宝具とアーチャーの盾、の衝突の結果を見るためだ。
数秒後その場に立っていたのは無傷のアーチャーだけだった。
「嘘!?何で。」
宝具を置いたまま逃げるなんてよほどのことがない限りありえない。
「ッ!まさか!!」
「え?アーチャー!!」
突然アーチャーは学校の中へ入っていった。
ランサーの宝具を持ち、全力で後を追う。
走っている途中でランサーの宝具ガスポリのひとりでに動いた。
この方向を辿ればランサーの元にたどり着けるだろう。
数秒後私が見た光景は驚くべきものだった。
先ほどよりボロボロの状態で逃げるランサー。
血は流していないのに倒れ込んで動かないアーチャーそして血まみれのーーー
嘘でしょ?
衛宮士郎の姿だった。
「凛....」
驚きで動けない私に声をかけたのはいまにも死にそうな顔のアーチャーだった。
「どうしたの!?アーチャー!!」
「世界からの修正の力だろう。このままだと俺も衛宮士郎も死んでしまう。」
「そんな、、、、」
「令呪を使ってくれ、それでこの問題は解決する。」
「え?」
意味が分からなかった。
そんなことをして何になるのだ。
「私の意識を衛宮士郎に憑依させてもらう。それでひとまず修正は働かなくなるだろう。」
「ッ!それは...」
「そんな事をすればアーチャーはともかくこの世界の衛宮士郎は死んだも同然なのではないか?と思っているのかね?」
「.....」
「心配ない。憑依すれば衛宮士郎の意識が一時的に眠るだけだ。私の身体能力は私の霊基と繋ぐことと憑依経験で変わらなくなるし、衛宮士郎の意識は2度目の令呪時に戻せばいい。」
「....分かったわ。令呪に命ずる。アーチャー、衛宮君の意識に憑依して。」
「了解した。」
「ッ!」
令呪の場所に一瞬焼けるような痛みがする。
アーチャーの体は消え、魔翌力を持った魂へと変わり衛宮士郎の中に溶け込んだ。
「遠坂」
数秒後、アーチャーは衛宮士郎の意識に憑依できたのか何事もないように意識が戻った。
と思った瞬間また倒れ込んだ。
「アーチャー!」
「ぐっ!心臓をランサーにやられていたからな。すまないが回復してくれないか?このままだと長く持たない。」
「そうだ!このペンダントで。」
赤いペンダントの魔翌力はほとんど無くなりその代わり衛宮士郎の傷は完全に治っていた。
「ありがとう、遠坂。俺はもう大丈夫だ。」
「良かった、さあ今日は帰りましょう。身体能力の方はどう?」
「今霊基に繋いだから後は憑依経験で自分のものにするだけだな。すまない遠坂、魔翌力使うぞ。」
「ッ!」
膨大な魔翌力が抜けていくのが分かる。
当然だろう。
ただの常人が英例の力を自分のものにするのだ、そんな事は同一人物だから出来る訳だが、それでもかなりの量が必要だった。
「良し、これで身体能力は問題ないぞ。すまなかったな。」
「別にいいわよ。って、きゃあ!」
急に腕を私の腰に回して抱き上げてきた。
「疲れたろ?これぐらいはするよ。」
何だか憑依したせいかサーヴァントの時より鈍感になった気がする。
腹が立つ。それでも
「ありがとう...」
お礼は言いたい。
「どういたしまして。」
絶対今顔が赤くなってるのでそっぽを向く。
ダン!と跳躍しいくつもの家を超えて1っ分も経たないうちに家に着いた。
アーチャーとお茶を飲みながら今後の作戦を練り終え寝ようと寝室に行こうとしたその時
「遠坂!危ない!!」
「え?」
金属と骨がぶつかる音。
そして衝撃波によって吹き飛ばされる。
目の前で起きていたのは、先ほど撃墜し令呪でも使われたのか傷が全て治っているランサーとアーチャーが向き合っているという事態だった。
無言で先ほどよりやや乱暴に抱き上げ窓ガラスを割り外へ逃げるアーチャー。
当然後ろからはランサーが来ている。
全回復しているランサーの足と憑依経験で身体能力を手にしたとはいえまだ完全ではないアーチャー。
何方が勝つといえば若干ランサーが早かった。
槍の攻撃は防いだものの突然の蹴りに対処できずに、私を庇いながら吹き飛ばされるアーチャー。
吹き飛ばされつつも、宝石をいくつも使い一時的にランサーを止め魔翌力を全開に使い逃げる。
着いた場所は屋敷、その中の倉に入っていた。
ランサーはもうすぐそばまで来ている、万事休すかと覚悟を決めるが、アーチャーはまだ諦めずに黄金の剣を作り出し、地面に突き刺した。
「頼む!来てくれ、セイバー!!!」
剣の周りに何かの模様が浮かび上がり、アーチャーの手には令呪ができた。
「問おう。貴方が私のマスターか?」
出てきたのは鎧をまとった少女、再び剣と鞘が出会った瞬間であった。



もう無理だよパトラッシュ...

どうして諦めるんだそこで!!

>>17
諦めるなパトラッシュ!

>>19
パトラッシュに丸投げしてんじゃねーよネロこの野郎

>>20

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