P「今日事務所に来てみたらまゆのまゆがなくなっていた」
P「あの巨大なオブジェが消えてしまうとは」
乃々「アレが無くなると、事務所が広く感じますね・・・」
(P「これは大変なことになる予感がするぞ・・・!」)
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(P「このことをまゆが知ったらきっと・・・!」)
~~~
まゆ『まゆのまゆが無くなったのは、きっとまゆに嫉妬した誰かの仕業・・・!犯人を突き止めて必ず・・・フフフ・・・』
~~~
P「これはまずい・・・!森久保、一緒にまゆのまゆを元に戻すぞ!」
乃々「えぇ・・・どうしてもりくぼが・・・」
P「今、俺の一番近くにいるアイドルは森久保、お前だ。となると仕方ないだろう!?」
乃々「何が仕方ないんですかぁ・・・それに」
P「まゆが撮影の仕事から帰ってくるまであと少ししかない、手を貸してくれ!森久保ォ!」
乃々「えっと」
P「流石、森久保!ありがとう!」
乃々「えぇ・・・」
P「まずは聞き込みだな、今日事務所に来たアイドル達に聞いてまわろう」
乃々「Pさん、もりくぼは」
P「大丈夫だ、基本的に森久保は俺のサポートをしてくれ!」
乃々「そうではなく・・・」
P「大丈夫だ!森久保は聞き込み調査の結果をノートにまとめてくれ!な!」
乃々「は、はいぃ・・・」
~~聞き込み~~
みく『まゆのまゆ?今日は朝イチに来たケド、その時には事務所には無かったにゃ!』
幸子『まゆのまゆですか?昨日ボクが帰った時にはありましたよ!確か17時頃でしたかねぇ』
杏『えぇ~?そんなことよりさぁ、今週末に大掃除するらしいじゃん?杏の私物片付けるの手伝ってよ~』
蘭子『深紅の乙女の歌檻・・・その所在はヴァルハラに在りッ!ワルキューレの手によって、エインヘリアルは来たるラグナロクに備えんとすッ!』
~~~~~~~~
P「う~む、昨日の夕方にはあって、今日の朝にはない・・・となると昨日の晩が怪しいな・・・」
乃々「ううぅ・・・」
P「次はまゆのまゆがあった場所の周りを探ってみよう」
乃々「ぷ、プロデューサーさん・・・あの」
P「何だ、森久保?あっ、ここに扉のほうへ引きずったような跡が!」
P「この跡はこの部屋から廊下、そして事務所の入り口のほうに続いている。」
P「これは外に運び出したに違いない・・・!でかしたぞ!森久保!」
乃々「い、いえ・・・」
P「しかし外となるともう痕跡も追えないな・・・捜査は手詰まりか・・・?」
P「いやッ!ここで諦めてはプロデューサーの名が廃るッ!それにまゆがどうなるかッ!」
乃々「あ、あの・・・」
P「ぐおおぉぉ、どうすればぁぁ!!」
乃々「わ・・・私わかるんですけど・・・まゆのまゆについて・・・」
P「!?な、なんだとォ!!どういうことだ、森久保ォ!」
乃々「ずっと言おうとしてたんですけど・・・」
P「も、森久保!早く!ハリー!急いで説明を」
まゆ「プロデューサーさん、ただいま戻りましたよぉ」
P「ま、まゆ・・・」
乃々「まゆさん・・・」
P「まゆ、落ち着いてくれ。まゆのまゆがないのはそういうアレじゃないんだ」
まゆ「プロデューサーさん?」
P「いや、違うんだ、誰かが悪意を持っているとかそういうのではなくだな」
P「嫉妬とかいじめとか妬みとか嫉みとか嫌がらせとかじゃなく」
P「まゆのまゆは・・・俺の管理不行き届きのせいでッ!」
乃々「あの、まゆのまゆは・・・」
まゆ「まゆのまゆですか?それなら昨日、まゆと乃々ちゃんと輝子ちゃんとで一緒に女子寮に運んでもらったんですよ?」
P「・・・へ?」
まゆ「今週末に大掃除があるじゃないですか、それで邪魔になったら迷惑かな、と思って昨日のうちに運んでおいたんですよ」
乃々「ず、ずっと言おうとしてたんですけど、プロデューサーさんに圧倒されてしまって・・・すみません・・・だめくぼです・・・」
P「・・・そ、そうだったのか、は、はは、ははは」
P(ガクッ)
後日、大掃除は行われ、事務所はきれいに片付いた。
掃除の後、まゆのまゆは元の位置に戻され、アイドルのカラオケルームとして使われ続けている。
終わり
哲学
まゆのまゆ(意味深)
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